JP2003038706A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

Info

Publication number
JP2003038706A
JP2003038706A JP2001228221A JP2001228221A JP2003038706A JP 2003038706 A JP2003038706 A JP 2003038706A JP 2001228221 A JP2001228221 A JP 2001228221A JP 2001228221 A JP2001228221 A JP 2001228221A JP 2003038706 A JP2003038706 A JP 2003038706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
back lamp
slot machine
intermediate member
reel
rotating reel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001228221A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Ebihara
満夫 海老原
Yoshinori Sumiyasu
義則 角保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WEST C KK
West C KK
Original Assignee
WEST C KK
West C KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WEST C KK, West C KK filed Critical WEST C KK
Priority to JP2001228221A priority Critical patent/JP2003038706A/ja
Publication of JP2003038706A publication Critical patent/JP2003038706A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リールテープに描かれる図柄の個数や大き
さ、またリールドラムの大きさの変更に対応できるスロ
ットマシンを提供する。 【解決手段】 回転リールユニット20は、本ユニット
の全部材を保持する保持部材24と、保持部材24に固
定される中間部材25と、中間部材25に固定されるバ
ックランプ部26とを備えている。中間部材25には同
一円周上に複数個の取付穴25aが設けられ、バックラ
ンプ部26を任意の位置で任意の角度で固定可能として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器内部の抽選結
果に基づき入賞態様が決まり、遊技者のストップ操作に
起因して入賞態様に基づいた図柄を停止させるスロット
マシンであって、特に、回転リールを内側から照らすバ
ックランプ部の取付け自由度の高いスロットマシンに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】スロットマシンは、遊技者がスタートレ
バーを操作すると、表示窓から見える図柄が回転を開始
し、その後ストップボタンが押されると、その順番に図
柄が停止するようになっている。そして、停止状態で表
示窓に現れた図柄の組合せによって、ゲームの大当た
り、当り、ハズレ等が決定される。なお、この図柄は帯
状のリールテープに描かれており、円筒状のリールドラ
ムの外周側面に巻着されている。
【0003】このようなスロットマシンで遊技を行う
際、図柄の背面から光を照射する為にバックランプが使
用される場合がある。このバックランプは、大当たりの
ときなどに、点滅動作によって遊技者を楽しませること
や、内部抽選の結果を予告して当選状態の期待感を高め
るような演出にも使用されている。
【0004】この種のバックランプは、例えば、一体箱
形のボックスを図柄の大きさに合わせて3つの部屋に区
切り、その個々の部屋に発光体を設置するものであり、
リールドラム内に配置されリールテープの図柄を背面か
ら照らすようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バックランプは、一体化形状であるので、リールドラム
の大きさやリールテープに描かれる図柄の数の変更に対
応することはできなかった。つまり、従来のバックラン
プは、縦方向に一体化されたボックスを使用しているの
で、リールテープに描かれた図柄の個数や大きさが変更
されると図柄との位置が変わってしまい、的確に一つ一
つの図柄を後ろから照らし出すことができなかった。
【0006】また、リールドラムの直径が変更されたと
きにも、バックランプと図柄との距離が離れてしまい、
図柄を的確に照らし出すことはできなかった。そのた
め、このような場合には、バックランプをそれぞれのリ
ールテープやリールドラムに適したものに変更する必要
が生じていた。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その主たる目的は、簡易な構造で、容易に設置
でき、且つリールテープに描かれる図柄の個数や大き
さ、またリールドラムの大きさの変更に対応できるスロ
ットマシンを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、スタート操作に応答して複数個の回転リ
ールが回転し、ストップ操作に応答して各回転リールが
停止し、この停止状態において各回転リールの図柄が揃
うか否かを競うスロットマシンであって、前記回転リー
ルの内側から前記図柄に向けて発光する複数個のバック
ランプ部が、前記回転リールの回転方向に分離して設置
されている。
【0009】本発明において、複数個のバックランプ部
は、それぞれ別々の一の図柄に向けて発光しているのが
好ましく、一点支持によって保持されているのが好適で
ある。好ましくは、バックランプ部を取付ける中間部材
には、同一円周上に複数個の取付穴が設けられており、
この取付穴を用いて複数のバックランプ部が分離して設
置されている。この場合、中間部材には、好適には、同
心円状の複数の円周上に取付穴が設けられ、この構成に
よって前記バックランプ部の取付位置が変更可能とされ
ている。また、中間部材の円周の中心が、前記回転リー
ルの中心と一致するよう中間部材が保持されているのが
好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のスロットマシンを実施例
に基づき更に詳細に説明する。図1は、本発明のスロッ
トマシンの一実施例を示す正面図である。
【0011】図示のスロットマシンSLは、複数種類の
図柄を描いた3個の回転リール1a〜1cを備えてお
り、表示窓2には、各回転リール1a〜1cの図柄が、
回転方向に3列程度だけ見えるようになっている。
【0012】そして、各回転リール1a〜1cには、図
柄を背面から照らすバックランプが設置されている。こ
のバックランプは、図柄を照らす目的の他に、内部抽選
による当りなどを告知することや、遊技者を楽しませる
ための演出に使用される。
【0013】表示窓2には、水平方向に3本(L1〜L
3)、斜め方向に2本(L4,L5)の停止ラインが設
けられていて、メダル投入口3からのメダル投入枚数に
応じて有効な停止ラインの本数が変るようになっている
(図2参照)。また、表示窓2の左側には、5つの表示
ランプLP1〜LP5が設けられていて、有効な停止ラ
インを明示している。
【0014】例えば、1枚目のメダルを投入すると表示
ランプLP1が点灯され、2枚目のメダルを投入すると
表示ランプLP2,LP3が更に点灯され、3枚目のメ
ダルを投入すると表示ランプLP4,LP5が更に点灯
される。なお、ゲーム開始に先立って、多数のメダルを
メダル投入口3に投入するのが通例であるが、そのよう
な場合には、3枚目以降のメダル投入枚数は、クレジッ
ト表示部CRに表示される。
【0015】このような準備の後でスタートレバー4を
操作すると、3個の回転リール1a〜1cが一斉または
順次に回転を開始し、ストップボタン5a〜5cが押さ
れる毎に該当する回転リール1a〜1cが停止する。そ
して、停止ライン上に図柄が揃ったか否かに応じて、受
け皿6から所定枚数のメダルが払い出されるようになっ
ている。
【0016】図3は、図1に示す装置の内部構成図であ
り、このスロットマシンSLは、ROM7、RAM8、
CPU9によるマイコン制御によって上記の動作を実現
している。また、このスロットマシンSLは、各回転リ
ール1a〜1cをステッピングモータMによって回転さ
せるモータ駆動部10と、位置センサ32(図6)の出
力に基づいて各回転リール1a〜1cの回転位置を検出
する位置検出部11と、メダル投入口3からのメダル投
入枚数を検出する枚数検出部12と、ストップボタン5
a〜5cの操作を検出するストップ信号入力部13と、
受け皿6にメダルを払い出すメダル払出部14と、乱数
発生部15と、バックランプ制御部19とを備えてい
る。
【0017】乱数発生部15は、詳細には、パルス発振
部16と、発振パルスを計数するカウンタ17と、ラッ
チ信号LATCHに同期してカウンタ17の計数値を取
り込むラッチ回路18とからなる。なお、位置センサ3
2は、各回転リール1a〜1c毎に設けられており、各
回転リール1a〜1cの回転に応じて信号を出力するよ
うになっている。
【0018】バックランプ制御部19は、バックランプ
であるLEDランプの点灯・消灯・点滅の制御を実現す
る部分である。この実施例では、停止ライン上に停止す
る3×3個の9個の図柄に対応して9×4個に区分され
た36個のLEDランプが設けられており、各LEDラ
ンプが、それぞれ独立に点灯・消灯・点滅の動作をする
ようになっている。
【0019】図4は、表示窓2から見える合計9個の図
柄と、36個のLEDランプからの発光輪郭(破線部)
を図示したものである。図示の通り、各回転リール1a
〜1cの各図柄は、それぞれ矩形状に4分割されてお
り、左上、左下、右上、右下の4箇所が独立して点灯/
消灯可能になっている。
【0020】図5は、本実施例のスロットマシンに設置
される回転リールユニット20の構成を示す斜視図であ
り、図6は、回転リールユニット20の分解斜視図であ
る。図5、図6に示すように、回転リールユニット20
は、リールテープ21が取付けられる略円筒状のリール
ドラム22と、リールドラム22を回転させるモータ2
3と、モータ23及び他の全部材を保持する保持部材2
4と、保持部材24に固定される中間部材25と、中間
部材25に固定されるバックランプ部26とを備えてい
る。なお、図4や図5には、1個のバックランプ部26
しか図示していないが、通常は3個のバックランプ部2
6が中間部材25に取付けられる。
【0021】リールテープ21は、帯状の透光性プラス
チック製であり、その表面には21個の図柄が等間隔に
描かれている。そして、このリールテープ21は、略円
筒状のリールドラム22の外周側面に巻着される。本実
施例では、表示窓2から、リールテープ21の図柄が回
転方向に3個だけ見えるが、リールテープ21には十分
な透光性があるので、背面に照射された光は、リールテ
ープ21を通して認知することができる。
【0022】図6に示すように、リールドラム22は、
中心部から半径方向にアーム27が延設され、その中心
部にはモータ23の回転軸23aが差し込まれる差込穴
22aが形成されている。また、アーム27の途中に
は、軸方向一方側に突出した多数の突出片22bが周方
向に整列して配置されている。リールドラム22の外周
側面には、所定間隔で略矩形の開口窓28が形成されて
いる。そして、この開口窓28を通して、バックランプ
部26の発光がリールテープ21の背面に照射されるよ
うになっている。
【0023】保持部材24は、略矩形状に形成された金
属板であり、その上端部と下端部はそれぞれスロットマ
シン本体内部に取付けられるフレーム29の上板29a
と下板29bに固定される。保持部材24の中央部に
は、モータ23を取付けるためのネジ穴24aが形成さ
れ、保持部材24の上部には、矩形状の開口穴24bが
形成されている。この開口穴24bには、位置センサ3
2を取付けた逆U字状金具33が挿通されて保持され
る。位置センサ32は、リールドラム22に形成された
突出片22bが通過する毎に信号を出力するもので、リ
ールドラム22の回転位置を検知し、各図柄の位置を把
握するために使用される。
【0024】中間部材25は、略扇形に形成された金属
板であり、図7に示すように、10個の取付穴25aが
形成されている。この取付穴25aは、リールドラム2
2の回転中心を基準点Oにして各位置が決定されてい
る。すなわち、基準点Oを中心とした2つの円弧R1,
R2と、基準点Oから放射状に延びる5本の半径線l1
〜l5との交点位置に10個の取付穴25aが形成され
ている。なお、基端側に形成された2つの取付穴25b
を利用して、中間部材25と保持部材24とが一体化さ
れるが、中間部材25の基準点Oがリールドラム22の
回転中心に一致するよう取付けられる。
【0025】バックランプ部26は、上下側板26a,
26aと、左右側板26b,26bと、底板26cとで
箱形状に形成され、底板26cには4個のLEDランプ
31を取付けている(図8参照)。なお、上下側板26
a,26a、左右側板26b,26b、底板26cとも
非透光性のプラスチック製である。また、図6に示すよ
うに、底板26cの背面側には略L字形の金具30が取
付けられ、この金具30には内部にネジ溝を形成した円
柱部30aが固定されている。
【0026】バックランプ部26を中間部材25に固定
する際には、取付穴25aを通して、円柱部30aに固
定ネジをネジ込むようにしている。先に説明したよう
に、中間部材25には合計10個の取付穴25aが形成
されているので、円弧R1,R2のいずれかが選択さ
れ、選択された円弧上の取付穴25aを用いて、3つの
バックランプ部26が取付けられることになる。なお、
バックランプ部26を中間部材25に取付けた状態で
は、バックランプ部26の前面には、リールテープ21
が非接触状態で近接するのは勿論である。
【0027】図8は、バックランプ部26の具体的構成
を図示した斜視図である。この実施例では、十字状に形
成された仕切板40a,40bを上下二段に連設して側
板26a,26bの高さに一致させると共に、バックラ
ンプ部26を4つの部屋に区画している。そして、区画
された各部屋の底板26cの中央位置には各1個のLE
Dランプが配置されている。仕切板40は非透光性のプ
ラスチック製であり、特に、上段の仕切板40aは、反
射特性に優れた材料で構成されている。
【0028】この実施例の場合、側板26a,26b及
び仕切板40は、LEDランプ31からの光を阻害する
高さに設定されている。すなわち、LEDランプの照射
角θ(半値角で代表させる)と、LEDランプと側板2
6a,26b及び仕切板40との距離r(便宜上、全て
同一距離rであるとする)に対して、側板26a,26
b及び仕切板40の高さHは、H>r/tan(θ/
2)の関係を満足する値に設定されている。なお、LE
Dランプが中心に位置しない場合には、LEDランプ
と、これを囲む4つの内側面との最短距離r1,r2,
r3,r4(r1≦r2≦r3≦r4)に対応して、側
板26a,26b及び仕切板40の高さHは、H>r4
/tan(θ/2)に設定される。
【0029】そのため、LEDランプの発光は、必ずそ
の一部が、側板26a,26bや仕切板40に当ること
になり、全てが直接リールテープ21に到達することは
ない。そして、側板26a,26bや仕切板40に当っ
た光は、反射された後にリールテープ21に到達するこ
とになる。図9は、この関係を説明するための模式図で
ある。なお、便宜上、側板26a,26bは全て底板2
6cから垂直に立ち上がることにしている。
【0030】側板26a,26bや底板26cが直立し
ている場合、図9(b)から明らかなように、側板26
a,26bや仕切板40で反射された光は、仮に直進し
たら到達するだろう点の鏡面位置に到達するので、結
局、正面図である図9(c)の点線部に像を結ぶことに
なる。そのため、リールテープの背面側が正方形に発光
する際、その輪郭部をはっきりと鮮明で認識することが
できる。特に、仕切板40aは、反射特性に優れた材料
で構成されているので、隣の正方形との境目が鮮明であ
り、隣接するLEDランプの発光色が異なる場合でも、
はっきりと認識することができる。なお、図9(a)
は、バックランプ部が長方形の場合を例示したものであ
り、便宜上、左右の反射波のみを点線で示している。
【0031】本実施例の場合、仕切板は上下二段に連設
されているが、各仕切板の高さH1,H2の和は、側板
26a,26bの高さHに一致している(H=H1+H
2)。そして、下段の仕切板40bの高さH1は、H1
≦r/tan(θ/2)に設定されているので、LED
ランプからの光のうち、仕切板に当る光は、必ず上段の
仕切板40aに当ることになる。先に説明したように、
上段の仕切板40aは特に反射性に優れた特性を有して
いるので、リールテープ21の背面に効果的に光を集め
ることができる。なお、側板26a,26bも含めて、
高反射率の材料を使用すればより効果的となる。ここ
で、LEDランプが中心に位置しない場合には、LED
ランプと、これを囲む4つの内側面との最短距離r1,
r2,r3,r4(r1≦r2≦r3≦r4)に対応し
て、高さH1=r1/tan(θ/2)以上の部分であ
って、LEDランプを取り囲む四つの内側面に反射部を
設けることになる。
【0032】続いて、以上の構成からなるバックランプ
部26の組み付け方法を説明する。先ず、取付穴25
b,25b(図6)を利用して中間部材25を保持部材
24にネジ止めし、中間部材25にバックランプ部26
をネジ止めする。なお、バックランプ部26は、略円筒
形のリールドラム22内部に開口面を周方向外側に向け
て固定される。また、本実施例では、バックランプ部2
6は、中間部材25に回転方向に3個固定される。
【0033】図10は、完成状態の各回転リールユニッ
ト20がフレーム29に設置された状態を示している。
図示のように、本実施例では、回転リールユニット20
が左右方向に3個並べられる。そして、それぞれの保持
部材24の上端部と下端部が、フレーム29の上板29
aと下板29bにリールドラム22が回転可能に固定さ
れ、さらに側板29cにより一体化され回転リールユニ
ットを構成する。
【0034】本実施例ではバックランプ部26の一つ一
つが独立して中間部材25にネジ止めされているので、
バックランプ部26の調整が可能となっている。例え
ば、図柄の個数や大きさを変更すると、変更する前に比
べ発光体が照らすべき位置が、上下方向にずれてしま
う。このような場合でも、バックランプ部26はそれぞ
れが独立して、一点支持でネジ止めされているので、各
バックランプ部26の取付け角度を調整することで対処
できる。
【0035】図11〜図14はその関係を図示したもの
である。図11は、リールテープ21に21個の図柄が
描かれた場合の取付け姿勢であるが、図柄が18個に減
少したような場合には、締付けネジを少し緩め、図12
のように取付け角度を変更することで対処できる。ま
た、表示窓2に現れる図柄が増加して、照らし出す図柄
が3個の場合から4個に変更になったときでも、バック
ランプ部26を一つ追加して中間部材25に設置すれば
よい(図13)。
【0036】リールドラム22の直径が変更されたよう
な場合でも、中間部材25に設けられた取付穴25aの
位置を変更してバックランプ部26を取付けるだけで足
りる。すなわち、いままで取付けていた取付穴25aよ
りさらに周方向外側に形成された取付穴25aに設置す
ることにより、図柄とバックランプ部26との距離が縮
まり的確に図柄を照らし出すことが可能となる(図1
4)。
【0037】以上の通り、本実施例によれば、リールテ
ープ21に描かれる図柄の個数や大きさの変更、またリ
ールドラム22の直径の変更に伴って回転リールユニッ
ト20を変更して製造する必要がなくなり、コストを抑
えることが可能になる。
【0038】また、本実施例の場合、表示窓2の後ろに
配置される発光ダイオード31は、全部で36個あるの
で(図4)、これらを使用することで、斬新な演出が可
能となる。例えば、図柄の回転中に、単純なW字状やZ
字状の点灯動作を行うだけでなく、画素数が多い分だけ
複雑な模様や記号を表現することが可能となる。これら
の演出は、光が円形状では実現が困難であり、さらに光
がぼやけていては何が描かれているか分かりづらく面白
みがないが、本実施例では光が四角に区切られて鮮やか
にリールテープ21に映し出されるので面白みのある種
々の演出が可能となる。
【0039】さらに単色のLEDランプではなく、3色
LEDを使用した場合、複数の配色が可能なので斬新な
演出が可能となる。例えば、単一のLEDランプが任意
に3色に発光するランプを使用すれば、複雑な色模様を
実現する演出も可能である。
【0040】以上の通り、本実施例では、仕切板40を
使用することで、光がぼやけることがないので、リール
テープ21の図柄を細かくデザインしても、図柄が見え
易く、遊技者が視覚的に楽しむことができる。また、計
36個のLEDランプひとつひとつが明確に照射できる
ことから全点灯、全消灯などの場合にもよりインパクト
の強い効果が得られる。
【0041】なお、この仕切板40は、バックランプ部
26の他にも使用が可能である。例えば、ゲームで大当
たり状態になった場合に点灯するボーナスランプ50を
図8と同様に構成すれば、従来以上に鮮やかな光の演出
を行うことが可能になる。この場合、必ずしも仕切板を
設ける必要はなく、スロットマシン前面を覆うパネル面
に向けて内側から発光する発光体を、開口面を有する箱
状部材に収容したのでも良い。この場合、発光体と箱状
部材の四つの内側面との最短距離r1,r2,r3,r
4(r1≦r2≦r3≦r4)、及び発光体の半値角θ
に対応して、発光体から箱状部材の開口面までの高さH
をH>r4/tan(θ/2)に設定すると共に、発光
体から箱状部材の開口面に向かう高さH1=r1/ta
n(θ/2)以上の部分であって、箱状部材の四つの内
側面に反射部を設ければ良い。
【0042】また、円筒状の箱状部材を用いてもよく、
この場合には、図16に示すように、発光体と箱状部材
の内側面との最短距離r1と最長距離r4、及び、発光
体の有効な照射角θに対応して、発光体から箱状部材の
開口面までの高さHをH>r4/tan(θ/2)に設
定すると共に、発光体から箱状部材の開口面に向かう高
さH1=r1/tan(θ/2)以上の部分であって、
箱状部材の全内側面に反射部refを設ける。
【0043】以上本発明の実施例について説明したが、
具体的な記載内容は特に本発明を限定するものではな
い。例えば、中間部材25とバックランプ部26の固定
方法をネジ止め以外の方法に変更できるのは当然であ
り、また、バックランプ保持部の取付穴も2列のものに
限定されない。なお、実施例では仕切板40a,40b
を上下2段に構成したが、光の当らない下段の仕切板は
特に不要である。すなわち、反射性を有する仕切板40
aを、底板26cからr/tan(θ/2)の高さから
側板26a,26bの頂面までに位置させたので足り
る。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のスロット
マシン用バックランプユニットによれば、簡易な構造
で、容易に設置でき、且つリールテープに描かれる図柄
の個数や大きさ、またリールドラムの大きさの変更に対
応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスロットマシンの一実施例を示す正面
図である。
【図2】停止ラインを図示したものである。
【図3】図1のスロットマシンの内部構成図である。
【図4】回転リールの図柄とバックランプ部の設置状態
を示す概略図である。
【図5】回転リールユニットを示す斜視図である。
【図6】回転リールユニットの分解斜視図である。
【図7】中間部材の構成を図示した正面図である。
【図8】バックランプ部の構成を示す斜視図である。
【図9】バックランプ部の動作を説明する模式図であ
る。
【図10】回転リールユニットの組み付け状態を示す斜
視図である。
【図11】バックランプ部の設置状態を示す概略側面図
である。
【図12】バックランプ部の他の設置状態を示す概略側
面図である。
【図13】バックランプ部の別の設置状態を示す概略側
面図である。
【図14】バックランプ部の更に他の設置状態を示す概
略側面図である。
【図15】発光ダイオードを4個点灯させた従来例を示
す正面図(a)と、側面図(b)である。
【図16】本発明の別の実施例を説明する図面である。
【符号の説明】
1a 回転リール 1b 回転リール 1c 回転リール 20 回転リールユニット 21 リールテープ 22 リールドラム 23 モータ 24 保持部材 25 中間部材 26 バックランプ部 25a 取付穴

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタート操作に応答して複数個の回転リ
    ールが回転し、ストップ操作に応答して各回転リールが
    停止し、この停止状態において各回転リールの図柄が揃
    うか否かを競うスロットマシンであって、 前記回転リールの内側から前記図柄に向けて発光する複
    数個のバックランプ部が、前記回転リールの回転方向に
    分離して設置されていることを特徴とするスロットマシ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記複数個のバックランプ部は、それぞ
    れ別々の一の図柄に向けて発光していることを特徴とす
    る請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 【請求項3】 前記バックランプ部は、一点支持によっ
    て保持されていることを特徴とする請求項1又請求項2
    に記載のスロットマシン。
  4. 【請求項4】 前記バックランプ部を取付ける中間部材
    には、同一円周上に複数個の取付穴が設けられており、
    この取付穴を用いて複数のバックランプ部が分離して設
    置されている請求項1から請求項3の何れかに記載のス
    ロットマシン。
  5. 【請求項5】 前記中間部材には、同心円状の複数の円
    周上に取付穴が設けられ、この構成によって前記バック
    ランプ部の取付位置が変更可能とされていることを特徴
    とする請求項4に記載のスロットマシン。
  6. 【請求項6】 前記中間部材の円周の中心が、前記回転
    リールの中心と一致するよう前記中間部材が保持されて
    いる請求項5に記載のスロットマシン。
JP2001228221A 2001-07-27 2001-07-27 スロットマシン Withdrawn JP2003038706A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001228221A JP2003038706A (ja) 2001-07-27 2001-07-27 スロットマシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001228221A JP2003038706A (ja) 2001-07-27 2001-07-27 スロットマシン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003038706A true JP2003038706A (ja) 2003-02-12

Family

ID=19060763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001228221A Withdrawn JP2003038706A (ja) 2001-07-27 2001-07-27 スロットマシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003038706A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005124899A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Samii Kk 遊技機
JP2006130173A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Samii Kk 遊技機
JP2008110261A (ja) * 2008-02-04 2008-05-15 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2009178268A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Sammy Corp 遊技機のリールユニット及び遊技機
JP2014008121A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005124899A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Samii Kk 遊技機
JP2006130173A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Samii Kk 遊技機
JP4632242B2 (ja) * 2004-11-09 2011-02-16 サミー株式会社 遊技機
JP2009178268A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Sammy Corp 遊技機のリールユニット及び遊技機
JP2008110261A (ja) * 2008-02-04 2008-05-15 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2014008121A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4384122B2 (ja) 遊技機の電飾装置群
JP4543223B2 (ja) 遊技機
JP2000126364A5 (ja)
JP4607368B2 (ja) 遊技機
JP2004081341A (ja) 遊技機用シンボル表示装置
JP2007165057A (ja) 疑似回転灯
JP4374846B2 (ja) 遊技機
JP2003180919A (ja) 遊技台
JPH11347207A (ja) 弾球遊技機
JP2003038706A (ja) スロットマシン
JP2009136466A (ja) 演出表示装置
JP2009142523A (ja) 演出表示装置
JP4906110B2 (ja) 図柄表示装置及びそれを搭載する遊技機
JP2003038708A (ja) スロットマシン
JP2010104399A (ja) 遊技機
JP2849446B2 (ja) 可変表示装置
JP2009178355A (ja) 遊技機
JP2883718B2 (ja) 遊技機
JP2005021308A (ja) 遊技機
JP5670776B2 (ja) 演出装置及び遊技機
JP2003062152A (ja) 遊技機
JP2002058792A (ja) 遊技機
JPH11155999A (ja) 遊戯台及びその照明装置
JP2003175146A (ja) スロットマシン
JP2781883B2 (ja) 遊技機用回転電動役物装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081007