JPH0229217Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0229217Y2 JPH0229217Y2 JP1987063520U JP6352087U JPH0229217Y2 JP H0229217 Y2 JPH0229217 Y2 JP H0229217Y2 JP 1987063520 U JP1987063520 U JP 1987063520U JP 6352087 U JP6352087 U JP 6352087U JP H0229217 Y2 JPH0229217 Y2 JP H0229217Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- exhaust pipe
- exhaust
- pipe connection
- end surface
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、車両用エンジンの溶接によつて組立
てる排気マニホルドにおけるヘツド側フランジに
関する。
てる排気マニホルドにおけるヘツド側フランジに
関する。
(従来の技術)
組立式の排気マニホルドは、例えば特開昭61−
250326、同61−261617等によつて知られており、
鋳造品に比べて軽いため車両の軽量化に役立つて
いる。この排気マニホルドでは、排気管は、管材
を曲げ加工して作り、排気集合部は、板材を絞り
加工して作られるが、シリンダヘツドに連結する
ためのフランジには、熱歪に耐えてシリンダヘツ
ドの取付面との間の気密が維持できるように、剛
性の高い鍛造品が用いられていた。フランジとし
ては、このほかに厚手の板材からフランジ板を打
抜き、これに排気管接続穴を打抜いたものも知ら
れている。
250326、同61−261617等によつて知られており、
鋳造品に比べて軽いため車両の軽量化に役立つて
いる。この排気マニホルドでは、排気管は、管材
を曲げ加工して作り、排気集合部は、板材を絞り
加工して作られるが、シリンダヘツドに連結する
ためのフランジには、熱歪に耐えてシリンダヘツ
ドの取付面との間の気密が維持できるように、剛
性の高い鍛造品が用いられていた。フランジとし
ては、このほかに厚手の板材からフランジ板を打
抜き、これに排気管接続穴を打抜いたものも知ら
れている。
(考案が解決しようとする問題点)
前記の技術において、鍛造によるものは設備が
大がかりとなるためコスト高になり、厚手の板材
から打抜くものは、製造は容易であるが重いとい
う難点がある。
大がかりとなるためコスト高になり、厚手の板材
から打抜くものは、製造は容易であるが重いとい
う難点がある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、軽量でありながら高い剛性をもち、
かつ排気管の湾曲度を少なくすることができるフ
ランジをプレス加工により容易に作られるように
したもので、その手段は、板体に複数個の排気管
接続穴とシリンダヘツドへの取付穴を設けた排気
マニホルド用フランジにおいて、板体に排気流出
側に突出する、外周の縦フランジと傾斜端面をも
つ膨出部とを設け、この傾斜端面に排気管接続穴
を設けたことを特徴とする。
かつ排気管の湾曲度を少なくすることができるフ
ランジをプレス加工により容易に作られるように
したもので、その手段は、板体に複数個の排気管
接続穴とシリンダヘツドへの取付穴を設けた排気
マニホルド用フランジにおいて、板体に排気流出
側に突出する、外周の縦フランジと傾斜端面をも
つ膨出部とを設け、この傾斜端面に排気管接続穴
を設けたことを特徴とする。
(作用)
エンジンから排出される排気でフランジが加熱
されても、外周の縦フランジ及び膨出部によつ剛
性が大きいのでこの部分の熱歪は小さく、シリン
ダヘツドとの間の気密が不全になる隙間は生じな
い。また、排気管接続穴が傾斜端面にあるため、
湾曲量の少ない排気管が接続される。
されても、外周の縦フランジ及び膨出部によつ剛
性が大きいのでこの部分の熱歪は小さく、シリン
ダヘツドとの間の気密が不全になる隙間は生じな
い。また、排気管接続穴が傾斜端面にあるため、
湾曲量の少ない排気管が接続される。
(実施例)
以下本考案の実施例を図面によつて説明する。
第1図、第2図において、1は本考案のフランジ
の一実施例で、普通鋼板、ステンレス鋼板等の板
体をプレス成形したもので、4個の膨出部2を排
気流出側に向けて突出し、その突出方向を排気集
合流出側にα度傾けて傾斜端面3を形成し、ここ
に排気管接続穴4を設け、該穴4のまわりには、
開口作業時にバーリング加工により縦フランジ5
を形成している。
第1図、第2図において、1は本考案のフランジ
の一実施例で、普通鋼板、ステンレス鋼板等の板
体をプレス成形したもので、4個の膨出部2を排
気流出側に向けて突出し、その突出方向を排気集
合流出側にα度傾けて傾斜端面3を形成し、ここ
に排気管接続穴4を設け、該穴4のまわりには、
開口作業時にバーリング加工により縦フランジ5
を形成している。
また、このフランジ1には、外周に絞り加工に
より縦フランジ6を同一方向に突出させてその内
側に取付穴7を設け、反対側に平らな取付面8を
形成している。
より縦フランジ6を同一方向に突出させてその内
側に取付穴7を設け、反対側に平らな取付面8を
形成している。
このフランジ1は第3図に示すように排気マニ
ホルド10に取付けられ、このマニホルド10
は、排気管11、排気集合室12、触媒ケース1
3を備え、排気管11の上流端は、フランジ1の
縦フランジ4に嵌合し溶接部14によつて接続
し、下流端は排気集合室12の穴に挿入して溶接
してある。このマニホルド10は、取付穴15に
よつてエンジン本体に取付けると共に取付面8に
ガスケツトを重ねて取付穴7にボルトを通してシ
リンダブロツクに固定する。
ホルド10に取付けられ、このマニホルド10
は、排気管11、排気集合室12、触媒ケース1
3を備え、排気管11の上流端は、フランジ1の
縦フランジ4に嵌合し溶接部14によつて接続
し、下流端は排気集合室12の穴に挿入して溶接
してある。このマニホルド10は、取付穴15に
よつてエンジン本体に取付けると共に取付面8に
ガスケツトを重ねて取付穴7にボルトを通してシ
リンダブロツクに固定する。
本考案は、前記の実施例に代えて第4図の構成
により実施することができる。このフランジ20
は、膨出部2、傾斜端面3、排気管接続穴4、外
周の縦フランジ6、取付穴7、取付面8等はフラ
ンジ1と同じであるが、排気管接続穴4に縦フラ
ンジを備えない点で相違し、排気管11は傾斜端
面3に溶接部14によつて接続される。
により実施することができる。このフランジ20
は、膨出部2、傾斜端面3、排気管接続穴4、外
周の縦フランジ6、取付穴7、取付面8等はフラ
ンジ1と同じであるが、排気管接続穴4に縦フラ
ンジを備えない点で相違し、排気管11は傾斜端
面3に溶接部14によつて接続される。
以上の構成であるから、フランジ1,20の膨
出部2及び縦フランジ6に続く部分は、該膨出部
2、縦フランジ6によつて補強されているので、
排気で加熱されても取付面8に生じる熱歪は少な
い。したがつて取付面8とガスケツトの間に隙間
が生ぜず気密を維持することができる。
出部2及び縦フランジ6に続く部分は、該膨出部
2、縦フランジ6によつて補強されているので、
排気で加熱されても取付面8に生じる熱歪は少な
い。したがつて取付面8とガスケツトの間に隙間
が生ぜず気密を維持することができる。
そして、傾斜端面3のα度の傾斜により、排気
管11の湾曲を該傾斜分だけ少なくすることがで
き、これにより排気管11の曲げ加工を容易に
し、また排気管11が2重管のときは内外管の嵌
込み工程を容易にする。
管11の湾曲を該傾斜分だけ少なくすることがで
き、これにより排気管11の曲げ加工を容易に
し、また排気管11が2重管のときは内外管の嵌
込み工程を容易にする。
(考案の効果)
以上のように、本考案のフランジは、薄い板材
により形成されるから、軽く製造も容易である。
そして、膨出部及び周囲の縦フランジにより剛性
を増大しているので、熱歪を少なくおさえること
ができ、取付面とガスケツトとの間の気密性を充
分に維持することができる。
により形成されるから、軽く製造も容易である。
そして、膨出部及び周囲の縦フランジにより剛性
を増大しているので、熱歪を少なくおさえること
ができ、取付面とガスケツトとの間の気密性を充
分に維持することができる。
更に、排気管接続穴を傾斜端面に形成したの
で、排気管の湾曲度を小さくすることができ、排
気管の製作を容易にした。
で、排気管の湾曲度を小さくすることができ、排
気管の製作を容易にした。
また、厚板製のものは、シリンダヘツドへボル
トで締付けて固定するとき変形せずヘツド面に馴
じみにくいが、本考案のフランジは、適度の可撓
性をもつため多少平坦度が悪くても馴じみがよ
く、良好なシール性を確保できる。
トで締付けて固定するとき変形せずヘツド面に馴
じみにくいが、本考案のフランジは、適度の可撓
性をもつため多少平坦度が悪くても馴じみがよ
く、良好なシール性を確保できる。
第1図は本考案の1実施例の斜面図、第2図は
縦断面図、第3図は排気マニホルドの正面図、第
4図は別の実施例の縦断面図である。 2……膨出部、3……傾斜端面、4……排気管
接続穴、6……縦フランジ。
縦断面図、第3図は排気マニホルドの正面図、第
4図は別の実施例の縦断面図である。 2……膨出部、3……傾斜端面、4……排気管
接続穴、6……縦フランジ。
Claims (1)
- 板体に複数個の排気管接続穴とシリンダヘツド
への取付穴を設けた排気マニホルド用フランジに
おいて、板体に排気流出側に突出する、外周の縦
フランジと傾斜端面をもつ膨出部とを設け、この
傾斜端面に排気管接続穴を設けたことを特徴とす
る、排気マニホルド用フランジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987063520U JPH0229217Y2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987063520U JPH0229217Y2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63170521U JPS63170521U (ja) | 1988-11-07 |
JPH0229217Y2 true JPH0229217Y2 (ja) | 1990-08-06 |
Family
ID=30898825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987063520U Expired JPH0229217Y2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0229217Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10077705B2 (en) | 2013-11-19 | 2018-09-18 | Calsonic Kansei Corporation | Flange structure |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2534437Y2 (ja) * | 1992-04-27 | 1997-04-30 | フタバ産業株式会社 | 排気マニホルド取付構造 |
JP5508621B2 (ja) * | 2009-08-20 | 2014-06-04 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関における排気ガス還流装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57176652U (ja) * | 1981-05-02 | 1982-11-08 |
-
1987
- 1987-04-28 JP JP1987063520U patent/JPH0229217Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10077705B2 (en) | 2013-11-19 | 2018-09-18 | Calsonic Kansei Corporation | Flange structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63170521U (ja) | 1988-11-07 |
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