JPS6114714Y2 - - Google Patents
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- JPS6114714Y2 JPS6114714Y2 JP1980033253U JP3325380U JPS6114714Y2 JP S6114714 Y2 JPS6114714 Y2 JP S6114714Y2 JP 1980033253 U JP1980033253 U JP 1980033253U JP 3325380 U JP3325380 U JP 3325380U JP S6114714 Y2 JPS6114714 Y2 JP S6114714Y2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
- F01N13/18—Construction facilitating manufacture, assembly, or disassembly
- F01N13/1805—Fixing exhaust manifolds, exhaust pipes or pipe sections to each other, to engine or to vehicle body
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L23/00—Flanged joints
- F16L23/02—Flanged joints the flanges being connected by members tensioned axially
- F16L23/032—Flanged joints the flanges being connected by members tensioned axially characterised by the shape or composition of the flanges
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N2450/00—Methods or apparatus for fitting, inserting or repairing different elements
- F01N2450/24—Methods or apparatus for fitting, inserting or repairing different elements by bolts, screws, rivets or the like
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、端部に互いにフランジを有する排気
管を締結部材により締結する自動車の排気管の継
手構造の改良に関するものである。
管を締結部材により締結する自動車の排気管の継
手構造の改良に関するものである。
一般に、自動車のエンジン排気系においては、
例えば第１図に示すように、エンジンａに接続し
た排気マニホールドｂに排気管ｃを接続し、該排
気管ｃに触媒コンバータｇを有する排気管ｄを接
続し、該排気管ｄに排気管ｅを接続し、さらに該
排気管ｅに消音器ｈを有する排気管ｆを接続して
排気通路を形成し、エンジンａから放出される排
気ガスを浄化しかつその排気音を消音せしめて大
気中に排出するようになされている。そして、こ
のような各排気管ｃ〜ｆの接続部Ａ〜Ｄでは、排
気管ｃ〜ｆの各端部にフランジc1〜f1を設け、各
フランジc1〜f1同士を突合わせてボルトとナツト
とからなる締結部材により締結することが一般に
行われている。
例えば第１図に示すように、エンジンａに接続し
た排気マニホールドｂに排気管ｃを接続し、該排
気管ｃに触媒コンバータｇを有する排気管ｄを接
続し、該排気管ｄに排気管ｅを接続し、さらに該
排気管ｅに消音器ｈを有する排気管ｆを接続して
排気通路を形成し、エンジンａから放出される排
気ガスを浄化しかつその排気音を消音せしめて大
気中に排出するようになされている。そして、こ
のような各排気管ｃ〜ｆの接続部Ａ〜Ｄでは、排
気管ｃ〜ｆの各端部にフランジc1〜f1を設け、各
フランジc1〜f1同士を突合わせてボルトとナツト
とからなる締結部材により締結することが一般に
行われている。
そして、従来、上記接続部Ａ〜Ｄの各フランジ
c1〜f1は少なくとも各排気管ｃ〜ｆの端部周辺で
該排気管ｃ〜ｆの中心線に対して直角にかつ互い
に平行な面に形成されている。そのため、ボルト
とナツトとの締結は排気管の中心線に対して平行
な方向から行う必要があるが、上記のようなエン
ジン排気系では排気管ｃ〜ｆの温度が高くて作業
者が火傷を受ける恐れがあるとともに、排気管ｃ
〜ｆがフロアｉ下に配設され、しかも該排気管ｃ
〜ｆの下方近傍には遮熱および排気系の保護用の
遮蔽板ｊが配設されているために、通常は、上記
締結作業は、ユニバーサルジヨイント付ソケツト
のインパクトレンチを用いて、車体の斜め下方か
ら行われている。
c1〜f1は少なくとも各排気管ｃ〜ｆの端部周辺で
該排気管ｃ〜ｆの中心線に対して直角にかつ互い
に平行な面に形成されている。そのため、ボルト
とナツトとの締結は排気管の中心線に対して平行
な方向から行う必要があるが、上記のようなエン
ジン排気系では排気管ｃ〜ｆの温度が高くて作業
者が火傷を受ける恐れがあるとともに、排気管ｃ
〜ｆがフロアｉ下に配設され、しかも該排気管ｃ
〜ｆの下方近傍には遮熱および排気系の保護用の
遮蔽板ｊが配設されているために、通常は、上記
締結作業は、ユニバーサルジヨイント付ソケツト
のインパクトレンチを用いて、車体の斜め下方か
ら行われている。
しかるに、このユニバーサルジヨイント付ソケ
ツトのインパクトレンチによる締結作業では、ボ
ルトおよびナツトの締結方向とインパクトレンチ
の作業方向とが異なるためにユニバーサルジヨイ
ント部に大きな負荷がかかつて該ジヨイント部が
破損しやすく、ソケツトの寿命が短かくて工具費
用が高くつくとともに、締結時にソケツトの回転
振動が大きく、作業者に腱鞘炎を引き起こす原因
となり、また、締結時にはナツトのボルトへの仮
付けが必要であり、作業性が悪く、しかもコスト
アツプになり、さらには締結部をソケツトで緩め
るときに、緩んだボルトが飛んで、作業者がケガ
をする恐れがある等の問題があつた。
ツトのインパクトレンチによる締結作業では、ボ
ルトおよびナツトの締結方向とインパクトレンチ
の作業方向とが異なるためにユニバーサルジヨイ
ント部に大きな負荷がかかつて該ジヨイント部が
破損しやすく、ソケツトの寿命が短かくて工具費
用が高くつくとともに、締結時にソケツトの回転
振動が大きく、作業者に腱鞘炎を引き起こす原因
となり、また、締結時にはナツトのボルトへの仮
付けが必要であり、作業性が悪く、しかもコスト
アツプになり、さらには締結部をソケツトで緩め
るときに、緩んだボルトが飛んで、作業者がケガ
をする恐れがある等の問題があつた。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、上
記のような自動車の排気管の継手構造において、
ユニバーサルジヨイント付ソケツトのインパクト
レンチを用いることなく、標準ソケツト（ストレ
ートタイプ）のインパクトレンチでもつて、フロ
ア、遮蔽板等と干渉せずに締結部材により排気管
を締結できるようにした継手構造を提供し、よつ
て上記従来の欠点を一挙に解消することを目的と
するものである。
記のような自動車の排気管の継手構造において、
ユニバーサルジヨイント付ソケツトのインパクト
レンチを用いることなく、標準ソケツト（ストレ
ートタイプ）のインパクトレンチでもつて、フロ
ア、遮蔽板等と干渉せずに締結部材により排気管
を締結できるようにした継手構造を提供し、よつ
て上記従来の欠点を一挙に解消することを目的と
するものである。
この目的のため、本考案の解決手段は、端部に
互いにフランジを有する排気管を締結部材により
締結する自動車の排気管の継手構造において、各
排気管端部に設けられた各フランジは、少なくと
も排気管端部周辺で排気管の中心線に直角になる
ように固定されており、該フランジの一部の上記
締結部材が当接する当接面は上記排気管の中心線
に対して傾斜するように形成されていることを特
徴とするものである。
互いにフランジを有する排気管を締結部材により
締結する自動車の排気管の継手構造において、各
排気管端部に設けられた各フランジは、少なくと
も排気管端部周辺で排気管の中心線に直角になる
ように固定されており、該フランジの一部の上記
締結部材が当接する当接面は上記排気管の中心線
に対して傾斜するように形成されていることを特
徴とするものである。
このことにより、本考案では、排気管端部の各
フランジの基本部分（排気管周りの中央ボス部
等）が排気管の中心線に直角に取付けられること
によつて、該ボス部が真円形状であり、その加工
が容易でかつ精度が高いとともに排気管端部への
溶接固定を容易に行うことができる。さらに、当
接面が排気管の中心線に対して傾斜していること
によつて、排気管中心線に対して斜め方向から、
つまりインパクトレンチの作業方向と一致した方
向から締結部材による締結を行い得るようにした
ものである。
フランジの基本部分（排気管周りの中央ボス部
等）が排気管の中心線に直角に取付けられること
によつて、該ボス部が真円形状であり、その加工
が容易でかつ精度が高いとともに排気管端部への
溶接固定を容易に行うことができる。さらに、当
接面が排気管の中心線に対して傾斜していること
によつて、排気管中心線に対して斜め方向から、
つまりインパクトレンチの作業方向と一致した方
向から締結部材による締結を行い得るようにした
ものである。
以下、本考案の実施例を第２図以下の図面に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
第２図ないし第４図は本考案の第１実施例を示
し、１は触媒コンバータ１ａを有する排気管、２
は該排気管１に接続される排気管であつて、両排
気管１，２の各端部にはそれぞれ板材より形成さ
れたフランジ３，４が少なくとも該各排気管１，
２端部周辺で排気管中心線ｌに対して直角にかつ
互いに平行に、各ボス部３ａ，４ａにて溶接によ
り固着され、該各フランジ３，４の両側部にはプ
レス加工された互いに相反する方向に屈曲膨出す
る断面く字状の変形部３ｂ，３ｂ，４ｂ，４ｂが
形成されているとともに、それぞれ相対向する変
形部３ｂ，４ｂにはフランジ３，４の締結時に後
述の締結部材が当接する当接面３ｃ，４ｃが設け
られ、該当接面３ｃ，４ｃは排気管中心線ｌに対
して傾斜しかつ互いに平行に形成されている。そ
して、上記当接面３ｃ，４ｃに対して、締結部材
を構成するボルト５およびナツト６を当接せしめ
て両者５，６を螺合締付けることにより、両フラ
ンジ３，４が締結されて、両排気管１，２が接続
されて、本考案に係る自動車の排気管の継手構造
が構成されている。尚、７は両フランジ３，４間
に介装されたガスケツトである。
し、１は触媒コンバータ１ａを有する排気管、２
は該排気管１に接続される排気管であつて、両排
気管１，２の各端部にはそれぞれ板材より形成さ
れたフランジ３，４が少なくとも該各排気管１，
２端部周辺で排気管中心線ｌに対して直角にかつ
互いに平行に、各ボス部３ａ，４ａにて溶接によ
り固着され、該各フランジ３，４の両側部にはプ
レス加工された互いに相反する方向に屈曲膨出す
る断面く字状の変形部３ｂ，３ｂ，４ｂ，４ｂが
形成されているとともに、それぞれ相対向する変
形部３ｂ，４ｂにはフランジ３，４の締結時に後
述の締結部材が当接する当接面３ｃ，４ｃが設け
られ、該当接面３ｃ，４ｃは排気管中心線ｌに対
して傾斜しかつ互いに平行に形成されている。そ
して、上記当接面３ｃ，４ｃに対して、締結部材
を構成するボルト５およびナツト６を当接せしめ
て両者５，６を螺合締付けることにより、両フラ
ンジ３，４が締結されて、両排気管１，２が接続
されて、本考案に係る自動車の排気管の継手構造
が構成されている。尚、７は両フランジ３，４間
に介装されたガスケツトである。
上記当接面３ｃ，４ｃの排気管中心線ｌに対す
る傾き角は特に限定されず、任意に選定されるも
のであるが、ボルト５の中心軸線ｐと排気管中心
線ｌとのなす角度αが５〜30゜程度になるように
設定するのが好ましい。
る傾き角は特に限定されず、任意に選定されるも
のであるが、ボルト５の中心軸線ｐと排気管中心
線ｌとのなす角度αが５〜30゜程度になるように
設定するのが好ましい。
したがつて、上記第１実施例においては、フラ
ンジ３，４の締結時に締結部材（ボルト５および
ナツト６）が当接するフランジ３，４の一部の当
接面３ｃ，４ｃが排気管中心線ｌに対して傾斜し
ていることにより、自動車のエンジン排気系の如
く排気管１，２の付近にフロアや遮蔽板等の障害
物が存在する場合、締結部材（ボルト５およびナ
ツト６）の締結方向（すなわちボルト５の中心軸
線方向）が排気管中心線ｌとは平行にならずに傾
斜して、インパクトレンチの作業方向と一致する
ため、従来の如きユニバーサルジヨイント付のイ
ンパクトレンチを要さずに第２図仮想線で示す如
くストレートタイプの標準ソケツトのインパクト
レンチ８を用いて、しかも排気管１，２や障害物
とは干渉せずに、両排気管１，２を締結部材（ボ
ルト５およびナツト６）で確実に締結することが
できる。よつて、従来のユニバーサルジヨイント
付ソケツトのインパクトレンチを用いることによ
る欠点を全て解消して、ソケツトの寿命の向上に
より工具費用を低減させるとともに、作業者の腱
鞘炎を防止し、またナツト６のボルト５への仮付
け作業が不要となり、作業性を向上させてコスト
ダウン化を図り、さらに、締結部を弛めるときの
ボルトの飛散を防止して安全性を高めることがで
きる。
ンジ３，４の締結時に締結部材（ボルト５および
ナツト６）が当接するフランジ３，４の一部の当
接面３ｃ，４ｃが排気管中心線ｌに対して傾斜し
ていることにより、自動車のエンジン排気系の如
く排気管１，２の付近にフロアや遮蔽板等の障害
物が存在する場合、締結部材（ボルト５およびナ
ツト６）の締結方向（すなわちボルト５の中心軸
線方向）が排気管中心線ｌとは平行にならずに傾
斜して、インパクトレンチの作業方向と一致する
ため、従来の如きユニバーサルジヨイント付のイ
ンパクトレンチを要さずに第２図仮想線で示す如
くストレートタイプの標準ソケツトのインパクト
レンチ８を用いて、しかも排気管１，２や障害物
とは干渉せずに、両排気管１，２を締結部材（ボ
ルト５およびナツト６）で確実に締結することが
できる。よつて、従来のユニバーサルジヨイント
付ソケツトのインパクトレンチを用いることによ
る欠点を全て解消して、ソケツトの寿命の向上に
より工具費用を低減させるとともに、作業者の腱
鞘炎を防止し、またナツト６のボルト５への仮付
け作業が不要となり、作業性を向上させてコスト
ダウン化を図り、さらに、締結部を弛めるときの
ボルトの飛散を防止して安全性を高めることがで
きる。
しかも、フランジ３，４の基本部分（ボス部３
ａ，４ａ等）は排気管中心線ｌに直角になるよう
に取付けられるので、該ボス部３ａ，４ａの形状
は真円形状となり、その加工を容易にかつ精度良
く行うことができるとともに、排気管１，２への
溶接固定をも容易にかつ正確に行うことができ
る。
ａ，４ａ等）は排気管中心線ｌに直角になるよう
に取付けられるので、該ボス部３ａ，４ａの形状
は真円形状となり、その加工を容易にかつ精度良
く行うことができるとともに、排気管１，２への
溶接固定をも容易にかつ正確に行うことができ
る。
また、上記当接面３ｃ，４ｃはフランジ３，４
の一部（変形例３ｂ，４ｂ）、すなわち締結部材
（ボルト５およびナツト６）が当接する締付面の
みに設けたものであり、しかもプレス加工によつ
て形成されたものであるので、製造工数の増加を
招くことはなく、簡単に形成することができる。
の一部（変形例３ｂ，４ｂ）、すなわち締結部材
（ボルト５およびナツト６）が当接する締付面の
みに設けたものであり、しかもプレス加工によつ
て形成されたものであるので、製造工数の増加を
招くことはなく、簡単に形成することができる。
さらに、上記当接面３ｃ，４ｃを有する変形部
３ｂ，４ｂはプレス加工により互いに相反する方
向に屈曲膨出する断面く字状に形成されているた
め、締結部の強度を高めることができるととも
に、両変形部３ｂ，４ｂ間に形成された隙間の効
果によつて締結部材（ボルト５およびナツト６）
による締結力を増大させることができる。
３ｂ，４ｂはプレス加工により互いに相反する方
向に屈曲膨出する断面く字状に形成されているた
め、締結部の強度を高めることができるととも
に、両変形部３ｂ，４ｂ間に形成された隙間の効
果によつて締結部材（ボルト５およびナツト６）
による締結力を増大させることができる。
また、第５図は本考案の第２実施例を示し、排
気管１′，２′の各端部にフランジ３′，４′は、そ
の中央部あるいはボス部３′ａ，４′ａ周辺部が排
気管中心線ｌに直角になるようにボス部３′ａ，
４′ａにて固着され、該フランジ３′，４′の両側
の各々には当接面としての傾斜部３′ｂ，４′ｂが
設けられ、該各傾斜部３′ｂ，４′ｂは排気管中心
線ｌに対して傾斜しかつ互いに平行に形成され、
該傾斜部３′ｂ，４′ｂにフランジ３′，４′の締結
時に締結部材（ボルト５およびナツト６）が当接
する当接面３′ｃ，４′ｃが形成されたものであ
り、本例においても当接面３′ｃ，４′ｃが排気管
中心線ｌに対して傾斜している、すなわちボルト
５の中心軸線ｐが排気管中心線ｌに対して傾斜し
ていることにより、上記第１実施例と同様の作用
効果を奏することができるものである。
気管１′，２′の各端部にフランジ３′，４′は、そ
の中央部あるいはボス部３′ａ，４′ａ周辺部が排
気管中心線ｌに直角になるようにボス部３′ａ，
４′ａにて固着され、該フランジ３′，４′の両側
の各々には当接面としての傾斜部３′ｂ，４′ｂが
設けられ、該各傾斜部３′ｂ，４′ｂは排気管中心
線ｌに対して傾斜しかつ互いに平行に形成され、
該傾斜部３′ｂ，４′ｂにフランジ３′，４′の締結
時に締結部材（ボルト５およびナツト６）が当接
する当接面３′ｃ，４′ｃが形成されたものであ
り、本例においても当接面３′ｃ，４′ｃが排気管
中心線ｌに対して傾斜している、すなわちボルト
５の中心軸線ｐが排気管中心線ｌに対して傾斜し
ていることにより、上記第１実施例と同様の作用
効果を奏することができるものである。
尚、以上の実施例では、締結部材をボルト５と
ナツト６とで構成したものについて述べたが、単
にボルトのみのものあるいはビス等その他公知の
種々の締結部材を用いる場合にも本考案は適用で
きるのは勿論であり、上記実施例と同様の作用効
果を得ることができる。
ナツト６とで構成したものについて述べたが、単
にボルトのみのものあるいはビス等その他公知の
種々の締結部材を用いる場合にも本考案は適用で
きるのは勿論であり、上記実施例と同様の作用効
果を得ることができる。
以上の如く、本考案によれば、端部に互いにフ
ランジを有する排気管を締結部材により締結する
自動車の排気管の継手構造において、各排気管端
部に設けられた各フランジは、少なくとも排気管
端部周辺で排気管の中心線に直角になるように固
定されており、該フランジの一部の上記締結部材
が当接する当接面は上記排気管の中心線に対して
傾斜するように形成されていることにより、フラ
ンジの基本部分としてのボス部が真円形状となつ
て、その加工を容易にかつ精度良く行うことがで
きるとともに、その排気管への溶接固定を容易に
かつ正確に行うことができる。さらに、フランジ
の一部の当接面が排気管中心線に対して傾斜して
いることにより、従来の如きユニバーサルジヨイ
ント付ソケツトのインパクトレンチを要さずにス
トレートタイプの標準ソケツトのインパクトレン
チを用いて、排気管あるいは該排気管付近のフロ
アや遮蔽板等の障害物に干渉することなく排気管
を確実に締結することができるので、締結作業性
の向上、工具費用の低減化および作業者に対する
安全性の向上等を図ることができるものであり、
特にエンジン排気系において排気管付近にフロア
や遮蔽板等の障害物が存在する場合の排気管の継
手構造として最適なものである。
ランジを有する排気管を締結部材により締結する
自動車の排気管の継手構造において、各排気管端
部に設けられた各フランジは、少なくとも排気管
端部周辺で排気管の中心線に直角になるように固
定されており、該フランジの一部の上記締結部材
が当接する当接面は上記排気管の中心線に対して
傾斜するように形成されていることにより、フラ
ンジの基本部分としてのボス部が真円形状となつ
て、その加工を容易にかつ精度良く行うことがで
きるとともに、その排気管への溶接固定を容易に
かつ正確に行うことができる。さらに、フランジ
の一部の当接面が排気管中心線に対して傾斜して
いることにより、従来の如きユニバーサルジヨイ
ント付ソケツトのインパクトレンチを要さずにス
トレートタイプの標準ソケツトのインパクトレン
チを用いて、排気管あるいは該排気管付近のフロ
アや遮蔽板等の障害物に干渉することなく排気管
を確実に締結することができるので、締結作業性
の向上、工具費用の低減化および作業者に対する
安全性の向上等を図ることができるものであり、
特にエンジン排気系において排気管付近にフロア
や遮蔽板等の障害物が存在する場合の排気管の継
手構造として最適なものである。
さらに、上記各フランジが、一部にプレス加工
された変形部を有する板材により形成され、該変
形部に互いに平行な当接面が形成されるようにす
れば、上記効果に加えて、締結部の強度を高める
ことができるとともに締結力を増大させることが
できる利点を併せ有するものである。
された変形部を有する板材により形成され、該変
形部に互いに平行な当接面が形成されるようにす
れば、上記効果に加えて、締結部の強度を高める
ことができるとともに締結力を増大させることが
できる利点を併せ有するものである。
第１図は自動車のエンジン排気系を示す概略
図、第２図ないし第５図は本考案の実施例を例示
し、第２図は第１実施例を示す側面図、第３図は
第２図の−線断面図、第４図は第３図の−
線断面図、第５図は第２実施例を示す平面図で
ある。 １，１′，２，２′……排気管、３，３′，４，
４′……フランジ、３ａ，３′ａ，４ａ，４′ａ…
…ボス部、３ｂ，４ｂ……変形部、３′ｂ，４′ｂ
……傾斜部、３ｃ，４ｃ，３′ｃ，４′ｃ……当接
面、５……ボルト、６……ナツト。
図、第２図ないし第５図は本考案の実施例を例示
し、第２図は第１実施例を示す側面図、第３図は
第２図の−線断面図、第４図は第３図の−
線断面図、第５図は第２実施例を示す平面図で
ある。 １，１′，２，２′……排気管、３，３′，４，
４′……フランジ、３ａ，３′ａ，４ａ，４′ａ…
…ボス部、３ｂ，４ｂ……変形部、３′ｂ，４′ｂ
……傾斜部、３ｃ，４ｃ，３′ｃ，４′ｃ……当接
面、５……ボルト、６……ナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 端部に互いにフランジを有する排気管を締結
部材により締結する自動車の排気管の継手構造
において、各排気管端部に設けられた各フラン
ジは、少なくとも排気管端部周辺で排気管の中
心線に直角になるように固定されており、該フ
ランジの一部の上記締結部材が当接する当接面
は上記排気管の中心線に対して傾斜するように
形成されていることを特徴とする自動車の排気
管の継手構造。 (2) 締結部材は、ボルトとナツトとで構成されて
いる実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の自動
車の排気管の継手構造。 (3) 各フランジは、一部にプレス加工された変形
部を有する板材により形成されており、該変形
部に互いに平行な当接面が形成されている実用
新案登録請求の範囲第(1)項記載の自動車の排気
管の継手構造。 (4) 各フランジは、排気管の中心線に対して傾斜
しかつ互いに平行な傾斜部を有し、該傾斜部に
当接面が形成されている実用新案登録請求の範
囲第(1)項記載の自動車の排気管の継手構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980033253U JPS6114714Y2 (ja) | 1980-03-13 | 1980-03-13 | |
| US06/240,062 US4397486A (en) | 1980-03-13 | 1981-03-03 | Joint construction of pipeline |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980033253U JPS6114714Y2 (ja) | 1980-03-13 | 1980-03-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56134486U JPS56134486U (ja) | 1981-10-12 |
| JPS6114714Y2 true JPS6114714Y2 (ja) | 1986-05-08 |
Family
ID=12381330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980033253U Expired JPS6114714Y2 (ja) | 1980-03-13 | 1980-03-13 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4397486A (ja) |
| JP (1) | JPS6114714Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112236621A (zh) * | 2018-08-24 | 2021-01-15 | 株式会社能率 | 温水装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1980
- 1980-03-13 JP JP1980033253U patent/JPS6114714Y2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-03-03 US US06/240,062 patent/US4397486A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112236621A (zh) * | 2018-08-24 | 2021-01-15 | 株式会社能率 | 温水装置 |
| CN112236621B (zh) * | 2018-08-24 | 2023-06-30 | 株式会社能率 | 温水装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4397486A (en) | 1983-08-09 |
| JPS56134486U (ja) | 1981-10-12 |
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