JP5590854B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球の入賞によって大当たりの抽選を行うパチンコ遊技機等の遊技機に関するものである。
パチンコ遊技機等の遊技機では、遊技球が始動口等の役物に入賞することにより大当たりの抽選が行われる。そして、大当たりに当選した場合には、遊技機は、大入賞口が開放されて、多くの賞球を獲得し得る大当たり遊技状態となる。また、遊技機では、遊技者による遊技球の遊技に伴って、画像表示部での表示や各種のランプの点灯、スピーカによる音響等の各種の演出が行われる。
また、液晶画面等で行われる画像演出に合わせて、実際の構造物、いわゆるギミックといわれる演出部材を作動させて、演出効果を盛り上げる遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1には、表示画面前方の仮想鉛直面上を回動し得る長尺薄板状の刀部材と、非演出時には、刀部材を装飾部材の右側部の裏側の格納位置に略鉛直状態で保持し、演出時には、刀部材を軸部回りに所定角度回動し表示画面前方の露出位置へと変位させる刀部材駆動機構とを備える遊技機が開示されている。
特開2008−200193号公報
ここで、可動役物を光らせることで演出のバリエーションを持たせる場合に、可動役物の内部に光源を配設する。そして、可動役物の全体を光らせるためには、光源を複数備える必要があり、とりわけ可動役物の外形が大きければ、数多くの光源を備える必要がある。
本発明は、より少ない数の光源で役物の全体を光らせることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
本発明が適用される遊技機は、光を透過する外面を有し当該外面を透過する光で所定の演出を行う役物118,119を備える遊技機100であって、前記役物118,119に内蔵され、一方向に光を発する光源部61,62,63,64,65,66と、前記光源部61〜66により前記一方向に発せられる光で前記役物118,119の形状に合うように当該光を案内する案内部31,32,33,34,35,36と、を備え、前記案内部31〜36は、列状に点在して配置され、前記光源部61〜66からの光を前記外面の方向に反射する複数の反射面37を有することを特徴とするものである。
ここで前記光源部61〜66として、互いに離間して配置される第1の光源部および第2の光源部を備え、前記案内部31〜36として、前記第1の光源部からの光を前記一方向に案内する第1の案内部と、当該一方向と略同じ方向に前記第2の光源部からの光を案内する第2の案内部と、を備えることを特徴とすることができる。さらに、前記第1の案内部31は、前記第1の光源部61からの光を前記第2の光源部34が位置する方向に案内し、かつ、当該第1の光源部61からの光を当該第2の光源部34の近くまで案内し、前記第2の案内部34は、前記第1の案内部31による案内の方向と略同じ方向に前記第2の光源部64からの光を案内することを特徴とすることができる。さらにまた、前記第1の案内部31は、前記第1の光源部61からの光を前記第2の光源部62が位置する方向と交差する他の方向に案内し、前記第2の案内部32は、前記第1の案内部31と離間していることを特徴とすることができる。またさらに、前記第1の案内部および前記第2の案内部は、互いに一体に形成されていることを特徴とすることができる。
なお、本欄における上記符号は、本発明の説明に際して例示的に付したものであり、この符号により本発明が減縮されるものではない。
本発明によれば、より少ない数の光源で役物の全体を光らせることが可能になる。
本実施の形態に係るパチンコ遊技機の概略正面図である。 本実施の形態に係るパチンコ遊技機を説明する図であり、(a)は、遊技盤の右下に配設された表示器の一例を示す拡大図であり、(b)は、パチンコ遊技機の部分平面図である。 制御ユニットの内部構成を示すブロック図である。 遊技制御部の機能構成を示すブロック図である。 遊技制御部の主要動作を示すフローチャートである。 演出制御部の主要動作を示すフローチャートである。 コマンド受信処理の内容を示すフローチャートである。 演出選択処理の内容を示すフローチャートである。 当たり演出選択処理の内容を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る可動役物の外観を示す斜視図である。 可動役物の構成を示す分解斜視図である。 LEDの発光面を説明する断面図である。 導光板の斜視図である。 飾り板を説明する図である。 本体部に基板を取り付けた状態を示す斜視図である。 本体部に基板および導光板を取り付けた状態を示す斜視図である。 第2の実施の形態に係る可動役物の導光板を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔遊技機の基本構成〕
図1は、本実施の形態に係るパチンコ遊技機100の概略正面図である。
同図に示す遊技機の一例としてのパチンコ遊技機100は、遊技者の指示操作により打ち出された遊技球が入賞すると賞球を払い出すように構成されたものである。このパチンコ遊技機100は、遊技球が打ち出される遊技盤110と、遊技盤110を囲む枠部材150と、を備えている。遊技盤110は、枠部材150に着脱自在に取り付けられている。
遊技盤110は、前面に、遊技球により遊技を行うための遊技領域111と、下方から発射された遊技球が上昇して遊技領域111の上部位置へ向かう通路を形成するレール部材112と、遊技領域111の右側に遊技球を案内する案内部材113と、を備えている。
本実施の形態では、遊技者により視認され易い遊技領域111の位置に、演出のための各種の画像を表示する画像表示部114が配設されている。この画像表示部114は、遊技者によるゲームの進行に伴い、例えば、図柄抽選結果(図柄変動結果)を遊技者に装飾図柄により報知したり、キャラクタの登場やアイテムの出現による予告演出を表示したりする。なお、画像表示部114としては、例えば液晶表示装置、EL表示装置、LEDドット表示装置または7セグ表示装置等による構成例が考えられる。
また、本実施の形態では、遊技盤110の前面に、各種の演出に用いられる可動役物115,118,119および盤ランプ116を備えている。3つの可動役物115,118,119はいずれも、開閉動作を行う可動体であると共に光演出を行う電飾役物でもある。すなわち、可動役物115,118,119の各々は、遊技盤110に対して可動に構成され、可動による各種の演出を行う。なお、盤ランプ116は、発光することで光による各種の演出を行う。
可動役物115は画像表示部114の上側に配置され、可動役物118は画像表示部114の右側に配置され、可動役物119は画像表示部114の左側に配置されている。なお、図1に示す状態では、3つの可動役物115,118,119は、いずれも遊技者から見えないように隠れて位置している。可動役物115,118,119による演出時には、可動役物115,118,119が遊技者から見えるように登場し、部分的に互いに重なり合う。
役物の一例としての可動役物118,119は、パチンコ遊技機100の正面から見ると、互いに略対称形状となるように形成されている。すなわち、本実施の形態では、可動役物118,119を構成する部材を共用している。
遊技領域111には、遊技球が落下する方向に変化を与えるための図示しない遊技くぎおよび風車等が配設されている。また、遊技領域111には、入賞や抽選に関する種々の役物が所定の位置に配設されている。また、遊技領域111には、遊技領域111に打ち出された遊技球のうち入賞口に入賞しなかったものを遊技領域111の外に排出する排出口117が配設されている。
本実施の形態では、入賞や抽選に関する種々の役物として、遊技球が入ると入賞して特別図柄抽選(大当たり抽選)が始動する第1始動口121と、第1始動口121の下方に位置し、遊技球が入ると入賞して特別図柄抽選が始動する第2始動口122と、遊技球が通過すると普通図柄抽選(開閉抽選)が始動するゲート124と、が遊技盤110に配設されている。ここにいう第1始動口121および第2始動口122とは、予め定められた1の特別電動役物(大入賞口125)、または予め定められた1の特別図柄表示器の何れかを作動させることとなる遊技球の入賞に係る入賞口をいう。
第2始動口122は、チューリップの花の形をした一対の羽根が電動ソレノイドにより開閉すると共に点灯する普通電動役物としての電動チューリップ123を備えている。電動チューリップ123は、羽根が閉じていると、遊技球は第2始動口122へ入り難い一方で、羽根が開くと第2始動口122の入口が拡大して遊技球が第2始動口122へ入り易くなるように構成されている。そして、電動チューリップ123は、普通図柄抽選に当選すると、点灯ないし点滅しながら羽根が規定時間(例えば6秒間)および規定回数(例えば3回)だけ開く。
なお、パチンコ遊技機100は、所定の条件下で、特別図柄抽選時に大当たりが抽選される大当たり確率が変動する場合(低確状態(例えば300分の1)から高確状態(例えば30分の1)への変動)がある。また、パチンコ遊技機100は、所定の条件下で、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間が短縮されたり、普通図柄抽選時の当選する確率が高まったり、普通図柄抽選時の普通図柄変動時間が短縮されたり、電動チューリップ123の羽根の開時間が延長されたり、電動チューリップ123の羽根が開く回数が増えたりする(電チューサポート)場合がある。
また、本実施の形態では、入賞や抽選に関する種々の役物として、第2始動口122の下方に位置し、特別図柄抽選の結果に応じて開放する大入賞口125と、遊技球が入賞しても抽選が始動しない普通入賞口126と、が遊技盤110に配設されている。この大入賞口125は、通常は閉状態であるが特別図柄抽選の結果により所定条件(例えば30秒経過または遊技球10個の入賞)を満たすまで突出傾斜して開状態が維持されるラウンドを所定回数(例えば15回または2回)だけ繰り返す。
なお、本実施の形態では、遊技領域111に第1始動口121および第2始動口122が配設されているが、いずれか一方のみを配設する構成例や他の始動口を配設する構成例も考えられる。また、本実施の形態では、遊技領域111に大入賞口125が1つ配設されているが、大入賞口125を複数配設する構成例も考えられる。
本実施の形態では、遊技盤110の右下の位置に、抽選結果や保留数に関する表示を行う表示器130が配設されている。この表示器130の詳細は後述する。
賞球の払い出しについて説明する。第1始動口121、第2始動口122、大入賞口125および普通入賞口126に遊技球が入賞すると、遊技球が入賞した場所に応じて、1つの遊技球当たり規定個数の賞球が払い出される。その一例を示すと、第1始動口121に遊技球が入賞すると3個の賞球、第2始動口122に遊技球が入賞すると4個の賞球、大入賞口125に遊技球が入賞すると13個の賞球、普通入賞口126に遊技球が入賞すると10個の賞球がそれぞれ払い出される。なお、ゲート124を遊技球が通過したことを検出しても、それに連動した賞球の払い出しは無い。
なお、遊技盤110の後面には、図示しない各種の基板等が取り付けられる。この各種の基板等について付言すると、遊技盤110の後面には、メイン基板およびサブ基板が配設されている。すなわち、遊技盤110の後面には、メイン基板として、内部抽選および当選の判定等を行う後述の遊技制御部200が構成された遊技制御基板が配設されている。この遊技制御基板は、開封することにより痕跡が残るように透明部材で構成されたメイン基板ケースに密封されている。
また、サブ基板として、演出を統括的に制御する後述の演出制御部300が構成された演出制御基板、画像および音による演出を制御する後述の画像/音響制御部310が構成された画像制御基板、および、各種のランプおよび可動役物115,118,119による演出を制御する後述のランプ制御部320が構成されたランプ制御基板等が配設されている。また、遊技盤110の後面には、供給された24VのAC電源をDC電源に変換して各種の基板等に出力するスイッチング電源(不図示)が配設されている。
付言すると、払出球の払い出し制御を行う後述の払出制御部400が構成された払出制御基板と、払出制御基板により制御され、外部から補給された補給球を一時的に溜めておき、賞球の払い出しや貸し球の払い出しを行う払い出しユニット(不図示)と、が枠部材150に配設されている。
枠部材150は、遊技者がハンドル151に触れてレバー152を時計方向に回転させる操作を行うとその操作角度に応じた打球力にて遊技球を所定の時間間隔(例えば1分間に100個)で電動発射する発射装置(不図示)を備えている。また、枠部材150は、遊技者のレバー152による操作と連動したタイミングで発射装置に遊技球を1つずつ順に供給する供給装置(不図示)と、供給装置が発射装置に供給する遊技球を一時的に溜めておく皿153(図2参照)と、を備えている。この皿153には、例えば払い出しユニットによる払出球が払い出される。
なお、本実施の形態では、皿153を上下皿一体で構成しているが、上皿と下皿とを分離する構成例も考えられる。また、発射装置のハンドル151を所定条件下で発光させる構成例も考えられる。
また、枠部材150は、発射装置のハンドル151に遊技者が触れている状態であっても遊技球の発射を一時的に停止させるための停止ボタン154と、皿153に溜まっている遊技球を箱(不図示)に落下させて取り出すための取り出しボタン155と、を備えている。
また、枠部材150は、パチンコ遊技機100の遊技状態や状況を告知したり各種の演出を行ったりするスピーカ156および枠ランプ157を備えている。スピーカ156は、楽曲や音声、効果音による各種の演出を行い、また、枠ランプ157は、点灯点滅によるパターンや発光色の違い等で光による各種の演出を行う。なお、枠ランプ157については、光の照射方向を変更する演出を行うことを可能にする構成例が考えられる。
また、枠部材150は、遊技盤110を遊技者と隔てるための透明板(不図示)を備えている。
図2は、本実施の形態に係るパチンコ遊技機100を説明する図であり、(a)は、遊技盤110の右下に配設された表示器130の一例を示す拡大図であり、(b)は、パチンコ遊技機100の部分平面図である。
パチンコ遊技機100の表示器130は、図2の(a)に示すように、第1始動口121の入賞に対応して作動する第1特別図柄表示器221と、第2始動口122の入賞に対応して作動する第2特別図柄表示器222と、ゲート124の通過に対応して作動する普通図柄表示器223と、を備えている。第1特別図柄表示器221は、第1始動口121の入賞による特別図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。第2特別図柄表示器222は、第2始動口122の入賞による特別図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。普通図柄表示器223は、遊技球がゲート124を通過することにより普通図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。なお、本実施の形態では、第1特別図柄表示器221および第2特別図柄表示器222は、7セグ表示装置で構成され、また、普通図柄表示器223は、LED表示装置で構成されている。
また、表示器130は、第1特別図柄表示器221での保留に対応して作動する第1特別図柄保留表示器218と、第2特別図柄表示器222での保留に対応して作動する第2特別図柄保留表示器219と、普通図柄表示器223での保留に対応して作動する普通図柄保留表示器220と、を備えている。この保留について説明する。変動表示動作中(入賞1回分の変動表示が行なわれている間)にさらに他の遊技球による入賞があると、その入賞した遊技球に対する図柄の変動表示動作は、先に入賞した遊技球に対する変動表示動作が終了するまで、規定個数(例えば4個)を限度に保留される。このような保留がなされていることおよびその保留の数(未抽選数)が、第1特別図柄保留表示器218、第2特別図柄保留表示器219および普通図柄保留表示器220に表示される。なお、本実施の形態では、第1特別図柄保留表示器218、第2特別図柄保留表示器219および普通図柄保留表示器220の各々は、一列に配設したLED表示装置で構成され、その点灯態様によって保留数が表示される。
パチンコ遊技機100の枠部材150は、遊技者が演出に対する入力を行うための入力装置を備えている。図2の(b)に示すように、本実施の形態では、入力装置の一例として、演出ボタン161と、演出ボタン161に隣接し、略十字に配列された複数のキーからなる演出キー162と、が枠部材150に配設されている。演出キー162は、その中央に1つの中央キーを配置し、また、中央キーの周囲に略同一形状の4つの周囲キーを配置して構成されている。遊技者は、4つの周囲キーを操作することにより、画像表示部114に表示されている複数の画像のいずれかを指示することが可能であり、また、中央キーを操作することにより、指示した画像を選択することが可能である。また、入力装置の形態としては、図示した演出ボタン161および演出キー162の他、レバーやダイヤル等、演出の内容等に応じて様々な入力形態を採用することができる。
〔制御ユニットの構成〕
次に、パチンコ遊技機100での動作制御や信号処理を行う制御ユニットについて説明する。
図3は、制御ユニットの内部構成を示すブロック図である。同図に示すように、制御ユニットは、メイン制御手段として、内部抽選および当選の判定等といった払い出す賞球数に関する各種制御を行う遊技制御部200を備えている。また、サブ制御手段として、演出を統括的に制御する演出制御部300と、画像および音響を用いた演出を制御する画像/音響制御部310と、各種のランプおよび可動役物115,118,119を用いた演出を制御するランプ制御部320と、払出球の払い出し制御を行う払出制御部400と、を備えている。前述したように、遊技制御部200、演出制御部300、画像/音響制御部310、ランプ制御部320、および払出制御部400各々は、遊技盤110の後面に配設されたメイン基板としての遊技制御基板、さらにはサブ基板としての演出制御基板、画像制御基板、ランプ制御基板、および払出制御基板において個別に構成されている。
〔遊技制御部の構成・機能〕
遊技制御部200は、内部抽選および当選の判定等といった払い出し賞球数に関連する各種制御を行う際の演算処理を行うCPU201と、CPU201にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM202と、CPU201の作業用メモリ等として用いられるRAM203と、を備えている。
遊技制御部200は、第1始動口121または第2始動口122に遊技球が入賞すると特別図柄抽選を行い、特別図柄抽選での当選か否かの判定結果を演出制御部300に送る。また、特別図柄抽選時の当選確率の変動設定(例えば300分の1から30分の1への変動設定)、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間の短縮設定、および普通図柄抽選時の普通図柄変動時間の短縮設定を行い、設定内容を演出制御部300に送る。
さらに、遊技制御部200は、電動チューリップ123の羽根の開時間の延長、および電動チューリップ123の羽根が開く回数の設定、さらには羽根が開く際の開閉動作間隔の設定を制御する。また、遊技球が連続的に第1始動口121または第2始動口122へ入賞したときの未抽選分の限度個数(例えば4個)までの保留や、遊技球が連続的にゲート124を通過したときの未抽選分の限度個数(例えば4個)までの保留を設定する。
また、遊技制御部200は、特別図柄抽選の結果に応じて、大入賞口125が所定条件(例えば30秒経過または遊技球10個の入賞)を満たすまで突出傾斜して開状態を維持するラウンドを所定回数(例えば15回または2回)だけ繰り返すように制御する。さらには、大入賞口125が開く際の開閉動作間隔を制御する。
さらに、遊技制御部200は、第1始動口121、第2始動口122、大入賞口125および普通入賞口126に遊技球が入賞すると、遊技球が入賞した場所に応じて1つの遊技球当たり所定数の賞球を払い出すように、払出制御部400に対する指示を行う。例えば、第1始動口121に遊技球が入賞すると3個の賞球、第2始動口122に遊技球が入賞すると4個の賞球、大入賞口125に遊技球が入賞すると13個の賞球、普通入賞口126に遊技球が入賞すると10個の賞球をそれぞれ払い出すように、払出制御部400に指示命令(コマンド)を送る。なお、ゲート124を遊技球が通過したことを検出しても、それに連動した賞球の払い出しは払出制御部400に指示しない。
払出制御部400が遊技制御部200の指示に従って賞球の払い出しを行った場合には、遊技制御部200は、払い出した賞球の個数に関する情報を払出制御部400から取得する。それにより、払い出した賞球の個数を管理する。
遊技制御部200には、図3に示すように、第1始動口121への遊技球の入賞を検出する第1始動口検出部(第1始動口スイッチ(SW))211と、第2始動口122への遊技球の入賞を検出する第2始動口検出部(第2始動口スイッチ(SW))212と、電動チューリップ123を開閉する電動チューリップ開閉部213と、ゲート124への遊技球の通過を検出するゲート検出部(ゲートスイッチ(SW))214と、が接続されている。
さらに、遊技制御部200には、大入賞口125への遊技球の入賞を検出する大入賞口検出部(大入賞口スイッチ(SW))215と、大入賞口125を閉状態と突出傾斜した開状態とに設定する大入賞口開閉部216と、普通入賞口126への遊技球の入賞を検出する普通入賞口検出部(普通入賞口スイッチ(SW))217と、が接続されている。
また、遊技制御部200には、第1始動口121への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選(大当たり抽選)の未抽選分の保留個数を限度個数内(例えば4個)で表示する第1特別図柄保留表示器218と、第2始動口122への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の未抽選分の保留個数を限度個数内で表示する第2特別図柄保留表示器219と、ゲート124への遊技球の通過により始動した普通図柄抽選(開閉抽選)が始動する未抽選分の保留個数を限度個数内で表示する普通図柄保留表示器220と、が接続されている。
さらに、遊技制御部200には、第1始動口121への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の結果を表示する第1特別図柄表示器221と、第2始動口122への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の結果を表示する第2特別図柄表示器222、普通図柄抽選の結果を表示する普通図柄表示器223と、が接続されている。
そして、第1始動口スイッチ211、第2始動口スイッチ212、ゲートスイッチ214、大入賞口スイッチ215および普通入賞口スイッチ217にて検出された検出信号が、遊技制御部200に送られる。また、遊技制御部200からの制御信号が、電動チューリップ開閉部213、大入賞口開閉部216、第1特別図柄保留表示器218、第2特別図柄保留表示器219、普通図柄保留表示器220、第1特別図柄表示器221、第2特別図柄表示器222および普通図柄表示器223に送られる。それにより、遊技制御部200は、上記した払い出し賞球数に関連する各種制御を行う。
さらに、遊技制御部200には、ホールに設置されたホストコンピュータ(不図示)に対して各種の情報を送信する盤用外部情報端子基板250が接続されている。そして、遊技制御部200は、払出制御部400から取得した払い出した賞球数に関する情報や遊技制御部200の状態等を示す情報を、盤用外部情報端子基板250を介してホストコンピュータに送信する。
〔演出制御部の構成・機能〕
次に、演出制御部300は、演出を制御する際の演算処理を行うCPU301と、CPU301にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM302と、CPU301の作業用メモリ等として用いられるRAM303と、日時を計測するリアルタイムクロック(RTC)304と、を備えている。
演出制御部300は、例えば遊技制御部200から送られる特別図柄抽選での当選か否かの判定結果に基づいて、演出内容を設定する。その際に、演出ボタン161または演出キー162を用いたユーザからの操作入力を受けて、操作入力に応じた演出内容を設定する場合もある。
また、演出制御部300は、遊技が所定期間中断された場合には、演出の一つとして客待ち用の画面表示の設定を指示する。
さらには、遊技制御部200が特別図柄抽選時の当選確率を変動させた場合、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間を短縮させた場合、および普通図柄抽選時の普通図柄変動時間を短縮させた場合には、演出制御部300は設定された内容に対応させて演出内容を設定する。
また、演出制御部300は、設定した演出内容の実行を指示するコマンドを画像/音響制御部310およびランプ制御部320に送る。
〔画像/音響制御部の構成・機能〕
画像/音響制御部310は、演出内容を表現する画像および音響を制御する際の演算処理を行うCPU311と、CPU311にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM312と、CPU311の作業用メモリ等として用いられるRAM313と、を備えている。
そして、画像/音響制御部310は、演出制御部300から送られたコマンドに基づいて、画像表示部114に表示する画像およびスピーカ156から出力する音響を制御する。
具体的には、画像/音響制御部310のROM312には、画像表示部114において遊技中に表示する図柄画像や背景画像、遊技者に抽選結果を報知するための装飾図柄、遊技者に予告演出を表示するためのキャラクタやアイテム等といった画像データが記憶されている。さらには、画像データと同期させて、または画像データとは独立にスピーカ156から出力させる楽曲や音声、さらにはジングル等の効果音等といった各種音響データが記憶されている。CPU311は、ROM312に記憶された画像データや音響データの中から、演出制御部300から送られたコマンドに対応したものを選択して読み出す。さらには、読み出した画像データを用いて背景画像表示、図柄画像表示、図柄画像変動、およびキャラクタ/アイテム表示等のための画像処理と、読み出した音響データを用いた音声処理とを行う。
そして、画像/音響制御部310は、画像処理された画像データにより画像表示部114での画面表示を制御する。また、音声処理された音響データによりスピーカ156から出力される音響を制御する。
〔ランプ制御部の構成・機能〕
ランプ制御部320は、盤ランプ116や枠ランプ157の発光、および可動役物115,118,119の動作を制御する際の演算処理を行うCPU321と、CPU321にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM322と、CPU321の作業用メモリ等として用いられるRAM323と、を備えている。
そして、ランプ制御部320は、演出制御部300から送られたコマンドに基づいて、盤ランプ116や枠ランプ157の点灯/点滅や発光色等を制御する。また、可動役物115,118,119の動作を制御する。
具体的には、ランプ制御部320のROM322には、演出制御部300にて設定される演出内容に応じた盤ランプ116や枠ランプ157での点灯/点滅パターンデータおよび発光色パターンデータ(発光パターンデータ)が記憶されている。CPU321は、ROM322に記憶された発光パターンデータの中から、演出制御部300から送られたコマンドに対応したものを選択して読み出す。そして、ランプ制御部320は、読み出した発光パターンデータにより盤ランプ116や枠ランプ157での発光を制御する。
また、ランプ制御部320のROM322には、演出制御部300にて設定される演出内容に応じた可動役物115,118,119の動作パターンデータが記憶されている。CPU321は、可動役物115,118,119に対しては、読み出した動作パターンデータによりその動作を制御する。
〔払出制御部の構成・機能〕
払出制御部400は、払出球の払い出しを制御する際の演算処理を行うCPU401と、CPU401にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM402と、CPU401の作業用メモリ等として用いられるRAM403と、を備えている。
そして、払出制御部400は、遊技制御部200から送られたコマンドに基づいて、払出球の払い出しを制御する。
具体的には、払出制御部400は、遊技制御部200から、遊技球が入賞した場所(第1始動口121等)に応じた所定数の賞球を払い出すコマンドを取得する。そして、コマンドに指定された数だけの賞球を払い出すように払出駆動部411を制御する。ここでの払出駆動部411は、遊技球の貯留部から遊技球を送り出す駆動モータで構成される。
また、払出制御部400には、払出駆動部411により遊技球の貯留部から実際に払い出された賞球の数を検出する払出球検出部412と、貯留部(不図示)での遊技球の貯留の有無を検出する球有り検出部413と、遊技者が遊技する際に使用する遊技球や払い出された賞球が保持される皿153が満タン状態に有るか否かを検出する満タン検出部414と、が接続されている。そして、払出制御部400は、払出球検出部412、球有り検出部413および満タン検出部414にて検出された検出信号を受け取り、これらの検出信号に応じた所定の処理を行う。
さらに、払出制御部400には、ホールに設置されたホストコンピュータに対して各種の情報を送信する枠用外部情報端子基板450が接続されている。そして、払出制御部400は、例えば払出駆動部411に対して払い出すように指示した賞球数に関する情報や払出球検出部412にて検出された実際に払い出された賞球数に関する情報等を枠用外部情報端子基板450を介してホストコンピュータに送信する。また、遊技制御部200に対しても、同様の情報を送信する。
〔遊技制御部の機能構成〕
続いて、遊技制御部200の機能構成を説明する。
図4は、遊技制御部200の機能構成を示すブロック図である。同図に示すように、遊技制御部200は、各種抽選処理を実行する機能部として、特別図柄抽選部231と、普通図柄抽選部232と、特別図柄変動制御部233と、特別図柄抽選結果判定部234と、普通図柄制御部237と、を備えている。特別図柄抽選部231と特別図柄抽選結果判定部234とは、抽選手段として機能する。
また、遊技制御部200は、特別図柄変動に伴う処理を実行する機能部として、変動パターン選択部235と、遊技進行制御部236と、を備えている。
さらに、遊技制御部200は、各種役物の動作制御や賞球等に関するデータ処理を実行する機能部として、大入賞口動作制御部238と、電動チューリップ動作制御部239と、賞球処理部240と、出力制御部241と、乱数制御部242と、を備えている。
特別図柄抽選部231は、第1始動口121や第2始動口122に遊技球が入賞した場合に、特別図柄の抽選を行う。
普通図柄抽選部232は、ゲート124を遊技球が通過した場合に、普通図柄抽選を行う。
特別図柄変動制御部233は、特別図柄の抽選が行われた場合に、その抽選結果に応じて特別図柄の変動を制御する。
特別図柄抽選結果判定部234は、特別図柄の抽選が行われた場合に、その抽選結果が「大当たりか否か」、「大当たりに当選した場合の大当たりの種類」、「大当たりに当選していない場合での小当たりかはずれか」を判定する。
ここで、「大当たり」の種類には、大当たり遊技の時間が長く多量の遊技球の払い出しが期待できる「長当たり」と、大当たり遊技の時間が短い「短当たり」とがある。例えば、「長当たり」では、大入賞口125の開状態が所定条件(例えば30秒経過または遊技球10個の入賞)を満たすまで維持されるラウンドが例えば15回繰り返される。また、「短当たり」では、大入賞口125でのラウンドが例えば2回繰り返される。
さらに、「長当たり」には、大当たり遊技の終了後に確率変動(確変)遊技状態および時間短縮(時短)遊技状態の両方を発生させる「15ラウンド確変当たり」とも呼ばれる大当たり(後段の「特定図柄A」での大当たり)と、大当たり遊技の終了後に時短遊技状態のみを発生させ確変遊技状態は発生させない「通常大当たり」とも呼ばれる大当たり(後段の「通常図柄」での大当たり)とがある。また、「短当たり」は、大当たり遊技の終了後に確変遊技状態を発生させ時短遊技状態を発生させない所謂「2ラウンド確変当たり」と呼ばれる大当たり(後段の「特定図柄B」での大当たり)である。
また、大当たりに当選していない場合の「小当たり」は、例えば大入賞口125の開閉が2回行われる小当たり遊技が行われ、終了した後においても小当たり当選時の遊技状態を継続する当たり(後段の「小当たり図柄」での当たり)である。すなわち、小当たり当選時の遊技状態が確変遊技状態である場合には、小当たり遊技の終了後においても確変遊技状態が継続され、遊技状態は移行しない。同様に、小当たりの当選時の遊技状態が確率変動も時間短縮もしていない通常の遊技状態(通常遊技状態)である場合には、小当たり遊技の終了後においても通常遊技状態が継続され、遊技状態は移行しない。
また、「はずれ」では、「大当たり」でも「小当たり」でもなく、遊技者に有利となる上記の遊技状態の何れも設定されない(後段の「はずれ図柄」の設定)。
変動パターン選択部235は、特別図柄の抽選結果が「大当たり」であった場合に、第1特別図柄表示器221や第2特別図柄表示器222にて表示する特別図柄の変動パターンを選択する。また、「リーチ演出を行うか否か」を判定する。ここでの「リーチ演出」とは、遊技者に大当たりを期待させるための画像表示部114等にて行われる演出である。
遊技進行制御部236は、各遊技状態において遊技の進行を制御する。
普通図柄制御部237は、普通図柄の抽選が行われた場合に、普通図柄の抽選結果が「当選かはずれであるか」を判定する。また、その抽選結果に応じて普通図柄の変動を制御する。
「当選」と判定された場合には、電動チューリップ123を規定時間(例えば6秒間)および規定回数(例えば3回)だけ開放し、第2始動口122への遊技球の入賞確率が高まる状態を発生させる。また、「はずれ」と判定された場合には、電動チューリップ123のこのような開放状態は発生されない。
大入賞口動作制御部238は、大入賞口125の開放動作を制御する。
電動チューリップ動作制御部239は、電動チューリップ123の開放動作を制御する。
賞球処理部240は、入賞や抽選に関する種々の役物への入賞個数の管理および入賞に応じた賞球の払い出しを制御する。
出力制御部241は、遊技制御部200から演出制御部300および払出制御部400へ制御用コマンドの出力を制御する。
乱数制御部242は、メイン制御手段やサブ制御手段による処理で用いられる各種の乱数値の更新を制御する。
〔遊技機の基本動作〕
次に、上記のように構成されたパチンコ遊技機100の基本動作を説明する。
パチンコ遊技機100の基本的な動作は、メイン制御手段である遊技制御部200により行われる。そして、この遊技制御部200の制御の下、サブ制御手段である演出制御部300により遊技上の演出の制御が行われ、払出制御部400により賞球の払い出しの制御が行われる。
図5は、遊技制御部200の主要動作を示すフローチャートである。
遊技制御部200は、電源投入時や電源断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、図5に示す各処理を一定時間(例えば4ミリ秒)ごとに繰り返し実行する。図5を参照すると、乱数更新処理、始動口スイッチ(SW)処理、ゲートスイッチ(SW)処理、特別図柄処理、普通図柄処理、大入賞口処理、電動チューリップ(電チュー)処理、賞球処理、出力処理が順次実行される(ステップ501〜509)。
乱数更新処理(ステップ501)では、遊技制御部200の乱数制御部242は、メイン制御手段やサブ制御手段による処理で用いられる各種の乱数の値を更新する。乱数の設定および乱数値の更新の詳細については後述する。
始動口スイッチ処理(ステップ502)では、遊技制御部200の特別図柄抽選部231は、図3の第1始動口スイッチ211および第2始動口スイッチ212の状態を監視し、スイッチがONとなった場合に、特別図柄抽選のための処理を実行する。始動口スイッチ処理の詳細な内容については後述する。
ゲートスイッチ処理(ステップ503)では、遊技制御部200の普通図柄抽選部232は、図3のゲートスイッチ214の状態を監視し、スイッチがONとなった場合に、普通図柄抽選のための処理を実行する。ゲートスイッチ処理の詳細な内容については後述する。
特別図柄処理(ステップ504)では、遊技制御部200の特別図柄変動制御部233、特別図柄抽選結果判定部234、変動パターン選択部235、および遊技進行制御部236により、特別図柄変動およびこの図柄変動に伴う処理が行われる。特別図柄処理の詳細な内容については後述する。
普通図柄処理(ステップ505)では、遊技制御部200の普通図柄制御部237により、普通図柄変動およびこの図柄変動に伴う処理が行われる。普通図柄処理の詳細な内容については後述する。
大入賞口処理(ステップ506)では、遊技制御部200の大入賞口動作制御部238は、所定の条件に基づいて大入賞口125の開放動作を制御する。大入賞口処理の詳細な内容については後述する。
電動チューリップ処理(ステップ507)では、遊技制御部200の電動チューリップ動作制御部239は、所定の条件に基づいて電動チューリップ123の開放動作を制御する。電動チューリップ処理の詳細な内容については後述する。
賞球処理(ステップ508)では、遊技制御部200の賞球処理部240は、入賞個数の管理および入賞に応じた賞球の払い出しを制御する。
出力処理(ステップ509)では、遊技制御部200の出力制御部241は、演出制御部300および払出制御部400へ制御用コマンドを出力する。制御用コマンドは、ステップ508までの各処理において生成され、RAM203にセットされており、この出力処理で出力される。
〔演出制御部の動作〕
次に、演出制御部300の動作を説明する。
図6〜図9は、遊技制御部200からコマンドを受信した際の演出制御部300の動作を示すフローチャートである。
図6は、演出制御部300の主要動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、演出制御部300は、遊技制御部200からコマンドを受信するとコマンド受信処理を行う(ステップ601)。これにより、演出パターンが選択される。そして、演出制御部300は、選択した演出パターンの情報を含むコマンドを画像/音響制御部310およびランプ制御部320に送信するコマンド送信処理を行う(ステップ602)。これにより、画像表示部114への画像表示や音響出力、可動役物115の動作、盤ランプ116や枠ランプ157の発光等による演出が行われる。
図7は、コマンド受信処理(図6のステップ601)の内容を示すフローチャートである。
このコマンド受信処理において、演出制御部300は、まず、受信したコマンドが変動開始コマンドか否かを判断する(ステップ701)。変動開始コマンドであった場合(ステップ701でYes)、演出制御部300は、演出選択処理を実行する(ステップ702)。演出選択処理の詳細については後述する。
受信したコマンドが変動開始コマンドでない場合(ステップ701でNo)、またはステップ702の演出選択処理の実行後にコマンドを受信した場合、演出制御部300は、受信したコマンドが変動終了コマンドか否かを判断する(ステップ703)。変動終了コマンドであった場合(ステップ703でYes)、演出制御部300は、変動終了コマンドをRAM303にセットする(ステップ704)。
受信したコマンドが変動開始コマンドおよび変動終了コマンドでない場合(ステップ701およびステップ703でNo)、またはステップ704の変動終了コマンドのセット後にコマンドを受信した場合、演出制御部300は、受信したコマンドが大当たり演出におけるオープニングを開始するためのオープニングコマンドか否かを判断する(ステップ705)。オープニングコマンドであった場合(ステップ705でYes)、演出制御部300は、当たり演出選択処理を実行する(ステップ706)。当たり演出選択処理の詳細については後述する。
受信したコマンドが変動開始コマンド、変動終了コマンドおよびオープニングコマンドでない場合(ステップ701、ステップ703およびステップ705でNo)、またはステップ706の当たり演出選択処理の実行後にコマンドを受信した場合、演出制御部300は、受信したコマンドが大当たり演出におけるエンディングを開始するためのエンディングコマンドか否かを判断する(ステップ707)。エンディングコマンドであった場合(ステップ707でYes)、演出制御部300は、エンディングコマンドをRAM303にセットする(ステップ708)。
受信したコマンドが変動開始コマンド、変動終了コマンド、オープニングコマンドおよびエンディングコマンドでない場合(ステップ701、ステップ703、ステップ705およびステップ707でNo)、またはステップ708のエンディングコマンドのセット後にコマンドを受信した場合、次に演出制御部300は、受信したコマンドが客待ち状態に移行するための客待ちコマンドか否かを判断する(ステップ709)。客待ちコマンドであった場合、演出制御部300は、経過時間の計測を開始し(ステップ710)、RAM303において計測フラグをONにする(ステップ711)。一方、受信したコマンドが客待ちコマンドでなかった場合、RAM303に保持されている計測フラグがONになっているか否かを判断する(ステップ712)。計測フラグがOFFであれば(ステップ712でNo)、コマンド受信処理を終了する。
計測フラグがONである場合(ステップ712でYes)、次に演出制御部300は、計測時間があらかじめ定められたタイムアップ時間に達したか否かを判断する(ステップ713)。タイムアップしていない場合(ステップ713でNo)、コマンド受信処理を終了する。一方、タイムアップした場合(ステップ713でYes)、演出制御部300は、客待ち演出を行うための客待ち演出コマンドをRAM303にセットし(ステップ714)、RAM303に保持されている計測フラグをOFFにしてコマンド受信処理を終了する(ステップ715)。
図8は、図7の演出選択処理(ステップ702)の内容を示すフローチャートである。
この演出選択処理において、演出制御部300は、まず受信した変動開始コマンドを解析する(ステップ801)。また、RAM303の設定からパチンコ遊技機100の現在の動作モードを参照する(ステップ802)。そして、演出制御部300は、変動開始コマンドの解析結果および動作モードの情報に基づき、その動作モードで画像表示部114に表示する画像による図柄演出の演出パターン(図柄演出パターン)を選択する(ステップ803)。最後に、演出制御部300は、選択した演出パターンによる演出に用いられる画像データや音響データをROM302から読み出し、これらのデータと共に、選択した演出を指示する図柄演出コマンドをRAM303にセットして(ステップ804)、演出選択処理を終了する。
図9は、図7の当たり演出選択処理(ステップ706)の内容を示すフローチャートである。
この当たり演出選択処理において、演出制御部300は、まず受信したオープニングコマンドを解析し(ステップ901)、オープニングコマンドに含まれる情報に基づいてパチンコ遊技機100の動作モードを再設定する(ステップ902)。そして、演出制御部300は、オープニングコマンドから得られた情報に基づき、新たな動作モードにおける大当たり演出の演出パターン(当たり演出パターン)を選択する(ステップ903)。最後に、演出制御部300は、選択した演出パターンによる演出に用いられる画像データや音響データをROM302から読み出し、これらのデータと共に、選択した演出を指示する当たり演出コマンドをRAM303にセットして(ステップ904)、当たり演出選択処理を終了する。
以上のようにしてコマンド受理処理が完了すると、RAM303には、図柄演出コマンド、変動終了コマンド、当たり演出コマンド、エンディングコマンドのいずれかがセットされている。この後、演出制御部300は、図6のコマンド送信処理(ステップ602)を行って、セットされたコマンドを画像/音響制御部310およびランプ制御部320に送信する。そして、画像/音響制御部310およびランプ制御部320が、受信したコマンドに基づき、画像表示部114への画像表示、音響出力、可動役物115,118,119の動作、盤ランプ116や枠ランプ157の発光等を制御して、設定された演出を実行する。
〔第1の実施の形態〕
次に、第1の実施の形態に係るパチンコ遊技機100に用いられる可動役物118,119について図10〜図16を用いて説明する。なお、可動役物119は、可動役物118の対称形状であり(図1参照)、構成がほぼ同じであることから、以下、可動役物118のみを説明することとする。
〔可動役物118の構成〕
図10は、第1の実施の形態に係る可動役物118の外観を示す斜視図である。なお、図10に示す可動役物118は、図1の画像表示部114の右側に配設されるものである。また、図10の実線で示す可動役物118は、図1の破線で示す起立状態の可動役物118と同じ姿勢である。
図10に示すように、可動役物118は、不死鳥の羽をモチーフとして形成された長手形状の外形を有する板状のものであり、長手方向に関して一端部と他端部とを有する。より具体的に説明すると、実線で示す可動役物118の一端部ないし先端部(図10の左上側)は、3つに分かれて形成された羽先11であり、他端部ないし基端部(同図の右下側)は、回転軸Jを含む回転中心部12である。図10に示す可動役物118は、羽先11が同図における上側に向くように湾曲形状である。
可動役物118は、駆動源(駆動手段)の一例としてのモータ13を備え、このモータ13からの駆動力によって回転中心部12を中心にして回転可能(回転軸Jの周りに移動可能)に構成されている。
さらに説明すると、可動役物118は、通常時には、羽先11が上側に位置し回転中心部12が下側に位置して起立する状態である(図10の実線を参照)。すなわち、可動役物118は、図1に示すように、遊技盤110に入り込んで隠れており、遊技者からは見ることが困難になっている。
その一方で、可動役物118による演出時には、回転中心部12を中心に回転し、羽先11が下に降りて可動役物118は横向き状態になる(図10の一点鎖線を参照)。すなわち、可動役物118は、画像表示部114(図1参照)の前に羽先11が登場し、可動役物118が全体的に光ることで華やかな光演出が行われる。可動役物118による演出時には、可動役物118の羽先11がパチンコ遊技機100(図1参照)での上方に向かうような姿勢になる。
なお、このような演出は、画像表示部114の左右に配置されている可動役物118,119の回転および発光が同期して行われる。可動役物118による演出の終了時には、可動役物118は、回転中心部12を中心に回転して起立状態に戻る。このように、可動役物118,119は、互いに対向して配置された一対の演出用回転部材ということができる。
図11は、可動役物118の構成を示す分解斜視図である。
図11に示すように、可動役物118は、意匠的な装飾を施される透光部材である飾り板(カバー)2と、入射した光を飾り板2に向かせるための導光板(レンズ)3と、導光板3に光を出射する光を生成するための基板4と、を含んで構成されている。また、可動役物118は、飾り板2、導光板3および基板4を取り付ける本体部(取り付け板)5を含んで構成されている。可動役物118は、外装部材の一例としての飾り板2および本体部5を備え、また、導光板3および基板4を内蔵する。
飾り板2、導光板3および基板4の各々を本体部5に取り付けることで、一体に組み立てられ、これにより、可動役物118が完成する。なお、可動役物118の組み立て構造については後述する。
〔可動役物118の電飾機能〕
可動役物118が電飾役物として機能するための構成を説明する。
可動役物118の基板4は、光演出用の光を一方向に発する光源部を複数有する。より具体的に説明すると、基板4は、光源部の一例としてのLED(Light Emitting Diode)61,62,63,64,65,66を表面4aに有する。また、基板4は、LED81,82,83,84,85,86,87,88,89を表面4aに有する。
LED61〜66,81〜89は、基板4の表面4aにおいて可動役物118の羽先11の側(回転軸Jから遠い側)に片寄って位置している。
LED61〜66,81〜89の各々は、互いに離間して配置されている。そして、LED61〜66の各々は、互いに略同じ方向に向けて光を発し、また、LED81〜89の各々は、互いに略同じ方向に向けて光を発する。
LED61〜66,81〜89の各々は、単色の光(例えば、白色)を発光することが可能なものや、複数の異なる色(例えば、白色、赤色、緑色、青色の全4色)の光を発光することが可能なものを用いることが考えられる。
付言すると、LED61〜66,81〜89として、発光面に指向性のある拡散板を有する比較的高価なもの(白色発光)や、そのような拡散板を有しない比較的安価なもの(RGB発光)を用いることが考えられる。前者の白色発光タイプは、1つのLEDで赤・緑・青の蛍光体を励起させて白色を発色させる。また、後者のRGB発光タイプでは、LED61〜66,81〜89の各々が赤色を発光するチップと緑色を発光するチップと青色を発光するチップとの各光を混合して白色を発光させ、また、赤色、緑色、青色を発光させる。
基板4のLED61〜66による光は導光板3に入射され、また、LED81〜89による光は飾り板2に向かう。
なお、基板4は、演出制御部300からの制御コマンドを基に、LED61〜66とLED81〜89のいずれか一方を点灯したり、LED61〜66とLED81〜89の両方を点灯したりする制御を行う。また、基板4は、演出制御部300からの制御コマンドを基に、LED61〜66,81〜89の各々の点灯のタイミングを制御する。さらには、基板4は、演出制御部300からの制御コマンドを基に、LED61〜66,81〜89の各々の発光色についての制御を行う。
ここで、図12は、LED61〜66,81〜89の発光面6a,8aを説明する断面図である。図12の(a)は、LED61〜66の発光面6aを説明する図であり、(b)は、LED81〜89の発光面8aを説明する図である。
〔LED61〜66の発光について〕
図12の(a)に示すように、LED61〜66は、基板4の表面4aに横向き配置されている。LED61〜66の各々は、基板4の表面4aから表面4aと離間する方向に延びる面を発光面6aとしている。LED61〜66は、いわゆるサイドLEDないし側方LEDである。
このため、LED61〜66の発光面6aから発光する光は、いわゆる横発光であり、基板4の表面4aに沿う方向に向かう。LED61〜66の各々の光は、導光板3に向けて出射する。
図11に戻って、導光板3の電飾についてより具体的に説明する。可動役物118の導光板3は、LED61〜66の数と同じ数の端面71,72,73,74,75,76を有する。そして、基板4のLED61の光は導光板3の端面71に出射され、また、基板4のLED62の光は導光板3の端面72に出射され、また、基板4のLED63の光は導光板3の端面73に出射される。そして、基板4のLED64の光は導光板3の端面74に出射され、また、基板4のLED65の光は導光板3の端面75に出射され、また、基板4のLED66の光は導光板3の端面76に出射される。
図13は、導光板3の斜視図である。
図13に示すように、導光板3は、薄板状の部材であり、透光性を有する透明な部材である。導光板3は、一体に形成された樹脂製であり、比較的軽量の部材である。
導光板3は、LED61〜66の数と同じ数の案内部(受光演出部)31,32,33,34,35,36を有する。すなわち、導光板3は、端面71からの入射光により光る領域を有する案内部31と、端面72からの入射光により光る領域を有する案内部32と、端面73からの入射光により光る領域を有する案内部33と、を備えている。また、導光板3は、端面74からの入射光により光る領域を有する案内部34と、端面75からの入射光により光る領域を有する案内部35と、端面76からの入射光により光る領域を有する案内部36と、を備えている。これらの案内部31〜36の各々は、LED61〜66により側方に発せられる光で可動役物118の形状に合うように光を案内する。案内部34〜36の各々は、長手形状である。
なお、導光板3の案内部34〜36は、可動役物118の羽先11の側に位置し、案内部31〜33は、案内部34〜36よりも可動役物118の回転中心部12の側に位置している。付言すると、導光板3は、可動役物118の羽先11に寄って位置し、また、可動役物118の回転中心部12から離間するように位置している(図15参照)。
また、案内部31〜36の各々は、互いに略同じ方向に光を案内する。すなわち、案内部31〜36の各々は、光が延びる方向にLED61〜66の光を案内する。
付言すると、例えば第1の案内部の一例としての案内部31は、第1の光源部の一例としてのLED61からの光を第2の光源部の一例としてのLED64が位置する方向に案内し、かつ、LED61からの光をLED64の近くまで案内し、第2の案内部の一例としての案内部34は、案内部31による案内の方向と略同じ方向にLED64からの光を案内する。このように、案内部31,34は、光を案内する方向に関して互いに直列的に配置されている。なお、案内部31,34は、互いに一体に形成されている。
また、例えば第1の案内部の一例としての案内部31は、第1の光源部の一例としてのLED61からの光を第2の光源部の一例としてのLED62が位置する方向と交差する他の方向に案内し、第2の案内部の一例としての案内部32は、案内部31と離間している。このように、案内部31,32は、光を案内する方向に関して互いに並列的に配置されている。なお、案内部31,32は、互いに一体に形成されている。
また、例えば第1の受光演出部の一例としての案内部31は、基板4上に位置して第1の光源部の一例としてのLED61からの光を受ける。そして、例えば第2の受光演出部の一例としての案内部34は、案内部31の回転軸Jとは反対の側に位置し、第2の光源部の一例としてのLED64からの光を受ける。
導光板3の案内部31〜36の各々には、小さなドット状の小反射面(破線で示す複数の矩形形状を参照)37が複数略均一に点在して配置されている。小反射面37は、光が延びる方向と交差する方向に配設されている。すなわち、複数の小反射面37は、案内部31〜36を斜めに横断するように列状に配設されている。
このような小反射面37は、導光板3の裏面3bに形成されたものであり、導光板3の側方から入ってきた光を導光板3の表面3aの方向に反射させる。なお、導光板3の表面3aは、飾り板2に臨む面であり、また、導光板3の裏面3bは、基板4に臨む面である。
すなわち、導光板3の端面71〜76からの入光は、導光板3の内部を主に進行するが、小反射面37にて反射すると、導光板3の表面3aから出射する。言い換えると、LED61〜66からの光は、複数の小反射面37にて、可動役物118の外面である飾り板2の外面2aの方向に反射される。このため、導光板3の表面3aでは、複数の小反射面37の各々の位置にて明るくなる。
導光板3の案内部31〜36の各々は、LED61〜66の光を受けて所定の演出に用いられる光を放つ受光演出部の一例である。また、LED61〜66は、回転軸Jが位置する側から案内部31〜36に向けて光を発する。
付言すると、導光板3は、表面3aの全面にわたって光るものではなく、小反射面37の位置で表面3aが光るものである。すなわち、導光板3は、いわゆる点光りする。かかる点光りを減少させるために、本実施の形態では、後述の光学機能部23(図14の(b)参照)を備えている。
このように、端面71から入射したLED61の光により導光板3の案内部31が全体的に光る。同様に、端面72〜76から入射したLED62〜66の光により導光板3の案内部32〜36が全体的に光る。付言すると、案内部34〜36では、端面74〜76から入射したLED64〜66の光で羽先11に近い端付近の場所も光る。
本実施の形態では、LED61〜66と同じ数の案内部31〜36を備え、一つのLED61〜66で一つの案内部31〜36を光らせる構成を採用している。このため、なるべく少ない数のLEDで導光板3を全体的に光らせることで、使用するLEDの数を少なくしている。
なお、LED61〜66によって導光板3が全体的に光ることで、飾り板2を介して可動役物118が光る。また、LED61〜66の発光によって光らせる演出の単位は、導光板3の一つの案内部31〜36である。導光板3の案内部31〜36は、LED61〜66の発色の演出の単位でもある。付言すると、導光板3は、演出の単位としての案内部31〜36の集合体であるということができる。
さらに説明すると、導光板3の端面71は、案内部31において回転中心部12の側に位置している。そして、導光板3の端面71から入射したLED61の光は、回転中心部12とは反対側の方向に向けて進む(「光が延びる方向」を参照)。言い換えると、LED61の光は、回転中心部12から可動役物118の先端である羽先11の側に向けて進み、案内部31を全体的に略均一に光らせる。
同様に、導光板3の端面72〜76の各々は、案内部32〜36の回転中心部12の側に位置し、また、端面72〜76から入射したLED62〜66の光は、羽先11の側に向けて進み、案内部32〜36を全体的に略均一に光らせる。
またさらに説明すると、基板4は、可動役物118において導光板3よりも回転中心部12に寄って位置し、また、可動役物118の羽先11から遠い位置にある(図15または図16参照)。基板4は、導光板3に比べて重量がある。このため、重量物である基板4をなるべく回転軸Jの側に片寄らせて配設している。このような配設構成を採用することにより、可動役物118を回転中心部12周りに回転させる際に(図10参照)、その駆動源(不図示)の出力が小さくて済む。したがって、駆動源の小型化を図ることができ、従来よりも簡易な構成で更なる高速の回転が可能になる。
このように、本実施の形態では、比較的軽量の導光板3を可動役物118の羽先11寄りに配置させることで、LED61〜66の光により羽先11までの広範囲にわたって略均一に光らせる構成を採用する。そして、その一方で、比較的重量のある基板4を可動役物118の回転中心部12寄りに配置させることで、可動役物118の回転を小さな駆動力で迅速かつ円滑に行うことが可能な構成を採用している。
〔LED81〜89について〕
次に、図12の(b)に戻って、基板4の表面4aに位置するLED81〜89についての説明を続ける。
図12の(b)に示すように、LED81〜89は、基板4の表面4aに対して縦向き配置されている。LED81〜89の各々は、基板4の表面4aと略平行に延びる面を発光面8aとしている。
このため、LED81〜89の発光面8aから発光する光は、いわゆる縦発光であり、基板4の表面4aから遠ざかる方向に向かう。LED81〜89の各々の光は、飾り板2に向けて出射する。
ここで、図11に戻って、LED81〜89による飾り板2の電飾についてより具体的に説明する。可動役物118の飾り板2は、丸形状のレンズ部91,92,93,94,95,96,97,98,99を有する。このレンズ部91〜99は、光を屈折させて集束させる凸レンズ(converging lens)の形状に形成された部分である。
飾り板2のレンズ部91〜99は、三列に配置されている。すなわち、レンズ部91,92,93が一列に並んで配置され、また、レンズ部94,95,96とレンズ部97,98,99もそれぞれ一列に並んで配置されている。
さらに説明すると、飾り板2のレンズ部91〜99は、基板4のLED81〜89の位置に対応して配置されている。すなわち、基板4のLED81の光は飾り板2のレンズ部91に向けて出射し、LED82の光はレンズ部92に向けて出射し、LED83の光はレンズ部93に向けて出射する。同様に、LED84〜86の光はレンズ部94〜96に向けて出射し、また、LED87〜89の光はレンズ部97〜99に向けて出射する。
LED81〜89の各々が光ると、飾り板2のレンズ部91〜99が光り、これにより、可動役物118の電飾パターンをバラエティに富んだものとしている。
〔飾り板2でのLED61〜66,81〜89の光について〕
図14は、飾り板2を説明する図であり、(a)は、飾り板2の斜視図であり、(b)は、飾り板2の先端部2cを部分的に拡大する底面図であり、(c)は、(b)の線XIVc−XIVcによる断面図であり、(d)は、(c)の線XIVd−XIVdによる端面図である。
図14の(a)に示すように、飾り板2は、LED61〜66,81〜89の光が透過せずに遮光される遮光部分21と、光が透過する透過部分22と、を外面2aに有する。この飾り板2の外面2aは可動役物118の外面である。可動役物118は、可動役物118の外面を透過する光で所定の光演出を行う。
遮光部分21は、LED61〜66,81〜89の光により光らない。付言すると、遮光部分21および透過部分22の形状は、LED61〜66の光により透過部分22が光ることで可動役物118の全体から不死鳥の羽をさらに想起させるように所定の意匠的な意味を有する。
また、図14の(b)に示すように、飾り板2は、主にLED61〜66の光を屈折させるための光学機能部23を有する。この光学機能部23は、横断方向に線状に延びる複数の凹部分23aおよび凸部分23bにより構成されている。言い換えると、光学機能部23は、長手方向に延びるギザギザ形状(図14の(d)参照)により構成されている。光学機能部23をギザギザ形状部ないし乱反射形成部ということができる。この光学機能部23は、飾り板2の先端部2cまで形成されている。
光学機能部23は、上述した導光板3の点光りを軽減させるように作用する。すなわち、横発光のLED61〜66の光は、導光板3の端面71〜76から入って導光板3の内部で延びていき(図13の「光が延びる方向」参照)、導光板3に点在する複数の小反射面(図13に破線で示す複数の矩形形状を参照)37で反射することで、導光板3の表面3aが点光りする。このような点光りは、飾り板2の光学機能部23にて屈折(全反射も含む)させることで、可動役物118の外部から見たときに目立たなくなる。
さらに説明すると、光学機能部23は、図14の(d)に示すように、内面2bに形成されている。また、光学機能部23は、長手方向に沿って凹部分23aと凸部分23bとを繰り返して連続する凹凸形状に形成されている。
上述したように、可動役物118は、画像表示部114の前に登場すると、可動役物118の羽先11が部分的に可動役物119と互いに重なり合う。このため、本実施の形態では、ギザギザ形状の光学機能部23を、飾り板2の外面2aではなく内面2bに形成することで、細かい凹凸形状がない外面2aとし、可動役物118,119相互の重なり合う動作および離れ合う動作を円滑に行うようにしている。
また、図14の(c)に示すように、飾り板2は、横断方向に向かって高くなったり低くなったりして起伏する起伏部24を有する。より具体的に説明すると、起伏部24は、横断方向の略中央部が外面2a側に隆起している。また、起伏部24は、光が延びる方向(同図の(b)参照)に沿って連なる尾根状に形成されている。こうして、飾り板2は、起伏部24によって立体的形状に形成されている。そして、起伏部24には、飾り板2の透過部分22が位置する。
このように、透過部分22を起伏部24に形成することにより、発光した光が目立ち、また、可動役物118の光を見ることができる範囲が広がるので、可動役物118の電飾効果を高めることができる。
ここで、図14の(a)に示すように、飾り板2は、上述のレンズ部91〜99を有する。このレンズ部91〜99は、飾り板2の遮光部分21に位置している。さらに説明すると、LED61〜66が発光してLED81〜89が発光しないときには、レンズ部91〜99は、LED61〜66の光により光る。また、LED81〜89が発光するときには、LED81〜89が発光しないときに比べて、レンズ部91〜99は、より明るく光る。
このように、飾り板2は、LED61〜66,81〜89の発光・不発光の制御が行われることにより、様々な電飾効果を発揮する。
〔可動役物118の組み立て〕
次に、可動役物118を組み立てるための構造について、図11、図15および図16を用いて説明する。
図11に示すように、可動役物118は、飾り板2、導光板3、基板4および本体部5を互いに重ね合わせることで構成されている。すなわち、可動役物118は、本体部5に飾り板2、導光板3および基板4を取り付けて組み立てられる。さらに説明すると、本体部5の載置面5aに基板4を載置した後に、基板4の上に導光板3を設置し、次に飾り板2を本体部5に被せて、雄ねじ14(図15参照)を用いて飾り板2を本体部5にねじ止めすることで、可動役物118の組み立てが完了する。
以下、本体部5と基板4との取り付け構造、本体部5と導光板3との取り付け構造、および本体部5と飾り板2との取り付け構造について説明する。
〔本体部5と基板4との取り付け構造〕
まず、本体部5と基板4との取り付け構造について説明する。
図11に示すように、本体部5は、基板4用の位置決め部の一例としての2つのピン51を載置面5aに有する。2つのピン51のうち一方は、中間部5dに位置し、他方は基端5cに位置している。2つのピン51同士の離間距離がなるべく長くなるように、2つのピン51を配設している。そして、基板4は、本体部5の2つのピン51の各々に対応する位置に、係合穴41を有する。付言すると、基板4は、本体部5の後述する爪形状部52,53を逃げるための逃げ穴42を有する。この逃げ穴42は、爪形状部52,53を通過させることが容易となるように、爪形状部52,53よりも一回り大きい形状に形成されている。
また、本体部5の周縁部には、壁部58が連続して形成されている。この壁部58により本体部5の剛性が向上するとともに、飾り板2、導光板3および基板4の取り付け作業を容易にしている。なお、壁部58は、本体部5の周縁部のすべてにわたって形成されているのではなく、基板4等との干渉を回避するために形成されていない区間がある。
付言すると、本体部5には、基板4の裏面4b(図12の(a)参照)に半田付けされている発熱する電気部品(例えば抵抗器)の熱を放出するための放熱穴59が形成されている。なお、この放熱穴59を形成することにより、可動役物118が回転軸J(図10参照)を中心に回転する際に電気部品を冷却することが可能になる。
なお、基板4は、後述する本体部5の取り付け穴部57(図11参照)を逃げるための逃げ穴43を有する。ここにいう取り付け穴部57は、基板4と重なり合う位置に形成されているものを指し、具体的には、本体部5の中間部5dに位置するものである。
また、基板4の表面4aに配設されたコネクタ44から延びる線材(リード線)は、回転軸J(図10参照)を含んで位置する不図示の軸部材の中を通ってランプ制御部320(図3参照)に接続される。また、基板4のコネクタ44に対応する飾り板2の位置に切欠き部26が形成されている。この切欠き部26を介して、基板4のコネクタ44に対する挿抜作業を行うことが可能である。
ここで、図15は、本体部5に基板4を取り付けた状態を示す斜視図である。図15に示すように、基板4を本体部5の載置面5aに載置する際に、本体部5のピン51を基板4の係合穴41に挿入する。すなわち、ピン51が係合穴41に挿入して係合されるように基板4を載置面5aに載置することで、基板4が本体部5に対して位置決めされ、相対的な移動が規制される。なお、2つの係合穴41のいずれか一方を長孔にする構成例が考えられる。後述する本体部5の複数の取り付け穴部57(図11参照)の各々には、雄ねじ14が挿入される。
また、図16は、本体部5に基板4および導光板3を取り付けた状態を示す斜視図である。図16に示すように、本体部5の載置面5aに載置されている基板4は、導光板3が本体部5に取り付けられることにより、導光板3と本体部5との間に挟まれて取り付けられる。そして、基板4は導光板3を介して本体部5に取り付けられていることから、本体部5のピン51が基板4の係合穴41から抜けることが防止される。
なお、図15および図16に示すように、導光板3と基板4とは全面にわたって重なり合っているものではなく、部分的に重なっている。すなわち、導光板3は、基板4上に位置する部分と基板4上に位置していない部分とを有する。可動役物118の羽先11の側に導光板3が位置し、可動役物118の回転中心部12の側に基板4が位置する。
〔本体部5と導光板3との取り付け構造〕
図11に戻って本体部5と導光板3との取り付け構造について説明する。図11に示すように、本体部5は、載置面5aに載置される基板4の上に重ね合わされる導光板3の取り付けに用いる爪形状の爪形状部52,53,54,55を備えている。この爪形状部52,53,54,55は、LED61〜66が光を発する方向ないし案内部31〜36により光が延びる方向に延在するように形成されている。
爪形状部52,53は、本体部5の先端5bと基端5cとの間の中間部5dに位置している。また、爪形状部54,55は、本体部5の3つの先端5bの各々に位置している。
爪形状部52,53は、互いに対向するように位置している。爪形状部52は、導光板3の案内部31と係合し、また、爪形状部53は、導光板3の案内部33と係合する。そして、導光板3の案内部31が爪形状部52と係合すると共に案内部33が爪形状部53と係合することで、導光板3が爪形状部52,53に挟み込まれる。
爪形状部54,55は、互いに対向するように位置している。爪形状部54が案内部34の一方の辺と係合し、また、爪形状部55が案内部34の他方の辺と係合することで、導光板3の案内部34は、爪形状部54,55に挟み込まれる。同様の作用により、導光板3の案内部35は、爪形状部54,55に挟み込まれ、また、および導光板3の案内部36は、爪形状部54,55に挟み込まれる。なお、爪形状部52,53を一対の爪部ということができ、また、爪形状部54,55を一対の爪部ということができる。
また、図11に示すように、本体部5は、導光板3用の位置決め部の一例としての1つのピン56を載置面5aに有する。ピン56は、載置面5aに載置される基板4を避けるように位置している。言い換えると、ピン56は、載置面5aのうち基板4を載置する場所以外の場所に位置している。また、導光板3は、本体部5のピン56に対応する位置に係合穴38を有する。なお、この係合穴38は、導光板3の案内部31〜36を避けて位置している。
本体部5のピン56を導光板3の係合穴38に挿入することで、導光板3が本体部5に対して位置決めされる。なお、基板4用のピン51が導光板3の係合穴38に挿入されることで位置決めする他の構成例も考えられる。すなわち、ピン51を導光板3の位置決めにも利用することでピン56を省略する構成である。
このように、導光板3は、本体部5の爪形状部52,53,54,55により本体部5に取り付けられると共に、導光板3の係合穴38と本体部5のピン56との係合により本体部5との間の相対的な移動が規制されるので、導光板3を本体部5に取り付けるためのねじ等の締結部材を用いなくても済む。
〔本体部5と飾り板2との取り付け構造〕
本体部5と飾り板2との取り付け構造について説明する。
図11に示すように、本体部5は、飾り板2用の5つの取り付け穴部57を有する。この取り付け穴部57は、本体部5の3つの先端5bにそれぞれ形成され、また、本体部5の基端5cに1つ形成され、また、本体部5の中間部5dに1つ形成されている。本体部5の中間部5dに形成されている取り付け穴部57は、導光板3が取り付けられると、導光板3の案内部31と案内部32との間に位置する。組み立て時には、取り付け穴部57の各々に雄ねじ14(図15参照)が挿入される。
また、飾り板2は、本体部5の5つの取り付け穴部57の各々に対応する位置に、図11にて破線で示す取り付け突部25(図14の(a)または(b)も参照)を有する。この取り付け突部25は、飾り板2の内面2bに形成されている。より具体的に説明すると、取り付け突部25は、内面2bから突出する支柱部材からなる。この支柱部材は、雄ねじ14(図15参照)がねじ込まれる中空部分を有する筒形状である。本体部5が飾り板2に被せられると、支柱部材の端面が取り付け穴部57の位置で本体部5に当接する。
なお、本体部5の基端5cに位置する取り付け穴部57は、飾り板2の取り付け突部25を受け入れ可能なように形成され、また、中間部5dに位置する取り付け穴部57は、飾り板2の取り付け突部25を受け入れ可能なように形成されている。
付言すると、可動役物118において、本体部5に形成されるピン51,56および爪形状部52,53,54,55は、基板4のLED61〜66からの光が進む光路を避けて配置されている。また、飾り板2に形成される取り付け突部25もまた、基板4のLED61〜66からの光が進む光路を避けて配置されている。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態に係るパチンコ遊技機100に用いられる可動役物118,119について説明する。なお、本実施の形態での可動役物118の構成は、第1の実施の形態の場合と基本的に共通するため、共通する個所には同じ符号を用い、その説明を省略することがある。また、可動役物118と構成がほぼ同じ可動役物119の説明を省略する。
図17は、第2の実施の形態に係る可動役物118の導光板3を説明する図である。図17の(a)は導光板3の斜視図であり、(b)は導光板3での分光(spectrum)を説明する断面図である。
図17の(a)に示すように、導光板3は、分光部の一例としてのプリズム部39が案内部31〜33に配設されている。案内部31に配設された3つのプリズム部39は、案内部31の端面71から入射されるLED61の光を分光する。なお、本実施の形態では、プリズム部39は、案内部31の端面71とは反対側に位置しているが、他の位置に配設する構成例も考えられる。
また、案内部32に配設されたプリズム部39は、案内部32の端面72から入射されるLED62の光を分光するものであり、また、案内部33に配設されたプリズム部39は、案内部33の端面73から入射されるLED63の光を分光するものである。
図17の(b)に示すように、LED61は、光の三原色を発光する3つのチップ67r,67g,67bを有するRGB発光タイプである。すなわち、LED61は、赤色(R)を発光するチップ67rと、緑色(G)を発光する67gと、青色(B)を発光するチップ67bとを内蔵する。そして、LED61は、赤色、緑色および青色を発光するほか、これらの組み合わせにより白色をも発光する。
付言すると、LED62およびLED63は、LED61と同様に、RGB発光タイプである。
ここで、LED61から白色が発光されている場合には、導光板3の小反射面(図17の(a)に破線で示す複数の矩形形状を参照)37が白色の光を導光板3の表面3aの方向に反射させる。また、プリズム部39は、LED61からの光を分光し、白色以外の色すなわち、赤色、緑色および青色を導光板3の表面3aの方向に出現させる。
このように、本実施の形態の導光板3では、LED61が発する光を用いて周囲とは異なる色を出現させることが可能である。したがって、本実施の形態の導光板3を採用すると、LED61からの白色を反射させて飾り板2を光らせると共に、白色とは異なる色を出すアクセント効果を持たせたり複数の色が並ぶ虹色演出を行ったりすることが可能になる。
なお、本実施の形態では、分光手段の一例としてのプリズム部39を導光板3に配設する構成例を採用しているが、他の分光手段を用いる構成例も考えられる。
11…羽先、12…回転中心部、13…モータ、14…雄ねじ、2…飾り板、23…光学機能部、23a…凹部分、23b…凸部分、24…起伏部、3…導光板、31,32,33,34,35,36…案内部、37…小反射面、38…係合穴、39…プリズム部、4…基板、41…係合穴、5…本体部、51…ピン、52,53,54,55…爪形状部、56…ピン、57…取り付け穴部、6a,8a…発光面、61,62,63,64,65,66…LED、67r,67g,67b…チップ、71,72,73,74,75,76…端面、100…パチンコ遊技機、118,119…可動役物、J…回転軸

Claims (5)

  1. 光を透過する外面を有し当該外面を透過する光で所定の演出を行う役物を備える遊技機であって、
    前記役物に内蔵され、一方向に光を発する光源部と、
    前記光源部により前記一方向に発せられる光で前記役物の形状に合うように当該光を案内する案内部と、
    を備え
    前記案内部は、列状に点在して配置され、前記光源部からの光を前記外面の方向に反射する複数の反射面を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記光源部として、互いに離間して配置される第1の光源部および第2の光源部を備え、
    前記案内部として、前記第1の光源部からの光を前記一方向に案内する第1の案内部と、当該一方向と略同じ方向に前記第2の光源部からの光を案内する第2の案内部と、を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記第1の案内部は、前記第1の光源部からの光を前記第2の光源部が位置する方向に案内し、かつ、当該第1の光源部からの光を当該第2の光源部の近くまで案内し、
    前記第2の案内部は、前記第1の案内部による案内の方向と略同じ方向に前記第2の光源部からの光を案内することを特徴とする請求項に記載の遊技機。
  4. 前記第1の案内部は、前記第1の光源部からの光を前記第2の光源部が位置する方向と交差する他の方向に案内し、
    前記第2の案内部は、前記第1の案内部と離間していることを特徴とする請求項に記載の遊技機。
  5. 前記第1の案内部および前記第2の案内部は、互いに一体に形成されていることを特徴とする請求項ないしのいずれか1項に記載の遊技機。
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