JPH0624928B2 - 車両構体およびその製作方法 - Google Patents

車両構体およびその製作方法

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JPH0624928B2
JPH0624928B2 JP60169805A JP16980585A JPH0624928B2 JP H0624928 B2 JPH0624928 B2 JP H0624928B2 JP 60169805 A JP60169805 A JP 60169805A JP 16980585 A JP16980585 A JP 16980585A JP H0624928 B2 JPH0624928 B2 JP H0624928B2
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尚 谷
鎮弘 冨田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、車両構体に係り、持に客電車,モノレール車
両等に好適な車両構体に関するものである。
〔従来の背景〕
従来の客電車あるいはモノレール車両の構体構造として
は、特公昭37−861号公報および特公昭37−86
2号公報に記載されているような構成が知られている。
すなわち、第4図に示すように、側構1,屋根構2,台
枠3および妻構4をそれぞれユニットパネルとして形成
して各ユニットパネル間を接合することにより車両構体
を成し、前記ユニットパネル間の接合について種々の構
成が開発されている。また、該接合部構造の例として特
公昭40−6292号公報,特公昭40−6293号公
報に示された構成が知られている。さらに、車両構体の
床下に設置される床下機器の支持構成については、第5
図に示すように台枠3の下面に吊下げることなく、機器
据置用の補助台枠3aを別に設けて、床下機器5および
配線,配管を該補助台枠3a上に設置固定し、補助台枠
3a自体は側構1の下辺に機械的に接合することにより
支持されている。ところで、これら従来の車両構体で
は、その製作面については十分配慮されているが、各種
機器の艤装面については十分配慮されていない。すなわ
ち、第4図に示す構成においては、台枠3下面に床下機
器5を吊下げる作業が必要であり艤装作業が非常に煩雑
になるという問題があった。一方、第5図に示す構成に
おいては、床下機器5の艤装作業は容易となるが、補助
台枠3aを設置するため、構成が複雑になるとともに重
量が増加するという問題があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的とするところは、機器艤装作業特に床下機
器の艤装作業を容易に行なえるようにした車両構体とこ
れに関連するユニット組立の容易化を提供することにあ
る。
〔発明の概要〕
本発明の特徴は、二つの側構、屋根構、二つの妻構およ
び台枠からなる車両構体において、前記台枠は、先端台
枠と中央台枠とから構成されており、 前記先端台枠は、 車体長手方向に沿って前記各側構の下辺部に、車体全長
に亘ってそれぞれ配置した長土台と、 前記各長土台の間であって台車設置位置にそれぞれ対応
させると共にその長手方向を車体幅方向に沿わせて設置
され、それぞれの端部を前記長土台に接合した枕梁と、 前記各長土台の間であって車体前後位置の枕梁よりも車
体長手方向中央よりの位置に、その長手方向を車体幅方
向に沿わせ、かつ、床下機器設置範囲に相当する間隔を
隔て配置され、それぞれの端部を前記長土台に接合した
横梁と、から構成されており、 前記中央台枠は、前記長土台の間に嵌入可能であって該
各長土台に接合可能な幅寸法を有し、かつ、前記二つの
横梁間に嵌入可能であって該各横梁に接合可能な長さ寸
法を有すると共に、下面に床下機器を支える支持手段を
備えた複数の中空型材を接合して構成されている車両構
体にある。
本発明の他の特徴は、二つの側構、屋根構、二つの妻構
および台枠からなる車両構体の製作方法において、 車体長手方向中間部に中央台枠嵌入部が形成され二つの
側構および二つの妻構が接合された先端台枠と、前記先
端台枠に嵌入可能な中央台枠とを準備し、 前記中央台枠の機器取付け面を上方に向けて機器を取付
け、 前記機器取付け完了後に前記中央台枠を反転し、先端台
枠の中央台枠嵌入部に嵌入して該中央台枠と前記先端台
枠を接合する、車両構体の製作方法にある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第4図によって
説明する。同図において、前記従来例と同一符号は同一
部材を示している。は側構1,屋根構2,妻構4およ
び台枠から成る車両構体である。該車両構体を成す前
記台枠は、車体の前後位置で幅方向に配置された枕梁
7、該枕梁7に対して直角すなわち車体長手方向に配置
された中梁8、車端部に設置された端梁9、前記枕梁7
の車体中央部に平行に配置された横梁10および以下説明
する中央台枠から構成されている。13は前記台枠の車体
前後の各横梁10間でかつ長土台16間に挿入し結合す
る前記中央台枠で、軽金属製の中空型材を複数平行に接
合し、かつ、両側に側梁18を接合することによって形成
されている。12は該中央台枠13の台枠構成時下面となる
面に取付けられる床下機器である。14は配管、15は配線
で前記床下機器12と同様に中央台枠13の下面に取付けら
れる。長土台16は、前記側構1の下辺部に設置され車
体長手方向に車体全長に亘って引き通される部材であ
る。17は前記台枠上面に設置される薄板より成る床板で
ある。19は前記長土台16と外板とを接合する際に形成さ
れる溶接部である。また、前記側構1には窓11が形成さ
れ、かつ、内部側面には荷棚21が取付けられている。前
記屋根構2には、その内部に天井ダクト20が設置され
る。23は前記枕梁7,中梁8,端梁9,横梁10を前記長
土台16すなわち側構1および妻構4に結合することによ
り形成される先端部台枠である。なお、該先端台枠23
は、前記長土台16に相当する車体長手方向引通部材を設
け、これに前記各構成部材を接合して形成してもよい。
24は前記先端台枠23の上面に形成された先端部床で、キ
ーストンプレート等から構成されている。25は前記中央
台枠13の長手方向端部下面に配置された継ぎ梁で、該中
央台枠13を車体前後の前記先端台枠23の間で両側の長土
台16間に嵌合固着する際に、該中央台枠13と横梁10とを
ライナー26を介して接合する部材である。すなわち、横
梁10に所定の厚さを有したライナー26を接合し、該ライ
ナー26に前記継ぎ梁25を溶接部19を形成することによ
り接合する。27は床板17と前記中央台枠13および先端床
24との間に形成される樹脂層である。
次に、前記各部材によって車両構体を形成する場合に
ついて説明すると、まず、側構1,屋根構2,妻構4を
形成する。そして、これらのユニットパネルを組立ると
ともに、前記側構1の長土台16に枕梁7,中梁8,端梁
9,横梁10を組立たものを接合する。このことによって
先端台枠23が形成される。次に、軽金属製の中空型材を
組合せ接合することにより中央台枠13を構成する。な
お、図示中央台枠13の側梁18も中空型材となっている。
次に、該中央台枠13の台枠構成時における下面を上方に
向けた状態で前記床下機器12,配管14,配線15を下向作
業で設置する。このように各種機器を取付けた中央台枠
13をその上面に樹脂27を塗布した状態で前記台枠の各先
端台枠23間の左右両側の長土台16間に嵌合し、該長土台
16との間および嵌合前に設置された継ぎ梁とライナー26
との間を溶接部19を形成することにより固着する。この
ようにして車両構体を構成するものである。なお、前記
側構1,屋根構2,妻構4を組合せて接合し、かつ、先
端台枠23を形成する時点においては、中央台枠13に対応
する治具によって全体を支持する必要がある。
このような構成によれば、台枠の床下に設置される機器
すなわち床下機器12おおび各種配管14,配線15を下向き
作業で設置できるため、艤装作業が極めて容易となり、
かつ、工数を大幅に低減できる。また、前記各種機器の
取付も確実なものとできる。さらに、前記構成によれ
ば、長土台16によって先端台枠23を形成し、該両側の長
土台16間に中央台枠13を嵌合し固着する構成であるか
ら、該長土台16と側枠18との接合部においては従来のも
のと同様な構成部材であり、重量増加も防止できる。
なお、前記一実施例においては、長土台16に枕梁7,中
梁8,端梁9,横梁10を取付け先端台枠23を形成する構
成としているが、該先端台枠23に対応する部分的な台枠
を作製して前記中央台枠13と接合し台枠を構成してもよ
く、本発明は前記一実施例に限定されるものではない。
また、前記中央台枠13についても、前記一実施例におい
ては中空型材により形成しているが、従来の台枠と同様
な横梁および側梁から成るはしご形のものとしても同様
の効果があり、この点についても本発明は前記一実施例
に限定されるものではない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、床下に取付ける機
器を下向き作業で設置できるため、艤装作業が容易に行
える。また、特に構成部材を増やすことなく台枠を構成
することができ、車両の軽量化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車両構体の一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図のア−ア部断面図、第3図は第1図
のイ−イ部断面図、第4図は従来の車両構体を示す斜視
図、第5図は従来の車両構体における台枠部分の斜視図
である。 1……側構、2……屋根構、4……妻構、12……床下機
器、13……中央台枠、23……先端台枠

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つの側構、屋根構、二つの妻構および台
    枠からなる車両構体において、 前記台枠は、先端台枠と中央台枠とから構成されてお
    り、 前記先端台枠は、 車体長手方向に沿って前記各側構の下辺部に、車体全長
    に亘ってそれぞれ配置した長土台と、 前記各長土台の間であって台車設置位置にそれぞれ対応
    させると共にその長手方向を車体幅方向に沿わせて設置
    され、それぞれの端部を前記長土台に接合した枕梁と、 前記各長土台の間であって車体前後位置の枕梁よりも車
    体長手方向中央よりの位置に、その長手方向を車体幅方
    向に沿わせ、かつ、床下機器設置範囲に相当する間隔を
    隔て配置され、それぞれの端部を前記長土台に接合した
    横梁と、から構成されており、 前記中央台枠は、前記長土台の間に嵌入可能であって該
    各長土台に接合可能な幅寸法を有し、かつ、前記二つの
    横梁間に嵌入可能であって該各横梁に接合可能な長さ寸
    法を有すると共に、下面に床下機器を支える支持手段を
    備えた複数の中空型材を接合して構成されている、 ことを特徴とする車両構体。
  2. 【請求項2】二つの側構、屋根構、二つの妻構および台
    枠からなる車両構体の製作方法において、 車体長手方向中間部に中央台枠嵌入部が形成され二つの
    側構および二つの妻構が接合された先端台枠と、前記先
    端台枠に嵌入可能な中央台枠とを準備し、 前記中央台枠の機器取付け面を上方に向けて機器を取付
    け、 前記機器取付け完了後に前記中央台枠を反転し、先端台
    枠の中央台枠嵌入部に嵌入して該中央台枠と前記先端台
    枠を接合する、 ことを特徴とした車両構体製作方法。
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