JP4374790B2 - 梁継手部の継目板取替方法及び梁継手部の補強連結装置 - Google Patents

梁継手部の継目板取替方法及び梁継手部の補強連結装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、梁継手部の継目板取替方法及び梁継手部の補強連結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、各種プラント用建屋や橋梁等の鉄骨構造物は、図4に示される如く、所要間隔をあけて立設される柱1間に、水平方向ヘ延びる梁2を掛け渡すように配置してなる構成を有しており、この場合、前記柱1に仕口梁2Aが溶接され、該仕口梁2Aに母材梁2Bが継手部3を介して連結され、梁2が形成されるようになっているが、前記仕口梁2Aが柱1に溶接されることで仕口梁2Aと柱1間には曲げ反力が発生し、梁2に作用する曲げモーメントが最小となる位置は柱1から所定距離だけ離れた位置となるため、前記継手部3は曲げモーメントが最小となる位置に設けられるようになっている。
【0003】
前記梁2は主に、フランジ2aとウェブ2bを有するH形鋼等の形鋼で形成されており、梁2の継手部3は、図4及び図5に示される如く、仕口梁2Aと母材梁2Bの端部同士を突き合わせ、平板状の継目板6をウェブ2bにあてがって両面から挟み付けるようにし、締結部材7としてのボルト7aを貫通させナット7bで締め付けて固定すると共に、平板状の継目板8をフランジ2aにあてがって両面から挟み付けるようにし、締結部材9としてのボルト9aを貫通させナット9bで締め付けて固定するようになっている。
【0004】
尚、図4及び図5に示される継手は、いわゆる剛継手と称されるものである。
【0005】
ところで、近年、環境汚染に伴う酸性雨等が問題となっているが、特に、建設後数十年が経過した屋外の鉄骨構造物の場合、長期間に亘って直接風雨に晒されてきた継目板6,8の外面に、腐食による大小の窪みが生じると共に、梁2の継手部3の間隙cに流入した雨水により、継目板6,8の内面に、間隙cに沿って延びる帯状の腐食減肉溝が形成され、継目板6,8の板厚減少に伴う強度低下が懸念されおり、継目板6,8を新しいものに取り替える必要が生じていた。
【0006】
前記継目板6,8を新しいものに取り替えるやり方としては、従来、例えば、特許公開2000−248748号公報に記載されたようなものが存在し、これは、図6及び図7に示されるように、基本的には、梁2の上下に配設される支持ブロック10と支持ブロック11とを締結部材12としての高力ボルト12aとナット12bにより連結した梁継手部の補強連結装置を用い、該梁継手部の補強連結装置により、前記梁2の仕口梁2Aの端部と母材梁2Bの端部とを挟持するようにしたものである。
【0007】
前記梁2の上側に配設される支持ブロック10は、梁2のフランジ2aと平行となるよう上下に所要間隔をあけて配設され且つ該梁2のフランジ2aの幅より幅広とした基板13,14の間に、梁2のウェブ2bと平行に配設される骨板15を掛け渡すように溶接すると共に、該骨板15と直交する方向に配設される複数枚(図6及び図7の例では三枚ずつ計六枚)の骨板16をそれぞれ所要間隔をあけて掛け渡すように溶接して、ボックス構造とし、基板13の上面側両端縁部に、座板ブロック17を配置し、基板14の下面側中央部に、梁2のウェブ2bと平行に延びる荷重伝達スペーサ18を設け、前記基板13,14と座板ブロック17とに締結部材12の高力ボルト12aを貫通させ、ナット12bを締め付けるようにしてなる構成を有している。尚、前記梁2の下側に配設される支持ブロック11は、前記支持ブロック10を上下に反転させただけで、該支持ブロック10と全く同じ構成を有している。
【0008】
前記継目板6,8を新しいものに取り替える際には、先ず、支持ブロック10の荷重伝達スペーサ18が継目板8上面における締結部材9のボルト9aとナット9bの列の間で且つ梁2のウェブ2bの直上に位置するよう、支持ブロック10を配設すると共に、支持ブロック11の荷重伝達スペーサ18が継目板8下面における締結部材9のボルト9aとナット9bの列の間で且つ梁2のウェブ2bの直下に位置するよう、支持ブロック11を配設し、該支持ブロック10,11に締結部材12の高力ボルト12aを掛け渡すように貫通させ、ナット12bを締め付けることにより、梁2の仕口梁2Aの端部と母材梁2Bの端部とを挟持する。
【0009】
続いて、継目板6の締結部材7を抜脱し、該継目板6を取り外す。
【0010】
前記継目板6を除去することで、母材梁2Bの荷重が梁継手部の補強連結装置を介して前記仕口梁2Aに伝達されるが、前述したように、継手部3は曲げモーメントが最小となる位置に設けられており、継手部3に作用する荷重は垂直剪断力が主であるため、前記母材梁2Bに作用する荷重は、下側の荷重伝達スペーサ18を介して支持ブロック11に伝達され、更に締結部材12の下側のナット12bから高力ボルト12a、上側のナット12bを介して上側の支持ブロック10に伝達され、該上側の支持ブロック10の荷重は荷重伝達スペーサ18を介して前記仕口梁2Aに伝達される。
【0011】
ここで、前記荷重伝達スペーサ18は、梁2のウェブ2bの直上、直下にあるため、上側の支持ブロック10及び下側の支持ブロック11には偏心荷重は作用せず、捩り力も作用しない。
【0012】
又、前記高力ボルト12aが配設される位置を、仕口梁2A、母材梁2Bの継目部分を挟んで対称な位置で且つ該継目部分に近い位置とすることで、曲げモーメントに起因する高力ボルト12aへの荷重の発生を最小とすることができる。
【0013】
前記継目板6を除去した後、必要に応じて仕口梁2A並びに母材梁2Bのウェブ2bの錆の除去、減肉箇所の肉盛り等を行い、新しい継目板6を新しい締結部材7により取り付ける。
【0014】
尚、前記仕口梁2Aと母材梁2Bとの間の荷重伝達は、剪断力については継目板6が大半を負担し、継目板8は曲げ力から発生する水平軸力と、地震等での部材の軸方向荷重(水平力)を負担し伝達するが、通常の状態では曲げ力は最小であり、水平力は作用していないので、継目板6による連結で充分な継手強度を有しており、従って、前記上側の支持ブロック10と下側の支持ブロック11を取り外した状態で、継目板8を片側ずつ交換することが可能となり、この場合は、先ず圧縮力が働く側の継目板8から行うようにし、その準備作業として、仕口梁2Aの圧縮力が働く側のフランジ2aと母材梁2Bのフランジ2aとの間の隙間にシム(図示せず)を挿入しておき、フランジ2a間に作用する圧縮荷重をシムにより受け、圧縮力が働く側の継目板8を除去し、仕口梁2A並びに母材梁2Bのフランジ2aの錆の除去、減肉部の肉盛り等を行い、新しい圧縮力が働く側の継目板8を新しい締結部材9により取り付け、前記シムは継目板8の交換後、除去し、前記圧縮力が働く側の継目板8の交換が完了したら、引張力が働く側の継目板8を取り外し、新しい引張力が働く側の継目板8を新しい締結部材9により取り付ける。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
前述の如く、梁2の上下に配設される支持ブロック10と支持ブロック11とを締結部材12で連結した梁継手部の補強連結装置により、梁2の仕口梁2Aの端部と母材梁2Bの端部とを挟持した状態で、継目板6の取り替えを行うのでは、梁2の高さ(いわゆる梁成)がおよそ2000[mm]以下のものについては問題ないが、梁成が2000[mm]を越えた場合、梁2の継手部3に発生する荷重が非常に大きくなって、梁継手部の補強連結装置が大型化し、既存物との干渉や作業性の低下が問題になると共に、梁継手部の補強連結装置そのものの強度も問題となり、信頼性並びにコスト面から実用化は困難となっていた。
【0016】
本発明は、斯かる実情に鑑み、継手部に発生する荷重が非常に大きくなる大型の梁の継目板を、既存物との干渉を回避しつつ作業性よく取り替えることができ、信頼性向上並びにコスト削減を図り得る梁継手部の継目板取替方法及び梁継手部の補強連結装置を提供しようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は、梁の継手部におけるフランジの継目板に掛け渡すように支持ブロックを配設すると共に、梁の継手部におけるウェブ両面に対してウェブの継目板をかわすように固定ブロックを固着し、前記支持ブロックと固定ブロックとを締結部材で締結することにより、梁の継手部を挟み込んで補強連結した状態で、該補強連結強度に対応させてウェブの継目板を複数分割し順次取り替えて行き、ウェブの継目板を取り替えた後、前記支持ブロックを取り外し、フランジの継目板を取り替えることを特徴とする梁継手部の継目板取替方法にかかるものである。
【0018】
又、本発明は、梁の継手部におけるフランジの継目板に掛け渡すように配設される支持ブロックと、
梁の継手部におけるウェブの両面に対してウェブの継目板をかわすように固着される固定ブロックと、
前記支持ブロックと固定ブロックとを締結することにより梁の継手部を挟み込んで補強連結する締結部材と
を備えたことを特徴とする梁継手部の補強連結装置にかかるものである。
【0019】
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
【0020】
梁の継手部に掛け渡すように支持ブロックを配設すると共に、梁の継手部におけるウェブ両面に対して該継手部に掛け渡すように固定ブロックを固着し、前記支持ブロックと固定ブロックとを締結部材で締結することにより、梁の継手部を挟み込んで補強連結した状態で、該補強連結強度に対応させて継目板を複数分割し順次取り替えて行くようにすると、継目板を一度に取り替えるのとは異なり、仮に梁成が大きく、梁の継手部に発生する荷重が非常に大きくなったとしても、梁継手部の補強連結装置が大型化せず、既存物との干渉や作業性の低下が問題にならなくなると共に、梁継手部の補強連結装置そのものの強度も問題とならず、信頼性が向上し且つコストアップも避けられることとなる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0022】
図1〜図3は本発明を実施する形態の一例であって、図中、図4〜図7と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図4〜図7に示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図1〜図3に示す如く、梁2の継手部3に掛け渡すように配設される支持ブロック10と、梁2の継手部3におけるウェブ2b両面に対して該継手部3に掛け渡すように固着される固定ブロック11'と、前記支持ブロック10と固定ブロック11'とを締結することにより梁2の継手部3を挟み込んで補強連結する締結部材12とを備えてなる梁継手部の補強連結装置を用い、梁2の継手部3を挟み込んで補強連結した状態で、該補強連結強度に対応させて継目板6を複数分割し順次取り替えて行くよう構成した点にある。
【0023】
本図示例の場合、前記固定ブロック11’は、ウェブ2bに固着される側の端縁部に継目板6及び締結部材7をかわすための切欠部19が形成された基板13’,14’を、梁2のフランジ2aと平行となるよう上下に所要間隔をあけて配設し、該基板13’,14’の間に、梁2のウェブ2bと直交する方向に配設される複数枚(図1及び図3の例では三枚)の骨板16’をそれぞれ所要間隔をあけて掛け渡すように溶接して、ボックス構造とし、基板13’の下面における反ウェブ2b側の端縁部に、座板ブロック17’を配置し、前記基板13’,14’と座板ブロック17’とに締結部材12の高力ボルト12aを貫通させ、ナット12bを締め付けるようにしてなる構成を有している。
【0024】
次に、上記図示例の作動を説明する。
【0025】
継目板6,8を新しいものに取り替える際には、先ず、支持ブロック10の荷重伝達スペーサ18が継目板8上面における締結部材9のボルト9aとナット9bの列の間で且つ梁2のウェブ2bの直上に位置するよう、支持ブロック10を配設すると共に、梁2の継手部3におけるウェブ2b両面に対して該継手部3に掛け渡すように固定ブロック11’を溶接して固着し、前記支持ブロック10と固定ブロック11’とに締結部材12の高力ボルト12aを掛け渡すように貫通させ、ナット12bを締め付けることにより、梁2の上部における仕口梁2Aの端部と母材梁2Bの端部とを挟持し、更に、梁2の下部においても同様に、支持ブロック10の荷重伝達スペーサ18が継目板8下面における締結部材9のボルト9aとナット9bの列の間で且つ梁2のウェブ2bの直下に位置するよう、支持ブロック10を配設すると共に、梁2の継手部3におけるウェブ2b両面に対して該継手部3に掛け渡すように固定ブロック11’を溶接して固着し、前記支持ブロック10と固定ブロック11’とに締結部材12の高力ボルト12aを掛け渡すように貫通させ、ナット12bを締め付けることにより、梁2の下部における仕口梁2Aの端部と母材梁2Bの端部とを挟持し、図2に示す如く、梁2の継手部3における上下部を補強連結した状態とする。尚、このように梁2の継手部3における上下部を補強連結しているのは、梁2には大荷重が掛かっているので、継目板6の取替中に、梁2の継手部3における上下部でねじれが生じないように力のバランスをとるためである。
【0026】
続いて、この状態から、先ず、前記補強連結強度に対応させて、図3に示す如く、継目板6の上端から例えば三分の一の位置(必要に応じて五分の一の位置でもよい)でガス切断等の手段により締結部材7を抜脱し、母材に傷を付けないように継目板6を一定の位置で折り曲げガス切断して分割片とし、該継目板6を取り外す。
【0027】
前記分割片とした継目板6を除去することで、母材梁2Bの荷重の一部が、梁2の継手部3における上部を補強連結した継目板取替装置を介して前記仕口梁2Aに伝達されるが、前述したように、継手部3は曲げモーメントが最小となる位置に設けられており、継手部3に作用する荷重は垂直剪断力が主であるため、前記母材梁2Bに作用する荷重の一部は、固定ブロック11’に伝達され、更に締結部材12の下側のナット12bから高力ボルト12a、上側のナット12bを介して上側の支持ブロック10に伝達され、該上側の支持ブロック10の荷重は荷重伝達スペーサ18を介して前記仕口梁2Aに伝達される。
【0028】
前記分割片とした継目板6を除去した後、必要に応じて対応箇所における仕口梁2A並びに母材梁2Bのウェブ2bの錆の除去、減肉箇所の肉盛り等を行い、新しい継目板6の分割片を新しい締結部材7により取り付ける。
【0029】
以下、同様に、継目板6の締結部材7を抜脱し、補強連結強度に対応させて古い継目板6の所要位置で該継目板6を切断して分割片とし、該継目板6を取り外し、必要に応じて対応箇所における仕口梁2A並びに母材梁2Bのウェブ2bの錆の除去、減肉箇所の肉盛り等を行い、新しい継目板6の分割片を新しい締結部材7により取り付け、継目板6の取り替えが全て完了するまで繰り返して行く。
【0030】
尚、継目板8については、前記継目板6の取り替えが全て完了した後、上側の支持ブロック10と下側の支持ブロック10をそれぞれ取り外してから、圧縮側から片側ずつ交換すればよい。
【0031】
この結果、継目板6を一度に取り替えるのとは異なり、梁2の高さ、即ち梁成が2000[mm]を越えた場合に、梁2の継手部3に発生する荷重が非常に大きくなったとしても、梁継手部の補強連結装置が大型化せず、既存物との干渉や作業性の低下が問題にならなくなると共に、梁継手部の補強連結装置そのものの強度も問題とならず、信頼性が向上し且つコストアップも避けられることとなる。
【0032】
尚、梁成が2000[mm]以下の梁2に適用し、継目板取替装置の更なる小型化を図るようにしてもよい。
【0033】
又、固定ブロック11’は、継目板6の取り替えが全て完了した後、撤去してもよいが、そのまま残しておき、各種作業の足場として使用することも可能である。
【0034】
こうして、継手部3に発生する荷重が非常に大きくなる大型の梁2の継目板6を、既存物との干渉を回避しつつ作業性よく取り替えることができ、信頼性向上並びにコスト削減を図り得る。
【0035】
尚、本発明の梁継手部の継目板取替方法及び梁継手部の補強連結装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0036】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の梁継手部の継目板取替方法及び梁継手部の補強連結装置によれば、継手部に発生する荷重が非常に大きくなる大型の梁の継目板を、既存物との干渉を回避しつつ作業性よく取り替えることができ、信頼性向上並びにコスト削減を図り得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例における装置単体での斜視図である。
【図2】本発明を実施する形態の一例における装置を梁の継手部に装着した状態を表わす斜視図である。
【図3】図2のIII部詳細斜視図である。
【図4】従来例の側面図である。
【図5】図4のV部詳細斜視図である。
【図6】従来例における装置単体での斜視図である。
【図7】従来例における装置を梁の継手部に装着した状態を表わす斜視図である。
【符号の説明】
2 梁
2A 仕口梁
2B 母材梁
2b ウェブ
3 継手部
6 継目板
10 支持ブロック
11’ 固定ブロック
12 締結部材
12a 高力ボルト
12b ナット

Claims (2)

  1. 梁の継手部におけるフランジの継目板に掛け渡すように支持ブロックを配設すると共に、梁の継手部におけるウェブ両面に対してウェブの継目板をかわすように固定ブロックを固着し、前記支持ブロックと固定ブロックとを締結部材で締結することにより、梁の継手部を挟み込んで補強連結した状態で、該補強連結強度に対応させてウェブの継目板を複数分割し順次取り替えて行き、ウェブの継目板を取り替えた後、前記支持ブロックを取り外し、フランジの継目板を取り替えることを特徴とする梁継手部の継目板取替方法。
  2. 梁の継手部におけるフランジの継目板に掛け渡すように配設される支持ブロックと、
    梁の継手部におけるウェブの両面に対してウェブの継目板をかわすように固着される固定ブロックと、
    前記支持ブロックと固定ブロックとを締結することにより梁の継手部を挟み込んで補強連結する締結部材と
    を備えたことを特徴とする梁継手部の補強連結装置。
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