JP3918165B2 - 長尺化粧材の取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は建物における胴縁化粧材、軒元化粧材、周縁材、見切縁材などの長尺化粧材の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、建物の建築においては、1階と2階の外壁の継ぎ部に横方向に胴縁化粧材を取り付けたり、特開平4−92044号公報に記載されているように、2階の壁と屋根との間に軒天井見切縁材を取り付けること等が行われている。
【0003】
これらの軒天井見切縁材等の長尺化粧材の取り付けは、外壁に複数の受材を所定間隔で取り付け、その後、この複数の受材に長尺化粧材を嵌合したり、ねじ止めして取り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば横方向に連続する外壁パネル間に段差等があると、これらの外壁パネルに取り付けられる受材と受材との間にも段差や偏芯が生じる。このため、受材に長尺化粧材を嵌合しようとしたり、ねじで固定しようとする時、嵌合できなかったり、嵌合抵抗が大きく非常に大きな力が必要であったり、ねじ止めしにくい等の問題があった。また、取り付けた長尺化粧材が湾曲し、美観を損ねる等の問題もあった。
【0005】
また、3階建て建物の外壁の上部などの高所においては、外壁に段差などの凹凸がなくても、上記複数の受材を位置精度よく固定するのは難しく、上記と同様の問題が生じていた。
【0006】
本発明は、上記従来技術の問題を解消し、長尺化粧材の取り付けが容易で、しかも長尺化粧材を収まりよく奇麗に取り付けることのできる長尺化粧材の取付構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、建物の外壁に所定間隔をあけて複数の受材を取り付けると共に、これらの受材に長尺化粧材を取り付け固定する長尺化粧材の取付構造であって、前記複数の受材間には位置規制用長尺材が掛け渡され、この位置規制用長尺材は、前記受材によって保持されていることを特徴とする長尺化粧材の取付構造である。
【0008】
請求項2に記載の本発明は、前記受材には、前記位置規制用長尺材に嵌合係止する嵌合係止部と、前記長尺化粧材に嵌合係止する嵌合係止部とが設けられ、
前記位置規制用長尺材及び前記長尺化粧材には、前記嵌合係止部に対応する嵌合係止部がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1記載の長尺化粧材の取付構造である
【0009】
本発明における長尺化粧材としては、胴縁化粧材、軒天井見切縁材、外壁見切縁材、軒元化粧材、軒先化粧材、周縁材などが用いられる。
【0010】
本発明における受材とは、上記長尺化粧材を取り付けるための比較的短尺な部材であり、外壁面等の取付面にねじ等で固定される。
【0011】
【作用】
請求項1に記載の長尺化粧材の取付構造は、複数の受材に位置規制用長尺材を掛け渡して取り付け位置規制した状態で外壁に受材を固定するから、これらの複数の受材が位置規制されて、これらの間に段差や偏芯がなくなり、位置精度よく取付面に固定され、この位置精度のでている受材には長尺化粧材の取り付けが容易であり、取り付けた状態の長尺化粧材も収まりよく奇麗なものとなる。
【0012】
請求項2に記載の長尺化粧材の取付構造は、上記受材に位置規制用長尺材の嵌合係止部と長尺化粧材の嵌合係止部が設けられているから、受材への位置規制用長尺材の取り付けが嵌合係止するだけの簡単なものとなり、位置規制が容易である。また、位置規制用長尺材に複数の受材が嵌合係止された状態になるので、外壁への受材の固定も容易になる。また、受材への長尺化粧材の取り付けも嵌合係止するだけの簡単な作業で行なえて効率的になる。また、受材に嵌合係止するから、長尺化粧材の収まりもよくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施例の軒元化粧材となる長尺化粧材の取付状態を示す断面図、図2、図3は本発明の実施例の長尺化粧材の取付構造を説明する斜視図、図4は本発明の実施例の長尺化粧材の取付構造を説明する側面図である。
【0014】
図1において、3階の外壁1と屋根の軒元壁2との間の接続部に軒元化粧材となる長尺化粧材3が取り付けられている。長尺化粧材3は、アルミニウム材からなり、高さが90mmで、長さが1800〜4500mm(建物の大きさにより異なる)あり、表面が化粧面31とされ、上下の両端部に嵌合係止部32、33が設けられ、全体が若干ばね弾性を有している。そして、長尺化粧材3は、外壁1に木ねじ47で固定された受材4に嵌合係止されている。
【0015】
受材4は、アルミニウム材からなり、高さが80mmで長さが100mmであり、上端部と下端部に長尺化粧材の嵌合係止部41、42が設けられ、内部に位置規制用長尺材5の嵌合係止部43、44が設けられている。
【0016】
位置規制用長尺材5は、長尺のアルミニウム材からなり、下方に突出された若干ばね弾性を有する嵌合係止片からなる嵌合係止部51、52が設けられている。嵌合係止部51、52は受材4の嵌合係止部43、44と嵌合係止されるようになっている。
【0017】
61、62はステンレス鋼板からなる水切り材であり、71、72はブチルゴムシートからなる防水シートである。
【0018】
次に、長尺化粧材3の取付方法について説明する。
先ず、図2に示すように、受材4、4…と位置規制用長尺材5とをそれぞれの対応する嵌合係止部43、44、51、52を互いに嵌合係止して連結する。この時、受材4、4…の間隔は1400〜1600mmにする。それから、図3に示すように、位置規制用長尺材5の上端を外壁1の上端に合わせ、受材4、4…は嵌合係止状態のまま摺動させて最終位置調整し、木ねじ47、47にてねじ止めする。こうすると、高所であっても、受材4、4…は位置規制用長尺材5によって、これらの間に段差や偏芯もなく、位置規制され所定の位置に精度よく、しかも迅速に取り付けることができる。
【0019】
受材4、4…の外壁1への固定ができたら、図4に示すように、長尺化粧材3を、その上端の嵌合係止部32を受材4の上端の嵌合係止部41に嵌合係止し、それから受材4の方向に回動させて、その下端部の嵌合係止部33を受材4の下端部の嵌合係止部42に嵌合係止する。この長尺化粧材3に隣接連続させる他の長尺化粧材3の取り付けは、同様に、その上端の嵌合係止部32を受材4の上端の嵌合係止部41に嵌合係止して位置を合わせ、それから受材4の方向に回動させて、その下端部の嵌合係止部33を受材4の下端部の嵌合係止部42に嵌合係止する。
【0020】
それから、長尺化粧材3の継ぎ部において、図1に示すように、タッピングビス8により、受材4にねじ止めし、長尺化粧材3、3の横方向の移動を固定する。こうすると、位置精度の出ている受材4、4…に長尺化粧材3、3を嵌合係止して取り付けるので、嵌合係止の抵抗も小さく小さな力で簡単に速く嵌合係止することができる。また、取り付けた長尺化粧材3、3は湾曲することもなく、すっ切り納めることができ、収まりが奇麗である。
【0021】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、位置規制用長尺材5が樋などを兼ねるものであってもよい。また、長尺化粧材3は周縁材など室内の内装化粧材であってもよい。
【0022】
【発明の効果】
請求項1に記載の長尺化粧材の取付構造は、複数の受材に位置規制用長尺材を掛け渡して取り付けた状態で外壁に固定した受材に長尺化粧材を固定するから、これらの複数の受材が位置精度よく建物の外壁に迅速に固定され、長尺化粧材の取り付けが容易にでき、取り付けた状態の長尺化粧材も収まりよく奇麗なものにできる。
【0023】
請求項2に記載の長尺化粧材の取付構造は、上記受材に位置規制用長尺材の嵌合係止部と長尺化粧材の嵌合係止部を設けたから、受材への位置規制用長尺材の取り付けが嵌合係止するだけの簡単なものとなり、位置規制が容易であり、位置規制用長尺材に複数の受材が嵌合係止された状態になり、建物の外壁への受材の固定も容易になり、受材への長尺化粧材の取り付けも嵌合係止するだけの簡単な作業で行なえて効率的になり、受材に嵌合係止するから、長尺化粧材の収まりもよくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の軒元化粧材となる長尺化粧材の取付状態を示す断面図である。
【図2】 本発明の実施例の長尺化粧材の取付構造を説明する斜視図である。
【図3】 本発明の実施例の長尺化粧材の取付構造を説明する斜視図である。
【図4】 本発明の実施例の長尺化粧材の取付構造を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 外壁
3 長尺化粧材
31 化粧面
32、33 嵌合係止部
4 受材
41、42 長尺化粧材の嵌合係止部
43、44 位置規制用長尺材の嵌合係止部
5 位置規制用長尺材
51、52 嵌合係止部
8 タッピングビス

Claims (2)

  1. 建物の外壁に所定間隔をあけて複数の受材を取り付けると共に、これらの受材に長尺化粧材を取り付け固定する長尺化粧材の取付構造であって、
    前記複数の受材間には位置規制用長尺材が掛け渡され、この位置規制用長尺材は、前記受材によって保持されていることを特徴とする長尺化粧材の取付構造。
  2. 前記受材には、前記位置規制用長尺材に嵌合係止する嵌合係止部と、前記長尺化粧材に嵌合係止する嵌合係止部とが設けられ、
    前記位置規制用長尺材及び前記長尺化粧材には、前記嵌合係止部に対応する嵌合係止部がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1記載の長尺化粧材の取付構造
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