JP2967118B2 - バルコニー手摺 - Google Patents

バルコニー手摺

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、バルコニー手摺であって、特にその取付
け構造に関するものである。
従来の技術 バルコニー手摺は、建物の躯体側へ支柱を固定し、そ
の支柱の上端に手摺フレームを取付けるようにしてい
る。この場合、従来においては、手摺支柱を梁へ固定
し、その梁から床の上方へ支柱を突出させるようにして
いる。
発明が解決しようとする課題 上記のように、従来においては、手摺支柱を梁へ固定
するようにしており、そのため、手摺支柱の取付け位置
が梁の位置に限定され、他方、梁以外の位置に支柱を取
付けようとする場合には、更に別の梁を追加しなればな
らないといった不都合があった。また、例えばルーフバ
ルコニーにおいて、屋根の一部のみをバルコニーとする
場合、手摺支柱がその屋根の床の中間部分にある場合に
はコンクリート床を貫通して手摺支柱を突出させなけれ
ばならず、それだけ構造が複雑になるという欠点があっ
た。更に、従来においては、手摺支柱と梁とが直接連結
されているため、外気温等によって高温となった熱が、
この手摺支柱から梁を通して建物内部に伝達されるとい
う欠点を有していた。この発明は、これら従来の欠点を
解消することを目的にしてなされたものである。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するため、この出願の第1の発明で
は、アンカープレート下面から一体に突出させたアンカ
ーを、土台のベースプレートに形成した穴へ上方から差
し込むとともに、コンクリート床へ打込んでこの土台を
固定し、その土台上へ手摺支柱を固定したことを特徴と
している。
また、この出願の第2の発明では、手摺支柱下端の接
合プレートの土台上端との間に断熱材を介在させて、こ
れら両接合プレートをボルトで固定したことを特徴とす
るものが得られる。
作用 上記この出願の第1の発明によれば、コンクリート製
の床へアンカーを打ち込んで手摺支柱の土台を直接固定
しているので、コンクリート床のあるところならどの位
置でも手摺支柱を取付けることができる。
また、この出願の第2の発明では、手摺支柱下端の接
合プレートと土台上端の接合プレートとの間に断熱材を
介在させているので、手摺側から建物側に熱が伝達され
るのを防止できる。
実 施 例 以下この発明の構成を、バルコニー手摺において実施
した実施例について説明すると、第1図において、
(1)はH型鋼からなる建物の床梁であり、この床梁
(1)に、コンクリート製の床パネル(2)がその端部
より突出させたプレート(3)において設置されてい
る。(4)は、水平なベースプレート(5)とそのベー
スプレート(5)上に立設した円柱ポスト(6)、及
び、そのポスト(6)上に取付けた水平な接合プレート
(7)とからなる土台を示している。この土台(4)の
ベースプレート(5)には、第2図のように貫通穴
(8)が形成されており、この貫通穴(8)へアンカー
プレート(9)の下面に突出させたアンカー(10)を上
方から差込み、このアンカー(10)の先端を、床パネル
(2)へ現場で開口したアンカー穴(11)へ打ち込ん
で、土台(4)をその床パネル(2)上に固定するもの
である。アンカー(10)は、第2図で示すように、アン
カー穴(11)内へ打ち込むと、この下端が外方に拡開し
て、そのアンカー穴(11)内に定着させるようにした従
来公知のものである。
手摺支柱(13)は、円柱状のものであって、この円柱
状の手摺支柱(13)(13)を2本で一対として、それら
の下端に、1枚の接合プレート(15)を固着している。
この接合プレート(15)の下面にボルト(14)が突出さ
れている。(16)は、手摺支柱(13)下端の接合プレー
ト(15)、及び、土台(4)の接合プレート(7)と同
じ大きさの樹脂製の断熱プレートであり、この断熱プレ
ート(16)及び土台の接合プレート(7)には、上記の
ボルト(14)に合致するボルト穴(18)(19)が形成さ
れ、これらのボルト穴(18)(19)へボルト(14)を差
し込んで、その手摺支柱(13)の接合プレート(15)を
設置するとともに、その下端にナット(20)を螺合して
固定するようにしている。(22)は方形筒状に形成され
た鋼板製の側板カバーであり、この側板カバー(22)
が、上記ベースプレート(5)よりも上部側の部材即ち
ポスト(6)、接合プレート(7)(15)及び断熱プレ
ート(16)の側方を囲むようにして外嵌されるととも
に、更に、その側板カバー(22)の上側開放部が、蓋板
(23)によって覆われる。手摺支柱(13)は、この蓋板
(23)より上方に突出する。
手摺フレーム(25)は、パイプ状の一対の縦枠(26)
(26)と両縦枠(26)(26)の上端間に渡した上部横フ
レーム(27)、及び、下端間に渡した下部横フレーム
(28)とによって方形枠状に形成されており、上記接合
プレート(14)上に立設された手摺支柱(13)(13)の
一方に、1つの手摺フレーム(25)の一方のパイプ状縦
枠(26)を外嵌して取付け、他方に、他の手摺フレーム
(25)のパイプ状縦枠(26)を外嵌して取付ける。そし
て、他方の縦枠(26)は、間隔を置いて配置された別の
接合プレート(14)上の手摺支柱(13)へ外嵌して取付
けられ、このようにして各手摺フレーム(25)が、長手
方向に配置して取付けられる。そして、各手摺フレーム
(25)上端の横枠(27)上へ手摺ランナー(29)を、上
部横枠(27)上面のレール(30)へその下面の溝(31)
を嵌合して取付けるようになっている。
更に、第2図で示すように、側板カバー(22)によっ
て覆われていない他の床パネル(12)上面には、断熱材
(32)を施工し、その上に下地板を介して歩行用の防止
シートが施設されるが、ここでは図示しない。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、コンクリート床へ
直接アンカーを打ち込んで土台を固定し、この土台に手
摺支柱を固定することから、梁へ固定するものと異なっ
て、コンクリート床のある場所であればこの位置でも固
定することができ、したがって梁の位置に制限されたり
或いは梁を追加するといったことが不要となる効果があ
る。また、まず土台をコンクリート床へ固定して手摺支
柱を固定することから、長尺の手摺支柱を直接固定する
場合に比較して取付け作業が容易である。また、アンカ
ーを付ち込むだけの簡単な作業で土台の取り付けができ
る為、煩雑ナットによる締め付け作業が不要となり、作
業時間が短かいといった効果がある。加えて、土台を床
パネルに固定してもこの土台からアンカーが突出しない
ので、支柱等の上部部材の取り付け作業の邪魔にならな
いとともに見た目にもすっきりして良いという効果があ
る。さらに、この出願の第2の発明では、手摺支柱下端
の接合プレートと土台上端の接合プレートとの間に断熱
材を介在させていることから、その手摺から建物即に床
側へ熱が伝達されるのを防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例を示す手摺支柱取付け部分
の分解斜視図、第2図は、土台部分の取付け構造を示す
縦断面図、第3図は、手摺を備えたルーフバルコニーの
一部分解斜視図である。 (2)……床パネル、(4)……土台、(5)……ベー
スプレート、(7)……接合プレート、(8)……貫通
穴、(9)……アンカープレート、(13)……手摺支
柱、(15)……接合プレート、(16)……断熱材。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンカープレート下面から一体に突出させ
    たアンカーを、土台のベースプレートに形成した穴へ上
    方から差し込むとともに、コンクリート床へ打込んでこ
    の土台を固定し、その土台上へ手摺支柱を固定したこと
    を特徴とするバルコニー手摺。
  2. 【請求項2】手摺支柱下端の接合プレートと土台上端と
    の間に断熱材を介在させて、これら両接合プレートをボ
    ルトで固定したことを特徴とする請求項1記載のバルコ
    ニー手摺。
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