JPH0726487Y2 - 軒天井取付構造 - Google Patents

軒天井取付構造

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Publication number
JPH0726487Y2
JPH0726487Y2 JP465292U JP465292U JPH0726487Y2 JP H0726487 Y2 JPH0726487 Y2 JP H0726487Y2 JP 465292 U JP465292 U JP 465292U JP 465292 U JP465292 U JP 465292U JP H0726487 Y2 JPH0726487 Y2 JP H0726487Y2
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JP
Japan
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piece
eaves ceiling
outer frame
mounting structure
hole
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JP465292U
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JPH0564321U (ja
Inventor
正安 河内
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、軒天井取付構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図8ないし図10は従来の軒天井取付構
造を示したものである。50は一階の外壁パネル、51
は入玄関ポーチ化粧柱、52は軒桁である。軒桁52に
は金物53を介して軒桁化粧54が取付けてある。この
従来例の施工手順としては、図8に示すように、外壁5
0および軒桁化粧54に壁際廻り縁56を沿設してビス
58aおよび釘58bで固定した後、壁際廻り縁56の
上に下地材57を架設してこれに下地桟59を釘打ちし
(図9)、この下地桟59に接着性を有するコーキング
剤60を塗布してタップスクリューネイル61で軒天井
材62を固定する(図10)。また、軒天井材62の端
縁には壁際廻り縁カバー63を取付ける。66は補修塗
料である。なお、図9において、64は吊木、65は吊
木受で、図8および図10では省略した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の軒天井取付構造
では、上述のように現場での工数が多く、施工性が低下
するという問題点があった。また、釘打ちやビス止め等
上を向いた状態での作業が多いため容易に作業すること
ができなかった。したがって、この考案の目的は、施工
の省力化を図ることができる軒天井取付構造を提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案の軒天井取付構
造は、外枠の垂直片に孔部を穿設した軒天井パネルと、
外壁パネルの上端から吊り下げられた逆L形の長板状で
その垂直部の下部を除く側縁に補強片を折曲げ形成しこ
の補強片から間隔をおいて前記垂直部の側縁の下端に支
持片を折曲げ形成した吊金具とを備え、前記支持片で前
記孔部を支持するとともにこの孔部より上側にある前記
外枠の上部を前記支持片と前記補強片の下端の間に挿入
したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】この考案の構成によれば、軒天井パネルを外壁
から吊り下げられた吊金具で支持するようにしたので、
容易に施工できる。この場合、軒天井パネルの外枠の垂
直片に穿設した孔部を吊金具の支持片に嵌挿するだけで
よい。また、孔部より上側にある外枠の上部は支持片と
補強片の下端の間に挿入されるため軒天井パネルのがた
つきを防止できる。さらに、補強片により吊金具の強度
が向上する。また、この補強片および支持片は折曲げる
ことにより簡単に加工できるので、製造コストが低減す
る。一方、軒天井パネルとしたことにより工場で製作で
き、軒天井を構成するに際し現場での工数を少なくでき
る。
【0006】
【実施例】この考案の一実施例の軒天井取付構造を図1
および図7に基づいて説明する。図2は出窓下の玄関ポ
ーチの平面図を示している。すなわち、玄関ポーチが凹
形に入り込むように外壁パネル1を構成し、玄関部とな
る外壁パネル1aより前方へ軒天井パネル2を取付けて
いる。また、外側の外壁パネル1bより前方へ突出した
軒天井パネル2の周囲の上方に腰壁ユニット3を配設し
ている。
【0007】外壁パネル1aの上端面の所定位置には、
図1に示すように孔部4が設けられ、この孔部4より吊
金具5が吊り下げられる。この吊金具5は、図5ないし
図7に示すように、孔部4に係止される屈曲部6を上端
に形成した略L形の長板状で、その垂直部9に支持片7
および補強片8が突設してある。具体的には、補強片8
は垂直部9の下部を除く側縁に折曲げ形成され、支持片
7は補強片8から間隔をおいて垂直部9の側縁の下端に
補強片8よりも突出するように折曲げ形成される。
【0008】軒天井パネル2は、予め工場で製作される
もので、外枠11をアングル金物で構成しその内部に木
桟12…を架設している。また、外壁パネル1aに対応
する外枠11の垂直片の角形の孔部13…を穿設してい
る。この孔部13は支持片7が入る大きさとし、孔部1
3より上側にある外枠11の上部が支持片7と補強片8
の下端とで挟まれるように上記間隔を設定しておく。1
6は下面に貼設した表面材である。
【0009】つぎに、この軒天井取付構造の施工手順に
ついて説明する。最初に屈曲部6を孔部4に係止するこ
とにより吊金具5を外壁パネル1aの上端から吊り下げ
る。この状態で支持片7の先端に軒天井パネル2の孔部
13を引っ掛けて仮支持する。そして、軒天井パネル2
の前部を持ち上げて外壁パネル1a側へスライドさせて
孔部13を支持片7の基端へ移動させる。これにより、
孔部13の上側にある外枠11の上部が支持片7と補強
片8の下端とで挟持され、軒天井パネル2の上下方向の
がたつきを防止できる。また、図1に示すように、腰壁
ユニット3の下端に固定した仮固定金物14に前面側の
外枠11を仮置きしビス15で固定する。また、腰壁ユ
ニット3に軒天見切17を設けて軒天井パネル2の表面
材16に連接させる。
【0010】この実施例では、支持片7と補強片8を曲
げ加工により容易に形成できる。補強片8は、吊金具5
全体の強度を向上させる他、軒天井パネル2の外枠11
を固定する働きがある。なお、外枠11を支持しやすく
するため、支持片7の先端をV形に加工してもよい。
【0011】
【考案の効果】この考案の軒天井取付構造によれば、軒
天井パネルを外壁から吊り下げられた吊金具で支持する
ようにしたので、容易に施工できる。この場合、軒天井
パネルの外枠の垂直片に穿設した孔部を吊金具の支持片
に嵌挿するだけでよい。また、孔部より上側にある外枠
の上部は支持片と補強片の下端の間に挿入されるため軒
天井パネルのがたつきを防止できる。さらに、補強片に
より吊金具の強度が向上する。また、この補強片および
支持片は折曲げることにより簡単に加工できるので、製
造コストが低減する。一方、軒天井パネルとしたことに
より、工場で製作でき、軒天井を構成するに際し現場で
の工数を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の断面側面図である。
【図2】この考案の一実施例の平面図である。
【図3】図2の III− III断面図である。
【図4】図2のIV−IV断面図である。
【図5】吊金具の正面図である。
【図6】図5の右側面図である。
【図7】図5の平面図である。
【図8】従来例の施工初期状態で壁際廻り縁を取付ける
説明図である。
【図9】従来例で下地材および下地桟を取付ける説明図
である。
【図10】従来例の施工完了状態で軒天井材を取付ける
説明図である。
【符号の説明】
1a 外壁パネル 2 軒天井パネル 5 吊金具 7 支持片 8 補強片 9 垂直部 11 外枠 13 孔部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外枠の垂直片に孔部を穿設した軒天井パ
    ネルと、外壁パネルの上端から吊り下げられた逆L形の
    長板状でその垂直部の下部を除く側縁に補強片を折曲げ
    形成しこの補強片から間隔をおいて前記垂直部の側縁の
    下端に支持片を折曲げ形成した吊金具とを備え、前記支
    持片で前記孔部を支持するとともにこの孔部より上側に
    ある前記外枠の上部を前記支持片と前記補強片の下端の
    間に挿入したことを特徴とする軒天井取付構造。
JP465292U 1992-02-07 1992-02-07 軒天井取付構造 Expired - Lifetime JPH0726487Y2 (ja)

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JP465292U JPH0726487Y2 (ja) 1992-02-07 1992-02-07 軒天井取付構造

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JPH0564321U JPH0564321U (ja) 1993-08-27
JPH0726487Y2 true JPH0726487Y2 (ja) 1995-06-14

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JPH0564321U (ja) 1993-08-27

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