JPH062360U - 平版印刷版現像処理装置 - Google Patents

平版印刷版現像処理装置

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JPH062360U
JPH062360U JP4157792U JP4157792U JPH062360U JP H062360 U JPH062360 U JP H062360U JP 4157792 U JP4157792 U JP 4157792U JP 4157792 U JP4157792 U JP 4157792U JP H062360 U JPH062360 U JP H062360U
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JP
Japan
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printing plate
roller
tank
adhesive
developing
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Pending
Application number
JP4157792U
Other languages
English (en)
Inventor
一成 青木
一泰 加来
Original Assignee
コニカ株式会社
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Publication of JPH062360U publication Critical patent/JPH062360U/ja
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像処理槽入口部の搬入ローラ対表面の汚れ
が感光材料に付着することを防止する。特に、合紙の紙
粉や包装用粘着テープの糊付着による現像不良を防止す
る。 【構成】 露光後の平版印刷版のような感光材料を現像
槽に供給し現像処理する装置において、現像処理槽入口
部の液外に対向して設けた平版印刷版の搬入ローラ対3
のローラに接して表面に粘着性を有する粘着ローラ61を
設けたことを特徴とする平版印刷版現像処理装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は平版印刷版現像処理装置における感光材料表面への汚れ防止手段に関 する。
【0002】
【従来の技術】
PS版に代表されるような平版印刷版は露光後、浅バット式現像槽、プレリン スシャワー槽、ガム液シャワー槽及び乾燥工程の諸工程をもつ現像処理装置によ って現像仕上げがなされる。
【0003】 そして、平版印刷版は供給台から現像槽への搬入ローラに挟持されて現像槽内 に送り込まれるようにしてある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述の搬入ローラは硬度40〜50°のゴム材を金属パイプを芯金にしてその表面 にライニングされたものが対向して設けられており、確実な印刷版の搬送がなさ れるようにしてある。
【0005】 しかし、この搬入ローラは帯電し易く、空中のほこりやPS版に付着している 合紙(はさみ紙)の紙粉、PS版の包装に使用している粘着テープの糊等がロー ラ表面に付着し易く、これが感光層に転写し現像仕上がり不良が発生するという 問題があった。
【0006】 本考案はこのような問題点を解決した現像処理装置を提供することを課題目的 にする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的は次のa,b,c及びdの技術手段のいずれか1つによって達成され る。
【0008】 (a)露光後の平版印刷版を現像槽に供給し、現像処理する装置において、現像 処理槽入口部の液外に対向して設けた平版印刷版の搬入ローラ対の構成ローラの 少くとも1つに接して、表面に粘着性を有する粘着ローラを設けたことを特徴と する平版印刷版現像処理装置。
【0009】 (b)前記粘着ローラは着脱可能であることを特徴とするa項記載の平版印刷版 現像処理装置。
【0010】 (c)前記粘着ローラの粘着性の性能は該ローラのラジアル方向への引きはがし 力で表わし、該引きはがし力が50〜1000g/cm2であることを特徴とするa項又 はb項記載の平版印刷版現像処理装置。
【0011】 (d)露光後の平版印刷版を現像槽に供給し、現像処理する装置において、現像 処理槽入口部の液外に対向して設けた平版印刷版の搬入ローラ対の構成ローラの 少くとも1つに近接して、前記粘着ローラと共に除電装置を設けたことを特徴と する平版印刷版現像処理装置。
【0012】
【実施例】
本考案の実施例を図1の現像処理装置の概略側面図、図2(a),(b)の現 像槽入口部側面図、図3,図4,図5の粘着ローラの正面図、図6(a),(b )の他の実施例の現像槽入口部側面図によって説明する。
【0013】 現像処理装置は、供給台1、現像槽入口部28、浅バット式現像槽29、プレリン スシャワー槽46、フィニッシャー52、乾燥部58が設けられている。
【0014】 そして、浅バット式現像槽29には現像補充液タンク37を希釈水タンク38からそ れぞれの液が供給されて、適度の濃度にされた現像液6が適性な水位に保たれ、 ヒータ9によって適温にされると共にフィルタ32を通して、循環ポンプ33によっ て均一な循環がなされて液槽内の現像液の清浄さが保持されるようにしてある。 また疲労し、活性度の低下した液は、廃液タンク42に排出され新しい現像液に置 き換えられるようにしてある。
【0015】 またプレリンスシャワー槽46及びフィニッシャー槽52にはそれぞれ処理液が適 量液位まで入れてあり、それを循環ポンプ48,49によってシャワーノズル16,20 からそれぞれガム液を現像槽から搬送されて来る印刷版に向けて噴射し、処理を 行うようにしてある。
【0016】 オーバーフローされた処理液や古くなった処理液はそれぞれ廃液タンク50,55 に入れられるようになっている。
【0017】 このようにして供給台に載置されて待機している露光済みのPS版等の平版印 刷版27は現像槽29の液外部である搬入部28に設けてある搬入ローラ対3に挟持さ れて現像槽内に搬入され該現像槽29のガイドローラ7やブラシローラ8により搬 送ガイドされスクィーズローラ12によってスクィーズされてから搬出され、搬入 ローラ14により次のプレリンスシャワー槽46、更にフィニッシャー槽52に送られ プレリンスシャワー及び仕上げシャワーがなされ乾燥部58を経て、仕上げられ回 収されるようにしてある。
【0018】 ここでPS版のような印刷版は前述のようなごみや紙粉や粘着テープの糊など を伴っていることがあるが、本考案では、まず図2(a)に示すように現像槽入 口部28における搬入ローラ対3の上ローラ3Aに粘着ローラを接触させるように 設けた。その粘着ローラの第1の実施例は図3に示すように金属の芯金ローラ62 の上に粘着ゴム63をライニングしたものであり、第2の実施例は図4に示すよう にコアパイプ65の両端を同心のローラボス64が圧入された芯金ローラ62Aに粘着 糊を塗布したものであり、第3の実施例は図5に示すようにそのような芯金ロー ラ62又は62A上に粘着テープ67をスパイラルに巻付けたものである。
【0019】 このような粘着ローラの粘着性は両ローラをラジアル方向に引きはがす力で表 されその力は50〜1000g/cm2であり、好ましくは260〜470g/cm2である。
【0020】 これにより、感光層に付着したゴミや糊や紙粉等は取り去られて、画面上の現 像後の障害は回避されるようになる。
【0021】 しかし、感光層と反対側に同様なゴミが残ってしまうと、印刷版裏面の汚れは 許せるとしても好ましくなく、また、現像槽中の処理液の汚れが出て減力が早ま ったりすることになるので、これも除去した方が好ましい。
【0022】 このために、図2(b)に示すように搬入ローラ対3の下ローラ3Bにも、粘 着ローラ61を設けることにより目的を達成することができる。
【0023】 また、これ等の粘着ローラ61はごみや紙粉や糊などが付着しすぎたものをその まま使い続けると当然のことながら効果が悪くなり、かえって他の感光材料への 転写を助けたりすることになるので、該ローラ61は簡単に取り外しができて洗浄 できるようにしてあることが好ましい。
【0024】 また、搬入ローラ対3は帯電し易いので、帯電防止ブラシのような除電装置68 を上ローラ3Aに取付けたのが、図6(a)に示すものであり、該ローラ3Aに 加えて下ローラ3Bの両方に取付けたのが図6(b)に示すものである。これに より空中のゴミ等の付着を減少させ、粘着ローラの交換インターバルを更に延ば すことが可能になる。
【0025】
【考案の効果】
本考案により、PS版のような印刷版の感光材料に付着した空中のほこりや感 光材料の包装に使用されている合紙や粘着テープ等の紙粉や糊等が搬入ローラに 付着し、これが感光材料に転写して現像不良や抜け不良を起こしたりすることを 防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の現像処理装置の概略側面図。
【図2】現像槽入口部の1実施例の側面図。
【図3】粘着ローラの1実施例の正面図。
【図4】粘着ローラの他の実施例の正面図。
【図5】粘着ローラの別の実施例の正面図。
【図6】現像槽入口部の他の実施例の側面図。
【符号の説明】
3 搬入ローラ対 3A 上ローラ 3B 下ローラ 29 現像槽 46 プレリンスシャワー槽 52 フィニッシャー槽 58 乾燥部 61 粘着ローラ 62 芯金ローラ 63 粘着ゴム 66 粘着糊 67 粘着テープ 68 除電装置

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光後の平版印刷版を現像槽に供給し、
    現像処理する装置において、現像処理槽入口部の液外に
    対向して設けた平版印刷版の搬入ローラ対の構成ローラ
    の少くとも1つに接して、表面に粘着性を有する粘着ロ
    ーラを設けたことを特徴とする平版印刷版現像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記粘着ローラは着脱可能であることを
    特徴とする請求項1記載の平版印刷版現像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記粘着ローラの粘着性の性能はローラ
    のラジアル方向への引きはがし力で表わし、該引きはが
    し力が50〜1000g/cm2であることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の平版印刷版現像処理装置。
  4. 【請求項4】 露光後の平版印刷版を現像槽に供給し、
    現像処理する装置において、現像処理槽入口部の液外に
    対向して設けた平版印刷版の搬入ローラ対の構成ローラ
    の少くとも1つに近接して、前記粘着ローラと共に除電
    装置を設けたことを特徴とする平版印刷版現像処理装
    置。
JP4157792U 1992-06-17 1992-06-17 平版印刷版現像処理装置 Pending JPH062360U (ja)

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JP4157792U JPH062360U (ja) 1992-06-17 1992-06-17 平版印刷版現像処理装置

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JP4157792U JPH062360U (ja) 1992-06-17 1992-06-17 平版印刷版現像処理装置

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Publication Number Publication Date
JPH062360U true JPH062360U (ja) 1994-01-14

Family

ID=12612301

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JP4157792U Pending JPH062360U (ja) 1992-06-17 1992-06-17 平版印刷版現像処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4989135A (ja) * 1972-12-13 1974-08-26

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4989135A (ja) * 1972-12-13 1974-08-26
JPS5327452B2 (ja) * 1972-12-13 1978-08-08

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