JPH0623329Y2 - スロットマシンのシンボル照明装置 - Google Patents

スロットマシンのシンボル照明装置

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JPH0623329Y2
JPH0623329Y2 JP4556988U JP4556988U JPH0623329Y2 JP H0623329 Y2 JPH0623329 Y2 JP H0623329Y2 JP 4556988 U JP4556988 U JP 4556988U JP 4556988 U JP4556988 U JP 4556988U JP H0623329 Y2 JPH0623329 Y2 JP H0623329Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスロットマシンのシンボル照明装置に関する。
(従来の技術) スロットマシンは複数種のシンボルが配置された複数条
のリールを回転駆動させ、所定時間が経過したのちにこ
の回転駆動を停止させ、表示窓に透視表示される前記シ
ンボルの組み合せが特定のものであるとき、賞品として
のコイン、パチンコ球などの遊技媒介物を払出す遊技機
器である(特願昭62-192029号公報参照)。一般にスロ
ットマシンの遊技操作は前記リールの駆動および駆動停
止のみであり、さらにその遊技内容は入賞が偶然性に依
存する単純なものであるため、スロットマシンには遊技
意欲が減退しないようにさまざまな工夫がなされてい
る。また、前記リールが回転駆動している間に前記シン
ボルを視覚により識別することは、極めて困難である。
スロットマシンには上記遊技内容に変化を持たせるた
め、シンボルの照明装置を設けたものが提案されている
(実開昭61-151785号公報参照)。この公報に開示され
た装置は、複数条のリールの外周に取付けられ、複数種
のシンボルが配置されたシールを透光性材料で構成する
とともに、リールの内側に照明を設けたものである。そ
して、リールは駆動停止したとき、表示窓に表示された
シンボンの組み合せが入賞組み合せである場合、光をこ
れらのシンボルにシートを透過させて照射することによ
り、前記入賞組み合せを遊技者に報知していた。この報
知は効果音発生および当該照明装置以外の照明装置の動
作などとともになされる。
また、リールの回転動作中に前記リールのシンボルを照
射するスロットマシンの照明装置はない。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記公報に開示された装置は各条のシン
ボルが入賞組み合せである場合のみ動作するもので、各
条のシンボルの組み合せが入賞組み合せ以外(はずれ)
である場合、および前記リールが駆動されている間は動
作しない。すなわち、この装置の作動は入賞発生確率に
依存し頻繁に動作するわけではなく、リールが駆動され
てから駆動停止するまでの間は、従来のスロットマシン
と同様で遊技変化に乏しい。このため、遊技意欲が減退
し易いという問題があった。
また、遊技者が特定のシンボルを視覚により識別しなが
ら、入賞組み合せに基いて駆動中のリールを停止させる
ことは困難であるため、入賞に対する期待感は減退す
る。特定のシンボルを視覚以外によって識別しながら入
賞させるためには、熟練および集中力を要し継続遊技の
ためには疲労が伴なう。このため、遊技意欲が減退し易
いという問題があった。
したがって、本考案は駆動中のリール外周に配設された
複数種のシンボルの中から、特定のものを視覚により識
別するためスロットマシンのシンボル照明装置を提供す
るものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するために、外周に複数種の
シンボル6が配置されたリール4を並設し、これらの各
リール4を回転駆動および駆動停止させる制御手段5を
設け、制御手段5によって制御されるリール4の変位に
基いてシンボル6のうち特定のシンボル6の配置を検知
する特定シンボル検知手段7を設け、特定シンボル検知
手段7の前記検知に応じて回転駆動中の特定のシンボル
6に光を所定時間照射する照射手段8を設けたことを特
徴としている。
(作用) 本考案は上記の様に構成したので、回転駆動中のリール
4外周に配置されたシンボル6のうち、入賞組み合せに
係る特定のシンボル6のみの配置を特定シンボル検知手
段7によって検知し、この検知に応じて照射手段8によ
り回転駆動中の特定のシンボル6に光を所定時間照射す
るので、前記照射によって入賞組み合せに係る特定のシ
ンボル6の配置を視覚により識別できる。これにより、
遊技者は上記入賞組み合せに係る特定のシンボル6の配
置に基いて、回転駆動中のリール4を駆動停止させるこ
とができる。
(実施例) 以下に、本考案の一実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。
第2図ないし第4図は、本考案のスロットマシンのシン
ボル照射装置1を設けたスロットマシン2の概略構造を
示したもので、ゲーム媒介物にはパチンコ球を使用して
いる。なお、本発明の装置はゲーム媒介物に依存するも
のではなく、コインをゲーム媒介物に使用してもなんら
支障をきたすものではない。まず、スロットマシン2の
構成を以下に説明する。
このスロットマシン2はパチンコ球の投入によって遊技
の開始が可能になり、所定の入賞に応じた賞品としての
パチンコ球が払出される。スロットマシン2には遊技場
の所定場所(図示省略)に固設するための外枠3が設け
てあり、外枠3にはスロットマシン2の制御回路(図示
省略)を設けた制御基板ボックス61、電源部62、図示を
省略したスピーカなどを備えている。24はリール4の回
転駆動および駆動停止操作を行なうための制御手段(後
述)5を設けた前枠、22は複数のリール4、賞品球、パ
チンコ球の投入などを制御するための装置を収容する中
枠で、外枠3は中枠22と前枠24とをそれぞれヒンジ23、
ネジまたはピン(ともに図示省略)により同一側辺に開
閉可能、かつ着脱可能に支持している。中枠22には前枠
24と対向する側の上方に、L字形状の断面をなすガイド
用の位置決板10が固定されており、位置決板10は前枠24
と中枠22との閉鎖時に前枠24を支持し、両者22,24の閉
鎖時に位置出しを円滑に行なう。
また、前枠24には窓11と表示パネル12とが設けてあり、
両者11,12の下方には上皿17および下皿18を配置してあ
る。窓11は中枠22に設けられているリール4の外周面に
配設された図柄、数字などからなるシンボル6を遊技者
に透視表示するもので、本実施例では各リール4につき
連続して3条のシンボル6を表示するように穿設してあ
る。上皿17は賞品球払出口25から払出される賞品球(パ
チンコ球)を貯溜するとともに、図示を省略した投入口
にパチンコ球を供給するものである。上皿17は賞品球の
払出しによってオーバーフロー状態になったとき、つぎ
に払出される賞品球は周知のパチンコ機と同様に、合流
樋(図示省略)を通して払出口19から下皿18に払出され
るようになっている。
上皿17には投入球数を検知する球検知センサ85と上皿ラ
ンプ20とが設けてあり、球検知センサ85は投入球数を表
わす信号を入賞確率選択装置(後述)82に入力するとと
もに、上皿ランプ20を点灯させる。上皿17から投入され
た投入球は、前記投入口に連通した前枠24の投入球出口
53から、投入球入口54を経て中枠22に収容される。ま
た、21は下皿18のパチンコ球を排出させる下皿球抜きス
ライドである。なお、投入球および賞品球を制御するパ
チンコ球制御装置は図示を省略してある。
表示パネル12には遊技操作に必要とされる操作パネル1
3、遊技表示手段15および表示部29などで配置してあ
る。操作パネル13は制御手段5の一部を構成し、後述の
手順表示手段77が演算した遊技手順または遊技操作を内
蔵した発光素子の点灯により表示する。遊技表示手段15
は発光素子を備え、後述の遊技選択手段16が選択(演
算)した遊技内容に基いて、パネルに表示された遊技内
容を点灯表示する。表示部29は投入球数に応じた入賞確
率を少なくとも1種類点灯表示する。
26は配列ラインで、各条のシンボル6の入賞組み合せを
表示するもので、配列ライン26にはライン信号27が付し
てある。ライン信号27はランプ28により点灯表示され、
この点灯表示は後述の確率表示手段78により制御され
る。
30は賞品球数表示パネルで、各条リール4のシンボル6
の入賞組み合せと、この入賞に応じた賞品球数とを表示
してある。賞品球数表示パネルに表示されたシンボル6
の入賞組み合せが、遊技中に発生(入賞)したとき、そ
の入賞組み合せに応じた数の賞品球は、賞品球払出口25
から排出され、その賞品球数は賞品球数表示器31に7セ
グメントで表示される。
操作パネル13は発光素子(図示省略)が内蔵された複数
のスイッチからなる、ゲーム開始手段79、停止手段80、
確率選択手段76および初期化手段81から構成され、各手
段76,79,80,81は手順表示手段77が演算する遊技操作手
順を遊技者に前記発光素子で点灯表示する。
ゲーム開始手段79は所定数のパチンコ球投入によって操
作が有効になり、接点を閉じることによってリール4を
回転駆動させる。停止手段80は接点を閉じることによっ
て、所望のリール4の回転を停止させる。確率選択手段
76は入賞確率を選択するもので、表示部29が点灯表示す
る入賞確率のうち、所望の入賞確率を選択する。確率選
択手段76には配列ライン26に対応した記号(図示省略)
が付してある。初期化手段81は確率表示手段78に初期化
信号を入力して、遊技をゲーム媒介物の投入前の状態に
するものである。
第3図中、上皿17の右側にはリセットスイッチ55とリセ
ットスイッチ55のシリンダ錠69および鍵56とを設けたス
イッチ取付基板59が配置してある。リセットスイッチ55
はスロットマシン2全体を初期状態にする。スイッチ取
付基板59には第9図ないし第11図に示すようにスイッチ
孔60が穿設してあり、スイッチ孔60には円柱形状を形成
したキートップ58を摺動自在に挿通し、通常時にキート
ップ58はスイッチ孔60から突出させてある。64はキート
ップ58の前記摺動をガイドするための支持板で、支持板
64にはキートップ58を摺動自在に挿通する挿通孔65が穿
設してある。キートップ58にはフランジ66が設けてあ
り、フランジ66は支持板64との間に介装された弾性体67
によってキートップ58を弾性支持する。57はマイクロス
イッチでキートップ58の操作により開閉されリセット信
号を発生させる。63はマイクロスイッチ57を収容するス
イッチ取付板で、マイクロスイッチ57を嵌挿する嵌挿孔
68が穿設してある。
シリンダ錠69と鍵56とは遊技者のリセットスイッチ55の
操作を禁止するために設けてあり、シリンダ錠69の作動
部には回動板70が固定してある。シリンダ錠69はスイッ
チ取付基板59に穿設された錠孔71に嵌合し、図示を省略
したキーの操作によって回動板70を回動させる。この回
動時に回動板70はマイクロスイッチ57と支持板64との間
を開閉し、この閉鎖時にはキートップ58の機能を停止さ
せ、開放時にはキートップ58の機能を有効にする。ま
た、回動板70の前記回動は支持板64に突設したストッパ
72に制限される。
第12図および第13図はキートップ58を使用しない場合の
実施例で、マイクロスイッチ57はスイッチ取付基板59の
スイッチ孔60から直接操作しうる位置に設けてある。他
方、回動板70はマイクロスイッチ57とスイッチ取付基板
59との間を開閉し、この閉鎖時にはマイクロスイッチ57
を覆うことにより操作を不可能にし、開放時にはマイク
ロスイッチ57の操作を可能にする。なお、73はボルト、
74ボルト孔、で、ナットは図示を省略してある。
32は灰皿、33はコーナサポート、そして34は鍵である。
鍵34はパチンコ機に使用されている周知のもので、第2
図において時計方向に回動したとき、錠35により外枠3
および中枠22間が開放され、反時計方向に回動したと
き、錠36により中枠22および前枠24間が開放される。
中枠22には略長方形状のリール孔45が穿設してあり、リ
ールユニット37を中枠22に着脱可能に装着する。リール
ユニット37には第8図に示すように複数条のリール4
と、これらの各リール4を駆動するためのリールモータ
75と、ストロボ装置86とが設けてある。なお、リールユ
ニット37を固定するリール固定部材の図示は省略してあ
る。また、リールユニット37が中枠22に装着されている
とき、各リール4はリール孔45から露出するようになっ
ている。
リール4は第5図に示すようにステッピングモータから
なるリールモータ75に回転駆動され、リールモータ75は
リールドライバ手段14に制御される。リール4はリール
モータ75とともにリールユニット37に並設され、リブ38
によって概略正21角形状に形成されている。各リール4
の外周部には透光性を有する材料からなり、表面に21種
のシンボル6を印刷したシート40がそれぞれ接着固定し
てある(第6図参照)。そして、シート40はシンボル6
の印刷された面を外側に、かつ各シンボル6の印刷箇所
が各リブ38間に位置するように設けてある。リールモー
タ75は前記制御回路に制御され、リールユニット37のリ
ール取付板39に取付けてある。
41は各条のシンボル6の配置を検知する位置センサで、
リール取付板39に固設されている。各条の位置センサ41
にはスリットsを隔て、図示を省略した一対の発光素子
と受光素子とが配置してある。他方、リブ38には突起42
が設けてあり、リール4の回転時にはスリットsを通過
して、発光素子および受光素子間に照射されている光を
遮る。各条の突起42がスリットsを通過したとき、各条
の位置センサ41は検知信号を入賞検知手段84に入力し、
入賞検知手段84は後述のメモリ43,44に基いて各条のシ
ンボル6配置を演算検知する。89は位置センサ41をリー
ル取付板39に取付けるセンサ取付板である。
46はリール取付板39をリールユニット37にビスで取付け
るためのねじ孔である。なお、リールユニット37が中枠
22に装着されてたとき、各リール4の外周面、すなわち
シンボル6はリール孔45から露出するようになってい
る。47は固定孔で、円盤形状に形成された軸着部材49に
突設したボス50に係合する。52はボス50に穿設した回転
軸孔で、リールモータ75の回転軸48に嵌挿している。51
はフランジである。固定孔47にはボス50が挿入され、フ
ランジ51と固定孔47の周囲とをねじ止めすることによ
り、リール4と軸着部材49とを一体に組み付けてある。
このとき、回転軸孔52の軸線はリール4の軸線と一致す
るように設けてあるため、リール4と軸着部材49とは、
リールモータ75の回転軸48を中心にして同軸状に回転で
きる。
ストロボ装置86は回転駆動中の特定のシンボル6に光を
リール4の内側、すなわち軸芯側から所定時間照射す
る。ストロボ装置86は照射手段(後述)8によって制御
され、集光器88が設けてある。なお、ストロボ装置86の
照射光はシート40の前記透光性材料を透して、特定のシ
ンボル6を照射する。87は固定板で、リール取付板39に
ストロボ装置86を固定するものである。
つぎに、本装置1の制御回路の構成を第1図に基いて以
下に説明する。なお、リセットスイッチ55と鍵56とは図
示を省略してある。
本装置1は各リール4を回転駆動させるとともに駆動停
止させる制御手段5と、制御手段5によって制御される
リール4の変位に基いてシンボル6のうち特定のシンボ
ル6の配置を検知する特定シンボル検知手段7と、特定
シンボル検知手段7の前記検知に基いて回転駆動中の特
定のシンボル6に光を所定時間照射する照射手段8とを
主構成とし、さらに入賞確率選択装置82と、遊技選択装
置83と、手段表示手段77とが設けてある。なお、特定の
シンボル6は、たとえば入賞組み合せに係るものとと
し、遊技者に有利な権利が発生するためのシンボル6で
ある。
制御手段5は操作パネル13とリールドライバ手段14とリ
ールモータ75とから構成され、特定シンボル検知手段7
は位置センサ41と、メモリ43と、賞品球数表示器31を有
する入賞検知手段84とから構成されている。そして、照
射手段8にはストロボ装置86が備えてあり、照射手段8
には入賞検知手段84と位置センサ41とが接続してある。
メモリ43には各リール4毎とのシンボル6の配置、シン
ボル6の入賞配列および、この入賞配列に応じた賞品球
数の各データが格納してある。入賞検知手段84はメモリ
43の前記シンボル6の配置データと位置センサ41の検知
信号とに基いて、窓11から透視している各条のシンボル
6の配置を演算するとともに、この演算データを照射手
段8に入力する。また、入賞検知手段84はこの演算デー
タと入賞配列データとを比較して、入賞、特定入賞およ
び入賞外(はずれ)を演算し、これらの3種が表わされ
た信号のうちいずれかひとつを遊技選択手段16に入力す
る。同時に、入賞検知手段84は各条のシンボル6が入賞
または特定入賞である場合のみ、当該入賞に応じた賞品
球数を賞品球数表示器31に表示し、かつ前記パチンコ球
制御装置に当該データを入力する。そして、前記パチン
コ球制御装置はこのデータ入力に基いて所定数の賞品球
を払出す。遊技選択手段16は遊技選択装置83の一部を構
成するものである。
照射手段8は上記入賞検知手段84からの入力データと位
置センサ41の検知信号とに基いて、窓11から透視してい
る各条の特定のシンボル6の配置を演算するとともに、
この演算データに基いて所定のタイミングでストロボ装
置を86を作動させる。このストロボ装置を86を作動させ
るためのデータはメモリ44に格納してある。
遊技選択装置83は遊技表示手段15と、メモリ44を備える
とともに手順表示手段77に接続した遊技選択手段16とか
らなる。遊技選択装置83は入賞確率選択装置82により遊
技者が設定した確率に基き、ゲーム開始手段79と停止手
段80との操作で遊技を進行する。メモリ44には一般遊技
と、この一般遊技の手順と異なる少なくとも1種の特定
遊技とが格納されている。この特定遊技は確率選択手段
76によって選択された入賞確率より高い入賞確率の遊技
である。遊技選択手段16は入賞検知手段84から入力され
る上記3種が表わされた信号のうちいずれかひとつに基
いて、一般遊技または特定遊技を選択実行する。また、
遊技選択手段16は特定遊技または一般遊技を表わした信
号(入賞外の検知信号を含)を手順表示手段77と遊技表
示手段15とに入力する。そして、手順表示手段77は遊技
選択装置83が選択実行する遊技に応じ、操作パネル13に
操作手順を順次点灯表示させる一方、遊技表示手段15は
当該遊技が一般遊技または特定遊技であることを点灯表
示する。
入賞確率選択装置82は確率表示手段78と確率選択手段76
とからなり、球検知センサ85の投入球検知信号に基いて
パチンコ球の投入数に応じた入賞確率を表示部29に表示
するとともに、確率選択手段76を点灯表示する。そこ
で、遊技者は確率選択手段76に付された、表示部29のラ
イン記号27に対応したものを選択(接点を閉じる)する
ことにより、確率表示手段76は予めメモリ43またはメモ
リ44の格納内容に基いて、少なくとも1種類の入賞確率
を読み出して表示し、かつゲーム開始段79の操作を有効
にする。
また、初期化手段81は確率選択手段76の接点を閉じる確
率を選択したのちに、その接点を閉じることにより、前
記確率を選択する前の状態に戻す。
なお、本実施例において、確率表示手段78は第3図中の
表示部29の記号(1ないし3)によって確率を配列ライ
ン26により表示しており、投入球数が5個のとき『1』
のライン記号27で、10個のとき『1』と『2』とのライ
ン記号27で、15個のとき『1』と『2』と『3』とのラ
イン記号27で表わす。この確率の表示は、手順表示手段
77に制御されている。
遊技選択装置83は入賞確率選択装置82により遊技者が設
定した確率に基き、ゲーム開始手段79と停止手段80との
操作で遊技を進行する。
つぎに、上記構成に係る装置1の作用を以下に説明す
る。
まず、投入球を上皿17から投入すると、遊技選択手段16
は一般遊技を選択するとともに、遊技表示手段15と手順
表示手段77とに一般遊技を選択したことを表わす記号を
伝送する。ついで、球検知センサ85は投入球数に応じた
確率選択手段76を点灯するので、遊技者は所望の確率選
択手段76選択する。これにより、確率表示手段16は選択
された配列ライン26を点灯表示すると同時に、ゲーム開
始手段79を点灯表示する。そして、遊技者がゲーム開始
手段79を閉じると、リール4が回転を開始する。
つづいて、手順表示手段77は図示を省略したタイマによ
り、所定のリールモータ75が要する安定走行時間を計測
した後、停止手段80の前記発光素子を点灯し停止手段80
の作動可能状態を表わす。そして、特定シンボル検知手
段7は回転駆動中のリール4外周に配置されたシンボル
6のうち、特定のシンボル6の配置を検知するととも
に、特定のシンボル6の配置を表わす信号を照射手段8
に入力する。つぎに、照射手段8は特定シンボル検知手
段7(入賞検知手段84)からの入力データと位置センサ
41の検知信号とに基いて、ストロボ装置を作動させ所定
のタイミングで特定のシンボル6に光を照射する。遊技
者は特定のシンボル6に光が照射されることによって、
特定のシンボル6の配置を検知することができる。
通常、上記回転駆動中の特定のシンボル6の識別は不可
能であるが、リール4の回転に伴なって特定のシンボル
6が窓11の透視位置を通過する度に特定のシンボル6に
光が照射されるので、遊技者は特定のシンボル6の識別
をすることができる。このため、遊技者は上記特定のシ
ンボル6の識別または照射タイミングに基いて、停止手
段80を操作してリール4を停止させることができる。
ついで、特定シンボル検知手段7は遊技者が3条のリー
ル4のうち1つのリール4を停止させたのち、停止され
たリール4の窓11に配置するシンボル6を上記同様に演
算する。そして、特定シンボル検知手段7は演算したシ
ンボル6の入賞(または遊技者に有利な権利)に係るシ
ンボル6を演算し、シンボル6が表わされた信号を照射
手段8に入力する。つぎに、照射手段8は特定シンボル
検知手段7からの入力データと位置センサ41の検知信号
とに基いて、ストロボ装置を作動させ所定のタイミング
で特定のシンボル6に光を照射する。以下、上記同様の
操作を繰り返すことによって、遊技者は特定のシンボル
6を識別(検知)しながら全てのリール4を停止させる
ことができる。
なお、照射手段8はメモリ43,44の格納内容を書き換え
ることによって、一般遊技、特定遊技にかかわらず遊技
者が所望する特定のシンボルを照射させることができ
る。
(考案の効果) 本考案は、以上のようにように構成したものなので、駆
動中のリール外周に配設された複数種のシンボルの中か
ら、特定のものを識別することができる。したがって、
遊技者は入賞組み合せによる特定のシンボルを視覚によ
り識別しながらリールの駆動を停止させることによっ
て、入賞に対する期待感および遊技意欲が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の主構成を表わすブロック
図、 第2図は、本考案の装置を設けたスロットマシンの斜視
図、 第3図は、第2図の正面図、 第4図は、第2図の側面図、 第5図は、第2図に示したリールユニット要部の斜視
図、 第6図は、第5図に示したリールの一部断面図、 第7図は、第6図の側面図、 第8図は、第2図に示したリールユニットの斜視図、 第9図は、第3図に示したリセットスイッチと鍵との構
成を表わした側面図、 第10図は、第9図と異る状態を表わす側面図、 第11図は、第9図および第10図と異る実施例を表わす側
面図、 第12図は、第11図と異る状態を表わす側面図、 第13図は、第9図および第10図の斜視図である。 1……スロットマシンのシンボル照明装置 2……スロットマシン、3……外枠 4……リール、5……制御手段 6……シンボル、7……特定シンボル検知手段 8……照射手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周に複数種のシンボルが配置されたリー
    ルを並設し、これらの各リールを回転駆動および駆動停
    止させる制御手段を設け、該制御手段によって制御され
    る前記リールの変位に基いて前記シンボルのうち特定の
    シンボルの配置を検知する特定シンボル検知手段を設
    け、該特定シンボル検知手段の前記検知に応じて回転駆
    動中の前記特定のシンボルに光を所定時間照射する照射
    手段を設けたことを特徴とするスロットマシンのシンボ
    ル照明装置。
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