JP2751094B2 - 空調用ダクトなどの補強枠及びその構成部材 - Google Patents
空調用ダクトなどの補強枠及びその構成部材Info
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Description
排煙用ダクトなどにおいて、特に接続部から接続部まで
の長さが長いダクトの中間部を補強する補強枠及びその
構成部材に関する。
る空調用或いは排煙用などのダクトにおいて、ダクト同
士の接続部から接続部までの長さが長い場合に、その中
間部を補強するために、ダクトの外周囲を包囲するよう
に方形状に枠組みされた補強枠が取り付けられており、
従来公知の補強枠は、4本の鋼材から成る構成部材を方
形状に連結して、その各連結部を熔接により固着して成
るものであった。
に、ダクトは縦及び横の寸法が、それぞれ例えば100
mmから50mm単位で異なる寸法の組み合わせから成
るので、ダクトの断面形状が多種類存在し、そのため従
来は、ビルなどの建築においてダクトの施工に伴い施工
現場からの要求に対し即座に対応できるように、断面形
状の異なる各種類のダクトに適用でき多くの補強枠を予
め作製し、これを保管しておく必要があった。そのため
補強枠を保管するためのスペースを大きく必要とするば
かりでなく、その搬出入並びに取り扱いにも極めて不便
であり、かつ、コスト高となるなどの不都合があった。
来のものの不都合を解消するために、断面L字状の長尺
な主体の一方の片の両端部に取付孔を設けて成る2本の
第1構成部材と、断面L字状の長尺な主体の一方の片の
両端部に段差を介して段状に窪み、かつ、外縁に起立す
るリブを有した嵌合凹部を延長して設け、この嵌合凹部
にそれぞれ取付孔を設けて成る2本の第2構成部材と
を、第1構成部材同士と、第2構成部材同士とが対向
し、かつ、第1構成部材の端部を第2構成部材の嵌合凹
部に嵌合して方形状に連結すると共に、その各連結部
を、取付孔の位置で止手段により緊締したことを特徴と
するものである。
らしめるために、断面L字状の長尺な主体の一方の片の
一端部に段差を介して段状に窪み、かつ、外縁に起立す
るリブを有した嵌合凹部を延長して設けると共に、この
嵌合凹部とこれと対向する一方の片の他端部とに取付孔
をそれぞれ設けて成る4本の構成部材を、相互に嵌合凹
部に、一方の片の他端部が嵌合することにより方形状に
連結して、その各連結部を取付孔の位置で止手段により
緊締したことを特徴とするものである。上記において好
ましくは、嵌合凹部に嵌合する構成部材の一方の片の他
端部側縁に、連結状態でリブと係合する切欠部を設けて
成り、またダクトに対しリベット止めできるように、構
成部材の他方の片に止着用孔を設けて成る。なお止手段
としては、ボルト・ナットが用いられる。
の異なる多種類の構成部材とが分離した状態で保管され
ており、使用に際しては、断面形状の異なるダクトの大
きさに合わせて4本の構成部材を選択し、これらをダク
トの施工現場において、ダクトの外周囲を包囲するよう
に、方形状に連結すると共に、その各連結部を止手段例
えばボルト・ナットにより取付孔の位置で緊締し、か
つ、必要に応じて止着用孔の位置で構成部材をダクトに
対しリベット止めするものである。
る。図1は総体正面図を、図2は図1のI−I線断面図
をそれぞれ示しており、また図3及び図4はそれぞれ第
1構成部材1及び第2構成部材2の斜視図を示してい
る。
成る長尺な主体3の一方の片3aの両端部に、取付孔4
と、外縁に沿って延びて後述するリブ9を係止する切欠
部5とがそれぞれ設けてあり、またその他の片3bに
は、複数のリベットの止着用孔6が配設してある。
に、断面L字状の鋼材から成る長尺な主体7の一方の片
7aの両端部に、段差8を介して段状に窪み、外縁に起
立するリブ9を有した嵌合凹部10がそれぞれ延長して
設けてあり、この各嵌合凹部10に取付孔11がそれぞ
れ設けてある。また他方の片7bには、複数のリベット
の止着用孔12が配設してある。
2構成部材の端部との連結部を取付孔4,10の位置で
緊締するボルト,ナットである。
強するときは、ダクトAの高さ寸法及び横寸法に適合し
た長さの2本の第1構成部材1,1及び第2構成部材
2,2を用いて、これらの端部同士を、第1構成部材1
の端部が、第2構成部材2の嵌合凹部10に嵌合し、か
つ、リブ9が切欠部5に係止するように連結し、この状
態で取付孔4,11にボルト13を挿通してこれにナッ
ト14を螺合することにより、前記連結部を緊締し、こ
のようにして4本の構成部材を方形状に枠組みするもの
である。
2構成部材2の嵌合凹部10に嵌合することにより、両
構成部材1,2の端部同士の直角連結が容易に行えると
共に、第1構成部材1の端部は段差8とリブ9との間に
挟まれて、ボルト13とナット14との緊締作業時に、
両構成部材の直角度が変形する惧れはなく、特に、切欠
部5とリブ9との係止によって直角連結部の位置規制が
保持できる。このようにして、両構成部材1,2によっ
て方形状に枠組みしてダクトAの外周囲を包囲したの
ち、止着用孔6,12において、リベットにより各構成
部材1,2の他方の片3b,7bとダクトAとを止着し
て補強作業を終了する。
構成部材1と第2構成部材2とを用いて補強枠を構成し
た場合を例示したが、図5乃至図8は1種類の構成部材
20を用いて補強枠を構成する場合の他の実施例を示し
ている。即ち構成部材20は、断面L字状の鋼材から成
る長尺な主体21の一方の片21aの一方の端部に段差
22を介して段状に窪み、外縁に起立するリブ23を有
した嵌合凹部24を延長して設けると共に、該嵌合凹部
24に取付孔25を設け、また前記一方の片21aの他
端部に、取付孔25と外縁に沿って延びて前記リブ23
を係止する切欠部26とをそれぞれ設け、さらにその他
方の片21bに複数のリベットの止着用孔27を配設し
て構成される。
強するときは、ダクトAの高さ寸法に適合した長さの2
本の構成部材20と、横幅寸法に適合した長さの2本の
構成部材20とを用いて、これらを相互に喰い違い状
に、即ち一方の構成部材20の嵌合凹部24に、他方の
構成部材20の一方の片21aの端部を嵌合し、かつ、
リブ23を切欠部26に係止するように連結し、この状
態で取付孔25にボルト13を挿通してこれにナット1
4を螺合することにより、前記各連結部を緊締し、さら
に止着用孔27においてリベットにより各構成部材20
の他方の片21bとダクトAに止着するものである。
なる構成部材を方形状に連結して、その連結部を止手段
により緊締して方形状に枠組みする構成であるので、長
さの異なる構成部材を予め用意しておくことにより断面
形状の異なる各種のダクトに直ちに対応することがで
き、従って従来のように、断面形状の異なる各種のダク
トに適合する大きさに予め熔接により方形状に枠組みし
て成る場合に比し、保管管理に極めて便利であると共
に、保管スペースも少なくてすみ、かつ、コストの軽減
も得られ、特に請求項3記載の構成によれば、長さの異
なる1種類の構成部材の保管のみですむので遙に有利で
あり、さらに本願によれば、構成部材の端部同士の連結
において、一方の構成部材に嵌合凹部を設けて、これに
他方の構成部材の端部を嵌合する構成であるので、両構
成部材の端部同士の直角連結が容易に行えると共に、そ
の直角連結部を止手段により緊締する作業時に、両構成
部材の直角度が変形する惧れなく、特に切欠部にリブを
係止する構成とするときは、直角連結部の位置規制が保
持できるなどの利点を有する。
Claims (9)
- 【請求項1】 断面L字状の長尺な主体の一方の片の両
端部に取付孔を設けて成る2本の第1構成部材と、断面
L字状の長尺な主体の一方の片の両端部に段差を介して
段状に窪み、かつ、外縁に起立するリブを有した嵌合凹
部を延長して設け、この嵌合凹部にそれぞれ取付孔を設
けて成る2本の第2構成部材とを、第1構成部材同士
と、第2構成部材同士とが対向し、かつ、第1構成部材
の端部を第2構成部材の嵌合凹部に嵌合して方形状に連
結すると共に、その各連結部を、取付孔の位置で止手段
により緊締したことを特徴とする空調用ダクトなどの補
強枠。 - 【請求項2】 第1構成部材の一方の片の両端部側縁
に、連結状態で第2構成部材に設けたリブと係止する切
欠部を設けて成る請求項1記載の空調用ダクトなどの補
強枠。 - 【請求項3】 断面L字状の長尺な主体の一方の片の一
端部に段差を介して段状に窪み、かつ、外縁に起立する
リブを有した嵌合凹部を延長して設けると共に、この嵌
合凹部と、これと対向する一方の片の他端部とに取付孔
をそれぞれ設けて成る4本の構成部材を、相互に嵌合凹
部に、一方の片の他端部が嵌合することにより方形状に
連結して、その各連結部を取付孔の位置で止手段により
緊締したことを特徴とする空調用ダクトなどの補強枠。 - 【請求項4】 一方の片の他端部側縁に、連結状態でリ
ブと係止する切欠部を設けて成る請求項3記載の空調用
ダクトなどの補強枠。 - 【請求項5】 構成部材の他方の片に、止着用孔を設け
て成る請求項1,2,3または4記載の空調用ダクトな
どの補強枠。 - 【請求項6】 止手段が、ボルト・ナットとから成る請
求項1,2,3,4または5記載の空調用ダクトなどの
補強枠。 - 【請求項7】 断面L字状の長尺な主体の一方の片の一
端部に、段差を介して段状に窪み、かつ、外縁に起立す
るリブを有した嵌合凹部を延長して設けると共に、この
嵌合凹部と、これと対向する一方の片の他端部とに取付
孔をそれぞれ設けて成る空調用ダクトなどの補強枠の構
成部材。 - 【請求項8】 一方の片の他端部側縁に、連結状態でリ
ブと係止する切欠部を設けて成る請求項7記載の空調用
ダクトなどの補強枠の構成部材。 - 【請求項9】 他方の片に、止着用孔を設けて成る請求
項7または8記載の空調用ダクトなどの補強枠の構成部
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25983994A JP2751094B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 空調用ダクトなどの補強枠及びその構成部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP25983994A JP2751094B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 空調用ダクトなどの補強枠及びその構成部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08100945A JPH08100945A (ja) | 1996-04-16 |
JP2751094B2 true JP2751094B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=17339709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25983994A Expired - Lifetime JP2751094B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 空調用ダクトなどの補強枠及びその構成部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2751094B2 (ja) |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP25983994A patent/JP2751094B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08100945A (ja) | 1996-04-16 |
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