JPH0625441B2 - 床パネルと壁パネルとの連結構造 - Google Patents
床パネルと壁パネルとの連結構造Info
- Publication number
- JPH0625441B2 JPH0625441B2 JP61177271A JP17727186A JPH0625441B2 JP H0625441 B2 JPH0625441 B2 JP H0625441B2 JP 61177271 A JP61177271 A JP 61177271A JP 17727186 A JP17727186 A JP 17727186A JP H0625441 B2 JPH0625441 B2 JP H0625441B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- floor
- panel
- wall panel
- floor panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、床パネル同士を連結すると同時に壁パネルも
連結するための技術に関する。
連結するための技術に関する。
［背景技術］ 従来にあって、柱通りの両側に床パネルを配置する場
合、床パネル同士を連結する構造はあったが、そのとき
同時に階下の壁パネルを支持するようになっていなかっ
た。そこで本発明の発明者は、壁パネルの真上で壁パネ
ルと床パネルとを連結具で連結することを考えた。この
ための連結金具を断面逆Ｕ状とし、連結金具の底面片を
壁パネルの上端面に固定し、両側片にそれぞれ床パネル
の側端部を固定しようとしたが、単に断面逆Ｕ状とした
だけでは床パネルにかかる荷重等で即片が変形しやす
く、また側片が垂直でなかったら正確に床パネル同士を
連結できないという問題があった。
合、床パネル同士を連結する構造はあったが、そのとき
同時に階下の壁パネルを支持するようになっていなかっ
た。そこで本発明の発明者は、壁パネルの真上で壁パネ
ルと床パネルとを連結具で連結することを考えた。この
ための連結金具を断面逆Ｕ状とし、連結金具の底面片を
壁パネルの上端面に固定し、両側片にそれぞれ床パネル
の側端部を固定しようとしたが、単に断面逆Ｕ状とした
だけでは床パネルにかかる荷重等で即片が変形しやす
く、また側片が垂直でなかったら正確に床パネル同士を
連結できないという問題があった。
［発明の目的］ 本発明は、上記の点に鑑みて発明したものであって、そ
の目的とするところは、連結金具を用いて壁パネルの真
上で柱通りの両側に位置する床パネルと壁パネルとを一
体に連結でき、しかも連結金具が変形せず高い連結精度
が得られる床パネルと壁パネルとの連結構造を提供する
にある。
の目的とするところは、連結金具を用いて壁パネルの真
上で柱通りの両側に位置する床パネルと壁パネルとを一
体に連結でき、しかも連結金具が変形せず高い連結精度
が得られる床パネルと壁パネルとの連結構造を提供する
にある。
［発明の開示］ 本発明の床パネルと壁パネルとの連結構造は、底面片１
の両側から上方に側片２を突出すると共に両側片２同士
を底面片１から立設した縦板状の補強接続片３で連結し
て構成した連結金具４の両側片２のうち一方の側片２を
他方の側片２よりも上端の高さを低くし、補強接続片３
の上端部を高い方の側片２の上端から低い方の側片２の
上端に至るように傾斜させ、連結金具４の底面片１を壁
パネル５の上端面部に載置して固着具６により固着する
と共に連結金具４の両側片２を壁パネル５の外面と平行
に配置し、連結金具４の両側片２にそれぞれ床パネル７
の側端部を固着具６により固着し、一方の床パネル５が
建物本体から外方に張り出した張り出し付属構築物の床
となる床パネル５であることと特徴とするものであっ
て、このような構成を採用することで、上記した本発明
の目的を達成したものである。底面片１の両側から側片
２を突出した連結金具４を用いることで、柱通りの両側
に配置した床パネル７と下方の壁パネル５とを連結でき
るものであり、また連結金具４は両側片２同士を補強接
続片３で連結したので柱通りの両側に配置する床パネル
７をそれぞれ取り付ける側片２間の間隔が一定にできる
と共に側片２の垂直性が保て、壁パネル５の真上におい
て壁パネル５に対して精度よく床パネル７を連結するこ
とができるようになったものである。
の両側から上方に側片２を突出すると共に両側片２同士
を底面片１から立設した縦板状の補強接続片３で連結し
て構成した連結金具４の両側片２のうち一方の側片２を
他方の側片２よりも上端の高さを低くし、補強接続片３
の上端部を高い方の側片２の上端から低い方の側片２の
上端に至るように傾斜させ、連結金具４の底面片１を壁
パネル５の上端面部に載置して固着具６により固着する
と共に連結金具４の両側片２を壁パネル５の外面と平行
に配置し、連結金具４の両側片２にそれぞれ床パネル７
の側端部を固着具６により固着し、一方の床パネル５が
建物本体から外方に張り出した張り出し付属構築物の床
となる床パネル５であることと特徴とするものであっ
て、このような構成を採用することで、上記した本発明
の目的を達成したものである。底面片１の両側から側片
２を突出した連結金具４を用いることで、柱通りの両側
に配置した床パネル７と下方の壁パネル５とを連結でき
るものであり、また連結金具４は両側片２同士を補強接
続片３で連結したので柱通りの両側に配置する床パネル
７をそれぞれ取り付ける側片２間の間隔が一定にできる
と共に側片２の垂直性が保て、壁パネル５の真上におい
て壁パネル５に対して精度よく床パネル７を連結するこ
とができるようになったものである。
以下本発明を実施例により詳述する。壁パネル５は外壁
パネルであって外壁パネルの上面部に位置している上枠
８に連結金具４が敷設される。連結金具４は底面片１の
両側から側片２を突出すると共に両側片２同士を２個の
平行に配設した補強接続片３で連結して構成してある。
ここで、連結金具４の一方の側片２aを他方の側片２bよ
りも低くしてある。また補強接続片３の上端部は高い方
の側片２bの上端から低い方の側片２aの上端に至るよう
に傾斜している。補強接続片３間の底面片１中央部には
孔９が穿孔してある。また両側片２a,２bの左右端部付
近にはそれぞれ孔１０が穿孔してある。しかして底面片
１の孔９からねじ具のような固着具６を挿入して壁パネ
ル５の上面部の上枠８に固着してある。この場合連結金
具４の両側片２を壁パネル５の外面と平行になるように
配置するものである。ここで、両側片２の内一方の側片
２aが他方の側片２bよりも上端の高さが低くなっている
ので、固着具６を孔９から入れて固着する作業が側片２
に邪魔されることなく簡単に行なえるものである。そし
て柱通りとなる壁パネル５の真上の両側にそれぞれ床パ
ネル７が配置され、両側片２にそれぞれ設けた孔１０か
ら固着具６を入れて各床パネル７の側端部に設けられた
枠体１１に固着することにより、壁パネル５の真上の両
側に配置した床パネル７を壁パネル５に固着した連結金
具４にて連結するのである。ところで実施例において
は、両床パネル７の内一方の床パネル７aは建物本体側
の床パネルであるが、他方の床パネル７bは例えばオー
バーハングと称される建物本体から外方に張り出させる
張り出し付属構造物の床となる床パネルである。第１図
において１２は張り出し付属構造物の側壁となる袖壁パ
ネルである。
パネルであって外壁パネルの上面部に位置している上枠
８に連結金具４が敷設される。連結金具４は底面片１の
両側から側片２を突出すると共に両側片２同士を２個の
平行に配設した補強接続片３で連結して構成してある。
ここで、連結金具４の一方の側片２aを他方の側片２bよ
りも低くしてある。また補強接続片３の上端部は高い方
の側片２bの上端から低い方の側片２aの上端に至るよう
に傾斜している。補強接続片３間の底面片１中央部には
孔９が穿孔してある。また両側片２a,２bの左右端部付
近にはそれぞれ孔１０が穿孔してある。しかして底面片
１の孔９からねじ具のような固着具６を挿入して壁パネ
ル５の上面部の上枠８に固着してある。この場合連結金
具４の両側片２を壁パネル５の外面と平行になるように
配置するものである。ここで、両側片２の内一方の側片
２aが他方の側片２bよりも上端の高さが低くなっている
ので、固着具６を孔９から入れて固着する作業が側片２
に邪魔されることなく簡単に行なえるものである。そし
て柱通りとなる壁パネル５の真上の両側にそれぞれ床パ
ネル７が配置され、両側片２にそれぞれ設けた孔１０か
ら固着具６を入れて各床パネル７の側端部に設けられた
枠体１１に固着することにより、壁パネル５の真上の両
側に配置した床パネル７を壁パネル５に固着した連結金
具４にて連結するのである。ところで実施例において
は、両床パネル７の内一方の床パネル７aは建物本体側
の床パネルであるが、他方の床パネル７bは例えばオー
バーハングと称される建物本体から外方に張り出させる
張り出し付属構造物の床となる床パネルである。第１図
において１２は張り出し付属構造物の側壁となる袖壁パ
ネルである。
［発明の効果］ 本発明にあっては、叙述のように底面片の両側から側片
を突出すると共に両側片同士を底面片から立設した縦板
状の補強接続片で連結して構成した連結金具の両側片の
うち一方の側片を他方の側片よりも上端の高さを低く
し、補強接続片の上端部を高い方の側片の上端から低い
方の側片の上端に至るように傾斜させ、連結金具の底面
片を壁パネルの上端面部に載置して固着具により固着す
ると共に連結金具の両側片を壁パネル外面と平行に配置
し、連結金具の両側片にそれぞれ床パネルの側端部を固
着具により固着し、一方の床パネルが建物本体から外方
に張り出した張り出し付属建築物の床となる床パネルで
あるので、連結金具を用いることで、柱通りの両側に配
置した建物本体の床となる床パネルと建物本体から外方
に張り出した張り出し付属構築物（つまりオーバーハン
グ）の床となる床パネルと下方の壁パネルとを連結でき
るものであり、また連結金具は両側片同士を底面片から
立設した縦板状の補強接続片で連結したので、縦板状の
補強接続片により底面片と両側片とを一体化できて底面
片に対する両側片の垂直性を保つことができ、この結
果、柱通りの両側に配置する床パネルをそれぞれ取り付
ける側片間の間隔が一定にできると共に側片の垂直性が
保て、壁パネルの真上において壁パネルに対して精度よ
く床パネルを連結することができるものであり、また、
上記のように共通の連結金具により建物本体の壁となる
壁パネルと、建物本体の床となる床パネル及び建物本体
から外方に張り出した張り出し付属構築物（つまりオー
バーハング）の床となる床パネルとを精度よく連結する
に当たって、連結金具を底面片の両側から上方に側片を
突出すると共に両側片同士を補強接続片で連結すること
で構成したといえども、連結金具の両側片のうち一方の
側片を他方の側片よりも上端の高さを低くし、補強接続
片の上端部を高い方の側片の上端から低い方の側片の上
端に至るように傾斜させてあるので、連結金具の底面片
を壁パネルの上面部の上枠に載置してねじ具のような固
着具で固着するに当たり、側片や補強用接続片によって
邪魔されることなく簡単に固着具を操作して固着作業が
できるものである。
を突出すると共に両側片同士を底面片から立設した縦板
状の補強接続片で連結して構成した連結金具の両側片の
うち一方の側片を他方の側片よりも上端の高さを低く
し、補強接続片の上端部を高い方の側片の上端から低い
方の側片の上端に至るように傾斜させ、連結金具の底面
片を壁パネルの上端面部に載置して固着具により固着す
ると共に連結金具の両側片を壁パネル外面と平行に配置
し、連結金具の両側片にそれぞれ床パネルの側端部を固
着具により固着し、一方の床パネルが建物本体から外方
に張り出した張り出し付属建築物の床となる床パネルで
あるので、連結金具を用いることで、柱通りの両側に配
置した建物本体の床となる床パネルと建物本体から外方
に張り出した張り出し付属構築物（つまりオーバーハン
グ）の床となる床パネルと下方の壁パネルとを連結でき
るものであり、また連結金具は両側片同士を底面片から
立設した縦板状の補強接続片で連結したので、縦板状の
補強接続片により底面片と両側片とを一体化できて底面
片に対する両側片の垂直性を保つことができ、この結
果、柱通りの両側に配置する床パネルをそれぞれ取り付
ける側片間の間隔が一定にできると共に側片の垂直性が
保て、壁パネルの真上において壁パネルに対して精度よ
く床パネルを連結することができるものであり、また、
上記のように共通の連結金具により建物本体の壁となる
壁パネルと、建物本体の床となる床パネル及び建物本体
から外方に張り出した張り出し付属構築物（つまりオー
バーハング）の床となる床パネルとを精度よく連結する
に当たって、連結金具を底面片の両側から上方に側片を
突出すると共に両側片同士を補強接続片で連結すること
で構成したといえども、連結金具の両側片のうち一方の
側片を他方の側片よりも上端の高さを低くし、補強接続
片の上端部を高い方の側片の上端から低い方の側片の上
端に至るように傾斜させてあるので、連結金具の底面片
を壁パネルの上面部の上枠に載置してねじ具のような固
着具で固着するに当たり、側片や補強用接続片によって
邪魔されることなく簡単に固着具を操作して固着作業が
できるものである。
第１図は本発明の一部分解斜視図、第２図は同上の連結
金具と壁パネルとの連結前の分解斜視図、第３図は同上
の断面図、第４図は同上の平面図であって、１は底面
片、２は側片、３は補強接続片、４は連結金具、５は壁
パネル、６は固着具、７は床パネルである。
金具と壁パネルとの連結前の分解斜視図、第３図は同上
の断面図、第４図は同上の平面図であって、１は底面
片、２は側片、３は補強接続片、４は連結金具、５は壁
パネル、６は固着具、７は床パネルである。
Claims (1)
- 【請求項１】底面片の両側から上方に側片を突出すると
共に両側片同士を底面片から立設した縦板状の補強接続
片で連結して構成した連結金具の両側片のうち一方の側
片を他方の側片よりも上端の高さを低くし、補強接続片
の上端部を高い方の側片の上端から低い方の側片の上端
に至るように傾斜させ、連結金具の底面片を壁パネルの
上端面部に載置して固着具により固着すると共に連結金
具の両側片を壁パネルの外面と平行に配置し、連結金具
の両側片にそれぞれ床パネルの側端部を固着具により固
着し、一方の床パネルが建物本体から外方に張り出した
張り出し付属構築物の床となる床パネルであることを特
徴とする床パネルと壁パネルとの連結構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61177271A JPH0625441B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | 床パネルと壁パネルとの連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61177271A JPH0625441B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | 床パネルと壁パネルとの連結構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6335929A JPS6335929A (ja) | 1988-02-16 |
| JPH0625441B2 true JPH0625441B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=16028136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61177271A Expired - Lifetime JPH0625441B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | 床パネルと壁パネルとの連結構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625441B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5512992B2 (ja) | 2009-03-27 | 2014-06-04 | 国立大学法人 鹿児島大学 | ヒートシンク一体化パッケージ及びその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58111707U (ja) * | 1982-01-25 | 1983-07-30 | ナショナル住宅産業株式会社 | 床・壁取付装置 |
-
1986
- 1986-07-28 JP JP61177271A patent/JPH0625441B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6335929A (ja) | 1988-02-16 |
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