JP2524141B2 - ラフイングジブつき伸縮ブ−ムにおけるラフイングジブの組付け・張出し方法 - Google Patents

ラフイングジブつき伸縮ブ−ムにおけるラフイングジブの組付け・張出し方法

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トラッククレーンなどに搭載された伸縮ブ
ーム先端部にラフィングジブを着脱自在に装着し得る如
くしたラフィングジブつき伸縮ブームにおけるラフィン
グジブの組付け・張出し方法に関するものである。
(従来技術) 従来では、この種のラフィングジブつき伸縮ブームに
おいて伸縮ブーム先端部にラフィングジブを組付ける際
には次のようにして行なわれていた。即ち、従来では、
第8図に示すように複数(たとえば3本))に分割され
た各分割ジブ121,122,123を作業現場の地上において水
平姿勢状態で順次連結して1本のラフィングジブ102に
組付けておき(ラフィングジブ102は水平姿勢で地上に
置かれている)、次に伸縮ブーム101を最倒伏姿勢まで
倒して該伸縮ブーム101の先端部114に設けてあるジブ連
結部116にラフィングジブ102の基端部102aを軸着すると
ともに該ラフィングジブ102を支持するための支持装置1
03(ワイヤなど)を連結した後、伸縮ブーム101を立起
し操作(起伏シリンダ120を伸長操作)することによっ
て該伸縮ブーム101とともにラフィングジブ102を矢印Y
で示すように上方に旋回させてラフィンクジブ102を張
出しセットするようにして行なわれる。
ところが、このような従来のラフィングジブの組付け
・張出し方法のでは、ラフィングジブ102を組付ける際
の該ラフィングジブ102を地上において水平姿勢で伸縮
ブーム101の先端部(ジブ連結部116)に組付けるように
しているので、地上における大きな作業スペースL(ブ
ーム水平長さ+ラフィングジブの水平長さ以上の作業ス
ペース)が必要となって、作業スペースの狭い作業現場
でのラフィングジブの組付けが困難となるという問題が
あるほか、ラフィングジブ102の張出し時(伸縮ブーム1
01の立起し操作)において該ラフィングジブ102の先端
が移動する軌跡(符号Y)内に障害物(例えば電線)が
あるときにはラフィングジブの張出し操作が行なえなか
ったりあるいはラフィングジブの張出し方向が制限され
たりするという問題もあった。
又、伸縮ブームを水平姿勢よりさらに下方まで倒伏さ
せることができない形式のトラッククレーンのブーム先
端部にラフィングジブ102を連結する際には、地上に横
向き姿勢で組立てられているラフィングジブ102の基端
部102aを、クレーンなどの別の持上げ装置を使用して最
倒伏姿勢(ほぼ水平姿勢)まで倒している伸縮ブーム10
1のジブ連結部116の高さまで持ち上げなければならず、
別の持上げ装置が必要となるという問題もあった。
(発明の目的) 本発明は、上記の如く従来のラフィングジブの組付け
・張出し方法の問題点に鑑み、ラフィングジブの組付け
時に必要な占有スペース及び該ラフィングジブの張出時
における地上空間のデッドスペースを小さくすることが
できるようにしたラフィンクジブつき伸縮ブームにおけ
るラフィングジブの組付け・張出し方法を提案すること
を目的とするものである。
(目的を解決するための手段) 本発明のラフィングジブつき伸縮ブームにおけるラフ
ィングジブの組付け・張出し方法は、基端ブームに対し
て1又は2以上のブームを伸縮自在に装着してなる伸縮
ブームの先端部には2以上に分割された複数の分割ジブ
からなるラフィングジブを組付けるに際して、前記伸縮
ブームを起伏操作及び必要に応じて伸縮操作して該伸縮
ブームの先端部を地上あるいはトラック荷台上などに配
置されている各分割ジブのうちの基端分割ジブの基端側
に接合させ、さらに前記基端分割ジブの基端側を前記伸
縮ブームの先端部に対して前記基端分割ジブが伸縮ブー
ムの起伏軌跡面に沿って揺動自在なる如く直接又は間接
的に連結し、次に前記伸縮ブームを立起し及び必要に応
じて伸縮操作して前記基端分割ジブを地面に対して垂直
姿勢に吊り下げるととともに該基端分割ジブの先端側連
結部を次に接続される中間分割ジブあるいは先端分割ジ
ブの基端側連結部に接合させて該両連結部を相互に枢動
自在なる如く連結し、続いて前記伸縮ブームを立起し及
び必要に応じて伸縮操作して前記中間分割ジブ又は先端
分割ジブを基端分割ジブの下方で地面に対して垂直姿勢
に吊り下げた状態で該基端分割ジブと該中間分割ジブ又
は先端分割ジブとが相互に折曲不能なる如く固定し、さ
らに前記ラフィングジブが3分割以上の場合には順次同
様にして全分割ジブを地面に対して垂直姿勢に吊り下げ
た状態で連結固定してラフィングジブを一体化させ、そ
の後に前記ラフィングジブの適所に該ラフィングジブ支
持用の支持装置を連結して、該支持装置をウインチで操
作することにより前記ラフィングジブを地面に対して垂
直姿勢状態から上方に旋回させて張出させることを特徴
とするものである。
(作用) 本発明のラフィングジブの組付け・張出し方法は、複
数に分割された各分割ジブを、伸縮ブームを立起し及び
必要に応じて伸縮操作しながら順次地面に対して垂直姿
勢状態で連結するようにしているので、ラフィングジブ
を伸縮ブーム先端部に組付けるに際して該ラフィングジ
ブが占有する地上のスペースが小さくなり、又ラフィン
グジブの張出しに際して該ラフィングジブを地面に対し
て垂直姿勢に吊り下げた状態から上方に旋回させて張出
しを行うようにしているので、地上空間におけるラフィ
ングジブ旋回のための必要スペースが小さくなる。
(実施例) 第1図ないし第7図を参照して本発明のいくつかの実
施例を説明すると、第1図ないし第5図は本発明の第1
実施例、第6図には同第2実施例、第7図には同第3実
施例が示されている。
まず第1図ないし第5図に示す第1実施例について説
明すると、この第1実施例では、伸縮ブーム1を備えた
トラッククレーンAの伸縮ブーム先端部にラフィングジ
ブ2を組付けるようにしたものが採用されている。
このトラッククレーンAは、台車Bの上部に設けられ
た旋回台Cの上部に、操作室Dおよびブームなどの取付
台Eを備え、さらに該取付台Eに伸縮ブーム1の基端部
に枢着して構成されている。
伸縮ブーム1は、基端ブーム11と中間ブーム12と先端
ブーム13からなる3段伸縮式のものが採用されている。
尚、この伸縮ブーム1は起伏シリンダ20によって起伏操
作せしめられる。
伸縮ブーム1の先端部(先端ブーム13の先端部)14に
は、ラフィングジブ取付用のサポート15が取付けられて
いて、該ラフィングジブ2の基端部が該サポート15に軸
着されるようになっている。尚、他の実施例では、この
サポート15は省略することができ、その場合にはラフィ
ングジブ2は直接先端ブーム13の先端部に軸着されるよ
うになる。又、このサポート15は後述する(第7図参
照)ように予めラフィングジブ2の基端分割ジブの基端
部に軸着させておくこともできる。
上記サポート15には、ラフィングジブ2を支持するた
めの支持装置3の一部となるマスト31の基端が軸着され
ている。このマスト31は、前後2本の棒材31a,31bを所
定角度をもたせた状態で連結棒31cで連結して構成され
ており、又該各棒材31a,31bの先端にはそれぞれワイヤ
巻掛け用のシーブ38,38が設けられている。
ブーム取付台E上には、ラフィングジブ2を起伏操作
するためのウインチ7と、吊荷用ウインチ8とが設けら
れている。ラフィングジブ起伏操作用のウインチ7に巻
回されているワイヤ32の先端は前記マスト31における後
側棒材31aの先端部に連結されている。又、マスト31に
おける前側棒材31bの先端には該前側棒材31b先端とラフ
ィングジブ2の先端部との間に張設されるワイヤ33の基
端が連結されている。
先端ブーム13の先端上部には、第5図に示すようにマ
スト31が前方(ブーム伸長方向)に大きく倒されている
状態において、ラフィングジブ起伏用ワイヤ32を支持す
るためのシーブ装置5が設けられている。このシーブ装
置5のシーブ5aは、先端ブームの先端上面より適宜高さ
だけ上方に突出した位置に設けられており、該シーブ5a
でラフィングジブ起伏用のワイヤ32の中間部を押し上げ
て、ウインチ7によるワイヤ巻上げ時にマスト31を立起
すことができるようにしている。
ラフィングジブ2は、この実施例では基端分割ジブ21
の中間分割ジブ22と先端分割ジブ23の3つに分割されて
いる。基端分割ジブ21の両端部及び中間分割ジブ22の両
端部にはそれぞれ連結部21A,21B,22A,22Bが設けられ、
又先端分割ジブ23の基端部には連結部23Aが設けられて
いる。又、基端分割ジブ21の基端側連結部21Aは1箇所
のみであるが、基端分割ジブ21の先端側連結部21B、中
間分割ジブ22の基端側及び先端側の各連結部22A,22B、
先端分割ジブ23の基端側連結部23Aはそれぞれ上下2箇
所の連結部(21Ba,21Bb、22Aa,22Ab、22Ba,22Bb、23Aa,
23Ab)が設けられている。
次に、このラフィングジブつき伸縮ブームにおけるラ
フィングジブの組付け・張出し方法について説明する
と、ラフィングジブは、第1図に示すように各分割ジブ
21,22,23に分割された状態でトラック荷台Fに載せられ
て作業現場まで運ばれてくるが、そのとき各分割ジブ2
1,22,23はそれぞれ先端側をトラック荷台Fの前方側に
向けた状態でしかも下から先端分割ジブ23,中間分割ジ
ブに2,基端分割ジブ21の順で上下に積重ねられている。
尚、この各分割ジブ21,22,23はトラック荷台F上に積重
ねずに横に並置させた状態で運んできてもよい。
作業現場まで運ばれてきた各分割ジブ21,22,23は、こ
の第1実施例の組付け例ではトラック荷台Fに積重ねた
ままで行われるが、他の方法23を地上に降ろして地上か
ら伸縮ブーム1に組付けるようにすることもできる。
各分割ジブを運んできたトラックは、トラック荷台F
上の最上段に位置する分割ジブ(基端分割ジブ)21の基
端側連結部21Aが、第1図に示すようにトラッククレー
ンA側の伸縮ブーム1を最縮小させ且つ横倒しにした状
態のジブ連結部16(先端ブーム13の先端部に設けられて
いる)に近接するようにした位置で停止させている。
尚、トラッククレーンA側のラフィングジブ支持用ワイ
ヤ33及び吊荷用ワイヤ34は、予め伸縮ブーム1の先端部
から下方に垂れ下げておく。
そしてまず基端分割ジブ21が先端ブーム13の先端部に
連結されるが、その際、伸縮ブーム1を起伏あるいは伸
縮微調整してジブ連結部16を基端分割ジブ21の基端側連
結部21Aに合致させ、該両連結部(16,21A)に共通の軸
を差し込んで該基端分割ジブ21を先端ブーム13の先端部
に対して該基端分割ジブ21が伸縮ブームの起伏軌跡面に
沿って揺動自在なる如くして連結させる。
次に、第2図及び第3図に示すように伸縮ブーム1を
徐々に立起しさらに必要に応じて伸縮ブーム1を伸縮操
作して先端ブーム13の先端部に基端分割ジブ21を垂直姿
勢状態に吊り下げるとともに該基端分割ジブ21の先端側
連結部21Bのうちの上側連結部21Baをトラック荷台上に
ある中間分割ジブ22の基端側連結部22Aの上側連結部22A
aに合致させ、該両連結部(21Baと22Aa)を共通の軸で
軸着させる。この状態では中間分割ジブ22と基端分割ジ
ブ21とは、1箇所(符号21Baと22Aa)のみで軸着されて
いて相互に枢動自在となっている。
そして次に、伸縮ブーム1をさらに立起して第4図に
示すように中間分割ジブ22を基端分割ジブ21の下方に吊
り下げ、続いて該基端分割ジブ21側の先端側連結部21B
の下側連結部21Bbと中間分割ジブ22側の基端側連結部22
Aの下側連結部22Abとを合致させて両連結部(21Bbと22A
b)を共通の軸で軸着させる。尚、基端分割ジブ21側の
先端側連結部21Bの下側連結部21Bbと中間分割ジブ22の
基端側連結部22Aの下側連結部22Abとを合致させる際
に、例えば基端分割ジブ21の下方に吊り下げられた中間
分割ジブ22の先端部を接地(例えばトラック荷台上に接
触させる)させた状態で伸縮ブーム1を起伏及び伸縮操
作して該基端分割ジブ21と中間分割ジブ22とを一直線状
に並べるようにすれば上記両連結部(i1Bbと22Ab)を容
易に合致させることができる。この状態では、基端分割
ジブ21と中間分割ジブ22とが折曲不能状態で連結固定さ
れている。
次に、上記と同様に、伸縮ブーム1を起伏又は必要に
応じて伸縮操作して中間分割ジブ22の先端側連結部22B
の上側連結部22Baをトラック荷台上の先端分割ジブ23の
基端側連結部23Aの上側連結部23Aaに合致させて該両連
結部(22Baと23Aa)を共通の軸で軸着し、続いてさらに
伸縮ブーム1を立起して先端分割ジブ23を中間分割ジブ
22の下方に垂直姿勢状態で吊り下げ、中間分割ジブ22の
先端側連結部の下側連結部22Bbと先端分割ジブ23の基端
側連結部の下側連結部23Abとを合致させて該両連結部
(23Bbと23Ab)を共通の軸で連結すれば、第5図に示す
ように各分割ジブからなるラフィングジブ2の組付け作
業は完了する。
このようにして行われるラフィングジブ2の組付け方
法では、該ラフィングジブ2を伸縮ブーム先端部に組付
ける際に必要な地上スペースを小さくすることができる
ようになる(伸縮ブーム1の長さと各分割ジブのうちの
最も長い1つの分割ジブの長さの合計長さだけあればよ
い)。
伸縮ブーム1の先端部に組付けられたラフィングジブ
2を前方に張出す際には、第5図に示すように支持装置
3のマスト31の前側棒材31bに連結されているワイヤ33
の先端部をラフィングジブ2の先端寄り部分に連結し、
該伸縮ブーム1を立起し状態のままでラフィングジブ起
伏用のウインチ7を巻上げることにより、ラフィングジ
ブ2を地面に対して垂直姿勢位置(第5図の実線図示位
置)から伸縮ブーム先端部のジブ連結部16を中心として
上方に旋回させて鎖線2′で示す如く前方に張出させる
ことができる。このように伸縮ブーム1を立起して且つ
ラフィングジブ2を他面に対して垂直姿勢に吊り下げた
状態から該ラフィングジブ2を上方に旋回させるように
した張出し方法を行えば、地上空間におけるラフィング
ジブ移動軌跡内のスペースが小さくなり、そのときの軌
跡内スペース(符号Xの軌跡より内側のスペース)が従
来(第8図)のラフィングジブ張出し方法を行った場合
に生じるラフィングジブ移動軌跡内スペース(符号Yの
軌跡より内側のスペース)より大幅に小さくなる。
尚、伸縮ブーム1の先端部に装着されているラフィン
グジブ2を取り外す際には、上記したラフィングジブ2
の組付け及び張出し操作とは逆順序で行えばよい。
第6図に示す第2実施例では、各分割ジブ21,22,23を
地上に置いた状態で順次伸縮ブーム1の先端部に連結す
る場合を示している。この場合は、基端分割ジブ21はそ
の基端側連結部21Aを上向きにした状態で直立姿勢に立
てらせておく。このようにすると各分割ジブ21,22,23を
地上に置いた場合でも基端分割21の基端側連結部21Aを
高位置に位置せしめることができ、伸縮ブームが水平姿
勢よりさらに下方に倒伏できない形状のトラッククレー
ンの伸縮ブーム先端部(ジブ連結部16)に基端分割ジブ
21を連結する際に、該基端分割ジブ21の基端側連結部21
Aを例えばクレーンなどの持上げ装置を使用して伸縮ブ
ーム先端部(ジブ連結部16)の高さまで持上げる必要が
なくなり、従来(第8図)の組付け方法に比べてその組
付け作業が簡単で且つ使用する器材(例えばジブ基端側
持上げ用のクレーン)がいらなくなる。
そして伸縮ブーム1の先端部に各分割ジブ21,22,23を
連結するには、伸縮ブーム1を起伏操作及び必要に応じ
て伸縮操作して伸縮ブーム先端部のジブ連結部16を直立
姿勢にある基端分割ジブ21の基端側連結部21A(上端に
ある)に合致させて、両連結部16,21Aを共通の軸で軸着
した後、順次前記第1実施例の場合と同様にして各分割
ジブ22,23を連結させればよい。
第7図に示す第3実施例では、サポート15を予め基端
分割ジブ21の基端部に枢動自在なる如く連結(サポート
側に設けているジブ連結部16と基端分割ジブの基端側連
結部21Aとを共通の軸で連結)しておき、このサポート1
5つき基端分割ジブ21を伸縮ブーム1の先端部に対して
間接的(サポート15を介して)に連結させるようにして
いる。即ち、伸縮ブーム先端部の左右両側面にはそれぞ
れ上下一対のサポート取付用ブラケット41,41・・(合
計4箇所)が設けられ、他方サポート15の基端部には、
それぞれ上記各ブラケット41,41・・に接合される合計
4つのブラケット42,42・・が設けられている。そして
例えば図示の如くトラック荷台F上に載せられているサ
ポートつき基端分割ジブ21を伸縮ブーム1の先端部に連
結させる際には、伸縮ブーム1を起伏操作及び必要に応
じて伸縮操作して伸縮ブーム先端部の各ブラケット41,4
1・・をサポート15側の各ブラケット42,42・・にそれぞ
れ合致させた後、その合致させた各側のブラケット41,4
2にそれぞれ共通の軸を嵌入させればよい。そして該サ
ポート15を伸縮ブーム先端部に連結させた後に該伸縮ブ
ーム1を立起せば、第1実施例の場合(第1図、第2図
参照)と同様に伸縮ブーム先端部の下方にサポート15を
介して基端分割ジブ21を垂直姿勢状態に吊り下げること
ができる。尚、中間分割ジブ22、先端分割ジブ23につい
ては第1実施例の場合と同様にして順次連結させればよ
い。
(発明の効果) 本発明のラフィングジブつき伸縮ブームにおけるラフ
ィングジブの組付け・張出し方法は、複数に分割された
各分割ジブ(21,22,23)を、伸縮ブーム1を立起し及び
必要に応じて伸縮操作しながら順次地面に対して垂直姿
勢状態で連結するようにしているので、ラフィングジブ
2の組付け時に必要とされる地上スペースを、従来(第
8図)から行われているラフィングジブ組付け時に必要
とされる地上スペースより小さくできるとともに、ラフ
ィングジブ2を地面に対して垂直姿勢に吊り下げた状態
から上方に旋回する該ラフィングジブ2を前方に張出さ
せるようにしているので、ラフィングジブ2の張出し時
に、地上空間におけるラフィングジブ移動軌跡内のスペ
ースを小さくでき、従来(第8図)から行われているラ
フィングジブ張出し方法に比して有利にラフィングジブ
の張出し操作が行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はそれぞそれ本発明の第1実施例に
かかるラフィンングジブの組付け・張出し方法を行うた
めの工程図、第6図及び第7図はそれぞれ本発明の第2
及び第3実施例にかかるラフィングジブの組付け・張出
し方法を示す説明図、第8図は従来のラフィングジブの
組付け・張出し方法を示す説明図である。 1……伸縮ブーム 2……ラフィングジブ 3……支持装置 7……ウインチ 11……基端ブーム 12……中間ブーム 13……先端ブーム 16……ジブ連結部 21……基端分割ジブ 21A,21B……連結部 22……中間分割ジブ 22A,22B……連結部 23……先端分割ジブ 23A……連結部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基端ブーム(11)に対して1又は2以上の
    ブーム(12,13)を伸縮自在に装着してなる伸縮ブーム
    (1)の先端部に2以上に分割された複数の分割ジブ
    (21,22,23)からなるラフィングジブ(2)を組付ける
    に際して、前記伸縮ブーム(1)を起伏操作及び必要に
    応じて伸縮操作して該伸縮ブーム(1)の先端部を地上
    あるいはトラック荷台上などに配置されている各分割ジ
    ブ(21,22,23)のうちの基端分割ジブ(21)の基端側に
    接合させ、さらに前記基端分割ジブ(21)の基端側を前
    記伸縮ブーム(1)の先端部に対して前記基端分割ジブ
    (21)が伸縮ブームの起伏軌跡面に沿って揺動自在なる
    如く直接又は間接的に連結し、次に前記伸縮ブーム
    (1)を立起し及び必要に応じて伸縮操作して前記基端
    分割ジブ(21)を地面に対して垂直姿勢に吊り下げると
    とともに該基端分割ジブ(21)の先端側連結部(21B)
    を次に接続される中間分割ジブ(22)あるいは先端分割
    ジブ(23)の基端側連結部(22A又は23A)に接合させて
    該両連結部(21Bと22A又は23B)を相互に枢動自在なる
    如く連結し、続いて前記伸縮ブーム(1)を立起し及び
    必要に応じて伸縮操作して前記中間分割ジブ(22)又は
    先端分割ジブ(23)を基端分割ジブ(21)の下方で地面
    に対して垂直姿勢に吊り下げた状態で該基端分割ジブ
    (21)と該中間分割ジブ(22)又は先端分割ジブ(23)
    とが相互に折曲不能なる如く固定し、さらに前記ラフィ
    ングジブ(2)が3分割以上の場合には順次同様にして
    全分割ジブを地面に対して垂直姿勢に吊り下げた状態で
    連結固定してラフィングジブ(2)を一体化させ、その
    後に前記ラフィングジブ(2)の適所に該ラフィングジ
    ブ支持用の支持装置(3)を連結して、該支持装置
    (3)をウインチ(7)で操作することにより前記ラフ
    ィングジブ(2)を地面に対して垂直姿勢状態から上方
    に旋回させて張出させることを特徴とするラフィングジ
    ブつき伸縮ブームにおけるラフィングジブの組付け・張
    出し方法。
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