JPH06245843A - ヘツドレスト装置 - Google Patents

ヘツドレスト装置

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Publication number
JPH06245843A
JPH06245843A JP3656093A JP3656093A JPH06245843A JP H06245843 A JPH06245843 A JP H06245843A JP 3656093 A JP3656093 A JP 3656093A JP 3656093 A JP3656093 A JP 3656093A JP H06245843 A JPH06245843 A JP H06245843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headless
main body
stay
seated person
headrest
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3656093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutaka Kojima
島 康 敬 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP3656093A priority Critical patent/JPH06245843A/ja
Publication of JPH06245843A publication Critical patent/JPH06245843A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘツトレスト本体の動きを着座者の首の動き
に極力合わせ得るヘツドレスト装置を提供すること。 【構成】 ヘツドレスト本体(3)を円弧形状の長穴
(4a)及び長穴(4a)に挿通される支持軸(4b,
4c)とから構成される支持機構(4)によりヘツドレ
スト本体(3)から離れた点を中心として揺動自在にス
テー(1)に支持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、シートに着座した人の
頭部を支持するヘツドレスト装置に関するものであつ
て、頭部の前後方向の支持位置が調整可能なものに関す
る。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のヘツドレスト装置として
は、実開平3−27748号公報に示されるものが知ら
れている。これは、シートバツクに配設されるステー
と、ステーに支持されるヘツドレスト本体と、ステーと
ヘツドレスト本体との間に配設されヘツドレスト本体に
形成された直線形状の長穴,ステーに設けられ長穴に挿
通される支持軸及びヘツドレスト本体及びステーに回動
自在に支持されたリンクとから構成されるヘツドレスト
本体を移動自在に支持するための支持機構と、ステーと
ヘツドレスト本体との間に配設されヘツドレスト本体の
揺動を許容及び規制する調整機構とから構成されてい
た。この従来装置においては、調整機構によつて支持機
構を作動させることによりヘツドレスト本体がその移動
中心を変えながら上下動且つ回動し、これにより、ヘツ
ドレスト本体の前後方向の位置調整がなされるものであ
つた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置では、ヘツドレスト本体はその移動中心を変えなが
ら上下動且つ回動するので、必ずしも着座者の首の動き
とあつたものとはならず、特に、ヘツドレスト本体によ
つて頭部及び首部を支持する安楽姿勢の際には違和感を
与えることとなる恐れがあつた。
【0005】故に、本発明は、ヘツトレスト本体の動き
を着座者の首の動きに極力合わせ得るヘツドレスト装置
を提供することを、その技術的課題とするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、シートバ
ツクに配設されるステーと、該ステーに支持されるヘツ
ドレスト本体と、前記ステーと前記ヘツドレスト本体と
の間に配設され円弧形状の長穴及び該長穴に挿通される
支持軸から構成される前記ヘツドレスト本体を前記ヘツ
ドレスト本体から離れた点を中心として揺動自在に支持
するための支持機構と、前記ステーと前記ヘツドレスト
本体との間に配設され前記ヘツドレスト本体の揺動を許
容及び規制する調整機構とを有したことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、調整機構による支持
機構の作動によつてヘツドレスト本体はそれより離れた
点を中心にこの点を変えずに揺動する。よつて、ヘツド
レスト本体の揺動中心を着座者の首部の動きの中心付近
となるように支持機構を設定することによりヘツドレス
ト本体の動きを着座者の首の動きに極力合わせ得るヘツ
ドレスト装置となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0010】図1ないし図3に示されるように、ステー
1は対の脚部分1a及び連結部分1bを持つ逆U字状を
呈したものであつて、連結部分1bには対のプレート2
が夫々固定されている。ヘツドレスト本体3は対の腕部
分3a及び腕部分3aを連結する連結部分3bを持つ逆
U字状を呈したものであつて、腕部分3aが後述する支
持機構4を介して夫々プレート2に支持される。
【0011】支持機構4は長穴4a及び支持軸4b,4
cから構成されている。長穴4aは、図4に示される着
座者の首部の動きの中心となる中心点Aを中心とした円
弧形状を呈したものであつて、ヘツドレスト本体3の腕
部分3aに夫々形成されている。支持軸4b,4cは段
付ピン形状を呈したものであつて、夫々長穴4aに挿通
されてプレート2にかしめ固着されている。
【0012】支持軸4b,4cには調整機構5を構成す
る皿バネ5aが夫々配設されており、ヘツドレスト本体
3の腕部分3aを押圧して腕部分3aとプレート2との
間に摩擦力を付与している。
【0013】次に作動について説明する。
【0014】ヘツドレスト本体3を上部分を前後方向
(図4示左右方向)に皿バネ5aの付勢力によつて生じ
るプレート2とヘツドレスト本体3の腕部分3aとの間
の摩擦力に抗して動かす。これにより、ヘツドレスト本
体3が長穴4aに沿つて移動することとなり、ヘツドレ
スト本体3が中心点Aを中心としてこの中心点Aから外
れることなく揺動する。結果、ヘツドレスト本体3の着
座者の頭部を支持する位置が前後方向に調整される。
又、ヘツドレスト本体3の上部分を最大限後方向に動か
す。これにより、ヘツドレスト本体3の下部分がシート
バツクの座面より最大限前方向に突出し、結果、着座者
の首部及び頭部を支持する安楽姿勢がとられる。尚、ヘ
ツドレスト本体3のステー1に対する位置規制は皿バネ
5aによるヘツドレスト3の腕部3aとプレート2との
間の摩擦力によつて保持される。
【0015】上記したように、ヘツドレスト本体3は、
着座者の首部の動きの中心となる中心点Aを中心として
揺動する。これにより、着座者の首部の動きに合わせて
ヘツドレスト本体3が移動されることとなり、着座者に
与えられるヘツドレスト本体3による支持感が向上され
る。特に、ヘツドレスト本体3により着座者の首部及び
頭部を支持する安楽姿勢においては、より支持感の向上
が感じられ、着座者にヘツドレスト本体3による違和感
が与えられない。
【0016】調整機構5の変形例について説明する。
【0017】図5ないし図7に示されるように、ヘツド
レスト本体3の一方の腕部3aには回転軸5bが回転自
在に支持されており、この回転軸5bにはピニオンギヤ
5c及び操作ノブ5dが固着されている。ステー1に固
着されたプレート2にはピニオンギヤ5cに噛合するラ
ツクギヤ5eが形成されている。又、回転軸5bは二分
割されており、ピニオンギヤ5c側に固着される従動部
材,操作ノブ5d側に固着され従動部材と係合可能な駆
動部材,ヘツドレスト本体3の腕部分3aに固着され従
動部材及び駆動部材を収容するケース及び両端が駆動部
材と従動部材との間に介在されケースと接合可能なスプ
リングとから構成される逆転防止機構5fが配設されて
いる。
【0018】この構成において、操作ノブ5dを回転操
作することにより回転軸5b及び逆転防止機構5fを介
してピニオンギヤ5cが回転する。これにより、ヘツド
レスト本体3がピニオンギヤ5cとラツクギヤ5eとの
作用により長穴4aに沿つて移動することとなり、ヘツ
ドレスト本体3が中心点Aを中心としてこの中心点Aか
ら外れることなく揺動する。結果、ヘツドレスト本体3
の着座者の頭部を支持する位置が前後方向に調整され
る。尚、ヘツドレスト本体3のステー1に対する位置規
制は逆転防止機構5fの作動によつて保持される。又、
操作ノブ5dの代わりにモータを用いてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、ヘツドレスト本体を支
持機構によりそれより離れた点を中心にこの点を変えず
に揺動させることができる。よつて、ヘツドレスト本体
の揺動中心を着座者の首部の動きの中心付近となるよう
に支持機構を設定することによりヘツドレスト本体の動
きを着座者の首の動きに極力合わせ得るヘツドレスト装
置とすることができ、着座者に与えられる支持感を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヘツドレスト装置の斜視図であ
る。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】本発明に係るヘツドレスト装置の作動を示す説
明図である。
【図5】本発明に係るヘツドレスト装置の調整機構の変
形例を示す図1に相当する斜視図である。
【図6】図5の分解斜視図である。
【図7】図5のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 ステー 3 ヘツドレスト本体 4 支持機構 5 調整機構 4a 長穴 4b,4c 支持軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバツクに配設されるステーと、該
    ステーに支持されるヘツドレスト本体と、前記ステーと
    前記ヘツドレスト本体との間に配設され円弧形状の長穴
    及び該長穴に挿通される支持軸から構成される前記ヘツ
    ドレスト本体を前記ヘツドレスト本体から離れた点を中
    心として揺動自在に支持するための支持機構と、前記ス
    テーと前記ヘツドレスト本体との間に配設され前記ヘツ
    ドレスト本体の揺動を許容及び規制する調整機構とを有
    するヘツドレスト装置。
JP3656093A 1993-02-25 1993-02-25 ヘツドレスト装置 Pending JPH06245843A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3656093A JPH06245843A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 ヘツドレスト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3656093A JPH06245843A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 ヘツドレスト装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06245843A true JPH06245843A (ja) 1994-09-06

Family

ID=12473147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3656093A Pending JPH06245843A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 ヘツドレスト装置

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JP (1) JPH06245843A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9058052B2 (en) * 2005-10-27 2015-06-16 Crown Equipment Corporation Adjustable armrest mechanism for a materials handling vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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