JP2008161338A - 図柄表示用リール及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】格別に部品点数を増加させずに、しかも熟練を必要としないで正確な目押し操作のタイミングが得られる遊技機における図柄表示用リールと同リールを搭載した遊技機とを提供する。
【解決手段】図柄表示用リール(3L,3C,3R)が、その外周面上の一部から隆起し、同図柄表示用リール(3L,3C,3R)の回転軸線に平行な少なくとも1つの稜線(3'a) と、同稜線(3'a) の回転方向の前後に連接して形成される平面(3'b) とを有する隆起部(3')が形成されている。前記隆起部(3')の形成により、図柄表示用リール(3L,3C,3R)の回転中に稜線(3'a) を挟んで隣接する前後の領域における反射光量が変化して、稜線(3'a) の前後に陰影の変化が生じるため、目押し操作のタイミングが取り易くなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、変動表示を行っている図柄を停止させたときに表示される所定の図柄の組合せによって、遊技価値が払い出されるスロットマシン、パチンコ機、その他の遊技機に適用される図柄表示用リールと、同リールを搭載した遊技機に関する。
従来、このような遊技機の代表的な例として、例えば、変動表示を行っている図柄の停止を行う停止ボタンを備えたスロットマシン、いわゆるパチスロ遊技機が知られている。以下においては、パチスロ遊技機を例にして遊技機の説明を行うことにする。
一般的に、この種のパチスロ遊技機では、正面の表示窓内に複数の図柄を変動表示するため、リールを複数列配設した機械的変動表示装置や図柄表示用リール上の図柄を表示画面上に液晶表示する電気的変動表示装置などが用いられている。本明細書中において 機械的変動表示装置と電気的変動表示装置とを総称して単に変動表示装置という。そして、変動表示を行っている図柄を停止させた時に、正面の表示窓内に表示される図柄の組合せを所定の図柄組合せとして揃えることにより遊技が行われる。
パチスロ遊技機による遊技は、まず、遊技者が遊技価値(メダルまたはコイン等)の投入を行い、スタートレバーを操作することによって開始される。なお、遊技価値の投入方法としては、遊技者が直接メダルまたはコイン等をメダル投入口に投入する投入方法と、複数のメダル又はコインの枚数を予め電気的なクレジット手段にクレジットとして記憶させておき、ボタン操作でクレジット手段からクレジットを引き出すことで遊技価値の投入を行う投入方法とがある。
遊技者のスタート操作に応じて、制御手段が変動表示装置の複数個のリールを駆動制御して、各リール上の複数の図柄を変動表示させる。変動する図柄は、一定時間経過すると自動的に、あるいは遊技者の停止操作に従って、各リールの回転が順次停止し、表示窓内に所定数の図柄を表示することになる。このとき、表示窓内に表示された各リールの図柄が、所定の当籤役を示す図柄の組合せで並んだ場合には、その当籤役を示す図柄の組合せに応じて遊技価値が払い出され、遊技者に利益をもたらすことになる。
このようなパチスロ遊技機は、メダル等の遊技価値の払出しが行われる図柄の組合せを複数有している。更に、通常は特定の図柄の組合せが表示されたときは、所定期間、通常の状態よりも好条件の遊技状態を持続する機能を有している。このような特定の図柄の組合せとしては、遊技者に対して最大の利益を与えることを可能にする図柄の組合せ(いわゆる「ビッグボーナス」と称されるものであり、以下においては「BB」という。)や、一般の遊技時と比較して遊技者に対し利益を与える機会が多い図柄の組合せ(いわゆる「レギュラーボーナス」と称されるものであり、以下においては「RB」という。)がある。以下、BBとRBを総称して「ボーナス」という。
こうしたパチスロ遊技機において、リールが停止した際に、停止した図柄に基づいて、所定の役が成立したか否かを判定する基準となる入賞ライン(以下において、「有効ライン」という。)に沿って停止表示される図柄の組合せは、内部的な抽籤処理(以下において、「内部抽籤」という。)を行った抽籤結果と、遊技者が行う図柄表示用リールの停止操作時のタイミングとに基づいて決定されることになる。
つまり、メダル、コイン等の遊技価値が払い出される入賞が成立するためには、まず内部抽籤により遊技価値の払出しが行われる所定の入賞役に当籤することが必要である。しかも、内部当籤した所定の当籤役の入賞を成立させる図柄の組合せを、遊技者の停止操作によって有効ライン上に停止させる技能が遊技者に要求される。
通常、遊技者には内部抽籤の結果は知らされず、その抽籤の結果の如何に係わらず、上述の「BB」か「RB」、特に「BB」を狙って遊技を続ける。このとき、仮に内部抽籤の結果、所定の図柄の組み合わせに当籤をしていたとしても、遊技者が行う停止操作のタイミングがずれると入賞を成立させることができない。即ち、図柄表示用リールを止める際に止めたい図柄を狙ってタイミング良く停止ボタンを押す技術、いわゆる「目押し」といわれる技術に依存する割合が高くなっており、この目押し操作が巧いか下手かによって入賞の成立の機会が左右され、メダルやコイン等の遊技価値が払い出される量に大幅な差が出てしまう。
現在のパチスロ遊技機の多くは、「BB」や「RB」などの特定の当籤役に内部当籤した場合、内部当籤が成立したことを積極的に報知するものは少ないが、例えば有効ライン上に二つの同じ図柄が並んで停止し、残り一つの同じ図柄を前記有効ライン上に停止させる状態、いわゆるテンパイの状態になると、例えば特開平3−114482号公報(特許文献1)のように、リーチランプを点灯させたり、あるいは、例えば効果音を流すように構成されているものがある。
しかし、仮に上述したような報知手段により「テンパイ状態」にあることを知ったとしても、遊技者が最後に揃えようとする図柄を有効ライン上に停止させる技術、すなわち最後に回転している薄型円筒状の図柄表示用リールを停止させて、その外周面上に表示された所定の図柄を有効ライン上で止めるための停止ボタンの目押し操作のタイミング次第では、折角の入賞役が成立せず、入賞を逃してしまう。
このような目押し操作のタイミングを正確に行えるように、例えば特開平7−100241号公報(特許文献2)によれば、複数の薄型円筒状の図柄表示用リールのうち、少なくとも1個の図柄表示用リールの複数の図柄の表示位置に、当該図柄表示用リールの内外に光を通過可能な少なくとも1個の透光窓を形成し、当該図柄表示用リールの内部に発光源を配置して、前記透光窓を照明するようにしている。このときの照明のタイミングはマイクロコンピュータなどの電気的制御手段によって制御されるようになっている。
かかる構成により、遊技中は発光源により照明された透光窓を通過する透光を見ながら、タイミングを図って停止ボタンを操作することにより、狙った図柄を有効ライン上に停止させ易くしている。前記透光窓の形成位置は、目押し操作の操作タイミングを図ることができればよいため、必ずしも特定の図柄に近接させる必要はなく、図柄表示用リールの、任意の図柄に近接して形成すればよいとしている。
また、例えば特開2005−253497号公報(特許文献3)には、図柄表示用リールの円頂部付近に位置する図柄の視認性を高め、目押し操作をより正確に行い得る遊技機が開示されている。その構成は、前面視で上から下へと回転駆動されるリール本体の周面に沿って、表面に個々の図柄が表示された必要枚数の図柄プレートを順次配することにより、図柄表示部を形成している。この各図柄プレートは、図柄表示用リールの回転方向の前端縁をリール本体に傾動可能に軸支されている。図柄表示用リールが前方に回転すると、図柄プレートが、例えばカム機構により、表示窓の正面付近ではリール本体の周面に倣う定常位置となり、円頂部付近に位置するときは、例えばカムのようなプレート位置変換機構により、定常位置からリール本体の周面に対して手前側に傾動する起立位置となるようにしている。
いま、この特許文献3の遊技機では、図柄表示用リールの回転中に、円頂部付近に位置する図柄が識別容易となると共に、回転ドラム正面付近の図柄は外周面に対して傾かず、従来通り表示窓に略正対して、大きく表出されるため、正面付近の図柄の視認性が損なわれることはない。特に、円頂部付近に位置する図柄プレート自体を手前側へと前方に傾倒させるため、表示窓に表出される図柄は、不自然に歪まず、また他の図柄と動きを調和させることが可能となる。このため、遊技者は、円頂部付近から正面付近へと移動する図柄を、違和感を抱くことなく目で追うことが可能となり、目押し操作を容易に且つ正確に行えるというものである。
特開平3−114482号公報 特開平7−100241号公報 特開2005−253497号公報
しかるに、上記特許文献2に記載されたスロットマシンでは、図柄表示用リールの周面に配される図柄テープに配された所定の図柄の近傍に、発光源からの光を通過させるための僅かな大きさの透光窓を図柄テープを貫通して形成する必要がある。また、リール内部には発光源を配置しなければならず、しかもこの発光源の発光タイミングを電気的制御手段をもって制御するため、マシン組付けに手間がかかるだけでなく、発光源やリード線などの部品点数が増加し、プログラム作成作業や各種メンテナンスも煩雑化する。特に、前記透光窓は僅小であるため、遊技に夢中になっているときには、透光窓から発する透光を見逃しやすくなる。
一方、上記特許文献3に記載された遊技機にあっては、ある程度の正確なタイミングをもって目押し操作を容易にするとは言え、部品点数が膨大なものとなり、しかも薄型円筒状のリール本体の外周面に予め決められた図柄の順序で図柄プレートをリール本体に軸支させる必要があって、作業性の煩雑さに加えて作業工数が大幅に増加するため、生産性が著しく低下し大幅なコストアップにつながりかねない。しかも、この特許文献3にあっては、例えば高速回転する図柄表示用リールの外周面に表示された図柄は正対視で確認し易いとの前提に立っている。
また、前記特許文献3に開示されている図柄表示用リールは、微視的に見れば側面視で正多角形状を呈するが、回転する図柄表示用リールの外周面を表示窓部から透視するとき円弧面に見える。しかも、その外周面には図柄プレートごとに図柄が表示されているため、その図柄表示面の反射光量には格別の変化がなく、通常の薄型円筒状の図柄表示用リールと比較しても、図柄の視認性が向上するものではなく、実質的には薄型円筒状の図柄表示用リールと言える。
このように、上記特許文献2及び3に開示された図柄表示手段の一つである図柄表示用リールも、特許文献1に開示された図柄表示用リールと同様に実質的には薄型円筒状をなしており、リール外周面は事実上均等な円弧面の連続であって、しかもその回転速度は80回転/minと高速であるため、余程の熟練者でないかぎり外周面に表示された特定の図柄を狙って停止させようとするときのきっかけとなる目印を見い出して、タイミングよく停止ボタンを押すことは極めて難しい。このため、上記特許文献2及び3に開示されたパチスロ機にあっても、相変わらず特許文献1と同様に、テンパイ状態となったのちに同一図柄を所望の有効ライン上またはその付近に停止させるための目押し操作に対する高い技術が要求される。
本発明は、こうした従来の課題に鑑みてなされたものであり、その具体的な目的は格別に部品点数を増加させずに、しかも熟練を必要としないで正確な目押し操作のタイミングが得られるこの種の遊技機における図柄表示用リールと同図柄表示用リールを搭載した遊技機とを提供することにある。
課題を解決するための手段及び作用効果
かかる目的は、本発明の第1の基本構成である、遊技価値の投入を検出する遊技価値投入検出手段と、複数の図柄を表示する図柄表示手段と、遊技の開始操作を検出する開始操作検出手段と、前記開始操作検出手段により前記開始操作が検出されたことを条件に、当籤役を決定する当籤役決定手段と、前記開始操作検出手段により前記開始操作が検出されたことを条件に、前記図柄表示手段に表示されている複数の図柄を変動させる図柄変動手段と、図柄の変動に対する停止操作を検出する停止操作検出手段と、前記停止操作検出手段により前記停止操作が検出されたことを条件に、前記図柄変動手段により行われている図柄の変動を停止させる停止制御手段とを備え、前記図柄表示手段が前記図柄変動手段により駆動制御され、外周面に多数の図柄が配された複数の図柄表示用リールを含んでなる遊技機に適用される図柄表示用リールであって、前記図柄表示用リールが、その外周面上の一部から隆起し、同図柄表示用リールの回転軸線に平行な少なくとも1つの稜線と、同稜線の回転方向の前後に連接して形成される平面とを有する隆起部が形成されるとともに、前記稜線を跨ぐ前後の前記平面上に連続する所定の図柄が配置されていることを特徴とする遊技機用の図柄表示用リールによって効果的に達成される。
従来の、この種遊技機に搭載される図柄表示用リールは、上述のように薄型円筒状であるため、ゲームがテンパイ状態に入ったのち、高速回転する最後の一つの図柄表示用リールの外周面に表示された多数の図柄から特定の入賞役の図柄を狙って目押し操作を行って、テンパイとなっている有効ライン上に特定の入賞役の図柄を停止させることは、図柄表示用リールの外周面が円弧面の連続であるため、その外周面における反射光量が図柄の種類に関わらずほぼ一定となり、熟練者或いは動体視力に優れた者を除いて、停止ボタンを押すタイミングを捕らえることが極めて難しいのが現状である。
その点、本発明の図柄表示用リールにおける複数の図柄が配置された外周面上の一部に、回転軸線に平行な少なくとも1つの稜線と、同稜線の回転方向の前後に隣接する平面とを有する隆起部が形成されており、その隆起部の稜線を跨ぐ前後の前記平面上に所定の連続する単一の図柄を配されている。かかる形状の代表的な例は、例えば側面視で正多角形を含む多角形、薄型円筒体の外周面の一部に突出して形成される、リール回転軸に平行な稜線と該稜線を挟んでリール回転方向の前後に連接して形成された平面とを有する隆起部を備えた形状からなる。前記隆起部は薄型円筒体の外周面の1箇所に限らず、位相を変えて、あるいは同じ位相差をもって3〜5箇所に形成することができる。
前記形状を備えた図柄表示用リールの外周面には、上記稜線を跨いでリール回転方向の前後に連接して形成された平面にかけて所定の図柄、例えば7、BARなどの特定の単一図柄が配置されており、外周面のその他の平面部や円弧面部には、前記図柄とは異なる他の図柄、例えば“チェリー”、“ベル”、“スイカ”などの図柄が所定の配列で配置されている。いま、遊技機の正面の表示窓部を注視する遊技者の前面に対峙する表示窓部に前記稜線が現れ目前を通過するとき、同稜線を跨いで屈曲する平面には外部からの照射角度も変化し、且つ稜線及び前後平面を除く他の領域、例えば円弧面の照射角度とは異なる照射角度となるため、それぞれの部位で反射光量も変化し、特に前記稜線を挟んだ前後にて反射光量が大きく変化し、その反射光量の変化による稜線を挟む前後に際立った陰影が生じ、前記稜線を確実に視認することができるようになる。
これにより、仮に遊技者が初心者であっても、目押し操作のタイミングを容易に知ることできる。なお、前記所定の図柄とは必ずしも7やBARなどの特定の図柄である必要はなく、特定の図柄以外の所定の図柄であってもよいが、稜線の前後に形成される平面には稜線を跨いで“7”や“BAR”、“チェリー”、“ベル”、“スイカ”などの単一の図柄を配置することが肝心であり、この稜線を跨いで配置される所定の図柄は各リールともにすべて同じ図柄であることが好ましい。
図柄表示用リールを側面視で多角形状に形成する場合、稜線と隣接する平面とでは外部から照射される各種照明光の反射光量が著しく異なることから、表示窓を通過するときの稜線位置の陰影の変化が大きいため視認が確実となり、仮に未経験者にも停止ボタンを押すタイミングを正確に計ることができる。一方、図柄表示用リールの主体部が側面視で円形形状であって、その外周面の一部に稜線を有する隆起部が形成されている場合は、隆起部と円弧状外周面との境界が多角形状と較べると判然としないことがあり、多角形状よりも稜線の視認は難しくなるものの、従来の全てが円形であるよりも隆起部が存在する事により稜線を視認しやすいばかりでなく、図柄表示用リールの回転が多角形状に較べて円滑となり、隆起部を設けることによる回転の不安定性を回避しやすくなる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら代表的な実施例に基づき具体的に説明する。以下の説明では、遊技機としてパチスロ機を例にとって説明する。以下に説明する遊技機や部材の形状、配置構成、制御形態以外にも本発明の課題を解決することができる形状、配置構成、制御形態を備えた弾球遊技機であれば、本発明の精神を逸脱しない範囲において多様な変更が可能である。したがって本発明は、以下に説明する実施例に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例に係る遊技機の一例を外観で示す斜視図である。この遊技機は、いわゆる「パチスロ機」と称されている。このパチスロ機は、コイン、メダル、遊技球またはトークンなどの他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカードなどの遊技価値を用いて遊技する遊技機である。以下ではメダルを用いた場合を例にして説明する。
図1に示すように、本発明のパチスロ機1の全体は、キャビネット2(筐体に含まれる)によって構成されている。キャビネット2の正面には、パネル表示部2aが略垂直面形状に形成されており、パネル表示部2aの前面には、液晶表示装置5が設けられている。液晶表示装置5の中央奥には同一の水平軸線上に回転中心を有する3個の図柄表示用リール3(左リール3L、中リール3C、右リール3Rに相当する。)が並列して配され、液晶画面を透過して表示できるように構成されている。また、液晶表示装置5には、遊技に関する情報、あるいはアニメーション等による各種の演出を表示することができる。
パネル表示部2aの中央には、縦長矩形の3つの表示窓4L,4C,4Rが設けられており、表示窓4L,4C,4Rには、有効ライン8として水平方向の中央にはセンターライン8aが設けられ、センターライン8aを挟んだ上下の水平方向には一対のライン8b,8cが設けられている。また、斜め方向には、一対のクロスライン8d,8eが設けられている。
これらの有効ライン8は1BET ボタン11、2BET ボタン12、又はMAXBETボタン13の操作でクレジット手段からクレジットを引き出すことで、あるいはメダル投入口15に所要数のメダルを投入することで、有効となるライン数を設定することができる。1BET ボタン11、2BET ボタン12、MAXBETボタン13は、後述する台座部10の左側に設けられている。なお、有効ラインはメダルの投入枚数によって有効化するラインの本数を設計段階で予め設定することができ、種々の遊技機に対して適宜変更可能である。
クレジット表示部19は、7セグメントLEDから構成され、貯留(クレジット)されているメダルの枚数を表示する。クレジットされているメダル数は、遊技者がゲームで獲得し、払出されるべきメダルの払い出しを行わずに、後述するC/Pスイッチ14の操作によって機内に貯留させているものである。クレジットされているメダルの枚数は、所定の記憶領域に記憶されている。
1BET ボタン11を操作すること又はメダル投入口15にメダルを1枚投入することで、センターライン8aが有効ラインとなる。このとき、BET ランプ9aが点灯する。
2BET ボタン12を操作し又はメダル投入口15にメダルを2枚投入すると、センターライン8aの他に上下一対のライン8bを有効にすることができる。このとき、BET ランプ9bが点灯する。
また、MAXBETボタン13を操作し又はメダル投入口15にメダルを3枚投入すれば、センターライン8a及び上下一対のライン8bに加えて一対のクロスライン8cを有効にすることができる。このとき、BET ランプ9cが点灯する。BET ランプ9a,9b,9cは、1つのゲームを行うために賭けられたメダルの数(以下「BET 数」という)に応じて点灯する。
従って、どの有効ライン8が設定されたかは、BET ランプ9a,9b,9cが点灯されることで確認することができる。なお、BET ランプ9bが点灯するとき、同時にBET ランプ9aを点灯させることもできる。また、BET ランプ9cが点灯するとき、同時にBET ランプ9a及びBET ランプ9bを点灯させることもできる。
有効ライン8は、表示窓4L,4C,4Rに表示される役の成否に関わる。具体的には、予め設定されたいずれかの有効化された有効ライン8上の位置に停止表示された場合、後述する図柄組合せテーブルで定められた役に対応する図柄が、前記有効ライン8上の位置に並んで停止表示されたとき、所定の役が成立することとなる。
キャビネット2の内部には、各々の外周面に複数種類の図柄が描かれた図柄列を有する3つの図柄表示用リール3L,3C,3Rが回転自在に横一列に設けられている。各リール3L,3C,3Rに描かれた図柄は、表示窓4L,4C,4Rを透して目視することができる。また各リール3L,3C,3Rは、同期して定速(例えば80回転/min)で回転するように構成されている。
本発明のおける図柄表示用リール3は、従来の図柄表示用リールのように単純な薄型円筒形状ではなく、特異な形状を備えている。図2は、前記図柄表示用リール3を左斜め手前から見た代表的な図柄表示用リール3の外観形状を示している。この図から明らかなように、本実施例における図柄表示用リール3の形状は、側面視で正5角形状をなしている。そして、その図柄表示用リール3の5箇所の稜線3’aを挟むリール回転方向前後の平面3’bには、前記稜線3’aを跨いで当籤役の一部であるビッグボーナス(BB)を成立させるための図柄“7”が配されている。
図3は上記左中右に配列された3つの図柄表示用リール3L,3C,3Rの外周面に配される図柄の配列例を展開して示している。各図柄表示用リール3L,3C,3Rの図柄数は21個であり、それらの図柄の配列位置や配置数は左右中の図柄表示用リール3L,3C,3Rでそれぞれ異ならせている。例えば、同図においてBBを成立させるための図柄“7”に着目すると、左リール3Lでは00列と07列との2列に同じ図柄“7”が計2個配置されているが、中リール3Cでは00列と08列にそれぞれ同じ図柄“7”が同じく計2個配置され、右リール3Rでは00列、01列及び09列に同じ図柄“7”が計3個配置されている。
図4は、左中右に配列された図3に示す3つの図柄表示用リール3L,3C,3Rとは異なる3つの図柄表示用リール3L,3C,3Rの配置と、それらのリール形状及び前記図柄“7”の表示位置とを示す概略俯瞰図である。同図に示す例では、側面視で正5角形状の左リール3Lの複数の図柄が配置された外周面には、上端に上記稜線3’aを配置したときの正面に見える2平面上の図柄の配列は、上端からその上端の稜線3’aを跨いで表出する図柄“7”の下半部、図柄“ベル”、図柄“チェリー”、図柄“REPLAY”、稜線3’aを跨いで上下に屈曲する図柄“7”、図柄“ベル”、図柄“BAR”、図柄“スイカ”、下端稜線3’aを跨ぐ以前の図柄“7”の上半部の順に表示されている。中リール3Cは、左リール3Lと同様に正5角形状の薄型多角筒体からなるが、その図柄の配列は、図柄“7”が前記左リール3Lと同じであるが、その他の図柄の配列は異なっている。
一方、右リール3Rについて見ると、その形状は上記左及び右の図柄表示用リール3L,3Cとは異なり6角形状を呈している。その前面に表出する図柄の配列も、上端からその上端の稜線3’aを跨いで表出する図柄“7”の下半部に続いて、稜線3’aを跨いで屈曲する図柄“7”が表示され、そのあと図柄“REPLAY”と図柄“チェリー”が続いたのち、稜線3’aを跨いで屈曲する図柄“7”が3個配置され、これに続いて図柄“チェリー”、図柄“REPLAY”、図柄“BAR”、最後に下端稜線3’aを跨ぐ以前の図柄“7”の上半部が描かれ、上記左及び右の図柄表示用リール3L,3Cとは異なっている。
図4に示す3つの図柄表示用リール3L,3C,3Rの背面側の外周面に配列される図柄の順序は明らかでないが、各稜線には同稜線を跨いで図柄“7”が配置され、他の図柄表示位置には他の図柄をランダムに配している。このように、本発明の図柄表示用リール形状は多様な変更が可能であり、また複数個の図柄表示用リールを並列して配する場合、全ての図柄表示用リール3の形状が同一である必要はなく様々な形状、例えば薄型円形筒体からなる図柄表示用リールをも含めて多様な形状の図柄表示用リールの組み合わせが可能である。図5〜図8は、前記図柄表示用リール3の多様な変形例を示している。
図5に示す図柄表示用リール3は側面視で正7角形状を呈し、図6に示す図柄表示用リール3は側面視で正8角形状を呈している。図7に示す図柄表示用リール3の形状は、前述のような多角形状ではなく、薄型円筒形状の外周面の一部に、回転軸線に平行な一つの稜線3’aをもち、その稜線3’aのリール回転方向前後に平面3’bを有し、図示せぬ単一の図柄が前記稜線3’aを跨いで前後の平面3’bに連続して表示される。図7では前記稜線3’aが一つであったが、図8では前記稜線3’aを同一円周面に3箇所形成している例を示している。このときの各稜線3’aの配置位置は、薄型円筒形状の外周面上の異なる位相差をもつ予め決められる任意の位置である。
こうした形状の図柄表示用リール3の製造は、いたって簡単であり、例えば合成樹脂材料を使って、射出成形により大量に生産が可能である。また、その図柄表示用リール3の外周面には予め決められた配置順に従って多様な図柄が一気に又は順次印刷することができ、或いは同じく予め決められた配置順に従って多様な図柄が配置された粘着テープなどを前述した図柄表示用リール3の外周面に貼着一体化することもできる。ただし、変動表示手段による図柄の表示にあたっては、複数の所定の図柄、例えばBBが成立する図柄“7”が、図柄表示用リール3に形成された隆起部3’の稜線3’aを跨いで、その前後に連接された平面3’bに表示される必要がある。
さて、本発明に係る図柄表示用リール3L,3C,3Rは、上述のように単なる薄型円筒体でなく、リール外周面の一部に回転軸線に平行な稜線3’aをもち、その稜線3’aを挟んでリール回転方向の前後に連接される平面3’bをもつ特異な形状を備えるとともに、前記稜線3’aを跨いで前後の平面3’bに単一の特定図柄、例えばBBの成立図柄である“7”を変動表示させるため、遊技機の正面の表示窓部4L,4C,4Rを注視する遊技者の目前に前記稜線3’aが現れ、目前を通過するとき、同稜線3’aを挟んで屈曲する平面3’bには外部から照射される照明光の照射角度が変化し、且つ稜線3’a及び前後平面3’bを除いた他の領域、例えば円弧面の照射角度も異なるため、それぞれの部位で反射光量も変化し、特に前記稜線3’aを挟んだ前後にて反射光量が大きく変化し、その反射光量の変化による稜線3’aを挟む前後に他の部位とは大きく異なった陰影が生じ、前記稜線3’aの位置を確実に視認できるようになる。
これにより、仮に遊技者が初心者であっても、目押し操作のタイミングを容易に知ることできる。なお、前記所定の図柄とは必ずしも7やBARなどの特定の図柄である必要はなく、7やBARなどの特定の図柄以外の他のチェリー、ベル、スイカなどの所定の図柄であってもよいが、いずれにしても稜線3’の前後に形成される平面には稜線を跨いで“7”や“BAR”、チェリーなど単一の図柄を配置することが肝心である。また、図柄表示用リール3L,3C,3Rの同一外周面に形成される1以上の前記稜線3’に描かれる図柄は同じ図柄であることが望ましい。
上記図柄表示用リール3L,3C,3Rは、例えば図9に示すリールユニット73の駆動機構によって回転駆動される。なお、同図に示す例では、図柄表示用リール3の側面形状を正6角形状としており、リールユニット73は、複数のリール3L,3C,3Rと、これらリール3L,3C,3Rをそれぞれ回転駆動する複数のリール駆動部74L,74C,74Rと有しているが、ここでは左リール3Lの駆動部を中心に説明する。他の図柄表示用リール3C,3Rの駆動部は実質的に同一の構成を備えているため、その説明は省略する。
リール収容部としてのリールボックスの内部を複数に仕分けするリールブラケット762Lは、平板状であり、リール駆動部74L及び左リール3Lが、それぞれ取り付けられている。このリールブラケット762Lは、図示せぬ箱体本体の開放面と略垂直に、この本体の内部に固定される。なお、これらリールブラケット762L及びリール駆動部74Lの構成については後述する。
図9は、図柄表示用リール3L,3C,3Rのうち、左リール3Lのリール駆動部とそのリールブラケット762Lとを示している。各図柄表示用リール3L,3C,3Rのリール駆動部の構成は実質的に同一であるため、以下の説明では中及び右リール3C,3Rのの駆動部の説明は省略している。図柄表示用リール3Lは、リールドラム91と、このリールドラム91の中心に取り付けられたリールギア92とを含んで構成される。リールドラム91は、薄型正6角筒状の回胴部911と、リールドラム91の回転中心に配置された軸受部912と、これら回胴部911及び軸受部912を連結する6本の腕部913とを備える。
前記回胴部911は、その外周面に、既述したとおり複数種類の図柄が等間隔に表示されている。軸受部912は、円筒状であり、その内部には、後述するリールシャフト742の先端側が挿入可能とされている。
リールギア92は、薄型円筒状であり、その外縁には、等間隔でギア溝が形成されている。このリールギア92は、その中心が前記回胴部911の中心に一致するように、軸受部912に取り付けられている。これにより、リールドラム91は、リールギア92とともに回転可能となる。また、このリールギア92のうち、リール駆動部74L側の面には、遮光片921が取り付けられている。すなわち、リールギア92を回転させることにより、リールドラム91を回転させることができる。
リールブラケット762Lは、平板状であり,その略中央には、リール駆動部74Lが取り付けられる略矩形状の取付部763が形成されている。取付部763は、リール駆動部74Lの後述するリールモータブラケット741の外形をかたどって凹状に形成されている。この取付部763の外周部には、2つの支持枠764,765が立設されている。具体的には、これら2つの支持枠764,765は、取付部763の外周部のうち、互いに対向する位置に設けられている。また、これら支持枠764,765の先端側には、それぞれ、爪764a,765aが形成されている。
また、このリールブラケット762Lには,主制御回路55とリール駆動部74Lとの間に設けられる配線を中継するリール中継端子板766が取り付けられている。このリール中継端子板766には、主制御回路55側からの配線が接続される主基板用コネクタ766aと、リール駆動部74Lのステッピングモータ40L側からの配線が接続されるモータ用コネクタ766bと、リール駆動部74Lの後述するフォトインタラプタ743側からの配線が接続されるフォトインタラプタ用コネクタ766cとが設けられている。このようなリール中継端子板766を設けることにより、主制御回路55とリール駆動部74Lとの間の配線を集約することができる。
リール駆動部74Lは、平板状の基郁としてのリールモータブラケット741と、このリールモータブラケット741に設けられたリール保持部としてのリールシャフト742と、リールモータブラケット741に設けられ図柄表示用リール3Lを回転駆動するリールモータとしてのステッピングモータ40Lとを含んでいる。また、リール駆動部74Lは、これらリールモータブラケット741、リールシャフト742、及びステッピングモータ49Lの他に、弾性を有する弾性部材としてのリールクッションブロック77,78を備える。
前記リールモータブラケット741は、前記リールブラケット762Lによって支持されるとともに、リールシャフト742及びステッピングモータ40L等が取付可能となっている。リールシャフト742は、リールモータブラケット741に固定される円環状の固定部742aと、この固定部742aから垂直に延びる棒状のシャフト742bとを含んで構成される。このシャフト742bの先端側に、図柄表示用リール3Lの軸受部912を挿入することにより、リールシャフト742は、図柄表示用リール3Lを回転可能に保持する。
ステッピングモータ40Lは、その駆動軸をリールシャフト742のシャフト742bと平行して、リールモータブラケット741のうちリールシャフト742の、図4における上方に設けられている。また、このステッピングモータ49Lの駆動軸の先端側には、リールギア92のギア溝と噛合可能なモータギア491が取り付けられている。ここで、ステッピングモータ49Lの駆動軸とリールシャフト742のシャフト742bとの間隔は、上述のリールギア92の外形と等しくされている。すなわち、図柄表示用リール3Lの軸受部912をシャフト742bに挿入した状態で、リールギア92とモータギア491とは噛合する。これにより、ステツピングモータ49Lを駆動することにより生じるトルクをリール3Lに伝達して、このリール3Lを回転させることができる。
また、このリールモータブラケット741には、更にフォトインタラプタ743と、リールランプケース744とが設けられている。フォトインタラプタ743は、リールギア92の通過を検出するセンサであり、リールモータブラケット741のうち、リールシャフト742の、図4における左方に設けられている。より具体的には、フォトインタラプタ743は、リールモータブラケット741のうち、リールギア92の遮光片921の回転軌道上に設けられている。すなわち、フォトインタラプタ743は、リール3Lが1回転する毎に、このフォトインタラプタ743を通過する遮光片921を検出し、後述のリール位置検出回路50にパルス信号を出力する。
リールランプケース744は、LED等の光源が収容される容器であり、リールモータブラケット741のうち、リールシャフト742の図4における右方に設けられている。これにより、リール3Lの回胴部911を内側から照光できる。
リールクッションブロック77,78は、立方体状であり、リール駆動部74Lのリールモータブラケット741の外縁部のうち、ステッピングモータ49Lを挟んで互いに対向する位置に設けられている。すなわち、リールモータブラケット741を、リールブラケット762Lの取付部763に取り付けた状態では、これらリールクッションブロック77,78は、それぞれ、支持枠764,765と一致する。
リールクッションブロック77,78には、リールモータブラケット741の厚みと略等しい幅の切込み771が形成されている。リールクッションブロック77,78は、この切込み771でリールモータブラケット741の外縁部を挟持するようにして取り付けられる。さらに、これらリールクッションブロック77,78を支持枠764,765に沿って圧入することにより、つまり、これらリールクッションブロック77,78を弾性変形させた状態で支持枠764,765に沿って押し込むことにより、リールモータブラケット741は、リールブラケット762Lの取付部763に取り付けられる。
すなわち、リールモータブラケット741を取付部763に圧入した状態では、リールモータブラケット741は、リールクッションブロック77,78を介してリールブラケット762Lに接することとなる。また、リールモータブラケット741を取付部763に圧入した状態では、リールクッションブロック77,78の復元力が支持枠764,765及び爪764a,766aに加わり、これにより、リールモータブラケット741は、リールブラケット762Lに確実に取り付けられる。
以上のようにして、リールボックス76のリールブラケット762Lと、リール駆動部74Lのりールモータブラケット741との間には、リールクッションブロック77,78が介装されることとなる。
以上のように構成されたリールユニットは、キャビネット2の前面ドア本体2bに取り付けられる。かかる構成を備えたリールユニットによれば、弾性を有するリールクッションブロック77,78を、キャビネット2に設けられたリールボックス76と、複数の図柄表示用リール3L,3C,3Rを回転駆動するステッピングモータ40L,40C,40Rが設けられたリール駆動部74L(74C,74R)のリールモータブラケット741との間に介装させた。これにより、図柄表示用リール3L,3C,3Rの回転開始時及び停止時に生じるリール駆動部74L(74C,74R)の振動を、リールクッションブロック77,78で減衰させることができる。すなわち、図柄表示用リール3L,3C,3Rの回転開始時及び停止時における、リール駆動部74L(74C,74R)や、このリール駆動部74L(74C,74R)によって回転駆動される各リール3L,3C,3R等の振動を防止することができる。
また、各リール駆動部74L(74C,74R)のリールモータブラケット741を、それぞれ平板状にするとともに、リールクッションブロック77,78を、これらリールモータブラケット741のうちステッピングモータ40L,40C,40Rを挟んで互いに対向する位置に設けている。これにより、各図柄表示用リール3L,3C,3Rの回転開始時及び停止時においてリールモータブラケット741に発生する、ステッピングモータ49L,49C,49Rの回転軸を中心とした振動を減衰させることができる。特に、この振動は、平板状のリールモータブラケット741の面内に沿った方向の振動であるため、上述の位置にリールクッションブロック77,78を設けることにより、少ない数で、効率的に振動を減衰させることができる。
ところで図1に戻って、上記MAXBETボタン13の上方に設けられたボーナス遊技情報表示部20は、7セグメントLEDから構成され、「レギュラーボーナス」におけるゲームの回数を表示する。また、上記BET ランプ9aの下方に設けられた払出枚数表示部18は、7セグメントLEDから構成され、入賞成立時におけるメダルの払出枚数を表示する。なお、上述したパネル表示部2aにおける各部材の配置構成は、一つの配置構成例であって、他の配置構成に変更が可能である。
液晶表示装置5の下方には、水平面を備えた台座部10が形成されている。台座部10の右側には、メダル投入口15が設けられており、左側には、1BET ボタン11、2BET ボタン12、及びMAXBETボタン13が設けられている。MAXBETボタン13は、1BET ボタン11及び2BET ボタン12よりも大きな操作ボタンとして形成されている。
1BET ボタン11を1回押し操作することにより、クレジットされているメダルのうちから1枚をゲームに賭けることができる。2BET ボタン12を1回押し操作することにより、クレジットされているメダルのうちから2枚をゲームに賭けることができる。MAXBETボタン13を1回押し操作することにより、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数である3枚のメダルを賭けることができる。これらのBET ボタン11,12,13を操作することで、上述したように所定数の有効ライン8を設定することができる。
台座部10の前面部における左寄り側には、遊技者がゲームで獲得したメダルをクレジットとして蓄えるか、払出しを行うかの切り換えを行うC/Pスイッチ14が設けられている。C/Pスイッチ14を操作することにより、クレジットモードまたは払出モードへの切り換えを行うことができる。
クレジットモードでは、メダルの払出しが行われる所定の当籤役の入賞が成立すると、入賞に対応する払出枚数分のメダルが、クレジットされる。また、払出モードでは、メダルの払出しが行われる所定の当籤役の入賞が成立すると、当籤役に対応する払出枚数分のメダルが、正面最下部のメダル払出口16から払出され、メダル受け皿17に溜めることができる。
C/Pスイッチ14の右側には、遊技者の操作によりリール3L,3C,3Rを回転させて、表示窓4L,4C,4R内における図柄の変動表示を開始するためのスタートレバー6が設けられている。スタートレバー6は、所定の角度範囲内で回動自在に取り付けられている。
台座部10の前面部における中央には、各リール3L,3C,3Rの回転をそれぞれ停止させる左停止ボタン7L、中停止ボタン7C及び右停止ボタン7Rが設けられている。また、台座部10の下方には、機械名称やキャラクタの図柄を表示する腰部パネル25が設けられている。腰部パネル25とメダル受け皿17との間には、音響効果を高める一対のスピーカ21L,21Rが設けられている。
パネル表示部2aの上方には、表示図柄の組合せ及びメダルの配当枚数等を表示する配当パネル23が配設され、配当パネル23の上方には、ゲーム効果を高めたりする装飾用ランプ24が配設されている。
なお、本実施例では、1ゲーム(単位遊技)は、基本的にスタートレバー6が操作されることにより開始し、全てのリール3L,3C,3Rが停止したときに終了することになる。
また、本実施例では、全てのリールが回転しているときに、最初に停止ボタン7L,7C,7Rのいずれかが操作されて該当するリールの停止操作を「第1停止操作」といい、「第1停止操作」の次に行われる停止操作を「第2停止操作」という。また、「第2停止操作」の次に行われる最後の停止操作を「第3停止操作」という。
図2は、左リール3L用、中リール3C用、右リール3R用の図柄テープに配される複数種類(図示例では、“7”、“ベル”、“スイカ”、“REPLAY”、“チェリー”、“BB”の6種類)の図柄を示している。本実施例によれば、左リール3L用、中リール3C用、右リール3R用の各図柄テープには、それぞれ21個の図柄が配されている。図11に示す図柄配置テーブルには、各図柄列の図柄位置に対応して″00″〜″20″のコードナンバーが付され、コードナンバーは後述するROM32(図13)内に記憶されている。
パチスロ機1においては、スタートレバー6が遊技者によって操作されると内部抽籤を行い、内部当籤役(例えば、『チェリーの小役』、『REPLAY』、『BAR』等)を決定すると同時に、各リール3L,3C,3Rを回転駆動する。遊技者の停止操作によって回転している各リール3L,3C,3Rは停止する。この停止したときの各リール3L,3C,3Rにおける図柄の組合せが、図11に示す図柄組合せテーブルのいずれかの図柄の組合せと合致しているか、しかもその図柄の組合せが上記内部当籤役に対応し、遊技者が指定した有効ライン8上に停止表示されているか否かの判断がCPU13によって行われる。内部当籤役に対応する図柄の組合せが、有効ライン8上に停止表示されている場合には、表示役が成立することになる。
ここで有効ライン8とは、図1及び図10に示すとおり、5本の有効ライン8a〜8eがあり、その中央の水平ラインをセンターライン8a、センターライン8aの上方にある水平ラインをトップライン8b、センターライン8aの下方にある水平ラインをボトムライン8c、中央で交差するクロスラインのうち、右上り傾斜のラインをクロスアップライン8d、右下り傾斜のラインをクロスダウンライン8eと称している。これらの有効ラインは、投入されるメダルやコインの数により異なる。例えば3枚のメダルが投入されたときは、5本全ての有効ライン8a〜8eが有効ラインとされ、投入メダル数が2枚ではトップおよびボトムライン8b,8cの2本が有効ラインとなり、メダルの投入枚数が1枚のときはセンターライン8aだけが有効ラインとなる。
表示役のうちで、特に、内部当籤役に対応する図柄の組合せが有効ライン8上に停止表示され、その図柄の組合せに対応してメダルの払出しがなされるものを「入賞役」とする。図柄組合せテーブルに挙げられていない図柄の組合せ以外の図柄の組合せは“ハズレの成立”とする。また、図柄組合せテーブルに挙げられている内部当籤役に対応する図柄組合せが有効ライン8上に停止表示されたにも関わらず払出しが行われない図柄組合せは、「当籤役の成立」とする。
図11は図柄組合せテーブルの一例を示している。同図に示すように、有効ライン8に沿った図柄の組合せとして、″チェリー−ANY−ANY″(ANYはどの図柄でも良い)が並ぶことにより、「チェリーの小役」に入賞する。このとき、メダル投入枚数に関わらず、メダルの払出し数は2枚、“ベル−ベル−ベル”と並ぶと、メダルの払出し数は15枚、“スイカ−スイカ−スイカ”と並ぶとメダルの払出し数は8枚とされている。これらのメダルの払出し数は、予め定められた図柄組合せテーブルにより決められており、その図柄の組合せのライン位置と入賞役に応じて加算されたメダル数が払いだされる。
一方、図柄組合せテーブルには、図11に示すように、同一図柄の組合せが揃っても入賞役とはならず、メダルの払出しがなされない当籤役が存在する。例えば、図3において“REPLAY”、“7”及び“BAR”の図柄は、3つのリール3L,3C,3Rが呈したとき、それらの図柄が有効ライン上に一列に並んだだけではメダルの払出しはなされない。ただし、“REPLAY−REPLAY−REPLAY”が有効ライン8上に並んだときは再遊技が約束され、メダルを投入しないでも1遊技だけは行えるようになっている。
また、“7−7−7”又は“BAR−BAR−BAR”が揃ったときは、ビッグボーナス(BB)又はレギュラーボーナス(RB)と呼ばれる遊技状態が大当り状態又は中当り状態に入ったことを意味し、その場ではメダルの払出しがないが、入賞確率が一般遊技状態より高くなり、予め定められた遊技回数またはメダルの払出し数に達しない間は、その有利な遊技状態で遊技を行うことが可能となる。
また、上述した図柄組合せテーブルにおいて予め定められている図柄の組合せと異なる図柄の組合せが有効ライン上に並んだときには、「ハズレ」が成立し、当然に何の特典はなくメダルの払出しもない。
ここで上記遊技状態とは、1回のゲームあるいは何回かのゲームの間における遊技状態を示すもので、基本的遊技状態である「一般遊技状態」と、遊技者に有利な特典が与えられる「BB遊技状態」及び「RB遊技状態」とがある。図12は、一般遊技状態用確率抽籤テーブル、BB一般遊技状態用確率抽籤テーブル、RB一般遊技状態用確率抽籤テーブルのそれぞれを示している。
単なる「一般遊技状態」とは、図12(a)に示す一般遊技状態用確率抽籤テーブルに基づいて行われる、遊技開始時に遊技者にとって有利な特典がない基本的な遊技状態を言う。一般遊技状態にあるとき内部抽籤がなされ、例えば乱数表から抽出された乱数値が58000であったとすると、7種類の内部当籤役のうち、「ハズレ」の乱数範囲に入っている。しかるに、「ハズレ」の当籤確率は、44276/65536であるため抽出された前記乱数値58000は、この当籤確率から外れていることになる。そこで、内部では前記一般遊技状態用確率抽籤テーブル上のいずれの当籤確率に入るかの演算処理がなされる。先ず、58000/65536から44276/65536を減算したのち、引き続き一般遊技状態用確率抽籤テーブル上の当籤役の順番で、下から上へと順次減算処理が続けられ、その値が「ゼロ」以下となったときに対応する当籤役が内部当籤することになる。この例では、前述の減算処理の結果、マイナスになるときの当籤役は「REPLAY」となり、続く1遊技かぎりをメダルの投入なしで行うことができる権利が獲得できる。
以上の内部抽籤はゲームごとになされ、その内部抽籤の結果、例えば入賞役「スイカ」に当籤し、図11の図柄組合せテーブルに示す「スイカ」の図柄組合せが有効ライン8上に揃ったとき、8枚のメダルが払い出される。ここで、例えば当籤役「BB」又は「RB」が成立すると、メダルは払い出されずに、図12(b)又は(c)に示す「BB一般遊技状態用確率抽籤テーブル」又は「RB一般遊技状態用確率抽籤テーブル」へと移る。
「一般遊技状態」において、「BB」が成立するとボーナスゲームの遊技状態(BB遊技状態)へと移行する。このBB遊技状態へと移行すると、図12(b)に示す「BB一般遊技状態用確率抽籤テーブル」に従って抽籤が行われる。このテーブルでは、入賞役である「チェリー」、「ベル」及び「スイカ」と当籤役である「REPLAY」の乱数範囲及び当籤確率は、上記「一般遊技状態用抽籤確率テーブル」上の対応する乱数範囲及び当籤確率と同じであるが、当籤役である「BB」と「ハズレ」がなくなり、必ず入賞役が成立するか、或いは当籤役「RB」が成立することになる。特に、このときの当籤役「RB」の当籤確率は、「一般遊技状態」にあるときが200/65536であるのに対して、「BB遊技状態」に入ると44676/65536と大幅に高くなっている。
「RB遊技状態」とは、内部抽籤が行われる際にメダルを獲得できる表示役に当籤しやすい内部抽籤テーブルが選択される遊技状態を言い、「一般遊技状態」又は「BB遊技状態」にあるとき、内部抽籤で「RB」に当籤すると、図12(c)に示す「RB遊技状態用確率テーブル」の抽籤へと移行して、遊技者にとっては遊技価値を獲得しやすい有利な遊技状態となる。
「RB遊技状態」は、その遊技状態の終了条件が規定されている。本実施例においては、1回の「RB遊技状態」が成立したとき、「RB遊技状態」での遊技を行うことが可能なゲーム数(これを「RB遊技可能回数」という)は、入賞回数が8回か、或いはゲーム数が12回と定められている。これは「BB遊技状態」におけるゲーム数についても同様の規定があり、「BB遊技状態」でゲームができる回数は、遊技価値の払出し枚数が345枚となったところで終了する。この「RB遊技可能回数」及び「BB遊技可能回数」が終了すると、「一般遊技状態」へと自動的に移行して、改めて「一般遊技状態用確率抽籤テーブル」に基づいて内部抽籤が行われる。
図13は、パチスロ機1における遊技処理動作を制御する主制御回路55を中心として、主制御回路55に電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)や、主制御回路55から送信される制御信号に基づいて制御される副制御回路56などの回路構成を示している。周辺装置、副制御回路56等はインターフェイス回路38を介して主制御回路55に接続されている。また、副制御回路56は、主制御回路55からの制御信号に基づいて、液晶表示装置5、LED類57、ランプ類58、スピーカ21L,21Rに対する音量調節部59等を制御する。
主制御回路55は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路37、クロックパルス発生回路34を加えた構成となっている。マイクロコンピュータ30は、あらかじめ設定されたプログラムにしたがって制御動作を行うCPU31と、記憶手段であるROM32及びRAM33を備えている。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、抽出(サンプリング)される乱数を発生する乱数発生器36及び乱数発生器36で発生している乱数をサンプリングする上記サンプリング回路37とが接続されている。
なお、乱数発生器36で発生している乱数をサンプリングするための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数を発生させ、発生させた乱数の中からサンプリングを行って乱数値を取得するように構成することもできる。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは乱数のサンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
マイクロコンピュータ30のROM32には、CPU31における各種処理に係るプログラム、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数のサンプリングで取得した乱数値を用いて内部抽籤を行う既述した「内部抽籤テーブル」、ボーナスが成立したときに設定する各種情報設定値が規定された「ボーナス作動時テーブル」、停止ボタン7L,7C,7Rの操作に応じて対応する各図柄表示用リール3L,3C,3Rの停止態様を決定するための図示せぬ「停止制御テーブル」、副制御回路56に送信するための各種制御指令(コマンド、信号)などが記憶されている。
RAM33には、種々の情報が格納される。格納される情報としては、例えば抽出した乱数値、各種フラグ(例えば、BB作動中フラグ、RB作動中フラグ)、メダルのクレジット枚数、遊技状態の情報などがある。
なお、主制御回路55から副制御回路56に対する通信は一方向通信であり、コマンド、情報などが出力される。
マイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、ホッパー駆動回路42からの指令により収納しているメダルの中から所定枚数のメダルを払出すホッパー(払出しのための駆動部を含む)43、リール3L,3C,3Rを回転駆動するステッピングモータ40L,40C,40Rなどがある。
また、ステッピングモータ40L,40C,40Rを駆動制御するモータ駆動回路39及びホッパー43を駆動制御するホッパー駆動回路42が、インターフェイス回路38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令などの制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。なお、モータ駆動回路39は、ステッピングモータ40L,40C,40Rを任意の速度で回転させたり、それらの停止を行うことができる。
マイクロコンピュータ30が制御指令を発生するために必要な入力信号の主な入力信号発生手段としては、リール停止信号回路46、スタートスイッチ6S、投入メダルセンサ50、1BET ボタン11、2BET ボタン12、MAXBETボタン13、C/Pスイッチ14、リール位置検出回路41、払出完了信号回路45などがあり、これらもインターフェイス回路38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出してスタートスイッチ信号を発生する。投入メダルセンサ50は、メダル投入口15に投入されたメダルを検出する。
CPU31は、投入メダルセンサ50によりメダルの投入を検出した後、投入されたメダルの枚数をカウントしてRAM33に最大50枚のメダルをクレジットとして記憶させておくこともできる。また、CPU31は、メダル投入口15に投入されたメダルの枚数に応じて、あるいはRAM33にクレジットされたメダルを1BET ボタン11、2BET ボタン12、MAXBETボタン13の操作に応じた枚数だけ減算して、有効ライン8を有効化し、BET ランプ9a,9b,9cを点灯させることができる。
リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L,7C,7Rの操作に応じて対応したリール3L,3C,3Rをそれぞれ停止させる停止信号を発生する。リール位置検出回路41は、各リール3L,3C,3Rの基準位置を検出するリール回転センサからの信号を受けて、各リール3L,3C,3R上の図柄の位置を特定するための信号をCPU31に供給する。
即ち、CPU31は、リール位置検出回路41から出力された信号を入力してから、ステッピングモータ40L,40C,40Rの各々に供給した駆動パルス数を計数することによって、各リール3L,3C,3R上の図柄の位置を特定することができる。
払出完了信号回路45は、メダル検出部44の計数値(ホッパー43から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データの値に達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
乱数発生器36は、一定の数値範囲(0〜65535)に属する乱数値を発生し、サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数値をサンプリングする。サンプリングされた乱数値及びROM32内に格納されている内部抽籤テーブル、内部当籤役決定テーブルに基づいて、内部当籤役が決定される。
各リール3L,3C,3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ40L,40C,40Rの各々に供給された駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM33の所定エリアに書き込まれる。前記リール回転センサによって各リール3L,3C,3Rが一回転する毎にリセットパルスが得られ、リセットパルスはリール位置検出回路41を介してCPU31に入力される。こうして得られたリセットパルスが入力される毎に、RAM33で計数されている駆動パルスの計数値が「0」にクリアされる。このようにして、RAM33内には、各リール3L,3C,3Rが一回転する間の範囲内において、各リール3L,3C,3Rの回転位置に対応した計数値が格納される。
各リール3L,3C,3Rのそれぞれの回転位置と各リール外周面上に描かれた図柄とを対応付けるために、図11に示し上述した図柄組合せテーブルがROM32内に格納されている。図柄組合せテーブルでは、前記リセットパルスが発生する回転位置を基準として、各リール3L,3C,3Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバー(図柄位置に相当する)と、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応付けられている。
また、リール3L,3C,3Rが全て停止した後に、表示役を確認する場合や、入賞役が成立し、メダルを払い出す場合に、ROM32内に格納されている図柄組合せテーブルが参照される。
前述したサンプリングした乱数値に基づいて行った抽籤処理(内部抽籤処理)に従って、CPU31は、遊技者が停止ボタン7L,7C,7Rをそれぞれ操作したタイミングでリール停止信号回路46から出力されるリール停止信号、及び当籤役に基づいて決定された滑りコマ数に基づいて、各リール3L,3C,3Rをそれぞれ停止制御させる信号をモータ駆動回路39に出力する。
内部当籤後、有効ライン8上に停止した図柄が入賞を示す停止態様となれば、CPU31は、C/Pスイッチ14により設定されたモードに応じて、RAM33にセットされたクレジットカウンタの更新を行う。あるいは、払出指令信号をホッパー駆動回路42に出力して、ホッパー43から所定枚数のメダルの払出しを行う。
その際、メダル検出部44は、ホッパー43から払出されるメダルの枚数を計数し、計数した枚数が指定された数に達した時には、メダル払出完了信号が払出完了信号回路45からCPU31に入力される。これにより、CPU31は、ホッパー駆動回路42を介してホッパー43の駆動を停止し、「メダル払出処理」を終了する。
副制御回路56は、主制御回路55からの制御信号に基づいて液晶表示装置5の表示制御、LED類57(払出表示部18、クレジット表示部19、ボーナス遊技情報表示部20)やランプ類58(BET ランプ9a,9b,9c、装飾用ランプ24)の点灯制御、及びスピーカ21L,21Rからの音の出力制御を行う。また、副制御回路56は、音量調節部59の操作を検出したことに基づいて、スピーカ21L,21Rからの音の調整を行う。
副制御回路56は、主制御回路55を構成する回路基板とは別の回路基板上に構成されており、図示せぬ音・ランプ制御回路及び画像制御回路を備えている。主制御回路55から送信されたコマンドに基づいて、音・ランプ制御回路及び画像制御回路は、演出データ(画像情報、発光パターン情報、音情報を含む。)の決定および出力など、各種の処理を行う。
次に、パチスロ機1の主制御回路55による制御処理を、図14に示したメインフローチャートに基づいて説明する。このフローチャートは、ROM32に記憶された制御プログラムにより実行される処理手順を示すものであり、CPU31によって実施される。
電源が入ると、最初にCPU31は、遊技開始時の初期化処理を行う。具体的には、RAM33に記憶されている記憶内容の初期化、通信データの初期化などを行う。
次いで、ステップS1において、1ゲーム終了時用の初期化処理、即ち、ゲーム終了時のRAM33の所定の記憶領域の情報を消去する。具体的には、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアにおけるデータの消去、RAM33の書き込みエリアに対して次のゲームに必要なパラメータの書き込み、次のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定などを行う。
ステップS2において、メダル投入及びスタートチェック処理を行う。具体的には、メダル投入口15へのメダル投入による投入メダルセンサ50からの入力信号またはBET ボタン11,12,13からの入力信号に応じて、RAM33にセットされた投入枚数のカウンタ値を更新する。ここで、メダル投入枚数のカウンタ値は、次のゲームにおける投入枚数を特定する情報である。
また、前記メダル投入枚数のカウンタ値に応じて、有効ライン数の設定を行う。例えば、投入枚数のカウンタ値が3であれば、全ての有効ライン8a〜8e上に表示された図柄の組合せに基づいて各表示役を決定する。更に、ゲームを行うためのメダルが投入されていること(例えば、投入枚数のカウンタ値が1以上であること、または、投入枚数のカウンタ値が最大値の3であること)を条件として、スタートレバー6の操作に基づくスタートスイッチ6Sからの入力信号の有無をチェックする。
ステップS3において、CPU31は、内部抽籤用に使用する乱数値の抽出処理を行う。この乱数値の抽出処理では、サンプリング回路37を介して乱数発生器36で発生している「0〜65535」の範囲の中の乱数値から1つの乱数値を抽出し、抽出した乱数値をRAM33の乱数値記憶領域に記憶する。
ステップS4において、CPU31は、遊技状態監視処理を行う。この遊技状態監視処理では、BB作動中フラグ、RB作動中フラグ、または今回のゲームにおける遊技状態を識別する各情報をRAM33にセットする。
ステップS5では、ステップS4でセットした今回のゲームにおける遊技状態、ステップS3で抽出した乱数値に基づいて、CPU31は、内部抽籤処理を行う。
内部抽籤処理では、上記遊技状態監視処理で取得した遊技状態に基づき、抽籤回数と前記取得した遊技状態に対応した内部抽籤テーブルの種別を決定する。例えば、遊技状態が一般遊技状態である場合、抽籤回数として「6」を決定するとともに、内部抽籤テーブルとして図12(a)に示す一般遊技状態用確率抽籤テーブルを決定する。また、遊技状態がRB遊技状態である場合には、抽籤回数として「3」を決定するとともに、内部抽籤テーブルとして図12(c)に示すRB遊技状態用確率抽籤テーブルを決定する。
次いで、一般遊技状態用確率抽籤テーブルを参照して、上記乱数値抽出処理で取得した乱数値(RAM33の乱数値記憶領域に記憶された乱数値)に基づいて、今回の内部当籤役を決定する。決定した内部当籤役がBB又はRBであれば、このBB又はRBを持越役としてRAM33の持越役格納領域にセットする。
ここで、前回のゲームが開始してから所定時間が経過するまでの間、以降の処理を行わずに、ゲーム開始待ち時間の消化(ウェイト)を行う。具体的には、前回のゲームが開始してから所定の時間(例えば、4.1秒)が経過するまでの間、遊技者がゲームの開始を操作しても、同操作を無効にする処理が行われる。
ステップS6では、CPU31は、リール停止制御処理を行う。具体的には、何れかの停止ボタン7L,7C,7Rが操作された場合、リール停止信号回路46からの出力に基づいて、停止操作された停止ボタン7L,7C,7Rに対応するリール3L,3C,3Rを停止させる。リール停止制御処理の詳細については、後述する。
ステップS7では、全ての停止ボタン7L,7C,7Rが操作されて、全てのリール3L,3C,3Rが停止したとき、図11に示す図柄組合せテーブルに基づいて、表示役と払出枚数とを決定する。この処理では、有効ライン8上に停止した図柄の停止態様に基づいて、表示役(当籤が成立した役)を識別し、表示役フラグをセットする。具体的には、有効ライン8に沿って並ぶ図柄のコードナンバー、図柄組合せテーブル、及び投入枚数に基づいて、表示役と払出枚数とを識別する。
ステップS8では、ステップS7で設定した払出枚数に基づいて、メダルの払出処理を行う。このメダル払出処理では、C/Pスイッチ14によってクレジットモードが選択されているときには、払出枚数情報に基づいて、RAM33にセットされたクレジットカウンタの値を更新する。この更新された情報を副制御回路56へ送信することにより、クレジット表示部19に表示されるクレジットカウンタの値が更新される。
また、C/Pスイッチ14によって払出モードが選択されているときには、払出枚数情報に基づいて、ホッパー駆動回路42によりホッパー43を駆動制御してメダルをメダル受け皿17(図1参照)に払出す。表示役がリプレイであるときには、CPU31は、リプレイ作動中フラグを「オン」にする。
メダルの払出が行われると、CPU31は、メダルの獲得枚数を更新する。この後、CPU31は、副制御回路56へ払出終了コマンドを送信する。この払出終了コマンドには、メダルの払出しが完了したことを示す情報が含まれている。更に、CPU31は上記払出枚数に基づいて、BB又はRBの終了枚数カウンタの値を更新する。ここでは、ボーナス終了枚数カウンタの値が「1」以上の値であるときには、メダルの払出枚数に応じてボーナス終了枚数カウンタの値を減算する。
ステップS9では、CPU31は、RAM33における所定の記憶領域を参照して、BB作動中フラグ及びRB作動中フラグが「オン」状態であるか否かの確認を行う。BB作動中フラグ又はRB作動中フラグが「オン」の状態であれば、ステップS11に移行して、BB又はRBの終了チェック処理を行う。BB又はRBの終了チェック処理が終了すると、ステップS1である指定格納領域のクリア処理へと戻る。
ステップS9において、BB作動中フラグ及びRB作動中フラグが共に「オフ」の状態であると、ステップS10に移り、BB又はRBの作動チェック処理を行ったのち、ステップS1である指定格納領域のクリア処理へと戻る。
図15は、リール停止制御処理のフローチャートを示している。同図は、図14のステップS6における主制御回路55のリール停止制御処理の詳細を示すものである。
ステップS21では、CPU31は、有効な停止ボタン7L,7C,7Rが操作されたか否かの判断を行う。具体的には、停止ボタン7L,7C,7Rの操作に基づいて、リール停止信号回路46から停止信号が出力されたか否かの判断を行う。この判断が「YES」のときにはステップS22に移行し、「NO」のときにはステップS21に戻る。
ステップS22では、内部当籤役に基づいて滑りコマ数を決定する。ここで、滑りコマ数とは、内部当籤役の種類に応じて、目押しのタイミングが多少ずれたときにも、その当籤役に対応する図柄の有効ライン上での停止を確実にすべく、当籤役の前後に2〜3コマ分で停止するとき自動的にその停止位置を有効ライン上まで移動させるコマ数を言う。
ステップS23では、決定された滑りコマ数と現在の図柄位置とに基づいて、停止予定位置を決定する。
ステップS24においてCPU31は、回転中のリールが存在しているか否か(全てのリールが停止したか否か)の判断を行う。この判断によって、「YES」、即ち、回転中のリールが存在しているときには、ステップS21に戻り、「NO」、即ち、全てのリールが停止しているときには、リール停止制御処理を終了する。
次に、図16に示すフローチャートを用いて、リール制御処理について説明する。
ステップS30では、CPU31は、該当する図柄表示用リールが定速回転するように制御されているか否かの判断を行う。制御中でなければ、リール制御処理を終了する。
図柄表示用リールが制御中であればステップS31において、該当する図柄表示用リールが停止予定位置待ち状態であるか否かの判断を行う。この停止予定位置待ち状態では、該当する図柄表示用リールの定速制御が維持される。ステップS31における判断において「YES」の場合は、ステップS32に移行し、「NO」の場合にはステップS34に移行する。
ステップS32では、CPU31は、リール位置検出回路41からの信号に基づいて、該当する図柄表示用リールが停止予定位置に達したか否かの判断を行う。この判断が「YES」の場合にはステップS33に移行し、「NO」の場合にはステップS34に移行する。
ステップS33では、CPU31は、該当するリールを定速制御状態から減速制御状態に移行させる。この後、各図柄表示用リール3L,3C,3Rのそれぞれのステッピングモータ40L,40C,40Rが順次オフとなり、全図柄表示用リール3L,3C,3Rが全て停止制御されることになる。
ステップS34では、CPU31は、該当する図柄表示用リールの制御状態に応じて当該図柄表示用リールの回転の加速制御、定速制御または減速制御を行う。
このように、遊技機内部では遊技者の興趣を高めるため上述のようなフローチャートに従って様々な制御がなされているが、回転中の複数の各図柄表示用リール3L,3C,3Rの停止は、常に停止させようとする図柄に狙いを付けて停止ボタン7L,7C,7Rを押す目押し操作に依存する。この目押し操作のタイミング次第で、当籤役の図柄の組合わせを有効ライン上に停止する確率が大きく変動し、特に遊技経験の少ない遊技者には特定の図柄を有効ライン上に停止させることは極めて困難となっている。
その点、本発明にあっては、既述したとおり図柄表示用リール4の形状を従来の薄型円筒状ではなく、図柄表示用リール3の外周面の一部に、リール回転軸と平行な稜線を有し、その稜線3’aの前後に連接する平面3’bが形成された隆起部3’を設け、その隆起部3’には前記稜線3’aを跨ぐようにして単一の図柄を表示させているため、リール回転中にも表示窓4にて透視されるリール外周面に前記稜線3’aを中心として回転方向前後で陰影の変化が現れ、仮に初心者であっても目押し操作のタイミングを確実に合わせられるようになる。
なお、本発明では上述した制御処理の他に、従来からの副制御回路56によるリセット割込み処理、画像制御、音・ランプ制御、主制御回路からのコマンド信号受信割込処理、コマンド入力処理、メダル投入処理、遊技開始処理、演出識別子決定処理、表示処理等の各種処理を行っているが、これらの処理については従来から用いられている処理と同様の処理を用いて行っており、本発明の図柄表示用リールとは直接関連するものでないので、ここではこれらの処理についての説明を省略する。
本発明の実施例に係るパチスロ機の外観を示す前面から見た斜視図である。 本発明の図柄表示用リールの外観を示す斜視図である。 同リール上に表示される図柄の配列例を示す展開図である。 複数の前記図柄表示用リールの配列例を模式的に示す正面図である。 上記図柄表示用リールの変形例を示す斜視図である。 上記図柄表示用リールの他の変形例を示す斜視図である。 上記図柄表示用リールの他の変形例を示す斜視図である。 上記図柄表示用リールの他の変形例を示す斜視図である。 図柄表示用リールの回転駆動機構例を示す分解斜視図である 本遊技機における有効ラインの説明図である。 本実施例における図柄組合せテーブルを示す説明図である。 本実施例における3種類の遊技状態確率抽籤テーブルの一例を示す説明図である。 本実施例における各種の制御ブロック図である。 本実施例による主制御回路による処理を示すフローチャートである。 本実施例によるリール停止制御処理を示すフローチャートである。 本実施例による定期割込処理のリール制御処理のフローチャートである。
符号の説明
1 パチスロ機
2 キャビネット
2a パネル表示部
3(3L,3C,3R) 図柄表示用リール
3’ 隆起部
3’a 稜線
3’b 平面
4(4L,4C,4R) 表示窓
5 液晶表示装置
6 スタートレバー
7L,7C,7R 停止ボタン
8(8a,8b,8c) 有効ライン
9a,9b,9c BET ランプ
11 1BET ボタン
12 2BET ボタン
13 MAXBETボタン
14 C/Pスイッチ
15 メダル投入口
16 メダル払出口
18 払出枚数表示部
19 クレジット表示部
20 ボーナス遊技情報表示部
31 CPU
40L,40C,40R ステッピングモータ
55 主制御回路
56 副制御回路

Claims (5)

  1. 遊技価値の投入を検出する遊技価値投入検出手段と、
    複数の図柄を表示する図柄表示手段と、
    遊技の開始操作を検出する開始操作検出手段と、
    前記開始操作検出手段により前記開始操作が検出されたことを条件に、当籤役を決定する当籤役決定手段と、
    前記開始操作検出手段により前記開始操作が検出されたことを条件に、前記図柄表示手段により表示される複数の図柄を変動させる図柄変動手段と、
    図柄の変動に対する停止操作を検出する停止操作検出手段と、
    前記停止操作検出手段により前記停止操作が検出されたことを条件に、前記図柄変動手段により行われている図柄の変動を停止させる停止制御手段と、
    を備え、
    前記図柄表示手段が前記図柄変動手段により駆動制御され、外周面に多数の図柄が配された複数の図柄表示用リールを含んでなる遊技機に適用される図柄表示用リールであって、
    前記図柄表示用リールは、その外周面上の一部から隆起し、同図柄表示用リールの回転軸線に平行な少なくとも1つの稜線と、同稜線の回転方向の前後に連接して形成される平面とを有する隆起部が形成され、前記稜線を跨いで単一図柄が配置されてなる、
    ことを特徴とする遊技機用の図柄表示用リール。
  2. 前記稜線を跨いで配置される単一図柄は特定の図柄である請求項1記載の図柄表示用リール。
  3. 前記図柄表示用リールが側面視で多角形状を呈してなる請求項1又は2に記載の図柄表示用リール。
  4. 前記図柄表示用リールが側面視で実質的に円形を呈し、前記図柄表示用リールの図柄が配置された円周面の一部から径方向に隆起し、その頂部に前記回転軸線に平行な稜線をもつ少なくとも1つの隆起部を有してなる請求項1又は2に記載の図柄表示用リール。
  5. 遊技価値の投入を検出する遊技価値投入検出手段と、
    複数の図柄を表示する図柄表示手段と、
    遊技の開始操作を検出する開始操作検出手段と、
    前記開始操作検出手段により前記開始操作が検出されたことを条件に、当籤役を決定する当籤役決定手段と、
    前記開始操作検出手段により前記開始操作が検出されたことを条件に、前記図柄表示手段により表示される複数の図柄を変動させる図柄変動手段と、
    図柄の変動に対する停止操作を検出する停止操作検出手段と、
    前記停止操作検出手段により前記停止操作が検出されたことを条件に、前記図柄変動手段により行われている図柄の変動を停止させる停止制御手段と、
    を備え、
    前記図柄表示手段が前記図柄変動手段により駆動制御され、外周面に多数の図柄が配された複数の図柄表示用リールを含んでなり、
    前記図柄表示用リールの少なくとも1つが、請求項1〜4のいずれかに記載された図柄表示用リールであることを特徴とする遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011078602A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2011115192A (ja) * 2009-11-25 2011-06-16 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2019080967A (ja) * 2019-01-31 2019-05-30 株式会社オリンピア 遊技機

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