JP5334717B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

この発明は、動作により演出を行なう可動演出装置を備える遊技機に関するものである。
代表的な遊技機であるパチンコ機は、機内にセットされる遊技盤の盤面に画成した遊技領域に装飾部材が配設され、該装飾部材に形成した開口部に、機裏側に配設した液晶式やドラム式等の図柄表示装置の表示部を臨ませ、この図柄表示装置において図柄組み合わせゲームやリーチ演出等を表示して遊技演出を行なうようになっている。また特許文献1に記載されるように、前記装飾部材に、所要の動作を行なう可動部材を備えた可動演出装置を配設し、該可動部材を前記図柄表示装置で行なわれる遊技演出に合わせて動作させることにより、視覚的な演出効果を向上させ、遊技の興趣を高めるようにしたパチンコ機も知られている。そして特許文献1に記載されたパチンコ機では、前記可動部材に対してLED等からなる発光体を配設することで、可動部材による動作演出だけでなく、該可動部材の動作に合わせて発光体の発光態様を変化させることにより、視覚的な演出効果を向上させ、遊技の興趣をより一層高め得るよう構成されている。
特開2007−54140号公報
ところで、特許文献1に記載されたパチンコ機では、可動部材に配設した発光体を発光することで、該可動部材に設けたカバー部材を照明するよう構成されているため、カバー部材と発光体との間の距離が短いと、カバー部材に光の濃淡が現れ、可動部材の見栄えが低下するばかりでなく、カバー部材の全体を照明するために多数の発光体が必要となってコストが嵩む問題がある。また、前記可動部材に発光体が設けられているため、発光体の数が増加すると、可動部材の大型化や重量の増大を招来することになる。このため、可動部材を駆動する駆動手段も大型のものを採用する必要が生じ、設置スペース上の問題が生ずると共に、コストの増大を招来する。また、発光体に電源を供給するための配線を可動部材に接続しておく必要があり、可動部材の動作時に配線の絡まりや挟み込みを防止する構成を必要とし、設計上の制約が大きくなると共に、コストの増大を招来する。
そこで本発明は、従来の技術に係る遊技機に内在する前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、可動部材に発光体を設けることなく、該可動部材を発光させて演出を行ない得る可動演出装置を備えた遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る遊技機は、
動作により演出を行なう可動演出装置(40)を備えた遊技機であって、
前記可動演出装置(40)は、
駆動手段(50)が配設されるベース部材(41)と、
前記ベース部材(41)に回転可能に軸支され、前記駆動手段(50)の駆動により回転される可動部材(70)と、
前記可動部材(70)に設けられ、該可動部材(70)の回転軸(70a)に対して交差方向に位置する光透過部(73)と、
前記ベース部材(41)に設けられ、前記可動部材(70)の回転軸(70a)の延在方向に開口する発光体収容部(67)が該可動部材(70)の回転方向に離間して位置するよう複数形成された区画部材(61)と、
前記区画部材(61)に形成された各発光体収容部(67)に対応して配設され、該発光体収容部(67)の開口部を介して前記可動部材(70)の回転軸(70a)の延在方向に光を照射する発光体(59)と、
前記可動部材(70)に設けられて前記発光体収容部(67)の開口部に臨み、前記発光体(59)の光を可動部材(70)の回転軸(70a)に交差する方向に反射する第1反射部(78)と、
前記可動部材(70)に設けられ、前記第1反射部(78)で反射された光を前記光透過部(73)に向けて反射する第2反射部(82)とを備え
前記可動部材(70)の回転に伴って前記区画部材(61)に形成された複数の発光体収容部(67)の開口部の前方に前記第1反射部(78)が順に臨んで、各発光体収容部(67)の開口部を透過した発光体(59)の光を第1反射部(78)で反射させるよう構成されたことを要旨とする。
このように、可動部材を支持するベース部材側に設けられた区画部材の発光体収容部に発光体を収容して、発光体の光を第1反射部により可動部材の回転軸に交差する方向に反射すると共に、該第1反射部で反射された光を可動部材に設けた光透過部に向けて第2反射部が反射するよう構成したことで、発光体を発光させれば可動部材の光透過部を明輝することができる。すなわち、可動部材に発光体を設けることなく該可動部材を発光させ得るから、可動部材の軽量化や小型化を図り得ると共に、発光体に接続する配線の絡まりや断線を防止することができる。また、前記発光体収容部を前記区画部材に対して前記可動部材の回転方向に離間して位置するよう複数形成し、該発光体収容部の開口部に前記可動部材の第1反射部が臨むよう構成したから、可動部材を回転させても、第1反射部が臨む発光体収容部に収容された発光体を発光するだけで可動部材を明輝させることができる。更に、発光体から照射される光を第1反射部で可動部材に沿う方向に反射し、該反射光を第2反射部で光透過部に反射するようにしたから、少ない発光体により可動部材の光透過部の全体を照明することができ、光の濃淡が現れるのを防止して、光透過部を略均一の明るさで明輝することができる。
本願の請求項2に係る遊技機は、前記可動部材(70)は、前記光透過部(73)と第2反射部(82)との間に透明部材(85)が配設されて、該透明部材(85)における第2反射部(82)との対向面側に光拡散部(85a)が形成されると共に、当該透明部材(85)の端面が前記第1反射部(78)に対向するよう構成されたことを要旨とする。
このように、第1反射部で反射された光を透明部材に入射させて、該透明部材の光拡散部で拡散された光を第2反射部で光透過部に向けて反射するよう構成したことで、可動部材の光透過部の全体を、より均一な明るさで明輝することが可能となる。
本願の請求項3に係る遊技機は、前記第2反射部(82)および透明部材(85)における前記光拡散部(85a)の形成面は、前記第1反射部(78)に近接する端部から離間するにつれて前記光透過部(73)側に近接するよう傾斜形成されることを要旨とする。
このように、第2反射部および透明部材における前記光拡散部の形成面は、前記第1反射部に近接する端部から離間するにつれて前記光透過部側に近接するよう傾斜させたことで、該第1反射部で反射された光が第2反射部および透明部材における前記光拡散部の全体に均一に照射することができ、可動部材の光透過部の全体を、より均一な明るさで明輝することが可能となる。
本願の請求項4に係る遊技機は、前記第2反射部(82)は、前記第1反射部(78)から離間するにつれて前記光透過部(73)側に近接するよう傾斜する反射面(82a)が、該第1反射部(78)からの反射光の照射方向に複数形成されると共に、該反射面(82a)の光透過部(73)側の端部から光透過部(73)までの距離を、第1反射部(78)から離間するにつれて漸減させるようにしたことを要旨とする。
このように、第1反射部から離間するにつれて前記光透過部側に近接するよう傾斜する第2反射部としての反射面を、該第1反射部からの反射光の照射方向に複数形成し、反射面の光透過部側の端部から光透過部までの距離を、第1反射部から離間するにつれて漸減させたことで、可動部材の光透過部の全体に、該第2反射部の反射面で反射された光を照射できる。
本発明に係る遊技機によれば、可動部材に発光体を設けることなく、該可動部材を発光させて演出を行なうことが可能となる。
本発明の実施例に係るパチンコ機を示す正面図である。 実施例に係るパチンコ機の遊技盤を示す正面図である。 実施例に係る遊技盤の分解斜視図である。 実施例に係る遊技盤の裏ユニットを示す正面図であって、可動演出装置、球排出装置および装飾部材の一部を取り付けた状態で示す。 実施例に係る可動演出装置を示す正面図であって、可動部材が初期位置にある状態を実線で示し、可動部材が可動位置にある状態を2点鎖線で示す。 実施例に係る可動演出装置の分解斜視図である。 実施例に係る区画部材を示す斜視図であって、(a)は正面側から視た状態を示し、(b)は背面側から視た状態を示す。 実施例に係る可動演出装置を、可動部材を取り外した状態で示す正面図である。 実施例に係る可動演出装置の可動部材の動作を示す背面図であって、(a)は可動部材が初期位置にある状態を示し、(b)は可動部材が可動位置にある状態を示す。 実施例に係る可動部材と、第1および第2反射部材と、透明部材との関係を正面側から視た状態で示す分解斜視図である。 実施例に係る可動部材と、第1および第2反射部材と、透明部材との関係を背面側から視た状態で示す分解斜視図である。 (a)は、可動部材の正面図であり、(b)は、可動部材に第1反射部材を取り付けた状態で示す背面図であって、(c)は、(a)に示すA−A線断面図である。 実施例に係る可動部材と、第1および第2反射部材と、透明部材とを分解して示す断面図である。 実施例に係る第2可動部材を拡大して示す断面図である。 実施例に係る第1反射面と第1のLEDとの関係を、可動部材の回転位置の関係で示す要部拡大図であって、可動部材が初期位置にある状態を2点鎖線で示す。 実施例に係る第1反射面と第1のLEDとの関係を、可動部材の回転位置の関係で示す要部拡大図であって、可動部材が可動位置にある状態を2点鎖線で示す。 実施例に係る第1反射面と第1のLEDとの関係を、可動部材の回転位置の関係で示す要部拡大図であって、可動部材が初期位置と可動位置との中間位置にある状態を2点鎖線で示す。 実施例に係る第1反射面と第1のLEDとの関係を、可動部材の回転位置の関係で示す要部拡大図であって、第1反射面が仕切り壁と前後に重なる位置に可動部材が回転した状態を2点鎖線で示す。 実施例に係る可動部材が初期位置と可動位置との中間位置にある状態で縦断した要部拡大断面図である。 変更例に係る可動部材が初期位置と可動位置との中間位置にある状態で縦断した要部拡大断面図である。 変更例に係る可動部材が初期位置と可動位置との中間位置にある状態で縦断した要部拡大断面図である。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、実施例では、遊技球としてパチンコ球を用いて遊技を行なうパチンコ機を例に挙げて説明する。また、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機を前側(遊技者側)から見た状態で指称する。
(パチンコ機について)
実施例に係るパチンコ機10は、図1に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に固定される固定枠としての外枠11の開口前面側に、後述する遊技盤20(図2または図3参照)を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤20の裏側に対して、各種図柄を変動表示可能な図柄表示装置17が着脱可能に配設されている。また、前記中枠12の前面側には、前記遊技盤20を透視保護するガラス板(図示せず)を備えた装飾枠としての前枠13が開閉可能に組み付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球を貯留する下球受け皿15が開閉可能に組み付けられる。なお、実施例では、前記前枠13の下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿14が一体的に組み付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球受け皿14も一体的に開閉するよう構成される。また、前記中枠12の右下方位置には、該中枠12に配設された打球発射装置(図示せず)を作動する操作ハンドル16が設けられており、該操作ハンドル16の操作により打球発射装置が作動することで、前記上球受け皿14に貯留されたパチンコ球が前記遊技盤20に向けて発射されるようになっている。ここで、前記上球受け皿14は、前記前枠13と別体に形成して中枠12に対して開閉可能に組み付けるようにしてもよい。
(遊技盤20について)
前記中枠12の遊技盤20保持部に配設される前記遊技盤20は、図2〜図3に示すように、アクリルやポリカーボネート等の光透過性の合成樹脂材からなる平板状の透明板21と、該透明板21の後面に組み付けられると共に裏側に前記図柄表示装置17が着脱可能に配設される不透明な合成樹脂材で形成された裏ユニット35とから構成され、該裏ユニット35に形成された前後に開口する開口部35a(図3または図4参照)を介して図柄表示装置17を前面側から視認し得るよう構成されている。ここで、裏ユニット35に形成される開口部35aは、該裏ユニット35の上下および左右幅の大部分が開口する大型の開口であって、該開口部35aの周囲に、各種の装飾部材36や球排出装置37、可動演出装置40(後述)等が配設されている。なお、実施例の透明板21は、アクリル樹脂により一定の厚み寸法の平板状に形成されている。ここで、前記透明板21および裏ユニット35は、外郭形状が略整合する大きさおよび形状に形成されて、該透明板21と裏ユニット35とを組み付けた状態で透明板21の後面を裏ユニット35で全面的に覆うよう構成され、前側から遊技盤20(裏ユニット35)の裏側を視認し得ないようになっている。
(透明板21について)
図1または図2に示すように、前記透明板21の前面には、外レール22aと内レール22bとが配設されており、両レール22a,22bより画成される略円形の遊技領域23内に、前記中枠12に配設された前記打球発射装置から発射されたパチンコ球が打ち出されて、打ち出されたパチンコ球が遊技領域23を流下することで遊技が行なわれるようになっている。なお、打球発射装置から発射されたパチンコ球は、両レール22a,22bに誘導されて遊技領域23の左上部位置に打ち出されるようになっている。また、前記透明板21には、前記裏ユニット35に形成された開口部35aの前方位置に、前後に貫通する貫通口21a(図3参照)が形成されており、該貫通口21aに対して前後に開口する枠状に形成された枠状装飾体28が配設されている。
すなわち、前記裏ユニット35の開口部35aから臨む前記図柄表示装置17は、前記枠状装飾体28の開口を介して透明板21の前側に露出して、該図柄表示装置17に表示される図柄変動演出や各種の表示演出をパチンコ機10の前側から視認し得るようになっている。また透明板21には、図3に示す如く、前記貫通口21a(枠状装飾体28の配設位置)の下方位置における透明板21の左右方向の略中央位置に、前後に開口する装着口21bが開設されており、前記遊技領域23を流下するパチンコ球が入賞可能な始動入賞装置24や第1の特別入賞装置25が、該装着口21bを介して透明板21に取り付けられている。なお、実施例では、前記始動入賞装置24の下方に第1の特別入賞装置25が位置している。
(始動入賞装置24について)
前記始動入賞装置24は、上方に開口する上入賞口24aと、該上入賞口24aの下方に位置する下入賞口24bと、該下入賞口24bを挟む左右両側に設けられ、当該下入賞口24bを開閉する一対の羽根部材24c,24cとを備えて、上下の入賞口24a,24bにパチンコ球が入賞することで、前記図柄表示装置17において図柄変動演出が開始されるよう構成される。なお、実施例では、前記上下の入賞口24a,24bにパチンコ球が入賞した場合には、所定数(例えば3〜5個)のパチンコ球が賞球として前記上下の球受け皿14,15に払い出されるようになっている。そして、図柄変動演出の結果、図柄表示装置17に所定の図柄組み合わせ(例えば同一図柄の三つ揃い等)で図柄が停止表示されることで所謂「大当り」が発生し、これにより第1の特別入賞装置25や第2の特別入賞装置31(後述)が開放されて多数の賞球を獲得する機会が遊技者に付与されると共に、前記図柄表示装置17において所要の大当り演出が行なわれるようになっている。
(第1の特別入賞装置25について)
前記第1の特別入賞装置25は、特別入賞口25aが開閉扉25bにより常には閉鎖されており、前記図柄表示装置17での図柄変動の結果「大当り」が発生した際に開閉扉25bが開放して(図2参照)、特別入賞口25aへの入賞により多数の賞球を獲得し得るようになっている。実施例では、前記第1の特別入賞装置25では、前記図柄表示装置1717に所定の図柄組み合わせが停止して大当りが発生すると、所定時間(例えば30秒)の開放を1回とするラウンド遊技を複数回(例えば15回)繰り返すよう作動制御される。
(枠状装飾体28について)
図2または図3に示すように、前記枠状装飾体28は、前後に開口する枠状に形成されて、前記遊技盤20(透明板21)に開設した前記貫通口21aに取り付けられており、前記裏ユニット35に配設された図柄表示装置17が枠状装飾体28の開口部に臨んで前側から視認し得るようになっている。そして、前記枠状装飾体28の内周下縁部に、パチンコ球が転動するステージ29が形成されており、該枠状装飾体28の左側部に形成された球入口28aに通入したパチンコ球がステージ29を転動して遊技領域23に排出落下されるよう構成されている。また、図1〜図3に示すように、前記枠状装飾体28の上部位置には、前記図柄表示装置17での図柄の変動結果に応じて開放することで前記遊技領域23を流下するパチンコ球が入賞可能な第2の特別入賞装置31が設けられている。
(第2の特別入賞装置31について)
前記第2の特別入賞装置31は、前記枠状装飾体28の上部位置に、左方向に開口するよう開設された特別入賞口31aをフラップ状の開閉部材31bにより閉鎖するよう構成されており、該開閉部材31bが左方向に傾倒することで、該特別入賞口31aが遊技領域23内に開口するようになっている。前記第2の特別入賞装置31の特別入賞口31aは、前記開閉部材31bにより常には閉鎖されており、前記図柄表示装置17での図柄変動の結果、前記第1の特別入賞装置25の開閉扉25bを開放させる前記所定の図柄組み合わせ以外の特定の図柄組み合わせ(例えば同一図柄の三つ揃いや予め設定された特定の図柄の停止表示等)が図柄表示装置17に停止表示されることで発生する「大当り」により、該開閉部材31bを開放するよう作動制御されて、入賞口へのパチンコ球の入賞を許容するようになっている。そして、前記第2の特別入賞装置31の特別入賞口31aに入賞したパチンコ球を球検出センサ(図示せず)が検出することで、遊技者が多数の賞球を獲得し得るようになっている。また、大当り(後述する特別開放大当り)が発生すると、前記図柄表示装置17の表示面において、前記第1の特別入賞装置25が開放する大当りの時とは異なった特別開放大当り演出が表示されるよう表示制御されている。
すなわち、実施例に係るパチンコ機10では、「大当り」の発生時に開放可能な2つの特別入賞装置25,31が配設されており、「大当り」の発生条件に応じて、第1の特別入賞装置25および第2の特別入賞装置31の何れかの入賞口が開放されるようになっている。例えば、「大当り」の発生時における図柄組み合わせの種類(偶数、奇数)に応じて第1の特別入賞装置25および第2の特別入賞装置31の何れかの入賞口が開放するよう作動制御される。ここで、前記第2の特別入賞装置31は、枠状装飾体28の左上部位置に設けられていることから、前記第1の特別入賞装置25に較べて、遊技領域23の左上部に打ち出されたパチンコ球が入賞し易くなっている。また、第2の特別入賞装置31に入賞せずに、遊技領域23の最下部まで流下して回収されるパチンコ球も減少する。
また、前記第2の特別入賞装置31が開放される大当りとして、所定時間(例えば2.6秒)の開放を連続して複数回(例えば16回)行なうラウンド遊技を1〜3回の内の何れかの回数だけ実行される「特別開放大当り」と、短時間(例えば0.5秒)の開放を2回だけ行なう「2ラウンド大当り」とが設定されている。従って、実施例では、大当りにおける第2の特別入賞装置31の開放回数は、2回、16回、32回、48回の何れかとなる。なお、「特別開放大当り」の発生時に、第2の特別入賞装置31の開放回数が16回となるか32回となるか、48回となるかは、図柄表示装置17の表示態様から区別することは困難または不可能としてある。また、「特別開放大当り」の発生と、「2ラウンド大当り」の発生については、図柄表示装置17に表示される表示態様により区別し得るよう設定されている。なお、「特別開放大当り」では、ラウンド遊技の間に所定時間(例えば1秒)のインターバルが設定されている。ここで、前記図柄表示装置17は、前記ラウンド遊技間のインターバル中にラウンド遊技の継続を演出するラウンド継続演出が特別開放大当り演出として表示されるよう表示制御される。なお、特別開放大当り時のラウンド遊技の回数としては、1〜3回に限られないことは当然である。また、第2の特別入賞装置31では、短時間(例えば0.5秒)の開放を2回だけ行なう「小当り」が別に設定されている。なお、「2ラウンド大当り」が発生する際に図柄表示装置17に表示される表示態様と、「小当り」が発生する際に図柄表示装置17に表示される表示態様とを同一または近似させるよう設定されており、図柄表示装置17の表示態様から区別することは困難または不可能となるようしてある。
また、前記枠状装飾体28には、図1〜図3に示すように、前記第2の特別入賞装置31の特別入賞口31aに連通する球案内通路32が、該枠状装飾体28の内周側に形成されている。更に、前記枠状装飾体28の開口上縁部には、前記球案内通路32を通過するパチンコ球を検出する球検出センサが設けられており、該球検出センサがパチンコ球を検出することで、所定数(例えば10個)のパチンコ球が賞球として払い出されるようになっている。すなわち、前記第2の特別入賞装置31の特別入賞口31aに入賞したパチンコ球は、前記球案内通路32を通過する過程で球検出センサに検出される。
前記球案内通路32は、図2に示すように、前記第2の特別入賞装置31の特別入賞口31aに連通して前記枠状装飾体28の開口左側縁部に沿って延在すると共に、前記ステージ29の上方において枠状装飾体28の開口左下部から開口右下部に向けて延在する湾曲形状に形成されている。そして、前記第2の特別入賞装置31の特別入賞口31aに入賞して前記球案内通路32に沿って転動したパチンコ球が、該枠状装飾体28の開口右下部に位置する球案内通路32の下流端部から放出されて、前記裏ユニット35に設けられた球回収通路(図示せず)に流入し、パチンコ機10の裏側に設けられた球回収部に回収されるようになっている。
また、図2に示すように、前記枠状装飾体28の下部位置には、前記ステージ29および球案内通路32の後端部に連設する遮蔽板33が、該ステージ26と球案内通路32とが上下に重なる領域全体に設けられている。ここで、前記遮蔽板33は、透明な合成樹脂材により形成されると共に略全面に光拡散加工が施されており、前記ステージ29と球案内通路32との間から透明板21の裏側を視認し得ないよう構成されると共に、前記裏ユニット35に配設された可動演出装置40のLED基板58(後述)の光が遮蔽板33に照射されて明輝されるようになっている。
(裏ユニット35について)
前記裏ユニット35は、図3または図4に示すように、前記透明板21の外郭形状と略整合する大きさおよび形状に形成されると共に前方に開口する箱枠状に形成されて、該裏ユニット35の開口前端部を透明板21の裏面に当接させた状態で、透明板21と裏ユニット35とが連結固定される。そして、前記裏ユニット35には、前記透明板21との間に画成される空間に、各種の装飾部材36や可動演出装置40、球排出装置37が配設されている。また、前記裏ユニット35には、略矩形状の開口部35aが前後に開口するよう開設されると共に、該裏ユニット35の裏側に前記図柄表示装置17が着脱自在に取り付けられており、該開口部35aを介して図柄表示装置17が透明板21の前側から視認し得るようになっている。なお、図柄表示装置17としては、液晶表示装置やドラム式の表示装置、ベルト式の表示装置等の各種図柄を変動表示可能な従来公知の表示装置を用いることができる。
(可動演出装置40について)
前記可動演出装置40は、図4〜図6に示すように、前記裏ユニット35に取り付けられるベース部材41と、該ベース部材41の前面側に回転可能に支持された可動部材70と、当該ベース部材41に設けられて可動部材70を駆動する駆動モータ(駆動手段)50と、該駆動モータ50および可動部材70を連繋接続する伝達手段52,53,54とを備え、該駆動モータ50を駆動することで、伝達手段52,53,54を介して可動部材70が回転動作されるようになっている。ここで、前記ベース部材41は、後方に開口する前ケース体42と、該前ケース体42の後方開口を閉成する後ケース体47とから内部に収容空間48(図5または図19参照)が画成された横長箱状に形成されて、前記裏ユニット35に開設された開口部35aの下方に位置するようベース部材41が配設されている。このとき、前記ベース部材41の前ケース体42が、前記枠状装飾体28に設けられた遮蔽板33に対向するよう構成される。なお、前記ベース部材41は、透明な合成樹脂材により形成されて、該ベース部材41の内部(すなわち収容空間48)を前側から視認し得るよう構成されている。
前記ベース部材41の前ケース体42には、図6に示すように、前後に貫通する軸孔42aが形成されており、該軸孔42aに前記可動部材70の回転軸70aを挿通することで、可動部材70がベース部材41に対して回転可能に支持されている。また、前記後ケース体47には、前記軸孔42aよりも左下方に離間した位置に前後に貫通する通孔47aが形成され、該通孔47aに駆動軸50aを後方から挿通する姿勢で、前記駆動モータ50が後ケース体47の後面側に取り付けられている。なお、前記軸孔42aは、前記ベース部材41を裏ユニット35に取り付けた状態で、前記始動入賞装置24の入賞口の上方に位置している。
前記伝達手段52,53,54は、前記後ケース体47に形成した通孔47aに挿通された前記駆動モータ50の駆動軸50aに取り付けられる駆動歯車52と、前記ベース部材41に軸支されて該駆動歯車52に噛合する従動歯車53と、前記前ケース体42に形成した軸孔42aに挿通された前記可動部材70の回転軸70aに取り付けられ、該従動歯車53に噛合する回転軸歯車54とからなり、駆動モータ50の駆動により駆動歯車52を正逆回転させることで、従動歯車53および回転軸歯車54を介して可動部材70が回転軸70aを中心として正逆回転するよう構成されている。また、前記従動歯車53の外周面には、図6または図9に示すように、該従動歯車53の回転支軸53aを中心として径方向外方に扇状に延出する位置検出片55が形成されると共に、前記ベース部材41の収容空間48には、該位置検出片55を検出する位置検出センサ56が配設されており、該位置検出片55の回転位置を位置検出センサ56で検出することで、前記可動部材70の初期位置(図5の実線または図9(a)参照)および可動位置(図5の2点鎖線または図9(b)参照)を識別するようになっている。具体的には、従動歯車53の回転に伴って回転する位置検出片55の回転方向の一方の端部を前記位置検出センサ56が検出することで可動部材70の初期位置が識別され、従動歯車53の回転に伴って回転する位置検出片55の回転方向の他方の端部を位置検出センサ56が検出することで可動部材70の可動位置が識別されるよう構成されている(図9参照)。
図6または図8に示すように、前記ベース部材41には、前記軸孔42aの上方側に、該軸孔42aと同心となる円弧状の開口部43(以下円弧状開口部という)が開設されている。前記円弧状開口部43は、前記軸孔42aの左方から上方、更に右方へ至る間に亘って形成されている。また、前記前ケース体42の前面には、前記可動部材70を初期位置で位置規制する初期位置規制突部45および可動部材70を可動位置で位置規制する可動位置規制突部46が夫々突設されている。なお、前記初期位置規制突部45は、図5または図8において前記軸孔42aの左下方に位置し、前記可動位置規制突部46は、軸孔42aの右下方に位置している。
(LED基板58)
また、図6に示すように、前記ベース部材41に画成される収容空間48には、前面にLED(発光体)59,60が実装されたLED基板58が配設されると共に、該LED基板58に実装されたLED59,60の光の照射範囲を区画する区画部材61が配設される。前記LED基板58は、前記ベース部材41(前ケース体42)に形成された前記円弧状開口部43を介してベース部材41の前方に露出する円弧状部58aと、該円弧状部58aの左右端部に連続して形成され前記前ケース体42に対向する本体板部58bとを一体に備え、該円弧状部58aおよび本体板部58bの夫々に前記LED59,60が設けられている。なお、前記円弧状部58aに設けられたLEDを第1のLED59と指称し、本体板部58bに設けられたLEDを第2のLED60と指称する。
前記第1および第2のLED59,60の夫々は、前記可動部材70の回転軸70aの延在方向(すなわち前方)に光を照射するよう実装されており、第1のLED59からの光は、前記円弧状開口部43を介してベース部材41の前方に照射されると共に(図8または図15〜図19参照)、前記第2のLED60からの光は、前記前ケース体42を透過してベース部材41の前方に照射されるようになっている。すなわち、前記円弧状開口部43を介してベース部材41の前方に照射された第1のLED59からの光は、前記可動部材70(後述の基部71)に照射されると共に、前記前ケース体42を透過した第2のLED60からの光は、前記可動演出装置40(ベース部材41)の前方に位置する前記遮蔽板33に照射されて、該遮蔽板33を明輝するようになっている。
(区画部材61について)
前記区画部材61は、図6または図7に示すように、前記ベース部材41(前ケース体42)に形成された円弧状開口部43に嵌合可能な円弧形状に湾曲形成された円弧状本体部62と、該円弧状本体部62の外周面に形成され、該外周面から径方向外方に突出する第1支持突部63,63と、当該円弧状本体部62の円弧内周面に形成され、該内周面から径方向内方に突出する第2支持突部64と、該円弧状本体部62の後端部に形成されて後方に突出し、前記LED基板58の前面に当接する支持片65とを備えている。すなわち、前記区画部材61は、前記ベース部材41(前ケース体42)の円弧状開口部43に前記円弧状本体部62を後方から嵌合させて、円弧状開口部43の外周縁部に前記第1支持突部63,63を当接させると共に、当該円弧状開口部43の内周縁部に前記第2支持突部64を当接させた状態で前記LED基板58を前ケース体42に固定することで、LED基板58の前面に前記支持片65が当接して、区画部材61が前ケース体42とLED基板58との間に挟持固定されるようになっている。なお、実施例では、前記円弧状本体部62の後端部よりも後方まで前記第1支持突部63,63が突出しており、該第1支持突部63もLED基板58の前面に当接するようになっている。
更に、図6〜8、図15〜図19に示すように、前記区画部材61の円弧状本体部62には、前記可動部材70の回転軸70aの延在方向(前後方向)に開口する複数の発光体収容部67が開設されている。具体的には、前記円弧状本体部62には、前記可動部材70の回転方向に離間して設けられた2つの仕切り壁66,66によって区画された3つの発光体収容部67が形成されており、前ケース体42とLED基板58との間に区画部材61を挟持固定した状態で、該LED基板58の円弧状部に設けられた前記第1のLED59が各発光体収容部67の後方開口部に1個ずつ臨むようになっている(図8等参照)。
すなわち、前記LED基板58の第1のLED59を発光した際に、各第1のLED59に対応した発光体収容部67の開口を介して、前方(具体的には、後述する可動部材70の第1反射面78)に向けて光が照射される。ここで、図19に示すように、前記各仕切り壁66,66は、前記第1のLED59よりも前方に位置して、各第1のLED59の発光時に、隣接する発光体収容部67に光が入射し得るようになっている。
(可動部材70について)
前記可動部材70は、図6、図10〜図13に示すように、後方に開口する円筒状の基部71と、該基部71から径方向外方に延在すると共に後方に開口し、所要の装飾がなされた装飾体としての針状部72と、当該基部71の裏側に設けられて前記第1のLED59からの光を針状部72の延在方向に向けて反射する第1反射部材75と、当該針状部72の裏側に設けられて第1反射部材75で反射された光を針状部72の前面裏側に向けて反射する第2反射部材80と備えている。すなわち、前記基部71および針状部72の夫々は、前面を向く前面部71a,72aと、各前面部71a,72aの外周縁から後方に演出した外側面71b,72bとから形成されて、該基部71aの前面部71aに、所要の意匠を表した略円板状の非光透過性の装飾板79が取り付けられている。なお、前記装飾板79には、前後に貫通する通孔79aが形成されている。また、前記基部71の外周面71bおよび針状部72の外側面72bは、後方に向けて拡開するよう形成されている。更に、前記基部71と針状部72とは、切欠部71cを介して連通している。
また、前記基部71および針状部72の夫々は、透明な合成樹脂により形成されると共に、該基部71および針状部72の前面部71a,72aの一部および外側面71b,72bの表面全体が遮光性の塗装等により形成された非光透過部74が設けられている。すなわち、前記基部71の前面部71aにおいて前記装飾板79で覆われていない透明な樹脂部分が露出した領域および針状部72の前面部72aにおいて非光透過部74が形成されていない透明な樹脂部分が露出した領域が光透過部73として機能し、該基部71の前面部71aに設けられた光透過部73を介して前記第1のLED59からの光の一部が可動部材70の前方に透過され、該針状部72の前面部72aの光透過部73を介して前記第2反射部材80で反射された光が可動部材70の前方に透過させるようになっている。具体的には、前記基部71では、前記装飾板79の外周部および該装飾板79の通孔79aを介して透明な樹脂部分が露出して光透過部73を形成するよう構成され、前記針状部73では、長手方向に延在する3本の光透過部73が略平行に延在するよう形成されている。なお、図12(a)には、実施例において前記可動部材70(基部71および針状部72)の光透過部73となる部分に斜線を付してある。
図11または図12に示すように、前記ベース部材41の軸孔42aに挿通される前記回転軸70aは、前記可動部材70の基部71の前面部71aの中央位置に、後方に延在するよう固定されており、前記駆動モータ50の駆動により針状部72が回転軸70aを中心として回転するようになっている。ここで、前記可動部材70が初期位置にある姿勢では、図5に実線で示すように前記針状部72が左方向に傾倒して略水平に延在すると共に、可動位置にある姿勢では、図5に2点鎖線で示すように、針状部72が右方向に傾倒して略水平に延在するようになっており、前記駆動モータ50の駆動に伴って可動部材70が図5の右回りに回転することで初期位置から可動位置に姿勢変化し、反対に図5の左回りに可動部材70が回転することで可動位置から初期位置に姿勢変化するよう構成されている。また、前記初期位置では、前記ベース部材41に形成された前記初期位置規制突部45の上端部に針状部72の外側面72bが当接して図5における左回りへの可動部材70の回転が規制され(図5または図15参照)、前記可動位置では、ベース部材41に形成された可動位置規制突部46の上端部に針状部72の外側面72bが当接して図5における右回りへの可動部材70の回転が規制されるようになっている(図5または図16参照)。
前記第1反射部材75は、図10〜図12に示すように、前記基部71に固定される固定部76と、前記切欠部71cに臨み、可動部材70の回転方向に離間して対向位置する一対の位置決め片77,77と、該位置決め片77,77の間に形成された第1反射面(第1反射部)78とから構成されている。ここで、前記基部71の前面部71aの半径は、前記回転軸70aから前記円弧状開口部43の外周側開口縁までの寸法よりも大きく設定され、該円弧状開口部43(区画部材61)が基部71で常に覆われており、円弧状開口部43(区画部材61)と前後に整列する位置に、前記第1反射面78が設けられている(図17参照)。すなわち、前記可動部材70の回転に伴って第1反射面78が前記区画部材61に形成された各発光体収容部67の開口部の前方に順次臨むことで、各発光体収容部67の開口部を透過した第1のLED59の光を第1反射面78で反射し得るようになっている。
ここで、前記第1反射面78は、前記第1反射部材75の後端部から前方に向かうにつれて回転軸70aから一様に離間するよう傾斜する平面状に形成された傾斜部75aに設けられて、回転軸70aの後方側から入射した光を、当該回転軸70aの交差方向に反射するよう構成されている。ここで、前記第1反射面78は、前記可動部材70の切欠部71cに臨んでおり、前記第1のLED59からの第1反射面78に照射された光を、該切欠部71cを介して前記針状部72(第2反射部材80)に向けて可動部材70の回転軸70aに交差する方向(回転軸70aに略直交する方向)へ反射される。また、前記第1反射面78は、前記回転軸70aの後端側から視た状態で、前記区画部材61に形成された1つの発光体収容部67の開口部に略整合する大きさに形成されており、前記可動部材70が回転動作することで、発光体収容部67の開口部に個別的に順次臨んで、各発光体収容部67に臨む第1のLED59からの光を前記針状部72(第2反射部材80)に向けて反射する。すなわち、前記可動部材70が回転時に、前記第1反射面78の後方に位置する第1のLED59(例えば図17では中央に位置する第1のLED59)からの光が針状部72(第2反射部材80)に向けて反射され、該第1反射面78の後方に位置していない第1のLED59(例えば図17では左右に位置する第1のLED59)からの光が前記基部71の前面部71aの裏側に照射されて、該前面部71aの各光透過部73を介して前方に光が透過するようになっている。なお、前記第1反射面78は、前記傾斜部75aに反射シートを貼付することで形成されている。
図10、図11または図13に示すように、前記第2反射部材80は、前記針状部72の前面裏側に略整合する形状に形成されて前記光透過部に対向する後板部81と、該後板部81の外周縁から前方に向けて延出する外壁部83と、当該後板部81の前面に設けられ、前記第1反射部材75の第1反射面78で反射された光を光透過部73に向けて反射する反射面部(第2反射部)82とを備えた前方に開口する箱状に形成されている。そして、前記第2反射部材80は、該第2反射部材80における回転軸70a側の端部を、前記第1反射部材75の位置決め片77,77の間に嵌合させた状態で、前記針状部72の裏側に固定されるようになっている。
ここで、前記第2反射部材80は、透明な合成樹脂材により形成されて、前記後板部81の外面側(後面)および外壁部83において前記針状部72の外側面72bに対向する外面に、内側に向けて光を反射する光反射加工が施されている。すなわち、前記第2反射部材80の外壁部83において、前記第1反射部材75(第1反射面78)との対向面には光反射加工が施されておらず、第1反射面78で反射された光が第2反射部材80の内側(針状部72の前面裏側と第2反射部材80の反射面部82との間)に入射し得るようになっている。なお、前記光反射加工としては、白色塗装や金属メッキ加工、鏡面状のシール貼付、その他光を反射可能な従来公知の加工を採用し得る。以下の説明において、前記第1反射部材75(第1反射面78)に対向する第2反射部材80の外周壁部を透過壁部83aと指称する。
また、図10、図13、図14または図19に示すように、前記第2反射部材80に形成される反射面部82には、前記第1反射面78から離間するにつれて前記光透過部73側に近接するよう傾斜した第2反射面(反射面)82aが複数形成されており、前記第1反射面78で反射された光を、前記光透過部73に向けて各第2反射面82aで反射するようになっている。すなわち、前記各第2反射面82aは、前記第1反射面78からの反射光の照射方向との交差方向に延在すると共に、該反射光の照射方向に並列に形成される。従って、前記反射面部82は、図13、図14または図19に示すように、前記第1反射面78からの反射光の照射方向に破断した断面が鋸刃状を呈している。
前記第2反射部材80の後板部81は、図13または図14に示すように、前記第1反射部材75(第1反射面78)側の端部から離間するにつれて前記光透過部73側に近接するよう傾斜している。そして、前記第1反射部材75(第1反射面78)から離間するにつれて、前記第2反射面82aの前端部から光透過部73までの距離L(図14参照)が漸減するよう形成される。これにより、前記第2反射部材80において第1反射部材75(第1反射面78)から離間する端部に位置する反射面部82(各第2反射面82a)まで第1反射面78からの反射光が到達し、前記反射面部82(各第2反射面82a)の全体で光を反射し得るようになっており、前記光透過部73の全体を略均一な明るさで明輝させ得るようになっている。
また、図10、図11または図13に示すように、前記第2反射部材80の内側(光透過部73と反射面部82との間)には、該第2反射部材80の内部形状に略整合する形状に形成された板状の透明部材85が配設されている。前記透明部材85には、前記第2反射部材80の反射面部82(第2反射面82a)との対向面の全体に光拡散部85aが形成されると共に、該透明部材85の端面が第2反射部材80の透過壁部83aに対向するよう構成されている。すなわち、前記第2反射部材80の透過壁部83aを介して前記第1反射面78に前記透明部材85の端面が対向し、該第1反射面78で反射されて透過壁部83aを透過した光が透明部材85に入射するようになっている。なお、前記光拡散部85aとしては、前記透明部材85に対してダイヤカットやローレット加工等の光拡散加工を施してもよく、また透明部材85に対して光拡散シートを貼付するようにしてもよい。
また、前記透明部材85における光拡散部85aの形成面は、図13に示すように、前記第1反射面78に近接する端部から離間するにつれて前記光透過部73側に近接するよう傾斜形成されており、該透明部材85における光拡散部85aの形成面が、前記第2反射面82aの前端部を結んだ線と略平行になるよう構成される。従って、前記透過壁部83aを透過して透明部材85に入射した光が、光拡散部85aで拡散されて反射面部82(各第2反射面82a)の全体に照射されるようになっている。
従って、前記可動部材70では、前記透明部材85に入射して前記光拡散部85aで拡散された光が前記第2反射部材80の反射面部82(第2反射面82a)で反射され、更に反射面部82(第2反射面82a)からの反射光が光拡散部85aで拡散された後に前記針状部72の光透過部73に照射されるようになっている。これにより、前記第1反射面78からの反射光が、第2反射部材80の反射面部82(第2反射面82a)の全体に照射され、前記光透過部73の全体が略均一な明るさで明輝される。
〔実施例の作用〕
次に、前述のように構成された実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
前記遊技盤20に設けた内外のレール22a,22bに沿って遊技領域23に打ち出されたパチンコ球は、遊技盤20上に設けた遊技釘等に接触して流下方向を変更しながら流下する。そして、前記遊技領域23を流下するパチンコ球が前記始動入賞装置24に入賞すると、前記図柄表示装置17において所要の図柄変動演出が開始され、図柄変動演出の結果、図柄表示装置17に所定の図柄組み合わせが表示されると大当りが発生する。大当りが発生すると、図柄表示装置17に表示された図柄組み合わせに応じて、前記遊技盤20の下方に設けられた第1の特別入賞装置25および前記枠状装飾体28の上部位置に設けられた第2の特別入賞装置31の何れかが開放されると共に、図柄表示装置17において大当り演出が行なわれる。このように、大当りの発生時に開放する特別入賞装置25,31を2つ設けたことで、遊技演出の多様化が図られる。更に、図柄変動演出の結果、図柄表示装置17に小当りを発生する図柄組み合わせが表示されると小当りが発生して、第2の特別入賞装置31の特別入賞口31aが開放されると共に、図柄表示装置17において小当り演出が行なわれる。すなわち、大当りとは別に小当りを設けることで、遊技演出の更なる多様化を図り得る。
そして、前記図柄表示装置17で展開される図柄変動演出や大当り演出、小当り演出等に応じて前記裏ユニット35に配設された前記可動演出装置40が作動されて可動部材70の動作による演出が行なわれる。すなわち、前記可動演出装置40に設けられた駆動モータ50が駆動されることで、前記可動部材70が初期位置から可動位置に向けて回転動作され、動作終了時に駆動モータ50の駆動により初期位置に可動部材70が復帰するようになっている。このとき、図柄表示装置17で展開される演出内容に応じて初期位置からの可動部材70の回転角度を適宜変更するよう駆動モータ50が作動制御されて、可動部材70の動作による遊技性の多様化を図り、遊技の興趣を高めている。ここで、前記可動部材70が初期位置にある状態では、前記ベース部材41の初期位置規制突部45に当接して位置規制され、可動部材70が可動位置にある状態では、ベース部材41の可動位置規制突部46に当接して位置規制されることで、可動部材70を所定の初期位置および可動位置で確実に停止させ得るようになっている。
また、前記可動演出装置40は、前記ベース部材41の収容空間48に収容したLED基板58に実装した第1のLED59が前記区画部材61に形成された各発光体収容部67の後方開口に臨むと共に、該LED基板58に実装された第2のLED60がベース部材41の前ケース体42を介して前記枠状装飾体28の遮蔽板33に対向している。従って、前記区画部材61の各発光体収容部67の開口部35aを覆う前記可動部材70に向けて第1のLED59の光が照射されると共に、前記ベース部材41の前ケース体42を透過した第2のLED60の光が遮蔽板33に照射される。これにより、前記遮蔽板33が明輝されて、パチンコ機10の装飾性が向上される。
また、前記発光体収容部67の開口部35aの前方には、前記可動部材70に設けられた第1反射部材75の第1反射面78が位置しているから、該発光体収容部67を透過した第1のLED59からの光は、該第1反射面78により針状部72の形成方向(可動部材70の回転軸70aに交差する方向)に向けて反射される。そして、前記第1反射面78で反射された反射光が、前記第2反射部材80の透過壁部83aを透過して前記透明部材85に入射し、該透明部材85の光拡散部85aで拡散された拡散光が第2反射部材80の反射面部82(各第2反射面82a)で前記針状部72の光透過部73に向けて反射される。このとき、この反射面部82(各第2反射面82a)で反射された反射光は、該反射面部82(各第2反射面82a)に対向する前記透明部材85の光拡散部85aで拡散されつつ、前記光透過部73に照射される。
前記透明部材85に入射した第1反射面78で反射された反射光は、該透明部材85の光拡散部85aで拡散されて第2反射部材80の反射面部82(各第2反射面82a)に照射される。このため、前記反射面部82(各第2反射面82a)に対して全面的に光が照射されるから、反射面部82(各第2反射面82a)の全体で光を反射することになる。更に、前記反射面部82(各第2反射面82a)からの反射光が透明部材85の光拡散部85aで更に拡散されることで、可動部材70の光透過部73の全体を照明することが可能となる。すなわち、第1のLED59により可動部材70の光透過部73の全体を照明することができ、光透過部73に照明斑が現れるのを防止して、略均一の明るさで明輝させることができる。
そして、前記発光体収容部67は、図15〜図18に示すように、前記区画部材61に対して可動部材70の回転方向に離間する複数箇所(実施例では3つ)に形成され、可動部材70の回転に伴って前記第1反射面78が発光体収容部67の開口部35aに順次臨むよう構成したから、可動部材70を回転させたとしても、第1反射面78が臨む発光体収容部67に収容された第1のLED59を発光させることで可動部材70の光透過部73を明輝させることができる。すなわち、可動部材70自体にLED等の発光体を設けることなく該可動部材70の光透過部73を発光させ得るから、可動部材70の軽量化や小型化を図り得る。また、可動部材70に発光体を備えた場合には、発光体に接続する配線の絡まりや断線を防止するために、可動部材70の動作や配線の取り回しに制約を受けることになるが、実施例のように、ベース部材41側に設けた第1のLED59からの光により光透過部73を発光させることで、配線の絡まりや断線が生ずることはなく、可動部材70の動作が制限されることはない。
また、図18に示すように、前記可動部材70の回転に伴い、前記第1反射面78が前記区画部材61の仕切り壁66,66の前方に位置した場合には、隣接する2つの発光体収容部67の開口前方に第1反射面78が臨む。このため、前記第1反射面78が前記区画部材61の仕切り壁66,66の前方の位置に可動部材70が回転移動した場合に、前記光透過部73の輝度が低下するのを防止することができる。更に、前記区画部材61は、前記発光体収容部67を区画する仕切り壁66,66を、前記LED基板58の前面から離間するよう構成されているから、仕切り壁66,66とLED基板58との間の隙間から第1のLED59の光が隣接する発光体収容部67にも入射され、前記可動部材70の回転に伴った光透過部73の輝度の低下を防止できる。
そして、前記第2反射部材80の後板部81を、前記第1反射部材75の第1反射面78に近接する端部から離間するにつれて前記光透過部73側に近接するよう傾斜させると共に、反射面部82を構成する第2反射面82aの光透過部73側の端部から光透過部73までの距離Lを、第1反射面78から離間するにつれて漸減させたことで、第1反射面78で反射された反射光を、反射面部82の第1反射面78から離間する端部側(すなわち針状部72の先端側)に位置する第2反射面82aまで到達させることができる。これにより、前記第1反射面78で反射された光を反射面部82の全体に照射することができ、該反射面部82で反射された光により光拡散部85aの全体を均一な明るさで照明し得るようになる。また、実施例では、前記光透過部73と反射面部82との間に配置された透明部材85も、前記第1反射部材75の第1反射面78に近接する端部から離間するにつれて前記光透過部73側に近接するよう傾斜させてあるから、該透明部材85の光拡散部85aで拡散された光が反射面部82に対して略均一に照射され、可動部材70の光透過部73の全体を、より均一な明るさで明輝することが可能となる。
また、前記第2反射部材80を透明な合成樹脂により形成したことで、前記第2反射面82aに照射された光は、該第2反射面82aで反射される一方で、一部は第2反射面82aを透過することになる。これにより、前記第1反射面78から離間する端部側(すなわち針状部72の先端側)に位置する第2反射面82aに対して十分な光量で光を照射できるようになる。更に、前記第2反射部材80の外面(後板部81および外周壁83の外面)に光反射加工を施したことで、反射面部82(第2反射面82a)を透過した光が第2反射部材80の外部に漏れ出ることを防止すると共に、第1反射面78からの反射光の全量を光透過部73に向けて反射することができ、反射効率の向上を図り得る。
〔変更例〕
なお、遊技機の構成としては、実施例のものに限らず、種々の変更が可能である。
(1) 実施例では、前記第2反射部材の反射面部に、前記第1反射部から離間するにつれて前記光透過部側に近接するよう傾斜する第2反射面を、該第1反射部からの反射光の照射方向に複数形成し、該第2反射面の光透過部側の端部から光透過部までの距離を、第1反射部から離間するにつれて漸減させるよう構成したが、これに限られるものではない。例えば、図20に示すように反射面部82を平面状に形成すると共に、該反射面部82自体が第1反射面78に近接する端部から離間するにつれて光透過部73側に近接するよう傾斜するよう構成することもできる。この場合も、実施例と同様に、光透過部73の全体を略均一な明るさで照明することができる。
(2) 実施例では、透明部材における光拡散部の形成面を、第2反射部材の反射面部(第2反射面)に近接させて、該透明部材の光拡散部で拡散された光が反射面部に照射されるよう構成したが、図21に示すように、透明部材85における光拡散部85aの形成面を、第2反射部材80の反射面部82(第2反射面82a)から離間させて、前記第1反射面78からの反射光を反射面部82(第2反射面82a)に直接照射させ、該反射面部82(第2反射面82a)からの反射光を透明部材85の光拡散部85aで拡散して光透過部73に照射するよう構成することもできる。この場合も、実施例と同様に、光透過部73の全体を略均一な明るさで照明することができる。
(3) 実施例では、可動演出装置に設けられる区画部材に、3つの発光体収容部を設けるよう構成したが、2つあるいは4つ以上の発光体収容部を形成するようにしてもよい。
(4) 実施例では、区画部材の各発光体収容部に臨む発光体(LED)の発光色を同じにしたが、これに限らず、各発光体収容部に臨む発光体の発光色を異ならせるようにしてもよい。この場合には、可動部材の回転角度に応じて可動部材の光透過部に照射される発光色が変化するから、遊技性をより一層多様化して遊技の興趣を向上することが可能となる。また、可動部材に設けられた第1反射部(第1反射面)が発光体収容部を区画する仕切り壁の前側に位置して、該第1反射部が2つの発光体収容部に臨む場合には、各発光体収容部に臨む発光体の発光色が混ざり合った状態で光透過部に照射することができる。
(5) 実施例では、区画部材の各仕切り壁を発光体よりも前方に位置させて、各発光の発光時に隣接する発光体収容部に光が入射し得るよう構成したが、これに限らず、該仕切り壁を発光体基板に当接させる等により発光体収容部を発光体毎に完全に区画して、隣接する発光体収容部に光が入射し得ないよう構成することもできる。これにより、各発光体収容部の開口部から照射される光の強度を高めることができ、可動部材の光透過部からより強い光を透過させることが可能となる。
(6) 実施例では、可動演出装置を裏ユニットの開口下部に配設するようにしたが、これに限られるものではなく、裏ユニットの開口上部や開口側部に配設してもよく、また、透明板に設けられた枠状装飾体に配設するようにしてもよい。すなわち、可動演出装置は、可動部材の動作を遊技機の前方から視認可能な位置に配設されていればよい。
(7) 実施例では、遊技盤を透明板と裏ユニットとから構成したが、ベニヤ板等により遊技盤を形成してもよい。
(8) 駆動手段の駆動により可動部材を回転させる伝達手段としては、実施例に示した歯車機構に限られるものではなく、ベルト機構やリンク機構、その他従来公知の各種機構を採用し得ることは当然である。
(9) 実施例では、可動部材に対して第1反射部を設けた反射部材(第1反射部材)を取り付けるようにしたが、可動部材に第1反射部を直接設けることも可能である。
(10) 実施例では、可動部材を支持装置等の指針を模した形状に形成したが、これに限られるものではなく、任意の形状に形成することができる。
(11) 実施例では、遊技機としてパチンコ機を例示して説明したが、これに限られるものではなく、アレンジボール機やピンボール機、スロットマシン機等の各種遊技機を採用し得る。
40 可動演出装置
50 駆動モータ(駆動手段)
59 第1のLED(発光体)
61 区画部材
67 発光体収容部
70 可動部材
73 光透過部
78 第1反射面(第1反射部)
82 反射面部(第2反射部)
85 透明部材
85a 光拡散部

Claims (4)

  1. 動作により演出を行なう可動演出装置を備えた遊技機であって、
    前記可動演出装置は、
    駆動手段が配設されるベース部材と、
    前記ベース部材に回転可能に軸支され、前記駆動手段の駆動により回転される可動部材と、
    前記可動部材に設けられ、該可動部材の回転軸に対して交差方向に位置する光透過部と、
    前記ベース部材に設けられ、前記可動部材の回転軸の延在方向に開口する発光体収容部が該可動部材の回転方向に離間して位置するよう複数形成された区画部材と、
    前記区画部材に形成された各発光体収容部に対応して配設され、該発光体収容部の開口部を介して前記可動部材の回転軸の延在方向に光を照射する発光体と、
    前記可動部材に設けられて前記発光体収容部の開口部に臨み、前記発光体の光を可動部材の回転軸に交差する方向に反射する第1反射部と、
    前記可動部材に設けられ、前記第1反射部で反射された光を前記光透過部に向けて反射する第2反射部とを備え
    前記可動部材の回転に伴って前記区画部材に形成された複数の発光体収容部の開口部の前方に前記第1反射部が順に臨んで、各発光体収容部の開口部を透過した発光体の光を第1反射部で反射させるよう構成された
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記可動部材は、前記光透過部と第2反射部との間に透明部材が配設されて、該透明部材における第2反射部との対向面側に光拡散部が形成されると共に、当該透明部材の端面が前記第1反射部に対向するよう構成された請求項1記載の遊技機。
  3. 前記第2反射部および透明部材における前記光拡散部の形成面は、前記第1反射部に近接する端部から離間するにつれて前記光透過部側に近接するよう傾斜形成される請求項2記載の遊技機。
  4. 前記第2反射部は、前記第1反射部から離間するにつれて前記光透過部側に近接するよう傾斜する反射面が、該第1反射部からの反射光の照射方向に複数形成されると共に、該反射面の光透過部側の端部から光透過部までの距離を、第1反射部から離間するにつれて漸減させるようにした請求項2または3記載の遊技機。
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