JPH0442405Y2 - - Google Patents

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JPH0442405Y2
JPH0442405Y2 JP5556386U JP5556386U JPH0442405Y2 JP H0442405 Y2 JPH0442405 Y2 JP H0442405Y2 JP 5556386 U JP5556386 U JP 5556386U JP 5556386 U JP5556386 U JP 5556386U JP H0442405 Y2 JPH0442405 Y2 JP H0442405Y2
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JP
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wall
decorative
cap
decorative edging
edging material
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JP5556386U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、住宅等の建物において外壁面に取
付ける化粧縁材の取付構造に関するものである。
〔背景技術〕
第5図に示すように、外壁パネル20A,20
Bで構成した外壁20において、上下階の外壁パ
ネル20A,20Bの間の隙間21を覆つて幕板
22を設け、その外側に化粧幕板23を設けたも
のを提案した(実開昭62−49544号公報)。化粧幕
板23の上下縁には化粧縁材1,24を設け取付
具3,25で外壁パネル20A,20Bに取付け
ている。化粧幕板23は、化粧縁材1,24で上
下縁を押え込むことにより保持している。
化粧縁材1の取付けに関しては、第3図に示す
ように、化粧縁材1の下部の溝1aに取付具3の
下端の係合片3aを引つ掛け、かつ化粧縁材1の
上部の水平延出部1d(第4図)を取付具3の取
付片3bと受片3cとの間に押込み、これをビス
5で取付片3bに取付ける。取付具3と外壁パネ
ル4との間7にはバツクアツプ材(図示せず)を
施し、化粧縁材1の上面から外壁パネル4に至る
隙間8に水蜜材を充填する。
しかし、この構成によると水蜜材を充填する幅
が広いので、水蜜材上面の仕上がり状態が悪く、
凹凸を生じて外観を損ね、また、水蜜性も不十分
であつた。さらに、水蜜材を充填するには、バツ
クアツプ材を必要としたので、それだけ施工が複
雑になつていた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、化粧縁材の上部の取付施工
が簡単で、仕上がりが美しく、かつ水蜜性に優れ
た化粧縁材の取付構造を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の化粧縁材の取付構造は、外壁の外面
に沿つて水平に配置され上部フランジの先端部が
立下がり部分とこの立下がり部分から先端側へ延
びる水平延出部とでL形に形成された略内向き溝
形の化粧縁材と、この化粧縁材の前記水平延出部
をビス止めした取付片を有し前記外壁に固定され
た取付具と、前記化粧縁材の前記立下り部分と前
記外壁との間の隙間に嵌込み状態に設けられ前記
外壁側の縁部に前記外壁との間で溝部を形成した
L形断面部分を有するキヤツプと、このキヤツプ
の前記溝部に充填した水蜜材とを備えたものであ
る。
この考案の構成によると、化粧縁材の上部フラ
ンジの立下り部分と外壁との間の隙間にキヤツプ
を嵌込むようにしており、キヤツプの縁部のL形
断面部分で形成した溝部に水蜜材を充填するよう
にしたので、水蜜材を充填する幅が狭くてすむ。
そのため、化粧縁材の上面を平坦にすることがで
きて、化粧縁材上面の仕上がりが美しくなる。ま
た、このようにキヤツプを嵌込み、その縁部に水
蜜材を設けているので水蜜性の向上も図れる。そ
の上、キヤツプを用いることによつて、水蜜材を
支持するためのバツクアツプ材が不要となるの
で、それだけ施工が簡単になる。
実施例 この考案の一実施例を第1図および第2図に基
づいて説明する。この化粧縁材の取付構造は、外
壁4の外面に沿つて水平に配置され上部フランジ
の先端部1bが立下がり部分1cとこの立下がり
部分1cから先端側へ延びる水平延出部1dとで
L形に形成された略内向き溝形の化粧縁材1と、
この化粧縁材1の水平延出部1dをビス5で固定
した取付片3bを有し外壁に固定された取付具3
と、化粧縁材1の立下り部分1cと外壁4との間
の隙間8に嵌込み状態に設けられた外壁4側の縁
部に外壁4との間で溝部2aを形成したL形断面
部分2bを有するキヤツプ2と、このキヤツプ2
の溝部2aに充填した水蜜材9とを備えたもので
ある。
キヤツプ2は、合成樹脂等の押出成形品からな
り、化粧縁材1の全長にわたつて設けられる。キ
ヤツプ2は、L形断面部分2bの先端から立下が
る外壁係合片2cおよび中間部分から立下がる中
間係合片2dを有し、かつ化粧縁材1の上面に被
さる上面係合片2eを有する。上面係合片2eに
は裏面に水蜜用のシーリングテープ10が設けて
ある。シーリングテープ10は両面粘着テープか
らなり、離型シート(図示せず)で覆つてある。
キヤツプ2は、外壁係合片2cおよび中間係合片
2dにより、外壁4および化粧縁材1の立下り部
分1cに圧接した状態に嵌込まれ、シーリングテ
ープ10で化粧縁材1の上面に貼付けられる。
なお、取付具3による化粧縁材1の取付けは、
第4図および第5図とともに前述した例と同様で
あるので、対応部分に同一符号を付してその説明
を省略する。
この化粧縁材1の取付方法を説明すると、外壁
4に取付具3を上下2本のビス6によつて取付け
る。化粧縁材1の下部の溝部1aに取付具3の係
合片3aを引掛け、化粧縁材1の上部の水平延出
部1dを取付具3の取付片3bと受片3cの間に
押込み、これらをビス5で取付ける。この後、キ
ヤツプ2を化粧縁材1と外壁パネル4との間の隙
間8に嵌込み、シーリングテープ10を化粧縁材
1に貼付ける。そして、キヤツプ2と外壁パネル
4との間にできた溝2aに水蜜材9を充填する。
この構成によると、化粧縁材1と外壁パネル4
との間の隙間8がキヤツプ2によつて塞がれ、そ
の外壁4側の縁部に水蜜材9が充填されるので、
水蜜性が向上する。化粧縁材1側には上面係合片
2eを設けてシーリングテープ10を介在させて
あるので、より一層水蜜性が向上する。また、キ
ヤツプ2で隙間8の略全体が覆われ、水蜜材9の
充填幅が狭くなるので、化粧縁材1の上面が平坦
となり仕上がりが美しくなる。さらに、キヤツプ
2のL形断面部2bで形成した溝部2aに水蜜材
9を充填するようにしたのでバツクアツプ材が不
要になり、施工が簡単になる。
なお、前記実施例は、化粧幕板23(第5図)
の上縁に設ける化粧縁材に適用した例につき説明
したが、化粧幕板23の代りに外壁4に帯状の塗
装を施した部分の上縁に沿つて化粧縁材1を設け
てもよい。
〔考案の効果〕
この考案の化粧縁材の取付構造によると、化粧
縁材の上部フランジの立下り部分と外壁との間の
隙間にキヤツプを嵌込むようにしており、キヤツ
プの縁部のL形断面部分で形成した溝部に水蜜材
を充填するようにしたので、水蜜材を充填する幅
が狭くてすみ、そのため化粧縁材の上面を平坦面
とすることができて美しい仕上がりが得られる。
また、このように前記隙間にキヤツプを嵌込み、
その外壁側の縁部に水蜜材を設けたので、水蜜性
の向上を図ることができる。さらに、キヤツプの
L形断面部分で形成した溝部に水蜜材を充填する
ようにしたので、バツクアツプ材が不要になり、
水蜜材の使用も少なくてすむので、施工が簡単に
なるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の部分断面図、第
2図はそのキヤツプの断面図、第3図は従来例の
部分断面図、第4図はその部分詳細図、第5図は
その全体断面図である。 1……化粧縁材、2……キヤツプ、3……取付
具、4……外壁、9……水蜜材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外壁の外面に沿つて水平に配置され上部フラン
    ジの先端部が立下がり部分とこの立下がり部分か
    ら先端側へ延びる水平延出部とでL形に形成され
    た略内向き溝形の化粧縁材と、この化粧縁材の前
    記水平延出部をビス止めした取付片を有し前記外
    壁に固定された取付具と、前記化粧縁材の前記立
    下り部分と前記外壁との間の隙間に嵌込み状態に
    設けられ前記外壁側の縁部に前記外壁との間で溝
    部を形成したL形断面部分を有するキヤツプと、
    このキヤツプの前記溝部に充填した水蜜材とを備
    えた化粧縁材の取付構造。
JP5556386U 1986-04-14 1986-04-14 Expired JPH0442405Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5556386U JPH0442405Y2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14

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JP5556386U JPH0442405Y2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62175148U JPS62175148U (ja) 1987-11-07
JPH0442405Y2 true JPH0442405Y2 (ja) 1992-10-07

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ID=30883568

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2500825Y2 (ja) * 1989-11-15 1996-06-12 松下電工株式会社 窯業系外装役物
JP2500824Y2 (ja) * 1989-11-15 1996-06-12 松下電工株式会社 窯業系外装役物
JP2527414Y2 (ja) * 1990-10-25 1997-02-26 松下電工株式会社 見切縁の取付け構造

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JPS62175148U (ja) 1987-11-07

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