JPH11141028A - 間仕切りパネルの取付構造 - Google Patents

間仕切りパネルの取付構造

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JPH11141028A
JPH11141028A JP31167397A JP31167397A JPH11141028A JP H11141028 A JPH11141028 A JP H11141028A JP 31167397 A JP31167397 A JP 31167397A JP 31167397 A JP31167397 A JP 31167397A JP H11141028 A JPH11141028 A JP H11141028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition panel
gypsum board
support device
steel plate
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP31167397A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Okamura
信治 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Publication date
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Publication of JPH11141028A publication Critical patent/JPH11141028A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストダウンを図ることができ、施工時の安
全性に優れた間仕切りパネルの取付構造を提供する。 【解決手段】 間仕切りパネル10は、石膏ボード12
と、鋼板14とを備え、鋼板14の面積を石膏ボード1
2よりも小として、鋼板14の外周縁が、石膏ボード1
2の外周縁よりも内側となるように配置し、間仕切りパ
ネル10を、天井面18及び床面16に、それぞれ設置
した上部支持装置22と、下部支持装置30と、支柱2
4とによって固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間仕切りパネルを
設置する際の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、間仕切りパネル等に利用されるパ
ネルとしては、図5(a)〜(c)及び図6(a)〜(c)に示す形
状のパネルが使用されている。これらの図に示されるパ
ネルは、石膏ボード(50)の表裏面に、鋼板(52)を所定の
方法で取り付けて形成されており、特に図5のパネル
は、分割型の間仕切りパネルとして利用されるものであ
る。一方、図6(a)〜(c)に示すパネルは、一体型の間仕
切りパネルとして利用されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のパネルは、図5の分割パネルの場合、支柱に係止する
等の必要性から、又、図6(a)、(b)の一体型パネルの場
合、直接、端部を支柱に係止させる等の必要性から、鋼
板(52)が石膏ボード(50)よりも大きく形成されている。
このため、パネルに使用する鋼板の量が増大し、重量が
増大するとともにコスト的にも高価にならざるを得ない
という問題がある。
【0004】図6(c)に示されるパネルの場合は、石膏
ボード(50)と鋼板(54)の大きさが等しいため、施工時
に、鋼板(54)の角部によって怪我をする虞がある。
【0005】本発明は、従来の技術が有する上述のよう
な問題点に鑑みてなされたもので、軽量で、かつコスト
的に安価で、施工時の安全性に優れた間仕切りパネルの
取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のようにし
て上記課題を解決している。 (1)支柱の側面に形成した受溝に間仕切りパネルの側端
面を嵌入してなる間仕切りパネルの取付構造において、
間仕切りパネルを、石膏ボードと、この石膏ボードの表
面及び裏面の少なくとも一方に取り付けられ、かつ、石
膏ボードよりも表面積の小さな化粧板とで構成し、この
化粧板の外周縁が、前記石膏ボードの外周縁よりも全周
に亘って内側に位置するようにして取り付けてなること
を特徴とする。
【0007】(2)上記(1)項において、間仕切りパネ
ルの下端を、巾木を備える下部支持装置によって支持す
るとともに、間仕切りパネルの上端を、笠木を備える上
部支持装置の開口部に挿入することにより、天井面に固
定したことを特徴とする。
【0008】(3)上記(2)項において、下部支持装置
の凹部、及び上部支持装置の開口部に、間仕切りパネル
の化粧板の表面を当接させたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る間仕切りパネ
ルの取付構造の実施形態を、添付図面を参照しながら説
明する。
【0010】図1及び図2は、本実施形態の取付構造に
使用される間仕切りパネル(10)を示している。これらの
図に示されるように、間仕切りパネル(10)は、石膏ボー
ド(12)と、鋼板(14)(14)とから構成されている。石膏ボ
ード(12)の表裏面には、化粧板としての鋼板(14)が、適
宜の方法で一体化されている。
【0011】鋼板(14)の面積は、石膏ボード(12)よりも
小としてあり、鋼板(14)の全周は、石膏ボード(12)の外
周縁よりも内方に位置している。
【0012】図3は、間仕切りパネル(10)を、床面(16)
と天井面(18)との間に設置した場合の取付構造を示して
いる。間仕切りパネル(10)は、床面(16)、天井面(18)の
それぞれに取り付けられた下部支持装置(20)、上部支持
装置(22)、及び支柱(24)によって固定されている。
【0013】下部支持装置(20)は、断面上向コ字状をな
し、長手方向(図3の面と直交する方向)に延びる床レ
ール(26)と、床レール(26)の内要所部に、頭部を下方に
向けて配置された調整ボルト(28)と、調整ボルト(28)に
螺合されて高さ位置が調整可能な受け板(30)と、断面H
状の巾木(31)とから構成されている。
【0014】巾木(31)は、床レール(26)に外嵌され、巾
木(31)の中間板(32)は、受け板(30)の上面に当接してい
る。そのため、受け板(30)は、調整ボルト(28)により受
け板(30)を上下動させることにより、巾木(32)の高さ位
置を調整することができる。
【0015】巾木(31)の上端は、互いに接近するよう
に、内向湾曲され、その湾曲部(31a)(31a)の下面に跨っ
て、凹形桁(33)が止着されている。凹形枠(33)内には、
間仕切りパネル(10)の下端(10a)が嵌合されている。こ
の際、前記湾曲部(31a)(31a)の内端は鋼板(14)の表面に
当接し、間仕切りパネル(10)は、隙間が生じない状態
で、凹形桁(33)内に支持されている。
【0016】上部支持装置(22)は、断面下向コ字状をな
す天レール(34)と、断面H状をなす笠木(36)とから構成
されており、天レール(34)は、長手方向(図3の面と直
交する方向)に延び、要所を天井面(18)に取り付けられ
ている。
【0017】笠木(36)は、天レール(34)に外嵌されてお
り、その側板(36a)(36a)の下端間の開口部(37)に、間仕
切りパネル(10)の上端(10b)を挿入すると、側板(36a)(3
6a)の下端は、鋼板(14)の表面と当接し、隙間が生じな
いようになっている。
【0018】図4は、間仕切りパネル(10)と、その側端
面を支持する支柱(24)との関係を示している。同図に示
すように、支柱(24)は、間仕切りパネル(10)間に所定間
隔で立設され、支柱(24)の側面には、間仕切りパネル(1
0)の側端面(10c)が嵌入しうる受溝(25)が、上下に亘っ
て形成されている。
【0019】次に、前記のように構成した本実施形態の
取付構造により、間仕切りパネル(10)を設置する要領を
説明する。
【0020】図3に示すように、まず、天井面(18)及び
床面(16)に、床レール(26)及び天レール(34)を、間仕切
りパネル(10)の設置位置に沿って敷設する。次いで、図
4に示すように、支柱(24a)を位置決めして立設固定し
た後、下部支持装置(20)の巾木(31)、及び上部支持装置
(22)の笠木(36)を、それぞれ床レール(26)及び天レール
(34)に装着する。
【0021】次いで、図3に示すように、間仕切りパネ
ル(10)の上端(10b)を、笠木(36)の側板(36a)(36a)間に
挿入した後、その下端(10a)を巾木(31)の凹形桁(33)に
落とし込んで支持させる。次いで、図4に示すように、
間仕切りパネル(10)を、支柱(24a)側に徐々にスライド
移動させて、受溝(25a)に、間仕切りパネル(10)の側端
面(10c)を嵌入した後、支柱(24b)を立設して、パネル(1
0)を支柱(24a)との間に固定する。以下、同様に、組み
立てていく。
【0022】以上説明したように、本実施形態の間仕切
りパネルの取付構造によれば、間仕切りパネル(10)を、
石膏ボード(12)及び鋼板(14)で構成し、かつ石膏ボード
(12)に接着された鋼板(14)は、石膏ボード(12)の外周縁
よりも全周に亘って内側方となるようにしている。その
ため、間仕切りパネル(10)に使用する鋼板の使用量が少
なくてすみ、コストダウン、軽量化を図ることができ
る。
【0023】また、鋼板(14)は、石膏ボード(12)よりも
面積が狭くなっているために、施工時に、鋼板(14)の角
部に触れる虞がなく、怪我をする可能性を小さくするこ
とができる。
【0024】本実施の形態では、化粧板として鋼板を使
用しているが、これに限らず、板状のものであれば、材
料の種類は、問わない。また、本実施形態では、石膏ボ
ード(12)の表面及び裏面の双方に、鋼板(14)を取り付け
ているが、いずれか一方だけに、鋼板(14)を取り付け
て、間仕切りパネル(10)を構成してもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a)請求項1の発明によると、間仕切りパネルを、石膏
ボードと化粧板とで構成し、化粧板の面積を石膏ボード
よりも小さく形成しているので、パネルの軽量化を図る
ことができるとともに、施工時の安全性を高めることが
できる。
【0026】(b)請求項2の発明によると、間仕切りパ
ネルを、巾木を備えた下部支持装置と、笠木を備えた上
部支持装置とによって、床面と天井面との間に設置する
ようにしているので、パネルを確実に支持することがで
きるとともに、高級感が得られる。
【0027】(c)請求項3の発明によると、巾木及び笠
木に、間仕切りパネルの化粧板を当接させた状態で挿入
しているので、石膏ボードが巾木及び笠木によってカバ
ーされ、高級感がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の取付構造に使用される間仕切りパ
ネルを示す斜視図である。
【図2】同じく、本実施形態の間仕切りパネルを示す平
面図である。
【図3】本実施形態の間仕切りパネルの取付構造の概略
を示す縦断側面図である。
【図4】同じく、本実施形態の間仕切りパネルの取付構
造の概略を示す横断平面図である。
【図5】従来の間仕切りパネルを示す横断平面図であ
る。
【図6】同じく、従来の間仕切りパネルを示す横断平面
図である。
【符号の説明】
(10)間仕切りパネル (10a)下端 (10b)上端 (10c)側端面 (12)石膏ボード (14)鋼板 (16)床面 (18)天井面 (20)下部支持装置 (22)上部支持装置 (24)(24a)(24b)支柱 (25)(25a)受溝 (26)床レール (28)調整ボルト (30)受け板 (31)巾木 (31a)湾曲部 (32)中間板 (33)凹形桁 (34)天レール (36)笠木 (36a)側板 (37)開口部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱の側面に形成した受溝に間仕切りパ
    ネルの側端面を嵌入してなる間仕切りパネルの取付構造
    において、 間仕切りパネルを、石膏ボードと、この石膏ボードの表
    面及び裏面の少なくとも一方に取り付けられ、かつ、石
    膏ボードよりも表面積の小さな化粧板とで構成し、この
    化粧板の外周縁が、前記石膏ボードの外周縁よりも全周
    に亘って内側に位置するようにして取り付けてなること
    を特徴とする間仕切りパネルの取付構造。
  2. 【請求項2】 間仕切りパネルの下端を、巾木を備える
    下部支持装置によって支持するとともに、間仕切りパネ
    ルの上端を、笠木を備える上部支持装置の開口部に挿入
    することにより、天井面に固定したことを特徴とする請
    求項1記載の間仕切りパネルの取付構造。
  3. 【請求項3】 下部支持装置の凹部、及び上部支持装置
    の開口部に、間仕切りパネルの化粧板の表面を当接させ
    たことを特徴とする請求項2記載の間仕切りパネルの取
    付構造。
JP31167397A 1997-11-13 1997-11-13 間仕切りパネルの取付構造 Pending JPH11141028A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007321393A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Benitsukusu Kk 仕切り用のパネル体の躯体への支持構造
JP2010106586A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Okamura Corp 間仕切り装置におけるパネル取付構造
GB2557899A (en) * 2016-10-20 2018-07-04 Sheridan Sarmed Mounting partitioning panels

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