JPH0732685Y2 - パネル体の取付構造 - Google Patents
パネル体の取付構造Info
- Publication number
- JPH0732685Y2 JPH0732685Y2 JP5603890U JP5603890U JPH0732685Y2 JP H0732685 Y2 JPH0732685 Y2 JP H0732685Y2 JP 5603890 U JP5603890 U JP 5603890U JP 5603890 U JP5603890 U JP 5603890U JP H0732685 Y2 JPH0732685 Y2 JP H0732685Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel body
- opening
- pillar
- mounting structure
- horizontal piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は玄関扉等を設置するための開口部が設けられた
パネル体の取付構造に関するものである。
パネル体の取付構造に関するものである。
［従来の技術］ 従来、パネル体２は柱１間に架設された受け梁４上に連
結金具７を用いて下端を連結することで取付けが行なわ
れている。
結金具７を用いて下端を連結することで取付けが行なわ
れている。
［考案が解決しようとする課題］ ところで、パネル体２としては玄関扉等を設置するため
の開口部３が一端2a寄りに設けられているものがある。
しかしながら、このものにあっては、パネル体２の他端
2b側は連結金具７によって受け梁４に連結を行うことが
できるが、一端2a側は開口部３の存在によって連結金具
７を取付けるだけのスペースをパネル体２の下端に確保
することができず、このため第５図、第６図に示される
ように一端2aの残りの部分に形成された袖部５にアンカ
ーボルトのような連結部材７′を設け、柱１間にパネル
体２を配置した後、立ち上がり基礎12を形成するための
受け梁４へのコンクリート打設時に連結部材７′を埋設
して固定するようにしている。しかし、このような構成
をとっていると、立ち上がり基礎12打設時までパネル体
２の固定を行うことができないという問題があり、ま
た、コンクリート養生期間中はパネル体２の位置調整も
行うことができないという問題があった。
の開口部３が一端2a寄りに設けられているものがある。
しかしながら、このものにあっては、パネル体２の他端
2b側は連結金具７によって受け梁４に連結を行うことが
できるが、一端2a側は開口部３の存在によって連結金具
７を取付けるだけのスペースをパネル体２の下端に確保
することができず、このため第５図、第６図に示される
ように一端2aの残りの部分に形成された袖部５にアンカ
ーボルトのような連結部材７′を設け、柱１間にパネル
体２を配置した後、立ち上がり基礎12を形成するための
受け梁４へのコンクリート打設時に連結部材７′を埋設
して固定するようにしている。しかし、このような構成
をとっていると、立ち上がり基礎12打設時までパネル体
２の固定を行うことができないという問題があり、ま
た、コンクリート養生期間中はパネル体２の位置調整も
行うことができないという問題があった。
本考案は上記問題点を解決しようとするものであり、そ
の目的とするところは、玄関扉等を設置するための開口
部が設けられているパネル体であっても、開口部が設け
られていない通常のパネル体と同じように連結部材を用
いて取付けを行うことができるパネル体の取付構造を提
供するにある。
の目的とするところは、玄関扉等を設置するための開口
部が設けられているパネル体であっても、開口部が設け
られていない通常のパネル体と同じように連結部材を用
いて取付けを行うことができるパネル体の取付構造を提
供するにある。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本考案におけるパネル体の
取付構造は、対向する柱１間にパネル体２を配設し、パ
ネル体２の一端2a寄りに偏らせて前後方向及び下方に開
口する開口部３を設け、パネル体２の他端2bをパネル体
２よりも下方に位置するように柱１間に架設された受け
梁４に連結し、パネル体２の一端2a寄りの残りの部分に
形成された細巾の袖部５を一方の柱１より突設された支
持部材６の横片6aに載置し、横片6aと袖部５とを連結し
たものである。
取付構造は、対向する柱１間にパネル体２を配設し、パ
ネル体２の一端2a寄りに偏らせて前後方向及び下方に開
口する開口部３を設け、パネル体２の他端2bをパネル体
２よりも下方に位置するように柱１間に架設された受け
梁４に連結し、パネル体２の一端2a寄りの残りの部分に
形成された細巾の袖部５を一方の柱１より突設された支
持部材６の横片6aに載置し、横片6aと袖部５とを連結し
たものである。
［作用］ パネル体２の一端2aは袖部５を柱１より突設された支持
部材６に連結されることで支持されるものであり、開口
部３が設けられたパネル体２であっても、支持部材６を
用いて柱１間に取付けを行うことができる。
部材６に連結されることで支持されるものであり、開口
部３が設けられたパネル体２であっても、支持部材６を
用いて柱１間に取付けを行うことができる。
［実施例］ 以下、本考案を図示された実施例に基づいて詳述する。
対向する柱１間に配置されるパネル体２は第１図に示さ
れるように柱１間に架設された受け梁４に下端及び上端
を連結することによって柱１間に取付けてある。このパ
ネル体２は枠材2cの表裏面に化粧パネル2dを取付けて形
成してあり、一端2a寄りには玄関扉等を設置するための
開口部３を設けてある。この開口部３は前後方向及び下
方に開口するようにしてパネル体２の一端2a寄りに偏ら
せて形成してある。そして、開口部３によってパネル体
２の一端2aには細巾の袖部５が形成されている。パネル
体２は連結部材７を用いて各受け梁４に連結してあり、
上部においてはパネル体２の両端部に配置された連結部
材７にて連結するようにし、下部においてはパネル体２
の他端2bに配置された連結部材７にて連結するようにし
てある。パネル体２の一端2aは第３図に示されるように
一方の柱１より突設された支持部材６の横片6aに袖部５
を載置し、横片6aと袖部５の下端に位置する枠材2cとを
連結ボルト８にて連結することで固定してある。上記支
持部材６は第４図に示されるように柱１に連結される取
付片6bと、取付片6bより上方に立ち上げられた縦片6c
と、縦片6cの上端より側方に突設された横片6aとによっ
て構成してある。取付片6bの適所にはボルト挿通用の通
孔９を設けてあり、この通孔９に連結ボルト10を挿通す
るようにして取付片6bを柱１に連結することができるよ
うにしてある。このとき、通孔９は第４図（ａ）に示さ
れるように長孔としてあってもよいものであり、このよ
うに長孔としてあると柱１への取付位置を調整すること
ができて柱１からの出代を調整することができるもので
ある。横片6aにはボルト挿通用の通孔11を設けてあり、
この通孔11に連結ボルト８を挿通するようにしてパネル
体２の枠材2cと横片6aとを連結することができるように
してある。
れるように柱１間に架設された受け梁４に下端及び上端
を連結することによって柱１間に取付けてある。このパ
ネル体２は枠材2cの表裏面に化粧パネル2dを取付けて形
成してあり、一端2a寄りには玄関扉等を設置するための
開口部３を設けてある。この開口部３は前後方向及び下
方に開口するようにしてパネル体２の一端2a寄りに偏ら
せて形成してある。そして、開口部３によってパネル体
２の一端2aには細巾の袖部５が形成されている。パネル
体２は連結部材７を用いて各受け梁４に連結してあり、
上部においてはパネル体２の両端部に配置された連結部
材７にて連結するようにし、下部においてはパネル体２
の他端2bに配置された連結部材７にて連結するようにし
てある。パネル体２の一端2aは第３図に示されるように
一方の柱１より突設された支持部材６の横片6aに袖部５
を載置し、横片6aと袖部５の下端に位置する枠材2cとを
連結ボルト８にて連結することで固定してある。上記支
持部材６は第４図に示されるように柱１に連結される取
付片6bと、取付片6bより上方に立ち上げられた縦片6c
と、縦片6cの上端より側方に突設された横片6aとによっ
て構成してある。取付片6bの適所にはボルト挿通用の通
孔９を設けてあり、この通孔９に連結ボルト10を挿通す
るようにして取付片6bを柱１に連結することができるよ
うにしてある。このとき、通孔９は第４図（ａ）に示さ
れるように長孔としてあってもよいものであり、このよ
うに長孔としてあると柱１への取付位置を調整すること
ができて柱１からの出代を調整することができるもので
ある。横片6aにはボルト挿通用の通孔11を設けてあり、
この通孔11に連結ボルト８を挿通するようにしてパネル
体２の枠材2cと横片6aとを連結することができるように
してある。
しかして、柱１間への取付けにあたっては、パネル体２
の上部は両端部を連結部材７によって受け梁４に固定す
るものであり、下部は他端2bに配置された連結部材７に
よって受け梁４に固定するものである。そして、パネル
体２の一端2aにおいては開口部３の存在によって細巾に
形成された袖部５の下端を第３図に示されるように柱１
より突設された支持部材６の横片6a上に載置し、横片6a
と枠材2cとを連結することによって固定するものであ
る。そして、パネル体２の取付後、下方に位置する受け
梁４を埋設するようにコンクリートを打設してパネル体
２の下部には立ち上がり基礎12が形成されるものであ
り、立ち上がり基礎12の外面側とパネル体２の下方には
化粧モルタル13が塗布されるものである。
の上部は両端部を連結部材７によって受け梁４に固定す
るものであり、下部は他端2bに配置された連結部材７に
よって受け梁４に固定するものである。そして、パネル
体２の一端2aにおいては開口部３の存在によって細巾に
形成された袖部５の下端を第３図に示されるように柱１
より突設された支持部材６の横片6a上に載置し、横片6a
と枠材2cとを連結することによって固定するものであ
る。そして、パネル体２の取付後、下方に位置する受け
梁４を埋設するようにコンクリートを打設してパネル体
２の下部には立ち上がり基礎12が形成されるものであ
り、立ち上がり基礎12の外面側とパネル体２の下方には
化粧モルタル13が塗布されるものである。
図示された実施例にあっては、支持部材６は柱１と別体
となっている場合を示したが、柱１の所定箇所より一体
に突設するようにしてあってもよいものである。
となっている場合を示したが、柱１の所定箇所より一体
に突設するようにしてあってもよいものである。
［考案の効果］ 本考案のパネル体の取付構造は叙述のように対向する柱
間にパネル体を配設し、パネル体の一端寄りに偏らせて
前後方向及び下方に開口する開口部を設け、パネル体の
他端をパネル体よりも下方に位置するように柱間に架設
された受け梁に連結し、パネル体の一端寄りの残りの部
分に形成された細巾の袖部を一方の柱より突設された支
持部材の横片に載置し、横片と袖部とを連結してあるの
で、パネル体の一端は袖部を柱より突設された支持部材
に連結されることで支持されるものであり、開口部が設
けられたパネル体であっても、支持部材を用いて柱間に
取付けを行うことができるものである。
間にパネル体を配設し、パネル体の一端寄りに偏らせて
前後方向及び下方に開口する開口部を設け、パネル体の
他端をパネル体よりも下方に位置するように柱間に架設
された受け梁に連結し、パネル体の一端寄りの残りの部
分に形成された細巾の袖部を一方の柱より突設された支
持部材の横片に載置し、横片と袖部とを連結してあるの
で、パネル体の一端は袖部を柱より突設された支持部材
に連結されることで支持されるものであり、開口部が設
けられたパネル体であっても、支持部材を用いて柱間に
取付けを行うことができるものである。
第１図は本考案の一実施例の概略正面図、第２図は同上
の概略平面図、第３図は同上の部分拡大図、第４図
（ａ）（ｂ）（ｃ）は同上の支持部材の正面図、側面図
及び下面図、第５図は従来例の概略正面図、第６図は同
上の概略平面図であって、１は柱、２はパネル体、2aは
一端、2bは他端、３は開口部、４は受け梁、５は袖部、
６は支持部材、6aは横片である。
の概略平面図、第３図は同上の部分拡大図、第４図
（ａ）（ｂ）（ｃ）は同上の支持部材の正面図、側面図
及び下面図、第５図は従来例の概略正面図、第６図は同
上の概略平面図であって、１は柱、２はパネル体、2aは
一端、2bは他端、３は開口部、４は受け梁、５は袖部、
６は支持部材、6aは横片である。
Claims (1)
- 【請求項１】対向する柱間にパネル体を配設し、パネル
体の一端寄りに偏らせて前後方向及び下方に開口する開
口部を設け、パネル体の他端をパネル体よりも下方に位
置するように柱間に架設された受け梁に連結し、パネル
体の一端寄りの残りの部分に形成された細巾の袖部を一
方の柱より突設された支持部材の横片に載置し、横片と
袖部とを連結して成るパネル体の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5603890U JPH0732685Y2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | パネル体の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5603890U JPH0732685Y2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | パネル体の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0414606U JPH0414606U (ja) | 1992-02-05 |
| JPH0732685Y2 true JPH0732685Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31579514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5603890U Expired - Lifetime JPH0732685Y2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | パネル体の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732685Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6228955B2 (ja) * | 2015-07-16 | 2017-11-08 | 株式会社淀川製鋼所 | 外装材接続具および建物外装形成方法 |
-
1990
- 1990-05-29 JP JP5603890U patent/JPH0732685Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0414606U (ja) | 1992-02-05 |
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