JPH0622847U - ダンパ−用フランジの組立て構造 - Google Patents

ダンパ−用フランジの組立て構造

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JPH0622847U
JPH0622847U JP5092492U JP5092492U JPH0622847U JP H0622847 U JPH0622847 U JP H0622847U JP 5092492 U JP5092492 U JP 5092492U JP 5092492 U JP5092492 U JP 5092492U JP H0622847 U JPH0622847 U JP H0622847U
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JP
Japan
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flange
assembly
joint plate
bolt insertion
angles
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Application number
JP5092492U
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Inventor
秀之 岡
隆文 五百井
訓弘 山野
Original Assignee
空調技研工業株式会社
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Priority to JP5092492U priority Critical patent/JPH0622847U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は空調用ダンパ−のフランジの組み立
てに際し、フランジを構成するアングルを溶接によらな
いで組み立てることが出来る構造を提供することを目的
とするものである。 【構成】 本考案はフランジ6を構成する4本のアング
ル1、1、・・の一端側、あるいは両端側にフランジ継
板部3を固着し、上記それぞれのアングル1、1、・・
をボルト・ナットなどの締結部材5によって連結し組み
立てる構造とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は空調用ダンパ−のフランジの組み立てに際し、溶接によらないで組み 立てる構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より空調用ダンパ−のフランジの組み立ては、図11に示すように断面L 字形状の各アングルaの端部を、図12に示すように溶接によって接続し、組み 立てを行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記溶接による組み立てでは、溶接ミストによる作業場の汚れ、 およびじん肺、溶接不良による品質の低下、あるいは作業効率の低下などの問題 点があり、更に溶接後における塗装作業、あるいは運搬作業では、重量物による 危険対策が必要となるなどの問題がある。 本考案では上記問題点を解消するために、フランジを構成する各アングルを塗 装した後に、溶接によらないで適宜手段によって連結することが可能なフランジ の組立て構造を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記目的は次の如きフランジの組み立て構造によって達成できる。即 ちその要旨はフランジを構成する4本の断面L字形状のアングルのそれぞれの一 端側に、その略中央部分にボルト挿通穴が貫設されるフランジ組み立て用継板部 を固着し、該フランジ組み立て用継板部と接続される側のアングルの他端側の壁 面に貫設されたボルト挿通穴とをボルト・ナットなどの締結部材によって連結し 組み立てることを特徴とするダンパ−用フランジの組立て構造およびフランジを 構成する4本の断面L字形状の内、2本のアングルのそれぞれの両端に、その略 中央部分にボルト挿通穴が貫設されるフランジ組み立て用継板部を固着し、他の 2本のアングルの両端側の壁面に貫設されたボルト挿通穴とをボルト・ナットな どの締結部材によって連結し組み立てることを特徴とするダンパ−用フランジの 組立て構造およびフランジを構成する4本の断面L字形状のアングルのそれぞれ の両端に、その略中央部分にボルト挿通穴が貫設されるフランジ組み立て用継板 部を固着し、上記互いのフランジ組み立て用継板部との間に、その両側にボルト 挿通穴が貫設されるフランジ組み立て用コ−ナ−部を設け、ボルト・ナットなど の締結部材によって連結し組み立てることを特徴とするダンパ−用フランジの組 立て構造並びにフランジを構成する4本の断面L字形状のアングルのそれぞれの 両端側を、フランジの各コ−ナ−形状に折曲形成されたフランジ用コ−ナ−部に よって重合し、ボルト・ナットなどの締結部材によって接合する、あるいはスポ ット溶接などによって連結し組立てることを特徴とするダンパ−用フランジの組 立て構造である。
【0005】
【作用】
本考案では図1〜図9にそれぞれ示すように、各アングル1、1、・・を締結 部材5によって組み立てることで、予め各アングル1、1、・・を塗装しておけ ば、組み立て後による作業を大幅に減少させることが可能となる。 又図10に示すように、ダクトAの組み立ての際に、各アングル1、1、・・ を同時にダクトAの各部に装着しながら組み立てることができ、非常に作業効率 が向上するものである。
【0006】
【実施例】
以下本考案に係るフランジの組み立て構造を、その実施例を示す図面を参酌し 乍ら詳述する。 実施例1 図1に示すように、フランジを構成する4本の断面L字形状のアングル1、1 、・・の一端側に、その略中央部分にボルト挿通穴2が貫設されるフランジ組み 立て用継板部3をスポット溶接によって固着し、同アングル1と接続されるアン グル1の他端側の壁面4にボルト挿通穴2’が貫設され、上記フランジ組み立て 用継板部3のボルト挿通穴2とボルト挿通穴2’とをボルト・ナットなどの締結 部材5によって締結し、図2に示すようにフランジ6を組み立てる構造とするも のである。 又図3に示すように、アングル1の壁面4、4’に接合する断面L字形状の接 合部7が一体的に延設されたフランジ組み立て用継板部3−1をスポット溶接な どによって固着し、締結部材5によって各アングル1、1、・・を連結し、フラ ンジ6を組み立てる構造とするものである。 実施例2 更に図4に示すように、2本のアングル1、1の両端にフランジ組み立て用継 板部3、あるいはフランジ組み立て用継板部3−1(本実施例ではフランジ組み 立て用継板部3を図示する。)を固着し、他の2本のアングル1、1の両端に上 記フランジ組み立て用継板部3のボルト挿通穴2に対応するボルト挿通穴2’を 貫設し、図5に示すように締結部材5によってフランジ6を組み立てる構造とす るものである。
【0007】 実施例3 図6に示すように、各アングル1、1、・・の両端に、フランジ組み立て用継 板部3をそれぞれ固着する。そして互いのフランジ組み立て用継板部3を連結す るためのフランジ組み立て用コ−ナ−部8に貫設されたボルト挿通穴2’とフラ ンジ組み立て用継板部3のボルト挿通穴2とを締結部材5によって締結連結し、 図7に示すようにフランジ6を組み立てる構造とするものである。 なお上記フランジ組み立て用継板部3に替えてフランジ組み立て継板部3−1 を固着することも可能とするものである。
【0008】 実施例4 図8に示すように、各アングル1、1、・・との両端側をフランジの各コ−ナ −形状に折曲形成されたフランジ用コ−ナ−部9によって連結する構成とするも のであり、このフランジ用コ−ナ−部9は、アングル1の肉厚さ分だけ両端側に 段差を設けて接合面部10を延設するものであり、この接合面部10、10と、 アングル1、1のそれぞれの一端側を重合し、締結部材5によって接合する、あ るいはスポット溶接によって接合し、図9に示すようにフランジ6を組み立てる 構造とするものである。 なお上記それぞれの図で示す11、11、・・は、ダクト接続用ボルト穴を示 すものである。
【0009】
【考案の効果】
以上述べて来た如く本考案によれば、溶接作業に伴うミストの発生によるじん 肺の防止が可能となり、更に溶接後の塗装などの作業が大幅に省略されることか ら運搬作業の軽量化が図られる。 又溶接での組み立てでは、組み立て完了後に塗装するために、構造上塗りにく い部分があり、塗料の質も限られてくるが、本考案では各アングルの小さな部品 の時に塗装が可能なために焼き付け塗装等の耐蝕性の高い処理ができ、製品の品 質も格段に向上する。更に現場での組み立ても可能となるなど種々の効果を奏す るものである。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1における部分拡大説明図であ
る。
【図2】本考案の実施例1におけるフランジの組み立て
全体説明図である。
【図3】本考案の実施例1におけるフランジ組み立て用
継板部の他の例を示す説明図である。
【図4】本考案の実施例2における部分拡大説明図であ
る。
【図5】本考案の実施例2におけるフランジの組み立て
全体説明図である。
【図6】本考案の実施例3における部分拡大説明図であ
る。
【図7】本考案の実施例3におけるフランジの組み立て
全体説明図である。
【図8】本考案の実施例4における部分拡大説明図であ
る。
【図9】本考案の実施例4におけるフランジの組み立て
全体説明図である。
【図10】本考案のフランジとダクトとの組み立て例を
示す説明図である。
【図11】溶接によるフランジの組み立て前の部分拡大
説明図である。
【図12】溶接によるフランジの組み立て全体説明図で
ある。
【符号の説明】
1 アングル 2、2’ボルト挿通穴 3 フランジ組み立て用継板部 3−1 フランジ組み立て用継板部 5 締結部材 6 フランジ 8 フランジ組み立て用コ−ナ−部 9 フランジ用コ−ナ−部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジを構成する4本の断面L字形状
    のアングルのそれぞれの一端側に、その略中央部分にボ
    ルト挿通穴が貫設されるフランジ組み立て用継板部を固
    着し、該フランジ組み立て用継板部と接続される側のア
    ングルの他端側の壁面に貫設されたボルト挿通穴とをボ
    ルト・ナットなどの締結部材によって連結し組み立てる
    ことを特徴とするダンパ−用フランジの組立て構造。
  2. 【請求項2】 フランジを構成する4本の断面L字形状
    の内、2本のアングルのそれぞれの両端に、その略中央
    部分にボルト挿通穴が貫設されるフランジ組み立て用継
    板部を固着し、他の2本のアングルの両端側の壁面に貫
    設されたボルト挿通穴とをボルト・ナットなどの締結部
    材によって連結し組み立てることを特徴とするダンパ−
    用フランジの組立て構造。
  3. 【請求項3】 フランジを構成する4本の断面L字形状
    のアングルのそれぞれの両端に、その略中央部分にボル
    ト挿通穴が貫設されるフランジ組み立て用継板部を固着
    し、上記互いのフランジ組み立て用継板部との間に、そ
    の両側にボルト挿通穴が貫設されるフランジ組み立て用
    コ−ナ−部を設け、ボルト・ナットなどの締結部材によ
    って連結し組み立てることを特徴とするダンパ−用フラ
    ンジの組立て構造。
  4. 【請求項4】 フランジを構成する4本の断面L字形状
    のアングルのそれぞれの両端側を、フランジの各コ−ナ
    −形状に折曲形成されたフランジ用コ−ナ−部によって
    重合し、ボルト・ナットなどの締結部材によって接合す
    る、あるいはスポット溶接などによって連結し組立てる
    ことを特徴とするダンパ−用フランジの組立て構造。
JP5092492U 1992-06-26 1992-06-26 ダンパ−用フランジの組立て構造 Pending JPH0622847U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4942856U (ja) * 1972-07-18 1974-04-15
JPS501824U (ja) * 1973-05-07 1975-01-09
JPS5529739U (ja) * 1978-08-16 1980-02-26

Patent Citations (3)

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