JPH0419928Y2 - - Google Patents

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JPH0419928Y2
JPH0419928Y2 JP1567687U JP1567687U JPH0419928Y2 JP H0419928 Y2 JPH0419928 Y2 JP H0419928Y2 JP 1567687 U JP1567687 U JP 1567687U JP 1567687 U JP1567687 U JP 1567687U JP H0419928 Y2 JPH0419928 Y2 JP H0419928Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、電柱の立替え工事をする場合に、
電柱に着脱自在に配設した送電線等の架線を支持
する架線支持梁を一時仮支持する架線仮支持車に
関する。
(従来の技術) 電柱の立替え工事において架線仮支持車を使用
する方法は架線を切断することなく行える工法と
して知られている。
この方法は、第4図に示した如く電柱Aに取り
付けられた架線支持梁Bをクレーン車等のブーム
の先端部に取り付けられた仮支持装置の把持装置
で一時把持させ、この間に電柱の立て替え工事を
行ない、再び架線支持梁Bを新しい電柱に取り付
けるものである。
ところで前記架線支持梁Bは第4図に示す如く
バンドC、電柱Aを一体連結する固定ボルトDを
介して電柱Aに支持されているものである。
この固定ボルトDは電柱Aに水平状態で取り付
けられており、架線支持梁Bを電柱Aから取り外
すにあたつては前記把持装置を第4図のE方向へ
水平移動させる必要がある。
(従来の技術の問題点) しかしながら従来の架線仮支持車においては、
前記把持装置を水平移動させるにあたつては、ブ
ームを起仰させばがらブームを縮小駆動するとい
う同時制御を必要とするものであるための高度の
制御技術を要し、誤操作によつて架線支持梁Bや
固定ボルトDを損傷するという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) この問題点を解決するために本考案は、走行基
台上に水平旋回自在に搭載した旋回台に基端部を
起伏動自在に取り付けられた伸縮式又は折曲式の
ブーム、このブームの先端部に当該ブームの起伏
軌跡面に沿つて起伏動自在に取り付けられその対
地姿勢を調整自在な対地姿勢調整部材、当該対地
姿勢調整部材に対して旋回駆動自在に配設した旋
回部材、および電柱に着脱自在に取り付けられた
架線支持梁を仮支持するために前記旋回部材に取
り付けられた仮支持装置とを備えた架線仮支持車
であつて、前記仮支持装置を、旋回部材に直接又
は間接的に取り付けられた固定部と当該固定部に
伸縮自在に配置した伸縮部とからなり固定部と伸
縮部間に介装された駆動装置により固定部に対し
て伸縮部を伸縮駆動可能にした梁部材と、夫々そ
の先端部に前記架線支持梁を把持する把持装置を
備え前記梁部材の固定部と伸縮部の適所に夫々そ
の基端部を取り付けられ梁部材から互に同一方向
に延出した伸縮駆動自在な伸縮腕より構成したも
のである。
(作用) このように構成したので架線支持梁を電柱から
取り外すときの作用は次の如くなる。
旋回台の旋回、ブームの起伏動によつて仮支持
装置を架線支持梁の近傍に位置させる。次に旋回
部材の旋回、対地姿勢調整部材の調整によつて仮
支持装置を架線支持梁と対峙させた後伸縮腕を伸
長してその先端部の把持部により架線支持梁を把
持する。次に前記バンドを取り除き、伸縮腕を縮
小して架線支持梁と共に固定ボルトを電柱から取
り外すものである。
(実施例) 次に本考案を一実施例に基づいて以下詳細に説
明する。
第1図において、1は走行基台であり、2は走
行基台1上に水平旋回自在に搭載した旋回台であ
り、3は旋回台2に基端部を起伏動自在に取り付
けられた伸縮式ブームである。4は旋回台2とブ
ーム3間にあつてブーム3を起伏制御する起伏シ
リンダである。5は走行基台1に配置したアウト
リガ装置であり、このアウトリガ装置5が作業時
には第1図に示す如く走行基台1を担持するもの
である。6はブーム3にその基端部を枢支された
油圧シリンダ7によつてアウトリガ装置5よりも
更に外方へその下端部を接地して作業時の走行基
台1の安定を保つための張出し脚である。8はブ
ーム3の先端部に当該ブーム3の起伏軌跡面に沿
つて起伏動自在に取り付けられた対地姿勢調整部
材である。9は前記対地姿勢調整部材8とブーム
3間にあつて対地姿勢調整部材8の対地姿勢を調
整する油圧シリンダである。10は対地姿勢調整
部材8に対してテレスコピツク式に嵌挿された旋
回部材であり、中空状に形成している。11は対
地姿勢調整部材8の下端部内側に配設した旋回駆
動部である。12は油圧シリンダであり、ピスト
ンロツド端部が前記旋回部材10に連結されシリ
ンダチユーブ基端部が前記旋回駆動部材11に連
結されている。従つてこの油圧シリンダ12を伸
長駆動することにより旋回部材10が対地姿勢調
整部材8より伸長し、油圧シリンダ12を縮小駆
動することにより旋回部材10が対地姿勢調整部
材8内に縮小する。また旋回駆動部11を旋回駆
動して油圧シリンダ12のシリンダチユーブを旋
回させたときにこの旋回動に連動して旋回部材1
0を旋回駆動するために、シリンダチユーブのピ
ストンロツド側端部には、シリンダチユーブの径
方向へ突出する突出片13を配置し、旋回部材1
0にはこの突出片13を受入れる長溝を穿設して
いる。この長溝は、突出片13を介してシリンダ
チユーブの旋回動を旋回部材10に伝達して旋回
部材10を旋回駆動するものであり、油圧シリン
ダ12の伸縮動時には突出片13に対して長溝が
相対移動する。14は旋回部材10に取り付けら
れた仮支持装置である。当該仮支持装置14は後
述する梁部材15、把持装置24、伸縮腕20よ
り形成している。15は旋回部材10に直交して
取り付けられた梁部材であり、16は梁部材15
と旋回支柱10間に介挿された中間部材である。
17は中間部材16と梁部材15間にあつて梁部
材15を旋回部材10の伸縮方向と平行する面内
で揺動自在にする揺動軸である。梁部材15は揺
動軸17の回りに揺動して旋回部材10と直交す
る水平位置、この水平位置から90°旋回し部材1
0と平行な鉛直位置で夫々固定手段(図示せず)
を介して中間部材16に固定される。このように
梁部材15が前記鉛直位置をとるときには、架線
支持梁Bが鉛直姿勢で電柱Aに取り付けされてい
るとき有用である。梁部材15は固定部18と当
該固定部18に伸縮自在に配置した伸縮部19と
からなり固定部18と伸縮部19間に介装された
駆動装置(油圧シリンダ等で構成しておりここで
は図示していない)により固定部18に対して伸
縮部19を伸縮駆動可能にするとともに、固定部
18と伸縮部19の適所に夫々伸縮腕20が配置
されている。伸縮腕20は梁部材15に固定され
た基筒21と当該基筒21に対して伸縮する外筒
22、基筒21と外筒22間にあつて外筒22を
駆動する油圧シリンダ23よりなる。24は外筒
22に取り付けられた把持装置である。この把持
装置24は外筒22の上面に配設された油圧シリ
ンダ25、油圧シリンダ25の伸縮動に連動して
外筒22上を移動する移動部26、移動部26の
先端に設けられた立面27、外筒22の先端部に
あつて立面27と対峙する立面28より成り、立
面28に対して立面27が近接することにより両
立面27,28に位置するものを把持するもので
ある。なお、移動部26の移動をガイドする為に
外筒22の上面に長溝29が穿設されており、移
動部26から長溝29を貫通するボルト30が設
けられている。
そして、架線支持梁Bを固定ボルトDと共に電
柱Aから取り外すにあたつては、旋回台2の旋
回、ブーム3の起伏動によつて仮支持装置14を
架線支持梁Bの近傍に位置させる。次に旋回部材
10の旋回、対地姿勢調整部材8の調整によつて
仮支持装置14を架線支持梁Bと対向させた後伸
縮腕20を水平移動させて架線支持梁Bの直下方
に左右の把持装置24の立面27と立面28を十
分離隔させた状態で位置させる。なお、このとき
必要があれば前記梁部材15の伸縮部19を伸縮
動することにより最適把持箇所を選択する。次に
油圧シリンダ12の伸長によつて旋回部材10と
共に把持装置24を上昇させて立面27と立面2
8間に架線支持梁Bを位置させた後、油圧シリン
ダ25を伸長させることにより架線支持梁Bを把
持装置24により強固に把持するものである。こ
の把持状態でバンドCを除き、固定ボルトDと電
柱Aをとめるナツトを除き油圧シリンダ23を縮
小させれば把持装置24が水平移動して架線支持
梁Bが固定ボルトDとともに電柱Aから取り外さ
れるものである。なお以上の実施例においては、
把持装置24により架線支持梁Bを把持するにあ
たつては架線支持梁Bの前面と背面を把持するに
したが、上面と下面を把持するような把持装置に
してもよい。
また、以上の実施例では、対地姿勢調整部材を
伸縮式ブームの先端部に取り付けたが、折曲式の
ブームの先端部に取り付けてもよいし、またブー
ムの先端部に作業者搭乗用の作業台を旋回自在に
搭載したものにあつてもこの作業台の旋回軸に旋
回部材を旋回自在に取り付けてもよい。
(考案の効果) この考案では、梁部材の固定部と伸縮部間を任
意に長さ調整可能とするようにしれあるから、架
線支持梁の最適把持箇所を選択することができる
とともに、把持装置を伸縮腕の伸縮により水平移
動出来るようにしたので電柱に取り付けられた架
線支持梁と当該架線支持梁と電柱を一体連結する
固定ボルトを電柱から取り外す作業を短時間で行
えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す架線仮支持車
の全体図、第2図は仮支持装置の平面図、第3図
は第2図のP−P矢視断面図、第4図は架線支持
梁と電柱との関係を示す斜視図である。 1……走行基台、2……旋回台、3……伸縮式
ブーム、8……対地姿勢調整部材、10……旋回
部材、A……電柱、B……架線支持梁、14……
仮支持装置、15……梁部材、20……伸縮腕、
24……把持装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行基台上に水平旋回自在に搭載した旋回台に
    基端部を起伏動自在に取り付けられた伸縮式又は
    折曲式のブーム、このブームの先端部に当該ブー
    ムの起伏軌跡面に沿つて起伏動自在に取り付けら
    れその対地姿勢を調整自在な対地姿勢調整部材、
    当該対地姿勢調整部材に対して旋回駆動自在に配
    設した旋回部材、および電柱に着脱自在に取り付
    けられた架線支持梁を仮支持するために前記旋回
    部材に取り付けられた仮支持装置とを備えた架線
    仮支持車であつて、前記仮支持装置を、旋回部材
    に直接又は間接的に取り付けられた固定部と当該
    固定部に伸縮自在に配置した伸縮部とからなり固
    定部と伸縮部に介装された駆動装置により固定部
    に対して伸縮部を伸縮駆動可能にした梁部材と、
    夫々その先端部に前記架線支持梁を把持する把持
    装置を備え前記梁部材の固定部と伸縮部の適所に
    夫々その基端部を取り付けられ梁部材から互に同
    一方向に延出した伸縮駆動自在な伸縮腕より構成
    したことを特徴とする架線仮支持車。
JP1567687U 1987-02-04 1987-02-04 Expired JPH0419928Y2 (ja)

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