JPS593150Y2 - 過給機用クランプ装置 - Google Patents

過給機用クランプ装置

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Publication number
JPS593150Y2
JPS593150Y2 JP15054379U JP15054379U JPS593150Y2 JP S593150 Y2 JPS593150 Y2 JP S593150Y2 JP 15054379 U JP15054379 U JP 15054379U JP 15054379 U JP15054379 U JP 15054379U JP S593150 Y2 JPS593150 Y2 JP S593150Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
curved locking
casing
supercharger
main body
Prior art date
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Expired
Application number
JP15054379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5667331U (ja
Inventor
洋一郎 岡崎
重昭 赤沢
Original Assignee
横浜ゴム株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 横浜ゴム株式会社 filed Critical 横浜ゴム株式会社
Priority to JP15054379U priority Critical patent/JPS593150Y2/ja
Publication of JPS5667331U publication Critical patent/JPS5667331U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は過給機の本体とケーシングを締結するためのク
ランプ装置に関するものである。
従来過給機の本体とタービン側又はブロア側のケーシン
グを連結する手段として、本体にフランジを形成してこ
のフランジをケーシングにボルトで締結する方法が一般
に知られているが、これは多数のボルト孔とタップ孔と
を高精度で加工しなければならず、コストが高くらると
共に、ケーシングはタップ孔を形成するための肉厚が余
分に必要となるため過給機の軽量化が困難であるという
欠点がある。
又、別の手段としてリング状の締結金具を用いて締結す
る方法も知られている。
従来の締結金具は、■形断面を有する一本又は二つ割り
のリテーナの外周に帯状のストラップを取付け、このス
トラップの両端末にトラニオン、ボルトを溶接した構成
のもので、前記リテーナを過給機の本体とケーシングの
フランジ部外周に嵌合させトラニオンとボルトをナツト
で締付けるようにしている。
このような従来の締結金具は部品数が多く加工も複雑で
あり、又リテーナはストラップの中心線上に芯ずれのな
いように溶接又は鋲接しなければならず、組立てが非常
に面倒であった。
本考案は上述の点に着目してなされたもので、簡単な構
成で迅速かつ確実に本体とケーシングを連結できる過給
機用クランプ装置を提供することを目的とする。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
1はタービン側ケーシング、2はブロア側ケーシング、
3はブロア側ケーシング2と一体の過給機本体である。
前記タービン側ケーシング1の本体3側の端部には環状
突出部4が形成上れ、この環状突出部4の先端に外周方
向に突出するフランジ部5が形成されている。
前記本体3のタービン側ケーシング1側の端部には環状
突出部6が形成され、この環状突出部6の後部外周にフ
ランジ部7が形成されている。
該本体3の環状突出部6の外周にタービン側ケーシング
1の環状突出部4が嵌合され、両フランジ部5,7が相
対接される。
両フランジ部5,7の後側面(相対接する面と反対側の
側面)はテーパ面5a、7aとなっており、両フラン7
部5,7によって断面略台形の凸部が構成される。
8は遮熱板で、前記タービン側ケーシング1の内周段部
9と本体3の環状突出部6先端との間に嵌め込まれてい
る。
10はクランプ金具で、半円形をなす一対のクランプ部
材11.11を備える。
該クランプ部材11,11は断面路■字形をなし、内周
に嵌合溝11 aが形成されたものである。
該クランプ部材11.11の一端には湾曲係止部12.
12が形成され、この湾曲係止部12.12は環状のリ
ンク13で連結されている。
クランプ部材11.11の他端には突出部14.14が
形成され、この突出部14.14に形成されている取付
孔にボルト15が挿入され、このボルト15にナツト1
6がねじ込まれている。
両クランプ部材11゜11の嵌合溝11a、llbをフ
ランジ部5,7で構成された凸部に嵌合させ、ボルト1
5とナツト16で締付けることにより、両クランプ部材
11,11はリンク13を支点して互いに引き寄せられ
、嵌合溝11 a、 11 aの内壁でフランジ部5,
7のテーパ面5a、7aを押圧し、くさび作用によって
両フランジ部5,7に互いに引き寄せられる方向の力が
働き、これによって本体3とタービン側ケーシング1、
及び遮熱板9は一体に締付は固定される。
クランプ部材11.11は、第2図に示すように、湾曲
係止部12,12が互いに当接せず、リンク13との間
に遊びをもった状態に連結されている。
このため、クランプ金具10は、クランプ部材11,1
1が湾曲係止部12.12とリンク13の連結部を中心
にして開閉可能であるのみならず、湾曲係止部12゜1
2とリンク13の連結部を中心にしてクランプ部材11
.111を互いに捩ることができるし、前記連結部と突
出部14.14とを結ぶ線を中心に蝶番状に屈曲するこ
とができる等立体的に動かすことができる。
これにより、タービン側ケーシング1と加給機本体3と
がある程度相対的に捩れていても、フランジ部5,7に
嵌合溝it a、 11 bを嵌合し、ボルト15とナ
ツト16とで締付ければ、嵌合溝11a、 11 bが
略■字状であることと相まって、両フランジ部5,7を
互いに引き寄せることになり、タービン側ケーシング1
と本体3とを正しい状態に結合することができる。
上記実施例では本体3とブロア側ケーシング2が一体で
、本体3とタービン側ケーシング1をクランプ金具10
で連結した例を示したが、これに限定されず、例えば本
体3とブロア側ケーシング2、あるいは本体3と両ケー
シング2,3をクランプ金具10で連結することも可能
である。
以上のように本考案によれば、クランプ金具が一対のク
ランプ部材と、リンクと、ボルト及びナツトからなる簡
単な構成であり、しかもリンクで連結したことにより溶
接、鋲接等の加工が不要となり、プレス加工のみで簡単
かつ安価に製作できる。
また、両クランプ部材は、湾曲係止部が互いに接触せず
、しかもリンクとの間に遊びをもって連結されているか
ら、クランプ部材とリンクとの連結部を中心として開閉
可能であるのみならず、ある程度蝶番状に屈曲可能であ
るし、捩ることもできる等立体的に動くことができ、従
って過給機のフランジ部やクランプ部材に多少の加工誤
差や取付誤差があってもクランプ部材の立体的な動きで
誤差を吸収でき、確実な締結が可能である。
さらに、1個所のボルト及びナツトで締付けるだけでよ
いので、゛締結操作が迅速に行なえると共に取外しも簡
単である。
さらに又、過給機には小さいフランジ部を設けるだけで
よいので、過給機の軽量化が計れる等種々の効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2図は第1
図のII −II線断面図、第3図は第2図のII−I
I線拡大断面図である。 1・・・・・・タービン側ケーシング、2・・・・・・
ブロア側ケーシング、3・・・・・・過給機本体、5,
7・・・・・・フランジ部、10・・・・・・クランプ
金具、11・・・・・・クランプ部材、11 a・・・
・・・嵌合溝、13・・・・・・リンク、15・・・・
・・ボルト、16・・・・・・ナツト。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)過給機本体と、タービン側又はブロア側のケーシ
    ングとの相対接する端部の外周に各々フランジ部を突設
    し、内周面に断面路■字形の嵌合溝を有し、かつ、一端
    部に外側に屈曲された湾曲係止部を各々有する一対のク
    ランプ部材を、環状のリンクにより前記湾曲係止部が互
    いに接触せず、しかも前記リンクとの間に遊びを生じる
    状態に前記湾曲係止部において互いに連結したクランプ
    金具の前記嵌合溝を前記フランジ部に嵌合し、前記クラ
    ンプ部材を前記湾曲係止部と反対側においてボルトとナ
    ツトにより締付けてなる過給機用クランプ装置。
  2. (2)前記過給機本体とケーシングとの間に遮熱板が介
    在されている実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
    過給機用クランプ装置。
JP15054379U 1979-10-30 1979-10-30 過給機用クランプ装置 Expired JPS593150Y2 (ja)

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JP15054379U JPS593150Y2 (ja) 1979-10-30 1979-10-30 過給機用クランプ装置

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JP15054379U JPS593150Y2 (ja) 1979-10-30 1979-10-30 過給機用クランプ装置

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JPS5667331U JPS5667331U (ja) 1981-06-04
JPS593150Y2 true JPS593150Y2 (ja) 1984-01-28

Family

ID=29381574

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JP15054379U Expired JPS593150Y2 (ja) 1979-10-30 1979-10-30 過給機用クランプ装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5951764A (ja) * 1982-09-17 1984-03-26 Toshiaki Masuda ニンジン細根除去機
JPS6090028A (ja) * 1983-10-21 1985-05-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 塩化水素除去方法
US10859190B2 (en) * 2016-05-16 2020-12-08 Victaulic Company Sprung coupling

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JPS5667331U (ja) 1981-06-04

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