JPH0622533B2 - 高圧殺菌装置及び方法 - Google Patents

高圧殺菌装置及び方法

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JPH0622533B2
JPH0622533B2 JP60211812A JP21181285A JPH0622533B2 JP H0622533 B2 JPH0622533 B2 JP H0622533B2 JP 60211812 A JP60211812 A JP 60211812A JP 21181285 A JP21181285 A JP 21181285A JP H0622533 B2 JPH0622533 B2 JP H0622533B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、水,ミルク、チューブ入り食品などに非常な
高圧を加えて殺菌する高圧殺菌装置及び方法に関する。
「従来技術と問題点」 飲料,食品,化粧品,医療材料,医薬品などの製造にあ
たっては、衛生および保存の観点から殺菌処理が必要と
される。
従来の殺菌処理としては、加熱によるもの,化学薬品に
よるもの,放射線や紫外線によるものがよく知られてい
るが、いずれも品質の劣化を招くおそれがある。
一方,例えば特公昭50-34117号,特公昭55-50671号,特
開昭57-22679号において、加熱と加圧とを併用して殺菌
を行う装置が開示されている。しかし、これらは65℃以
上の加熱とせいぜい12kgf/cm2以下の加圧とを行うもの
であって、品質劣化(たとえば味が変わる)を防止する
上でも殺菌効果の上でも十分満足できるものではない。
また特公昭56-24539号において、減圧状態のところへ急
に高圧不活性ガスを供給して圧力を急変させ殺菌を行う
装置が開示されているが、これは減圧のための真空ポン
プを必要とし、操作が複雑であり、さらに不活性ガスを
消費するのでコストがかかるという問題がある。
「発明の目的」 本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、品
質劣化を生じさせることなく高い殺菌効果を得ることが
でき、さらに操作しやすくコストも安価にすむ殺菌装置
及び方法を提供することを目的とする。
「発明の構成」 本発明の高圧殺菌装置は、加圧室をもつ高圧容器、前記
加圧室内において被処理物を密閉する可撓性壁体および
前記加圧室内を 500kgf /cm2以上に加圧する加圧手段
を具備して構成される。
また本発明の高圧殺菌方法は被処理物を密閉した可撓性
壁体を高圧容器内の加圧室に装填し、この加圧室内を50
0kgf/cm2以上に加圧し被処理物を加圧殺菌することを
特徴とする高圧殺菌方法として構成されている。
上記において可撓性壁体とは、例えばポリエチレン膜、
テフロン膜のようなプラスチック膜、あるいはゴム膜や
ダイヤフラムなどであり、これによって被処理物を密閉
するのは、被処理物を外部と隔離して、外部から汚染を
受けるのを防止するためである。
可撓性壁体は、仕切体として高圧容器内に取り付けられ
てもよく、被処理物を密封する袋体とされてもよい。
上記において被処理物とは、例えばミルク,ジュース,
スープ,ドリンク剤,災害対策用保存水,医薬,医療用
殺菌水,飼育無菌動物用飲料水・清浄水,動物細胞大量
培養用培地,飲み薬,注射液,クリーム,ペースト,生
肉などが挙げられる。
加圧手段は、例えば加圧室に満たした液状圧力媒体(た
とえば水)を加圧するレシプロ型ポンプを好ましい例と
して挙げることができる。
加圧力の大きさは、500kgf/cm2以上であり、好ましく
は2000kgf /cm2〜4000kgf /cm2である。加圧する時間
は、5分〜25分が好ましく、連続的に加圧しても断続的
に加圧してもよいが、断続的に加圧するのが好ましい。
レシプロ型ポンプを用いるのが好ましいのは、500kgf/
cm2以上という非常な高圧を断続的に加圧するのに最も
適しているからである。
被処理物の温度は、通常の気温範囲(5℃〜35℃)でも
よいが、タンパク質の変性を生じる温度(約60℃)以下
でかつ殺菌対象となる微生物の生存適温以上の温度範囲
とするのが好ましい。例えば殺菌対象が大腸菌類である
場合には40℃〜50℃とするのが好ましい。そこで、被処
理物を加温する加温手段を設けるのが好ましい。
本発明の高圧殺菌装置及び方法による殺菌対象として
は、例えば大腸菌,ブドウ球菌,枯草菌,サルモネラ
菌,ボツリヌス菌等を挙げることができる。
「作用」 被処理物を可撓性壁体で密閉して加圧室に入れ、上記加
圧手段により加圧室を加圧すると、可撓性壁体を介し
て、圧力が加圧室から被処理物へと伝達される。そこで
被処理物は高圧となり、後述する如き殺菌効果が得られ
る。
加圧室は加圧手段に通じているので外部から汚染される
おそれがあるが、被処理物は密閉系に保たれるから汚染
されず、殺菌後の再汚染を防止できる。
「実施例」 以下、図面を参照しつつ、実施例について説明する。
ここに第1図は本発明の一実施例の高圧殺菌装置の構成
説明図、第2図は高圧容器の他の一例の断面図、第3図
は本発明の他の実施例の高圧殺菌装置の構成説明図、第
4図(a)(b)はパックの例示外観図、第5図は圧力と大腸
菌の生存率の関係を示すデータのグラフ、第6図は温度
と大腸菌の生存率の関係を示すデータのグラフ、第7図
は加圧時間と大腸菌の生存率の関係を示すデータのグラ
フ、第8図は一定時間連続して加圧した場合と断続的に
加圧した場合の生存率の変化を示すグラフである。
第1図に示す本発明の一実施例の高圧殺菌装置1におい
て、高圧容器2の内部は、ゴム膜保持具3′で保持され
ているゴム膜3によって、処理室4と加圧室5とに液密
に仕切られている。高圧容器2の蓋部6には被処理液体
の導入孔7a と導出孔7b が設けられ、また胴部8とゴ
ム膜保持具3′には加圧室5を加圧手段18に連通する
加圧孔9が設けられている。さらに、この高圧容器2
は、プレス枠10で囲撓されている。
前記導入孔7a には、被処理液体槽12と補給ポンプ1
3と油圧行動弁14と圧送ガス供給部23とがこの順で
接続されてなる被処理液体導入手段11が連結されてお
り、一方前記導出孔7b には、油圧作動弁16と処理済
液体送17とがこの順で接続されてなる被処理液体導出
手段15が連結されている。
さらに前記加圧孔9には、レシプロ型ポンプ19と、逃
し弁20と,水槽21とからなる加圧手段18が連結さ
れている。
制御手段22は、マイクロコンピュータからなり、補給
ポンプ13,油圧作動弁14,16,ガス供給弁24,
レシプロ型ポンプ19および逃し弁20を所定の手順に
したがって駆動制御するものである。
さて、この高圧殺菌装置1の作動に際しては、まずオペ
レータが被処理液体槽12に被処理液体を入れ、油圧作
動弁14,16を開け、補給ポンプ13を作動して、被
処理液体槽12から処理室4までの流路,処理室4,処
理室4から油圧作動弁16までの流路に被処理液体を満
たす。次にレシプロ型ポンプ19を作動して水槽21の
水を加圧室5内に満たし、その後制御手段22に殺菌処
理を開始する指令を与える。
制御手段22は、まず油圧作動弁14,16および逃し
弁20を閉じ、レシプロ型加圧ポンプ19を作動させ
る。これにより加圧室5内の水は高圧となるが、その圧
力はゴム膜3を介してそのまま処理室4内の被処理液体
に加わるから、被処理液体もまた高圧となる。圧力値
は、オペレータの指令によって任意に設定できるが、少
なくとも500kgf /cm2である。後述するように、被処理
液体は高圧を加えられることによって殺菌される。
そこで上記の加圧の後、制御手段22は、レシプロ型ポ
ンプ19を停止し、逃し弁20を開いて、加圧室5の圧
力を元尾に戻し、次に、油圧作動弁16を開き、ガス伏
給弁24を開けてガス圧により被処理液体を処理室4か
ら導出する。これにより、処理室4内の殺菌済の被処理
液体が油圧作動弁16を通って処理済液体槽17へ導出
される。
導出後は、ガス供給弁24を閉じられ、再び最初の処理
(新たな被処理液体の導入)にもどる。
なお、圧送ガス供給部23を省くことも可能である。こ
のときには加圧の後、制御手段22は、レシプロ型ポン
プ19を停止し、逃し弁20を開いて、加圧室5の圧力
を元に戻し、次に、油圧作動弁16を聞き逃し弁20を
閉じ、レシプロ型ポンプ19を作動して再び加圧室を加
圧する。これによって処理室4も加圧されるが、油圧作
動弁16が開いているから、処理室4内の殺菌済の被処
理液体が油圧作動弁16を通って処理済液体槽17へ導
出される。処理室4からの被処理液体の導出量が所定量
となったことを、レシプロ型ポンプ19の作動量から検
知したら、制御手段22は、レシプロ型ポンプ19を停
止し、逃し弁20を開くと共に、油圧作動弁16を閉
じ、油圧作動弁14を開き、補給ポンプ13を作動させ
る。これによって処理室4内に新たな被処理液体が導入
される。被処理液体の導入量が所定量となったことを、
補給ポンプ13の作動量から検知したら、制御手段22
は、前述した加圧処理を再び繰返して殺菌を行う。
油圧作動弁16から処理済液体槽17までの流路が浄化
されるまでの初期の運転において得られる殺菌済の被処
理液体は、再汚染の可能性があるから廃棄されるが、そ
れ以後は殺菌された被処理液体が処理済液体槽17に汚
染されることなく次第に貯溜されることになる。
第2図は本発明に用いうる高圧容器の他の一例を示すも
ので、この高圧容器30は、3つのゴム膜31,32,
33で処理室34と加圧室35,36,37に仕切られ
ている。ゴム膜31,32,33は、それぞれ容器30
の胴部38,蓋部39,底部4に保持具41,42,4
3で保持されている。45aは被処理液体の導入孔、4
b は被処理液体の導出孔、46a ,46b ,46c
加圧用液状圧力媒体の連通孔である。
第3図は本発明の他の実施例の高圧殺菌装置50を示す
ものである。高圧容器51の内部が加圧室52になって
おり、加圧手段53が連通されている。また、圧空供給
手段54と、排水手段55が連通されている。被処理物
は可撓性袋体に密閉されてパック56とされている。
パック56はかご57に多数個入れられ、そのかご57
は蓋51a を開けて加圧室52内に入れられる。蓋51
a はネジ蓋又はプレス枠体で内圧を保持できるような構
造である。
蓋51a を閉じ、ポンプ53a を作動して水を加圧室5
2に注入する。水は、加温手段58で例えば40゜〜5
0゜に加温されている。
加圧装置53b を作動して、加圧し、殺菌する。このと
き加圧減圧を繰返して殺菌効果を高めるのが好ましい。
加圧殺菌後、圧空供給手段54から圧空を供給し、排水
手段55から排水する。
蓋51a を開けて、かご57を取り出せば、殺菌したパ
ック56が得られる。
第4図(a)は、パックの一例であり、例えばハンバーグ
をポリエチレン製袋に真空パックしたものである。第4
図(b)はジュースを密封したものである。
上記のように、被処理物を可撓性袋体にパックする方式
では、保存,輸送等の取扱いに便利であり、加圧殺菌を
再度行うことも容易である。したがって、一定時間ごと
に加圧殺菌を繰返して、非常に長期間保存することも可
能となる。特に、真空パックとすれば、残存する菌の増
殖が抑制されるので保存上好ましいものとなる。
第5図〜第6図は、500kgf/cm2以上の高圧を加えるこ
とによって好適に殺菌を行いうることを示すデータであ
り、大腸菌ATCC 25992を108個/mlとなるように混和
した水を被処理液体とし、温度T,圧力Pで加圧処理を
行い、処理後の大腸菌の生存率を定量培養法の平板塗抹
法(寒天の平板上に菌液をうすく塗布し、37℃に1夜
放置し、1つの菌が成長して出来た菌群の数を目視によ
り数えることにより菌液中の菌の定量する方法)により
調べたものである。
第5図は圧力Pを連続的に5分間かけた場合の圧力Pと
生存率の関係を示すもので、a,b,c,c′,d,
d′はそれぞれ温度Tを5℃,20℃,40℃,40℃,50
℃,50℃としたものである。
第6図は、圧力Pを500kgf/cm2とした場合の温度Tと
生存率を関係をeに示し、また、圧力Pを1000kgf/cm2
とした場合の温度Tと生存率の関係をf,g,hに示す
もので、e,f,g,hはそれぞれ圧力を連続的に5分
間,5分間,15分間,25分間かけたものである。
第7図は、圧力Pを1000kgf/cm2とし温度Tを20℃とし
た場合の加圧時間と生存率の関係をiに示し、また圧力
Pを2000kgf/cm2とし、温度Tを50℃とした場合の加圧
時間と生存率の関係をjに示したものである。
第8図は、温度Tを20℃とした場合において圧力Pを連
続的に5分間かけたときの圧力Pと生存率の関係をk
(これは第3図に示すbと同じものである)に示し、一
方、圧力Pを1分間かけた後30秒間常圧(1kgf /cm
2)に戻すことを5回繰返したときの圧力Pと生存率の
関係をlに示している。また温度Tを20℃,圧力Pを40
00kgf /cm2として3分間加圧した後30秒間常圧に戻
すことを5回繰返したときの生存率をm点に、さらに温
度Tを50℃,圧力Pを2000kgf /cm2として1分間加圧
したのち常圧に30秒間戻すことを5回繰返したときの
生存率をn点に示したものである。
第5図〜第8図のグラフを検討すれば、圧力Pを500kgf
/cm2以上とすることにより有効な殺菌効果を得られる
ことが分かる。具体例として、例えば生存率1/2を有
効の判定基準とすると、温度Tを45℃以上にして500kg
/cm2以上の圧力を5分間以上連続して加えれば有効で
ある。加圧時間を長くするか又は断続的に加圧するよう
にすれば、温度Tをさらに下げても有効である。
さらに、温度Tを40℃以上にすると共に圧力Pを3000kg
f /cm2以上とすれば、5分間以上の連続加圧によって
完全殺菌を行うことができる。また温度Tを50℃以上に
すると共に圧力Pを2000kgf/cm2以上とすれば、15分間
以上の連続加圧もしくは1分間の加圧の後30秒間常圧
に戻すことを5回以上繰返すことによって完全殺菌を行
うことができる。また圧力Pを4000kgf /cm2として3
分間の加圧の後30秒間常圧に戻すことを5回以上繰返
せば、最も殺菌効果が低くなる温度T=20℃においても
完全殺菌を行うことができるようになるから、つまりは
温度Tに関係なく完全殺菌を行うことができる。
「発明の効果」 本発明の高圧殺菌装置は、加圧室をもつ高圧容器、前記
加圧室内において被処理物を密閉する可撓性壁体および
前記加圧室内を500 kgf /cm2以上に加圧する加圧手段
を具備してなり、前記加圧室を加圧することにより前記
可撓性壁体を介し被処理物を間接的に 500kgf /cm2
上に加圧し殺菌するようにしたことを特徴とするもので
あり、これによれば、温度変性や化学変性などの品質劣
化を生じさせずに高い殺菌効果を得ることができると共
に、被処理対象が完全に密閉系となるから外部からの汚
染を防止することもできる。また安全性,操作性,経済
性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の高圧殺菌装置の構成説明
図、第2図は高圧容器の他の一例の断面図、第3図は本
発明の他の実施例の高圧殺菌装置の構成説明図、第4図
(a)(b)はパックの例示外観図、第5図は圧力と大腸菌の
生存率の関係を示すデータのグラフ、第6図は温度と大
腸菌の生存率の関係を示すデータのグラフ、第7図は加
圧時間と大腸菌の生存率の関係を示すデータのグラフ、
第8図は一定時間連続して加圧した場合と断続的に加圧
した場合の生存率の変化を示すグラフである。 (符号の説明) 1,50……高圧殺菌装置 2,51……高圧容器 3……ゴム膜、4……処理室、 5……加圧室、7a ……導入孔 7b ……導出孔、9……加圧孔 11……被処理液体導入手段 15……被処理液体導出手段 18,53……加圧手段、22……制御手段 56……パック。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加圧室をもつ高圧容器、前記加圧室内にお
    いて被処理物を密閉する可撓性壁体および前記加圧室内
    を500kgf/cm2以上に加圧する加圧手段を具備してな
    り、前記加圧室を加圧することにより前記可撓性壁体を
    介し被処理物を間接的に500kgf/cm2以上に加圧し殺菌
    するようにしたことを特徴とする高圧殺菌装置。
  2. 【請求項2】加圧室内に、液状圧力媒体が充填されてな
    る特許請求の範囲第1項記載の高圧殺菌装置。
  3. 【請求項3】液状圧力媒体が水である特許請求の範囲第
    2項記載の高圧殺菌装置。
  4. 【請求項4】可撓性壁体が、高圧容器の内部に取り付け
    られた仕切体であって、高圧容器の内部を、加圧室と、
    被処理物を導入する処理室とに分画している特許請求の
    範囲第1,第2または第3項記載の高圧殺菌装置。
  5. 【請求項5】処理室に被処理物を直接的に導入する導入
    口及び導出する導出口を設けた特許請求の範囲第4項記
    載の高圧殺菌装置。
  6. 【請求項6】ガス圧により、処理室中の被処理物を処理
    室外に導出するようにした特許請求の範囲第5項記載の
    高圧殺菌装置。
  7. 【請求項7】ガス圧により高圧殺菌後の処理室中の被処
    理物を処理室外に導出するようにした特許請求の範囲第
    5項記載の高圧殺菌装置。
  8. 【請求項8】加圧室への液状圧力媒体の加圧供給によっ
    て、高圧殺菌後の被処理物を処理室外に導出するように
    した特許請求の範囲第5項記載の高圧殺菌装置。
  9. 【請求項9】可撓性壁体が、被処理物を密閉する袋体で
    あって、加圧室から取り出し可能である特許請求の範囲
    第1,第2または第3項記載の高圧殺菌装置。
  10. 【請求項10】袋体が真空パックである特許請求の範囲
    第5項記載の高圧殺菌装置。
  11. 【請求項11】被処理物を加温する加温手段をさらに具
    備してなる特許請求の範囲第1,第2,第3,第4,第
    5,第6,第9又は第10項記載の高圧殺菌装置。
  12. 【請求項12】可撓性壁体に密封した被処理物を、一定
    期間毎に加圧殺菌を繰り返して長期間保存する特許請求
    の範囲第1項記載の高圧殺菌装置。
  13. 【請求項13】被処理物を密封した可撓性壁体を高圧容
    器内の加圧室に装填し、この加圧室内を500kgf/cm2
    上に加圧し被処理物を加圧殺菌することを特徴とする高
    圧殺菌方法。
  14. 【請求項14】加圧室内に、液状圧力媒体が充填されて
    なる特許請求の範囲第13項記載の高圧殺菌方法。
  15. 【請求項15】液状圧力媒体が水である特許請求の範囲
    第14項記載の高圧殺菌方法。
  16. 【請求項16】可撓性壁体が、高圧容器の内部に取り付
    けられた仕切体であって、高圧容器の内部を、加圧室
    と、被処理物を導入する処理室とに分画している特許請
    求の範囲第12,第14または第15項記載の高圧殺菌方法。
  17. 【請求項17】処理室に被処理物を直接的に導入する導
    入口及び導出する導出口を設けた特許請求の範囲第16項
    記載の高圧殺菌方法。
  18. 【請求項18】ガス圧により、処理室中の被処理物を処
    理室外に導出するようにした特許請求の範囲第17項記載
    の高圧殺菌方法。
  19. 【請求項19】ガス圧により高圧殺菌後の処理室中の被
    処理物を処理室外に導出するようにした特許請求の範囲
    第17項記載の高圧殺菌方法。
  20. 【請求項20】加圧室への液状圧力媒体の加圧供給によ
    って、高圧殺菌後の被処理物を処理室外に導出するよう
    にした特許請求の範囲第17項記載の高圧殺菌方法。
  21. 【請求項21】可撓性壁体が、被処理物を密閉する袋体
    であって、加圧室から取り出し可能である特許請求の範
    囲第13,第14または第15項記載の高圧殺菌方法。
  22. 【請求項22】袋体が真空パックである特許請求の範囲
    第21項記載の高圧殺菌方法。
  23. 【請求項23】被処理物を加温する加温手段をさらに具
    備してなる特許請求の範囲第13,第14,第15,第16,第
    17,第18,第21又は第22項記載の高圧殺菌方法。
  24. 【請求項24】可撓性壁体に密封した被処理物を、一定
    期間毎に加圧殺菌を繰り返して長期間保存する特許請求
    の範囲第13項記載の高圧殺菌方法。
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