JPH0622571Y2 - 自動車モール用クリップ - Google Patents

自動車モール用クリップ

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JPH0622571Y2
JPH0622571Y2 JP9336188U JP9336188U JPH0622571Y2 JP H0622571 Y2 JPH0622571 Y2 JP H0622571Y2 JP 9336188 U JP9336188 U JP 9336188U JP 9336188 U JP9336188 U JP 9336188U JP H0622571 Y2 JPH0622571 Y2 JP H0622571Y2
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JP
Japan
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molding
clip
automobile
engaging portions
mall
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JP9336188U
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JPH0214817U (ja
Inventor
哲持 田村
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Katayama Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Katayama Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、主として自動車のバックウインドモールな
どの取付固定に際し好適に使用される自動車モール用ク
リップに関するものである。
(従来の技術) 従来、バックウインドモールなどの取付に当っては、通
常第3図に示すような構造のものが採用されている。
これは、ガラス1とモール2とがウレタン接着3aされ
るとともに、ガラス1とボディ4もウレタン接着3bに
より接着固定されるようになされたものである。
なお、図中5はゴムパッキン、6はスタッドボルトを示
している。
(考案が解決しようとする課題) ところが、このような接着固定による取付構造によると
きは、モール2の交換に際し、このモール2のみを交換
したい場合において、モール2を単独で取り外すことが
できず、ガラス1を含むすべての取付部分を交換しなけ
ればモール2の交換ができないという構造上の不具合が
ある。
なお、この点に関し、欧州等においては、新車を購入し
たとき最低10年は同じ車に乗るのが一般的となってお
り、この間に通常3〜4回の塗装変えをするのが常套的
となっている。
そして、この場合モールの交換は覚悟しているものの、
ガラスの交換については全く予想しておらず、このた
め、上記のようにガラス含めて交換しなければモールの
交換もできないという場合、その交換に要する合計費用
の高さに驚くこととなるとう現状がある。
そこで、この考案は、このような不具合を解消して、モ
ールのみを随時単独で交換することができるようにした
自動車モール用のクリップを提供しようとするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するための、この考案の自動車モール
用クリップの構成を、実施例に対応する図面の符号を援
用して説明すると、この考案は、基部7の上方に立設部
8が設けられ、この立設部8から、それぞれ前後方向に
長短の張出部9a、9bが形成され、この張出部9a、
9bに設けられた各係合部10a、10bによりモール
2を係合係止させるようにしたクリップに対し、一方の
係合部10aが、上記張出部9aの下方に垂下状に設け
られた荷重の受部11と連動し、モール2との係合を解
除し得るたわみ可能状態に構成されてなる自動車モール
用クリップである。
(作用) モールの交換をしたい場合には、荷重の受部を外方から
モールの内側方向に押圧することにより、係合部がたわ
み状態となり、これによりモールとの係合が解除され
て、モールを取り外すことができるようになる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面を参照することにより説
明する。
第1、2図は、この考案の実施の一例を示し、クリップ
は適宜の弾性材からなり、スタッドボルト6が埋設され
た基部7から上方に立設部8が設けられ、この立設部8
から、それぞれ前後方向に長短の張出部9a、9bが形
成される。
そして、この張出部9a、9bに対し、モール2を係合
係止させるための各係合部10a、10bが形成される
とともに、一方の張出部9aの下面において垂下状態の
もとに荷重の受部11を設け、この荷重の受部11が外
力により押圧されることにより、上記の係合部10a
が、この押圧力に連動してたわみ状態となり、このたわ
み作用によりモール2との係合状態が解除できるように
したものである。
なお、係止部10aを第1図のように張出部9aからさ
らに突出した爪片の状態とし、さらに窓孔12を開設す
るようにすれば、この係合部10aにおけるたわみ性
は、より良好なものとすることができる。
このような構成により、第2図に示すような状態のもと
に取付られているモール2を取り外すには、適宜の工具
を用い、これをモール2とガラス1との間に挿入しつ
つ、荷重の受部11を押圧させるように作用させること
により、この荷重の受部11の押圧作用に連動して係合
部10aがたわみ状態となり、その結果モール2との係
合が解除されるに至るのである。
(考案の効果) 以上の説明からも明らかなように、この考案によるとき
は、モール、クリップ、ガラスがサブアッシー状態でボ
ディに組み付けられ、モールを単独に取り外しできるこ
とから、モールのみを交換したい場合にきわめて好都合
のものとなり、しかも再使用が可能であるから、前述し
た従来のものの不具合を解消して、そのメンテナンスコ
ストを最少のものとすることができるという顕著な実用
上の効果が期待できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案のクリップの実施例を示す斜視図、
第2図は取付状態を示す断面図、第3図は従来例による
モールの取付状態を示す断面図である。 (主要符号) 7……基部 8……立設部 9a、9b……張出部 10a、10b……係合部 11……荷重の受部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基部の上方に立設部が設けられ、この立設
    部から、それぞれ前後方向に張出部が形成され、この張
    出部に設けられた各係合部によりモールを係合係止させ
    るようにしたクリップに対し、上記係合部の一方が、上
    記張出部の下方に垂下状に設けられた荷重の受部と連動
    し、モールとの係合を解除し得るたわみ可能状態に構成
    されてなる自動車モール用クリップ。
  2. 【請求項2】上記係合部の一方が、張出部からさらに突
    出状に形成された爪片である請求項1記載の自動車モー
    ル用クリップ。
JP9336188U 1988-07-13 1988-07-13 自動車モール用クリップ Expired - Lifetime JPH0622571Y2 (ja)

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JPH0214817U JPH0214817U (ja) 1990-01-30
JPH0622571Y2 true JPH0622571Y2 (ja) 1994-06-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000177383A (ja) * 1998-12-15 2000-06-27 General Kasei Kk 乗物の窓ガラス取付構造及び乗物の窓ガラスの取付方法
ES2354527T3 (es) * 2004-03-19 2011-03-15 Tamura Plastic Mfg. Co, Ltd. Visor para automóvil.

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JPH0214817U (ja) 1990-01-30

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