JPS6296772A - エアクリ−ナ装置 - Google Patents

エアクリ−ナ装置

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JPS6296772A
JPS6296772A JP23637685A JP23637685A JPS6296772A JP S6296772 A JPS6296772 A JP S6296772A JP 23637685 A JP23637685 A JP 23637685A JP 23637685 A JP23637685 A JP 23637685A JP S6296772 A JPS6296772 A JP S6296772A
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JP
Japan
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intake
air
fan
air cleaner
noise
Prior art date
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Pending
Application number
JP23637685A
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English (en)
Inventor
Shizumoto Takahashi
静始 高橋
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
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Publication of JPS6296772A publication Critical patent/JPS6296772A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば自動二輪車等の車両に用いられるエア
クリーナ装置に関する。
〔従来技術〕
従来、この種の1アクリーナから発生する吸気騒音とし
ては、 エンジンの吸気行程で生じる吸入空気の脈動音が、外気
を吸込む吸気ダクトを通じて外方に漏れ出る、いわゆる
吸込み音と、吸気脈動に伴うエアクリーナ内の圧力変化
により、その壁面が撮動して生じるシェル音と、吸気ダ
クト内の空気流によって、この吸気ダクト自体が振動し
て生じる風切り音とに大別され、その中でも吸込み音の
及ぼす影響が最も大きいとされている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記シェル音や風切り音は、エアクリーナケ
ースの剛性を上げたり、周囲をカバーで覆うことで比較
的容易に消すことが可能であるが、一番の騒音源となる
吸込み音は、低周波である点からしても、単にカバーで
覆っただけでは消音効果が低く、消音対策が甚だ困難の
ものであった。
すなわち、単に吸込み音を低減するためには、吸気ダク
トの口径を細く絞り、吸入空気の脈動音を外方に漏れ難
くすれば良いが、このように吸気ダクトを絞ると、吸気
抵抗が大きくなるので、エンジン出力の低下をIn <
ばかりでなく、逆に吸気ダクト内を通過する吸入空気の
流速が一段と早くなってしまう。この結果、吸入空気の
流れが乱流となって吸気ダクトが振動し易くなり、上記
風切り音を助長させる等の弊害が生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明においては、中空状をなしたエアクリー
ナケース内を、区画壁により複数の室に区画し、その吸
気上流端に位置する室に外気を吸い込む吸気ダクトを設
けるとともに、吸気下流端に位置する室にエンジンに連
なる吸気出口を設け、かつ上記区画壁には、この区画壁
の両側の室を連通させる連通路を設け、この連通路内に
上記吸気ダクトを通じて吸入した外気を吸気出口に向っ
て送風するファンを設けたことを特徴とする。
〔作用〕
この構成によれば、エアクリーナケースや吸気ダクト内
には、エンジンが吸気行程以外の行程にある場合でも、
エンジン側に向う空気流が形成され、常に過給状態に保
たれる。このため、エンジンが吸気行程に移行して吸気
負圧が作用しても、上記過給効果によりエアクリーナケ
ース内の圧力が急激に下がらずに済むから、その分、吸
気ダクト内を通過する吸気流速が低くなり、最も多くの
空気が流れる吸気行程時での吸気流lが従来に比べて少
なくなる。このように最大吸気流lが少なくなれば、吸
気ダクトの通路面積は上記最大吸気流量によって決定さ
れるので、吸入空気量を従来と同等に維持しつつ吸気ダ
クトを細く絞ることができる。
よって、エアクリーナケース内の吸気の脈動音が外方に
漏れ難くなり、吸気抵抗や凰切り音の要因となる吸入空
気の流速を増大させることなく、吸込み音を低減するこ
とができる。
また、上記過給効果により、吸気脈動に伴うエアクリー
ナケース内の圧力変動も低く抑えられ、エアクリーナケ
ースの壁面の振動を防止できる。
このため、上記吸込み音や風切り音の低減と相まって、
エアクリーナから発する吸気騒音を効率良く低減させる
ことができる。
〔発明の実施例〕
以下本発明の第1実施例を、自動二輪車に適用した第1
図ないし第4図にもとづいて説明する。
第4図中符号1はフレーム、2は4サイクル単気筒エン
ジン、3は燃料タンク、4はシートを夫々示す。上記エ
ンジン2のシリンダヘッド5には、吸気バルブ6で開閉
される吸気ロアと、排気バルブ8で開閉される排気口9
が開設され、この吸気ロアの吸気上流端に、吸気マニホ
ールド10aを介して気化器10が接続されている。そ
して、この気化器10の吸気上流端には、本発明に係る
エアクリーナ11が接続されており、このエアクリーナ
11の上方は燃料タンク3およびシート4によって覆わ
れているとともに、左右両側面は、サイドカバー12に
よって覆われている。
上記エアクリーナ11は、第1図に示すように、中空箱
形をなした合成樹脂製のエアクリーナケース13を備え
、このエアクリーナケース13の内部は、区画壁14に
より吸気上流室15と吸気下流室16との二室に区画さ
れている。吸気上流室15の上面に開設した吸気口17
には、吸込み音を消すための一定長さの吸気ダクト18
が取付けられており、この吸気ダクト18は吸気上流室
15内に挿入されている。
そして、この吸気上流室15内には乾式のエレメント1
9が収容されており、このエレメント19は吸気上流室
15内を前侵二室に区画している。
また、上記吸気下流室16の各歯は、本実施例の場合、
エンジンの吸気行程で必要な吸入空気量以上に形成され
ており、この吸気下流室1Gの前端面に設けた吸気出口
20には、気化器10に連なるジヨイント21が接続さ
れている。
ところで、上記区画壁14には吸気上流室15と吸気下
流室16とを連通させる連通口22が形成されており、
この連通口22内には吸気上流室15から吸気下流室1
6に向って送風をなす送風機23が設けられている。こ
の送J1機23は中空円筒状をなした導風用のケーシン
グ24を備え、このケーシング24は上記区画壁14に
支持されている。ケーシング24の一端開口部はラッパ
状に拡開されて吸気上流室15に開口されるとともに、
他端開口部は吸気下流室16内においてジヨイント21
と略同軸的に対向されており、このケーシング24内に
は、吸気上流室15と吸気下流室16とを連通させる連
通路24aが形成されている。また、ケーシング24の
中心部には、放射状に突設した複数のアーム部25を介
してボス部26が一体に形成されている。このボス部2
6内にはファン駆動モータ27が支持されており、この
ファン駆動モータ27の回転軸28には、前向きの多数
の羽根29を有したファン30が取付けられている。こ
のファン30はケーシング24の一端開口部側に位置さ
れており、その送風量はエンジンの平均吸気流量以上で
あり、かつ最大吸気流量以下に設定されている。
なお、上記ファン駆動モータ21はリード線31を介し
てバッテリ32に接続されており、エンジン運転中は常
時ファン30を回転駆動させる。
このような構成において、エンジン運転中は常時ファン
30が回転されるので、吸気下流室15内には、第1図
中矢印で示すように吸気ダクト18を通じて外気が吸入
され、この外気はエレメント19で濾過された後、吸気
下流室1θに向って送出される。
一方、吸気バルブ6が開き、エンジン2が吸気行程に入
ると、吸気負圧が吸気下流室16や吸気下流室15を経
て吸気ダクト18に作用するので、上記と同様にこの吸
気ダクト18を介して外気が吸気下流室15内に吸込ま
れる。そして、この場合、エンジン2側には吸気ダクト
18に吸気負圧が作用する以前からファン30によって
外気が送風され、常に過給状態に保たれているので、エ
ンジン2が吸気行程に移行しても、エアクリーナケース
13内の圧力が急激に低下することはない。
すなわち、ファン30を持たない従来のエアクリーナで
は、吸気バルブ6が開いて始めて外気が吸気ダクト18
から吸込まれるので、この吸気ダクト18の通路断面積
を一定とした場合、吸気ダクト18内を通過する吸気流
速■mは、第3図中実線で示すように、最も多くの空気
が流れる吸気行程時に最大となり、吸気負圧が作用しな
いそれ以外の行程ではほとんど0に近い。
これに対し、ファン30を設けると、吸気ダクト18内
には、吸気行程以外の行程でもファン30で引張られた
外気が流通し、エンジン2側に対し過給が行なわれるか
ら、吸気ダクト18内を流れる空気流量が最も多くなる
吸気行程時でも、第3図中破線で示すように、従来のエ
アクリーナに比べて吸気ダクト18内を流れる空気流速
はVm’ は低くなり、その分、吸気行程時での吸気流
量が少なくなる。
このように吸気ダクト18内を流れる最大吸気流量が少
なくなれば、この吸気ダクト18の通路面積は上記最大
吸気流山によって決定されるので、実質的な吸入空気量
は従来と同等に維持しつつ、吸気ダクト18の口径を細
く絞ることができる。
したがって、エアクリーナケース13内の吸気の脈動音
が外方に漏れ難くなり、吸込み音と称する騒音を低く抑
えることができる。
それとともに、吸気ダクト18を絞っても、この吸気ダ
クト18内を流れる吸気流量が少ないので、空気流速は
従来と略同等に抑えられ、吸気ダクト18内の空気の流
れは滑らかな!lI流に保たれる。このため、吸気ダク
ト18の振動を防止でき、風切り音も低減することがで
きる。
また、上記過給効果により、第4図中破線で示すように
、エアクリーナケース13内の圧力変化が抑制され、こ
のエアクリーナケース13の壁面の振動も防止すること
ができる。
このため、上記吸込み音や風切り音を低減できることと
相まつて、エアクリーナ11自体が発する吸気騒音を効
率良く防止できる。
なお、この第1実施例では、ファン30をファン駆動モ
ータ21で回転させているので、このモータ音が外方に
漏洩する懸念がある。しかるに、一般にモータ音は高周
波成分が主であるため、上記サイドカバー12等でエア
クリーナ11の外側を覆うことで容易に低減させること
ができ、騒音面では何等の問題も生じない。
また、本実施例の場合、ファン30の下流側に位置する
吸気下流室16の容lを、吸気に必要な空気容態以上に
形成したので、この吸気下流室16をサージタンクとし
て利用することができる。このため、ファン30の送風
量をエンジンの最大吸気容量よりも少なくできると同時
に、ファン駆動モータ27の容量もその分小さくするこ
とができ、ファン駆動モータ27の小形化や省電力化も
図れる利点がある。
なお、本発明は上述した第1実施例に特定されるもので
はなく、例えば第5図に本発明の第2実施例を示す。
この第2実施例は、ファン30を吸気負圧を利用して回
転させるもので、ケーシング24のボス部26内には、
軸受41を介して回転軸42が同軸的に軸支されている
。そして、この回転軸42の吸気上流室15側の端部に
ファン30が固定されているとともに、回転軸42の吸
気下流室16側の端部はジヨイント21の上流開口部内
に同軸的に導入されており、この導入端には吸気負圧を
受けて回転する回転力取り出し用の補助ファン43が取
付けられている。したがって、上記ファン30は補助フ
ァン43からの動力伝達によって回転駆動される。
また、ジヨイント21の吸気下流室16内に臨む外周部
には、補助ファン43の吸気下流側と吸気下流室16と
を直接連通させる複数のバイパス通路44が形成されて
おり、バイパス通路44の吸気下流室16への開口端に
は、吸気下流室16からジヨイント21内への空気の流
通のみを許容するリードバルブ45が設けられている。
このような構成の第2実施例によると、吸気行程時にジ
ヨイント21内に生じる吸気負圧により、補助ファン4
3に回転力が付与され、この回転力は回転軸42を通じ
てファン30に伝達される。そして、このファン30は
、エンジン2がその後の圧縮、爆発、排気行程に移行し
た際にも、自らの慣性で回転を続けており、このため、
上述した第1実施例の場合と同様に、過給を行なうこと
ができる。
また、吸気下流室16内に導かれた空気は、バイパス通
路44からもジヨイント21内に吸込まれるから、ジヨ
イント21内に補助ファン43が導入されていても、吸
気抵抗を最少限に抑えることができる。
さらに、上述した実施例では、エアクリーナケース内を
三室に区画したが、例えば王室あるいはそれ以上に区画
しても良いし、ファンの形状も上記実施例に制約されな
い。
また、本発明に係るエアクリーナ装置は、4サイクルエ
ンジンに限らず、2サイクルエンジンであっても同様に
適用可能である。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明によれば、ファンによる過給効果に
よって、吸気行程時での吸気流山を減少させることがで
きる。このため、吸気ダクトを絞ることが可能となり、
吸込み音を低減させることができる。また、同時に吸気
ダクトの振動やエアクリーナケース内の圧力変動も抑制
されるから、風切り音やシェル音も低く仰ることができ
、エアクリーナ自身が発する吸気騒音を効率良く低減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例を示し、第1
図は断面図、第2図および第3図は夫々特性図、第4図
は自動二輪車の側面図、第5図は本発明の第2実施例を
示す断面図である。 2・・・エンジン、13・・・エアクリーナケース、1
4・・・区画壁、is、 ie・・・室(吸気上流室、
吸気下流室)、18・・・吸気ダクト、20・・・吸気
出口、24a・・・連通路、30・・・ファン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 中空状をなしたエアクリーナケース内を、区画壁により
    複数の室に区画し、その吸気上流端に位置する室に外気
    を吸い込む吸気ダクトを設けるとともに、吸気下流端に
    位置する室にエンジンに連なる吸気出口を設け、かつ上
    記区画壁には、この区画壁の両側の室を連通させる連通
    路を設け、この連通路内に上記吸気ダクトから吸入した
    外気を吸気出口に向つて送風するファンを設けたことを
    特徴とするエアクリーナ装置。
JP23637685A 1985-10-24 1985-10-24 エアクリ−ナ装置 Pending JPS6296772A (ja)

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JP23637685A JPS6296772A (ja) 1985-10-24 1985-10-24 エアクリ−ナ装置

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JP23637685A JPS6296772A (ja) 1985-10-24 1985-10-24 エアクリ−ナ装置

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JPS6296772A true JPS6296772A (ja) 1987-05-06

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ID=16999873

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JP23637685A Pending JPS6296772A (ja) 1985-10-24 1985-10-24 エアクリ−ナ装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63110663U (ja) * 1987-01-12 1988-07-15
KR100611504B1 (ko) * 2004-07-28 2006-08-17 넥스 디 주식회사 슈퍼차저장치
CN104033238A (zh) * 2013-03-05 2014-09-10 东迪科技有限公司 电子式无碳刷马达汽车增压器
KR20160090385A (ko) * 2014-02-24 2016-07-29 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 과급기 및 모터 냉각 방법

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