JP2883718B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2883718B2
JP2883718B2 JP2289685A JP28968590A JP2883718B2 JP 2883718 B2 JP2883718 B2 JP 2883718B2 JP 2289685 A JP2289685 A JP 2289685A JP 28968590 A JP28968590 A JP 28968590A JP 2883718 B2 JP2883718 B2 JP 2883718B2
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詔八 鵜川
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、複数の識別情報を可変表示し得る可変表示
部材を有する可変表示装置が装着された遊技盤を備えた
遊技機に関するものである。
【従来の技術】
従来、遊技機、例えば、弾球遊技機や回動式遊技機
(スロットルマシンともいう)においては、複数の回転
ドラムを回転させ、その回転ドラムの停止時に表示され
る識別情報の組合せが所定の組合せとなったときに、予
め定められた遊技価値を付与するように構成された可変
表示装置が装着された遊技盤(スロットマシンにおいて
は開閉盤であるがこれも遊技盤に含まれる)を有するも
のが市場に提供されていた。これらの可変表示装置にお
いては、遊技盤に回転ドラムを装着するために、まず、
回転ドラム機構を後方が閉塞された収納ボックスに前方
から収納支持し、その回転ドラム機構を収納した収納ボ
ックスを遊技盤の裏面側にビス等で取り付けていた。
【発明が解決しようとする課題】
このため、内部に収納される回転ドラム機構に故障が
生じて修理等を行おうとする場合には、収納ボックスを
遊技盤から取り外し、その後、収納ボックスから回転ド
ラム機構を取り出さなければならず、極めて面倒な作業
を必要としていた。本発明は、上記した問題点に鑑みな
されたもので、その目的とするところは、修理点検等が
容易な可変表示装置を備えた遊技機を提供することにあ
る。
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明においては、
複数の識別情報を可変表示し得る可変表示部材を有する
可変表示装置が装着された遊技盤を備えた遊技機におい
て、 前記可変表示装置は、前記遊技盤の裏面側に取り付け
られ且つ前記可変表示部材を後方から収納して取り付け
ることが可能な収納ボックスによって前記遊技盤に装着
されていることを特徴とするものである。
【作用】
わざわざ収納ボックスを遊技盤から取り外さなくて
も、可変表示部材を収納ボックスの後方から取り外すだ
けであるため、極めて簡単に可変表示部材を取り外すこ
とができ、修理点検を容易に行うことができる。
【実施例】
以下、図面を参照して、この発明の実施例について説
明する。まず、第7図を参照して、実施例に係る可変表
示装置30が適用される遊技機の一例としてのパチンコ遊
技機について説明する。第7図は、パチンコ遊技機の遊
技盤1の正面図である。 図において、遊技盤1の表面には、発射された打玉が
落下する遊技領域2が形成されている。遊技領域2のほ
ぼ中央には、この実施例の要部を構成する複数の回転ド
ラム39a〜39cを有する可変表示装置30が設けられ、該可
変表示装置30の下方に入賞領域5を有する可変入賞球装
置3が設けられている。可変入賞球装置3は、前記遊技
盤1の表面に取り付けられる取付基板4を有し、その取
付基板4に長方形状の前記入賞領域5が形成されてい
る。入賞領域5は、遊技盤1の表面に対して下端を軸に
して開放自在な開閉板6によって覆われていると共に、
その内部が3つに区画され、中央に特定入賞領域8が、
左右に通常入賞領域9a,9bがそれぞれ設定されている。
なお、開閉板6は、遊技盤1の裏面に配置されるソレノ
イド7によって開閉駆動される。 しかして、可変入賞球装置3の開閉板6は、前記可変
表示装置30の回転ドラム39a〜39cの識別情報の組み合せ
が所定の表示態様となったときに、特定遊技状態(以
下、大当り状態ともいう)となり、所定期間(例えば、
30秒経過するまで、あるいは10個の入賞玉が発生するま
で)開放するように設定され、その開放している間遊技
領域2を落下する打玉を受止めるようになっている。そ
して、入賞領域5内に設けられた前記特定入賞領域8に
入賞すると、再度上記した開放状態を繰り返し、特定入
賞領域8に入賞玉が発生する毎に最高10回繰り返すこと
ができるようになっている。なお、可変入賞球装置3に
は、前記特定入賞領域8に入賞する入賞玉を検出するた
めの特定入賞玉検出器10と、前記通常入賞領域9a,9bに
入賞する入賞玉を検出するための入賞玉検出器11a,11b
とが設けられ、開閉板6の1回の開放中における特定入
賞玉検出器10と入賞玉検出器11a,11bの計数値を表示す
る入賞個数表示器13も設けられている。 なお、特定入賞領域8に入賞したことを報知するため
の特定入賞表示器12も設けられている。また、本実施例
において、大当り状態となる可変表示装置30の所定の表
示態様としては、大当り図柄である「7」が第1図に示
すように横3列と斜め2列の合計5つの当りライン上の
いずれかに揃って表示されたときである。 また、可変入賞球装置3の下方には、前記回転ドラム
39a〜39cの回転を許容するの始動入賞口14a〜14cが設け
られている。この始動入賞口14a〜14cのうち真ん中に設
けられる始動入賞口14aに打玉が入賞すると、それによ
って払出される景品玉数は、他の入賞領域に打玉が入賞
した際に払出される景品玉数よりも少なくなるように設
定されている。また、始動入賞口14a〜14cには、始動入
賞玉検出器15a〜15cが一体的に設けられ、始動入賞口14
a〜14cに入賞した打玉を検出して図示しない制御回路に
検出信号を送り、前記回転ドラム39a〜39cの回転許容信
号として扱われるようになっている。 更に、遊技領域2には、前記可変表示装置30の左右側
方及び下部側方に通常の入賞口16a,16b、17a,17bが設け
られている。また、可変表示装置30の上部にも通常入賞
口32が設けられている。 また、上記した各入賞領域のうち、前記始動入賞口14
aだけは、前述したように他の入賞口、あるいは入賞領
域よりも払出される景品玉数が少なく設定されている
が、これは、以下の理由による。すなわち、始動入賞口
14a〜14cにより多くの打玉を入賞させることにより回転
ドラム39a〜39cの回転回数を多くして、大当り状態とな
る確率を高めるという期待と、すべての始動入賞口14a
〜14cへの入賞による景品玉数を少なく設定すると、入
賞した割合に対して払出される景品玉数が少なくなると
いう不満と、を調和させるために設定されたものであ
る。なお、この実施例では、始動入賞口14aに打玉が入
賞した場合には、7個の景品玉が払出され、他の入賞領
域に打玉が入賞した場合には、13個の景品玉が払出され
るようになっている。もちろん、始動入賞口14aに入賞
する確率に応じてこれらの払出される景品玉数の設定を
変えることは差し支えない。 また、遊技領域2には、落下する打玉の流下速度や方
向を変化せしめる複数の風車19(上部左右に配置される
ランプ付風車18a,18bを含む)や多数の障害釘(符号な
し)が設けられるとともに、前記した大当り状態になっ
たときに点灯又は点滅して遊技者にその旨を報知する遊
技効果ランプ20a,20bが設けられている。この遊技効果
ランプ20a,20bと同じ効果を奏するものとして前記風車1
9のうち上部左右に配置されるランプ付風車18a,18bがあ
る。なお、これらにランプ類は、大当り状態となったと
きだけでなく、前記回転ドラム39a〜39c等が回転してい
るときにも異なる態様で点灯、あるいは点滅して遊技の
雰囲気を盛り上げるようになっている。また、大当りの
終了後一定時間点灯あるいは点滅させるようにして、大
当りの余韻を遊技者に味あわせるようにしてもよい。ま
た、遊技盤1の前方は、ガラス板21a,21b(第4図参
照)によって覆われ、遊技盤1の裏面には、上記した各
種の入賞口や入賞球装置等に入賞した入賞玉を所定の径
路に沿って流下させて次に説明する機構板(図示しな
い)に導く入賞玉集合カバー体22(第4図参照)が固着
されている。 なお、パチンコ遊技機1の背面には、周知のように入
賞した入賞玉に基づいて所定の景品玉を払出す各種の機
構が設けられる機構板が配置されると共に、その機構板
には、前記した可変表示装置30や可変入賞球装置3の動
作を制御する制御回路が構成された遊技制御回路基板
(図示しない)が設けられている。 次に、第1A図乃至第7図を参照して、この実施例の要
部を構成する可変表示装置30の構成について説明する。
可変表示装置30は、前記遊技盤1の表面に取り付けられ
る取付基板31と、遊技盤1の裏面に取り付けられる回転
ドラム39a〜39cを収納する駆動部収納ボックス37とに分
けられる。そこで、まず遊技盤1の表面に取り付けられ
る取付基板31の構成について主として第7図を参照して
説明する。なお、他の図面は、説明に必要な都度引用す
る。 取付基板31の上部には、通常入賞口32が形成されると
共に、前記可変入賞球装置3の開閉板6の継続回数を表
示する継続回数表示器33が設けられる。なお、本実施例
では、開閉板6が開成する回数の上限を16回までとして
いるため、継継続回数表示器33で1〜10回目までは、
「1」〜「0」を点灯表示し、11〜16回目までは、
「1」〜「6」を点滅表示している。この場合色を変え
て表示するようにしてもよい。 また、継継続回数表示器33の左右に前記始動入賞口14
a〜14cに入賞した入賞玉数を最高4個まで記憶した旨を
報知する始動入賞記憶表示器34a〜34cが設けられてい
る。また、取付基板31の下方部分には、第4図及び第5
図に示すように正方形状の開口35が開設され、該開口35
に透明のレンズカバー36が円弧状に取り付けられてい
る。このレンズカバー36は、回転ドラム39a〜39cの表面
に描かれた図柄(識別情報)が3つ分見えるような大き
さに選ばれるとともに図柄がより大きく見えるようにレ
ンズ状に形成されている。 一方、遊技盤1の裏面に取り付けられる回転ドラム39
a〜39cを収納する駆動部収納ボックス37の構成について
第1A図乃至第6図を参照して説明する。まず、駆動部収
納ボックス37に収納される回転ドラム39a〜39cの構成に
ついて説明すると、回転ドラム39a〜39cは、それぞれ個
々に回転ドラム機構38a〜38cとしてユニット化され、簡
単に駆動部収納ボックス37に収納されるようになってい
る。すなわち、第1A図に示すように回てドラム機構38a
(他の2つの回転ドラム機構38b,38cも全く同じ構成で
ある)は、その外周表面に複数の識別情報としての図柄
が描かれた回転ドラム39a〜39cと、該回転ドラム39a〜3
9cを回転せしめるステッピングモータ40a〜40cと、該ス
テッピングモータ40a〜40cを固定するためのモータ固定
板41a〜41cとから構成される。 回転ドラム39a〜39cは、透光性のある部材(合成樹
脂)で構成されると共に、回転ドラム39a〜39cの外周面
には、第6図に示すように図柄シール42a(回転ドラム3
9b,39cに対応する図柄シール42b,42cは、図示省略)が
貼付される。この図柄シール42aに表示される識別情報
としての図柄は、複数(例えば、16個)描かれている
が、このうち大当りとなる図柄は、本実施例の場合1種
類とされ、それぞれの回転ドラム39a〜39cに少なくとも
1個描かれている。具体的には、数字の「7」が大当り
の識別情報であり、この「7」が当りライン上のいずれ
かに並んだときに大当りとなる。 しかして、図柄「7」だけが光の透過率の高い透明図
柄(着色透明、無色透明を含む)として描き、他の図柄
は、図柄シール42aの不透明下地(白色不透明)と同様
に不透明図柄(この場合には、着色不透明)として描い
てもよい。このため、後述する発光部材としてのランプ
58a〜58c、59a〜59c、60a〜60cが駆動して点灯したとき
には、大当りとなる図柄が他の図柄よりもより鮮明に浮
び上がり、遊技者に大当りである旨の認識をより明確に
報知することができると共に、回転ドラム39a〜39cの可
変表示に対して遊技者の興味を引き付けることができ
る。また、他の不透明図柄においても、単に色彩を施し
た図柄であるが、これとても、発光部材としてのランプ
58a〜58c、59a〜59c、60a〜60cが駆動して点灯したとき
には、光によって浮び上がる色彩が光が照射されていな
い状態に比較して、より鮮やかに遊技者に視認させるこ
とが可能であるため、回転ドラム39a〜39cの可変表示に
対して遊技者の興味を引き付けることができる。なお、
大当りとなる図柄以外の他の図柄も着色透明、あるいは
無色透明の図柄として描いてもよい。 更に、図柄シール42aの内側の一部には、光が照射さ
れても、その光を反射しないような無反射帯43が形成さ
れている。この無反射帯43は、後述する反射型フォトセ
ンサ84a〜84cが回転ドラム39a〜39cの回転位置を検出す
るために設けられるもので、反射型フォトセンサ84a〜8
4cが無反射帯43を検出した後に、回転ドラム39a〜39cへ
の駆動パルス数を計数することにより、任意の図柄(本
実施例では、打玉の始動入賞口14a〜14cへの入賞時に乱
数テーブルから選択された数値に基づいて表示される図
柄が決定される)で停止するように制御されるものであ
る。なお、無反射帯43に代えて光を反射しない切欠部を
形成しても良い。 モータ固定板41a(以下、他のモータ固定板41b,41cも
同様であるので、その説明を省略する)の後方側上下に
は、係合突片44が突設され、この係合突片44が駆動部収
納ボックス37の後端上下に形成された係止溝(位置決め
手段)と係合するようになっている(第4図参照)。ま
た、モータ固定板41の後辺縁にも突部45が突設され、該
突部45が後述する基板取付枠75の仕切板80に形成された
係合穴(図示しない)と係合するようになっている。こ
れによって回転ドラム機構38a〜38cが駆動部収納ボック
ス37の所定の位置に収納されるようになっている。 第1A図に戻って、モータ固定板41aには、後述するラ
ンプ58a〜58cから伸びるランプ配線57a、及び回転ドラ
ム39aから延びるモータ配線67aを処理固定するための配
線処理部46が形成されている。この配線処理部46は、第
1A図及び第1B図に示すように各配線57a,67aをモータ固
定板41aの表側から裏側に挿通する配線挿通穴47と、挿
通された配線を収納するようにプレス加工された処理凹
部48と、該処理凹部48との間で配線を挟持するように止
着される配線押え部材49とから構成されている。そし
て、処理凹部48は、モータ固定板41aの表面よりも多少
突出するが、第1B図に示すように、処理凹部48のほぼ中
央が切り取られており、その切り取られたところに回転
ドラム39aが位置し、一方、モータ固定板41aと中央の回
転ドラム39bとのクリアランスに配線押え部材49が位置
する。このため、回転ドラム39a,39bの回転動作がラン
プ配線57aによって邪魔されることがなく、スムーズな
回転を長期間保証するように構成されている。上記した
配線処理部46と回転ドラム39aとの関係は、他の回転ド
ラム39b,39cにおいても同じであり、また、モータ配線6
7a〜67cの配線処理部46と回転ドラム39a〜39cとの関係
においても同じである。なお、ランプ配線57a及びモー
タ配線67aの末端には、それぞれコネクタ65a、コネクタ
68aが取り付けられ、該コネクタ65a、68aがそれぞれ後
述する中継端子基板87のランプ接続コネクタ88aとモー
タ接続コネクタ89aに接続されるようになっている。 また、モータ固定板41aの前方には、ランプカバー61a
が固着されている。このランプカバー61aは、モータ固
定板41aのほぼ中央に固定されるステッピングモータ40a
のモータ軸66aに回転ドラム39aを固着したときに、その
回転ドラム39aの内側に位置するように配置されてい
る。しかして、ランプカバー61aは、その側面にランプ
基板51が固着され、第2A図に示すようにそのランプ基板
51にそれぞれ縦方向に3つのランプ58a〜58cが設けられ
ている。そして、ランプカバー61aには、それぞれのラ
ンプ58a〜58cを囲むような収容室62a〜62cが構成されて
いる。この収容室62a〜62cは、第4図及び第5図に示す
ように、その先端が回転ドラム39aの外周面の裏側近傍
まで延設されると共に、前端開口面の大きさが1つの識
別情報を照射し得る程の大きさとなっている。このた
め、ランプ58a〜58cによって発せられた光を前方だけに
通るように導くと共に、その導かれた光によって1つの
識別情報としての図柄の裏面を照射して図柄を浮び上が
らせるものである。なお、収容室62a〜62cの内側面は、
光を反射し易いような加工(例えば、メッキ処理や白色
塗料の塗布)を施すとよい。 ところで、本実施例においては、ランプ基板51に取り
付けられるランプ58a〜58cは、容易に交換可能な構造と
されている。これは、通常の使用において、ランプ58a
〜58cが点灯しなくなることはほとんど無いが、ショー
ト等により点灯しなくなる可能性があるためである。そ
こで、ランプ58a〜58cのランプ基板51に対する取付構造
について第2A図及び第2B図を参照して説明すると、ラン
プ基板51は、モータ固定板41aの前方に形成されたラン
プ基板取付開口50に対応してランプカバー61aとともに
ビスでモータ固定板41aに螺着されている。そして、ラ
ンプ基板51には、ランプ58a〜58cを挿通するための穴が
形成されると共に、その穴の周囲にランプ配線57aと電
気的に導通している導電パターン面52が形成されてい
る。また、穴の適宜対称箇所には、導電パターン面52を
切断し且つ後述する係合部55が挿入される切欠部53も形
成されている。 一方、ランプ58a〜58cは、ランプ支持台54に装着され
ている。このランプ支持台54は、第2B図に示すようにそ
の裏面にドライバー溝54aが形成されていると共に、ラ
ンプ58cの装着底面からランプ支持台54の外周部内側面
に向う2本のリード線56が埋設されている。また、ラン
プ支持台54の内側外周部に前記切欠部53から挿入されて
ランプ支持台54を回転したときにランプ基板51と当接す
る係合部55が形成されている。 上記のように構成されるランプ支持台54をその係合部
55がランプ基板51の切欠部53に挿入されるように位置あ
わせしながらランプ基板51の穴に挿入し、裏面のドライ
バー溝54aにドライバーの先端を挿入して一方向に回転
することにより係合部55がランプ基板51の表面と当接し
てランプ支持台54がランプ基板51に装着される。このと
き、リード線56と導電パターン面52とが接触しているの
で、ランプ58a〜58cに電気が供給されるようになる。ま
た、ランプ58a〜58cを交換する場合には、ドライバーを
ドライバー溝54aに差込んで逆方向に回転させることに
より簡単にランプ基板51から取り外すことができる。こ
のように、ランプ58a〜58cが切れた場合でも簡単に交換
することが可能である。 以上説明した1つの回転ドラム機構38aに係る構成
は、他の2つの回転ドラム機構38b,38cとも全く同じ構
成を備えている。 次に、上記した回転ドラム機構38a〜38cが収納される
駆動部収納ボックス37の構成について第3図乃至第5図
を参照して説明すると、駆動部収納ボックス37は、後方
が開放しており、その開放部から上記した回転ドラム機
構38a〜38cを挿入して収容するようになっており、完全
に収納された状態で駆動部収納ボックス37の前面側に開
設された開口窓69から第3図に示すように回転ドラム39
a〜39cの前方円弧状部が突出するようになっている。ま
た、駆動部収納ボックス37の両側方には、取付片70a,70
bが形成され、該取付片70a,70bに形成された位置決め突
起71a,71b及びビス止め部72a,72bによって駆動部収納ボ
ックス37を前記入賞玉集合カバー体22に正確に止着して
いる。 また、駆動部収納ボックス37の後端上部には、一対の
位置決め受部73と止め受部74とが形成され、駆動部収納
ボックス37の後面開口を閉塞するために設けられる基板
取付枠75を正確に止着するようになっている。すなわ
ち、基板取付枠75の前面上部に突設された位置決め突起
76を位置決め受部73に受け入れ、その前面上部に形成さ
れたビス穴77を止め受部74に対応させて図示しないビス
を螺着することにより基板取付枠75を駆動部収納ボック
ス37の後面に取り付けるようになっている。 基板取付枠75には、その前端上部に前記ランプ配線57
a〜57bを外側に導出するためのランプ配線挿通溝78a〜7
8cが形成され、その前端下部に前記モータ配線67a〜67c
を外側に導出するためのモータ配線挿通溝79a〜79c(た
だし、79b,79cは図示せず)が形成されている。 また、基板取付枠75の中程には、仕切板80が形成さ
れ、該仕切板80のほぼ中央に複数の通過穴81a〜81cが穿
設されている。この通過穴81a〜81cには、仕切板80の後
面に密着して配置される回路基板83に設けられる反射型
フォトセンサ84a〜84cが臨むようになっている。したが
って、通過穴81a〜81cは、回転ドラム機構38a〜38cが駆
動部収納ボックス37に固定されたときに前記回転ドラム
39a〜39cの一側外周縁に形成された無反射帯43が回転し
てくる位置に対応するように穿設されている。そして、
反射型フォトセンサ84a〜84cが無反射帯43を検出したと
きにONとなるように設定され、無反射帯43以外の位置の
ときにはOFFとなるように設定されている。また、仕切
板80には、その後面四隅に後述する中継端子基板87を止
着するための取付ボス82が突設されると共に、回路基板
83に設けられるコンデンサー等の電気部品が配置される
開口(符号なし)や前記突部45と係合する係合溝(図示
しない)等が形成されている。 反射型フォトセンサ84a〜84cが設けられる回路基板83
の下方には、コネクタが設けられ、このコネクタと次に
述べる中継端子基板87の回路基板接続コネクタ81とが配
線85のコネクタ85a,85bとで接続され、回路基板83に電
源が供給されている。なお、配線85のコネクタ85aを収
納するために基板取付枠75の下部中央には、収納凹部86
が形成されている。また、回路基板83は、取付ボス82を
結ぶ線の内側であって前記仕切板80の後面に密着して図
示しないビスによって止着されている。 また、前記取付ボス82には、中継端子基板87がビス92
によって止着されている。この中継端子基板87は、可変
表示装置30全体に設けられる電気的部品からの配線を中
継するもので、前記した回路基板接続コネクタ91やモー
タ接続コネクタ89a〜89cやランプ接続コネクタ88a〜88c
が設けられる共に、外部の遊技動作を制御する制御回路
基板接続コネクタ90等が設けられている。 以上、実施例に係る可変表示装置30の構成について説
明してきたが、このように構成された可変表示装置30の
作用においては、大当り図柄となったときにそれに対応
するランプだけを駆動表示したり、あるいは大当り図柄
が表示されないときでもランプを駆動表示させてもよ
い。例えば、通常時及び可変表示中は、視認し得る識別
情報に対するすべてのランプ58a〜58c、59a〜59c、60a
〜60cを点灯表示させ、大当りとなった場合には、当り
ライン上のランプだけを点滅、あるいは点灯移動させる
ようにし、他の識別情報に対するランプを点灯状態に保
持したままで良い。また、左右の回転ドラム39a,39cが
停止した結果、「7、7」のリーチ状態となった場合
に、中央の回転ドラム39bに対応する縦方向の3つのラ
ンプ59a,59b,59cを上から下へ点灯移動させるように表
示駆動しても良い。また、上記した以外の他のいろいろ
な駆動制御でもよい。 以上、実際例に係る可変表示装置30の構成及び作用に
ついて説明してきたが、この実施例によれば、遊技盤1
の裏面側に取り付けられ且つ回転ドラム機構38a〜38cを
後方から収納して取り付けることが可能な駆動部収納ボ
ックス37によって遊技盤1に装着されているので、わざ
わざ駆動部収納ボックス37を遊技盤1から取り外さなく
ても、回転ドラム機構38a〜38cを駆動部収納ボックス37
の後方から取り外すだけであるため、極めて簡単に回転
ドラム機構38a〜38cを取り外すことができ、修理点検を
容易に行うことができる。 なお、上記した実施例では、可変表示装置30が適用さ
れる遊技機として弾球遊技機の一種であるパチンコ遊技
機を例示したが、他の弾球遊技機、例えば、アレンジ式
遊技機、カード式遊技機等であってもよく、また、回動
式遊技機であってもよい。
【発明の効果】 以上、説明したところから明らかなように、本発明に
おいては、遊技盤の裏面側に取り付けられ且つ可変表示
部材を後方から収納して取り付けることが可能な収納ボ
ックスによって遊技盤に装着されているので、わざわざ
収納ボックスを遊技盤から取り外さなくても、可変表示
部材を収納ボックスの後方から取り外すだけであるた
め、極めて簡単に可変表示部材を取り外すことができ、
修理点検を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、可変表示装置を構成する回転ドラム機構を示
す分解斜視図、第1B図は、回転ドラム機構から延びる配
線の処理構造を示す部分断面図、第2A図は、回転ドラム
機構を背面から見た斜視図、第2B図は、ランプの取付構
造を示す断面図、第3図は、可変表示装置全体の分解斜
視図、第4図は、可変表示装置の縦断面図、第5図は、
可変表示装置の横断面図、第6図は、識別情報が形成さ
れる図柄シールの部分正面図、第7図は、実施例に係る
可変表示装置が設けられるパチンコ遊技機の遊技領域の
正面拡大図である。 1……遊技盤 30……可変表示装置 37……駆動部収納ボックス(収納ボックス) 38a〜38c……回転ドラム機構(可変表示部材) 39a〜39c……回転ドラム 75……基板取付枠(取付枠)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の識別情報を可変表示し得る可変表示
    部材を有する可変表示装置が装着された遊技盤を備えた
    遊技機において、 前記可変表示装置は、前記遊技盤の裏面側に取り付けら
    れ且つ前記可変表示部材を後方から収納して取り付ける
    ことが可能な収納ボックスによって前記遊技盤に装着さ
    れていることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記収納ボックスに前記可変表示部材を後
    方から収納する際に正確な位置に取り付けられるように
    前記収納ボックスに位置決め手段を形成したことを特徴
    とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記収納ボックスに前記可変表示部材を後
    方から収納した後に、その後方を閉塞する取付枠を止着
    したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊
    技機。
  4. 【請求項4】前記収納ボックスに前記可変表示部材を複
    数個収納したことを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかに記載の遊技機。
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