JPH06239597A - 箱型ブロック用作業台装置 - Google Patents

箱型ブロック用作業台装置

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JPH06239597A
JPH06239597A JP2832193A JP2832193A JPH06239597A JP H06239597 A JPH06239597 A JP H06239597A JP 2832193 A JP2832193 A JP 2832193A JP 2832193 A JP2832193 A JP 2832193A JP H06239597 A JPH06239597 A JP H06239597A
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JP
Japan
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support leg
revolving structure
work
block
work table
Prior art date
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Pending
Application number
JP2832193A
Other languages
English (en)
Inventor
Azuma Hisayasu
東 久安
Kunio Miyawaki
国男 宮脇
Mitsumasa Matsuura
盈雅 松浦
Hiroshi Chimura
広 地村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP2832193A priority Critical patent/JPH06239597A/ja
Publication of JPH06239597A publication Critical patent/JPH06239597A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 旋回体18の一側に取り付けられた作業台2
2が鉛直面内で揺動したときに、作業台22の揺動量に
応じて旋回体の他側に取り付けられたバランスウエイト
24の出退量が調節装置25で調節されるよう構成して
いる。 【効果】 作業台が鉛直面内でどのような位置に揺動し
たとしても、支持脚に働くモーメントが相殺され、支持
脚が転倒するのを防止できるる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船殻ブロックや橋梁の
箱桁などの箱型ブロック内で、溶接や塗装作業を行うた
めの箱型ブロック用作業台装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の箱型ブロック用作業台装置には、
高所や大形箱型構造体等の作業用に足場を提供するもの
として、直進式のブーム作業車や、リフト機能付き作業
車がある。
【0003】ところで、例えば船殻ブロックのように中
間部にダイヤフラムやリブ、ウェブ等の補強部材が取り
付けられているものは、中央に狭隘部が形成されその内
部は広く広がっているため、上記従来の作業装置を用い
ると、狭隘部から作業台を挿入できても、内部の奥の壁
面に作業台が届くように移動させることは難しい。そこ
で本願出願人は、特願平4−63683号において上記
課題を解決するための装置を提供した。
【0004】すなわちこの作業台装置は、図4に示すよ
うに、互いに直行する方向の車軸にそれぞれ走行車輪5
1a,51bを具え、また水平面内で回転自在な旋回台
52を有する全方向移動台車53と、旋回台52上に配
置されて鉛直面内で回動自在でかつ互いに平行な平行リ
ンク54と、この平行リンク54に支持されて、先端に
箱型ブロック55内に挿入するための作業台56が取り
付けられるとともに、複数本のビーム57を有するテレ
スコピック型伸縮体58とから構成されている。
【0005】また伸縮体58の伸長姿勢を保持するため
の伸長姿勢保持装置59が設けられ、この伸長姿勢保持
装置59は、ビーム57に回動可能に取り付けられた支
持脚60と、支持脚60の中間部とビーム57との間に
連結された油圧シリンダー61とから構成されている。
【0006】さらに、作業範囲の拡大のためにビーム5
7の先端部に、水平面内で旋回自在なアーム旋回台62
を取り付け、このアーム旋回台62に鉛直面内で回動自
在な平行リンク式回動アーム63を介して作業台56を
設けている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の箱型ブロック用
作業台装置において、アーム63をビーム57の伸縮方
向に作動する場合は、支持脚60の近傍、あるいは支持
脚60で囲繞された範囲にアーム63の重心があるので
支持脚60が転倒しにくいが、旋回台62を駆動してア
ーム63を鉛直面内で旋回させて作業をしようとする
と、アーム63の重心が支持脚60で囲繞された範囲か
ら大きく離れることがあり、支持脚60が転倒し易くな
るといった課題がある。
【0008】そこで本発明は、上記課題を解決し得る箱
型ブロック用作業台装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、複数本のビームからなるテレスコ
ピック型伸縮体が設けられ、該伸縮体の伸長姿勢を保持
するための支持脚が設けられ、前記伸縮体の先端部に、
水平面内で旋回自在な旋回体が配置され、該旋回体の一
側に箱型ブロック内に挿入するための作業台が鉛直面内
で揺動自在なアームを介して取り付けられ、前記旋回体
の他側に該旋回体に出退自在な出退杆を介してバランス
ウエイトが取り付けられ、前記旋回体に、前記アームを
鉛直面内で揺動するとともにアームの揺動量に応じて前
記出退杆の出退量を調節する調節装置が設けられたもの
である。
【0010】
【作用】上記構成において、溶接などの作業のために旋
回体を水平面内で旋回させ、アームを鉛直面内で揺動す
ることによって作業台を所望の位置まで移動すると、ア
ームが水平で作業台が支持されている状態が支持脚に働
くモーメントが最大となり、支持脚が転倒し易くなる
が、バランスウエイトが旋回体から最も離間した位置に
あるので、支持脚に働くモーメントが相殺されて支持脚
は立脚状態を保持し、作業台を水平状態から鉛直面内で
揺動すると、支持脚から作業台までの距離が短くなる
が、調節装置の駆動により出退杆が旋回体に対して退
き、上記と同様に支持脚に働くモーメントが相殺されて
支持脚は立脚状態を保持する。
【0011】
【実施例】以下、本発明箱型ブロック用作業台車装置の
一実施例を、図1の要部拡大図、図2の全体側面図、図
3の全体平面図に基づいて説明する。
【0012】本発明の実施例における箱型ブロック用作
業台車装置は、図2および図3に示すように、全方向移
動台車1に平行リンク2を介してテレスコピック型伸縮
体3が設けられ、該伸縮体3は、前記平行リンク2にピ
ン4を介して取り付けられた第一ビーム3Aと、該第一
ビーム3Aに第一ローラー5を介してスライド自在に内
嵌された第二ビーム3Bと、該第二ビーム3Bに第二ロ
ーラー6を介してスライド自在に内嵌された第三ビーム
3Cとから構成され、前記第二ビーム3Bおよび第三ビ
ーム3Cに、伸縮体3の伸長姿勢Dを保持するための伸
長姿勢保持装置7が設けられている。
【0013】この伸長姿勢保持装置7は、前記第二ビー
ム3Bの取付け部8に左右に差し渡された支軸9に基端
部10aが固定された支持脚10と、前記支軸9の略中
央に固定されたレバー体11と、該レバー体11に連結
されたシリンダー装置12と、前記ビーム3B,3Cと
支持脚10との間にピン13,13を介して連結された
連結体14とから構成され、前記ビーム3B,3Cにピ
ン13をビーム3B,3Cの長さ方向に案内するための
案内溝13aが形成されている。そして前記シリンダー
装置12を駆動することにより、支持脚10が支軸9回
りに回転して各ビーム3B,3C内に収納した状態とし
たり、支持脚10の先端部10bが箱型ブロック15の
底面15aに当接した立脚状態としたりする。
【0014】なお図3に示すように、前記第一ビーム3
Aおよび第二ビーム3Bのそれぞれに、第二ビーム3B
および第三ビーム3Cを伸縮させるシリンダー16A,
16Bが設けられている。
【0015】図1に示すように前記第三ビーム3Cの先
端部17に、水平面内で旋回自在な旋回体18が配置さ
れ、該旋回体18を水平面内で旋回するための旋回装置
19が設けられ、前記旋回体18の周面一側に、水平軸
20,20を介して鉛直面内で揺動自在なアーム21
A,21Bが取り付けられ、該アーム21A,21Bを
介して作業台22が取り付けられ、前記旋回体18の周
面他側に、該旋回体18に出退自在に設けられたラック
(出退杆)23を介してバランスウエイト24が取り付
けられ、前記旋回体18に、前記アーム21A,21B
を鉛直面内で揺動するとともにアーム21A,21Bの
揺動量P1に応じてラック23の出退量P2を調節する
調節装置25が設けられている。
【0016】該調節装置25は、前記旋回体18内に配
置されたモーター26と、該モーター26の出力軸26
aに取り付けられたモータープーリー27と、前記水平
軸20の端部に外嵌固定されたプーリー28と、両プー
リー27,28に掛け渡された揺動用ベルト29と、前
記モーター26に並べて配置された軸30に外嵌固定さ
れるとともに前記ラック23に噛合するピニオン31
と、前記モータープーリー27とピニオン31との間に
掛け渡された出退用ベルト32とから構成されている。
他の構成は図4で示した従来のものと同様であるので省
略する。
【0017】次に作用を説明すると、シリンダー16
A,16Bを駆動して第二ビーム3Bおよび第三ビーム
3Cを伸長し、作業台22を箱型ブロック15を挿入す
る。そしてシリンダー装置12を駆動して支持脚10を
反時計方向に回転し、支持脚10の先端部10bを箱型
ブロック15の底面15aに当接して伸縮体3が伸長し
た姿勢を保持する。
【0018】また溶接などの作業のためには、旋回体1
8を水平面内で旋回させ、モーター26を駆動してアー
ム21A,21Bを水平軸20,20回りに揺動するこ
とによって作業台22を所望の位置まで移動する。とこ
ろで図1の実線で示すように作業台22と支持脚10の
距離が最大の状態、すなわち、作業台22が両支持脚1
0,10で囲繞された範囲を大きく離れ、作業台22を
水平状態にあるアーム21A,21Bが支持されている
場合が、支持脚10に働くモーメントが最大となり、支
持脚10が最も転倒し易くなる。しかしこのとき、図1
に示すようにバランスウエイト24は旋回体18から最
も離間した位置にあるので、支持脚10に働くモーメン
トが相殺されて支持脚10は立脚状態を保持する。
【0019】また、モーター26を駆動して作業台22
を上記の水平状態から鉛直面内で上下方向に揺動する
と、支持脚10側に作業台22が接近するとともに、モ
ーター26の駆動が同時にピニオン31に伝達され、ラ
ック23駆動してバランスウエイト24が旋回体18側
に移動し、支持脚10は安定した状態を維持する。
【0020】このようにモーター26を駆動して作業台
22を鉛直面内で揺動すると、この作業台22の揺動量
P1に応じて、作業台22が揺動して位置を変更するの
に伴って、調節装置25がバランスウエイト24の旋回
体18からの出退量P2を自動的に調節するので、支持
脚10に働くモーメントが相殺されて、支持脚10が安
定した状態を維持する。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、旋回体の一側に取り付けられた作業台が鉛直面内で
揺動したときに、作業台の揺動量に応じて旋回体の他側
に取り付けられたバランスウエイトの出退量が調節装置
で調節されるよう構成したので、作業台が鉛直面内でど
のような位置に揺動したとしても、支持脚に働くモーメ
ントが相殺され、支持脚が転倒するのを防止できるとい
った効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す箱型ブロック用作業台
車装置の要部拡大図である。
【図2】同じく全体側面図である。
【図3】同じく全体平面図である。
【図4】従来例を示す箱型ブロック用作業台装置の全体
側面図である。
【符号の説明】
1 全方向移動台車 2 平行リンク 3 伸縮体 3C 第二ビーム 7 伸長姿勢保持装置 10 支持脚 12 シリンダー装置 15 箱型ブロック 18 旋回体 21A アーム 21B アーム 22 作業台 23 ラック 25 調節装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 地村 広 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のビームからなるテレスコピック
    型伸縮体が設けられ、該伸縮体の伸長姿勢を保持するた
    めの支持脚が設けられ、前記伸縮体の先端部に、水平面
    内で旋回自在な旋回体が配置され、該旋回体の一側に箱
    型ブロック内に挿入するための作業台が鉛直面内で揺動
    自在なアームを介して取り付けられ、前記旋回体の他側
    に該旋回体に出退自在な出退杆を介してバランスウエイ
    トが取り付けられ、前記旋回体に、前記アームを鉛直面
    内で揺動するとともにアームの揺動量に応じて前記出退
    杆の出退量を調節する調節装置が設けられたことを特徴
    とする箱型ブロック用作業台装置。
JP2832193A 1993-02-18 1993-02-18 箱型ブロック用作業台装置 Pending JPH06239597A (ja)

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JP2832193A JPH06239597A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 箱型ブロック用作業台装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5849716A (en) * 1992-10-22 1998-12-15 Kirin Beer Kabushiki Kaisha Sphingoglycolipids, their preparation, and therapeutic methods of use
CN104385235A (zh) * 2014-10-28 2015-03-04 苏州速腾电子科技有限公司 作业台
CN115502940A (zh) * 2022-08-16 2022-12-23 成都贝瑞光电科技股份有限公司 一种适用于精密光学元件表面疵病三维检测的仪器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5849716A (en) * 1992-10-22 1998-12-15 Kirin Beer Kabushiki Kaisha Sphingoglycolipids, their preparation, and therapeutic methods of use
CN104385235A (zh) * 2014-10-28 2015-03-04 苏州速腾电子科技有限公司 作业台
CN115502940A (zh) * 2022-08-16 2022-12-23 成都贝瑞光电科技股份有限公司 一种适用于精密光学元件表面疵病三维检测的仪器

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