JPH06248955A - 自動二輪車のエアークリーナー - Google Patents

自動二輪車のエアークリーナー

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JPH06248955A
JPH06248955A JP5040904A JP4090493A JPH06248955A JP H06248955 A JPH06248955 A JP H06248955A JP 5040904 A JP5040904 A JP 5040904A JP 4090493 A JP4090493 A JP 4090493A JP H06248955 A JPH06248955 A JP H06248955A
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JP
Japan
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funnel
opening
cleaner case
engine
cleaner
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JP5040904A
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Tateshi Shimizu
立志 清水
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 限られた大きさのクリーナーケース内に、S
字状の長いファンネルを収容し、ファンネルの長さをエ
ンジン回転に関連させて可変できて、エンジン出力の向
上が図れる自動二輪車のエアークリーナーを得ること。 【構成】 クリーナーケース3の出口4に連結するファ
ンネル5をS字状に曲げて形成し、該ファンネル5の後
側湾曲部に開放口6を設け、該開放口6に揺動させて開
閉する開閉蓋7を取付け、開閉蓋7をエンジン9回転が
所定回転以上の高回転のときに開くようにしたことにあ
る。そして、クリーナーケース3の入口12とファンネ
ル5の入口10の間にフィルター11を張るようにした
ことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動二輪車のエアー
クリーナーの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの吸気は、エアークリーナーで
浄化した吸気に気化器などで燃料を混入し、エンジンの
シリンダー内に吸入させている。そして、シリンダーに
吸入させるのに、気化器などに長さを可変できるファン
ネルを連結し、ファンネルの長さを、エンジンの回転数
に関連させて可変することによって、吸気の脈動を有効
に利用できるようにし、吸気の充填効率を高めて、エン
ジン出力を高めることができることが知られている。例
えば、特開昭49−58210号公報、特開昭62−5
1722号公報参照。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自動二輪車は、エアー
クリーナーを取付けるのにスペース上の制約があり、吸
気管などに、長さを可変できる長いファンネルを取付け
るスペースがとれない。又、可変ファンネルの長さが短
くては、吸気の脈動を利用できる効果が少い。例えば特
開昭62−51722号公報参照。
【0004】かかる点に鑑み、この発明は、限られた大
きさのクリーナーケース内に、S字状の長いファンネル
を収容し、ファンネルの長さをエンジン回転に関連させ
て可変できて、エンジン出力の向上が図れる自動二輪車
のエアークリーナーを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の自動二輪車のエアークリーナーは、クリ
ーナーケースの出口に連結するファンネルをS字状に曲
げて形成し、該ファンネルの後側湾曲部に開放口を設
け、該開放口に揺動させて開閉する開閉蓋を取付け、開
閉蓋をエンジン回転が所定以上の高回転のときに開くよ
うにしたことにある。そして、クリーナーケースの入口
とファンネルの入口の間にフィルターを張るようにした
ことにある。
【0006】
【作用】エンジン回転が低回転の間は、長いファンネル
で、吸気の脈動を有効に利用できる。又エンジン回転が
高速になると、ファンネルの開放口の開閉蓋を開くこと
によって、ファンネルの長さを短くできて、高回転の吸
気の脈動に合せることができる。こうして、エンジンの
低回転及び高回転共に吸気の充填効率を高めてエンジン
出力の向上を図ることができる。又、クリーナーケース
内には入口とファンネルの入口の間に全周に亙ってフィ
ルターを張ることができて、フィルターの抵抗の少いも
のにできる。ファンネルは、S字状に曲げてクリーナー
ケース内に取付けるので、少スペースに設置できて、ク
リーナーケースの長さが大幅に長くなることもない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3によっ
て説明する。図に示したものは、四気筒エンジンの場合
で、各気筒の吸気孔1端に気化器2が連結され、四つの
気化器2にクリーナーケース3の出口4が連結される。
このため、クリーナーケース3の出口4に連結するファ
ンネル5は多岐管にしてある。ファンネル5は、クリー
ナーケース3の後部内にS字状に曲げて収容してある。
ファンネル5の出口4に近い後側の湾曲部に開放口6を
設けてある。開放口6には、開閉蓋7を被着する。開閉
蓋7は、支軸8を中心にして揺動して開くことができる
ようにしてあり、支軸8は、エンジン9の回転数検知ス
イッチによるモーターによって回動させて開閉蓋7を開
閉する。
【0008】クリーナーケース3は、ファンネル5の入
口10の後側で分割できるようにしてあって、分割部分
に全体に亙ってフィルター11を張設するようにしてあ
る。又、クリーナーケース3の入口12は、後端に設け
てある。クリーナーケース3の上部は、燃料タンク13
の下部の抉った部分に入るようにしてある。
【0009】開閉蓋7は、エンジン9の低回転の間は閉
じていて、吸気がファンネル5の入口10から吸入され
て長いファンネル5になっていて、吸気の脈動が有効に
利用できるようにしてある。エンジン9の回転が高回転
になると、開閉蓋7が開いて、開放口6が開放され、吸
気が開放口6から吸入されるようになって、ファンネル
5の吸入路が短くなり、エンジン9の回転に吸気の脈動
を合せることができる。これによって、エンジン9が低
回転のときも高回転のときも吸気の充填効率が向上し
て、エンジン出力の向上が図れる。
【0010】ファンネル5はS字状に曲げたので、クリ
ーナーケース3内に収容するのに少スペースでよく、ク
リーナーケース3をコンパクトにできる。フィルター1
1は、クリーナーケース3の分割面全体に亙って張るこ
とができて吸気抵抗の小さいものにできる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は上述の
ように構成したので、コンパクトのクリーナーケース3
内にS字状に曲げた長いファンネル5を収容でき、ファ
ンネル5の開放口6を開閉することによって、エンジン
9が低速から高速まで吸気の脈動を有効利用できて、吸
気の充填効率の向上によって、エンジン出力を向上する
ことができる。又、クリーナーケース3内には断面全体
に亙ってフィルター11を張ることができて、吸気抵抗
の小さいものにできる。こうして、自動二輪車用のエア
ークリーナーとして、コンパクトで取扱いのよいものに
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部縦断側面図である。
【図2】本発明の実施例を示すクリーナーケースの一部
横断平面図である。
【図3】本発明の実施例を示すエンジンに取付けた側面
図である。
【符号の説明】
3 クリーナーケース 4 出口 5 ファンネル 6 開放口 7 開閉蓋 9 エンジン 10 入口 11 フィルター 12 入口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーナーケースの出口に連結するファ
    ンネルをS字状に曲げて形成し、該ファンネルの後側湾
    曲部に開放口を設け、該開放口に揺動させて開閉する開
    閉蓋を取付け、開閉蓋をエンジン回転が所定回転以上の
    高回転のときに開くようにしたことを特徴とする自動二
    輪車のエアークリーナー。
  2. 【請求項2】 クリーナーケースの入口とファンネルの
    入口の間にフィルターを張るようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の自動二輪車のエアークリーナー。
JP04090493A 1993-03-02 1993-03-02 自動二輪車のエアークリーナー Expired - Fee Related JP3250299B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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