JP3113477U - 厨房用排気フード - Google Patents

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民生 中島
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株式会社ハイマート産業
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Abstract

【課題】 厨房用排気フードの製作において、コーナー部の溶接と溶接後の研磨作業による手間を解消して、より簡便な組立手段によって手間とコストを低減できる厨房用排気フードを提供すること。
【解決手段】 ステンレス板からなる側面部1とダクト接続口を開口した天板2とからなるフード10において、側面部1の接合部11が、コーナー12にはなく側面の平坦部分に存在せしめた。 側面部1を構成する部材は、コーナー12において直角に折り曲げたコーナー部材13を4枚と平板部材14を2枚とからなり、それぞれ、コーナー部材13と平板部材14の隣り合う縁を接合して接合部11を形成している。
【選択図】 図1

Description

本考案は、業務用の厨房において、換気効率を高めるために、通常、換気扇の下方に設けられる排気フードの構造に関する。
近年、かかる厨房用排気フードとしては、ステンレス鋼板をボックス状に組み立てた箱形のものが使用されている。
その排気フードは、その排気フードを下から見た図7に示すように、内面に溜まった油分を取り出すためのピーコックaを取り付けた内方への底端に張出部を有する4枚の側板bと、ダクト接続用の開口を有する天板cとからなる箱形に形成されている。
そして、この箱形の排気フードは、その4枚の側板bの端縁をライン溶接してコーナーdを形成して本体Aを形作ったのち、その本体Aの上縁に天板c溶接することによって製作される。
ところが、この従来のフード製作において、それぞれ2枚の側板bの縁の溶接によるコーナーdの形成のためには、ライン溶接のために格別の設備と熟練が必要であり、また、溶接されたコーナー部も溶接後の研磨作業を要し、そのため、コスト高の要因ともなっている。
この排気フードにおけるコーナ部の溶接による問題を解消するために、特許文献1には、フードを現場での組み立て式にし、側板と天板を使用現場に運び込み、コーナー部の溶接によらずに、コーナー部を折り曲げた部材として、その平面部に雄形と雌形の特殊な嵌合構造とした接合部を設けるものが提案されている。
ところが、係る現場における組み立て式のものでは、現場に搬送すべき部材数が増して、その搬送と整理に手間を要し、また、平面部の雄形と雌形の特殊な嵌合構造の形成に手間を要し、また、その嵌合構造の結合に手間を要することになり、コスト低減には貢献しない。
特開2005−83671号公報
本考案における課題は、厨房用排気フードの製作において、コーナー部の溶接と溶接後の研磨作業による手間を解消して、より簡便な組立手段によって手間とコストを低減できる厨房用排気フードを提供することにある。
本考案は、コーナーを有する側面本体とその側面本体の上縁に取り付けられた天板からなる厨房用排気フードであって、前記側面本体は、平板材を折り曲げてコーナーを形成した1枚または2枚以上のコーナー部材の端縁において接合するか、または、このコーナー部材と平板とをそれらの端縁で接合した構造であり、コーナー部材またはコーナー部材と平板との接合部は、コーナー部材またはコーナー部材と平板との接合端面にフードの内方向に折り曲げられた当接縁を形成し、相隣り合う当接縁を当接したのち、その当接された当接縁をスポット溶接によって接合し、そして、接合された当接縁をカバー材によって覆うことによって形成されていることを特徴とする。
本考案は、コーナー部の溶接と溶接後の研磨作業を不要とし、また、基本的には規格化された大きさのステンレス鋼板の簡単な折り曲げとスポット溶接だけで完成できる。
本考案によって以下の効果を奏する。
ライン溶接を必要とせず、点溶接による組立てが可能であるので、余分な溶接の手間が省けるとともに、熟練工でなくとも製作できる。
溶接部が少ないので歪みが少なくなる。
接合部が、フードそのものの補強材となり、排気ファンの作動中の振動がなくなる。
以下、本考案を平面から見て4角形のフードに適用した実施例によって、本考案の実施形態を説明する。
図1は本考案の実施例のフード10の開口部分を下から見た図であって、基本的には、何れもステンレス板からなる側面部1とダクト接続口を開口した天板2とからなる。本考案のフード10の特徴は、側面部1の構成において、ステンレス板の接合部11が、コーナー12にはなく側面の平坦部分に存在することにある。
同図において、側面部1を構成する部材は、コーナー12において直角に折り曲げたコーナー部材13を4枚と平板部材14を2枚とからなり、それぞれ、コーナー部材13と平板部材14の隣り合う縁を接合して接合部11を形成している。
図2は、図1に示すフードの側面部1の形成の要領を示す。同図は、説明の都合上、図1に示す側面部1の上半分によって、その構成を示している。
同図に示すように、コーナー12を含むコーナー部材13と平板部材14のそれぞれには、図1に示す天板2と接する内側に曲げられた上縁部15と、組立後、排出される油等の溜まりを形成する内側にコの字状に曲げられた下縁部16と、また、垂直縁端には内側に曲げられた接合縁部17が形成されている。
これらの接合縁部17は、それぞれ、コーナー部材13と平板部材14を矢印の方向に合体させることによって、相互に当接される。
そして、相互に当接された接合縁部17には、数カ所にスポット溶接を施し接合する。これによって、図1に示す接合部11が形成されて、フードの本体をなす側面部1が形成される。
これらの接合縁部17は、当接して数カ所をスポット溶接する。しかしながら、スポット溶接のままでは、接合面からフード内に充満した煙、フード内面に付着した油煙が接合面の隙間から漏れ出る恐れがあり、そのため、カバー部材18を当接面に嵌合し、カバー部材18を接合縁部17に嵌合し固定する。
図3は、このカバー部材18の接合縁部17からなる接合部を嵌合した状態を示す図であり、カバー部材18は接合縁部17の当接面にスライドさせて固定し、任意の箇所をスポットして固定する。これによって、接合部11からの油漏れが防止できるとともに、接合部11を強化され、フード全体の剛性は強化される。
このように、側面部1を枠状に組み立てたのち、側面部1に、図4に示すダクト接続口21を有する天板2を取り付ける。
図5は、側面部1に天板2を取り付ける要領を示すもので、側面部1の組立前に予め側面部1内に配置した天板2の上縁22をスポット溶接することによって取り付けることによって、図1に示すフード10を完成する。
上記図1と図2においては、長縁が3000mm以上の比較的長いフードを例に挙げて説明した。
通常、ステンレス鋼板の長さは、例えば、2000mm、2400mm、3000mm、4000mmに分けて規格化されており、上記図1と図2に示す例においては任意に、この長さのものを組合せて、コーナー部材を4個作成し、長辺用平板を2枚使用し、接合箇所を6箇所設けた例を挙げたものである。
本考案の他の例として、比較的小型のフードの場合には、本考案に係る接合部を形成することによって、その効果をさらに高めることができる。
図6の(a)、(b)は、長尺のステンレス鋼板を使用することによって、本考案の接合部11を1個または2個とした例を示し、従来の溶接コーナー部を無くすことによる効果をさらに増大することができる。
フードの平面形状として、4角形のみならず、3角形、5角形、6角形、その他の多角形のものに適用できる。
本考案の実施例のフードの外観を示す。 図1に示すフードの側面部の構造を示す。 図2に示す側面構造の構成部材を示す。 接合部の構造を示す。 天板を示す。 (a)は接合部を1個(b)は2個とした例を示す。 従来例を示す。
符号の説明
1. 側面部
11 接合部 12 コーナー 13 コーナー部材
14 平板部材 15 上縁部 16 下縁部
17 接合縁部 18 カバー部材
2 天板
21 接続口

Claims (1)

  1. コーナーを有する側面本体とその側面本体の上縁に取り付けられた天板からなる厨房用排気フードであって、
    前記側面本体は、
    平板材を折り曲げてコーナーを形成した1枚または2枚以上のコーナー部材、または、このコーナー部材と平板とを接合した構造であり、
    コーナー部材またはコーナー部材と平板との接合部は、
    コーナー部材またはコーナー部材と平板との接合端面にフードの内方向に折り曲げられた当接縁を形成し、
    相隣り合う当接縁を当接したのち、その当接された当接縁をスポット溶接によって接合し、
    そして、
    接合された当接縁をカバー材によって覆うことによって形成されている厨房用排気フード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016161180A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 健児 吉村 整流板を有する調理用レンジフード

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