JP3946512B2 - 手摺および手摺の取付方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バルコニーの床面またはこの床面に設けられた手摺壁に取り付けられる手摺および手摺の取付方法に関するものである。
【0002】
【背景の技術】
バルコニーには、安全上のため、壁状または格子状の手摺が取り付けられていることが多い。このバルコニーの手摺の一例として、特開平10−266512号公報記載の技術が挙げられる。
この技術における手摺は、バルコニーの周縁の床面から上方に向かって立設する支持柱と、この支持柱に保持される面状のパネル(面材)とを備えている。そして、前記支持柱は、支持柱間に渡されてパネルが差し込み可能であるとともにパネルを保持可能に形成されたスライド枠を備えている。このスライド枠は、バルコニーの周縁に沿ってパネルをスライド可能とするために、バルコニーの周縁に沿って連続して形成されている。また、支持柱の上端部およびパネルの上端部には、これら支持柱およびパネルを覆う手摺本体(笠木)が取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記特開平10−266512号公報記載の手摺において、前記パネルには、例えば、ガラス板やアルミニウム板の壁状のパネルや、アルミニウム製の格子状のパネル等が使用されており、1種類のパネルからなる手摺であった。
しかし、例えば、このようなパネルを複数種類使用して、複数種類のパネルからなる手摺とすると、これらのパネルはそれぞれ異なる材質であるので、様々な形状を有し、その厚さ等の大きさも異なるものであるため、パネルの上端部および支持柱の上端部を覆う手摺本体(笠木)は、同一のものを使用することができなかった。そのため、パネルの形状や大きさに合った手摺本体(笠木)を、随時用意して変更しなければならず、コスト高となるとともに施工が面倒であった。
また、例えば、リフォームする際に、以前と異なるパネルに変更しようとすると、これらのパネルも異なる材質であるため、同一の手摺本体(笠木)を使用することができず、容易に変更できなかった。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、形状や大きさの異なる面材(パネル)であっても、笠木(手摺本体)を共通化でき、コストの削減および施工の簡略化を図ることのできる手摺および手摺の取付方法を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、例えば、図2に示すように、バルコニー2の床面3またはこの床面3に設けられた手摺壁4に取り付けられる手摺1であって、
前記床面3または手摺壁4に立設された支持部材8と、
前記支持部材8の外面側に設けられた面材9と、
この面材9の上端部および前記支持部材8の上端部を覆う笠木10とを備え、
前記笠木10には、前記面材9の上端部をはめ込む凹部10bが形成されており、この面材9の上端部と笠木10の凹部10bとの間には、該凹部10bおよび前記面材9に密着する保持部材21が設けられ、
前記保持部材21および前記支持部材8には、互いに嵌合する嵌合部21 b ,13 a がそれぞれ形成され、
前記保持部材21に形成された前記嵌合部21 b が、前記支持部材8に形成された前記嵌合部13 a に上から被せて嵌合させることにより、前記保持部材21が前記支持部材8に固定されていることを特徴とする。
【0006】
請求項1の発明によれば、前記支持部材8と面材9と笠木10とを備え、前記面材9の上端部と笠木10の凹部10bとの間には、該凹部10bおよび前記面材9に密着する保持部材21が設けられているので、この保持部材21が笠木10の凹部10bおよび面材9に密着することによって、笠木10と面材9とを確実に固定することができる。
また、前記面材9の形状や厚さ等の大きさが異なる場合でも、前記保持部材21の形状や大きさを変えることによって、同一の笠木10を使用することができ、容易に対応することができる。したがって、例えば、形状や大きさが異なる複数種類の面材9からなる手摺1としたり(図1参照)、リフォームする際に、形状や大きさの異なる他の種類の面材9に変えても、それぞれの面材9の形状や大きさに合った笠木10を随時、用意する必要がなく、笠木10の共通化を図れるとともに、コストの削減および施工の簡略化を図れる。
さらに、前記笠木10に形成された凹部10bに、前記面材9の上端部および保持部材21がはめ込まれるので、笠木10の前後方向の位置決めが容易となる。
【0007】
前記面材9としては、例えば、クラスティング9a(図1参照)や、アルミニウム製の格子パネル9b(図1参照)、ガラス板、アルミニウム板、パンチングメタル、FRP製の格子パネル等が挙げられる。
前記保持部材21の材質としては、例えば、合成ゴムやアルミニウム等が挙げられる。
【0009】
また、前記保持部材21は、前記支持部材8に固定されているので、前記保持部材21に密着する面材9および笠木10が支持部材8に確実に固定される。
【0011】
さらに、前記保持部材21および前記支持部材8には、互いに嵌合する嵌合部21b,13aがそれぞれ形成されているので、それぞれの嵌合部21b,13aを互いに嵌合させることによって、保持部材21と支持部材8とを強固に固定することができる。
また、例えば、嵌合部21b,13aをそれぞれ形成せずに、ネジによって保持部材21と支持部材8とを固定する場合に比して、保持部材21と支持部材8とを容易に固定することができる。
【0012】
請求項2の発明は、例えば、図2に示すように、請求項1に記載の手摺1において、
前記支持部材8は、複数の支持柱12,…と、該支持柱12,…の上端部において支持柱12,12間に渡された連結板13とを備えていることを特徴とする。
【0013】
請求項2の発明によれば、前記支持部材8は、複数の支持柱12,…と、連結板13とを備えているので、複数の支持柱12,…が前記連結板13により、一旦、連結されることによって、連結板13を覆う前記笠木10をがたつくことなく、確実に取り付けることができる。
【0014】
請求項3の発明は、例えば、図1および図4(a)〜(c)に示すように、バルコニー2の床面3またはこの床面3に設けられた手摺壁4に、請求項1又は2に記載の手摺1を取り付ける手摺1の取付方法であって、
前記床面3または手摺壁4に、床面3または手摺壁4から上方に向かって支持部材8を立設し、
前記支持部材8の外面側に面材9を配置し、前記面材9の上端部を保持部材21で覆うとともに、この保持部材21に形成された前記嵌合部21 b が、前記支持部材8に形成された前記嵌合部13 a を上から被せて嵌合させることにより、前記保持部材21を前記支持部材8に固定し、
次いで、前記保持部材21に笠木10の凹部10bをはめ込んで、前記保持部材21および前記支持部材8を笠木10で覆うことを特徴とする。
【0015】
請求項3の発明によれば、前記床面3または手摺壁4に支持部材8を立設し、前記支持部材8の外面側に面材9を配置し、面材9の上端部を保持部材21で覆うとともに、この保持部材21を支持部材8に固定し、次いで、前記保持部材21に笠木10の凹部10bをはめ込んで、前記保持部材21および前記支持部材8を笠木10で覆うので、前記面材9の上端部を保持部材21で覆うとともに、支持部材8に固定することによって、前記面材9と支持部材8とを仮固定することができる。したがって、このように保持部材21と支持部材8とは、一旦仮固定されているので、これら保持部材21および支持部材8に笠木10をスムーズに取り付けることができる。
【0016】
また、前記面材9の形状や厚さ等の大きさが異なる場合でも、前記保持部材21の形状や大きさを変えることによって、同一の笠木10を使用することができ、容易に対応することができる。したがって、笠木10の共通化を図れるとともに、コストの削減および施工の簡略化を図れる。
さらに、前記保持部材21に笠木10の凹部10bをはめ込んで、前記保持部材21および前記支持部材8を笠木10で覆うので、笠木10の前後方向の位置決めが容易となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態の手摺が、バルコニーの手摺壁に取り付けられた構造を示す斜視図、図2は、面材としてクラスティングが使用されている箇所の手摺の側断面図、図3は、面材としてアルミニウム製の格子パネルが使用されている箇所の手摺の側断面図、図4(a)〜(c)は、手摺が手摺壁に取り付けられる工程を示す側断面図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態の手摺1は、バルコニー2の床面3に設けられた手摺壁4に取り付けられる。
前記手摺壁4は、図2および図3に示すように、バルコニー2の床面3の周縁に沿って、床面3から上方に向かって立設されている。
【0018】
この手摺壁4は、四角枠材および面材からなり、前記床面3から上方に立設される手摺基礎パネル5と、この手摺基礎パネル5の上端に固定された木質からなる調整材6とを備えている。
そして、このような手摺壁4の内面側および外面側には、全体の表面を覆う防水シート材(図示しない)が貼付されており、さらに、この防水シート材が貼付された手摺壁4の内面側および外面側には、セラミック材からなるサイディング7,7が取り付けられている。
【0019】
前記手摺1は、前記手摺壁4に立設される支持部材8と、この支持部材8の外面側に設けられた複数の面材9,…と、この面材9の上端部および支持部材8の上端部を覆う笠木10とを備えている。
前記複数の面材9,…とは、住宅の外壁材等に使用されるクラスティング9aと、アルミニウム製の格子パネル9bとの2種類の面材からなるものである(図1参照)。
なお、図2では、クラスティング9aが設けられている場合であり、図3では、アルミニウム製の格子パネル9bが設けられている場合である。
前記支持部材8の下端部には、手摺壁4に固定ネジ22,22を介して固定される固定部11が設けられている。
【0020】
前記支持部材8は、手摺壁4から上方に立設される複数の支持柱12,…と、該支持柱12の上端部において支持柱12,12間に渡された連結板13とを備えている。
前記支持柱12は、固定部11の上面から上方に向かって延びる板状のはめ込み芯材14と、このはめ込み芯材14の外側表面にはめ込まれて、固定用ボルト15,…を介してはめ込み芯材14に固定されるアルミニウムからなる中空枠状のはめ込み枠16とを備えているものである。そして、このはめこみ枠16の上端部に前記連結板13が取り付けられており、また、はめこみ枠16の下端部には、手摺壁4の上端部を覆うようにして側断面視略コ字状の手摺壁カバー部材17が取り付けられている。
この手摺壁カバー部材17の上面には、前記面材9の下端部がはめ込まれる下枠材18が、固定ネジ19によって固定されている。
【0021】
また、前記支持部材8の上端部、すなわち、連結板13には、該連結板13を覆うように中空筒状の笠木10が固定ネジ20,20を介して取り付けられている。
この笠木10には、連結板13の内面側に当接する当接部10aが設けられている。また、笠木10には、前記面材9a,9bの上端部をはめ込む側断面視略コ字状の凹部10bが形成されている。そして、この笠木10の凹部10bと前記面材9a,9bの上端部との間には、該凹部10bおよび面材9a,9bに密着する保持部材21が設けられている。
【0022】
前記保持部材21の材質としては、例えば、EPDM等の合成ゴムが挙げられる。
また、保持部材21には、面材9a,9bの上端部がはめ込まれる凹部21aが形成されており、この凹部21aに面材9a,9bがはめ込まれて、面材9a,9bに密着している。
この保持部材21に形成された凹部21aは、面材9a,9bの厚さに等しくなっている。すなわち、クラスティング9aがはめ込まれる保持部材21の凹部21aの厚さAは、アルミニウム製の格子パネル9bがはめ込まれる保持部材21の凹部21aの厚さBよりも大きくなっている。
【0023】
さらに、保持部材21および前記連結板13には、互いに嵌合する嵌合部21b,13aがそれぞれ形成されており、これらが互いに嵌合することによって、保持部材21が支持部材8に固定されるようになっている。
【0024】
次に、バルコニー2の床面3に設けられた手摺壁4に、前記手摺1が取り付けられる手摺1の取付方法について説明する。
なお、ここでは、図4(a)〜(c)に示すように、面材9としてクラスティング9aが使用された箇所を例にとって説明するが、アルミニウム製の格子パネル9bにおいても同様の取付方法によって取り付けられる。
まず、図4(a)に示すように、前記手摺壁4(図4では図示しない)の上端部に、前記複数の支持柱12,…を立設する。そして、これら支持柱12,…の上端部に、該支持柱12,12間を渡すように連結板13を取り付けることによって支持部材8とする。その後、手摺壁4の上端部で、かつ、支持部材8の外面側に面材9aを配置する。
【0025】
次に、図4(b)に示すように、前記面材9aの上端部に、前記保持部材21の凹部21aをはめ込んで覆うとともに、保持部材21の嵌合部21bと連結板13の嵌合部13aとを嵌合させることによって、保持部材21と支持部材8とを仮固定する。
【0026】
次いで、図4(c)に示すように、保持部材21に笠木10の凹部10bをはめ込んで、保持部材21および支持部材8を笠木10で覆う。そして、笠木10と連結板13とを固定ネジ20,20によって固定することによって取り付ける。
【0027】
本発明の実施の形態の手摺1によれば、前記支持部材8と面材9と笠木10とを備え、面材9の上端部と笠木10の凹部10bとの間には、該凹部10bおよび面材9に密着する保持部材21が設けられているので、笠木10と面材9とを確実に固定することができる。
また、面材9が、クラスティング9aやアルミニウム製の格子パネル9bのように厚さが異なっていても、保持部材21の凹部21aの厚さをそれぞれ変えることによって、同一の笠木10を使用することができ、容易に対応することができる。したがって、笠木10の共通化を図れるとともに、コストの削減および施工の簡略化を図れ、さらに、同一の笠木10を使用することによって見栄えにも優れる。
また、笠木10に形成された凹部10bによって、笠木10の前後方向の位置決めが容易となる。
【0028】
前記保持部材21および支持部材8は、互いに嵌合する嵌合部21b,13aがそれぞれ形成されているので、保持部材21と支持部材8とを確実かつ強固に固定することができる。
また、例えば、ネジによって保持部材21と支持部材8とを固定する場合に比して、保持部材21と支持部材8とを容易に固定することができる。
【0029】
前記支持部材8は、複数の支持柱12,…と、連結板13とを備えているので、連結板13を覆う笠木10をがたつくことなく、確実に取り付けることができる。
【0030】
前記保持部材21には、合成ゴムが使用されているので、弾性を有し、面材9および笠木10に対する密着性が増し、より確実に固定することができる。
【0031】
本発明の実施の形態の手摺1の取付方法によれば、手摺壁4に支持部材8を立設し、支持部材8の外面側に面材9,…を配置し、面材9の上端部を保持部材21で覆うとともに、この保持部材21を支持部材8に固定し、次いで、保持部材21に笠木10の凹部10bをはめ込んで、保持部材21および支持部材8を笠木10で覆うので、保持部材21によって面材9と支持部材8とを仮固定することができる。したがって、保持部材21および支持部材8に、笠木10をスムーズに取り付けることができる。
また、前記保持部材21によって、前記面材9と支持部材8とを仮固定するので、互いに隣り合う面材9,9どうしの目地幅を調整し易い。
【0032】
なお、本発明の実施の形態では、前記複数の面材9,…は、クラスティング9aや、アルミニウム製の格子パネル9bであるとしたが、例えば、ガラス板、アルミニウム板、パンチングメタル、FRP製の格子パネル等を使用しても良い。
このような面材9を使用する場合は、面材9の形状や大きさ等に応じた保持部材21を使用すれば良く、笠木10は共通のものを使用することができる。
【0033】
また、本発明の実施の形態において、前記手摺1は、手摺壁4の上端に取り付けられていたが、この手摺壁4を床面3に設けずに、バルコニー2の床面3に直接、前記手摺1を取り付けるようにしても良い。
【0034】
さらに、前記保持部材21と連結板13とは、それぞれに形成された嵌合部21b,13aどうしを嵌合させることによって固定されていたが、例えば、保持部材21と連結板13とを固定ネジを介して固定するようにしても良い。
【0035】
また、前記保持部材21の材質としては、EPDM等の合成ゴムとしたが、例えば、アルミニウム等であっても良い。
【0036】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、前記笠木と面材とを確実に固定することができる。
また、前記面材の形状や厚さ等の大きさが異なる場合でも、前記保持部材の形状や大きさを変えることによって、同一の笠木を使用することができ、容易に対応することができる。したがって、笠木の共通化を図れるとともに、コストの削減および施工の簡略化を図れる。
さらに、前記笠木の前後方向の位置決めが容易となる。
【0037】
また、前記面材が支持部材に確実に固定される。
【0038】
さらに、前記保持部材および支持部材の嵌合部を互いに嵌合させることによって、保持部材と支持部材とを強固かつ容易に固定することができる。
【0039】
請求項2の発明によれば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、複数の支持柱が前記連結板により、一旦、連結されることによって、連結板を覆う前記笠木をがたつくことなく、確実に取り付けることができる。
【0040】
請求項3の発明によれば、前記面材と支持部材とを仮固定することができ、よって、保持部材および支持部材に笠木をスムーズに取り付けることができる。
また、前記面材の形状や厚さ等の大きさが異なる場合でも、前記保持部材の形状や大きさを変えることによって、同一の笠木を使用することができ、容易に対応することができる。したがって、笠木の共通化を図れるとともに、コストの削減および施工の簡略化を図れる。
さらに、前記笠木の前後方向の位置決めが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すためのもので、手摺がバルコニーの手摺壁に取り付けられた構造を示す斜視図である。
【図2】同、面材としてクラスティングが使用されている箇所の手摺の側断面図である。
【図3】同、面材としてアルミニウム製の格子パネルが使用されている箇所の手摺の側断面図である。
【図4】同、手摺が、手摺壁に取り付けられる工程を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 手摺
2 バルコニー
3 床面
4 手摺壁
8 支持部材
9 面材
10 笠木
10b 凹部
12 支持柱
13 連結板
13a,21b 嵌合部
21 保持部材
Claims (3)
- バルコニーの床面またはこの床面に設けられた手摺壁に取り付けられる手摺であって、
前記床面または手摺壁に立設された支持部材と、
前記支持部材の外面側に設けられた面材と、
この面材の上端部および前記支持部材の上端部を覆う笠木とを備え、
前記笠木には、前記面材の上端部をはめ込む凹部が形成されており、この面材の上端部と笠木の凹部との間には、該凹部および前記面材に密着する保持部材が設けられ、
前記保持部材および前記支持部材には、互いに嵌合する嵌合部がそれぞれ形成され、
前記保持部材に形成された前記嵌合部が、前記支持部材に形成された前記嵌合部に上から被せて嵌合させることにより、前記保持部材が前記支持部材に固定されていることを特徴とする手摺。 - 請求項1に記載の手摺において、
前記支持部材は、複数の支持柱と、該支持柱の上端部において支持柱間に渡された連結板とを備えていることを特徴とする手摺。 - バルコニーの床面またはこの床面に設けられた手摺壁に、請求項1又は2に記載の手摺を取り付ける手摺の取付方法であって、
前記床面または手摺壁に、床面または手摺壁から上方に向かって支持部材を立設し、
前記支持部材の外面側に面材を配置し、前記面材の上端部を保持部材で覆うとともに、
この保持部材に形成された前記嵌合部が、前記支持部材に形成された前記嵌合部を上から被せて嵌合させることにより、前記保持部材を前記支持部材に固定し、
次いで、前記保持部材に笠木の凹部をはめ込んで、前記保持部材および前記支持部材を笠木で覆うことを特徴とする手摺の取付方法。
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