JPH047002Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH047002Y2 JPH047002Y2 JP1986141030U JP14103086U JPH047002Y2 JP H047002 Y2 JPH047002 Y2 JP H047002Y2 JP 1986141030 U JP1986141030 U JP 1986141030U JP 14103086 U JP14103086 U JP 14103086U JP H047002 Y2 JPH047002 Y2 JP H047002Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sun visor
- base material
- membrane
- suspended ceiling
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 24
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 22
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- -1 hardboard Substances 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は自動車のルーフパネルの下面に設け
る吊天井、特にサンバイザー収納部を有する吊天
井に関するものである。
る吊天井、特にサンバイザー収納部を有する吊天
井に関するものである。
従来の乗用車などのルーフパネルの内張り（ル
ーフライニング）は一体成形した成形ルーフと、
膜体をリフテイングワイヤを用いてルーフパネル
の下面に張つた吊天井式のものとがある。
ーフライニング）は一体成形した成形ルーフと、
膜体をリフテイングワイヤを用いてルーフパネル
の下面に張つた吊天井式のものとがある。
上記の二ツのルーフライニングのうちの成形ル
ーフは成形時にサンバイザーの収納用凹部を一体
形成できるので、サンバイザーの収納時におい
て、サンバイザーとルーフライニングの面とが一
体的となり、体裁がよいが、材料が比較的硬いの
で搭乗者の頭部などが接触したとき感触がよくな
いという問題がある。また、膜体を張る吊天井式
のものは柔らかな材料で構成されているから、搭
乗者の頭部などが接触したときの感触はよいがサ
ンバイザ−の収納用凹部が形成できないのでサン
バイザーを上げたとき、サンバイザーが膜体の下
面より突出した状態となり、邪魔になるとともに
体裁がよくないという問題があつた。
ーフは成形時にサンバイザーの収納用凹部を一体
形成できるので、サンバイザーの収納時におい
て、サンバイザーとルーフライニングの面とが一
体的となり、体裁がよいが、材料が比較的硬いの
で搭乗者の頭部などが接触したとき感触がよくな
いという問題がある。また、膜体を張る吊天井式
のものは柔らかな材料で構成されているから、搭
乗者の頭部などが接触したときの感触はよいがサ
ンバイザ−の収納用凹部が形成できないのでサン
バイザーを上げたとき、サンバイザーが膜体の下
面より突出した状態となり、邪魔になるとともに
体裁がよくないという問題があつた。
上記の問題点を解決するために、この考案はル
ーフパネルの下面に膜体を張つて吊天井を構成し
た自動車において、サンバイザー収納用凹部を一
体に形成した比較的硬い材料からなる成形基材
を、上記膜体の前部上に重ねて、膜体と成形基材
の下面とを一体に接着せしめ、この接着した膜体
の下面をサンバイザー収納用凹部とし、かつ、上
記ルーフパネル、上記膜体、上記成形基材の前端
を重ね合せてフロントウインドの上部の枠体に一
体に結合したものである。
ーフパネルの下面に膜体を張つて吊天井を構成し
た自動車において、サンバイザー収納用凹部を一
体に形成した比較的硬い材料からなる成形基材
を、上記膜体の前部上に重ねて、膜体と成形基材
の下面とを一体に接着せしめ、この接着した膜体
の下面をサンバイザー収納用凹部とし、かつ、上
記ルーフパネル、上記膜体、上記成形基材の前端
を重ね合せてフロントウインドの上部の枠体に一
体に結合したものである。
この考案は上記の構成であるから、サンバイザ
ーが不用なとき、これを上方へ回動すると、吊天
井の前部において、成形基材のサンバイザー収納
用凹部に接着せしめた膜体の下面に形成されたサ
ンバイザーの収納用凹部に、このサンバイザーが
収納されて、膜体により形成されたルーフ面とサ
ンバイザーの面とが同一の面となる。
ーが不用なとき、これを上方へ回動すると、吊天
井の前部において、成形基材のサンバイザー収納
用凹部に接着せしめた膜体の下面に形成されたサ
ンバイザーの収納用凹部に、このサンバイザーが
収納されて、膜体により形成されたルーフ面とサ
ンバイザーの面とが同一の面となる。
図面に示す実施例において、１は自動車Ａのル
ーフパネル、２はルーフパネル１の内側に張つた
膜体で、その上側に適当な間隔で、複数の袋状部
３を設け、この袋状部３に挿通したリフテイング
ワイヤ４により吊下げて吊天井Ｂとしている。
（第３図では袋状部３を省略してある）前記吊天
井Ｂの膜体２の前部上面に成形基材５を当てがつ
て、接着剤などを用いて、基材５の下面の凹部６
に膜体２を沿わせて一体に接着することにより第
２図のように、サンバイザー８の収納用の凹部７
を形成する。
ーフパネル、２はルーフパネル１の内側に張つた
膜体で、その上側に適当な間隔で、複数の袋状部
３を設け、この袋状部３に挿通したリフテイング
ワイヤ４により吊下げて吊天井Ｂとしている。
（第３図では袋状部３を省略してある）前記吊天
井Ｂの膜体２の前部上面に成形基材５を当てがつ
て、接着剤などを用いて、基材５の下面の凹部６
に膜体２を沿わせて一体に接着することにより第
２図のように、サンバイザー８の収納用の凹部７
を形成する。
また、この考案の場合は上記のルーフパネル
１、膜体２、成形基材５の前端を重ね合せてフロ
ントウインド９の上部の枠体１０に一体に結合し
ている。
１、膜体２、成形基材５の前端を重ね合せてフロ
ントウインド９の上部の枠体１０に一体に結合し
ている。
なお、上記膜体２は合成樹脂または各種繊維を
布状にしたもの、成形基材５の材料としては合成
樹脂、ハードボード、紙などの比較的硬い材料を
用いている。
布状にしたもの、成形基材５の材料としては合成
樹脂、ハードボード、紙などの比較的硬い材料を
用いている。
この考案は上記のよう自動車のルーフパネルの
下面に設けるルーフライニングの殆んど全てが膜
体からなる吊天井で構成されているから搭乗者の
頭部などが接触しても当りがきわめて柔らかであ
る。しかも、ルーフライニングの前部は比較的硬
い材料からなる成形基材が配置され、この成形基
材にサンバイザーを収納するための凹部が形成さ
れており、吊天井を構成する膜体を上記成形基材
の下面に重ねて一体に接着することによりサンバ
イザー収納用凹部としてあるから、天井全体が膜
体で覆われていて、見かけは吊天井であるがサン
バイザー収納用凹部をもつことができる。
下面に設けるルーフライニングの殆んど全てが膜
体からなる吊天井で構成されているから搭乗者の
頭部などが接触しても当りがきわめて柔らかであ
る。しかも、ルーフライニングの前部は比較的硬
い材料からなる成形基材が配置され、この成形基
材にサンバイザーを収納するための凹部が形成さ
れており、吊天井を構成する膜体を上記成形基材
の下面に重ねて一体に接着することによりサンバ
イザー収納用凹部としてあるから、天井全体が膜
体で覆われていて、見かけは吊天井であるがサン
バイザー収納用凹部をもつことができる。
さらに、ルーフパネル、膜体、成形基材の前端
を重ね合せてフロントウインドの上部の枠体に一
体に結合したことにより吊天井がたれ下つたり、
サンバイザーの収納時にサンバイザーが天井側へ
引込みすぎることがなく、サンバイザーを吊天井
のルーフ面と同一面に収納できるので見栄えがな
お一層向上する。すなわち、この考案は成形ルー
フと吊天井の優れた点を兼ね備えるという特有の
効果を有するものである。
を重ね合せてフロントウインドの上部の枠体に一
体に結合したことにより吊天井がたれ下つたり、
サンバイザーの収納時にサンバイザーが天井側へ
引込みすぎることがなく、サンバイザーを吊天井
のルーフ面と同一面に収納できるので見栄えがな
お一層向上する。すなわち、この考案は成形ルー
フと吊天井の優れた点を兼ね備えるという特有の
効果を有するものである。
第１図はこの考案の実施例を示すもので、自動
車のルーフライニングの前部を室内側から見た一
部切欠斜視図、第２図は同上の拡大縦断側面図、
第３図は同上の吊天井と成形基材の分解斜視図で
ある。 １……ルーフパネル、２……膜体、５……成形
基材、６，７……凹部、８……サンバイザー、Ａ
……自動車、Ｂ……吊天井。
車のルーフライニングの前部を室内側から見た一
部切欠斜視図、第２図は同上の拡大縦断側面図、
第３図は同上の吊天井と成形基材の分解斜視図で
ある。 １……ルーフパネル、２……膜体、５……成形
基材、６，７……凹部、８……サンバイザー、Ａ
……自動車、Ｂ……吊天井。
Claims (1)
- ルーフパネルの下面に膜体を張つて吊天井を構
成した自動車において、サンバイザー収納用凹部
を一体に形成した比較的硬い材料からなる成形基
材を、上記膜体の前部上に重ねて、膜体と成形基
材の下面とを一体に接着せしめ、この接着した膜
体の下面をサンバイザー収納用凹部とし、かつ、
上記ルーフパネル、上記膜体、上記成形基材の前
端を重ね合せてフロントウインドの上部の枠体に
一体に結合したことを特徴とするサンバイザー収
納用凹部を有する自動車吊天井。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986141030U JPH047002Y2 (ja) | 1986-09-13 | 1986-09-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986141030U JPH047002Y2 (ja) | 1986-09-13 | 1986-09-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6346255U JPS6346255U (ja) | 1988-03-29 |
| JPH047002Y2 true JPH047002Y2 (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=31048440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986141030U Expired JPH047002Y2 (ja) | 1986-09-13 | 1986-09-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH047002Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS583313B2 (ja) * | 1975-05-30 | 1983-01-20 | 株式会社日立製作所 | ジキバブルソウチ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS628202Y2 (ja) * | 1980-12-24 | 1987-02-25 | ||
| JPS583313U (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-10 | 日産デイ−ゼル工業株式会社 | 車両用サンバイザ− |
| JPS60124319U (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-22 | 日野自動車株式会社 | 車両のサンバイザ |
-
1986
- 1986-09-13 JP JP1986141030U patent/JPH047002Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS583313B2 (ja) * | 1975-05-30 | 1983-01-20 | 株式会社日立製作所 | ジキバブルソウチ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6346255U (ja) | 1988-03-29 |
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