JPH0624282Y2 - 自動車用アウトサイドミラー - Google Patents

自動車用アウトサイドミラー

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JPH0624282Y2
JPH0624282Y2 JP16830488U JP16830488U JPH0624282Y2 JP H0624282 Y2 JPH0624282 Y2 JP H0624282Y2 JP 16830488 U JP16830488 U JP 16830488U JP 16830488 U JP16830488 U JP 16830488U JP H0624282 Y2 JPH0624282 Y2 JP H0624282Y2
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support piece
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久夫 細谷
敦史 川村
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、自動車用アウトサイドミラーに関する。特
に、小型トラック、バン等の自動車に用いられている両
端支持のステーにミラーを回動可能に枢支してなる自動
車用アウトサイドミラーに関する。
《従来の技術》 従来のこの種のアウトサイドミラーにあっては、第6図
ないし第9図に示すように、上端側を車体50側に屈曲
させた逆L字形状のステー10の下端をベース40を介
して車体50に固着すると共に、屈曲した上端部12を
クランプ30を介して車体50に取り付けている。この
クランプ30は、略台形状の2枚のプレート31、32
の車体側端縁を互いに内側に対向して屈曲させて車体把
持部33、34を形成すると共に、ステー10側にステ
ー10を圧接保持する保持部35、36を設けている。
この2枚のプレート31、32は、保持部35、36の
間でステー10を挟持し、保持部部35、36とステー
10に形成した穴37a、37bにスクリュー38を挿
通しステー10を固定している。
また、クランプ30の車体50側は、車体50のアウト
サイドミラー取付部(図示しない)を車体把持部33、
34で挟持した後にスクリュー39を締め付けることに
よって、車体50に取り付けられている。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、上述した従来の技術は、2枚のプレート
31、32にプレス加工等で車体把持部33、34や保
持部35、36を成形するとともに締付用の穴37aを
設けていたために、クランプ30の形状が複雑となるば
かりか、強度不足となる恐れがあった。しかもクランプ
30の表面に凹凸ができ、見栄えも悪く、且つ互換性に
乏しかった。更に、クランプ30の車体把持部33、3
4間と保持部35、36間が連通しているため、クラン
プ30によって保持されたステー10の内部に雨滴等が
侵入し、サビが発生し、耐久性に劣るという問題点があ
った。
本考案は、上記の問題点を解決するものであって、その
目的とするところは、クランプの強度不足を解消し、且
つクランプの表面の凹凸を比較的少なくした簡単な形状
になることができ、しかも、車体のアウトサイドミラー
取付部の形状に応じてクランプのみを交換することが可
能になり、アウトサイドミラー側を共通に使用すること
ができる等の互換性に優れ、しかも、クランプ側からス
テー内部に雨滴等が侵入することがなく耐久性のある自
動車用アウトサイドミラーを提供することである。
《課題を解決するための手段》 上記の目的を達成するために、本考案は、一端がベース
を介して車体に固着されると共に、他端がクランプを介
して車体に取り付けられるL字形状のステーと、このス
テーの垂直軸部に回動可能に取り付られたハウジング
と、このハウジングの開口に固着されたミラーとを有す
る自動車用アウトサイドミラーであって、ブラケット
を、ステーが取り付けられる取付孔を形成した本体とこ
の本体の下部より車体側に張り出した支持片とこの本体
の下部に支持片と平行して車体側に張り出した支持突起
とを一体に成形し且つ支持片にクランプを取り付ける取
付ボルトのボルト挿通孔を形成して構成し、クランプ
を、二枚のプレート間に、これらのプレートに形成され
た挿通孔に連通させて挿通管を介装してこれらのプレー
トの一端側を車体側把持部にすると共に、プレートの他
端側をブラケット側把持部にして構成し、ブラケットの
取付孔にステーの端部を嵌合固定し、クランプのブラケ
ット側把持部で支持突起を挟み、支持片のボルト挿通孔
からクランプの挿通孔を介して挿通管に取付ボルトを挿
入貫通させ、この取付ボルトに螺合したナットの締め付
けにより、支持片にクランプを固定すると共に、ブラケ
ット側把持部で支持突起を把持したことを特徴とする。
《作用》 かかる構成により、クランプのブラケット側把持部で支
持突起を挟み、支持片のボルト挿通孔からクランプの挿
通孔を介して挿通管に取付ボルトを挿入貫通させ、この
取付ボルトに螺合したナットの締め付けにより、支持片
にクランプを固定すると共に、ブラケット側把持部で支
持突起を把持してクランプをブラケットに連結固定する
とともに、ブラケットのステーの取付孔にステーの端部
を嵌合固着させて両者を結合する。
《実施例》 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて、詳細に
説明する。
なお、従来の技術と類似の構成には、同符号を付して説
明する。
第1図は本考案の自動車用アウトサイドミラーを示した
背面図、第2図は同自動車用アウトサイドミラーの側面
図、第3図は第2図のA方向矢視図、第4図は第3図の
B−B拡大断面図、第5図は第2図のC−C断面図であ
る。
図示するように、本考案の自動車用アウトサイドミラー
1は、ステー10と、このステー10の上端に連結され
たブラケット60と、このブラケット60を介してステ
ー10を車体50に取り付けるクランプ30と、ステー
10の下端を車体50に固着するベース40と、ステー
10の垂直軸部11に回動可能に枢支されたハウジング
20と、このハウジング20の開口に固着されたミラー
(図示しない)とを備えている。
ステー10は、垂直軸部11と、車体50側に屈曲した
上端部12とを有する逆L字形状をなしており、上端部
12にはブラケット60への固定用のバーリング部13
が形成されている。
ハウジング20は、その開口にミラー(図示しない)を
固着しており、軸受け部21でステー10の垂直軸部1
1に回動可能に取り付けられている。
クランプ30は、2枚のプレート310,320を対向
配置し、これらプレート310,320の中間部にボル
ト挿通孔310a、320aを形成し、プレート31
0,320間に、ボルト挿通孔310a、320aに連
通させて挿通管630を介装してプレート310,32
0の車体50側の端部を内方に屈曲して車体側把持部3
40,350にすると共に、プレート310,320の
ブラケット60側の端部をブラケット側把持部360,
370にして構成してある。
ベース40は、その中央にステー10の嵌合孔41を形
成すると共に、車体50への取付用フランジ42を設け
て構成されており、嵌合孔41にステー10を嵌合固定
した後に、取付用フランジ42をスクリュー(図示しな
い)で車体50に締め付けることによって、ステー10
を車体50に固着するものである。
ブラケット60は軽合金製であり、ダイカスト等で一体
成型されたものであって、本体61と、この本体61の
下端に車体50側に張り出したクランプ30の取付用の
支持片62と、ステー10の屈曲した上端部12を嵌合
する取付孔63と、本体61の下端に車体50側に張り
出した支持突起67とを備えており、支持片62の面部
には、取付ボルト64が挿通されるボルト挿通孔631
が形成してあり、本体61には取付孔63に開口する挿
通孔66が設けられている。また、支持突起67は支持
片62に平行しており、支持突起67と支持片62との
間には嵌合溝68が形成してある。
従って、ステー10の上端部12をブッシュ70を介し
てブラケット60の取付孔63に嵌合し、スクリュー6
5を、挿通孔66からステー10のバーリング部13に
螺合することによって、両者を結合する。この場合、ブ
ッシュ70に形成されたフランジ71が取付孔63の開
口を密閉する。その後、クランプ30のブラケット側把
持部370を嵌合溝68に嵌合して,ブラケット側把持
部360、370で支持突起67を挟み、クランプ30
を支持片62に沿わせて、取付ボルト64を支持片62
のボルト挿通孔631、挿通孔310b、挿通管63
0、挿通孔310aに挿通させて、この取付ボルト64
にナット64aを螺合し、このナット64aの締め付け
によりブラケット側把持部360、370で支持突起6
7を把持し、クランプ30を支持片62に固定する。
また、クランプ30は、車体50のアウトサイドミラー
取付部(図示しない)をクランプ30の車体側把持部3
40、350で把持した後、取付ボルト64に螺合した
ナット64aを締め付けることによって、車体50に取
り付けられる。
《考案の効果》 以上詳述したように、本考案は、一端がベースを介して
車体に固着されると共に、他端がクランプを介して車体
に取り付けられるL字形状のステーと、このステーの垂
直軸部に回動可能に取り付られたハウジングと、このハ
ウジングの開口に固着されたミラーとを有する自動車用
アウトサイドミラーであって、ブラケットを、ステーが
取り付けられる取付孔を形成した本体とこの本体の下部
より車体側に張り出した支持片とこの本体の下部に支持
片と平行して車体側に張り出した支持突起とを一体に成
形し且つ支持片にクランプを取り付ける取付ボルトのボ
ルト挿通孔を形成して構成し、クランプを、二枚のプレ
ート間に、これらのプレートに形成された挿通孔に連通
させて挿通管を介装してこれらのプレートの一端側を車
体側把持部にすると共に、プレートの他端側をブラケッ
ト側把持部にして構成し、ブラケットの取付孔にステー
の端部を嵌合固定し、クランプのブラケット側把持部で
支持突起を挟み、支持片のボルト挿通孔からクランプの
挿通孔を介して挿通管に取付ボルトを挿入貫通させ、こ
の取付ボルトに螺合したナットの締め付けにより、支持
片にクランプを固定すると共に、ブラケット側把持部で
支持突起を把持したから、クランプのブラケット側把持
部で支持突起を挟み、支持片のボルト挿通孔からクラン
プの挿通孔を介して挿通管に取付ボルトを挿入貫通さ
せ、この取付ボルトに螺合したナットの締め付けによ
り、支持片にクランプを固定すると共に、ブラケット側
把持部で支持突起を把持してクランプをブラケットに連
結固定するために、クランプの表面の一部はブラケット
とこれの支持片で覆われるために、クランプの強度の低
下が解消されるし、クランプ側の凹凸を比較的少なくし
た簡単な形状にすることができる。
また、クランプは取付ボルトに取り付けられていて交換
することが可能であるために、車体のアウトサイドミラ
ー取付部の形状に応じてクランプのみを交換することに
よって、アウトサイドミラー側を共通に使用することが
できる等の互換性に優れている。
しかも、ブラケットのステーの取付孔にステーの端部を
嵌合させて両者を結合するために、クランプ側からステ
ー内に雨滴等が侵入することがなく耐久性のある自動車
用アウトサイドミラーを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動車用アウトサイドミラーを示した
背面図、第2図は同自動車用アウトサイドミラーの側面
図、第3図は第2図のA方向矢視図、第4図は第3図の
B−B拡大断面図、第5図は第2図のC−C断面図、第
6図は従来のアウトサイドミラーの背面図、第7図は同
アウトサイドミラーの側面図、第8図は第7図のD方向
矢視図、第9図は第8図のE−E断面図である。 10……ステー、20……ハウジング、30……クラン
プ、40……ベース、50……車体、60……ブラケッ
ト、61……本体、62……支持片、63……取付孔6
4……取付ボルト、64a……ナット、67……支持突
起。310……挿通孔、310a、320a……挿通
孔、340、350……車体側把持部、360、370
……ブラケット側把持部、630……挿通管、631…
…ボルト挿通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端がベースを介して車体に固着されると
    共に、他端がクランプを介して車体に取り付けられるL
    字形状のステーと、このステーの垂直軸部に回動可能に
    取り付られたハウジングと、このハウジングの開口に固
    着されたミラーとを有する自動車用アウトサイドミラー
    であって、ブラケットを、ステーが取り付けられる取付
    孔を形成した本体とこの本体の下部より車体側に張り出
    した支持片とこの本体の下部に支持片と平行して車体側
    に張り出した支持突起とを一体に成形し且つ支持片にク
    ランプを取り付ける取付ボルトのボルト挿通孔を形成し
    て構成し、クランプを、二枚のプレート間に、これらの
    プレートに形成された挿通孔に連通させて挿通管を介装
    してこれらのプレートの一端側を車体側把持部にすると
    共に、プレートの他端側をブラケット側把持部に成して
    構成し、ブラケットの取付孔にステーの端部を嵌合固定
    し、クランプのブラケット側把持部で支持突起を挟み、
    支持片のボルト挿通孔からクランプの挿通孔を介して挿
    通管に取付ボルトを挿入貫通させ、この取付ボルトに螺
    合したナットの締め付けにより、支持片にクランプを固
    定すると共に、ブラケット側把持部で支持突起を把持し
    たことを特徴とする自動車用アウトサイドミラー。
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