JPH0350063A - 鉄道車両の車体および車体製作方法 - Google Patents
鉄道車両の車体および車体製作方法Info
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- JPH0350063A JPH0350063A JP9644490A JP9644490A JPH0350063A JP H0350063 A JPH0350063 A JP H0350063A JP 9644490 A JP9644490 A JP 9644490A JP 9644490 A JP9644490 A JP 9644490A JP H0350063 A JPH0350063 A JP H0350063A
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- railway vehicle
- beams
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Links
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、鉄道車両の車体および車体製作方法に係り、
特に客車あるいは客電車に好適な鉄道Ht両の車体およ
び車体製作方法に関するものである。
特に客車あるいは客電車に好適な鉄道Ht両の車体およ
び車体製作方法に関するものである。
一般的に鉄道車両の車体は、アルミニウム合金等の軽合
金、構造用鋼或はステンレス鋼からなる材料によって形
成されている。これら鉄道車両の車体にあっては、該車
体全体を一種類の材料によって構成するのが主流であっ
た。
金、構造用鋼或はステンレス鋼からなる材料によって形
成されている。これら鉄道車両の車体にあっては、該車
体全体を一種類の材料によって構成するのが主流であっ
た。
ステンレス鋼製材料によって製作された車体は、ステン
レス鋼がアルミニウム合金或は構造用鋼に比べて腐食し
にくいため、寿命が永い。しかし、ステンレス鋼製車体
では、車体表面に塗装を行なう場合に、外板の表面に特
殊な処理が必要である。
レス鋼がアルミニウム合金或は構造用鋼に比べて腐食し
にくいため、寿命が永い。しかし、ステンレス鋼製車体
では、車体表面に塗装を行なう場合に、外板の表面に特
殊な処理が必要である。
したがって、ステンレス鋼製車体では、塗装作業に多大
な労力と時間が必要である。アルミニウム合金製材料に
よって製作された車体は、軽量であり、かつ、車体表面
の塗装も容易である。しかし、アルミニウム合金製材料
自体の価格がステンレス鋼或は構造用鋼に比べて高価で
あるため、アルミニウム合金製車体は材料費が増大する
。構造用鋼製材料によって製作された車体は、材料費は
少なく、かつ、外板表面の塗装が容易である。しかし・
構造用鋼製材料は、ステンレス鋼に比べて腐食しやすく
、また、アルミニウム合金製材料に比べて重い。したが
って、構造用R製車体は、アルミニウム合金製車体より
も重く、かつ、ステンレス鋼製車体よりも寿命が短い。
な労力と時間が必要である。アルミニウム合金製材料に
よって製作された車体は、軽量であり、かつ、車体表面
の塗装も容易である。しかし、アルミニウム合金製材料
自体の価格がステンレス鋼或は構造用鋼に比べて高価で
あるため、アルミニウム合金製車体は材料費が増大する
。構造用鋼製材料によって製作された車体は、材料費は
少なく、かつ、外板表面の塗装が容易である。しかし・
構造用鋼製材料は、ステンレス鋼に比べて腐食しやすく
、また、アルミニウム合金製材料に比べて重い。したが
って、構造用R製車体は、アルミニウム合金製車体より
も重く、かつ、ステンレス鋼製車体よりも寿命が短い。
ところで、近年異なる材料同士の結合技術が種々開発さ
れている。また、異なる材料同士の結合部分の強度向上
が図られている。このような状況から、鉄道車両の車体
を構成する材料として、異なる材質の材料例えば軽合金
製材料と構造用鋼製材料或はステンレス鋼製材料と構造
用鋼製材料を組み合わせて用いている。一方、最近では
車体を構成する台枠の下面に制御用機器或は空調装置を
設置した構造の鉄道車両が増えている。このような車体
では、台枠の下面に前記各種機器を簡単に設置できるよ
うに台枠を構成する必要がある。そこで、前記各種機器
を支持するレールを一体に形成した複数のアルミニウム
合金製押出形材によって前記台枠を構成している。なお
、前記複数のアルミニウム合金製押出形材は、車体長手
方向に伸びており、かつ、車体幅方向に平行に並べられ
それぞれ溶接によって接合されている。一方、側構はス
テンレス鋼製材料或は構造用鋼製材料によって構成され
ている。前記アルミニウム合金製押出形材によって構成
した台枠と前記側構とを接合した車体が知られている。
れている。また、異なる材料同士の結合部分の強度向上
が図られている。このような状況から、鉄道車両の車体
を構成する材料として、異なる材質の材料例えば軽合金
製材料と構造用鋼製材料或はステンレス鋼製材料と構造
用鋼製材料を組み合わせて用いている。一方、最近では
車体を構成する台枠の下面に制御用機器或は空調装置を
設置した構造の鉄道車両が増えている。このような車体
では、台枠の下面に前記各種機器を簡単に設置できるよ
うに台枠を構成する必要がある。そこで、前記各種機器
を支持するレールを一体に形成した複数のアルミニウム
合金製押出形材によって前記台枠を構成している。なお
、前記複数のアルミニウム合金製押出形材は、車体長手
方向に伸びており、かつ、車体幅方向に平行に並べられ
それぞれ溶接によって接合されている。一方、側構はス
テンレス鋼製材料或は構造用鋼製材料によって構成され
ている。前記アルミニウム合金製押出形材によって構成
した台枠と前記側構とを接合した車体が知られている。
こうような車体の例としては、例えば実開昭80−10
・8584号が挙げられる。
・8584号が挙げられる。
さらに、台枠をアルミニウム合金製押出形材によって構
成した車体の例としては、例えば特開昭62−9446
6号が挙げられる。
成した車体の例としては、例えば特開昭62−9446
6号が挙げられる。
上記従来技術のうち前者については、台枠全体をアルミ
ニウム合金製押出形材にて構成しており、該台枠自体の
材料費低減につし\て配慮されいない。
ニウム合金製押出形材にて構成しており、該台枠自体の
材料費低減につし\て配慮されいない。
また、上記従来技術のうち後者については、台枠の機器
を取付ける部分とそれ以外の部分とを別々に構成して、
これらを組み合わせて接合することにより構成している
が、この台枠も全体をアルミニウム合金製押出形材によ
って構成しているため、材料費が増大するという問題が
あった。
を取付ける部分とそれ以外の部分とを別々に構成して、
これらを組み合わせて接合することにより構成している
が、この台枠も全体をアルミニウム合金製押出形材によ
って構成しているため、材料費が増大するという問題が
あった。
本発明の第1の目的は、車体全体の材料費を最小限に抑
え、かつ、台枠の下面に取付けられる各種機器の取り付
は作業が簡単に行なえる鉄道車両の車体を提供すること
にある。
え、かつ、台枠の下面に取付けられる各種機器の取り付
は作業が簡単に行なえる鉄道車両の車体を提供すること
にある。
本発明の第2の目的は、前記第1の目的に加えて腐食に
よって生じる不具合を防止できる鉄道車両の車体を提供
することにある。
よって生じる不具合を防止できる鉄道車両の車体を提供
することにある。
本発明の第3の目的は、前記第1または第2の目的に加
えて少なくとも車体の側面の塗装が容易に行なえる鉄道
車両の車体を提供することにある。
えて少なくとも車体の側面の塗装が容易に行なえる鉄道
車両の車体を提供することにある。
前記第1の目的を達成するために、台枠は軽合金製押出
形材によって形成される中間台枠と鉄系材料によって形
成される端台枠とから構成され、前記中間台枠と端台枠
はそれぞれの車体長手方向端部を連結手段によって連結
されている。
形材によって形成される中間台枠と鉄系材料によって形
成される端台枠とから構成され、前記中間台枠と端台枠
はそれぞれの車体長手方向端部を連結手段によって連結
されている。
前記第2の目的を達成するために、前記構成に加えて屋
根構体を構成する屋根外板をステンレス鋼によって構成
している。
根構体を構成する屋根外板をステンレス鋼によって構成
している。
前記第3の目的を達成するために、側構体を構成する側
外板を鉄系材料によって構成している。
外板を鉄系材料によって構成している。
台枠を構成する中間台枠が軽合金製押出形材によって構
成されていることから、台枠の下面に取付けられる各種
機器を支持する部材を一体に形成することができるため
、該各種機器の取り付は作業が簡単に行なえる。
成されていることから、台枠の下面に取付けられる各種
機器を支持する部材を一体に形成することができるため
、該各種機器の取り付は作業が簡単に行なえる。
屋根構体を構成する屋根外板をステンレス鋼によって構
成することにより、屋根部分の腐食による不具合を防止
することができる。
成することにより、屋根部分の腐食による不具合を防止
することができる。
側構体を構成する側外板を鉄系材料によって構成するこ
とにより、車体側面の塗装を容易に行なうことができる
。
とにより、車体側面の塗装を容易に行なうことができる
。
以下、本発明の複数の実施例を複数の図により説明する
。
。
まず、第1図ないし第6図によって1本発明による鉄道
車両の車体の一実施例について説明する。
車両の車体の一実施例について説明する。
台枠1は車体の下面を構成している。側部40は車体の
両側面を構成している。屋根構60は車体の上面すなわ
ち屋根の部分を構成している。妻構70は車体の車体長
手方向の端面を構成している。
両側面を構成している。屋根構60は車体の上面すなわ
ち屋根の部分を構成している。妻構70は車体の車体長
手方向の端面を構成している。
前記側部40は側柱411間柱429戸柱43゜補強材
44.長上台45.腰帯46.幕帯47および長桁48
などの側骨部材を組み合わせ継手部材49を介して接合
し、かつ、これらの側骨部材の外側に側外板50を接合
することにより構成される。前記側骨部材および側外板
5oは構造用鋼製である。屋根構60は長桁61および
垂木62などの屋根骨部材を組み合わせて接合し、かつ
、これらの屋根骨部材の外側に屋根外板63を接合する
ことにより構成される。前記屋根外板63はステンレス
鋼製であって、その断面形状は波形となっている。屋根
骨部材はステンレス鋼製または構造鋼製である。妻構7
0はすみ柱、妻柱、妻桁および補強材などの妻骨部材を
組み合わせ継手部材を介して接合し、かつ、これらの妻
骨部材の外側に妻外板を接合することによって構成され
る。
44.長上台45.腰帯46.幕帯47および長桁48
などの側骨部材を組み合わせ継手部材49を介して接合
し、かつ、これらの側骨部材の外側に側外板50を接合
することにより構成される。前記側骨部材および側外板
5oは構造用鋼製である。屋根構60は長桁61および
垂木62などの屋根骨部材を組み合わせて接合し、かつ
、これらの屋根骨部材の外側に屋根外板63を接合する
ことにより構成される。前記屋根外板63はステンレス
鋼製であって、その断面形状は波形となっている。屋根
骨部材はステンレス鋼製または構造鋼製である。妻構7
0はすみ柱、妻柱、妻桁および補強材などの妻骨部材を
組み合わせ継手部材を介して接合し、かつ、これらの妻
骨部材の外側に妻外板を接合することによって構成され
る。
妻骨部材および妻外板は構造鋼製である。妻構70の詳
細な構造については、図示を省略した。
細な構造については、図示を省略した。
台枠1は中間台枠2と端台枠3から構成されている。中
間台枠2は複数のアルミニウム合金製の押出形材4を平
行に並べて接合することにより構成される。押出形材4
は台枠の車体長手方向に伸びており、台枠の車体幅方向
に平行に並べられる。
間台枠2は複数のアルミニウム合金製の押出形材4を平
行に並べて接合することにより構成される。押出形材4
は台枠の車体長手方向に伸びており、台枠の車体幅方向
に平行に並べられる。
押出形材4は内部に中空部4aを形成しており、かつ、
下面に制御用機器或は空調装置などの各種機器を支持す
るための機器吊りレール4bが一体に形成されている。
下面に制御用機器或は空調装置などの各種機器を支持す
るための機器吊りレール4bが一体に形成されている。
端台枠3は側梁5.端梁6.中梁7,8.枕梁9、横梁
10および床部材11から構成されている。二つの側梁
5は台枠の車体幅方向両端部に車体長手方向に伸ばして
配置され、それらの端部は前記二つの端梁6によって連
結される。前記二つの枕梁9は前記二つの側梁5の間に
前記端梁6に平行に配置され、それらの端部は側梁5に
接合される。枕梁9は前記端梁6よりも台枠の車体長手
方向中央寄りの位置に配置される。枕梁9は台車の中心
に対応して配置されている。二つの中梁7は台枠の車体
長手方向両端の端梁6と枕梁9の間に前記側梁5に平行
に配置される。それらの各端部は端梁6と枕梁9に接合
される。該二つの中梁7の間隔はそれらの間に連結器を
設置可能な程度の幅である。二つの横梁10は前記二つ
の側梁5の間に前記枕梁6に平行に配置され、それらの
端部は側梁5に接合される。横梁1oは前記枕梁9より
も台枠の車体長手方向中央寄りの位置に配置される。前
記側梁5.端梁6.中梁7,8.枕梁9、横梁10は構
造用鋼或はステンレス鋼によって構成されている。前記
床部材11は前記二つの側梁5の間に設置されている中
梁7,8.枕梁9および横梁1oの上面を覆うように設
置されている。前記床部材11は溝造用網或はステンレ
ス鋼によって構成されたキーストンプレートllaによ
って構成されている。キーストンプレート11bはキー
ストンプレート11aと中間台枠2とをつなぐ継手部材
であって、床部材としての機能も有している。キースト
ンプレートlla、llbは車体幅方向の断面が波形を
なしている。キーストンプレート11aの車体長手方向
の一端は端梁6接合され、かつ、車体長手方向の他端部
は前記横梁1oの上面に載せかけられている。キースト
ンプレートllbの車体長手方向の一端は前記中間台枠
2の車体長手方向端部に溶接によって接合され、かつ、
車体長手方向の他端は前記横梁10の上面の位置まで伸
びている。キーストンプレートLla、1]bは横梁1
0の上方の位置で重なっており、該キーストンプレート
lla、llbおよび横梁10の上部フランジはリベッ
ト12によって接合されている。前記リベット12が結
合手段であり、該リベット12に変えて例えばブライン
ドリベット、ボルト・ナツトおよびリベットボンディン
グを用いてもよい。
10および床部材11から構成されている。二つの側梁
5は台枠の車体幅方向両端部に車体長手方向に伸ばして
配置され、それらの端部は前記二つの端梁6によって連
結される。前記二つの枕梁9は前記二つの側梁5の間に
前記端梁6に平行に配置され、それらの端部は側梁5に
接合される。枕梁9は前記端梁6よりも台枠の車体長手
方向中央寄りの位置に配置される。枕梁9は台車の中心
に対応して配置されている。二つの中梁7は台枠の車体
長手方向両端の端梁6と枕梁9の間に前記側梁5に平行
に配置される。それらの各端部は端梁6と枕梁9に接合
される。該二つの中梁7の間隔はそれらの間に連結器を
設置可能な程度の幅である。二つの横梁10は前記二つ
の側梁5の間に前記枕梁6に平行に配置され、それらの
端部は側梁5に接合される。横梁1oは前記枕梁9より
も台枠の車体長手方向中央寄りの位置に配置される。前
記側梁5.端梁6.中梁7,8.枕梁9、横梁10は構
造用鋼或はステンレス鋼によって構成されている。前記
床部材11は前記二つの側梁5の間に設置されている中
梁7,8.枕梁9および横梁1oの上面を覆うように設
置されている。前記床部材11は溝造用網或はステンレ
ス鋼によって構成されたキーストンプレートllaによ
って構成されている。キーストンプレート11bはキー
ストンプレート11aと中間台枠2とをつなぐ継手部材
であって、床部材としての機能も有している。キースト
ンプレートlla、llbは車体幅方向の断面が波形を
なしている。キーストンプレート11aの車体長手方向
の一端は端梁6接合され、かつ、車体長手方向の他端部
は前記横梁1oの上面に載せかけられている。キースト
ンプレートllbの車体長手方向の一端は前記中間台枠
2の車体長手方向端部に溶接によって接合され、かつ、
車体長手方向の他端は前記横梁10の上面の位置まで伸
びている。キーストンプレートLla、1]bは横梁1
0の上方の位置で重なっており、該キーストンプレート
lla、llbおよび横梁10の上部フランジはリベッ
ト12によって接合されている。前記リベット12が結
合手段であり、該リベット12に変えて例えばブライン
ドリベット、ボルト・ナツトおよびリベットボンディン
グを用いてもよい。
前記中間台枠2を構成する複数の押出形材4のうち、前
記側梁5に隣接する押出形材4には側梁5の上部フラン
ジ5aに重なる接合フラ°ンジ4cが一体に形成されて
いる。接合フランジ4cと上部フランジ5aとはブライ
ンドリベット13によって接合されている。側梁5に隣
接する押出形材4の車体幅方向端部と側梁5の下部フラ
ンジ5bは結合部材14によって結合されている。結合
部材14はその断面形状がZ形になっている。結合部材
14と押出形材4および下部フランジ5bはそれぞれブ
ラインドリベット13によって結合されている。穴4d
は1)η記ブラインドリベット13を挿入するため押出
形材4に設けられている。結合部材14には穴14aが
形成されている。穴14aは側面40を構成する長上台
45と側梁5とを矢印Wで示す位置でスポット溶接によ
り接合するために用いられる。前記ブラインドリベット
13が結合手段であり、該リベット12に変えて例えば
リベット、ボルト・ナツトおよびリベットボンディング
を用いてもよい。
記側梁5に隣接する押出形材4には側梁5の上部フラン
ジ5aに重なる接合フラ°ンジ4cが一体に形成されて
いる。接合フランジ4cと上部フランジ5aとはブライ
ンドリベット13によって接合されている。側梁5に隣
接する押出形材4の車体幅方向端部と側梁5の下部フラ
ンジ5bは結合部材14によって結合されている。結合
部材14はその断面形状がZ形になっている。結合部材
14と押出形材4および下部フランジ5bはそれぞれブ
ラインドリベット13によって結合されている。穴4d
は1)η記ブラインドリベット13を挿入するため押出
形材4に設けられている。結合部材14には穴14aが
形成されている。穴14aは側面40を構成する長上台
45と側梁5とを矢印Wで示す位置でスポット溶接によ
り接合するために用いられる。前記ブラインドリベット
13が結合手段であり、該リベット12に変えて例えば
リベット、ボルト・ナツトおよびリベットボンディング
を用いてもよい。
なお、前記結合部材14は構造用鋼またはステンレス鋼
またはアルミニュウム合金のいずれの材質によって構成
されていてもよい。また、前記結合部材14を構造用鋼
またはステンレス鋼によって構成した場合には該結合部
材を前記下部フランジ5bに直接溶接によって接合する
ことができる。
またはアルミニュウム合金のいずれの材質によって構成
されていてもよい。また、前記結合部材14を構造用鋼
またはステンレス鋼によって構成した場合には該結合部
材を前記下部フランジ5bに直接溶接によって接合する
ことができる。
さらに、前記結合部材14をアルミニュウム合金によっ
て構成した場合には該結合部材を押出形材4の下面或は
側面に直接溶接によって接合することができる。
て構成した場合には該結合部材を押出形材4の下面或は
側面に直接溶接によって接合することができる。
ところで、前記構造用鋼としては例えば一般構造用鋼、
耐候性構造用鋼、高張力鋼および溶接構造用鋼が挙げら
れ、ステンレス鋼としては例えばオーステナイト系ステ
ンレス鋼が挙げられる。また、軽合金材料としては、例
えばJIS 種類A6063.6NO1等が挙げられる
。
耐候性構造用鋼、高張力鋼および溶接構造用鋼が挙げら
れ、ステンレス鋼としては例えばオーステナイト系ステ
ンレス鋼が挙げられる。また、軽合金材料としては、例
えばJIS 種類A6063.6NO1等が挙げられる
。
前記車体の製作状況を説明する。二つの側梁5゜二つの
端梁6.二つの中梁7.二つの中梁も、二つの枕梁9.
二つの横梁10を組み合わせて接合する。さらに、前記
中梁7.中梁8.枕梁9および横梁10の上面にキース
トンプレートllaを取付けることにより端台枠3が完
成する。複数の押出形材4をその幅方向に並べ、それぞ
れを溶接によって接合する。その後、前記複数の押出形
材4の長手方向端面にキーストンプレート11bが溶接
によって接合され、中間台枠2が完成する。
端梁6.二つの中梁7.二つの中梁も、二つの枕梁9.
二つの横梁10を組み合わせて接合する。さらに、前記
中梁7.中梁8.枕梁9および横梁10の上面にキース
トンプレートllaを取付けることにより端台枠3が完
成する。複数の押出形材4をその幅方向に並べ、それぞ
れを溶接によって接合する。その後、前記複数の押出形
材4の長手方向端面にキーストンプレート11bが溶接
によって接合され、中間台枠2が完成する。
前記端台枠3と中間台枠2の製作作業は別々に行なわれ
る。そして、端台枠3の二つの側梁5と二つの横梁10
とによって囲まれた空間に中間台枠2を嵌め込む。その
後、押出形材4の結合フランジ4cと側梁5の上部フラ
ンジ5aをブラインドリベット13によって結合する。
る。そして、端台枠3の二つの側梁5と二つの横梁10
とによって囲まれた空間に中間台枠2を嵌め込む。その
後、押出形材4の結合フランジ4cと側梁5の上部フラ
ンジ5aをブラインドリベット13によって結合する。
また、キーストンプレート11a、キーストンプレート
llbおよび横梁5の上部フランジが重なっている部分
に穴をあけ、該穴にリベット部材を挿入する。そして、
前記リベット部材を加工することによりキーストンプレ
ートl l a、キーストンプレート11bおよび横梁
5の上部フランジを結合する。このようにして、台枠1
が完成する。側構40.屋根構60゛および妻構70は
前記台枠1とは別に製作される。このようにして製作さ
れた台枠1.側構40、屋根構60および妻構70を次
のようにして組立る。すなわち、台枠1の車体幅方向両
端部の上面にそれぞれ画描40を配置し、かつ、台枠■
の車体長手方向両端部の上面に妻構7oを配置する。そ
して、台枠1と側構401台枠1と妻構70、画描4o
と妻構70のそれぞれの間をスポット溶接によって接合
する。さらに、前記画描40および妻構70の上方に屋
根構60を配置する。
llbおよび横梁5の上部フランジが重なっている部分
に穴をあけ、該穴にリベット部材を挿入する。そして、
前記リベット部材を加工することによりキーストンプレ
ートl l a、キーストンプレート11bおよび横梁
5の上部フランジを結合する。このようにして、台枠1
が完成する。側構40.屋根構60゛および妻構70は
前記台枠1とは別に製作される。このようにして製作さ
れた台枠1.側構40、屋根構60および妻構70を次
のようにして組立る。すなわち、台枠1の車体幅方向両
端部の上面にそれぞれ画描40を配置し、かつ、台枠■
の車体長手方向両端部の上面に妻構7oを配置する。そ
して、台枠1と側構401台枠1と妻構70、画描4o
と妻構70のそれぞれの間をスポット溶接によって接合
する。さらに、前記画描40および妻構70の上方に屋
根構60を配置する。
そして、画描40と屋根構60.妻構70と屋根構60
のそれぞれの間をスポット溶接によって接合する。この
ようにして車体が完成する。そして、前記車体の画描4
0の側外板50および妻構70の妻外板のそれぞれの表
面に塗装を行なう。車体への塗装が終了した後、台枠1
の押出型材4の機器吊りレール4bに制御用機器或は空
調装置などの各種機器を取付ける。
のそれぞれの間をスポット溶接によって接合する。この
ようにして車体が完成する。そして、前記車体の画描4
0の側外板50および妻構70の妻外板のそれぞれの表
面に塗装を行なう。車体への塗装が終了した後、台枠1
の押出型材4の機器吊りレール4bに制御用機器或は空
調装置などの各種機器を取付ける。
前述のように車体を構成する各種部材は少なくとも三種
類以上の材質により構成されている。このことによって
前記車体は従来の構造用鋼製車体より軽量で、かつ、軽
合金製車体よりも材料費を少なくすることができる。す
なわち、中間台枠2を複数の軽金属製押出形材4によっ
て構成することにより、前記台枠1は同程度の車端荷重
を負担する従来の構造用鋼製台枠よりも剛性が高く、が
っ、軽量化である。また、前記各押出形材4に機器吊り
レール4bを一体に形成しているため、台枠lを構成す
る部品点数の削減、および台枠1の構造の簡略化および
台枠1の製作工数の低減が図れる。このことは、車体全
体の価格の低減および軽量化にもつながる。端台枠3は
軽合金製材料よりも価格の安い構造用鋼或はステンレス
鋼によって構成されている。したがって、台枠全体を軽
合金製材料によって構成する台枠に比べて前記台枠1は
材料費を少なくできる。また、端台枠3をステンレス鋼
によって構成すれば、該端台枠3の腐食を防止できる。
類以上の材質により構成されている。このことによって
前記車体は従来の構造用鋼製車体より軽量で、かつ、軽
合金製車体よりも材料費を少なくすることができる。す
なわち、中間台枠2を複数の軽金属製押出形材4によっ
て構成することにより、前記台枠1は同程度の車端荷重
を負担する従来の構造用鋼製台枠よりも剛性が高く、が
っ、軽量化である。また、前記各押出形材4に機器吊り
レール4bを一体に形成しているため、台枠lを構成す
る部品点数の削減、および台枠1の構造の簡略化および
台枠1の製作工数の低減が図れる。このことは、車体全
体の価格の低減および軽量化にもつながる。端台枠3は
軽合金製材料よりも価格の安い構造用鋼或はステンレス
鋼によって構成されている。したがって、台枠全体を軽
合金製材料によって構成する台枠に比べて前記台枠1は
材料費を少なくできる。また、端台枠3をステンレス鋼
によって構成すれば、該端台枠3の腐食を防止できる。
このことは車体の長手方向端部に便所或は洗面所等を設
置した場合に有効である。
置した場合に有効である。
さらに、本発明の車体は側構40.屋根構6oおよび妻
構70を安価な構造用鋼あるいはステンレス鋼によって
構成するため、車体全体を軽合金によって構成する従来
の車体に比べて材料費を少なくできる。また、屋根外板
63はステンレス鋼によって構成されている。したがっ
て、該ステンレス鋼は腐食しにくいことから、腐食した
場合を考慮して該屋根外板63の板厚を厚くする必要が
ない。このことにより、屋根構60を軽量化することが
できる。
構70を安価な構造用鋼あるいはステンレス鋼によって
構成するため、車体全体を軽合金によって構成する従来
の車体に比べて材料費を少なくできる。また、屋根外板
63はステンレス鋼によって構成されている。したがっ
て、該ステンレス鋼は腐食しにくいことから、腐食した
場合を考慮して該屋根外板63の板厚を厚くする必要が
ない。このことにより、屋根構60を軽量化することが
できる。
ところで、前記屋根外板を繊維強化プラスチック(F
RP)によって構成すれば、屋根溝をさらに軽量化する
ことができる。
RP)によって構成すれば、屋根溝をさらに軽量化する
ことができる。
さらに、画描40の側外板50および妻構70の妻外板
を構造用鋼によって構成した場合には、構造用鋼はステ
ンレス製外板に比べて塗装性がよいため、特別な表面処
理を行なうことなく前記側外板50および妻外板の塗装
が行なえる。したがって、車体における画描40および
妻構7oの塗装作業に多大な労力と時間を費やすことが
ない。
を構造用鋼によって構成した場合には、構造用鋼はステ
ンレス製外板に比べて塗装性がよいため、特別な表面処
理を行なうことなく前記側外板50および妻外板の塗装
が行なえる。したがって、車体における画描40および
妻構7oの塗装作業に多大な労力と時間を費やすことが
ない。
このことによって、前記車体は該車体のデザインに対す
る多様なニーズに十分対応することができる。
る多様なニーズに十分対応することができる。
ところで、前記実施例においては、台枠1を構成する中
間台枠2を複数のアルミニュウム合金製押出形材4によ
って構成している。前記中間台枠2に代えて多数の軽合
金製横梁を枕梁10に平行に側梁5の間に設置すること
によって台枠を構成すれば、該台枠は前記台枠1よりも
軽量となる。
間台枠2を複数のアルミニュウム合金製押出形材4によ
って構成している。前記中間台枠2に代えて多数の軽合
金製横梁を枕梁10に平行に側梁5の間に設置すること
によって台枠を構成すれば、該台枠は前記台枠1よりも
軽量となる。
一方、端台枠を軽合金系材料より安価格な構造用鋼およ
びステンレス鋼によって構成することにより、台枠ひい
ては車体の低価格化を図ることができる。
びステンレス鋼によって構成することにより、台枠ひい
ては車体の低価格化を図ることができる。
第4図により、中間台枠2の車体幅方向両側に配置され
た押出形材4と端台枠3の側梁5の接合部分の構造につ
いて説明する。接合フランジ4Cを上部フランジ5aの
上に載せかけてブラインドリベット13によって該接合
フランジ4Cを上部フランジ5a接合することにより、
押出形材4と側梁5は接合される。また、押出形材4の
幅方向端部と下部フランジ5bとを結合部材14によっ
て連結することにより、押出形材4と側梁5は結合され
る。したがって、押出形材4と側梁5との接合部分はそ
の断面形状が箱形となるため、剛性および耐力を向上さ
せることができる。ところで、押出形材4と側梁5との
接合部分はその断面形状が箱形となるため、雨水等が溜
りやすい。したがって、側梁5および結合部材14はス
テンレス鋼によって構成するのが望ましい。なお、前述
のように押出形材4と側梁5との接合部分に水が溜る場
合には側梁に水抜き六を設けることが望ましい。
た押出形材4と端台枠3の側梁5の接合部分の構造につ
いて説明する。接合フランジ4Cを上部フランジ5aの
上に載せかけてブラインドリベット13によって該接合
フランジ4Cを上部フランジ5a接合することにより、
押出形材4と側梁5は接合される。また、押出形材4の
幅方向端部と下部フランジ5bとを結合部材14によっ
て連結することにより、押出形材4と側梁5は結合され
る。したがって、押出形材4と側梁5との接合部分はそ
の断面形状が箱形となるため、剛性および耐力を向上さ
せることができる。ところで、押出形材4と側梁5との
接合部分はその断面形状が箱形となるため、雨水等が溜
りやすい。したがって、側梁5および結合部材14はス
テンレス鋼によって構成するのが望ましい。なお、前述
のように押出形材4と側梁5との接合部分に水が溜る場
合には側梁に水抜き六を設けることが望ましい。
台枠1と側部4oとの接合部すなわち側外板50および
長上台45と側梁5の接合はスポット溶接によって行な
われる。台枠1と側部40との接合部であって枕梁設置
位置等スポット電極が挿入できない箇所については栓溶
接によって接合される。
長上台45と側梁5の接合はスポット溶接によって行な
われる。台枠1と側部40との接合部であって枕梁設置
位置等スポット電極が挿入できない箇所については栓溶
接によって接合される。
このように台枠1と側部40との接合をスポット溶接を
主体にして行なうため、作業性の向上が図れる。また、
側部40において特に側外板50に発生する歪を低減す
ることができる。
主体にして行なうため、作業性の向上が図れる。また、
側部40において特に側外板50に発生する歪を低減す
ることができる。
第5図および第6図により、中間台枠2の車体長手方向
端部と端台枠3の横梁1oおよび床部材11との接合部
分の構造について説明する。横梁10およびキーストン
プレートllaはキーストンプレートllbを介して中
間台枠に連結されている。したがって、台枠1の一方の
連結器に作用する車端加重は、中梁7.枕梁9.中梁8
および横梁10或は中梁7.枕梁9およびキーストンプ
レートllaを伝わり、キーストンプレート11bを介
して中間台枠2に伝えられる。すなわち、台枠1では該
台枠の一方の連結器に作用する車端加重を側梁5だけで
なく中間台枠2によって台枠の他方の連結器に伝える。
端部と端台枠3の横梁1oおよび床部材11との接合部
分の構造について説明する。横梁10およびキーストン
プレートllaはキーストンプレートllbを介して中
間台枠に連結されている。したがって、台枠1の一方の
連結器に作用する車端加重は、中梁7.枕梁9.中梁8
および横梁10或は中梁7.枕梁9およびキーストンプ
レートllaを伝わり、キーストンプレート11bを介
して中間台枠2に伝えられる。すなわち、台枠1では該
台枠の一方の連結器に作用する車端加重を側梁5だけで
なく中間台枠2によって台枠の他方の連結器に伝える。
したがって、側梁5が負担する前記車体加重を低減する
ことがき、該側梁5自体の板厚を薄くして軽量化を図る
ことができる。
ことがき、該側梁5自体の板厚を薄くして軽量化を図る
ことができる。
前記台枠lは車体全体の垂直荷重を台車に伝達する枕梁
4を備えた端台枠を前述のように構造用鋼によって構成
している。したがって、軽合金製材料によって台枠全体
構成する場合に比べて台枠1は用いられる材料自体の剛
性が高いため1台枠の枕梁自体およびその周囲の構造を
簡略化できる。
4を備えた端台枠を前述のように構造用鋼によって構成
している。したがって、軽合金製材料によって台枠全体
構成する場合に比べて台枠1は用いられる材料自体の剛
性が高いため1台枠の枕梁自体およびその周囲の構造を
簡略化できる。
次に、第7図ないし第10図によって本発明による鉄道
車両の車体の他の実施例を説明する。第7図ないし第1
0図に示した各構造は、それぞれ本発明による鉄道車両
の車体の他の実施例であって、中間台枠と側梁の接合部
分を示している。
車両の車体の他の実施例を説明する。第7図ないし第1
0図に示した各構造は、それぞれ本発明による鉄道車両
の車体の他の実施例であって、中間台枠と側梁の接合部
分を示している。
まず、第7図に示した実施例は、前記一実施例の押出形
材4に相当する押出形材104の構造および前記一実施
例の結合部材14に相当する結合部材114の構造が前
記一実施例と異なっている。
材4に相当する押出形材104の構造および前記一実施
例の結合部材14に相当する結合部材114の構造が前
記一実施例と異なっている。
第7図において前記一実施例と同一符号は前記一実施例
と同一な部材を示している。押出形材104は側梁5に
接する部分の下部の位置に、側梁5のウェブに向かって
伸びた接合フランジ104eを一体に形成している。ま
た、接合フランジ104eは斜め下方へ向かって伸びて
いる。なお、押出形材104は接合フランジ104eを
除く他の構成が前記一実施例の押出形材4と同様である
。
と同一な部材を示している。押出形材104は側梁5に
接する部分の下部の位置に、側梁5のウェブに向かって
伸びた接合フランジ104eを一体に形成している。ま
た、接合フランジ104eは斜め下方へ向かって伸びて
いる。なお、押出形材104は接合フランジ104eを
除く他の構成が前記一実施例の押出形材4と同様である
。
接合フランジ104eにはブラインドリベット加工用の
穴104fが形成されている。結合部材114は断面形
状がほぼL形に形成されている。結合部材114の一方
の平面部分は側梁5のウェブの内面と重なり、他方の平
面部は接合フランジ104eと重なるように配置される
。結合部材114と接合フランジ104eはそれらの重
なり部でブラインドリベット13によって接合される。
穴104fが形成されている。結合部材114は断面形
状がほぼL形に形成されている。結合部材114の一方
の平面部分は側梁5のウェブの内面と重なり、他方の平
面部は接合フランジ104eと重なるように配置される
。結合部材114と接合フランジ104eはそれらの重
なり部でブラインドリベット13によって接合される。
結合部材114と横梁5はそれらの重なり部でスポット
溶接により接合される。なお、結合部材114と横梁5
との接合は、長上台45.側外板5゜および側梁5をス
ポット溶接によって接合する際に一括して行なわれる。
溶接により接合される。なお、結合部材114と横梁5
との接合は、長上台45.側外板5゜および側梁5をス
ポット溶接によって接合する際に一括して行なわれる。
前記押出形材104によって中間台枠を構成する場合に
は、該中間台枠と端台枠を別々に製作することは困難で
ある。すなわち、押出形材104は接合フランジ104
eを有しているため、他の押出形材と接合して中間台枠
として完成した後、端台枠の側梁5の間に挿入すること
ができない。したがって、前記押出形材104によって
中間台枠を構成する場合には、端台枠を構成する際に複
数の押出形材も同時に組み込む必要がある。
は、該中間台枠と端台枠を別々に製作することは困難で
ある。すなわち、押出形材104は接合フランジ104
eを有しているため、他の押出形材と接合して中間台枠
として完成した後、端台枠の側梁5の間に挿入すること
ができない。したがって、前記押出形材104によって
中間台枠を構成する場合には、端台枠を構成する際に複
数の押出形材も同時に組み込む必要がある。
このような構成によれば、側梁5と押出形材104との
接合部分を箱型断面に構成できるため、両町性向上が図
れる。さらに、側梁5と側構40との接合作業時のスポ
ット溶接作業を作業穴を介さずに行なえるため、作業性
を向上できる。また、前記スポット溶接部を直接見て確
認できるため、側梁5と側構40との接合部分における
信頼性の向上が図れる。また、前記穴104fを側梁5
と側構40との接合作業終了後に塞ぐことによって。
接合部分を箱型断面に構成できるため、両町性向上が図
れる。さらに、側梁5と側構40との接合作業時のスポ
ット溶接作業を作業穴を介さずに行なえるため、作業性
を向上できる。また、前記スポット溶接部を直接見て確
認できるため、側梁5と側構40との接合部分における
信頼性の向上が図れる。また、前記穴104fを側梁5
と側構40との接合作業終了後に塞ぐことによって。
該接合部分への雨水の浸入を防止できるる。このため、
本実施例の構造は側梁5を構造用鋼によって構成した場
合に特に有効である。
本実施例の構造は側梁5を構造用鋼によって構成した場
合に特に有効である。
第8図に示した実施例は、前記一実施例の押出形材4に
相当する押出形材204の構造および前記一実施例の側
梁に相当する側梁205の構造が前記一実施例と異なっ
ている。第8図において前記一実施例と同一符号は前記
一実施例と同一な部材を示している。押出形材204は
側梁5に接する部分の端面が垂直に形成されている。す
なわち、押出形材204には接合フランジ4c、104
eが形成されていない。側梁205はウェブの部分を台
枠の幅方向中央側へ突き出すことによって前記押出形材
204と接合するための接合部205Cを形成している
。接合部205Cは側梁205を構成するための材料を
曲げることによって形成される。また、接合部205C
を形成する別の方法としては、接合部205Cを形成す
るための部材を溶接によって側梁205のウェブに取付
ける方法が考えられる。押出形材204の側梁5に接す
る部分の端面と接合部205cとはブラインドリベット
13によって接合される。押出形材204には前記ブラ
インドリベット13を加工するための穴205dが形成
されている。側構4oと側梁205は矢印Wヤ示す位置
でスポット溶接によって接合される。すなわち、側梁2
05には前記スポット溶接を行なうための垂直なウェブ
が形成されている。
相当する押出形材204の構造および前記一実施例の側
梁に相当する側梁205の構造が前記一実施例と異なっ
ている。第8図において前記一実施例と同一符号は前記
一実施例と同一な部材を示している。押出形材204は
側梁5に接する部分の端面が垂直に形成されている。す
なわち、押出形材204には接合フランジ4c、104
eが形成されていない。側梁205はウェブの部分を台
枠の幅方向中央側へ突き出すことによって前記押出形材
204と接合するための接合部205Cを形成している
。接合部205Cは側梁205を構成するための材料を
曲げることによって形成される。また、接合部205C
を形成する別の方法としては、接合部205Cを形成す
るための部材を溶接によって側梁205のウェブに取付
ける方法が考えられる。押出形材204の側梁5に接す
る部分の端面と接合部205cとはブラインドリベット
13によって接合される。押出形材204には前記ブラ
インドリベット13を加工するための穴205dが形成
されている。側構4oと側梁205は矢印Wヤ示す位置
でスポット溶接によって接合される。すなわち、側梁2
05には前記スポット溶接を行なうための垂直なウェブ
が形成されている。
接合部205Cが側梁205のウェブに形成されている
ため、該接合部205Cは側梁の上部フランジよりも剛
性が高い。したがって、本実施例によれば、台枠全体の
強度を向上させることができる。また、本実施例によれ
ば、前記一実施例のように押出形材と側梁とを結合部材
によって接合する必要がない。側梁205に合部205
Cを形成することにより、該側梁205自体の剛性を向
上させることができる。本実施例によれば、別々に製作
された端台枠と中間台枠を結合する際に作業が容易であ
る。すなわち、端台枠の幅方向両側に設置された側梁2
05の間に押出形材204によって構成された中間台枠
を嵌入させる際に、該端台枠の上方或は下方のいずれの
方向からでも嵌入させることができる。さらに、本実施
例によれば、側梁205の上面と押出形材204によっ
て構成される中間台枠の上面との位置関係を垂直方向に
ついて調整することができる。
ため、該接合部205Cは側梁の上部フランジよりも剛
性が高い。したがって、本実施例によれば、台枠全体の
強度を向上させることができる。また、本実施例によれ
ば、前記一実施例のように押出形材と側梁とを結合部材
によって接合する必要がない。側梁205に合部205
Cを形成することにより、該側梁205自体の剛性を向
上させることができる。本実施例によれば、別々に製作
された端台枠と中間台枠を結合する際に作業が容易であ
る。すなわち、端台枠の幅方向両側に設置された側梁2
05の間に押出形材204によって構成された中間台枠
を嵌入させる際に、該端台枠の上方或は下方のいずれの
方向からでも嵌入させることができる。さらに、本実施
例によれば、側梁205の上面と押出形材204によっ
て構成される中間台枠の上面との位置関係を垂直方向に
ついて調整することができる。
第9図に示した実施例は、前記一実施例の側梁に相当す
る側梁305の構造が前記一実施例と異なっている。第
9図において前記一実施例と同一符号は前記一実施例と
同一な部材を示している。
る側梁305の構造が前記一実施例と異なっている。第
9図において前記一実施例と同一符号は前記一実施例と
同一な部材を示している。
側梁305の上部フランジ305aにはリブ305dが
形成されている。リブ305dは上部フランジ305a
の台枠幅方向中央側の端部に形成されている。リブ30
5dは側梁305のウェブと平行であって、上部フラン
ジ305aの先端部分を曲げることにより形成されてい
る。
形成されている。リブ305dは上部フランジ305a
の台枠幅方向中央側の端部に形成されている。リブ30
5dは側梁305のウェブと平行であって、上部フラン
ジ305aの先端部分を曲げることにより形成されてい
る。
本実施例によれば、上部フランジ305aにリブ305
dを形成することによって、該上部フランジ305aの
剛性を向上させることができる。したがって、中間台枠
4と側梁305とを接合フランジ4cを介して接合する
構造の場合に、上部フランジ305aの変形を防止する
ことができる。リブ305dは上部フランジ305aの
先端を曲げることによって形成できるため、製作が容易
であり、側梁305自体の構造も簡単である。
dを形成することによって、該上部フランジ305aの
剛性を向上させることができる。したがって、中間台枠
4と側梁305とを接合フランジ4cを介して接合する
構造の場合に、上部フランジ305aの変形を防止する
ことができる。リブ305dは上部フランジ305aの
先端を曲げることによって形成できるため、製作が容易
であり、側梁305自体の構造も簡単である。
第1o図に示した実施例は、前記一実施例の側梁に相肖
する側梁405の構造が曲記−実施例と異なっている。
する側梁405の構造が曲記−実施例と異なっている。
第10図において前記一実施例と同一符号は前記一実施
例と同一な部材を示している。本実施例の押出形材は第
8図に示した押出形材とほぼ同様に構成されている。側
梁405は上部フランジ405aの先端部分に断面形状
がL型の中間台枠を支持する支持部405eを形成して
いる。支持部405eは中間台枠204の上面と側梁4
05の上面が一致した状態で該中間台枠204を支持す
る。支持部405eと中間台枠204とはブラインドリ
ベット13によって接合される。穴204eはブライン
ドリベット13を加工するためのものである。なお、前
記ブラインドリベット13に代えて一方側からの作業に
よって支持部405eと中間台枠204とを接合できる
ブラインドリベットを用いれば、前記中間台枠204に
六204eを設ける必要はない。
例と同一な部材を示している。本実施例の押出形材は第
8図に示した押出形材とほぼ同様に構成されている。側
梁405は上部フランジ405aの先端部分に断面形状
がL型の中間台枠を支持する支持部405eを形成して
いる。支持部405eは中間台枠204の上面と側梁4
05の上面が一致した状態で該中間台枠204を支持す
る。支持部405eと中間台枠204とはブラインドリ
ベット13によって接合される。穴204eはブライン
ドリベット13を加工するためのものである。なお、前
記ブラインドリベット13に代えて一方側からの作業に
よって支持部405eと中間台枠204とを接合できる
ブラインドリベットを用いれば、前記中間台枠204に
六204eを設ける必要はない。
本実施例によれば、側梁405に支持部405eを形成
することにより、該側梁405自体の剛性を向上させる
ことができる。支持部405eに中間台枠204を載せ
るだけで中間台枠204の上面と側梁405の上面を一
致させることができる。したがって、台枠を製作する際
の作業能率を向上させることができる。
することにより、該側梁405自体の剛性を向上させる
ことができる。支持部405eに中間台枠204を載せ
るだけで中間台枠204の上面と側梁405の上面を一
致させることができる。したがって、台枠を製作する際
の作業能率を向上させることができる。
次に、第11図ないし第17図によって本発明による鉄
道車両の車体の他の実施例を説明する。
道車両の車体の他の実施例を説明する。
第11図ないし第17図に示した各構造は、それぞれ本
発明による鉄道車両の車体の他の実施例であって、端台
枠の床部材および横梁と中間台枠との接合部分を示して
いる。
発明による鉄道車両の車体の他の実施例であって、端台
枠の床部材および横梁と中間台枠との接合部分を示して
いる。
第11図および第12図に示した実施例は、継手部材2
0a、20bの構造およびキーストンプレート11aの
構造が前記一実施例と異なっている。第11図および第
12図において前記一実施例と同一符号は前記一実施例
と同一な部材を示している。中間台枠102は前記一実
施例の中間台枠2と基本的な構成は同一である。中間台
枠102の車体長手方向端部には継手部材20aが接合
されている。継手部材20aは断面がほぼT型に形成さ
れ、アルミニュウム合金によって構成されている。継手
部材20aは溶接によって前記中間台枠102に接合さ
れる。横梁lOのウェブには継手部材20bが接合され
ている。継手部材20bは断面がほぼL型に形成され、
構造用鋼或はステンレス鋼によって構成されている。継
手部材20bは溶接によって横梁10に接合される。継
手部材20bは横梁10に対して中間台枠102を支持
する機能すなわち支持部材としての機能を有している。
0a、20bの構造およびキーストンプレート11aの
構造が前記一実施例と異なっている。第11図および第
12図において前記一実施例と同一符号は前記一実施例
と同一な部材を示している。中間台枠102は前記一実
施例の中間台枠2と基本的な構成は同一である。中間台
枠102の車体長手方向端部には継手部材20aが接合
されている。継手部材20aは断面がほぼT型に形成さ
れ、アルミニュウム合金によって構成されている。継手
部材20aは溶接によって前記中間台枠102に接合さ
れる。横梁lOのウェブには継手部材20bが接合され
ている。継手部材20bは断面がほぼL型に形成され、
構造用鋼或はステンレス鋼によって構成されている。継
手部材20bは溶接によって横梁10に接合される。継
手部材20bは横梁10に対して中間台枠102を支持
する機能すなわち支持部材としての機能を有している。
キーストンプレートllaはその車体長手方向の台枠中
央部側の端部が横梁10よりも中間台枠102に近い位
置まで伸びている。キーストンプレートllaと前記継
手部材20aおよび継手部材20bは垂直方向に重なっ
ている。これらの重なり部分に対応してキーストンプレ
ート1、1 aの上面には当て板21が設置され、かつ
、キーストンプレートllaと継手部材20aとの間に
はスペーサ22が設置されている。当て板21、キース
トンプレート11a、スペーサ22゜継手部材20aお
よび継手部材20bは垂直方向に重なっており、これら
をブラインドリベット13によって一括して接合してい
る。前記ブラインドリベット13は第12図に示すよう
に中梁8に近い位置ではその設置数を増やしている。ブ
ラインドリベット13の設置数を増やすことによって、
中梁8から中間台枠102或は中間台枠102から中梁
8へ車端加重を伝えやすくしている。キーストンプレー
ト11aの車体長手方向の台枠中央部側の端部と継手部
材20aとの間には充填剤23が充填されている。充填
剤23としては例えばポリウレタン系樹脂等が用いられ
る。
央部側の端部が横梁10よりも中間台枠102に近い位
置まで伸びている。キーストンプレートllaと前記継
手部材20aおよび継手部材20bは垂直方向に重なっ
ている。これらの重なり部分に対応してキーストンプレ
ート1、1 aの上面には当て板21が設置され、かつ
、キーストンプレートllaと継手部材20aとの間に
はスペーサ22が設置されている。当て板21、キース
トンプレート11a、スペーサ22゜継手部材20aお
よび継手部材20bは垂直方向に重なっており、これら
をブラインドリベット13によって一括して接合してい
る。前記ブラインドリベット13は第12図に示すよう
に中梁8に近い位置ではその設置数を増やしている。ブ
ラインドリベット13の設置数を増やすことによって、
中梁8から中間台枠102或は中間台枠102から中梁
8へ車端加重を伝えやすくしている。キーストンプレー
ト11aの車体長手方向の台枠中央部側の端部と継手部
材20aとの間には充填剤23が充填されている。充填
剤23としては例えばポリウレタン系樹脂等が用いられ
る。
本実施例によれば、キーストンプレートllaと継手部
材20bとの間に継手部材20aが設置されているため
、これらの接合部分に無用なモーメントが作用すること
がない。したがって、継手部材20aとキーストンプレ
ートllaおよび継手部材20bとの間に大きな半端加
重が作用しても、これらの接合部分に変形が生じること
がなく、強度向上が図れる。また、中間台枠102とキ
ーストンプレートILaおよび横梁10との間で大きな
半端加重を伝えることができるため、側梁に作用する車
体加重を低減することができる。したがって、横梁の板
厚を薄くして該横梁自体を軽量化することができる。
材20bとの間に継手部材20aが設置されているため
、これらの接合部分に無用なモーメントが作用すること
がない。したがって、継手部材20aとキーストンプレ
ートllaおよび継手部材20bとの間に大きな半端加
重が作用しても、これらの接合部分に変形が生じること
がなく、強度向上が図れる。また、中間台枠102とキ
ーストンプレートILaおよび横梁10との間で大きな
半端加重を伝えることができるため、側梁に作用する車
体加重を低減することができる。したがって、横梁の板
厚を薄くして該横梁自体を軽量化することができる。
次に、第13図は中間台枠202とキーストンプレート
llaおよび横梁10との接合部の構造が前記一実施例
と異なっている。第13図において前記一実施例と同一
符号は前記一実施例と同一な部材を示している。支持部
材24は横梁10のウェブに取付けられ、中間台枠20
2の車体長手方向端部を支持する。支持部材24と中間
台枠202の長手方向端部はブラインドリベット13に
より接合されている。キーストンプレートllaと横梁
1oはブラインドリベット13によって接合されている
。中間台枠202の車体長手方向端面にはふさぎ板26
が取付けられている。キーストンプレートllaの車体
長手方向端面にはふさぎ板25が取付けられている。前
記ふさぎ板25とふさぎ板26との間には充填剤23が
充填されている。該充填剤23は硬化した状態で端金枠
と中間台枠202との間で半端荷重を伝える強度を有す
るものである。
llaおよび横梁10との接合部の構造が前記一実施例
と異なっている。第13図において前記一実施例と同一
符号は前記一実施例と同一な部材を示している。支持部
材24は横梁10のウェブに取付けられ、中間台枠20
2の車体長手方向端部を支持する。支持部材24と中間
台枠202の長手方向端部はブラインドリベット13に
より接合されている。キーストンプレートllaと横梁
1oはブラインドリベット13によって接合されている
。中間台枠202の車体長手方向端面にはふさぎ板26
が取付けられている。キーストンプレートllaの車体
長手方向端面にはふさぎ板25が取付けられている。前
記ふさぎ板25とふさぎ板26との間には充填剤23が
充填されている。該充填剤23は硬化した状態で端金枠
と中間台枠202との間で半端荷重を伝える強度を有す
るものである。
本実施例によれば、端金枠と中間台枠202との接合部
分の構造が簡単であり、台枠を簡単に構成することがで
きる。また、端金枠と中間台枠202との間には、充填
剤23が充填されるため。
分の構造が簡単であり、台枠を簡単に構成することがで
きる。また、端金枠と中間台枠202との間には、充填
剤23が充填されるため。
双方に寸法誤差があっても、該誤差を容易に許容するこ
とができる。さらに、端金枠と中間台枠202との間で
充填剤23を介して車端荷重を確実に伝えることができ
る。
とができる。さらに、端金枠と中間台枠202との間で
充填剤23を介して車端荷重を確実に伝えることができ
る。
第14図および第15図に示した実施例は、継手部材2
7の構造および継手部材27とキーストンプレート11
aおよび中間台枠202との接合構造が前記一実施例と
異なっている。第14図および第15図において前記一
実施例と同一符号は前記一実施例と同一な部材を示して
いる。継手部材27はアルミニウム合金製の板材27a
とステンレス鋼製或は構造用R4製の板材27bとを爆
発圧着によって接合したクラツド材である。継手部材2
7は板材27aと板材27bとをそれらの間にプレージ
ングシート27Cを介在させて重ねあわせた後、pJ発
圧着することにより製作される。
7の構造および継手部材27とキーストンプレート11
aおよび中間台枠202との接合構造が前記一実施例と
異なっている。第14図および第15図において前記一
実施例と同一符号は前記一実施例と同一な部材を示して
いる。継手部材27はアルミニウム合金製の板材27a
とステンレス鋼製或は構造用R4製の板材27bとを爆
発圧着によって接合したクラツド材である。継手部材2
7は板材27aと板材27bとをそれらの間にプレージ
ングシート27Cを介在させて重ねあわせた後、pJ発
圧着することにより製作される。
また、継手部材27は板材27aと板材27bとを接合
した後、キーストンプレートllaの断面形状に一致す
るように波形に成形される。継手部材27は板材27a
と板材27bとが重なった部分とそれらが重なっていな
い部分を有している。
した後、キーストンプレートllaの断面形状に一致す
るように波形に成形される。継手部材27は板材27a
と板材27bとが重なった部分とそれらが重なっていな
い部分を有している。
そして、継手部材27の板材27aと板材27bとが重
なっていない部分をキーストンプレート11aおよび中
間台枠202に溶接によって接合する。すなわち、板材
27aの板材27bと重なっていない部分を溶接によっ
て中間台枠202に接合する。また、板材27bの板材
27aと重なっていない部分を溶接によってキーストン
プレート11aに接合する。
なっていない部分をキーストンプレート11aおよび中
間台枠202に溶接によって接合する。すなわち、板材
27aの板材27bと重なっていない部分を溶接によっ
て中間台枠202に接合する。また、板材27bの板材
27aと重なっていない部分を溶接によってキーストン
プレート11aに接合する。
本実施例によれば、継手部材27をキーストンプレート
llaおよび中間台枠202に溶接によって簡単に接合
することができる。したがって、本実施例によれば、端
金枠と中間台枠202とを溶接によって比較的簡単に結
合することができる。
llaおよび中間台枠202に溶接によって簡単に接合
することができる。したがって、本実施例によれば、端
金枠と中間台枠202とを溶接によって比較的簡単に結
合することができる。
また、本実施例によれば、台枠製作時の労力および時間
を削減できる 次に、第16図は中間台枠302とキーストンプレート
1llaの構造が前記一実施例と異なっている。第16
図において前記一実施例と同一符号は前記一実施例と同
一な部材を示している。中間台枠302は車体長手方向
端部に切欠き部302aを有している。切欠き部302
aはその垂直寸法がキーストンプレート11.laの垂
直寸法に一致している。すなわち、欠き部302aにキ
ーストンプレート111aの車体長手方向の端部が設置
された状態で中間台枠302の上面とキーストンプレー
ト111aの上面が一致する。欠き部302aにはふさ
ぎ板26が取付けられている。
を削減できる 次に、第16図は中間台枠302とキーストンプレート
1llaの構造が前記一実施例と異なっている。第16
図において前記一実施例と同一符号は前記一実施例と同
一な部材を示している。中間台枠302は車体長手方向
端部に切欠き部302aを有している。切欠き部302
aはその垂直寸法がキーストンプレート11.laの垂
直寸法に一致している。すなわち、欠き部302aにキ
ーストンプレート111aの車体長手方向の端部が設置
された状態で中間台枠302の上面とキーストンプレー
ト111aの上面が一致する。欠き部302aにはふさ
ぎ板26が取付けられている。
キーストンプレート111aの車体長手方向端部は横梁
10よりも中間台枠30側へ突き出している。すなわち
、キーストンプレート1llaは前記一実施例のキース
トンプレートllaよりも車体長手方向の寸法が長くな
っている。キーストンプレート1llaの車体長手方向
端部にはふさぎ板25が取付けられている。前記ふさぎ
板25とふさぎ板26との間には充填剤23が充填され
ている。中間台枠302の車体長手方向端部は支持部材
24を介して横梁10に接合されている。中間台枠30
2と支持部材24とはブラインドリベット13によって
接合されている。
10よりも中間台枠30側へ突き出している。すなわち
、キーストンプレート1llaは前記一実施例のキース
トンプレートllaよりも車体長手方向の寸法が長くな
っている。キーストンプレート1llaの車体長手方向
端部にはふさぎ板25が取付けられている。前記ふさぎ
板25とふさぎ板26との間には充填剤23が充填され
ている。中間台枠302の車体長手方向端部は支持部材
24を介して横梁10に接合されている。中間台枠30
2と支持部材24とはブラインドリベット13によって
接合されている。
本実施例によれば、前記各実施例と同様な効果に加えて
、充填剤23の充填量が少ないため、車端圧縮力の伝達
が確実なものとなる。また、充填剤23を充填すること
により、各部材の寸法誤差を許容し、かつ、車体の気密
性の向上が図れる。
、充填剤23の充填量が少ないため、車端圧縮力の伝達
が確実なものとなる。また、充填剤23を充填すること
により、各部材の寸法誤差を許容し、かつ、車体の気密
性の向上が図れる。
次に、第17図は横梁110の構造が前記一実施例と異
なっている。第16図において前記一実施例と同一符号
は前記一実施例と同一な部材を示している。横梁110
はその上部フランジ110aを台枠の車体長手方向中央
側へ伸ばして構成している。上部フランジ110aはそ
の断面形状がほぼZ型に形成されている。上部フランジ
110aによって中間台枠202の車体長手方向端部を
支持している。上部フランジ1loaと中間台枠202
の車体長手方向端部とはブラインドリベット13によっ
て接合されている。ブラインドリベット13は上部フラ
ンジ1loaの下面側から加工できる方式のものである
。キーストンプレート11aの車体長手方向端面と中間
台枠202の車体長手方向端面にはふさぎ板25.26
が取付けられている。キーストンプレート11aのふさ
ぎ板25と中間台枠202のふさぎ板26との間には充
填剤23が充填されている。
なっている。第16図において前記一実施例と同一符号
は前記一実施例と同一な部材を示している。横梁110
はその上部フランジ110aを台枠の車体長手方向中央
側へ伸ばして構成している。上部フランジ110aはそ
の断面形状がほぼZ型に形成されている。上部フランジ
110aによって中間台枠202の車体長手方向端部を
支持している。上部フランジ1loaと中間台枠202
の車体長手方向端部とはブラインドリベット13によっ
て接合されている。ブラインドリベット13は上部フラ
ンジ1loaの下面側から加工できる方式のものである
。キーストンプレート11aの車体長手方向端面と中間
台枠202の車体長手方向端面にはふさぎ板25.26
が取付けられている。キーストンプレート11aのふさ
ぎ板25と中間台枠202のふさぎ板26との間には充
填剤23が充填されている。
本実施例によれば、中間台枠202を支持する上部フラ
ンジ110aを横梁110に一体に構成しているため、
台枠を構成する部品の数を低減できる。また、本実施例
によれば、上部フランジ110aの上面に中間台枠20
2を載せた後、上部フランジ110aと中間台枠202
とを接合すれば端金枠と中間台枠202との接合が完了
する。
ンジ110aを横梁110に一体に構成しているため、
台枠を構成する部品の数を低減できる。また、本実施例
によれば、上部フランジ110aの上面に中間台枠20
2を載せた後、上部フランジ110aと中間台枠202
とを接合すれば端金枠と中間台枠202との接合が完了
する。
したがって、端金枠と中間台枠202との接合作業が簡
単に行なえる。なお、前記上部フランジ110aは中間
台枠202の支持部を横梁110に一体に形成している
が、該上部フランジl loa或は中間台枠202の支
持部に相当する部分を別部材で構成し横梁に溶接によっ
て接合する構成としてもよい。
単に行なえる。なお、前記上部フランジ110aは中間
台枠202の支持部を横梁110に一体に形成している
が、該上部フランジl loa或は中間台枠202の支
持部に相当する部分を別部材で構成し横梁に溶接によっ
て接合する構成としてもよい。
ところで、前記各実施例においては、端金枠を構造用鋼
或はステンレス鋼にて構成した例について説明した。し
かし、前記端金枠を高張力鋼等の耐力の高い材料で構成
してもよい。端金枠を高張力鋼等によって構成すること
により、台枠全体の剛性を向上させることができる。台
枠全体の剛性が向上すれば、該台枠を構成する各種部材
の板厚を薄くして台枠全体を軽量化することも可能であ
る。
或はステンレス鋼にて構成した例について説明した。し
かし、前記端金枠を高張力鋼等の耐力の高い材料で構成
してもよい。端金枠を高張力鋼等によって構成すること
により、台枠全体の剛性を向上させることができる。台
枠全体の剛性が向上すれば、該台枠を構成する各種部材
の板厚を薄くして台枠全体を軽量化することも可能であ
る。
〔発明の効果]
本発明によれば、車体全体の材料費を最小限に抑え、か
つ、台枠の下面に取付けられる各種機器の取り付は作業
が簡単に行なえる鉄道車両の車体を提供することできる
。
つ、台枠の下面に取付けられる各種機器の取り付は作業
が簡単に行なえる鉄道車両の車体を提供することできる
。
本発明によれば、前記効果に加えて腐食によって生じる
不具合を防止できる鉄道車両の車体を提供することがで
きる。
不具合を防止できる鉄道車両の車体を提供することがで
きる。
本発明によれば、前記複数の効果に加えて少なくとも車
体の側面の塗装が容易に行なえる鉄道車両の車体を提供
することができる。
体の側面の塗装が容易に行なえる鉄道車両の車体を提供
することができる。
第1図は本発明による一実施例の車体を示す一部を断面
とした斜視図、第2図は第1図に示した車体の全体を示
す斜視図、第3図は第1図に示した車体の台枠を示す平
面図、第4図は第3図のrV−■部所面図、第5図は第
3図のV−V部断面図、第6図は第5図のVl−V11
断面図、第7図、第8図、第9図および第10図は本発
明による車体の複数の他の実施例の側梁と中間台枠の接
合部をそれぞれ示した断面図、第11図は本発明による
車体の他の実施例における端台枠と中間台枠の接合部分
を示した断面図、第12図は第11図の端台枠と中間台
枠の接合部分の平面図、第13図、第14図、第16図
および第17図は本発明による車体の複数の他の実施例
の端台枠と中間台枠の接合部分をそれぞれ示した断面図
、第15図は第14図のxv−xv部部面面図ある。 1・・・・台枠、4o・・・・側構、60・・・・屋根
構、第1図 1・・・・台枠 40・・・・側構 60・・・・屋根構 70・・・・妻構 第2図 第3図 第5図 第6図 第7図 第11図 1υ 第12図 第13図 ]0 第14図 第15図 第16図 第17図 10
とした斜視図、第2図は第1図に示した車体の全体を示
す斜視図、第3図は第1図に示した車体の台枠を示す平
面図、第4図は第3図のrV−■部所面図、第5図は第
3図のV−V部断面図、第6図は第5図のVl−V11
断面図、第7図、第8図、第9図および第10図は本発
明による車体の複数の他の実施例の側梁と中間台枠の接
合部をそれぞれ示した断面図、第11図は本発明による
車体の他の実施例における端台枠と中間台枠の接合部分
を示した断面図、第12図は第11図の端台枠と中間台
枠の接合部分の平面図、第13図、第14図、第16図
および第17図は本発明による車体の複数の他の実施例
の端台枠と中間台枠の接合部分をそれぞれ示した断面図
、第15図は第14図のxv−xv部部面面図ある。 1・・・・台枠、4o・・・・側構、60・・・・屋根
構、第1図 1・・・・台枠 40・・・・側構 60・・・・屋根構 70・・・・妻構 第2図 第3図 第5図 第6図 第7図 第11図 1υ 第12図 第13図 ]0 第14図 第15図 第16図 第17図 10
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、鉄系材料によって形成される屋根外板部材と鉄系材
料によって形成される屋根骨部材とから構成される屋根
構と、鉄系材料によって形成される側外板部材と鉄系材
料によって形成される側骨部材とから構成される二つの
側構と、鉄系材料によって形成される妻外板部材と鉄系
材料によって形成される妻骨部材とから構成される二つ
の妻構と、と鉄系材料によって形成される端内枠とから
構成される内枠とからなる鉄道車両の車体。 2、請求項1記載の鉄道車両の車体において、前記屋根
構を構成する屋根外板部材および屋根骨部材のうち、少
なくとも屋根外板部材をステンレス鋼によって形成した
ことを特徴とする鉄道車両の車体。 3、請求項1記載の鉄道車両の車体において、前記二つ
の側構を構成する側外板部材および側骨部材のうち、少
なくとも側外板部材を構造用鋼によって形成したことを
特徴とする鉄道車両の車体。 4、請求項1記載の鉄道車両の車体において、前記内枠
を構成する端内枠をステンレス鋼によって形成したこと
を特徴とする鉄道車両の車体。 5、請求項1記載の鉄道車両の車体において、前記端内
枠は、車体長手方向に伸び内枠の車体幅方向両側位置に
設置される二つ側梁と、内枠の車体長手方向端部に配置
され両端を前記側梁に接合される端梁と、前記側梁の間
で前記横梁より内枠の車体長手方向中央よりの位置に配
置され両端を前記側梁に接合される二つ枕梁と、前記側
梁の間で前記枕梁より台枠の車体長手方向中央よりの位
置に配置され両端を前記側梁に接合される二つ横梁と、
前記側梁に平行に配置され前記端梁と枕梁とおよび前記
枕梁と横梁を連結する中梁とから構成されており、前記
二つの側梁および前記二つの横梁によって囲まれた空間
に前記中間台枠を設置し、側梁の側部と中間台枠の車体
幅方向端部とを結合手段によつて結合したことを特徴と
する鉄道車両の車体。 6、鉄系材料によって形成される屋根外板部材と鉄系材
料によって形成される屋根骨部材とから構成される屋根
構と、鉄系材料によって形成される側外板部材と鉄系材
料によって形成される側骨部材とから構成される二つの
側構と、鉄系材料によって形成される妻外板部材と鉄系
材料によって形成される妻骨部材とから構成される二つ
の妻構と、鉄系材料によって形成される端梁、側梁、中
梁、枕梁、横梁および床部材から構成される端台枠と、
軽合金製押出形材によって形成される中間台枠とを、中
間台枠の車体長手方向端部に溶接接合される軽合金製の
継手部材と前記床部材および横梁の少なくとも一方と前
記継手部材を結合する結合手段とによって結合して構成
された台枠とからなる鉄道車両の車体。 7、請求項6記載の鉄道車両の車体において、前記床部
材は車体長手方向に伸びた溝を有するキーストンプレー
トであって、前記軽合金製の継手部材はそのキーストン
プレートへの結合部分が前記キーストンプレートの溝の
形状に一致した波形に形成されていることを特徴とする
鉄道車両の車体。 8、請求項6記載の鉄道車両の車体において、前記床部
材の中間台枠側の端部と中間台枠の車体長手方向端部と
の間に隙間を設け、該隙間に充填剤を充填したことを特
徴とする鉄道車両の車体。 9、請求項6記載の鉄道車両の車体において、前記横梁
は端台枠の車体長手方向中央寄りの位置に配置されてお
り、前記横梁は中間台枠側へ伸びた結合フランジを有し
ており、該結合フランジを結合手段によって中間台枠に
結合したことを特徴とする鉄道車両の車体。10、請求
項9記載の鉄道車両の車体において、横梁を折り曲げて
前記結合フランジを構成したことを特徴とする鉄道車両
の車体。 11、請求項9記載の鉄道車両の車体において、前記結
合フランジを横梁とは別部材とし、該結合フランジ部材
を横梁の中間台枠よりの垂直面に溶接接合したことを特
徴とする鉄道車両の車体。 12、請求項6記載の鉄道車両の車体において、前記側
梁は中間台枠側へ伸びたフランジ部を有し、前記中間台
枠は車体幅方向端部に側梁側へ伸びたフランジ部を有し
、前記側梁のフランジ部と前記中間台枠のフランジ部と
を重ね合わせて結合手段によって結合したことを特徴と
する鉄道車両の車体。 13、請求項12記載の鉄道車両の車体において、前記
側梁はその上部に中間台枠側へ伸びた上部フランジ部お
よびその下部に中間台枠側へ伸びた下部フランジ部を有
し、前記中間台枠は車体幅方向端部の上部に側梁側へ伸
びたフランジ部および車体幅方向端部の下部に側接合部
材を有し、前記側梁の上部フランジ部と前記中間台枠の
フランジ部とを重ね合わせて結合手段によって結合し、
さらに、前記側梁の下部フランジ部と前記中間台枠の側
接合部材とを結合手段によって結合したことを特徴とす
る鉄道車両の車体。 14、請求項12記載の鉄道車両の車体において、前記
側梁はその上部に中間台枠側へ伸びた上部フランジ部お
よびそのウエブに側接合部材を有し、前記中間台枠は車
体幅方向端部の上部に側梁側へ伸びた上部フランジ部お
よび車体幅方向端部の下部に側梁側へ伸びた下部フラン
ジ部を有し、前記側梁の上部フランジ部と前記中間台枠
のフランジ部とを重ね合わせて結合手段によって結合し
、さらに、前記側梁の側接合部材と前記中間台枠の下部
フランジ部とを結合手段によって結合したことを特徴と
する鉄道車両の車体。 15、請求項6記載の鉄道車両の車体において、前記側
梁は中間台枠に近い位置に垂直面を有し、中間台枠は車
体幅方向端部に垂直面を有し、前記側梁の垂直面と前記
中間台枠の垂直面とを重ね合わせて結合手段によって結
合したことを特徴とする鉄道車両の車体。 16、軽合金製押出形材によって形成される中間台枠と
鉄系材料によって形成される端台枠とから構成される台
枠と、ステンレス鋼によって形成される屋根外板部材と
鉄系材料によって形成される骨部材とから構成される屋
根構と、鉄系材料によって形成される側外板部材および
側骨部材から構成される二つの側構と、鉄系材料によっ
て形成される妻外板および妻骨部材から構成される二つ
の妻構とからなる鉄道車両の車体。 17、内枠を構成する端台枠と中間台枠をそれぞれ別々
に構成するステップと、前記端台枠に中間台枠を嵌合し
て結合するステップと、該台枠の車体幅方向両端部にそ
れぞれ側構を配置し、車体長手方向両端部にそれぞれ妻
構を配置し、さらに、前記二つの側構および二つの妻構
の上端部に屋根構を配置して、前記屋根構、二つの側構
、二つの妻構および台枠を結合するステップとからなる
鉄道車両の車体製作方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9644490A JPH0350063A (ja) | 1989-04-14 | 1990-04-13 | 鉄道車両の車体および車体製作方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-92876 | 1989-04-14 | ||
JP9287689 | 1989-04-14 | ||
JP9644490A JPH0350063A (ja) | 1989-04-14 | 1990-04-13 | 鉄道車両の車体および車体製作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0350063A true JPH0350063A (ja) | 1991-03-04 |
Family
ID=26434252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9644490A Pending JPH0350063A (ja) | 1989-04-14 | 1990-04-13 | 鉄道車両の車体および車体製作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0350063A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017226338A (ja) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | 近畿車輌株式会社 | 台枠構造 |
CN107672614A (zh) * | 2017-08-10 | 2018-02-09 | 金鑫美莱克空调系统(无锡)有限公司 | 一种使用西卡胶降低高铁机组噪音和振动的方法 |
WO2018099349A1 (zh) * | 2016-12-01 | 2018-06-07 | 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 轨道车辆车体结构及具有其的轨道车辆 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS592965A (ja) * | 1982-06-25 | 1984-01-09 | 日本車輌製造株式会社 | 鉄道車両の車体 |
JPS6231557A (ja) * | 1985-08-02 | 1987-02-10 | 株式会社日立製作所 | 車両構体およびその製作方法 |
JPS6294466A (ja) * | 1985-10-21 | 1987-04-30 | 株式会社日立製作所 | 車両の構体構造 |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP9644490A patent/JPH0350063A/ja active Pending
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