JP2648271B2 - 箱型ブロック用作業台装置 - Google Patents

箱型ブロック用作業台装置

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JP2648271B2
JP2648271B2 JP29748292A JP29748292A JP2648271B2 JP 2648271 B2 JP2648271 B2 JP 2648271B2 JP 29748292 A JP29748292 A JP 29748292A JP 29748292 A JP29748292 A JP 29748292A JP 2648271 B2 JP2648271 B2 JP 2648271B2
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JP
Japan
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horizontal telescopic
box
telescopic beam
workbench
beam frame
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JP29748292A
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JPH06143162A (ja
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国男 宮脇
盈雅 松浦
広 地村
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Hitachi Zosen Corp
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Hitachi Zosen Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船殻ブロックや橋梁な
ど大形の箱型ブロック内で、溶接や塗装等の作業を行う
ための箱型ブロック用作業台装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高所や大形箱型構造体等の作業用
に足場を提供するものとして、直進式のブーム作業車や
リフト機能付き作業車がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】たとえば船殻ブロック
のように中間部にダイヤフラムやリブ、ウェブ等の補強
部材が取り付けられているものは、中央に狭溢部が形成
されその内部は広く広がっているため、上記従来の作業
装置では、狭溢部から作業台を挿入できても、内部の奥
の壁面に届くように作業台を移動させることがむずかし
かった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決して、箱型ブ
ロックに狭溢部があっても、作業台を奥深く挿入して周
囲の壁面まで接近させることができ、溶接や塗装等の作
業を容易に行える箱型ブロック用作業台装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の箱型ブロック用作業台装置は、垂直軸心回
りに旋回自在な旋回台上に、平行リンクを介して昇降自
在でかつ伸縮自在な水平伸縮ビームを設け、この水平伸
縮ビームの先端部に垂直軸心回りに旋回自在に設けられ
たアーム旋回台に、上下方向に回動自在な回動アームを
介して作業台を設け、前記水平伸縮ビームの先端側に、
下方に回動して水平伸縮ビームを支持する支持脚を水平
伸縮ビーム内に収容可能に設けたものとである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、旋回台を箱型ブロックの開
口部外側に配置し、回動アームを水平方向に伸ばした状
態で、水平伸縮ビームを伸展して作業台をダイヤフラム
等の狭溢部からブロック内に挿入し、所定位置で停止
後、支持脚を下方に回動してブロックの内面に接地させ
水平伸縮ビームを支持させる。そして、アーム旋回台を
旋回させるとともに回動アームを回動して作業台を移動
させることにより、奥部周囲の壁面に接近させて所定の
作業を容易に行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る箱型ブロック用作業台装
置の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】図1において、1は互いに直交する方向の
車軸にそれぞれ走行車輪1a,1bを備えた全方向移動
台車で、この全方向移動台車1上には垂直軸心回りに回
転自在な旋回台2が設けられている。この旋回台2には
垂直面内で回動自在でかつ互いに平行な平行リンクアー
ム3A,3Bを介して水平伸縮ビーム4が支持され、旋
回台2に設けられた昇降シリンダー装置5のピストンロ
ッドが一方の平行リンクアーム3Aに連結されて、水平
伸縮ビーム4を上下方向および前後方向に平行移動可能
に構成されている。
【0009】前記水平伸縮ビーム4は前方3段に伸縮自
在なテレスコピック型の伸縮ビームで、水平伸縮ビーム
4の先端部には、垂直軸心回りに旋回自在なアーム旋回
台6が取り付けられ、このアーム旋回台6に上下方向に
回動自在な平行リンク式回動アーム7を介して作業台8
が設けられている。
【0010】前記水平伸縮ビーム4は、図2に示すよう
に、前記平行リンクアーム3A,3Bが連結されるコの
字形断面の第1ビームフレーム10の両側面に長さ方向
に沿って第1ガイド長穴11が形成されている。そし
て、第1ビームフレーム10内にスライド自在に嵌合す
るH形断面の第2ビームフレーム12には、第1ガイド
長穴11に嵌合する第1ガイドローラー14が設けられ
るとともに、両側面に長さ方向に沿って第2ガイド長穴
14が形成されている。そして、第1ビームフレーム1
0と第2ビームフレーム12の間に連結された第1伸縮
シリンダー装置15により、第1ビームフレーム10か
ら第2ビームフレーム12を伸展・収縮することができ
る。また第2ビームフレーム12の下部には、前端が水
平ピン16aを介して第2ビームフレーム12を含む垂
直面内で回動自在な左右一対の第1支持脚16が設けら
れており、第2ビームフレーム12の後端部と第1支持
脚16の中間部に連結された第1脚回動シリンダー装置
17により、第2ビームフレーム12内の収容位置と、
下端受けローラー18を箱型ブロックBのスキンプレー
トPに当接させて水平伸縮ビーム4を支持する支持位置
との間で矢印L,M方向に回動させることができる。
【0011】さらに、第2ビームフレーム12の上部内
にスライド自在に嵌合するコの字形断面の第3ビームフ
レーム19には、第2ガイド長穴14に嵌合される第2
ガイドローラー20が設けられている。そして、第2ビ
ームフレーム12と第3ビームフレーム19の間に連結
された第2伸縮シリンダー装置21により、第2ビーム
フレーム12内から第3ビームフレーム19を伸長・短
縮することができる。また第3ビームフレーム19に
は、前端が水平ピン22aを介して第3ビームフレーム
19を含む垂直面内で回動自在な左右一対の第2支持脚
22が設けられており、第3ビームフレーム19の後端
部と第2支持脚22の中間部に連結された第2脚回動シ
リンダー装置23により、第2支持脚22を第3ビーム
フレーム19内の収容位置と、下端受けローラー24を
箱型ブロックBのスキンプレートPに当接させて水平伸
縮ビーム4を支持する支持位置との間で矢印N,O方向
に回動させることができる。
【0012】作業台8で使用される圧縮空気用エアホー
スや電源ケーブル、信号ケーブルなどのホース類25
は、旋回台2に設けられたケーブルドラム(図示せず)
から水平伸縮ビーム4の後端部に導入され、さらに水平
伸縮アーム4内を通ってアーム旋回台6から作業台8に
導入されている。このホース類25のうちエアホース2
5aは、図3に示すように、第3ビームフレーム19に
おいて、複数の分岐ジョイント26が設けられ、分岐ジ
ョイント26は第3ビームフレーム19の開口部19a
に臨んで配置されている。これにより、作業台8以外の
箱型ブロックB内の作業Iにおいて、この分岐ジョイン
ト26を使用することにより、従来外から引き込んでい
たエアホースなしで研掃作業や塗装作業を行うことがで
きる。
【0013】上記構成において、箱型ブロックB内で作
業を行う場合は、まず全方向移動台車1を箱型ブロック
Bの開口部前に停止させ、昇降シリンダー装置5および
旋回台2を作動して水平伸縮ビーム4の伸長方向を調整
し、回動アーム7を水平伸縮ビーム4に連続する方向に
位置決めする。そして、第1および第2伸縮シリンダー
装置15,21を進展して第2,第3ビームフレーム1
2,19を前方に伸ばし、ダイヤフラムDの狭溢部dか
ら作業台8および回動アーム7およびアーム旋回台6を
箱型ブロックb内に挿入する。つぎに、第1,第2脚回
動シリンダー装置17,23を進展して第1,第2支持
脚16,22を下方に回動させ、受けローラー18,2
4をそれぞれ底部スキンプレートP上に着地させ、水平
伸縮ビーム4に加わる転倒方向のモーメントを支持させ
る。
【0014】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明によれば、旋
回台上に平行リンクを介して水平伸縮ビームを設けたの
で、水平伸縮ビームの高さ調整とともに、水平伸縮ビー
ムを後方にずらせて使用することにより、水平伸縮ビー
ムのバランスをとることができて、水平伸縮ビームを安
定して支持することができる。また、水平伸縮ビームの
先端側に水平伸縮ビームを支持可能な支持脚を回動自在
に設けたので、挿入時は水平伸縮ビームと平行に沿わせ
ておくことにより、より狭いダイヤフラム等の狭溢部へ
の挿入も可能となり、しかも水平伸縮ビームが長い場合
でも、支持脚により水平伸縮ビームを下方から支持する
ことができ、作業台を安定して支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る箱型ブロック用作業台装置の一実
施例を示す全体側面図である。
【図2】同作業台装置の水平伸縮ビーム伸縮時の横断面
図である。
【図3】同作業台装置の第3ビームフレームの部分断面
図である。
【符号の説明】
1 全方向移動台車 2 旋回台 3A,3B 平行リンクアーム 4 水平伸縮ビーム 5 昇降シリンダー装置 6 アーム旋回台 7 回動アーム 8 作業台 10 第1ビームフレーム 12 第2ビームフレーム 15 第1伸縮シリンダー装置 16 第1支持脚 17 第1脚回動シリンダー装置 19 第3ビームフレーム 21 第2伸縮シリンダー装置 22 第2支持脚 23 第2脚回動シリンダー装置 25a エアホース 26 分岐ジョイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−46599(JP,A) 実開 昭53−146713(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直軸心回りに旋回自在な旋回台上に、
    平行リンクを介して昇降自在でかつ伸縮自在な水平伸縮
    ビームを設け、この水平伸縮ビームの先端部に垂直軸心
    回りに回動自在に設けられたアーム旋回台に、上下方向
    に回動自在な回動アームを介して作業台を設け、前記水
    平伸縮ビームの先端側に、下方に回動して水平伸縮ビー
    ムを支持する支持脚を水平伸縮ビーム内に収容可能に設
    けたことを特徴とする箱型ブロック用作業台装置。
JP29748292A 1992-11-09 1992-11-09 箱型ブロック用作業台装置 Expired - Lifetime JP2648271B2 (ja)

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JP29748292A JP2648271B2 (ja) 1992-11-09 1992-11-09 箱型ブロック用作業台装置

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JP29748292A JP2648271B2 (ja) 1992-11-09 1992-11-09 箱型ブロック用作業台装置

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Publication Number Publication Date
JPH06143162A JPH06143162A (ja) 1994-05-24
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ID=17847075

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4737123B2 (ja) * 2007-03-19 2011-07-27 トヨタ自動車株式会社 移送ロボット
JP4770856B2 (ja) * 2008-03-21 2011-09-14 トヨタ自動車株式会社 移送用ロボット

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JPH06143162A (ja) 1994-05-24

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