JPS637073Y2 - - Google Patents

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JPS637073Y2
JPS637073Y2 JP7136582U JP7136582U JPS637073Y2 JP S637073 Y2 JPS637073 Y2 JP S637073Y2 JP 7136582 U JP7136582 U JP 7136582U JP 7136582 U JP7136582 U JP 7136582U JP S637073 Y2 JPS637073 Y2 JP S637073Y2
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JP7136582U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、保管庫、収納庫または整理棚等の各
種物品収納ケースに関するものである。
(従来技術) この種物品収納ケースは、左右の側板と天、底
板と背板の5つのメンバーにて構成される。
従来、この種物品収納ケース、特に比較的大形
のケースの組立構造としては、上記した各メンバ
ーすべてを別々に形成し、これら各メンバーを互
いの突き合わせ端部で溶接して本体を組立てるも
のが周知であるが、これによると組立工数が多く
なり、かつ、溶接箇所が多くなることから組立性
が悪く、量産性に劣るとともにコストの点で不利
であつた。そこで、実開昭54−16727号公報に示
されているように綱板の曲げ加工により左右両側
板と天板(または左右両側板と背板)を一体に連
設し、この門形(または平面コ字形)の一体部材
と残りのメンバーとを結合してケースを組立てる
ようにしたものも公知である。しかし、これによ
ると、上記一体部材が大形であるため、いわゆる
作り勝手が悪く、組立性に劣るとともに、一体部
材の曲げ加工のためのプレス設備をはじめとして
組立ラインの設備が大形化する欠点があつた。
また、上記実開昭54−16727号公報に示された
ものにおいては、門形の一体部材とたとえば背板
とを結合するに、背板の下辺部以外の三辺部を階
段状に折曲形成し、この階段状折曲部を門形一体
部材の後端部に形成した断面コ字形の折曲部に後
側から当接させるとともに、背板の下辺部に設け
た水平な折曲部を、一体部材の両側下端部に設け
た水平折曲部に、互いの爪と孔とによつて係合さ
せる、というように、一体部材と残りのメンバー
の結合構造が複雑で、組立てが面倒となる。しか
も、その結合強度も十分とはいい難くケース全体
として組立て強度に劣るという欠点を有してい
た。
(考案の目的) 本考案は上記の点に鑑み、組立工数が少なく、
かつ作り勝手が良いとともに設備が小形ですみ、
また組立そのものが簡単でしかも頑丈な組立状態
を得ることができる物品収納ケースを提供せんと
するものである。
(考案の構成) 本考案の特徴とするところは、左右の側板と天
板と底板と背板の五メンバーを具備し、該各メン
バーのうち、一方の側板と底板、ならびに他方の
側板と天板の二メンバーずつを綱板の曲げ加工に
より〓字形に一体に連設して一対の〓字形部材を
形成し、この両〓字形部材の前端部および後端部
にそれぞれ断面コ字形の折曲部を形成する一方、
上記背板の周辺部に該折曲部に対応する断面コ字
形の係合部を形成し、上記両〓字形部材の相対向
する端部同士を突き合わせた状態で、上記背板の
係合部を上記後側折曲部に嵌め込み、かつ両〓字
形部材の前側折曲部における少なくとも上記両〓
字形部材が突き合わされて形成されたコーナー部
に固定金具を嵌め込んで成る物品収納ケース、に
存する。
(実施例) 図においてAは第1〓字形部材、Bは第2〓字
形部材、Cは背板である。第1〓字形部材Aは、
長方形綱板の曲げ加工により左側板1と底板2と
を〓字形に一体に連設して成り、かつ、該両板
1,2の前端部および後端部にそれぞれ断面コ字
形の折曲部3,4を内向きに形成するとともに、
左側板1の上端部および底板2の右端部にそれぞ
れ内向き直角にフランジ5,6を折り曲げ形成し
ている。また、前側折曲部3においてコーナー部
と側板1側および底板2側の各端部にそれぞれ金
具取付孔7…を設けている。Bは第2〓字形部材
で、同じく長方形綱板の曲げ加工により右側板8
と天板9とを〓字形に一体に連設して成り、か
つ、第1〓字形部材Aの前後の折曲部3,4およ
びフランジ5,6ならびに金具取付孔7…と全く
同一の折曲部10,11およびフランジ12,1
3ならびに金具取付孔14…をそれぞれ設けてい
る。このように、第1、第2両〓字形部材A,B
は形状的にもサイズ的にも全く同一となつてい
る。
一方、背板Cの全周辺部には、上記第1、第2
両〓字形部材A,Bの後側折曲部4,11に相対
応する断面コ字形の係合部15…を外向きに折り
曲げ形成している。なお、ここでいう折曲部4,
11および背板係合部15の断面コ字形は、コー
ナーエツジのないカール状のコ字形をも含むもの
である。また、D…は4個の固定金具で、それぞ
れ両〓字形部材A,Bの前側折曲部3,8に嵌合
しうる断面サイズをもつた四角パイプにて〓字形
に形成し、かつ、コーナー部内側に、両〓字形部
材A,Bの金具取付孔7…,14…に対応するネ
ジ孔16…を設けている。
しかして、上記各部材によつて物品収納ケース
を組立てるときは、第1、第2両〓字形部材A,
Bを、互いの側板1,8および底、天板2,9が
平行に対向し、かつ、互いの側板側フランジ5,
12が内側に、底、天板側のフランジ6,13が
外側に位置するように上下に突き合せる。こうし
て、第1、第2両〓字形部材A,Bによつて未固
定の四角筒体を形づくつた状態で、該筒体内に背
板Cを挿入し、その周辺係合部15…を両〓字形
部材A,Bの後側折曲部4,11内に圧入係合さ
せる。これにより、両〓字形部材A,Bの後端部
間に背板Cが取付けられると同時に、この背板C
によつて両〓字形部材A,B同士が後部で分離不
能に結合される。一方、両〓字形部材A,Bの前
部については、両側折曲部3,10における四つ
のコーナー部にそれぞれ固定金具D…を内嵌さ
せ、該各コーナー部の金具取付孔7…,14…お
よび固定金具D…のネジ孔16…を介してネジ1
7…で固定する。この固定金具D…により、、両
〓字形部材A,B同士が前部で分離下能に結合さ
れ、かつ、この結合部分を含めた前部コーナー部
が補強される。
このように、左右の側板1,8と底、天板2,
9の四メンバーを二メンバーずつ〓字形に一体化
したこのケースによるときは、背板Cを含めて構
成部材が3点となるため、全メンバー別々に形成
して組立てる従来のケースと比較して組立工数が
少なくてすみ、量産性が各段に向上するととも
に、コストが著しく低廉化される。また相連続す
る三つのメンバーを門形等に曲げ形成する従来構
造と比較して構成部材がいたずらに大形化せず、
いわゆる作り勝手が良くて組立性に優れるうえ、
曲げ加工のためのプレス設備をはじめとする組立
ラインの設備が小形ですむ。このため、設備費を
節減し、かつ設備スーペスを縮小することができ
る。また、背板Cの取付けを、単なる嵌め込み操
作のみによつて簡単に行うことができ、しかもこ
の背板Cによつて第1、第2両〓字形部材A,B
の後部を結合するとともに、前部は固定金具D…
によつて結合するようにしたから、ケースの組立
てが非常に簡単となる。また、この実施例ではケ
ース組立てに一切溶接を用いていないため、両〓
字形部材A,Bおよび背板Cの綱板素材としてカ
ラー綱板を使用することが可能となる。こうすれ
ば組立後の塗装行程を省略することができるた
め、ケース全体の製作工程を簡略化しうることと
なる。さらに、組立強度の点でも、第1、第2両
〓字形部材A,Bの前後両端部にそれぞれ折曲部
3,10および4,11を形成したから、該両〓
字形部材A,B自体が充分高強度に形成されるう
え、後側折曲部4,11には背板Cの係合部15
…を係合させ、前側折曲部3,10には各コーナ
ー部に固定金具D…を嵌合固定したから、ケース
を充分強固に組立てることができる。
なお、上記実施例では、固定金具Dを両〓字形
部材A,Bの前側折曲部3,10における四コー
ナー部すべてに設けたが、該金具Dは両〓字形部
材A,Bが突き合わされた2つのコーナー部のみ
に設けてもよい。また、同金具Dは、必ずしも上
記実施例のように〓字形部材A,Bにネジ止めせ
ずとも、前側折曲部3,10におけるコーナー部
に圧嵌させるのみでもよい。こうした場合でも、
両〓字形部材A,Bの前部結合機能は充分はたす
ことができる。一方、背板Cの取付けに関して、
第4図に示すように、両〓字形部材A,Bの後端
部に外向きに断面コ字形の折曲部18,19を形
成する一方、背板Cの周辺部を内向きに断面コ字
形に折り曲げて係合部20…を形成し、この係合
部20…を上記折曲部18,19に後方から係合
させた状態でネジ止めする手段をとつてもよい。
この背板取付構造によれば、ケース背面が段部の
ない平坦面状に形成されることとなる。
また、固定金具Dの変形例として、第5図に示
すような相隣接する二つのコーナー部に跨つて装
着されるコ字形、あるいは第6図に示すような四
コーナーすべてに跨つて装着される額縁状に形成
してもよい。また、同金具Dの断面形状について
も、上記実施例で挙げた角パイプ状のほか、丸パ
イプ状、丸棒状または角棒状、断面コ字形等、
種々任意に選択しうるところである。
さらに、両〓字形部材A,Bは、背板Cと固定
金具Dによつて充分強固に結合でき、かつケース
全体としても歪み変形等のおそれのない頑丈な組
立状態を充分確保できる。したがつて本考案にお
いては、基本的に他の結合手段は必要としない
が、たとえば両〓字形部材の突き合せ部分に隙間
が生じたりしないように、補助的に、該突き合わ
せ部分をスポツト溶接等にて結合してもよいこと
はいうまでもない。ただし、こうした場合は、両
〓字形部材A,Bの素材として未塗装綱板を使用
し、組立後に塗装を施すこととなる。
(考案の効効果) 以上のように本考案によれば、 構成部材が両〓字形部材と背板の三点となる
ため、全メンバー別々に形成して組立てるケー
スと比較して組立工数が少なくてすみ、量産性
が格段に向上する。
相連続する三つのメンバーを門形等に曲げ形
成する従来構造と比較して構成部材がいたずら
に大形化せず、いわゆる作り勝手が良くて組立
性にすぐれるうえ、曲げ加工のためのプレス設
備をはじめとする組立ラインの設備が小形です
む。このため、設備費を節減し、かつ設備スペ
ースを縮小することができる。
背板を単なる嵌め込み操作のみによつて取付
けることができ、しかもこの背板によつて両〓
字形部材の後部を結合し、前部は、同じく嵌め
込み式の固定金具によつて結合するようにした
から、ケースの組立が簡単となる。
両〓字形部材の後側折曲部に背板の係合部を
係合させ、同前側折曲部には、少なくとも両〓
字形部材が突き合わされて形成されたコーナー
部に固定金具を嵌着する構成であるため、両〓
字形部材と背板、および両〓字形部材同士をい
ずれも強固に結合でき、また背板および固定金
具によつてケースの前後両側を効果的に補強で
きることから、ケース全体として組立強度にす
ぐれたものとなる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は分解斜視
図、第2図は組立状態の斜視図、第3図は第2図
−線に沿う拡大断面図、第4図は背板の取付
けにかかる他の実施例を示す第3図相当図、第5
図および第6図は固定金具の変形例を示す斜視図
である。 A……第1〓字形部材、1……同部材の左側
板、2……同底板、3……同前側折曲部、4……
同後側折曲部、B……第2〓字形部材、8……同
部材の右側板、9……同天板、10……同前側折
曲部、11……同後側折曲部、C……背板、D…
…固定金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の側板と天板と底板と背板の五メンバーを
    具備し、該各メンバーのうち、一方の側板と底
    板、ならびに他方の側板と天板の二メンバーずつ
    を綱板の曲げ加工により〓字形に一体に連設して
    一対の〓字形部材を形成し、この両〓字形部材の
    前端部および後端部にそれぞれ断面コ字形の折曲
    部を形成する一方、上記背板の周辺部に該折曲部
    に対応する断面コ字形の係合部を形成し、上記両
    〓字形部材の相対向する端部同士を突き合わせた
    状態で、上記背板の係合部を上記後側折曲部に嵌
    め込み、かつ両〓字形部材の前側折曲部における
    少なくとも上記両〓字形部材が突き合わされて形
    成されたコーナー部に固定金具を嵌め込んで成る
    ことを特徴とする物品収納ケース。
JP7136582U 1982-05-14 1982-05-14 物品収納ケ−ス Granted JPS58174426U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7136582U JPS58174426U (ja) 1982-05-14 1982-05-14 物品収納ケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

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JP7136582U JPS58174426U (ja) 1982-05-14 1982-05-14 物品収納ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58174426U JPS58174426U (ja) 1983-11-21
JPS637073Y2 true JPS637073Y2 (ja) 1988-02-29

Family

ID=30080985

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7136582U Granted JPS58174426U (ja) 1982-05-14 1982-05-14 物品収納ケ−ス

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JP (1) JPS58174426U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003070560A (ja) * 2001-08-31 2003-03-11 Kyoei Ind Co Ltd 組立式収納庫

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003070560A (ja) * 2001-08-31 2003-03-11 Kyoei Ind Co Ltd 組立式収納庫

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JPS58174426U (ja) 1983-11-21

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