JPS5849282Y2 - 床パネルの取付装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、布基礎１の頂面２上に固定した壁パネル３の
土台金具４と、上面にパネル５を張設したフレーム６の
側枠７に前記布基礎１の頂面２上に載置する取付プレー
ト８を突設した床パネル９とからなるものにおいて、前
記土台金具４の縦壁１０に取付孔１１を穿設すると共に
取付プレート８の先端部に前記取付孔１１と連通ずるボ
ルト孔１２を穿設した縦壁１０に当接する直立した接合
プレート１３を曲成してなる床パネルの取付装置に係る
もので、その目的とするところは施工に便ならしめんと
するにある。

尚図中の符号１４はボルト、１５はナツトを示す。

而して本案は上記した構成であるから、床パネルの取付
けにあっては、先ず壁パネル３の土台金具４を固定した
布基礎１の頂面２上に、上面にパネル５を張設したフレ
ーム６の側枠７に突設した取付プレート８を載置しなが
ら、その先端部に曲或七た直立する接合プレート１３を
前記土台金具４の縦壁１０に当接せしめた後、前記接合
プレート１３と土台金具４の縦壁１０を、該縦壁１０に
穿設した取付孔１１より接合プレート１３に穿設した前
記取付孔１１と連通ずるボルト孔１２内に挿通したボル
ト１４と該ボルトに螺着するナツト１５によって相互に
緊締すれば、第２図に示すように土台金具４と先端部に
接合プレート１３を曲成した取付プレート８はボルト、
ナツトを介して相互に一体化されるから、床パネル９の
取付けば完了するものである。

従来の動程取付けは、フレームの側枠に突設した取付プ
レートを布基礎の頂面上に載置するのみであったから、
取付けられた床パネルが上下左右に盲動して安定しない
という欠点があったが、本案は上記したようにフレーム
の側枠に突設した取付プレートの先端部に土台金具の縦
壁とボルト、ナツトで緊締する接合プレートを曲成した
ので、取付けられた床パネルは盲動することがない。

従って本案によれば、床パネルの確実且安定した取付け
が出来をと共に接合プレートは土台金具の縦壁を内側よ
り強固に補強するので、布基礎の頂面上に土台金具を介
して固定する壁パネルの安定性も一段と向上するという
施工上きわめて便利な効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は要部の分
解縦断正面図、第２図は取付状態を示す縦断正面図であ
る。 主要符号１・・・・・・布基礎、２・・・・・・頂面、
３・・・・・・壁パネル、４・・・・・・土台金具、５
・・・・・・パネル、６・・・・・・フレーム、７・・
・・・・側枠、８・・・・・・取付プレート、９・・・
・・・床パネル、１０・・・・・・縦壁、１１・・・・
・・取付孔、１２・・・・・・ボルト孔、１３・・・・
・・接合プレート。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 布基礎の頂面上に固定した壁パネルの土台金具と、上面
   に・ζネルを張設したフレームの側枠に前記布基礎の頂
   面上に載置する取付プレートを突設した床パネルとから
   なるものに於いて、前・記土台金具の縦壁に取付孔を穿
   設すると共に取付プレートの先端部に前記取付孔と連通
   ずるボルト孔を穿設した縦壁に当接する直立した接合プ
   レートを曲成してなる床パネルの取付装置。