JP5498763B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技機に関し、更に詳細には、遊技領域を流下する遊技球をステージに一時的に受け入れてステージ上で転がり移動させた後に、遊技球を再び遊技領域に排出するよう構成された遊技機に関するものである。
例えば遊技機の代表例の一つであるパチンコ機は、機内にセットされる遊技盤の盤面に画成した遊技領域の略中央位置に前後に開口する枠状の装飾体(所謂センター役物)が配設されており、この枠状装飾体の開口部を介して複数の図柄を変動表示して図柄変動演出を行なう液晶式やドラム式等の図柄表示装置を後方から臨ませると共に、該遊技盤における枠状装飾体の下方位置に、図柄表示装置の変動開始条件としての始動入賞装置(入賞装置)を配設するよう構成したものが多数提案されている。そして、この種の遊技機では、前記遊技領域に打ち出されたパチンコ球(遊技球)が前記始動入賞装置に入賞することにより、前記図柄表示装置で図柄変動演出が開始されてリーチ演出等の各種の遊技演出がなされ、該図柄表示装置に図柄が所定の組合わせ(例えば同一図柄の3つ揃い)で停止すると、遊技者に有利な所謂大当りが発生するようになっている。このように、大当りが発生するためには、前記始動入賞装置へのパチンコ球の入賞が必要とされることから、遊技者は、前記図柄表示装置での図柄変動演出と同様に、始動入賞装置へのパチンコ球の入賞に対しても大きな関心が持っている。
そこで、前記枠状装飾体の下縁部に、パチンコ球が左右方向に転動可能な所謂ステージを設けると共に、遊技領域に開口すると共にステージに連通する球通路を前記枠状装飾体に設けて、遊技領域を流下するパチンコ球をステージに一旦受け入れて、パチンコ球をステージ上で転動させた後に遊技領域へ排出させることで、パチンコ球の動きを楽しませるよう構成した遊技機が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−313520号公報
ところで、特許文献1に記載された遊技機では、前記枠状装飾体の裏面下方位置に照明装置を取付けて、該照明装置に備えたLEDを点灯することで、ステージを下方から照明することで、ステージ上のパチンコ球の視認性を高め、更にステージを利用した演出効果の向上を図るようにしている。しかしながら、このような構成では、枠状装飾体に対してステージを照明するための照明装置を取付けるスペースを確保する必要があり、枠状装飾体が大型化してパチンコ機を構成する他の構成部品の取付箇所が制約される欠点を内在すると共に、枠状装飾体の構成が複雑になり、製造コストが嵩む要因ともなる。
そこで本発明は、従来の技術に係る遊技機に内在する前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、簡単な構成でステージ上のパチンコ球の視認性を向上可能な遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る遊技機は、
前面側に遊技球が流下可能な遊技領域(20a)が形成された透明板(21)と、該透明板(21)の裏側に取り付けられて透明板(21)の裏面を覆う裏ユニット(40)とを有する遊技盤(20)を備えると共に、前記遊技盤(20)に配設された前後に開口する枠状装飾体(30)に、前記遊技領域(20a)を流下する遊技球を一時的に受け入れて遊技球の流下方向を振り分けるステージ(33)が形成された遊技機において、
前記ステージ(33)の後端部に設けられて該ステージ(33)を転動する遊技球の後方移動を規制する光透過性の規制壁(36)と、
前記規制壁(36)の後方に設けられて該規制壁(36)に対向し、当該規制壁(36)との間に下方に開口する間隙を形成する飾り板(38)と、
前記枠状装飾体(30)のステージ(33)の下方に位置するよう前記裏ユニット(40)に配設され、前方に開口する箱状部(53)と、
前記箱状部(53)に配設されて前記透明板(21)の裏面に対向し、当該箱状部(53)の前方開口を覆って空間部を画成する光透過性の装飾カバー部材(59)と、
前記箱状部(53)における前記ステージ(33)との対向面に形成され、前記空間部をステージ(33)側に開放する上方開口部(56a)と、
前記箱状部(53)および装飾カバー部材(59)により画成される空間部内に収容され、該装飾カバー部材(59)に向けて光を照射する発光体(62)を有する第1発光体基板(61)と、
前記箱状部(53)に配設されて前記上方開口部(56a)を覆うと共に、前記ステージ(33)に向けて光を照射する第1の発光体(64a)および前記規制壁(36)と飾り板(38)との間の間隙に向けて光を照射する第2の発光体(64b)を有する第2発光体基板(63)とを備え、
前記第1発光体基板(61)に設けた発光体(62)を発光することで、前記装飾カバー部材(59)を介して透明板(21)が背面側から照明され、前記第2発光体基板(63)に設けた第1の発光体(64a)を発光することで、前記ステージ(33)が下方から照明されると共に、該第2発光体基板(63)に設けた第2の発光体(64b)を発光することで、前記飾り板(36)で反射されて規制壁(38)を透過した光によりステージ(33)の上方が照明されるよう構成されたことを要旨とする。
このように、裏ユニットに配設された箱状部の空間部に第1発光体基板を配設して、該装飾カバー部材を介して透明板を背面側から照明、該箱状部に形成された上方開口部に第2発光体基板を配設して、第2発光体基板の第1の発光体を発光させてステージを下方から照明すると共に、当該第2発光体基板の第2の発光体を発光させて飾り板で反射された反射光でステージの上方を照明することで、枠状装飾体自体に照明装置を設ける必要がなく、該枠状装飾体の構成を簡略化し得る。従って、枠状装飾体を小型化し、遊技機を構成する他の構成部品の取付箇所の自由度を高めることができる。また、枠状装飾体の構成を簡略化し得るから、製造コストの低減を図り得る。
また、箱状部に形成した上方開口部に第2発光体基板を設置したから、該箱状部の内部に第2発光体基板を収容することができ、ステージを照明する照明装置も小型化することができる。このとき、第2発光体基板で箱状部の上方開口部を覆うよう構成したから、第1発光体基板の発光体を発光させた際に、ステージが照明されるのを防止し得る。従って、箱状部に上方開口部を形成したとしても、前記第1発光体基板に設けた発光体の発光による透明板の照明と、前記第2発光体基板に設けた発光体の発光によるステージの照明とを明確に区別して照明することができ、該透明板およびステージを独立して照明して装飾や演出を行なうことができる。
請求項2に係る遊技機は、前記第1発光体基板(61)は、前記箱状部(53)に対して前方からネジ固定され、
前記箱状部(53)は、前記上方開口部(56a)の開口縁部に、前記第2発光体基板(63)の側端部を差込み可能な溝部(57)が形成されて、第2発光体基板(63)の側端部を溝部(57)に差し込んで後端部を箱状部(53)に当接させた状態で、当該第2発光体基板(63)の前端部を箱状部(53)に対して前側から固定するよう構成されると共に、当該上方開口部(56a)の全体が第2発光体基板(63)で塞がれて、前記第1発光体基板(61)の発光体からの光が上方開口部(56a)を介してステージ(33)に照射されるのを防ぐよう構成されたことを要旨とする。
このように、第1発光体基板および第2発光体基板の夫々を箱状部の前側から組み付けることができるから、作業性の向上が図られ、コスト低減に寄与し得る。また、前記第2発光体基板により箱状部の上方開口部を塞ぐから、該箱状部の空間部に収容された前記第1発光体基板の発光体からの光が上方開口部を介してステージに照射されるのを防止し得る。これにより、箱状部に上方開口部を形成したとしても、前記第1発光体基板に設けた発光体の発光による透明板の照明と、前記第2発光体基板に設けた第1および第2発光体の発光によるステージの照明とを明確に区別することができ、該透明板およびステージを独立して照明して装飾や演出を実行することができる。
本発明に係る遊技機によれば、枠状装飾体の構成を簡略化しつつ、ステージ上のパチンコ球の視認性を向上することができる。
本発明の実施例に係るパチンコ機を示す正面図である。 実施例に係るパチンコ機の遊技盤を示す正面図である。 実施例に係る裏ユニットを示す正面図である。 実施例に係る枠状装飾体を示す斜視図である。 実施例に係る枠状装飾体のステージ形成位置を示す拡大図である。 実施例に係る遊技盤の縦断側面図であって、左下部照明装置の配設位置で縦断した状態を示す。 実施例に係る裏ユニットを示す斜視図であって、各照明装置の装飾カバー部材を分解した状態で示す。 実施例に係る左下部照明装置を示す分解斜視図であって、装飾カバー部材を省略して示す。 実施例に係る可動演出装置を示す正面図である。 実施例に係る可動演出装置の分解斜視図である。 図9におけるA-A線断面図である。 実施例に係る第1および第2可動部材を正面側から視た状態で示す分解斜視図である。 実施例に係る第1および第2可動部材を背面側から視た状態で示す分解斜視図である。 実施例に係る回転支持部を示す斜視図である。 実施例に係る第1可動部材の第1の光透過部材を示す分解斜視図である。 実施例に係る第1可動部材の第1の光透過部材を背面側から視た状態で示す斜視図である。 実施例に係る第1可動部材の第2の光透過部材を示す斜視図であって、(a)は正面側から視た状態を示し、(b)は背面側から視た状態を示す。 実施例に係る第1可動部材における第1および第2の光透過部材を組み付けた状態を示す背面図である。 実施例に係る第1可動部材における第2の光透過部材を、第1および第2光拡散部の近傍で拡大した概略図であって、第3のLED基板のLEDからの光が反射する様子を説明的に示す。 実施例に係る第1可動部材における第2の光透過部材の第2光拡散部を拡大して示す概略図である。 実施例に係る第1可動部材の後カバー体を正面側から視た状態で示す斜視図である。 変更例に係る枠状装飾体のステージ形成位置を示す拡大図である。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、実施例では、遊技球としてパチンコ球を用いて遊技を行なうパチンコ機を例に挙げて説明する。また、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機を前側(遊技者側)から見た状態で指称する。
(パチンコ機10について)
実施例に係るパチンコ機10は、図1に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤20を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤20の裏側に、各種図柄を変動表示可能な図柄表示装置17が着脱可能に配設されている。また、前記中枠12の前面側には、前記遊技盤20を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透視保護板13a(図6参照)を備えた前枠13が開閉可能に組み付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球Pを貯留する下球受け皿15が開閉可能に組み付けられる。なお、実施例では、前記前枠13の下部位置に、パチンコ球Pを貯留する上球受け皿14が一体的に組み付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球受け皿14も一体的に開閉するよう構成される。
また、前記中枠12の右下方位置には、該中枠12に配設された打球発射装置(図示せず)を作動する操作ハンドル16が設けられており、該操作ハンドル16の操作により打球発射装置が作動されることで、前記上球受け皿14に貯留されたパチンコ球Pが前記遊技盤20に向けて発射されるようになっている。なお、実施例では、前記図柄表示装置17としては、各種図柄を表示可能な液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置が採用されるが、これに限られるものではなく、ドラム式の図柄表示装置17やドットマトリックス式の図柄表示装置等の各種図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の図柄表示装置を採用し得る。また、前記上球受け皿14は、前記前枠13と別体に形成して中枠12に対して開閉可能に組み付けるようにしてもよい。
(遊技盤20について)
前記遊技盤20は、図2、図3、図6に示すように、略矩形状に形成されたアクリルやポリカーボネート等の透明な合成樹脂材からなる透明板21と、該透明板21の裏面に組み付けられると共に前記図柄表示装置17が配設される裏ユニット40とから構成される。図2に示すように、前記透明板21の前面には、略円形状に湾曲形成したレール22が配設されて、該レール22により画成される略円形の遊技領域20aに、前記中枠12に配設された図示しない打球発射装置から発射されたパチンコ球Pが打ち出されることで遊技が行なわれるようになっている。また透明板21には、ルーター加工等の孔空け加工により前後に貫通する複数の装着口23(実施例では図6に装着口23を1つだけ図示)が前記遊技領域20a内に開設されて、各装着口23に対して各種部品が前側から取り付けられている。なお、前記装着口23の形成数は、透明板21に対して取り付けられる各種部品の個数や配設位置等により必要に応じて適宜変更される。また、前記透明板21には、前記遊技領域20a内に多数の遊技釘が植設されており、遊技領域20aを流下するパチンコ球Pが遊技釘に接触することで流下方向を不規則に変化するようになっている。なお、前記透明板21における遊技領域20aの最下部位置には、前後に貫通するアウト口24が開設されて、該遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球Pをアウト口24を介して遊技盤20の裏側に通出させるようになっている。
ここで、実施例では、図2に示すように、前記レール22で囲まれた遊技領域20aの略中央から右側部に至る大部分が開口する装着口23に、前後に開口する表示窓口30aが形成された枠状装飾体30(後述)が取り付けられており、該枠状装飾体30の表示窓口30aを介して前記裏ユニット40に配設された図柄表示装置17が遊技盤20の前面側に露出して、該図柄表示装置17の表示を遊技盤20の前側から視認し得るよう構成される。また、前記透明板21における枠状装飾体30の下方位置において遊技領域20aの左右幅方向の略中央には、別の装着口(図示せず)が開設されており、この装着口に、遊技領域20aを流下するパチンコ球Pが入賞可能な始動入賞装置25や特別入賞装置26が取り付けられている。そして、前記遊技盤20を流下するパチンコ球Pが始動入賞装置25の入賞口に入賞することで、前記図柄表示装置17において図柄が変動表示されて図柄変動ゲームが展開され、該図柄変動ゲームの結果、図柄表示装置17に所定の図柄組み合わせ(例えば同一図柄の3つ揃い)で図柄が停止表示されると、前記特別入賞装置26が開放して所謂大当りが発生し、多数の賞球を獲得し得るよう構成されている。なお、透明板21における遊技領域20aの左下方(始動入賞装置25の左側方位置)に開設された装着口(図示せず)に対して、普通入賞口27や電飾装置を備えた遊技部品が取り付けられている。
(枠状装飾体30について)
前記枠状装飾体30は、図2、図4、図5に示すように、前記透明板21に開設された前記装着口23に沿って延在する環状に形成された固定板31と、該固定板31に沿って設けられて、透明板21より前方へ突出する庇状部32とを備え、固定板31の前側から透明板21にネジ止めするよう構成されている。ここで、前記庇状部32は、前記枠状装飾体30(固定板31)の左側縁の中間位置から上縁および右下縁に亘って連続して延在するよう設けられており、遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球Pが庇状部32に沿って誘導されることで、図柄表示装置17の前面側を横切ってパチンコ球Pが流下(落下)するのを規制している。なお、以下の説明では、前記庇状部32を、前記枠状装飾体30(固定板31)の左側縁に沿って延在する左庇部分32a、枠状装飾体30(固定板31)の上縁に沿って延在する上庇部分32b、枠状装飾体30(固定板31)の右縁に沿って延在する右庇部分32cと便宜上区別して指称することもある。但し、各庇部分32a,32b,32cの範囲を明確に区分されるものではない。また、前記枠状装飾体30には、前記庇状部32における上庇部分32bの下側近傍および該庇状部32における右庇部分32cの左側近傍に、前側装飾部材30bが夫々配設されている。なお、前記固定板31と庇状部32とは一体に樹脂形成する構成であっても、別部材として形成する構成であってもよい。
図4、図6に示すように、前記枠状装飾体30には、装着口23の内周下縁部には、前記固定板31から後方へ延出すると共に左右方向にパチンコ球Pを転動可能な光透過性のステージ33が設けられている。また、前記庇状部32の左庇部分32aには、前記遊技領域20a内に開口する球通入口34aが形成されると共に、前記ステージ33に連通する球誘導路34が枠状装飾体30の開口内縁に沿って設けられており、遊技領域20aを流下する過程で球通入口34aを通過したパチンコ球Pがステージ33上に誘導されて、該ステージ33上を転動した後に遊技領域20a内に排出されるようになっている。
ここで、前記ステージ33は、前記透明板21の後方まで延出するよう構成されて、前記裏ユニット40に配設された後述する左下部照明装置50および右下部照明装置51がステージ33の下面に対向位置するよう構成されている。なお、実施例のステージ33は、パチンコ球Pが転動可能な球転動通路33a,33bを前後2列に備えて、後側の球転動通路33aが透明板21の後方に位置すると共に、前側の球転動通路33bが透明板21の装着口23の端面に対向するよう位置している。また、前記ステージ33の右端部には、該ステージ33から上方に延出する透明な合成樹脂材により形成された右側規制壁35(図4参照)が設けられており、ステージ33の球転動通路33a,33bを転動するパチンコ球Pがステージ33の右端部から前側装飾部材30b側に移動するのを規制している。
前記庇状部32における右庇部分32cは、図2、図4、図5に示すように、前記ステージ33よりも下方まで延在するよう形成されている。そして、前記枠状装飾体30において、前記庇状部32の右庇部分32cの下端部とステージ33の右側端部との間に、遊技盤20(透明板21)の前側に突出する球止め部30cが形成されている。また、前記ステージ33の前端部は、前記固定板31に連設するよう構成されて、遊技盤20(透明板21)の前側に突出しないよう構成されている。すなわち、前記庇状部32における左庇部分33aの下端部から前記球止め部30cにおけるステージ33側の端部までの間が、遊技領域20aを流下するパチンコ球Pのステージ33への飛込み移動を許容する球飛込み部30dとして機能している。従って、前記遊技領域20a内を流下するパチンコ球Pが、遊技釘等との接触により弾かれた際に、前記球飛込み部30dを介してステージ33の前端部側からステージ33上に直接飛込み得るようになっている。これにより、ステージ33上にパチンコ球Pが到来する形態が多様化し、パチンコ球Pの動きに対して遊技者の興味を強く惹き付け得るようになっている。
前記球誘導路34およびステージ33の後端縁には、図5、図6に示すように、前記枠状装飾体30の開口内側に向けて延出する透明な合成樹脂材により形成された後側規制壁36が設けられており、該ステージ33上を転動するパチンコ球Pがステージ33後方に移動するのを規制するよう構成されている。なお、前記後側規制壁36は、前記ステージ33の右側端部において前記右側規制壁35の後端部に連設するよう構成される。また、前記後側規制壁36の裏側には、該後側規制壁36の裏面全面を覆う後飾り板38が設けられている。前記後側規制壁36と後飾り板38との間には、下方に開口する間隙が形成されると共に、該後飾り板38の前面に金属メッキ等により光反射加工が施されており、前記裏ユニット40に配設された左右の下部照明装置50,51に設けた第2のLED基板63の第2LED64aから照射された光を後飾り板38で反射して、後側規制壁36を透過した反射光が遊技盤20の前方へ向けて照射されるようになっている。すなわち、前記後飾り板38は、光を透過しない遮光部材として機能し、該後飾り板38および庇状部32により囲まれた開口領域が前記図柄表示装置17が臨む前記表示窓口30aとして機能している。
また、図2、図4、図5、図6に示すように、前記後側規制壁36における前記枠状装飾体30の開口内側の端部には、前方へ突出する屋根状部37が設けられている。すなわち、前記屋根状部37は、後側規制壁36(後飾り板38)の端縁に沿って延在し、該屋根状部37が図柄表示装置17と前後に直接重ならないよう構成されている。また、前記屋根状部37は、前記球誘導路34に沿って上方から下方に向けて下に凸となる形状で湾曲すると共に、前記ステージ33の上方で左右方向に直線的に延在するよう設けられて、該ステージ33の右端部において前記右側規制壁35の上端部に連設するよう構成されている。なお、前記実施例では、前記右側規制壁35、後側規制壁36および屋根状部37の夫々は、透明な合成樹脂材により一体成形された単一部品とされている。
ここで、前記屋根状部37の前端部から前記透視保護板13aまでの離間寸法は、パチンコ球Pの直径よりも小さくなるよう構成されており(図6参照)、該屋根状部37の前端部側から屋根状部37の上方へパチンコ球Pが移動しないよう構成されている。また、前記屋根状部37において前記庇状部32における左庇部分32aとの対向部位は、該庇状部32の左庇部分32aに対して左右方向に重なるよう構成される。すなわち、屋根状部37の傾斜上端部が庇状部32における左庇部分32aの下端部よりも上方に位置している。これにより、前記遊技領域20aを流下するパチンコ球Pが、前記遊技釘等との接触により弾かれてステージ33側に移動したパチンコ球Pが表示窓口30aの内側に移動しないようになっている。なお、前記屋根状部37から球誘導路34までの距離は、パチンコ球Pの直径よりも小さくなるよう構成されると共に前記ステージ33から離間するにつれて漸減するよう構成されて、球誘導路34と屋根状部37との間へのパチンコ球Pの嵌り込みを防止している。
(裏ユニット40について)
前記裏ユニット40は、図3、図6、図7に示すように、前記透明板21の外郭形状と略整合する大きさおよび形状に形成された略矩形状の背面板41と、該背面板41の外周縁部から前方に突出する画壁部42とから前方に開口した箱状に形成されて、該画壁部42の開口前端部を透明板21の裏面に当接させた状態で、当該透明板21と裏ユニット40とが固定される。そして、前記裏ユニット40において前記透明板21との間に画成される空間に、可動演出装置70や各種照明装置50,51,52、その他の装飾部材41b等が配設されており、透明板21を介して可動演出装置70や照明装置50,51,52、装飾部材41bを視認し得るようになっている。また、前記裏ユニット40の背面板41の裏側に前記図柄表示装置17を着脱自在に取り付けられると共に、該背面板41に略矩形状の開口部41aが前後に開口するよう開設されて、該開口部41aを介して図柄表示装置17が透明板21の前側から視認し得るようになっている。なお、前記背面板41の前面側には、前記開口部41aの開口縁に沿って装飾部材41bが配設されている。また、前記裏ユニット40の背面板41には、前記透明板21に取り付けられた前記始動入賞装置25との対応位置に、該始動入賞装置25の上方および左右側方を囲繞する仕切り壁44が前方に向けて突出するよう形成してある。
(照明装置50,51,52について)
前記裏ユニット40に配設される照明装置50,51,52としては、図3、図7に示すように、前記仕切り壁44の左方に配設されて前記開口部41aの左下方に位置する左下部照明装置50と、該仕切り壁44の右方に配設されて該開口部41aの右下方に位置する右下部照明装置51と、裏ユニット40の左側部を画成する画壁部42に近接して配設されて開口部41aの左側方に位置する側部照明装置52とが備えられており、該照明装置50,51,52が前記透明板21の裏面に対向するよう構成されている。ここで、前記各照明装置50,51,52の基本構成は同一なので、左下部照明装置50の構成について以下詳細に説明し、右下部照明装置51および側部照明装置52の構成に関しては同一構成・部材に同一の符号を付すことで詳細な説明は省略するものとする。
前記左下部照明装置50は、図6〜図8に示すように、前方へ開口する箱状部53と、該箱状部53の前方開口を覆う光透過性の装飾カバー部材59と、該箱状部53および装飾カバー部材59に画成される空間部60内に収容される第1のLED基板61(第1発光体基板)とを備え、裏ユニット40の背面板41から前方へ突出するよう形成された取付ボス45(図6参照)の前端部に箱状部53がネジ止めされる。すなわち、前記裏ユニット40の背面板41と、各照明装置50,51,52の箱状部53との間に、初期位置(図3参照)にある可動演出装置70が臨む収容空間46が画成されている。また、前記各照明装置50,51,52を取付ボス45に取り付けた状態で、各照明装置50,51,52の前記装飾カバー部材59が前記裏ユニット40の開口前端部と略同一面に位置するよう構成されて、前記透明板21の裏側に装飾カバー部材59が近接位置するようになっている。そして、前記装飾カバー部材59には、図柄表示装置17に表示されるキャラクタ等に合わせたデザインの図柄等が表示されている。また、前記第1のLED基板61の前面側(装飾カバー部材59側)には、前方へ光を照射するLED(発光体)62が実装されており、該LED62を発光することで装飾カバー部材59が明輝されて、透明板21を装飾するようになっている。
図8に示すように、前記箱状部53は、前記背面板41に対向する背面部54と、該背面部54の縁部から前方へ突出する外壁部55とから構成されており、背面部54の複数箇所に第1ネジ孔54aが形成されると共に前方へ突出する第1位置決め突部54bが形成されている。また、前記箱状部53における外壁部55の前端部には、同様に複数箇所に第2ネジ孔55aが形成されると共に前方へ突出する第2位置決め突部55bが形成されている。そして、前記箱状部53の第1位置決め突部54bを、前記第1のLED基板61に形成された第1位置決め孔61bに嵌合させた状態で、該第1のLED基板61に形成した通孔61aの前側から第1ネジ孔54aにネジ130を螺挿することにより、当該第1のLED基板61が前記空間部60内に収容された状態で背面部54に固定されるようになっている。同様に、前記装飾カバー部材59は、該装飾カバー部材59に形成された第2位置決め孔59bに第2位置決め突部55bを嵌合した状態で、当該装飾カバー部材59に形成した通孔59aの前側から第2ネジ孔55aにネジ130を螺挿することにより、前記箱状部53の前方開口を塞ぐよう固定される。すなわち、前記第1のLED基板61および装飾カバー部材59の夫々は、前記箱状部53に対して前側から固定されるよう構成されている。
また、前記左下部照明装置50および右下部照明装置51には、前記第1のLED基板61とは別に、前記ステージ33を照明する第2のLED基板63を備えている。そこで、第2のLED基板63に関する構成につき、前述と同様に左下部照明装置50を例にして説明し、右下部照明装置51に関しては同一の構成に同一の符号を付して詳細な説明は省略する。図6、図8に示すように、前記箱状部53において前記ステージ33に対向する外壁部55の対向壁部(以下対向上壁部56という)に、前記空間部60をステージ33側に開放する上方開口部56aが、該対向上壁部56の略全体に亘って形成されており、該上方開口部56aに第2のLED基板63が取り付けられている。ここで、前記第2のLED基板63は、前記上方開口部56aの全体を塞ぐ大きさに形成されており、前記第1のLED基板61のLED62からの光が上方開口部56aを介してステージ33に照射されるのを防止している。
前記箱状部53の対向上壁部56には、図8に示すように、前記上方開口部56aを画成する開口端縁部に、前方および上方開口部56a側に開口するスリット57が夫々形成されており、該スリット57に対して前記第2のLED基板63の端縁部を差し込み得るようになっている。また、前記対向上壁部56におけるスリット57の近傍には、第3ネジ孔を形成した固定ボス部58が形成されており、該第3ネジ孔に係止部材66を具備したネジ130が螺挿される。そして、前記固定ボス部58の第3ネジ孔58aにネジ130を螺挿することで、前記スリット57に差し込まれた第2のLED基板63の前端部に係止部材66が当接して、該スリット57からの第2のLED基板63の脱落を防止するよう構成される。すなわち、前記第2のLED基板63は、前記スリット57に対して前側から差し込んだ状態で、前記固定ボス部58の第3ネジ孔58aにネジ130を前側から螺挿することで固定される。なお、実施例の係止部材66として平座金を用いているが、これに限られるものではなく、第2のLED基板63の前端部に当接して位置規制可能な部材であればよい。
前記第2のLED基板63には、図6〜図8に示すように、前記ステージ33に対向し、該ステージ33に向けて光を照射する第1LED64aと、該第1LED64aの後側に設けられて前記枠状装飾体30に設けられた前記後側規制壁36と後飾り板38との間に形成された間隙の下方開口に臨み、該間隙に向けて光を照射する第2LED64bとが実装されている。従って、前記第2のLED基板63の第1LED64aを発光することで、ステージ33が下方から照明されると共に、第2LED64bを発光することで、前記後飾り板38で反射された光が遊技盤20の前方へ照射されるようになっている。
(可動演出装置70について)
前記可動演出装置70は、図7、図9、図10に示すように、前記裏ユニット40に取り付けられる装置本体71と、該装置本体71に対して動作可能に支持された可動部材80,81と、当該装置本体71に配設され、該可動部材80,81に連繋接続された駆動モータ(駆動手段)120とを備えて、該駆動モータ120を駆動することで、可動部材80,81が動作するよう構成されている。ここで、前記駆動モータ120は、前記図柄表示装置17を制御する制御手段(図示せず)に対して電気的に接続されており、該制御手段からの制御信号に基づいて駆動モータ120を駆動することで可動部材80,81が動作されるようになっている。なお実施例では、前記装置本体71に対して左右方向に隣接して2つの可動部材80,81が回転可能に備えられており、以下の説明では、左側に位置する可動部材を第1可動部材80と指称し、右側に位置する可動部材を第2可動部材81と指称するものとする。
(装置本体71について)
前記装置本体71は、図9〜図10に示すように、前記裏ユニット40に固定されるベース部材72と、該ベース部材72の前側に配設されるカバー部材73とから構成されている。前記ベース部材72は金属板部材であって、前記裏ユニット40に形成された前記仕切り壁44の対応位置で切り欠かれて該仕切り壁44の左方側から上方側を囲繞するよう形成されている。そして、前記ベース部材72における仕切り壁44の上方側の板部に、前方へ突出する可動軸72a,72aが固定されており、該可動軸72a,72aに対して前記第1および第2可動部材80,81が回転可能に支持されるようになっている。ここで、前記可動軸72aは、左右方向に離間する位置に一対形成されて、各可動軸72aに前記第1および第2可動部材80,81が個別に支持されるよう構成される。また、前記ベース部材72における前記仕切り壁44の左方側の板部には、前方へ突出する支軸72bが固定されており、前記駆動モータ120と第1可動部材80とを接続する従動歯車123が回転可能に支持されている。更に、前記ベース部材72には、前記第1および第2可動部材80,81の初期位置を検出する位置検出センサ124が配設されている。
前記カバー部材73は、図10に示すように、前記ベース部材72に対向する対向板74a,74bと、該対向板74a,74bの下端部から後方(ベース部材72側)に突出する固定壁78とを備え、該カバー部材73の対向板74a,74bとベース部材72との間に、上方および左右側方に開口するよう画成された空間に、前記第1および第2可動部材80,81が配置される。前記対向板74a,74bは、前記ベース部材72における仕切り壁44の上方側の板部の前方に離間して位置する第1の対向板74aと、該ベース部材72における仕切り壁44の左方側の板部に対向すると共に第1の対向板74aよりベース部材72側に位置する第2の対向板74bとが一体的に形成されており、該第2の対向板74bの前面側に、駆動軸(図示せず)を後方に突出させた姿勢で前記駆動モータ120が設置されている。
ここで、前記駆動モータ120の駆動軸は、第2の対向板74bに形成された通孔(図示せず)を介してベース部材72との間の空間に突出するよう構成されており、該空間において駆動軸に取り付けられた駆動歯車122と、前記支軸72bに支持された従動歯車123とが噛合するようになっている。なお、前記第2の対向板74bには、前記支軸72bに対応する位置に、該支軸72bの前端部を嵌合支持する軸孔(図示せず)が形成されている。
図9、図10、図11に示すように、前記第1の対向板74aには、前記ベース部材72に設けた各可動軸72aと対応する位置に、後方(ベース部材72側)に開口する円筒状部75が前方へ突出するよう夫々形成されている。前記各円筒状部75の前面部76には、該円筒状部75内に後方へ突出する支持突部76a(図11参照)が形成されており、該支持突部76aの後端部に形成した軸孔(図示せず)に、各円筒状部75に対応する可動軸72aの前端部が嵌合支持されている。また、前記円筒状部75の内側には、前記可動軸72aを囲繞するよう捻りバネ79が収容されると共に、該円筒状部75の周面部77に後方へ開口する第1係止溝77a(図10参照)が前後に延在するよう形成されて、該円筒状部75内に収容された捻りバネ79の一端が第1係止溝77aに挿入係止されるようになっている。なお、前記捻りバネ79の他端は、後述する回転支持部82に形成される第2係止溝85a(図10、図14参照)に挿入係止されて、該捻りバネ79が対応の第1および第2可動部材80,81を初期位置から可動位置に向けて付勢するよう構成されている。
(第1および第2可動部材80,81について)
次に、前記第1および第2可動部材80,81の構成について説明する。なお、第1可動部材80および第2可動部材81の基本的構成は同一であるので、第1可動部材80の構成について詳細に説明し、第2可動部材81に関しては、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
前記第1可動部材80は、図10、図12、図13に示すように、前記装置本体71(ベース部材72)に設けられた左側に位置する可動軸72aに対して回動可能に支持される回転支持部82と、該回転支持部82に対して固定されて可動軸72aから径方向外方に延在する装飾体部90とから構成され、該可動軸72aを中心として装飾体部90が左方向に傾倒した初期位置(図3参照)と、当該可動軸72aを中心として起立した可動位置(図7参照)との間を回動するよう構成される。一方、前記第2可動部材81を構成する回転支持部82は、図10に示すように、前記装置本体71(ベース部材72)に設けられた右側に位置する可動軸72aに対して回動可能に支持されており、該可動軸72aを中心として装飾体部90が右方向に傾倒した初期位置(図3参照)と、当該可動軸72aを中心として起立した可動位置(図7参照)との間を回動するよう構成されている。なお、前記第1および第2可動部材80,81が初期位置にある状態では、各可動部材80,81は前記裏ユニット40の背面板41に開設された開口部41aの開口下縁部よりも下方に位置して、前記枠状装飾体30に設けた後側規制板(後飾り板38)の後方に隠れると共に、該第1および第2可動部材80,81が可動位置にある状態では。各可動部材80,81が裏ユニット40における開口部41aの開口下縁部内に臨み、枠状装飾体30の表示窓口30aを介して遊技盤20の前側から視認し得るようになっている。
(回転支持部82について)
図12〜図14に示すように、前記第1可動部材80の回転支持部82は、前記従動歯車123と噛合する歯車部83と、該歯車部83の前面側に設けられて径方向外方に突出すると共に前記装飾体部90が固定される連結片86とを備え、該歯車部83の中心点位置に、前記可動軸72aを挿通する軸支持孔84aが形成された支持筒部84が前方へ突出するよう形成されている。すなわち、前記第1および第2可動部材80,81における支持筒部84の軸支持孔84aに対応の可動軸72aを挿通することで、各可動部材80,81が装置本体71に対して回転可能に支持される。また、前記連結片86の突出端部側には、前記装飾体部90を固定する嵌合孔86aが前方へ開口するよう形成されると共に、該嵌合孔86aに連通する通孔86b(図13参照)が前後に貫通するよう形成されている。
ここで、前記第2可動部材81を構成する回転支持部82の歯車部83は、前記第1可動部材80を構成する回転支持部82の歯車部83と噛合するよう構成されている。そして、前記駆動モータ120を駆動して前記従動歯車123を回転した際に、前記第1可動部材80が初期位置および可動位置の間で回転されるのに連動して第2可動部材81が初期位置および可動位置の間で回転されるよう構成される。また、前記第2可動部材81の回転支持部82には、前記装置本体71に設けた前記位置検出センサ124により検出される位置検出片87が径方向外方に突出するよう設けられている。すなわち、前記第2可動部材81に設けた位置検出片87を位置検出センサ124が検出することで、両可動部材80,81の初期位置が制御手段に認識されるようになっている。
また、図14に示すように、前記回転支持部82の前面には、前記歯車部83の外周縁近傍に、周方向に離間する位置に一対の突起部85,85が前方へ向けて突出するよう形成されている。そして、前記支持筒部84の軸支持孔84aに前記可動軸72aを挿通した際に、前記装置本体71(カバー部材73)の円筒状部75に収容される前記捻りバネ79が支持突部76aに外挿されると共に、捻りバネ79の端部が突起部85,85の間に形成される第2係止溝85aに差し込まれて係止されるようになっている。ここで、前記第1および第2可動部材80,81を初期位置に回転させた状態においては、前記装置本体71(カバー部材73)に形成された第1係止溝77aおよび該第1および第2可動部材80,81(回転支持部82)に形成された第2係止溝85aの夫々に係止された捻りバネ79が弾性的に変形されて、該第1および第2可動部材80,81を可動位置に向けて付勢するよう構成される。すなわち、前記第1および第2可動部材80,81を初期位置から可動位置に向けて回転する際には、前記捻りバネ79が対応の可動部材80,81を可動位置に向けて付勢することで、前記駆動モータ120に掛かる負荷を軽減している。なお、各可動部材80,81を可動位置から初期位置に向けて回転する際には、可動部材80,81が自重により捻りバネ79の弾性力に抗して初期位置に移動しようとする力が作用することから、前記駆動モータ120に掛かる負荷が過大になることはない。
(装飾体部90について)
前記装飾体部90は、図12、図13にように、前面をなす光透過性のレンズ体部91と、該レンズ体部91の後側に配設されて前記回転支持部82に固定される後カバー体115と、該レンズ体部91および後カバー体115の間に配設される第3のLED基板111とから基本的に構成されて、該第3のLED基板111のLED111aからの光がレンズ体部91を透過して前方へ照射されるようになっている。前記レンズ体部91は、前面部92aおよび該前面部92aの外周縁から後方に突出する外周壁部92bから形成されて後方に開口する第1の光透過部材92と、該第1の光透過部材92の外周壁部92bがなす内側輪郭形状に合致する形状に形成されて該第1の光透過部材92の内側に収容される第2の光透過部材102とからなる二重構造とされており、該第1および第2の光透過部材92,102の夫々を透明な合成樹脂材により形成してある。
(第1の光透過部材92について)
前記第1の光透過部材92における前面部92aの一部および外周壁部92bには、光を遮断する遮光処理がなされており、該前面部92aの一部が光を透過する光透過部として機能するようになっている。なお、実施例では、前記第1の光透過部材92の前面部92aの一部および外周壁部92bに金属メッキ処理を施すことで、適宜形態で光透過部を形成してある。実施例では、第1および第2可動部材80,81を可動位置に移動した際に、両可動部材80,81の光透過部を全体的に観察することで特定の文字が表示されるようになっている。そして、前記第1の光透過部材92における前面部92aの裏面側には、光拡散処理が全面的に施されており、前記第3のLED基板111に設けたLED111aからの光を拡散して前側に照射するようになっている。なお、実施例では、前記第1の光透過部材92の裏面に光拡散処理としてダイヤカット加工がなされているが、これに限られるものではなく、光を拡散する従来公知の形状に形成してもよく、また別途設けた光拡散シートを貼付するようにしてもよい。
図13、図16に示すように、前記第1の光透過部材92には、前記後カバー体115に固定される固定突部93が前面部92aの背面から後方に突出するよう複数箇所に形成されている。なお、実施例に係る第1可動部材80における第1の光透過部材92には3箇所に固定突部93が形成され、第2可動部材81における第1の光透過部材92には2箇所に固定突部93が形成されている。
また、前記第1の光透過部材92における外周壁部92bには、図13、図16に示すように、前記第1および第2可動部材80,81を可動位置に移動した際に対向する対向面に、該第1の光透過部材92の開口内側に突出する係合突部(第1位置決め部)94が形成され、該係合突部94が第2の光透過部材102に形成された位置決め凹部104a(後述)に係合して位置決めするようになっている(図18参照)。なお、前記第1可動部材80には、前記第1の光透過部材92における外周壁部92bの外面側に、前記係合突部94との対応位置に緩衝部材96が取り付けられる取付凹部95が形成されており、第1可動部材80を可動位置に回転した際に緩衝部材96が第2可動部材81に当接することで衝撃を緩和するようになっている。また、前記第2可動部材81に形成される係合突部94は板状の突部であり、該第2可動部材81には緩衝部材96を取り付ける取付凹部95は形成されていない。なお、可動位置に移動された第1および第2可動部材80,81の対向面の上端部位置には、磁石99が配設されており、可動位置に移動した際に磁石が吸着することで第1および第2可動部材80,81を保持するようになっている。
更に、図13、図15、図16に示すように、前記第1の光透過部材92には、前記外周壁部92bの後端部に切欠部97が形成されており、該切欠部97に適宜の装飾形状に形成された飾り部材98が取り付けられている。前記飾り部材98は、図15に示すように、前記第1の光透過部材92における外周壁部92bの外面側に当接する当接面98aと、該当接面98aの後端縁に形成され、前記切欠部97を介して第1の光透過部材92の内側に延在する延出片98bと、該延出片98bの突出端部に設けられて前方へ突出する嵌合片98cとを備え、当接面98aと嵌合片98cとの間に第1の光透過部材92の外周壁部92bを嵌合することで、第1の光透過部材92の外面側に飾り部材98が取り付けられるようになっている。ここで、前記飾り部材98を第1の光透過部材92に取り付けた状態で、前記嵌合片98cが前記第1の光透過部材92の内側の突出し、前記係合突部94と同様に、前記第2の光透過部材102を第1の光透過部材92に対して位置決めする第1位置決め部として機能する(図18参照)。
(第2の光透過部材102について)
図12、図13、図17に示すように、前記第2の光透過部材102は、前記第1の光透過部材92における外周壁部92bがなす内側輪郭形状に合致する形状に形成されると共に光拡散処理がなされた板状の対向面部103と、該対向面部103の外周縁に沿って設けられ、当該対向面部103から前後方向に突出する当接壁(突出部)104とから構成される。すなわち、第1の光透過部材92の後方開口を介して第1の光透過部材92の内側に収容した際に、当接壁104の前端部が第1の光透過部材92の前面部92aの裏面に当接することで、対向面部103が第1の光透過部材92の前面部92aから所定間隔離間する位置に位置規制される。すなわち、前記第2の光透過部材102の裏側に配設された前記第3のLED基板111のLED111aからの光を、該第2の光透過部材102で拡散させた後に第1の光透過部材92に照射することで、該第1の光透過部材92の光透過部を全体的に明輝し得るようになっている。
図12、図13、図17に示すように、前記第2の光透過部材102の対向面部103には、前記第1の光透過部材92に形成された前記固定突部93と対応する位置に、該固定突部93が嵌挿される第1挿通孔103aが形成される。また、第2の光透過部材102における当接壁104には、前記係合突部94および飾り部材98の嵌合片98cの夫々に対応する位置に、該係合突部94および嵌合片98cに係脱可能に係合する位置決め凹部104a(第2位置決め部)が夫々形成されている。すなわち、前記第2の光透過部材102を第1の光透過部材92の内側に収容した際に、前記固定突部93が第1挿通孔103aに嵌挿されると共に、前記係合突部94および嵌合片98cの夫々が位置決め凹部104aに係合することで、該第1の光透過部材92に対して第2の光透過部材102が正確に位置決めされるようになっている。
(第2の光透過部材102の光拡散部について)
次に、前記第2の光透過部材102になされる光拡散処理の具体的構成について説明する。図17に示すように、該第2の光透過部材102には、前記対向面部103において前記第3のLED基板111に対向する裏面側に後方に開口するよう形成されて該第3のLED基板111のLED111aが嵌り込む収容凹部105と、該対向面部103において第1の光透過部材92に対向する表面側に形成されて前方へ突出する断面略三角形状の第1光拡散部106と、当該対向面部103の裏面側に形成されて後方へ突出する断面略三角形状の第2光拡散部107とを備えている。
前記収容凹部105は、前記対向面部103において前記第1の光透過部材92の光透過部の後方位置に複数形成されると共に、後方へ向かうにつれて拡開するよう形成されている。すなわち、前記収容凹部105は、図19に示すように、断面が略等脚台形状を呈しかつ平行となる対辺の長辺側が後方に開口する形態で形成され、該収容凹部105の傾斜面で前方から照射される光(具体的には第1光拡散部106からの反射光)を第2の光透過部材102の内部において対向面部103の面方向へ反射するよう構成されている。なお、以下の説明では、前記収容凹部105の傾斜面を特に凹部反射面105aと指称すると共に、該収容凹部105の短辺となる前面を透過面105bと指称するものとする。すなわち、前記第3のLED基板111のLED111aからの光は、前記収容凹部105の透過面105bを透過して前方へ照射される。また、実施例における収容凹部105の凹部反射面105aと、前記第2の光透過部材102の対向面部103に垂直な垂直線とが交差する角度θを略45°に設定してある。
(第1光拡散部106について)
また、前記第1光拡散部106は、図11、図19に示すように、前記収容凹部105の前側位置に対応して形成されて、前記対向面部103の表面から前方へ突出する断面略三角形状に突出すると共に所定長さ平行に延在する2条の突条部であって、該収容凹部105に収容されたLED111aからの光が第1光拡散部106に照射されるようになっている。ここで、前記各第1光拡散部106において相互に対向する内側の傾斜面を第1内側反射面106aと指称し、相互に離間する外側の傾斜面を第1外側反射面106bと指称する。そして、前記第1光拡散部106の第1内側反射面106aが前記収容凹部105の透過面105bの前側に位置すると共に、該第1光拡散部106の第1外側反射面106bが収容凹部105の凹部反射面105aの前側に位置するよう構成されている。
すなわち、前記収容凹部105に収容された前記第3のLED基板111のLED111aから前方へ向けて照射された光は、該収容凹部105の透過面105bを透過して前記第1光拡散部106の第1内側反射面106aに照射される。そして、前記第1内側反射面106aに照射される光の一部が前記第1外側反射面106bに向けて反射されると共に、該第1外側反射面106bにおいて後方(凹部反射面105a)へ向けて反射されるようになっている。また、前記第1内側反射面106aで反射されることなく前記第2の光透過部材102の前側に透過する光は、該第1内側反射面106aに対する光の入射角に応じた屈折角で屈折されて第1の光透過部材92の前面部92aに向けて照射されるようになっている。また、実施例における前記第1内側反射面106aと、前記第2の光透過部材102の対向面部103に垂直な垂直線とが交差する角度θおよび第1外側反射面106bと該垂直線が交差する角度θは、何れも略45°に設定してある。
(第2光拡散部107について)
前記第2光拡散部107は、図19に示すように、前記収容凹部105における各凹部反射面105aに対して、各凹部反射面105aでの光の反射方向(収容凹部105から離間する方向)に連続して複数形成されて、断面形状が鋸刃状を呈するよう構成されている。すなわち、前記第1光拡散部106の突出端部および第2光拡散部107の突出端部が平行になっている。ここで、前記各第2光拡散部107において前記収容凹部105側に位置する傾斜面を第2内側反射面107aと指称し、各第2光拡散部107において収容凹部105から離間する傾斜面を第2外側反射面107bと指称する。また、実施例における前記第2外側反射面107bと、前記第2の光透過部材102の対向面部103に垂直な垂直線とが交差する角度θは、略45°に設定される一方、第2内側反射面107aと該垂直線が交差する角度θは、角度θよりも大きく設定されている。
また、図19に示すように、前記各第2光拡散部107は、各第2光拡散部107の突出端部が前記収容凹部105から離間するにつれて前方へ変位するよう形成されている。すなわち、隣接する第2光拡散部107の第2内側反射面107aと第2外側反射面107bとの交線Lは、前記収容凹部105から離間するにつれて前側に位置し、各第2光拡散部107における第2外側反射面107bが収容凹部105の凹部反射面105aに対して対向するよう構成されている。従って、前記収容凹部105の凹部反射面105aで第2の光透過部材102の対向面部103の面方向へ反射された反射光が収容凹部105から離間位置する第2光拡散部107の第2外側反射面107bに対しても照射され、各第2外側反射面107bにおいて前方(第1の光透過部材92側)へ反射されるようになっている。
また、図19、図20に示すように、前記各第2光拡散部107の第2内側反射面107aは、前記第2外側反射面107b側に屈曲するよう形成されている。すなわち、前記第2光拡散部107の突出端部は、前記収容凹部105側に突出する爪状に形成されている。これにより、前記対向面部103の表面(後述の膨出部110)において第2光拡散部107側に反射された光を第2内側反射面107aで乱反射して、拡散効果を高めるようにしている(図20参照)。
また、前記第2の光透過部材102の表面側には、図17に示すように、前記第2光拡散部107の前方に対応する位置に、前方へ円弧状に膨出する膨出部110が形成されている。前記膨出部110は、前記第2外側反射面107bの中心位置近傍において膨出部110の境界面までの距離が長く、該第2外側反射面107bの端部に近づくにつれて膨出部110の境界面までの距離が短くなるようになっている。すなわち、前記膨出部110は、前記各第2光拡散部107に対するレンズとして機能し、該第2光拡散部107からの反射光を収束して反射光の強度を高めるようになっている。これにより、前記各第2光拡散部107における第2外側反射面107bの前面における中心位置近傍の光の強度が高くなり、第2外側反射面107bの対応位置に恰も光源が存在しているように感じられる。
(第3のLED基板111について)
前記第3のLED基板111は、図12、図13に示すように、前記第1の光透過部材92の内側に収容される平板状に形成されて、該第3のLED基板111の外周端部が第1の光透過部材92における外周壁部92bの内縁に当接して位置規制されるよう構成される。なお、前記第3のLED基板111は、前記第1の光透過部材92に対する飾り部材98の取付位置では、該第1の光透過部材92の外周壁部92bの外方へ突出している。そして、前記第2の光透過部材102に形成された各収容凹部105に対応する位置に、前方へ向けて光を照射する姿勢でLED111aが設けられている。また、前記第3のLED基板111の裏面下端部には、該第3のLED基板111に沿って下方側からコネクタを接続可能なコネクタ受け部112が設けられている。また、前記第3のLED基板111には、前記第1の光透過部材92に形成された固定突部93と対応する位置に前後に貫通する第2挿通孔111bが形成されている。そして、前記第2の光透過部材102に形成された第1挿通孔103aに嵌挿された固定突部93が、前記第3のLED基板111の第2挿通孔111bに嵌挿されて、該第3のLED基板111を位置決めするようになっている。また、前記第2挿通孔111bに嵌挿された固定突部93は、該第3のLED基板111の後方へ突出するよう構成される。
(後カバー体115について)
前記後カバー体115は、図12、図13、図21に示すように、前記第1の光透過部材92および飾り部材98を合わせた輪郭形状に略整合する板状に形成されると共に、該第1の光透過部材92に形成された固定突部93と対応する位置に、前後に貫通する通孔115aが形成されている。そして、前記第3のLED基板111の第2挿通孔111bに固定突部93を嵌挿した状態で、前記後カバー体115の各通孔115aに挿通したネジ(図示せず)を対応の固定突部93のネジ孔に螺挿することで、第1の光透過部材92および飾り部材98の後端部に後カバー体115が当接するようになっている。このとき、前記後カバー体115が前記第3のLED基板111の裏面に当接するよう構成され、前記第1の光透過部材92と後カバー体115との間に第2の光透過部材102および第3のLED基板111を挟持することで、前記装飾体部90が構成される。
また、前記後カバー体115の前面側には、前記第1の光透過部材92および飾り部材98の内部輪郭形状に整合する形状で前方へ突出する突出壁115bが形成されており、第1の光透過部材92と後カバー体115とを固定した際に、該突出壁115bが第3のLED基板111の背面を押圧して、第2の光透過部材102および第3のLED基板111を強固に挟持するよう構成される。なお、前記後カバー体115における前記コネクタ受け部112との対応位置には、前後に開口するコネクタ逃し孔115cが形成されており、該コネクタ受け部112と後カバー体115との干渉を防止している。
前記後カバー体115の下端部には、図13、図21に示すように、後端部にネジ孔116aが形成された連結突部116が後方へ突出するよう形成されている。そして、前記連結突部116を前記回転支持部82に形成した嵌合孔86aに嵌合すると共に、該嵌合孔86aに連通する通孔86bに挿通したネジ(図示せず)を連結突部116のネジ孔116aに螺挿することで、該回転支持部82と後カバー体115(装飾体部90)とが連結固定されて、これにより第1および第2可動部材80,81が構成される。
〔実施例の作用〕
次に、前述のように構成された実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
前記遊技盤20に設けたレール22に沿って遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球Pは、遊技盤20上に設けた遊技釘等に接触して流下方向を変更しながら流下する。また、前記遊技領域20aを流下する過程で前記枠状装飾体30の庇状部32に形成した球通入口34aに通入したパチンコ球Pは、球誘導路34を介してステージ33上に誘導され、該ステージ33上を左右方向に転動した後に遊技領域20aに放出される。そして、前記遊技領域20aを流下するパチンコ球Pが前記始動入賞装置25に入賞すると、前記制御手段の制御に基づいて前記図柄表示装置17での図柄変動演出が開始され、図柄変動演出の結果、図柄表示装置17に所定の図柄組み合わせが表示されると大当りが発生する。大当りが発生すると、図柄表示装置17に表示された図柄組み合わせに応じて、前記遊技盤20の下方に設けられた特別入賞装置26が開放されると共に、前記制御手段の制御に基づいて図柄表示装置17において大当り演出が行なわれる。更に、前記図柄表示装置17で展開される図柄変動演出や大当り演出等に合わせて、前記裏ユニット40に配設された前記可動演出装置70が前記制御手段からの制御信号に基づいて作動されて第1および第2可動部材80,81を動作して演出が行なわれる。
ここで、前記遊技盤20を構成する前記裏ユニット40には、該箱状本体の背面板41に開設した開口部41aの下方および左方に、左右の下部照明装置50,51および側部照明装置52が配設されて、これらの照明装置50,51,52により透明板21の遊技領域20aに対応する裏面を全体的に覆うようになっている。ここで、前記左右の下部照明装置50,51および側部照明装置52を構成する前記装飾カバー部材59は、前記裏ユニット40の開口前端部により画成される開口面と略同一面に位置するよう構成してあるから、各照明装置50,51,52における第1のLED基板61のLED62を発光させて対応の装飾カバー部材59を明輝することで、前記透明板21(遊技領域20a)の全体を照明することができる。このように、前記裏ユニット40に設けた前記左右の下部照明装置50,51および側部照明装置52により前記透明板21(遊技領域20a)の全体を裏側から照明して発光装飾することで、ベニヤ板等の木材から形成された遊技盤20の盤面に所要の図柄等が描かれたセルシートを貼着する構成に較べ、遊技盤20の装飾性が格段に向上され、パチンコ機10の付加価値の向上を図ると共に遊技の興趣の向上を図り得る。このとき、前記左右の下部照明装置50,51および側部照明装置52の装飾カバー部材59は、透明板21の裏面に極めて近接位置しているから、該装飾カバー部材59の各種図柄が透明板21に描かれているように見え、ベニヤ板等の木材から形成された遊技盤20の盤面に所要の図柄等が描かれたセルシートを貼着する場合と比べて違和感なく遊技を行なうことができる。
また、前記左右の下部照明装置50,51には、該左右の下部照明装置50,51を構成する箱状部53に形成された上方開口部56aに第2のLED基板63が配設されており、該第2のLED基板63に設けた第1LED64aを発光することでステージ33が下方から照明されるから、ステージ33上を転動するパチンコ球Pの視認性やステージ33の発光を利用した演出効果の向上が図られる。そして、前記裏ユニット40に左右の下部照明装置50,51を配設してステージ33を下方から照明するよう構成したことで、前記枠状装飾体30自体にステージ33を下方から照明するLED基板等の照明装置を設ける必要がなく、該枠状装飾体30の簡略化が図られ、枠状装飾体30を小型化することができる。従って、パチンコ機10を構成する他の構成部品の取付箇所の自由度を高め得ると共に、該枠状装飾体30の表示窓口30aを大きくして図柄表示装置17が遊技盤20の前方に臨む領域を拡大することが可能となる。また、枠状装飾体30の構成を簡略化し得るから、製造コストの低減を図り得る。
更に、前記第2のLED基板63には、前記枠状装飾体30の後側規制壁36と後飾り板38との間に形成された間隙の下方開口に臨む位置に第2LED64bを備えて、該第2LED64bを発光することで、後飾り板38で反射された反射光が後側規制壁36を介して遊技盤20の前方へ照射される。すなわち、ステージ33の上方を照明する照明装置も枠状装飾体30に設ける必要がなく、該枠状装飾体30をより簡単な構成に形成して小型化することができる。
また、前記左右の下部照明装置50,51では、箱状部53に開設された上方開口部56aに第2のLED基板63が臨むよう箱状部53の内部に第2のLED基板63を収容するよう構成したから、単に箱状部53の対向上壁部56に第2のLED基板63を取り付ける構成に較べて、該左右の下部照明装置50,51の小型化も図ることができる。そして、前記第2のLED基板63により箱状部53の上方開口部56aを塞ぐように覆っているから、該箱状部53の空間部60に収容された前記第1のLED基板61のLED62を発光させた際に、該第1のLED基板61のLED62からの光が上方開口部56aを介してステージ33に照射されるのを確実に防止し得る。従って、箱状部53に上方開口部56aを形成したとしても、前記第1のLED基板61に設けたLED62の発光による透明板21の照明と、前記第2のLED基板63に設けた第1および第2LED64a,64bの発光によるステージ33の照明とを明確に区別することができ、該透明板21およびステージ33を独立して照明して装飾や演出を実行することができる。
また、前記左右の下部照明装置50,51は、前記箱状部53に対して前記第1のLED基板61、第2のLED基板63および装飾カバー部材59の夫々を前側から固定するよう構成されている。このため、前記左右の下部照明装置50,51を組付作業性の向上が図られると共に、組付作業に要する時間が短縮されることによりコスト低減が図られる利点がある。
また、前記枠状装飾体30には、ステージ33の後端部に沿って設けられた後側規制壁36における枠状装飾体30の開口内側の端縁に前方へ突出する屋根状部37が設けられると共に、該枠状装飾体30における庇状部32(左庇部分32a)の下端部を屋根状部37の下端部より下方に位置させて、該庇状部32と屋根状部37とを左右方向に重なるよう構成したことで、遊技領域20aを流下する過程で弾かれて庇状部32(左庇部分32a)の下端部からステージ33側に移動したパチンコ球Pが、枠状装飾体30の後方開口から可動演出装置70の設置領域に移動するのを防止できる。また、前記屋根状部37を後側規制壁36における枠状装飾体30の開口内側の端縁に沿って設けたことで、図柄表示装置17が臨む表示窓口30aに該屋根状部37が重なることはなく、図柄表示装置17の視認性が低下することはない。また、前記屋根状部37の前側突出端部から透視保護板13aまでの離間寸法をパチンコ球Pの直径寸法より小さく設定してあるから、遊技領域20aを流下する過程で弾かれたパチンコ球Pが屋根状部37と透視保護板13aとの間を通過することはなく、可動演出装置70の設置領域にパチンコ球Pが移動するのを確実に防止できる。
また、実施例に係る可動演出装置70は、第1および第2可動部材80,81の夫々を、第1の光透過部材92の内側に第2の光透過部材102を収容すると共に、該第2の光透過部材102の輪郭形状を第1の光透過部材92における外周壁部92bがなす内側輪郭形状に合致させるよう構成したことで、第2の光透過部材102が第1の光透過部材92の内側で位置決めされ、該第1および第2可動部材80,81を動作させた際に、第1の光透過部材92の内部で第2の光透過部材102が移動するのを抑制し得る。しかも、第1の光透過部材92と第2の光透過部材102とを組み付けた際に、第1位置決め部および第2位置決め部が係合し、更に固定突部93を第1挿通孔103aに嵌挿するよう構成したから、第1の光透過部材92に対して第2の光透過部材102がより正確に位置決めされ、第1および第2可動部材80,81の動作時における第2の光透過部材102の移動をより効果的に抑制できる。
更に、前記第1および第2可動部材80,81を構成する第3のLED基板111は、前記第1の光透過部材92の外周壁部92bの内側に収容されて、該第1の光透過部材92の外周壁部92bが第3のLED基板111の端縁部に当接するよう構成したから、当該第3のLED基板111が第1の光透過部材92の内側で位置決めされる。従って、第1および第2可動部材80,81の動作時に第3のLED基板111が第1の光透過部材92の内部で移動することも抑制される。このとき、前記第2の光透過部材102の第1挿通孔103aに嵌挿された固定突部93が、第3のLED基板111に形成された第2挿通孔111bに嵌挿されるように構成してあるから、第1の光透過部材92に対する第3のLED基板111の位置決めがより正確になされ、第1および第2可動部材80,81の動作時における第3のLED基板111の移動をより効果的に抑制し得る。そして、前記第3のLED基板111の第2挿通孔111bに嵌挿された固定突部93に後カバー体115を固定することで、第1の光透過部材92と後カバー体115との間に第2の光透過部材102および第3のLED基板111が挟持されるから、該第2の光透過部材102や第3のLED基板111の前後方向の移動も規制される。
このように、前記第1および第2可動部材80,81の内部空間(すなわち第1の光透過部材92および後カバー体115により画成される空間)に第2の光透過部材102や第3のLED基板111を配設した場合でも、各部材が正確に位置決めされ、該第1および第2可動部材80,81内での部材の移動を防止することが可能となる。これにより、前記可動演出装置70の第1および第2可動部材80,81を動作させた際に、前記第2の光透過部材102や第3のLED基板111が第1の光透過部材92や後カバー体115に接触して異音が生ずるのを効果的に抑制でき、第1および第2可動部材80,81の動作が演出上の妨げになることなく効果的な演出を実現できる。また、前記第1可動部材80には、可動位置に移動した際に第2可動部材81に対向する面に緩衝部材96を取り付けるよう構成されているから、第1および第2可動部材80,81が直接接触して異音が生ずるのは防止される。
また、前記第1および第2可動部材80,81の第2の光透過部材102は、前記第3のLED基板111のLED111aを収容する収容凹部105の前側に第1光拡散部106を位置させて、該第3のLED基板111のLED111aから前方へ向けて照射された光の一部を第1光拡散部106の第1内側反射面106aおよび第1外側反射面106bを介して一旦後方(収容凹部105の凹部反射面105a)へ向けて反射して、該凹部反射面105aにおいて、第1光拡散部106からの反射光を第2の光透過部材102の対向面部103の面方向へ反射し、凹部反射面105aで反射された反射光を、第2光拡散部107の第2内側反射面107aおよび第2外側反射面107bで前方(第1の光透過部材92側)へ反射するようになっている。
このとき、前記第2光拡散部107を各凹部反射面105aでの光の反射方向(収容凹部105から離間する方向)に連続して複数形成すると共に、各第2光拡散部107の突出端部が前記収容凹部105から離間するにつれて前方へ変位するよう形成し、隣接する第2光拡散部107の第2内側反射面107aと第2外側反射面107bとの交線Lを収容凹部105から離間するにつれて前側に位置させることで、各第2光拡散部107における第2外側反射面107bが収容凹部105の凹部反射面105aに対して対向するよう構成してあるから、凹部反射面105aで反射された反射光を収容凹部105から離間位置する第2外側反射面107bに対しても効果的に照射することができる。これにより、第1光拡散部106における第1内側反射面106aおよび第1外側反射面106bを介して反射された反射光を、第2光拡散部107の反射面で確実に受け止めて前方に反射させることができる。しかも、収容凹部105(すなわち第3のLED基板111におけるLED111aの配置位置)から離れた位置の第2光拡散部107の反射面に対しても反射光を確実に行き渡らせることができ、1つのLED111aの光を照射可能な範囲を格段に広げることができる。
更に、前記第2の光透過部材102の前側に光拡散処理がなされた第1の光透過部材92を配設してあるから、該第2の光透過部材102で拡散された光を、当該第1の光透過部材92において更に拡散することができる。このため、1つのLED111aを用いて従来にない広範囲を明輝させ得るようになり、第3のLED基板111のLED111aの配設数を低減でき、部品点数の削減により製造工程の簡略化を図り得ると共に、コストの低減を実現できる。
また、実施例に係る第2の光透過部材102には、前記第2光拡散部107の前方に対応する位置に、前方へ円弧状に膨出する膨出部110を形成して、該第2光拡散部107からの反射光を収束して反射光の強度を高めるよう構成されている。すなわち、第1光拡散部106や収容凹部105の凹部反射面105a、第2光拡散部107での複数回の反射を繰り返すことで低下した光の強度を高めることができ、第1および第2可動部材80,81の光装飾効果を向上することができる。また、前述したように、前記第1および第2可動部材80,81の動作時においても、前記第1の光透過部材92、第2の光透過部材102および第3のLED基板111の相対的な位置関係が正確に保持されることから、第3のLED基板111のLED111aを発光させた際に、所期の電飾効果を発揮させることが可能となる。
(変更例)
なお、遊技機の構成としては、実施例のものに限らず、種々の変更が可能である。
(1) 実施例では、可動演出装置に第1および第2可動部材を備えるよう構成したが、これに限られるものではなく、可動部材を1つあるいは3つ以上備える構成であってもよい。
(2) 実施例では、可動部材を所定角度範囲で回転(揺動)するよう構成したが、これに限らず、可動部材を360°回転するよう構成してもよく、また直線運動するよう構成することも可能である。
(3) 実施例の可動部材は、回転支持部に対して装飾体部を取り付けるよう構成したが、これに限らず、装飾体部を直接装置本体で支持するよう構成することもできる。
(4) 第1および第2の光透過部材に対する光拡散処理としては、実施例に示した構成のものに限られるものではなく、シボ加工等のように光を拡散する従来公知の光拡散加工により形成してもよい。また別途設けた光拡散シートを貼付する構成も採用可能である。
(5) 実施例では、第1の光透過部材に係合突部を第1位置決め部として形成し、第2の光透過部材に、該係合突部が嵌合する位置決め凹部を第2位置決め部として形成したが、これに限られるものではなく、第1および第2の光透過部材を組み付けた際に、相互に係脱可能に係合するよう構成すれば、第1の光透過部材に第1位置決め部として位置決め凹部を形成し、第2の光透過部材に第2位置決め部として係合突部を形成することもできる。また、第1位置決め部および第2位置決め部の形成位置は、実施例のものに限定されるものではなく、相互に係脱可能な適宜位置に形成すればよい。
(6) 実施例では、第2の光透過部材に第1光拡散部を2条形成するようにしたが、1条あるいは3条以上の第1光拡散部を形成することもできる。
(7) 実施例では、第2の光透過部材の裏面側に等脚台形状の収容凹部を形成して、該収容凹部における凹部反射面の夫々に連続するよう第2光拡散部を形成するよう構成したが、これに限られるものではないことは当然である。例えば、収容凹部における凹部反射面の傾斜角度を異ならせることもでき、また実施例における凹部反射面に対応する傾斜面の一方を、対向面部に垂直な垂直線に平行に形成して、凹部反射面を1つだけ備えるようにしてもよい。
(8) 実施例では、第2光拡散部の突出端部を爪状に形成したが、この形状に限られるものではなく、完全な断面三角形状に形成することもできる。
(9) 実施例では、第2の光透過部材に形成される第2光拡散部を全て同一の断面形状に形成するようにしたが、第2光拡散部毎に断面形状を変更するようにしてもよい。
(10) 実施例では、1つの収容凹部に対して複数の第2光拡散部を連続して形成したが、該第2光拡散部を1つだけ備える構成も採用できる。
(11) 第2の光透過部材における凹部反射面、第1光拡散部の第1内側反射面および第1外側反射面、第2光拡散部の第2内側反射面および第2外側反射面の夫々の傾斜角度は、実施例のものに限らず、任意に決定することができる。
(12) 実施例では、遊技盤を構成する裏ユニットに可動演出装置を配設したが、これに限らず、透明板自体に可動演出装置を取り付けるようにしても、また透明板に配設される部材(例えば枠状装飾体)に設けるようにしてもよい。また可動演出装置が配設される位置・大きさに関しても、実施例にものに限られず、任意に変更することができる。
(13) 実施例では、照明装置(左右の下部照明装置)の箱状部に、1つの上方開口部を開設したが、該箱状部に対して複数の上方開口部を開設して、各上方開口部毎に第2発光体基板を配設することもできる。
(14) 枠状装飾体に設けられる屋根状部の形状は実施例のものに限られるものではなく、例えば、図22に示すように、ステージ33に沿った形状に形成してステージ33と屋根状部37とが平行になるよう構成することもできる。この場合には、屋根状部37がステージと平行に延在することで、遊技機の見栄えが向上し、当該遊技機に対する遊技者の関心をより強く惹き付け得る効果が期待できる。
(15) 実施例は、後側規制壁の裏面全面を覆う形状に形成した後飾り板を設けるよう構成したが、該後飾り板を後側規制壁よりも小さく形成して、屋根状部の一部または全体が図柄表示装置と前後に重なるようにしてもよい。また、後側規制壁を不透明な樹脂材等により形成して、後飾り板を省略することもできる。
(16) 実施例では、遊技盤を透明板と裏ユニットから構成するようにしたが、ベニヤ板等の木製の遊技盤を採用することもできる。
(17) 実施例では、遊技機としてパチンコ機を例示して説明したが、これに限られるものではなく、アレンジボール機やピンボール機、スロットマシン機等の各種遊技機を採用し得る。
20 遊技盤
20a 遊技領域
21 透明板
33 ステージ
36 後規制壁(規制壁)
38 後飾り板(飾り板)
40 裏ユニット
53 箱状部
56a 上方開口部
57 スリット(溝部)
59 装飾カバー部材
61 第1のLED基板(第1発光体基板)
62 LED(発光体)
63 第2のLED基板(第2発光体基板)
64a 第1LED(ステージを下方から照明する第1の発光体)
64b 第2LED(間隙に向けて光を照射する第2の発光体)

Claims (2)

  1. 前面側に遊技球が流下可能な遊技領域が形成された透明板と、該透明板の裏側に取り付けられて透明板の裏面を覆う裏ユニットとを有する遊技盤を備えると共に、前記遊技盤に配設された前後に開口する枠状装飾体に、前記遊技領域を流下する遊技球を一時的に受け入れて遊技球の流下方向を振り分けるステージが形成された遊技機において、
    前記ステージの後端部に設けられて該ステージを転動する遊技球の後方移動を規制する光透過性の規制壁と、
    前記規制壁の後方に設けられて該規制壁に対向し、当該規制壁との間に下方に開口する間隙を形成する飾り板と、
    前記枠状装飾体のステージの下方に位置するよう前記裏ユニットに配設され、前方に開口する箱状部と、
    前記箱状部に配設されて前記透明板の裏面に対向し、当該箱状部の前方開口を覆って空間部を画成する光透過性の装飾カバー部材と、
    前記箱状部における前記ステージとの対向面に形成され、前記空間部をステージ側に開放する上方開口部と、
    前記箱状部および装飾カバー部材により画成される空間部内に収容され、該装飾カバー部材に向けて光を照射する発光体を有する第1発光体基板と、
    前記箱状部に配設されて前記上方開口部を覆うと共に、前記ステージに向けて光を照射する第1の発光体および前記規制壁と飾り板との間の間隙に向けて光を照射する第2の発光体を有する第2発光体基板とを備え、
    前記第1発光体基板に設けた発光体を発光することで、前記装飾カバー部材を介して透明板が背面側から照明され、前記第2発光体基板に設けた第1の発光体を発光することで、前記ステージが下方から照明されると共に、該第2発光体基板に設けた第2の発光体を発光することで、前記飾り板で反射されて規制壁を透過した光によりステージの上方が照明されるよう構成された
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1発光体基板は、前記箱状部に対して前方からネジ固定され、
    前記箱状部は、前記上方開口部の開口縁部に、前記第2発光体基板の側端部を差込み可能な溝部が形成されて、第2発光体基板の側端部を溝部に差し込んで後端部を箱状部に当接させた状態で、当該第2発光体基板の前端部を箱状部に対して前側から固定するよう構成されると共に、当該上方開口部の全体が第2発光体基板で塞がれて、前記第1発光体基板の発光体からの光が上方開口部を介してステージに照射されるのを防ぐよう構成された請求項1記載の遊技機。
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