JP2508014Y2 - リ―ド弁付エンジン - Google Patents
リ―ド弁付エンジンInfo
- Publication number
- JP2508014Y2 JP2508014Y2 JP4113590U JP4113590U JP2508014Y2 JP 2508014 Y2 JP2508014 Y2 JP 2508014Y2 JP 4113590 U JP4113590 U JP 4113590U JP 4113590 U JP4113590 U JP 4113590U JP 2508014 Y2 JP2508014 Y2 JP 2508014Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- recess
- insulator
- reed valve
- intake passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Check Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はリード弁付エンジンに関する。
従来の技術 従来の小形空冷2サイクルガソリンエンジン等のピス
トン弁式エンジンは、全回転速度域にわたって出力及び
トルク性能を向上せしめるには限界があり、その対策の
一つとしてエンジン本体の吸気口とその外側のインシュ
レータとの間にリード弁を設けていたが、このような構
造のエンジンは全体構造が大形化し、携帯形作業機等に
は、あまり適さないものとなっていた。
トン弁式エンジンは、全回転速度域にわたって出力及び
トルク性能を向上せしめるには限界があり、その対策の
一つとしてエンジン本体の吸気口とその外側のインシュ
レータとの間にリード弁を設けていたが、このような構
造のエンジンは全体構造が大形化し、携帯形作業機等に
は、あまり適さないものとなっていた。
考案が解決しようとする課題 そこで、本考案は、従来のエンジンの大きさを変える
ことなくリード弁を簡単に装着でき、しかも低中速度域
及び高速度域での出力及びトルク性能の向上を実現した
ピストン弁及びリード弁を備えたエンジンを提供するこ
とを目的とする。
ことなくリード弁を簡単に装着でき、しかも低中速度域
及び高速度域での出力及びトルク性能の向上を実現した
ピストン弁及びリード弁を備えたエンジンを提供するこ
とを目的とする。
課題を解決するための手段 即ち、本考案に係るリード弁付エンジンは、ピストン
弁式エンジン本体と気化器との間に設けられたインシュ
レータの前記エンジン本体の側に該エンジン本体の吸気
口へ開く凹部を形成すると共に、前記気化器側から前記
凹部へ通じる吸気通路を前記凹部の底壁に形成し、前記
凹部内に前記吸気通路を開閉するリード弁を配置した構
成を特徴とする。
弁式エンジン本体と気化器との間に設けられたインシュ
レータの前記エンジン本体の側に該エンジン本体の吸気
口へ開く凹部を形成すると共に、前記気化器側から前記
凹部へ通じる吸気通路を前記凹部の底壁に形成し、前記
凹部内に前記吸気通路を開閉するリード弁を配置した構
成を特徴とする。
作用 従って、リード弁はエンジン本体と気化器の間のイン
シュレータ内に完全に配置されることができる。
シュレータ内に完全に配置されることができる。
実施例 次に本考案を図面の一実施例に基づいて説明する。
図示実施例エンジンは、刈払機やチェーンソー等の携
帯式又は可搬式の作業機械に適用したピストン弁式小形
空冷2サイクルガソリンエンジンであり、エンジン本体
1のピストン18により開閉される吸気口2の外側に、気
化器4の熱対策にも有利な厚肉のインシュレータ3が設
けられ、インシュレータ3の外側に気化器4が設けられ
ている。前記インシュレータ3は、前記エンジン本体1
の該吸気口2側に該吸気口2よりも大きい凹部5を形成
しており、この凹部5の底壁6に前記吸気口2と概ね整
合された吸気通路7が前記気化器4側から前記吸気口2
側へ貫通しており、この吸気通路7は、前記気化器4の
混合気出口8と連通している。更に、前記インシュレー
タ3の凹部5内には、吸気通路7から横方向へずれた位
置に、リード弁9のリード及びリードストッパ12′の基
端部10がねじ11によって固定されている。前記リード12
は前記吸気通路7を横切って延びて該吸気通路7を覆
い、かくしてリード弁9は吸気通路7の出口端を開閉し
て吸気通路7と凹部5及び吸気口2との間の連通をピス
トン18と協働して確実に制御する。このようにして、リ
ード弁9はインシュレータ3の凹部5内に完全に配置さ
れ、機体をコンパクトに保ちつつ性能の向上を図ること
ができる。
帯式又は可搬式の作業機械に適用したピストン弁式小形
空冷2サイクルガソリンエンジンであり、エンジン本体
1のピストン18により開閉される吸気口2の外側に、気
化器4の熱対策にも有利な厚肉のインシュレータ3が設
けられ、インシュレータ3の外側に気化器4が設けられ
ている。前記インシュレータ3は、前記エンジン本体1
の該吸気口2側に該吸気口2よりも大きい凹部5を形成
しており、この凹部5の底壁6に前記吸気口2と概ね整
合された吸気通路7が前記気化器4側から前記吸気口2
側へ貫通しており、この吸気通路7は、前記気化器4の
混合気出口8と連通している。更に、前記インシュレー
タ3の凹部5内には、吸気通路7から横方向へずれた位
置に、リード弁9のリード及びリードストッパ12′の基
端部10がねじ11によって固定されている。前記リード12
は前記吸気通路7を横切って延びて該吸気通路7を覆
い、かくしてリード弁9は吸気通路7の出口端を開閉し
て吸気通路7と凹部5及び吸気口2との間の連通をピス
トン18と協働して確実に制御する。このようにして、リ
ード弁9はインシュレータ3の凹部5内に完全に配置さ
れ、機体をコンパクトに保ちつつ性能の向上を図ること
ができる。
なお、第1図中、12は外気取入管、13はエアーフィル
タ、14は浄化空気流路、15は気化器4の空気入口、16は
エンジン本体1の排気口、及び17はマフラである。
タ、14は浄化空気流路、15は気化器4の空気入口、16は
エンジン本体1の排気口、及び17はマフラである。
考案の効果 以上説明した本考案の構成により、本考案は、従来の
ピストン弁式エンジンの大きさを変えることなく、リー
ド弁をインシュレータ内に収納して性能を向上させたエ
ンジンを提供し得る等の効果を奏する。
ピストン弁式エンジンの大きさを変えることなく、リー
ド弁をインシュレータ内に収納して性能を向上させたエ
ンジンを提供し得る等の効果を奏する。
第1図は本考案に係る一実施例を示すエンジンの要部断
面図である。 1…ピストン弁式エンジン本体、2…吸気口、3…イン
シュレータ、4…気化器、5…凹部、6…底壁、7…吸
気通路、9…リード弁。
面図である。 1…ピストン弁式エンジン本体、2…吸気口、3…イン
シュレータ、4…気化器、5…凹部、6…底壁、7…吸
気通路、9…リード弁。
Claims (1)
- 【請求項1】ピストン弁式エンジン本体(1)と気化器
(4)との間に設けられたインシュレータ(3)の前記
エンジン本体の側に該エンジン本体の吸気口(2)へ開
く凹部(5)を形成すると共に、前記気化器側から前記
凹部へ通じる吸気通路(7)を前記凹部の底壁(6)に
形成し、前記凹部内に前記吸気通路を開閉するリード弁
(9)を配置したことを特徴とするリード弁付エンジ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4113590U JP2508014Y2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | リ―ド弁付エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4113590U JP2508014Y2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | リ―ド弁付エンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH041632U JPH041632U (ja) | 1992-01-08 |
JP2508014Y2 true JP2508014Y2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=31551541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4113590U Expired - Lifetime JP2508014Y2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | リ―ド弁付エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508014Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-19 JP JP4113590U patent/JP2508014Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH041632U (ja) | 1992-01-08 |
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