JP2003184256A - 手摺および手摺の取付方法 - Google Patents

手摺および手摺の取付方法

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JP2003184256A
JP2003184256A JP2001392036A JP2001392036A JP2003184256A JP 2003184256 A JP2003184256 A JP 2003184256A JP 2001392036 A JP2001392036 A JP 2001392036A JP 2001392036 A JP2001392036 A JP 2001392036A JP 2003184256 A JP2003184256 A JP 2003184256A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 形状や大きさの異なる面材であっても、笠木
を共通化でき、コストの削減および施工の簡略化を図る
ことのできる手摺および手摺の取付方法を提供するこ
と。 【解決手段】 バルコニー2の床面3に設けられた手摺
壁4に取り付けられる手摺1を、手摺壁4に立設された
支持部材8と、支持部材8の外面側に設けられた面材9
と、この面材9の上端部および支持部材8の上端部を覆
う笠木10とを備えたものとする。そして、笠木10に
は、面材9の上端部をはめ込む凹部10bを形成し、こ
の面材9の上端部と笠木10の凹部10bとの間には、
該凹部10bおよび面材9に密着する保持部材21を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルコニーの床面
またはこの床面に設けられた手摺壁に取り付けられる手
摺および手摺の取付方法に関するものである。
【0002】
【背景の技術】バルコニーには、安全上のため、壁状ま
たは格子状の手摺が取り付けられていることが多い。こ
のバルコニーの手摺の一例として、特開平10−266
512号公報記載の技術が挙げられる。この技術におけ
る手摺は、バルコニーの周縁の床面から上方に向かって
立設する支持柱と、この支持柱に保持される面状のパネ
ル(面材)とを備えている。そして、前記支持柱は、支
持柱間に渡されてパネルが差し込み可能であるとともに
パネルを保持可能に形成されたスライド枠を備えてい
る。このスライド枠は、バルコニーの周縁に沿ってパネ
ルをスライド可能とするために、バルコニーの周縁に沿
って連続して形成されている。また、支持柱の上端部お
よびパネルの上端部には、これら支持柱およびパネルを
覆う手摺本体(笠木)が取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記特開平
10−266512号公報記載の手摺において、前記パ
ネルには、例えば、ガラス板やアルミニウム板の壁状の
パネルや、アルミニウム製の格子状のパネル等が使用さ
れており、1種類のパネルからなる手摺であった。しか
し、例えば、このようなパネルを複数種類使用して、複
数種類のパネルからなる手摺とすると、これらのパネル
はそれぞれ異なる材質であるので、様々な形状を有し、
その厚さ等の大きさも異なるものであるため、パネルの
上端部および支持柱の上端部を覆う手摺本体(笠木)
は、同一のものを使用することができなかった。そのた
め、パネルの形状や大きさに合った手摺本体(笠木)
を、随時用意して変更しなければならず、コスト高とな
るとともに施工が面倒であった。また、例えば、リフォ
ームする際に、以前と異なるパネルに変更しようとする
と、これらのパネルも異なる材質であるため、同一の手
摺本体(笠木)を使用することができず、容易に変更で
きなかった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、形状や大きさの異なる面材(パネル)であっても、
笠木(手摺本体)を共通化でき、コストの削減および施
工の簡略化を図ることのできる手摺および手摺の取付方
法を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、例えば、図2に示すように、バ
ルコニー2の床面3またはこの床面3に設けられた手摺
壁4に取り付けられる手摺1であって、前記床面3また
は手摺壁4に立設された支持部材8と、前記支持部材8
の外面側に設けられた面材9と、この面材9の上端部お
よび前記支持部材8の上端部を覆う笠木10とを備え、
前記笠木10には、前記面材9の上端部をはめ込む凹部
10bが形成されており、この面材9の上端部と笠木1
0の凹部10bとの間には、該凹部10bおよび前記面材
9に密着する保持部材21が設けられていることを特徴
とする。
【0006】請求項1の発明によれば、前記支持部材8
と面材9と笠木10とを備え、前記面材9の上端部と笠
木10の凹部10bとの間には、該凹部10bおよび前記
面材9に密着する保持部材21が設けられているので、
この保持部材21が笠木10の凹部10bおよび面材9
に密着することによって、笠木10と面材9とを確実に
固定することができる。また、前記面材9の形状や厚さ
等の大きさが異なる場合でも、前記保持部材21の形状
や大きさを変えることによって、同一の笠木10を使用
することができ、容易に対応することができる。したが
って、例えば、形状や大きさが異なる複数種類の面材9
からなる手摺1としたり(図1参照)、リフォームする
際に、形状や大きさの異なる他の種類の面材9に変えて
も、それぞれの面材9の形状や大きさに合った笠木10
を随時、用意する必要がなく、笠木10の共通化を図れ
るとともに、コストの削減および施工の簡略化を図れ
る。さらに、前記笠木10に形成された凹部10bに、
前記面材9の上端部および保持部材21がはめ込まれる
ので、笠木10の前後方向の位置決めが容易となる。
【0007】前記面材9としては、例えば、クラスティ
ング9a(図1参照)や、アルミニウム製の格子パネル
9b(図1参照)、ガラス板、アルミニウム板、パンチ
ングメタル、FRP製の格子パネル等が挙げられる。前
記保持部材21の材質としては、例えば、合成ゴムやア
ルミニウム等が挙げられる。
【0008】請求項2の発明は、例えば、図2に示すよ
うに、請求項1記載の手摺1において、前記保持部材2
1は、前記支持部材8に固定されていることを特徴とす
る。
【0009】請求項2の発明によれば、前記保持部材2
1は、前記支持部材8に固定されているので、前記保持
部材21に密着する面材9および笠木10が支持部材8
に確実に固定される。
【0010】請求項3の発明は、例えば、図2に示すよ
うに、請求項2記載の手摺1において、前記保持部材2
1および前記支持部材8には、互いに嵌合する嵌合部2
1b,13aがそれぞれ形成されていることを特徴とす
る。
【0011】請求項3の発明によれば、前記保持部材2
1および前記支持部材8には、互いに嵌合する嵌合部2
1b,13aがそれぞれ形成されているので、それぞれの
嵌合部21b,13aを互いに嵌合させることによって、
保持部材21と支持部材8とを強固に固定することがで
きる。また、例えば、嵌合部21b,13aをそれぞれ形
成せずに、ネジによって保持部材21と支持部材8とを
固定する場合に比して、保持部材21と支持部材8とを
容易に固定することができる。
【0012】請求項4の発明は、例えば、図2に示すよ
うに、請求項1〜3のいずれかに記載の手摺1におい
て、前記支持部材8は、複数の支持柱12,…と、該支
持柱12,…の上端部において支持柱12,12間に渡
された連結板13とを備えていることを特徴とする。
【0013】請求項4の発明によれば、前記支持部材8
は、複数の支持柱12,…と、連結板13とを備えてい
るので、複数の支持柱12,…が前記連結板13によ
り、一旦、連結されることによって、連結板13を覆う
前記笠木10をがたつくことなく、確実に取り付けるこ
とができる。
【0014】請求項5の発明は、例えば、図1および図
4(a)〜(c)に示すように、バルコニー2の床面3または
この床面3に設けられた手摺壁4に、請求項1〜4のい
ずれかに記載の手摺1を取り付ける手摺1の取付方法で
あって、前記床面3または手摺壁4に、床面3または手
摺壁4から上方に向かって支持部材8を立設し、前記支
持部材8の外面側に面材9を配置し、前記面材9の上端
部を保持部材21で覆うとともに、この保持部材21を
前記支持部材8に固定し、次いで、前記保持部材21に
笠木10の凹部10bをはめ込んで、前記保持部材21
および前記支持部材8を笠木10で覆うことを特徴とす
る。
【0015】請求項5の発明によれば、前記床面3また
は手摺壁4に支持部材8を立設し、前記支持部材8の外
面側に面材9を配置し、面材9の上端部を保持部材21
で覆うとともに、この保持部材21を支持部材8に固定
し、次いで、前記保持部材21に笠木10の凹部10b
をはめ込んで、前記保持部材21および前記支持部材8
を笠木10で覆うので、前記面材9の上端部を保持部材
21で覆うとともに、支持部材8に固定することによっ
て、前記面材9と支持部材8とを仮固定することができ
る。したがって、このように保持部材21と支持部材8
とは、一旦仮固定されているので、これら保持部材21
および支持部材8に笠木10をスムーズに取り付けるこ
とができる。
【0016】また、前記面材9の形状や厚さ等の大きさ
が異なる場合でも、前記保持部材21の形状や大きさを
変えることによって、同一の笠木10を使用することが
でき、容易に対応することができる。したがって、笠木
10の共通化を図れるとともに、コストの削減および施
工の簡略化を図れる。さらに、前記保持部材21に笠木
10の凹部10bをはめ込んで、前記保持部材21およ
び前記支持部材8を笠木10で覆うので、笠木10の前
後方向の位置決めが容易となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態の手
摺が、バルコニーの手摺壁に取り付けられた構造を示す
斜視図、図2は、面材としてクラスティングが使用され
ている箇所の手摺の側断面図、図3は、面材としてアル
ミニウム製の格子パネルが使用されている箇所の手摺の
側断面図、図4(a)〜(c)は、手摺が手摺壁に取り付けら
れる工程を示す側断面図である。図1に示すように、本
発明の実施の形態の手摺1は、バルコニー2の床面3に
設けられた手摺壁4に取り付けられる。前記手摺壁4
は、図2および図3に示すように、バルコニー2の床面
3の周縁に沿って、床面3から上方に向かって立設され
ている。
【0018】この手摺壁4は、四角枠材および面材から
なり、前記床面3から上方に立設される手摺基礎パネル
5と、この手摺基礎パネル5の上端に固定された木質か
らなる調整材6とを備えている。そして、このような手
摺壁4の内面側および外面側には、全体の表面を覆う防
水シート材(図示しない)が貼付されており、さらに、
この防水シート材が貼付された手摺壁4の内面側および
外面側には、セラミック材からなるサイディング7,7
が取り付けられている。
【0019】前記手摺1は、前記手摺壁4に立設される
支持部材8と、この支持部材8の外面側に設けられた複
数の面材9,…と、この面材9の上端部および支持部材
8の上端部を覆う笠木10とを備えている。前記複数の
面材9,…とは、住宅の外壁材等に使用されるクラステ
ィング9aと、アルミニウム製の格子パネル9bとの2種
類の面材からなるものである(図1参照)。なお、図2
では、クラスティング9aが設けられている場合であ
り、図3では、アルミニウム製の格子パネル9bが設け
られている場合である。前記支持部材8の下端部には、
手摺壁4に固定ネジ22,22を介して固定される固定
部11が設けられている。
【0020】前記支持部材8は、手摺壁4から上方に立
設される複数の支持柱12,…と、該支持柱12の上端
部において支持柱12,12間に渡された連結板13と
を備えている。前記支持柱12は、固定部11の上面か
ら上方に向かって延びる板状のはめ込み芯材14と、こ
のはめ込み芯材14の外側表面にはめ込まれて、固定用
ボルト15,…を介してはめ込み芯材14に固定される
アルミニウムからなる中空枠状のはめ込み枠16とを備
えているものである。そして、このはめこみ枠16の上
端部に前記連結板13が取り付けられており、また、は
めこみ枠16の下端部には、手摺壁4の上端部を覆うよ
うにして側断面視略コ字状の手摺壁カバー部材17が取
り付けられている。この手摺壁カバー部材17の上面に
は、前記面材9の下端部がはめ込まれる下枠材18が、
固定ネジ19によって固定されている。
【0021】また、前記支持部材8の上端部、すなわ
ち、連結板13には、該連結板13を覆うように中空筒
状の笠木10が固定ネジ20,20を介して取り付けら
れている。この笠木10には、連結板13の内面側に当
接する当接部10aが設けられている。また、笠木10
には、前記面材9a,9bの上端部をはめ込む側断面視略
コ字状の凹部10bが形成されている。そして、この笠
木10の凹部10bと前記面材9a,9bの上端部との間に
は、該凹部10bおよび面材9a,9bに密着する保持部材
21が設けられている。
【0022】前記保持部材21の材質としては、例え
ば、EPDM等の合成ゴムが挙げられる。また、保持部
材21には、面材9a,9bの上端部がはめ込まれる凹部
21aが形成されており、この凹部21aに面材9a,9b
がはめ込まれて、面材9a,9bに密着している。この保
持部材21に形成された凹部21aは、面材9a,9bの厚
さに等しくなっている。すなわち、クラスティング9a
がはめ込まれる保持部材21の凹部21aの厚さAは、
アルミニウム製の格子パネル9bがはめ込まれる保持部
材21の凹部21aの厚さBよりも大きくなっている。
【0023】さらに、保持部材21および前記連結板1
3には、互いに嵌合する嵌合部21b,13aがそれぞれ
形成されており、これらが互いに嵌合することによっ
て、保持部材21が支持部材8に固定されるようになっ
ている。
【0024】次に、バルコニー2の床面3に設けられた
手摺壁4に、前記手摺1が取り付けられる手摺1の取付
方法について説明する。なお、ここでは、図4(a)〜(c)
に示すように、面材9としてクラスティング9aが使用
された箇所を例にとって説明するが、アルミニウム製の
格子パネル9bにおいても同様の取付方法によって取り
付けられる。まず、図4(a)に示すように、前記手摺壁
4(図4では図示しない)の上端部に、前記複数の支持
柱12,…を立設する。そして、これら支持柱12,…
の上端部に、該支持柱12,12間を渡すように連結板
13を取り付けることによって支持部材8とする。その
後、手摺壁4の上端部で、かつ、支持部材8の外面側に
面材9aを配置する。
【0025】次に、図4(b)に示すように、前記面材9a
の上端部に、前記保持部材21の凹部21aをはめ込ん
で覆うとともに、保持部材21の嵌合部21bと連結板
13の嵌合部13aとを嵌合させることによって、保持
部材21と支持部材8とを仮固定する。
【0026】次いで、図4(c)に示すように、保持部材
21に笠木10の凹部10bをはめ込んで、保持部材2
1および支持部材8を笠木10で覆う。そして、笠木1
0と連結板13とを固定ネジ20,20によって固定す
ることによって取り付ける。
【0027】本発明の実施の形態の手摺1によれば、前
記支持部材8と面材9と笠木10とを備え、面材9の上
端部と笠木10の凹部10bとの間には、該凹部10bお
よび面材9に密着する保持部材21が設けられているの
で、笠木10と面材9とを確実に固定することができ
る。また、面材9が、クラスティング9aやアルミニウ
ム製の格子パネル9bのように厚さが異なっていても、
保持部材21の凹部21aの厚さをそれぞれ変えること
によって、同一の笠木10を使用することができ、容易
に対応することができる。したがって、笠木10の共通
化を図れるとともに、コストの削減および施工の簡略化
を図れ、さらに、同一の笠木10を使用することによっ
て見栄えにも優れる。また、笠木10に形成された凹部
10bによって、笠木10の前後方向の位置決めが容易
となる。
【0028】前記保持部材21および支持部材8は、互
いに嵌合する嵌合部21b,13aがそれぞれ形成されて
いるので、保持部材21と支持部材8とを確実かつ強固
に固定することができる。また、例えば、ネジによって
保持部材21と支持部材8とを固定する場合に比して、
保持部材21と支持部材8とを容易に固定することがで
きる。
【0029】前記支持部材8は、複数の支持柱12,…
と、連結板13とを備えているので、連結板13を覆う
笠木10をがたつくことなく、確実に取り付けることが
できる。
【0030】前記保持部材21には、合成ゴムが使用さ
れているので、弾性を有し、面材9および笠木10に対
する密着性が増し、より確実に固定することができる。
【0031】本発明の実施の形態の手摺1の取付方法に
よれば、手摺壁4に支持部材8を立設し、支持部材8の
外面側に面材9,…を配置し、面材9の上端部を保持部
材21で覆うとともに、この保持部材21を支持部材8
に固定し、次いで、保持部材21に笠木10の凹部10
bをはめ込んで、保持部材21および支持部材8を笠木
10で覆うので、保持部材21によって面材9と支持部
材8とを仮固定することができる。したがって、保持部
材21および支持部材8に、笠木10をスムーズに取り
付けることができる。また、前記保持部材21によっ
て、前記面材9と支持部材8とを仮固定するので、互い
に隣り合う面材9,9どうしの目地幅を調整し易い。
【0032】なお、本発明の実施の形態では、前記複数
の面材9,…は、クラスティング9aや、アルミニウム
製の格子パネル9bであるとしたが、例えば、ガラス
板、アルミニウム板、パンチングメタル、FRP製の格
子パネル等を使用しても良い。このような面材9を使用
する場合は、面材9の形状や大きさ等に応じた保持部材
21を使用すれば良く、笠木10は共通のものを使用す
ることができる。
【0033】また、本発明の実施の形態において、前記
手摺1は、手摺壁4の上端に取り付けられていたが、こ
の手摺壁4を床面3に設けずに、バルコニー2の床面3
に直接、前記手摺1を取り付けるようにしても良い。
【0034】さらに、前記保持部材21と連結板13と
は、それぞれに形成された嵌合部21b,13aどうしを
嵌合させることによって固定されていたが、例えば、保
持部材21と連結板13とを固定ネジを介して固定する
ようにしても良い。
【0035】また、前記保持部材21の材質としては、
EPDM等の合成ゴムとしたが、例えば、アルミニウム
等であっても良い。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、前記笠木と面
材とを確実に固定することができる。また、前記面材の
形状や厚さ等の大きさが異なる場合でも、前記保持部材
の形状や大きさを変えることによって、同一の笠木を使
用することができ、容易に対応することができる。した
がって、笠木の共通化を図れるとともに、コストの削減
および施工の簡略化を図れる。さらに、前記笠木の前後
方向の位置決めが容易となる。
【0037】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記面材が
支持部材に確実に固定される。
【0038】請求項3の発明によれば、請求項2と同様
の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記保持部
材および支持部材の嵌合部を互いに嵌合させることによ
って、保持部材と支持部材とを強固かつ容易に固定する
ことができる。
【0039】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
いずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、複数の支持柱が前記連結板により、一旦、連結され
ることによって、連結板を覆う前記笠木をがたつくこと
なく、確実に取り付けることができる。
【0040】請求項5の発明によれば、前記面材と支持
部材とを仮固定することができ、よって、保持部材およ
び支持部材に笠木をスムーズに取り付けることができ
る。また、前記面材の形状や厚さ等の大きさが異なる場
合でも、前記保持部材の形状や大きさを変えることによ
って、同一の笠木を使用することができ、容易に対応す
ることができる。したがって、笠木の共通化を図れると
ともに、コストの削減および施工の簡略化を図れる。さ
らに、前記笠木の前後方向の位置決めが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すためのもので、手摺
がバルコニーの手摺壁に取り付けられた構造を示す斜視
図である。
【図2】同、面材としてクラスティングが使用されてい
る箇所の手摺の側断面図である。
【図3】同、面材としてアルミニウム製の格子パネルが
使用されている箇所の手摺の側断面図である。
【図4】同、手摺が、手摺壁に取り付けられる工程を示
す側断面図である。
【符号の説明】
1 手摺 2 バルコニー 3 床面 4 手摺壁 8 支持部材 9 面材 10 笠木 10b 凹部 12 支持柱 13 連結板 13a,21b 嵌合部 21 保持部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルコニーの床面またはこの床面に設け
    られた手摺壁に取り付けられる手摺であって、 前記床面または手摺壁に立設された支持部材と、 前記支持部材の外面側に設けられた面材と、 この面材の上端部および前記支持部材の上端部を覆う笠
    木とを備え、 前記笠木には、前記面材の上端部をはめ込む凹部が形成
    されており、この面材の上端部と笠木の凹部との間に
    は、該凹部および前記面材に密着する保持部材が設けら
    れていることを特徴とする手摺。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の手摺において、 前記保持部材は、前記支持部材に固定されていることを
    特徴とする手摺。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の手摺において、 前記保持部材および前記支持部材には、互いに嵌合する
    嵌合部がそれぞれ形成されていることを特徴とする手
    摺。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の手摺に
    おいて、 前記支持部材は、複数の支持柱と、該支持柱の上端部に
    おいて支持柱間に渡された連結板とを備えていることを
    特徴とする手摺。
  5. 【請求項5】 バルコニーの床面またはこの床面に設け
    られた手摺壁に、請求項1〜4のいずれかに記載の手摺
    を取り付ける手摺の取付方法であって、 前記床面または手摺壁に、床面または手摺壁から上方に
    向かって支持部材を立設し、 前記支持部材の外面側に面材を配置し、前記面材の上端
    部を保持部材で覆うとともに、この保持部材を前記支持
    部材に固定し、 次いで、前記保持部材に笠木の凹部をはめ込んで、前記
    保持部材および前記支持部材を笠木で覆うことを特徴と
    する手摺の取付方法。
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JP2007039960A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Shikoku Chem Corp 塀構造
JP2007169928A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Fujisash Co フェンス
JP2018105072A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 三洋工業株式会社 手摺

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