JP2009136466A - 演出表示装置 - Google Patents

演出表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009136466A
JP2009136466A JP2007315406A JP2007315406A JP2009136466A JP 2009136466 A JP2009136466 A JP 2009136466A JP 2007315406 A JP2007315406 A JP 2007315406A JP 2007315406 A JP2007315406 A JP 2007315406A JP 2009136466 A JP2009136466 A JP 2009136466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating
rotation
gear
rotating body
reflecting plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007315406A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Mano
賢 真野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympia KK
Original Assignee
Olympia KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympia KK filed Critical Olympia KK
Priority to JP2007315406A priority Critical patent/JP2009136466A/ja
Publication of JP2009136466A publication Critical patent/JP2009136466A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】演出用の回転警告灯を複数設け、よりバリエーションのある演出を実現可能な遊技機用演出表示装置を提供する。
【解決手段】回転体70に取り付けられた複数の回転警告灯60の少なくとも防風部63が遊技機の表示窓34から視認可能となるよう設置し、回転体70を水平軸を中心に回転させることにより、各々異なる色彩に形成した防風部63が表示窓34から視認可能となる。視認可能となっている回転警告灯60について、光源65の発光及び回転反射板64の回転を行わせる。
【選択図】図1

Description

この発明は、遊技機に装着される演出用表示装置、詳しくは、回転警告灯を用いた演出用表示装置に関するものである。
従来より、スロットマシンなどの遊技機においては、前扉の上部にアーチランプや液晶などが取り付けられており、これらを用いて種々の演出が行われるように形成されている。そして、特許文献1に示すように、遊技機の演出用デバイスとして回転警告灯を用いたものが知られている。
特開2004−73325号公報
しかし、従来は、単一の回転警告灯しか設けられておらず、使用状況が限定されてしまうのに加え、回転警告灯のランプを光らせたり回転反射板を回したりという、単純な演出しか行われていなかった。
そこで、本願発明は、演出用の回転警告灯を複数設け、よりバリエーションのある演出を実現可能な遊技機用演出表示装置を提供することを目的とする。
請求項に記載された発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、本発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、遊技者と対峙する正面側に表示窓(回転灯表示窓34)を有する遊技機(スロットマシンS)に装着される演出表示装置(回転表示ユニット7)であって、遊技機内部に、水平軸を中心に回転可能に支持される回転体(ユニット本体70)と、反射板駆動装置(反射板駆動モータ75)の駆動によって光源(電球65)の周囲を旋回可能に形成された回転反射板(64)と、前記光源(65)及び回転反射板(64)を内部に位置させて光源(65)が発する照射光を外部に照射可能な透光性を有する防風部(レンズ63)を少なくとも備え、前記回転体(70)に固定される複数の回転警告灯(60)と、前記回転体(70)を回転させるための回転駆動装置(ユニット回転装置80)と、前記回転体(70)の現在位置を検知するための回転検知部(突片68A、インデックスセンサ50)とを少なくとも備えている。
本発明に係る演出表示装置(7)は、遊技場に設置される遊技機、例えばスロットマシンやそれに類する遊技機に使用されるものである。ここで、前記遊技機(S)は、筐体(1)や筐体(1)の開口部を開閉自在な前扉(3)を備えており、筐体(1)の内部にリールユニット(2)や制御装置(6)を備えていてもよい。また、前記表示窓(34)は、遊技機(S)の正面側に形成される開口部又は透明部分であって、筐体(1)に設けてあっても、前扉(3)に設けてあってもよい。
前記回転体(70)は、例えば円盤状の部材に、回転警告灯(60)を固定するための部材や仕切り部材(72)を備えたものとすることができ、遊技機内部に軸受けや固定部を介して取り付けられ水平軸を中心に回転可能である。ここで、水平軸とは、遊技機を正面側から見たときに、前後方向となる水平軸と左右方向となる水平軸の双方を含む。
前記回転警告灯(60)は、前記回転体(70)に、例えば回転灯固定部材(73)を介して取り付けられる発光表示装置である。回転警告灯(60)としては、前記反射板駆動装置(75)のモータ軸の回転を回転反射板(64)に伝達するための伝達手段(例えば反射板回転ギア69)を有していてもよい。前記防風部(63)は、椀型の着色カバーとすることができ、前記「光源」は、照射光を発する発光体であれば、電球(65)には限られない。
前記回転駆動装置(80)は、回転体(70)に設けられたギア(ユニット回転ギア71)と噛合する駆動ギア(82)を有する駆動モータ(81)とすることができる。あるいは、ベルトやチェーンを用いて回転体(70)を回転させるものであってもよい。
前記「回転検知部」は、回転体(70)に設けられた検知溝や突起(突片68A)などの被検知部と、これを検知可能な遮光センサ(インデックスセンサ50)などとすることができる。センサ及び被検知部は複数でも単数でもよい。
また、前記複数の回転警告灯(60)は、前記回転体(70)の一の立面に、回転体(70)の回転軸を中心とする同一円上に配置されるとともに、前記回転反射板(64)の回転軸と、前記回転体(70)の回転軸とが直交する方向となるよう前記回転体(70)に固定される。一方、前記回転体(70)は、前記回転警告灯(60)の少なくとも防風部(63)が、遊技機の表示窓(34)から視認可能となるよう設置される。また、前記複数の回転警告灯(60)の防風部(63)は、各々異なる色彩を有している。
ここで、「回転体(70)の一の立面」とは、回転体(70)の正面又は左右いずれかの側面のことであり、複数の回転警告灯(60)はすべて回転体(70)の同じ面に取り付けられる。なお、前記防風部(63)の色彩は、複数の回転警告灯(60)のそれぞれがすべて異なっている必要はなく、回転警告灯(60)の数が多い場合には、同色の防風部(63)を有する回転警告灯(60)が存在しても構わない。
そして、本発明は、前記回転駆動装置(80)を駆動させ前記回転検知部(68A,50)の検知に基づき前記回転体(70)を回転させることにより、前記複数の回転警告灯(60)の位置を変動させて、遊技機の表示窓(34)を通して視認可能な防風部(63)の色彩を変化させることができるとともに、少なくとも前記表示窓(34)から防風部(63)が視認可能となっている回転警告灯(60)について、前記光源(65)の発光及び前記回転反射板(64)の回転を行わせることが可能であることを特徴とする。
(作用)
本発明によれば、まず、回転体(70)を回転させることにより、色彩の異なる防風部(63)を遊技機(S)の表示窓(34)から表示させることができる。この場合、表示窓(34)から視認可能な防風部(63)は、一つには限られない。回転体(70)に設けられる回転警告灯(60)の個数や表示窓(34)の大きさにより、複数の防風部(63)が表示窓(34)から表示される場合もある。またこの場合、同時に複数視認可能となっている防風部(63)の色彩がそれぞれ異なるようにすることもできるし、同色の防風部(63)が複数視認可能となるように設定することもできる。
また、表示窓(34)から防風部(63)が視認可能となっている回転警告灯(60)について、光源(65)を点灯させつつ回転反射板(64)を回転させる作動、光源(65)を消灯したまま回転反射板(64)のみ回転させる作動を行わせることができる。
なお、上記したような回転体(70)及び回転警告灯(60)の作動制御は、遊技機(S)に設けられた制御装置(6)からの出力信号に基づいて行われる。制御装置(6)では、遊技機の状態(例えば内部当たり状態や特定の遊技区間)に応じて適宜作動パターンを選択し、場合によっては遊技機(S)に設けられた他の演出表示装置(例えばスピーカ(35))の表示との組み合わせて、本発明に係る演出表示装置(7)を作動させることにより、当選や入賞の報知とすることができる。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記回転体(70)の回転中心部に、前記反射板駆動装置(75)の駆動軸と連結された駆動回転部材(駆動ギア76)を配置し、前記回転警告灯(60)には、前記駆動回転部材(76)の回転を回転反射板(64)に伝達するための反射板回転部材(反射板回転ギア69)を設け、この反射板回転部材(96)と前記駆動回転部材(76)との間に、回転軸方向を変換可能な連結回転部材(連結ギア77)を設け、前記複数の回転警告灯(60)の各回転反射板(64)は、単一の反射板駆動装置(75)によって回転可能に形成されていることを特徴とする。
ここで、「駆動回転部材」及び「反射板回転部材」「連結回転部材」は、具体的には歯車とすることができる。なお、「駆動回転部材」は反射板駆動装置(75)の駆動軸に直接又は間接的に連結されていればよく、反射板駆動装置(75)の本体(駆動モータ)は回転体(70)の回転中心部に位置していなくてもよい。また、「反射板回転部材」は必ずしも回転反射板(64)に設けられていなくてもく、「連結回転部材」は各反射板回転部材に応じて複数あってもよい。
本発明の具体的構成の一例としては、反射板駆動装置(75)の駆動軸に設けられた駆動ギア(76)に複数の連結ギア(77)を噛合させ、各連結ギア(77)をそれぞれの回転反射板(64)に設けられた反射板回転ギア(69)と噛合させたものとすることができる。この際、連結ギア(77)の少なくとも二つを笠歯車とすれば、回転軸方向を直交させることができる。
また、本発明は、複数の回転反射板(64)を単一の反射板駆動装置(75)によって同時に(一斉に)回転させる場合と、個々別々に回転させる場合の双方を含む。例えば、上記した構成では、単一の反射板駆動装置(75)によって複数の回転反射板(64)が同時に回転する。一方、上記構成において、連結ギア(77)を駆動ギア(76)又は反射板回転ギア(69)のいずれか一方又は双方から離隔する方向に移動(垂直方向にスライド、水平方向にスライド又は回動)可能に形成し、駆動ギア(76)の回転が回転させる回転反射板(64)の反射板回転ギア(69)にのみ伝達されるように形成すれば、単一の反射板駆動装置(75)によって複数の回転反射板(64)のうちいずれか1つを任意に回転させることができる。
本発明によれば、演出表示装置(7)の軽量化及びコスト削減を図ることができる。
(請求項3)
(特徴点)
請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記回転体(70)は、遊技機を正面側から見たときに、前後方向となる水平軸を中心に回転可能に支持されており、前記回転体(70)を遊技機に設置したとき正面側となる面に、前記回転体(70)の前面空間を中心部から放射状に仕切られた複数のスペースに分ける仕切り部材(72)を設け、前記回転警告灯(60)は、前記仕切り部材(70)によって仕切られたスペース内に配置されることを特徴とする。
前記仕切り部材(73)は、回転体(70)の正面に設けられた板部材とすることができ、回転体(70)の前面空間を放射状に区切るものである。仕切り部材(73)により仕切られるスペースは等間隔であるのが好ましいが、等間隔でなくてもよい。
また、回転警告灯(60)は、仕切り部材(73)によって仕切られたスペース内に1個ずつ配置されるのが好ましいが、必ずしも全てのスペースに設置する必要はない。逆に、1つのスペースに複数の回転警告灯(60)を配置してもよい。この場合には、防風部(63)の色彩が同じものを複数並べるのが好ましい。
本発明は、以上のように構成されているので、以下のような効果を奏する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、回転警告灯を用いて豊富な表示パターンを実現可能な演出表示装置を提供することができ、請求項2記載の発明によれば、かかる表示を低コストで実現可能な演出表示装置を提供することができる。また、請求項3記載の発明によれば、複数の回転警告灯の照射光が混ざるのを防ぐことができる。
本発明を実施するための最良の形態を、遊技機としてスロットマシンを例に、第一及び第二の実施の形態に分けて図面に基づき説明する。
(図面の説明)
図1乃至図9は、本発明の第一の実施の形態を示すものである。
図1はスロットマシンSの外観正面図、図2はスロットマシンSの縦断面図、図3乃図5は回転表示ユニット7を示す図、図6及び図7は回転警告灯60を示す図、図8及び図9は本実施の形態の変形例を示す図である。
(スロットマシンS)
本実施の形態におけるスロットマシンSは、図1に示すように、正面側に開口する筐体1と、筐体1の正面開口を開閉可能に塞ぐ前扉3とから構成されている。
前記筐体1の内部には、表面に複数の図柄が表示された回転リール20を備えるリールユニット2と、ホッパーユニット5と、スロットマシンSの作動を制御するための制御装置6(図2参照)が設けられている。リールユニット2は、スロットマシンSの主たる遊技装置であって、特に図示しない支持枠に駆動モータを固定し、駆動モータの駆動軸に回転リール20を軸着したものである。ホッパーユニット5はメダルを貯留するとともに入賞時等にはメダルを払い出す払い出し装置である。
前扉3は、筐体1のヒンジに回転自在に軸支された板状の扉であり、図1に示すように、上側には種々の演出表示を行うための上部表示部3Aが設けられているとともに、高さ方向略中央部は操作部40となっており、操作部40と上部表示部3Aの間には正面パネル30が設けられている。この正面パネル30には、回転リール20の図柄を視認可能な図柄表示窓31が形成されている。また、前扉3の下部は、ホッパーユニット5から払い出されるメダルを貯留するための下皿3Cが設けられており、前記操作部40と下皿3Cとの間には、下パネル3Bが設けられている。
前記上部表示部3Aには、上パネル32が設けられているとともに、上パネル32の側方にはランプ33とスピーカ35が設けられている。ここで、上パネル32は、遊技内容や遊技機の特徴を表示した表示パネルの裏面側に蛍光ランプなどの発光装置を配置したものしてもよいが、本実施の形態においては、液晶表示装置100を上パネル32として用いている。そして、上パネル32の上側中央部には、上パネル32の奥側に配置された回転表示ユニット7の有する回転警告灯60を正面側から視認可能な回転灯表示窓34が形成されている。本実施の形態では、この回転灯表示窓34は、液晶表示装置100の液晶パネルをくりぬいて形成してある。
なお、液晶パネルの裏側に回転表示ユニット7を設置する関係上、液晶表示装置100の表示を制御するためのドライバである液晶制御基板8を液晶パネルの裏側に配置するのは困難である。このため、液晶制御基板8は、図2に示すように、リールユニット2を載置するための中板の下側に取り付けてある。
前記操作部40は、正面パネル30よりも手前側に張り出して形成されたカウンター状の段部であって、操作部40の上面右端にはメダル投入口42が設けられ、上面左側にはベットスイッチ41、正面側にはスタートスイッチ43、精算スイッチ44及びストップスイッチ45が設けられている。また、前記メダル投入口42の下方であって前扉3の裏側には、投入されたメダルを誘導しながらメダルの正偽を判断するためのメダルセレクター4が設けられている。ここで、ベットスイッチ41は、クレジットとして貯留扱いになっているメダルをメダル投入に代えるためのものであり、スタートスイッチ43及びストップスイッチ35は、回転リール20の回転を開始及び停止させるためのものである。また、精算スイッチ44は、クレジットメダルを払い戻すためのものである。
(スロットマシンSの作動)
上記構成を有するスロットマシンSは、メダルの投入若しくはベットスイッチ41の押下を条件に、または、「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、操作可能なスタートスイッチ43を操作すると、リールユニット2が駆動し、3個の回転リール20が回転を開始する。その後、ストップスイッチ45の1個を操作すると、当該対応する回転リール20の回転が停止する。そして、ストップスイッチ45を3個全て操作し終わると、3個の回転リール20の回転が全て停止する。このとき、図柄表示窓31の入賞有効ライン上に、予め設定された図柄が停止すると、ホッパーユニット5を介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットしても良い。
当選には、入賞により遊技メダルの払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する小役当選と、この小役当選よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別当選と、遊技メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる「再遊技(Replay)」とを備えている。そして、その抽選結果がいずれかの役に当選となった場合、その当選に対応した当選フラグが成立する。そして、抽選結果が特別当選である場合に、特別当選フラグが成立し、この特別当選フラグ成立中に、リールユニット2の回転リール20の停止図柄の組み合わせが、予め定められた所定の特別当選図柄(例えば、入賞有効ライン上に「7」が三個揃うもの)と一致したことを条件に入賞し、遊技者に有利な特別遊技を行わせるように形成されている。
一方、抽選により特別当選フラグが成立したが、回転リール20の停止図柄の組み合わせが特別当選図柄と一致していない場合には、それ以後の遊技に特別当選フラグ成立の権利が持ち越されるように設定されている。なお、小役の当選フラグは、当選フラグが成立した遊技で入賞させられない場合、当選フラグ成立の権利の次の遊技への持ち越しはない。
また、いずれかの当選フラグが成立中に、対応する当選図柄を入賞有効ライン上に揃えることができるか否かは、回転リール20の回転速度が一定の場合、ストップスイッチ45のタイミングによるものである。具体的には、ストップスイッチ45を操作した後、190ms以内に回転リール20が停止するように設定されているため、ストップスイッチ45を操作した後、そのまま停止させるか、或いは190ms以内に停止可能な回転リール20の円周上の引き込み可能図柄、例えば停止図柄から連続する4個の引き込み可能図柄の中に、対応する当選図柄が含まれているような場合には、停止するまでの時間を遅らせて、回転リール20は入賞有効ライン上にその当選図柄を引き込んで停止する。一方、かかる4個の引き込み可能図柄の中に、対応する当選図柄が含まれていないような場合には、入賞有効ライン上にその当選図柄を引き込んで停止することができない。
一方、通常遊技において、例えば「7」等の図柄が入賞有効ライン上に三個揃うと、BBゲームが開始される。BBゲームに移行すると、通常遊技と同様に最大3枚のメダルの投入によって開始され、3つの回転リールの回転を各々停止させた際に、入賞有効ライン上に当選図柄が揃っているか否かによって、メダルの払い出しが行われるものである。したがって、BBゲーム中では、通常遊技と同様に小役を含めた抽選が毎回行われるものである。ただ、このBBゲーム中にRBゲームに移行するための特定当選図柄が入賞有効ライン上に揃った場合には、その後RBゲームに移行するものである。
RBゲームに移行すると、メダルが1枚投入となり、回転リール20の所定の図柄が図柄表示窓31のセンターライン上に揃った場合に入賞となる特定当選遊技が行われるものである。そして、RBゲームでは、入賞するか否かの特定当選遊技が最大12回行えるものであり、そのうち、最大8回の入賞が可能である。すなわち、最大8回の入賞するか、或いは最大12回の特定当選遊技の終了により、RBゲームは終了するものである。
なお、BBゲーム中は、RBゲームが終了した後は、また前述したような通常遊技と同様な抽選及び制御が行われ、RBゲームと通常遊技とが交互に繰り返されるものである。そして、BBゲームは、一定枚数のメダル払い出し終了により終了する。
(回転表示ユニット7)
次に、回転表示ユニット7について詳述する。
回転表示ユニット7は、図1及び図2に示すように、前扉3の上面裏側に、手前側から奥側に向かう水平軸を中心に回転可能に支持固定された演出表示装置であって、3個の回転警告灯60を備えるユニット本体70と、このユニット本体70を回転させるためのユニット回転装置80とから構成されている。
(回転警告灯60)
回転警告灯60は、図6及び図7に示すように、後述するユニット本体70の回転灯固定部材73に固定される発光表示装置であって、レンズ63と、レンズ63の内部に収納される電球65及び回転反射板64を有している。ここで、レンズ63は、内蔵される電球65の光を透過させる断面略U字型の着色カバーである。3個の回転警告灯60のレンズ63の色はそれぞれ異なっており、本実施の形態では、赤色、黄色、青色のレンズ63を有する回転警告灯60(60R,60Y,60B。図5(A)参照)が設けられている。
前記レンズ63は、図6に示すように、回転灯固定部材73の回転灯取り付け板73Aに固定されている。前記電球65は、吊り下げ部材68を介して回転灯固定部材73に固定されたソケット67に取り付けられており、前記回転反射板64は、その台座部64Aが、反射板固定部材66に固定されている。
ここで、前記吊り下げ部材68は、回転灯取り付け板73Aの開口部731を跨いで固定されるコ字型の部材であり、ソケット67が固定される面の反対側には、板状の突片68Aが形成されている。なおこの突片68Aは、ユニット本体70の回転位置を検知する際のインデックスとして機能するものである。なお、インデックスとしての突片68Aは、インデックスセンサ50によって検知可能な場所であれば、吊り下げ部材68に限らず回転表示ユニット7のどこに設けてもよい。
またここで、前記反射板固定部材66は、図7に示すように、円筒部66Aと円筒部66Aの一端部に形成されたフランジ部66Bを有し、図6に示すように、円筒部66Aを回転灯取り付け板73Aの開口部731から突出させて配置される。そして、フランジ部66Bに前記台座部64Aを固定し、円筒部66Aの端部に反射板回転ギア69を固定した状態で、フランジ部66Bと反射板回転ギア69とで回転灯取り付け板73Aを挟むようにして固定される。前記反射板回転ギア69と、後述する連結ギア77との噛み合いによって、これも後述する反射板駆動モータ75のモータ軸の回転が伝達され、反射板駆動モータ75の駆動に伴い反射板固定部66が回転するようになっている。
なお、反射板回転ギア69の回転灯取り付け板73Aとの接合面には、反射板固定部材66の回転をスムーズに行わせるためのベアリングが設けられている。そして、反射板固定部材66を回転させることにより回転反射板64が電球65の周囲を旋回し、電球65の光が投射される方向を回転変位させることができるようになっている。
(ユニット本体70)
ユニット本体70は、図4に示すように、周囲にユニット回転ギア71を形成した円盤状の基体70Aに、正面視Y字型の仕切り部材72を固定するとともに、仕切り部材72によって仕切られた空間に回転灯固定部材73を配置したものである。
前記基体70Aには、図3に示すように、正面側に前記仕切り部材72が、背面側には、ユニット取り付け部78と回転接続用コネクタ90が、それぞれ設けられている。
ユニット取り付け部78は、図3及び図5(B)に示すように、円筒状の脚部78Bとリング状の頭部78Aを有する接続部材であって、脚部78Bを基体70Aに固定し、図2に示すように、頭部78Aを前扉3に設けられたユニット支持部36と係合させることにより、前扉3の裏側上部空間に、正面から見て前後方向の水平軸中心にユニット本体70を回転可能に支持することができるものである。前記頭部78Aの側面には、ユニット支持部36と頭部78Aとの摩擦抵抗を無くすため「ころ」が埋め込んであるとともに、ユニット支持部36と頭部78Aの正面側との当接部分にもベアリングが設けてあるので、ユニット支持部36に回転表示ユニット7の重量がかかってもスムーズにこれを回転させることができる。
前記回転接続用コネクタ90は、スリップリングやロータリーコネクタなどの、固定部から回転体に電気信号を伝達させるためのものであり、図5(B)に示すように、基体70Aの中心部に設けられている。また、基体70Aには、回転接続用コネクタ90と、ユニット本体70の搭載部品とを電気的に接続するための中継基板74が設けられている。
前記仕切り部材72は、図4に示すように、ユニット本体70の回転中心から放射状に延設された3つの板部からなり、前記基体70Aの正面側をそれぞれ等間隔の3つのスペースに仕切っている。仕切り部材72は、回転灯固定部材73を支持固定するとともに、隣接するスペースの回転灯固定部材73に取り付けられた回転警告灯60の照射光が漏れないようにするためのものである。そして、仕切り部材72によって仕切られた3つのスペースのそれぞれに、回転灯固定部材73が配置されている。
回転灯固定部材73は、図7に示すように、回転警告灯60が取り付けられる長方形状の回転灯取り付け板73Aと、回転灯取り付け板73Aの長片端部から直角に屈曲して形成された固定板73Bと、回転灯取り付け板73A及び固定板73Bの間に斜め方向に設けられた側板73Cを備えている。
前記回転灯取り付け板73Aの中央部には、図7に示すように、円形の開口部731が形成されており、この開口部731には、回転警告灯60の反射板固定部材66の円筒部66Aが側板73C側(内面側)から挿入されるとともに反射板回転ギア69が側板73Cの反対側(表面側)から固定される。また、回転灯取り付け板73Aの表面側には、開口部731の近傍に反射板回転ギア69と噛合可能な連結ギア77が回転可能に固定されている。一方、回転灯取り付け板73Aの裏面側であって、回転灯固定部材73を正面視したとき側板73Cに隠れる位置(図5(A)参照)には、反射板駆動モータ75が設けられており、この反射板駆動モータ75の駆動軸に取り付けられ前記連結ギア77と噛合可能な駆動ギア76が、回転灯取り付け板73Aの表面側に露出している。そして、反射板駆動モータ75が駆動することにより、駆動ギア76の回転が連結ギア77を介して反射板回転ギア69に伝達されるようになっている。なお、ソケット固定部材68が前記開口部731を跨いで固定されているのは前述したとおりである。
前記固定板73Bは、回転灯固定部材73を基体70Aに固定するためのものであり、前記側板73Cは、回転警告灯60の照射光を正面側に反射するためのものである。
3個の回転灯固定部材73に回転警告灯60を取り付けた状態で、それぞれの回転灯固定部材73を仕切り部材72によって仕切られたスペースに設置固定すると、図5(A)に示すように、3つの回転警告灯60がレンズ63の下側(球体側)を基体70Aの回転中心に向けて配置される。このとき、3つの回転警告灯60の中心点(例えば電球65の位置)は、ユニット本体70の回転軸を中心とする同一円上に配置されているとともに、各回転警告灯60の中心軸(中心点を通る縦軸=回転反射板64の回転軸)は、ユニット本体70の回転軸と直交している。
さて、上記構成を有するユニット本体70は、前扉3のユニット支持部36に支持された状態で、上パネル32の回転灯表示窓34を通して一番上側に位置する回転警告灯60が視認可能となるよう配置される。なお、前扉3の上面裏側には、ソケット固定部材68に形成された突片68Aを検知可能なインデックスセンサ50(図5、図6参照)が設けられている。インデックスセンサ50は、突片68Aの通過を検出する遮光センサ又は磁気センサである。インデックスセンサ50は突片68Aを検知可能な位置であれば、前扉3の上面裏側以外の場所に設けてもよい。
そして、ユニット本体70を前扉3に取り付ける際、回転接続用コネクタ90を制御装置6と結線で接続することにより、ユニット本体70の搭載部品、具体的には、反射板駆動モータ75及び電球65が、制御装置6と電気的に接続される。
なお、本実施の形態では、ユニット本体70の正面側空間を仕切り部材72によって3つのスペースに分けてあったが、仕切られるスペースは少なくとも2つあればよく、3つ以上のスペースに分けてもよい。
ここで、回転警告灯60の数が多い場合には、すべての回転警告灯60についてカバー63の色を異ならせる必要はない。例えば6個の回転警告灯60を設ける場合、赤、黄、青のカバー63を有する回転警告灯60をそれぞれ2個ずつ配置してもよいものである。また、ユニット本体70に取り付ける回転警告灯60の個数及び回転灯表示窓34の大きさによっては、回転灯表示窓34から複数の回転警告灯60のカバー63を視認可能とすることができる。この場合、視認可能なカバー63の色彩が各回転警告灯60ごとに異なるように各回転警告灯60を配置してもよいし、同一の色彩のカバー63が並列するような配置にすることもできる。
さらに、本実施の形態では、回転灯表示窓34を通して一番上側に位置する回転警告灯60が視認可能となるよう形成されているが、回転灯表示窓34の形成位置によっては、一番上側に位置する回転警告灯60以外の回転警告灯60を正面側から視認可能とすることもできる。例えば、図1に示す上パネル32の高さ方向中央部の側方に回転灯表示窓34を形成し、横向きの回転警告灯60を視認可能にすることができる。また、上パネル32の下部に回転灯表示窓34を形成し、カバー63の先端が上方を向いた回転警告灯60を視認可能にすることができる。
(ユニット回転装置80)
ユニット回転装置80は、ユニット本体70を回転させるための駆動装置であり、図1及び図3に示すように、前扉3の裏板などに固定される駆動モータ81と、この駆動モータ81の駆動軸に設けられた駆動ギア82を有している。そして、前記駆動ギア82が、上部表示部3Aの内部空間に支持されたユニット本体70のユニット回転ギア71と噛合可能な位置となるよう配置されている。駆動モータ81としてはDCモータを用い、適宜正転逆転を切り替えることができるようにしてある。なお、駆動ギア82とユニット回転ギア71との間に中継ギアを設けてもよい。
そして、駆動モータ81の駆動によって駆動ギア82が回転することにより、ユニット本体70が正面側から見て左回り又は右回りに回転する。ユニット本体70は、ユニット支持部36とユニット取り付け部78の係合により中心軸が固定されているとともに、頭部78Aの外周にころを設けてあるので、ユニット回転ギア71と駆動ギア82の噛合によりスムーズに回転することができる。
(回転表示ユニット7の作動)
上記構成を有する回転表示ユニット7の作動、すなわち反射板駆動モータ75及びユニット回転装置80の駆動、回転警告灯60の電球65の点滅は、制御装置6からの出力信号に基づいて、遊技状態に応じて行われる。すなわち、遊技状態に応じて予め定められた又は抽選により決定された作動パターンの指示信号に基づき、モータを駆動又は駆動停止させたり電球を点灯消灯させたりする。そして、この作動パターンによって、当選や入賞を報知することができる。
具体的には、まず第一に、ユニット本体70を回転させることにより、最上部に位置する回転警告灯60を変動させて、回転灯表示窓34から視認可能な回転警告灯60の色彩を変化させることができる。例えば、遊技状態に応じて、赤色の回転警告灯60Rを回転灯表示窓34の位置に移動させたり、青色の回転警告灯60Bを回転灯表示窓34の位置に移動させたり、黄色の回転警告灯60Yを回転灯表示窓34の位置に移動させたりすることができる。
これらの回転作動は、インデックスセンサ50の、ソケット固定部材68に設けられた突片68Aの検知に基づいて、ユニット本体70の現在回転位置を把握しつつ行われる。ここで、回転位置とは、ユニット本体70の回転角度により把握される位置である。またここで、突片68Aは、各回転警告灯60によって、幅が異なるように形成したりあるいは個数が異なるように形成してもよい。そして、インデックスセンサ50が突片68Aを検知した検知パターン(ON/OFFの時間、回数)に基づき、インデックスセンサ50の位置にあるのがどの回転警告灯60であるかを認識し、そのデータから最上部に位置している回転警告灯60を特定することができるようになっている。この特定は、特に図示しないが、制御装置6に設けられた検出制御手段により行われる。
ところで、ユニット回転装置80の駆動モータ81としてステッピングモータを用いた場合には、インデックスセンサ50でユニット本体70の現在位置を認識するのに、ステッピングモータの回転ステップ数を利用してもよい。回転ステップ数とは、ステッピングモータを回転させるための発信パルス数のことである。そして、ユニット本体70のいずれかの場所にスタートインデックスのみを設け、インデックスセンサ50がスタートインデックスを検知してからの回転ステップ数によって、最上部に位置している回転警告灯60を検出するようにしてもよい。
さらに、上記したユニット本体70の回転作動と合わせて、個々の回転警告灯60の作動態様を変化させることもできる。例えば、通常時は電球65を消灯しておくとともに回転反射板64も回転停止させておき、遊技中の所定時に、最上部に位置している回転警告灯60の電球65を点灯させて回転反射板64を回転させる。あるいは電球65は消灯したまま回転反射板64のみを回転させることもできる。これに加えて、反射板駆動モータ75を逆回転させて回転反射板64の回転方向を変化させたり、あるいは反射板駆動モータ75の単位時間当たりの回転数を変化させて、回転反射板64の回転速度を変化させたりしてもよい。
このように、本実施の形態によれば、複数の回転警告灯60を装着した回転表示ユニット7を回転移動させることにより正面側に位置する回転警告灯60を変化させ、通常の回転警告灯60を用いた演出に比べてバリエーション豊かでインパクトのある演出を行うことができる。
なお、上記した実施の形態では、回転表示ユニット7を回転させるために歯車機構を用いているが、駆動モータ81の駆動軸の回転を伝達する手段としては、ギアの噛合に限らず、ベルトやチェーンを用いてもよい。
(第一の実施の形態の変形例)
上記した第一の実施の形態では、回転警告灯60の回転反射板64を回転させるための反射板駆動モータ75を、各回転警告灯60ごとに設けてあったが、単一の反射板駆動モータ75によって、全ての回転警告灯60の回転反射板64を回転させるように形成してもよいものである。
具体的には、ユニット本体70の背面図を表した図8及びユニット本体70の拡大側面図を表した図9に示すように、反射板駆動モータ75を回転表示ユニット7の回転中心軸O(図9参照)に位置させるとともに、反射板回転ギア69と、少なくともこの反射板回転ギア69と噛合する連結ギア77を笠歯車にして、反射板駆動モータ75の駆動ギア76の回転が直交方向に変換されるように形成したものである。
ここで、反射板駆動モータ75は、上扉3のいずれかの場所、例えばユニット支持部36に固定し、図9に示すように、駆動ギア76が回転接続用コネクタ90と干渉しないように回転表示ユニット7の回転中心に位置させる。
そして、駆動ギア76の回転を反射板回転ギア69に伝達する連結ギア77として、図8に示すように、連結ギア771〜779を設けてある。具体的には、赤色のレンズ63を備える回転警告灯60R(図5(A)参照)の反射板回転ギア69Rを回転させるための連結ギア77として、反射板回転ギア69Rと噛合する笠歯車の連結ギア771、連結ギア771と噛合する笠歯車を有する連結ギア772(図9参照)、連結ギア772と噛合するとともに、駆動ギア76と噛合する平歯車の連結ギア773が設けられている。また、黄色のレンズ63を備える回転警告灯60Y(図5(A)参照)の反射板回転ギア69Yを回転させるための連結ギア77として、反射板回転ギア69Yと噛合する笠歯車の連結ギア774、連結ギア774と噛合する笠歯車を有する連結ギア775(図9に示す連結ギア772参照)、連結ギア775と噛合するとともに、駆動ギア76と噛合する平歯車の連結ギア776が設けられている。そして、青色のレンズ63を備える回転警告灯60B(図5(A)参照)の反射板回転ギア69Bを回転させるための連結ギア77として、反射板回転ギア69Bと噛合する笠歯車の連結ギア777、連結ギア777と噛合する笠歯車を有する連結ギア778(図9に示す連結ギア772参照)、連結ギア778と噛合するとともに、駆動ギア76と噛合する平歯車の連結ギア779が設けられている。
なお、本変形例においては、反射板回転ギア69と連結ギア77を噛合させるために、ソケット固定部材68を、図7に示したものと90度回転させた向きで固定してある。そして、連結ギア771,774,777はソケット固定部材68に固定し(図9参照)、連結ギア772,776,778は基体70A固定してある。また、連結ギア772,776,778との干渉を避けるため、ユニット取り付け部78の脚部78Bには切り欠きが形成されている。
さらに、本変形例においては、単一の反射板駆動モータ75によって、反射板回転ギア69R,69Y,69Bを別々に回転させることができるようになっている。すなわち、駆動ギア76と噛合する連結ギア77(773,776,779)を、図9に示すように、反射板駆動モータ75と同様に前扉3のいずれかの場所に固定したソレノイド79に取り付け、ユニット本体70を前扉3に装着した状態で前後方向(基体70Aとの距離が広がったり縮まったりする方向)に移動可能に形成してあるものである。
図示した例では、ソレノイド79が突出作動した場合には連結ギア773が連結ギア772及び駆動ギア76と噛合し、ソレノイド79が没入作動した場合には連結ギア772及び駆動ギア76との噛合が解除されるようになっている。また、特に図示しないが、連結ギア776,779も同様の構成となっている。つまり、連結ギア77(連結ギア773,776,779のいずれか)をソレノイド79の突出作動によって駆動ギア76と噛合させて反射板駆動モータ75を駆動させることにより、当該連結ギア77と連結している反射板回転ギア69のみが回転する。そして、反射板回転ギア69の回転により、当該反射板回転ギア69を有する回転警告灯60の回転反射板64が回転する。例えば、赤いレンズ63を有する回転警告灯60Rの回転反射板64を回転させる場合には、連結ギア773が駆動ギア76及び連結ギア772の双方と噛合可能な位置に移動させるとともに、連結ギア776及び連結ギア779を、連結ギア777,778及び駆動ギア76と噛合しない位置に移動させる。
なお、移動させる連結ギア77は、連結ギア773,776,779に限られない。また移動させる連結ギア77の配置によっては、上述したように基体70Aに対して前後方向にスライドさせる他に、基体70Aの表面と平行方向に連結ギア77が移動(スライド又は回動)するようにしてもよい。さらに、図示した例では連結ギア77をそれぞれ3つずつ設けてあるが、連結ギア77の個数は適宜設定できる。最低限、反射板回転ギア69の回転軸と軸方向が90度異なる連結ギア77を設けて、駆動ギア76の回転が反射板回転ギア69に伝わるようにすればよい。
このように、本変形例によれば、単一の反射板駆動モータ75で複数の回転警告灯60の回転反射板64を回転可能に形成してあるので、装置を軽量化でき、コスト削減を図ることもできる。
ちなみに、上記したギア配置で、連結ギア77の噛合解除を行わない構成(ソレノイド79を設けない)にして、単一の反射板駆動モータ75で複数の回転灯60の各反射板回転ギア69を一斉に回転させるようにしてもよい。この場合には、作動制御を簡素化できるという利点がある。
(第二の実施の形態)
上記した第一の実施の形態は、回転表示ユニット7を、正面視前後方向の水平軸を中心に回転させるものであったが、回転表示ユニット7を、正面視左右方向の水平軸を中心に回転させることもできる。
(図面の説明)
図10乃至図14は、本発明の第二の実施の形態を示す図であり、図10はスロットマシンSの上部表示部3Aの正面図、図11は上部表示部3Aの縦断面図、図12は回転表示ユニット7の正面図及び右側面図、図13は回転警告灯60の断面図である。なお、図14は第二の実施の形態の変形例を示す図である。
なお、本実施の形態におけるスロットマシンSの基本的構成は、第一の実施の形態と同様であるので重複する部分は説明を省略し、本実施の形態の特徴点のみ述べる。
(回転表示ユニット7)
第二の実施の形態に係る回転表示ユニット7は、図10及び図12に示すように、前扉3の上面裏側に左右方向に設けられた回転軸120に支持固定された演出表示装置であって、4個の回転警告灯60を備えるユニット本体70と、このユニット本体70を回転させるためのユニット回転装置80(図11参照)とから構成されている。
(回転警告灯60)
回転警告灯60は、図13に示すように、後述するユニット本体70の回転灯固定部材73に固定される発光表示装置であって、レンズ63と、レンズ63の内部に収納される電球65及び回転反射板64と、回転反射板64及び電球65を支持するとともに回転反射板64を回転させるための反射板駆動モータ62が固定されたカバー61を有している。なお、複数の回転警告灯60のレンズ63の色彩は特に表示しないが、それぞれが異なる色彩に形成されている。
前記レンズ63は、図13(A)に示すように、回転灯固定部材73の回転灯取り付け板73Aに固定されている。前記電球65は、カバー61の内部に形成された吊り下げ部61Aに支持されたソケット67に取り付けられており、前記回転反射板64は、その台座部64Aが、反射板固定部材66に固定されている。そして、反射板固定部材66を回転させることにより回転反射板64が電球65の周囲を旋回し、電球65の光が投射される方向を回転変位させることができるようになっている。
前記カバー61は、一方が開口する筒型の蓋体であって、上板内側から開口部に向かって筒状の吊り下げ部61Aが形成されている。吊り下げ部61Aの端部は外側に広がるフランジ部61Bとなっており、ここに、前記反射板固定部材66が回転可能に係止されている。反射板固定部材66は、一方の端部外周に反射板回転ギア69が形成された円筒部66Aと、円筒部66Aの反射板回転ギア69の反対側の端部に形成されたフランジ部66Bを有しており、図13(A)に示すように回転警告灯60がレンズ63を下にしている状態においては、このフランジ部66Bの内側の係止面61Cに前記吊り下げ部61Aのフランジ部61Bが引っかかり、反射板固定部材66がフランジ部61Bに吊り下げ支持されるようになっている。
前記反射板駆動モータ62は、カバー61に固定されており、駆動軸には反射板回転ギア69と噛合可能な駆動ギア62Aが設けられている。そして、前記反射板回転ギア69と、反射板駆動モータ62の駆動ギア62Aとの噛み合いによって、反射板固定部66及び回転反射板64が回転するようになっている。
ここで、吊り下げ部61Aの筒内には、段部が形成されているとともに、段部よりもやや内側(フランジ部61Bと反対側)には、筒内空間に張り出す金属リング61Dが設けられている。この金属リング61Dは、図示しない結線によって、基体70Aに配置された中継基板(図12(A)参照)と電気的に接続している。
一方、前記ソケット67は、電球65が取り付けられる取り付け口の反対側(接続側)に、平行して設けられた二つの張り出し片67A,67A'を有している。一方の張り出し片67Aは、吊り下げ部61Aの筒内に形成された段部と前記金属リング61Dの間に位置し、もう一方の張り出し片67A'は金属リング61Dよりも接続側に位置しているとともに、金属リング61Dと接触可能な接点67Bを有している。そして、この接点67Bが金属リング61Dと接触することにより、ソケット67が通電状態となり、取り付けられている電球65が点灯するようになっている。
そして、図13(A)に示すように、回転警告灯60がレンズ63を下にしている状態においては、張り出し片67Aが吊り下げ部61Aの段部に係止されて、ソケット67が吊り下げ部61Aに吊り下げ支持されるとともに、張り出し片67A'の接点67Bが金属リング61Dに接触して、電球65は通電状態となって点灯する。一方、図13(B)に示すように、回転警告灯60がレンズ63を上にしている状態においては、ソケット67は自重により下方に移動し(図13(B)のD参照)、張り出し片67Aは吊り下げ部61Aの段部から離れて金属リング61Dに係止されるとともに、張り出し片67A'は接点67Bが金属リング61Dから離れる。これにより電球65は非通電状態となって消灯するようになっている。
(ユニット本体70)
ユニット本体70は、図12に示すように、円盤状の基体70Aの一方の側面にユニット回転ギア71を設け、反対側の側面に4個の回転灯固定部材73を配置したものであり、基体70Aの中心部を貫通する中空の回転軸120によって、前扉3の上部表示部3Aの内部空間に回転可能に支持されるものである。
前記基体70Aには、図12(A)に示すように、正面視左側に回転灯固定部材73が取り付けられており、基体70Aの回転中心には、回転軸120の内部に回転接続用コネクタ90が設けられているともに、回転接続用コネクタ90と接続する中継基板74が設けられている。なお、前記回転軸120の両端部は、前扉3の裏側に固定された軸受け200によって支持されており、回転接続用コネクタ90からの結線(図示せず)は、回転軸120の内部を通って制御装置6に接続されている。
前記回転灯固定部材73は、図12に示すように、回転警告灯60が取り付けられる方形状の回転灯取り付け板73Aと、回転灯取り付け板73Aの一片の端部から直角に屈曲して形成された固定板73Bと、回転灯取り付け板73Aの固定板73Bの屈曲片と隣り合う片の端部から直角に屈曲して、回転灯取り付け板73Aと固定板73Bとを繋ぐ背面板73Dとを備えている。すなわち、回転灯固定部材73は、3つの面によって囲まれた空間部を形成しており、この空間部内に回転警告灯60(のレンズ63)が配置される。そして、回転灯取り付け板73Aの中央部には、図13に示すように開口部が形成されており、この開口部を挟んで、回転警告灯60のカバー61とレンズ63が固定される。
前記固定板73Bは、回転灯固定部材73を基体70Aに固定するためのものである。4個の回転灯固定部材73に回転警告灯60を取り付けた状態で、それぞれの回転灯固定部材73を基体70Aに固定すると、ユニット本体70の左側面図を表す図12(B)に示すように、4つの回転警告灯60がレンズ63の下側を先端として時計回りに並ぶように配置される。このとき、3つの回転警告灯60の中心点(例えば電球65の位置)は、ユニット本体70の回転軸を中心とする同一円上に配置されているとともに、各回転警告灯60の中心軸(中心点を通る縦軸=回転反射板64の回転軸)は、ユニット本体70の回転軸と直交している。また、これを正面側から見ると、図10及び図12(A)に示すように、回転警告灯60の背面側に背面板73Dが位置するようになっている。
さて、上記構成を有するユニット本体70は、回転軸120に支持された状態で、上パネル32の回転灯表示窓34を通して正面側の中央に位置する回転警告灯60が視認可能となるよう配置される(図11参照)。ここで、図11に示した例では、回転灯表示窓34は、表示パネルとしての上パネル32に形成した開口又は透明部としてあるが、第一の実施の形態と同様に、液晶表示装置の液晶パネルに開口部を設けたものであってもよい。
なお、図10乃至図13においては、ユニット本体70の回転を検知するためのインデックスセンサ及びこのインデックスセンサが検出する非検知部(ユニット本体70もしくは回転軸120のいずれかの場所に設けられた突起や検知溝)の記載を省略しているが、これらは適宜設けるものとする。
(ユニット回転装置80)
ユニット回転装置80は、ユニット本体70を回転させるための駆動装置であり、図11に示すように、上部表示部3Aの裏面底板などに固定される駆動モータ81と、この駆動モータ81の駆動軸に設けられた駆動ギア82を有している。そして、本実施の形態では、前記駆動ギア82と上部表示部3Aの内部空間に支持されたユニット本体70のユニット回転ギア71とは、各ギアと噛み合う凹凸を有するベルト71Aによって連結されている。もちろん、駆動ギア82とユニット回転ギア71を直接噛合させるようにしてもよい。そして、駆動モータ81の駆動によって駆動ギア82が回転することにより、ユニット本体70が正面側から見て上下方向に回転する。
なお、本実施の形態では、ユニット回転装置80で回転軸120を回転させるようにすることもできる。例えば回転軸120の周囲にギアやスプロケットを固定し、これに駆動ギア82を噛合させたりベルトやチェーンを連結して、回転軸120を回転させることによりユニット本体70を回転させるようにしてもよい。
(回転表示ユニット7の作動)
第二の実施の形態における回転表示ユニット7も、第一の実施の形態と同様に作動させることができる。また、本実施の形態によっても、第一の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
ただ、本実施の形態では、回転警告灯60のソケット67をカバー61に対して移動可能に形成し、レンズ63が上向き(球体部が上側)になると接点67Bが非接触となって電球65が自動的に消灯するように形成してあるので、ソケット67を常に通電状態にしておくだけで、回転灯表示窓34から視認可能な回転警告灯60を点灯させ、背面側に回った回転警告灯60を消灯させることができる。そして、回転灯表示窓34から視認可能な回転警告灯60を点灯させない場合のみ、全てのソケット67への通電を停止し、点灯させる場合には全てのソケット67を通電させればよい。すなわち、消費電力の節約及び制御の簡素化の点においては、第一の実施の形態よりも優れているといえる。なお、第一の実施の形態においても、ソケット67をソケット固定部材68に対して移動可能に形成して、上記と同様に、最上部に位置している回転警告灯60のみが点灯するようにしてもよい。
上記した第二の実施の形態では、回転軸120とユニット本体70が一体で回転するように形成してあったが、回転軸120に支持されたユニット本体70のみが回転するようにしてもよい。具体的には、回転軸120の両端部は前扉3に固定するとともに、回転軸120とユニット本体70の結合部分に軸受けを設けるものである。また、回転軸120は必ずしも直線形でなくてもよく、例えばユニット本体70を固定又は支持する水平軸の両端部を前扉3の上面から吊り下げるようにしてもよい。
(第二の実施の形態の変形例)
上記した第二の実施の形態では、回転警告灯60の回転反射板64を回転させるための反射板駆動モータ62を、各回転警告灯60ごとに設けてあったが、第一の実施の形態の変形例と同様に、単一の駆動装置によって、全ての回転警告灯60の回転反射板64を回転させるように形成してもよいものである。さらに、本変形例においては、回転反射板64を回転させるための駆動装置を、ユニット本体70を回転させるための回転駆動装置(ユニット回転装置80)と兼用にしてある。
具体的には、ユニット本体70の右面図を表した図14に示すように、駆動軸120の周囲に笠歯車である連結回転ギア130を設け、この連結回転ギア130と各回転警告灯60の反射板回転ギア69とを接続する連結ギア77として、以下のものを設ける。
すなわち、図14において左側に位置している(遊技機との関係では正面側に位置している)回転警告灯60Mの反射板回転ギア69Mを回転させるための連結ギア77として、反射板回転ギア69Mと噛合する笠歯車の連結ギア77m、連結ギア77mと噛合するとともに連結回転ギア130と噛合する笠歯車の連結ギア77m'が設けられている。また、図14において上側に位置している回転警告灯60Uの反射板回転ギア69Uを回転させるための連結ギア77として、反射板回転ギア69Uと噛合する笠歯車の連結ギア77u、連結ギア77uと噛合するとともに連結回転ギア130と噛合する笠歯車の連結ギア77u'が設けられている。そして、図14において右側に位置している(遊技機との関係では背面側に位置している)回転警告灯60hの反射板回転ギア69Hを回転させるための連結ギア77として、反射板回転ギア69Hと噛合する笠歯車の連結ギア77h、連結ギア77hと噛合するとともに連結回転ギア130と噛合する笠歯車の連結ギア77h'が設けられている。さらに、図14において下側に位置している回転警告灯60Sの反射板回転ギア69Sを回転させるための連結ギア77として、反射板回転ギア69Sと噛合する笠歯車の連結ギア77s、連結ギア77sと噛合するとともに連結回転ギア130と噛合する笠歯車の連結ギア77s'が設けられている。
そして、回転軸120及びユニット本体70を回転させることにより、連結回転ギア130の回転が連結ギア77によって各回転警告灯60の反射板回転ギア69に伝達され、各回転反射板64が一斉に回転する。
なお、図14では、回転軸120及びユニット本体70を回転させるためのユニット回転装置80、ユニット回転ギア71及びベルト71Aは省略しているが、これらは図11に示したのと同様の構成とすることができる。あるいは、ユニット回転ギア71を設けずに、ユニット回転装置80の駆動ギア82(図11参照)を、駆動ギア130と直接又は間接的に連結させてもよい。
また本変形例においては、反射板回転ギア69と連結ギア77を噛合させるために、カバー61の一面を切り欠いてある。そして、連結ギア77m,77u,77h,77sはカバー61又は回転板固定部材73に固定し、連結ギア77m',77u',77h',77s'は基体70A固定してある。さらに、本変形例においても、第一の実施の形態の変形例と同様に、駆動ギア76と噛合する連結ギア77(77m',77u',77h',77s')を、駆動ギア76との噛合が解除される方向に移動可能に形成してもよい。
本変形例によれば、ユニット回転装置80によって複数の回転警告灯60の回転反射板64を回転可能に形成してあるので、装置をさらに軽量化でき、コスト削減を図ることもできる。

本発明に係る回転表示ユニット7は、遊技機の正面側であれば、前扉3に取り付けなくてもよい。例えば遊技機の筐体に固定してもよい。さらに、本発明は、スロットマシン以外の遊技機にも応用できる。例えばパチンコ機の遊技盤の中央に、回転表示ユニット7を配置してもよい。
また、本発明に係る回転表示ユニット7を用いた演出表示の態様も上述したものに限られず、種々の演出用ユニットや役物を組み合わせて、様々な態様で実施可能であることはいうまでもない。例えば、回転表示ユニット7や回転警告灯60の回転反射板64の回転に伴い、スピーカ35から所定の音声を出力させるようにしてもよい。
本発明の第一の実施の形態であって、スロットマシンの外観正面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、スロットマシンの縦断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、回転表示ユニットの平面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、ユニット本体の斜視図である。 本発明の第一の実施の形態であって、回転表示ユニットの正面図及び背面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、回転警告灯の縦断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、回転警告灯の分解斜視図である。 本発明の第一の実施の形態の変形例であって、回転表示ユニットの背面図である。 本発明の第一の実施の形態の変形例であって、回転表示ユニットの部分断面図である。 本発明の第二の実施の形態であって、スロットマシンの上部表示部の正面図である。 本発明の第二の実施の形態であって、上部表示部の縦断面図である。 本発明の第二の実施の形態であって、回転表示ユニットの正面図及び側面図である。 本発明の第二の実施の形態であって、回転警告灯の縦断面図である。 本発明の第二の実施の形態の変形例であって、回転表示ユニットの側面図である。
符号の説明
S スロットマシン(遊技機)
1 筐体 2 リールユニット
3 前扉 3A 上部表示部
3B 下パネル 3C 下皿
4 メダルセレクター 5 ホッパーユニット
6 制御装置 7 回転表示ユニット
8 液晶制御基板
20 回転リール 30 正面パネル
31 図柄表示窓 32 上パネル
33 ランプ 34 回転灯表示窓(表示窓)
35 スピーカ 36 ユニット支持部
40 操作部 41 ベットスイッチ
42 メダル投入口 43 スタートスイッチ
44 精算スイッチ 45 ストップスイッチ
50 インデックスセンサ(回転検知部)
60 回転警告灯 61 カバー
61A 吊り下げ部 61B フランジ部
61C ストッパー 61D 金属リング
62 反射板駆動モータ(反射板駆動装置)62A 駆動ギア
63 レンズ(防風部) 64 回転反射板
65 電球(光源) 66 反射板固定部材
66A 円筒部 66B フランジ部
66C 係止面 67 ソケット
67A 張り出片 67B 接点
68 ソケット固定部材 69 反射板回転ギア
70 ユニット本体(回転体) 71 ユニット回転ギア
71A ベルト 72 仕切り部材
73 回転灯固定部材 73A 回転灯取り付け板
73B 固定板 73C 側板
73D 背面板
74 中継基板 75 反射板駆動モータ(反射板駆動装置)
76 駆動ギア 77 連結ギア
78 ユニット取り付け部 79 ソレノイド
80 ユニット回転装置(回転駆動装置)81 駆動モータ
82 駆動ギア 90 回転接続用コネクタ
100 液晶表示装置 120 回転軸
200 軸受け 130 連結回転ギア
O 回転中心軸

Claims (3)

  1. 遊技者と対峙する正面側に表示窓を有する遊技機に装着される演出表示装置であって、
    遊技機内部に、水平軸を中心に回転可能に支持される回転体と、
    反射板駆動装置の駆動によって光源の周囲を旋回可能に形成された回転反射板と、前記光源及び回転反射板を内部に位置させて光源が発する照射光を外部に照射可能な透光性を有する防風部を少なくとも備え、前記回転体に固定される複数の回転警告灯と、
    前記回転体を回転させるための回転駆動装置と、
    前記回転体の現在位置を検知するための回転検知部とを少なくとも備え、
    前記複数の回転警告灯は、前記回転体の一の立面に、回転体の回転軸を中心とする同一円上に配置されるとともに、前記回転反射板の回転軸と前記回転体の回転軸とが直交する方向となるよう、前記回転体に固定され、
    前記回転体は、前記回転警告灯の少なくとも防風部が、遊技機の表示窓から視認可能となるよう設置され、
    前記複数の回転警告灯の防風部は、各々異なる色彩を有し、
    前記回転駆動装置を駆動させ前記回転検知部の検知に基づき前記回転体を回転させることにより、前記複数の回転警告灯の位置を変動させて、遊技機の表示窓を通して視認可能な防風部の色彩を変化させることができるとともに、
    少なくとも前記表示窓から防風部が視認可能となっている回転警告灯について、前記光源の発光及び前記回転反射板の回転を行わせることを可能とした演出表示装置。
  2. 前記回転体の回転中心部に、前記反射板駆動装置の駆動軸に連結された駆動回転部材を配置し、
    前記回転警告灯には、前記駆動回転部材の回転を回転反射板に伝達するための反射板回転部材を設け、この反射板回転部材と前記駆動回転部材との間に、回転軸方向を変換可能な連結回転部材を設け、
    前記複数の回転警告灯の各回転反射板を、単一の反射板駆動装置によって回転可能としたことを特徴とする請求項1記載の演出表示装置。
  3. 前記回転体は、遊技機を正面側から見たときに、前後方向となる水平軸を中心に回転可能に支持されており、
    前記回転体を遊技機に設置したとき正面側となる面に、前記回転体の前面空間を中心部から放射状に仕切られた複数のスペースに分ける仕切り部材を設け、
    前記回転警告灯は、前記仕切り部材によって仕切られたスペース内に配置されることを特徴とする請求項1又は2記載の演出表示装置。
JP2007315406A 2007-12-06 2007-12-06 演出表示装置 Pending JP2009136466A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007315406A JP2009136466A (ja) 2007-12-06 2007-12-06 演出表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007315406A JP2009136466A (ja) 2007-12-06 2007-12-06 演出表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009136466A true JP2009136466A (ja) 2009-06-25

Family

ID=40867755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007315406A Pending JP2009136466A (ja) 2007-12-06 2007-12-06 演出表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009136466A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009142523A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Olympia:Kk 演出表示装置
JP2011147514A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2011147515A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2012205757A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Newgin Co Ltd 遊技機
JP2014208057A (ja) * 2014-05-01 2014-11-06 株式会社三洋物産 遊技機
JP2016073354A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 豊丸産業株式会社 遊技機

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0363082A (ja) * 1989-08-01 1991-03-19 Daiichi Shokai:Kk パチンコ機の入賞表示装置
JPH11188140A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Ace Denken:Kk 遊技場設置用表示灯
JP2005199034A (ja) * 2003-12-18 2005-07-28 Abilit Corp 遊技機
JP2007037833A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Dragon:Kk 遊技機用表示装置
JP2007135788A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Olympia:Kk 遊技機、プログラム及び記録媒体
JP2008012132A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Olympia:Kk 遊技機

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0363082A (ja) * 1989-08-01 1991-03-19 Daiichi Shokai:Kk パチンコ機の入賞表示装置
JPH11188140A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Ace Denken:Kk 遊技場設置用表示灯
JP2005199034A (ja) * 2003-12-18 2005-07-28 Abilit Corp 遊技機
JP2007037833A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Dragon:Kk 遊技機用表示装置
JP2007135788A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Olympia:Kk 遊技機、プログラム及び記録媒体
JP2008012132A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Olympia:Kk 遊技機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009142523A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Olympia:Kk 演出表示装置
JP2011147514A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2011147515A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2012205757A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Newgin Co Ltd 遊技機
JP2014208057A (ja) * 2014-05-01 2014-11-06 株式会社三洋物産 遊技機
JP2016073354A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 豊丸産業株式会社 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009219720A (ja) 回転灯装置
JP5334717B2 (ja) 遊技機
JP4994998B2 (ja) 発光表示装置及び遊技機
JP5651490B2 (ja) 役物動作ユニットおよび遊技機
JP2009136466A (ja) 演出表示装置
JP2009112672A (ja) 遊技機の演出表示装置
JP4613148B2 (ja) 回転灯装置及びこの回転灯装置を備えた遊技機
JP2008119227A (ja) 遊技機
JP2009142523A (ja) 演出表示装置
JP5713705B2 (ja) 役物動作ユニットおよび遊技機
JP6075412B2 (ja) 遊技機
JP4994999B2 (ja) 発光表示装置及び遊技機
JP4391796B2 (ja) 遊技機用発光表示装置
JP5467249B2 (ja) 回転灯装置を備えた遊技機及び回転灯装置
JP5930587B2 (ja) 遊技機
JP4804441B2 (ja) 回転灯装置及びこの回転灯装置を備えた遊技機
JP2009178355A (ja) 遊技機
JP2014155520A (ja) 遊技機
JP2008029662A (ja) 遊技機
JP5060928B2 (ja) 遊技機
JP2008029664A (ja) 遊技機
JP6338304B1 (ja) 遊技機
JP6338300B1 (ja) 遊技機
JP6338302B1 (ja) 遊技機
JP6338301B1 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101015

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130411

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130808