JPH0622332A - 輝度信号/色信号分離回路とテレビジョン受像機または映像信号記録再生装置 - Google Patents
輝度信号/色信号分離回路とテレビジョン受像機または映像信号記録再生装置Info
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- JPH0622332A JPH0622332A JP4176562A JP17656292A JPH0622332A JP H0622332 A JPH0622332 A JP H0622332A JP 4176562 A JP4176562 A JP 4176562A JP 17656292 A JP17656292 A JP 17656292A JP H0622332 A JPH0622332 A JP H0622332A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 輝度信号/色信号分離回路において、垂直方
向に輝度信号または色信号の変化がある画面においてそ
の境界で発生するクロスルミナンス及びクロスカラ−を
無くし、安定した映像を供給することを目的とする。 【構成】 映像信号の色副搬送波周波数付近だけを通過
させる帯域制限フィルタ6と、前記帯域制限フィルタ6
の出力を1水平走査期間遅延させる1ライン遅延回路7
と、前記1ライン遅延回路7の出力と前記帯域制限フィ
ルタ6の出力の和を取る加算器8と、前記加算器8の出
力を反転させる反転器9と、前記反転器9の出力と前記
1ライン遅延回路7の出力と前記帯域制限フィルタ6の
出力のうち中間の値を持つ信号を選ぶ中間値選択回路1
0と、前記帯域制限フィルタ6の出力から前記中間値選
択回路10の出力を引く第一減算器11と、映像信号か
ら前記第一減算器11の出力を引く第二減算器12から
なる。
向に輝度信号または色信号の変化がある画面においてそ
の境界で発生するクロスルミナンス及びクロスカラ−を
無くし、安定した映像を供給することを目的とする。 【構成】 映像信号の色副搬送波周波数付近だけを通過
させる帯域制限フィルタ6と、前記帯域制限フィルタ6
の出力を1水平走査期間遅延させる1ライン遅延回路7
と、前記1ライン遅延回路7の出力と前記帯域制限フィ
ルタ6の出力の和を取る加算器8と、前記加算器8の出
力を反転させる反転器9と、前記反転器9の出力と前記
1ライン遅延回路7の出力と前記帯域制限フィルタ6の
出力のうち中間の値を持つ信号を選ぶ中間値選択回路1
0と、前記帯域制限フィルタ6の出力から前記中間値選
択回路10の出力を引く第一減算器11と、映像信号か
ら前記第一減算器11の出力を引く第二減算器12から
なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はNTSC方式のカラ−テ
レビジョン受像機や映像信号記録再生装置に関するもの
であり、特に改良された輝度信号と色信号の分離回路
(以下、輝度信号/色信号分離回路と記す。)に関する
ものである。
レビジョン受像機や映像信号記録再生装置に関するもの
であり、特に改良された輝度信号と色信号の分離回路
(以下、輝度信号/色信号分離回路と記す。)に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラ−テレビジョン受像機は大画
面化に伴い高画質化が要求されるようになってきた。な
かでも、画質を大きく左右する輝度信号色信号分離回路
の性能改善が求められている。
面化に伴い高画質化が要求されるようになってきた。な
かでも、画質を大きく左右する輝度信号色信号分離回路
の性能改善が求められている。
【0003】以下に従来の輝度信号/色信号分離回路に
ついて説明する。図3は従来の輝度信号/色信号分離回
路のブロック構成図を示すものであり、図3において、
1は映像信号を1水平走査期間遅延させる1ライン遅延
回路である。2は映像信号から前記1ライン遅延回路の
出力を引く第一減算器である。3は前記減算器の出力振
幅を半分にする減衰器である。4は前記減衰器3の出力
のうち色副搬送波周波数付近だけを通過させて色信号を
つくる帯域制限フィルタである。5は映像信号から前記
帯域制限フィルタの出力を引き輝度信号をつくる第二減
算器である。
ついて説明する。図3は従来の輝度信号/色信号分離回
路のブロック構成図を示すものであり、図3において、
1は映像信号を1水平走査期間遅延させる1ライン遅延
回路である。2は映像信号から前記1ライン遅延回路の
出力を引く第一減算器である。3は前記減算器の出力振
幅を半分にする減衰器である。4は前記減衰器3の出力
のうち色副搬送波周波数付近だけを通過させて色信号を
つくる帯域制限フィルタである。5は映像信号から前記
帯域制限フィルタの出力を引き輝度信号をつくる第二減
算器である。
【0004】以上のように構成された従来の輝度信号色
信号分離回路において、以下その動作について説明す
る。まず、入力映像信号はライン遅延回路1で1水平走
査期間遅延される。ここで、NTSC方式では1水平走
査期間ごとに色副搬送波の位相が180度ずれているこ
とから、第一減算器2で映像信号と1水平走査期間遅延
した映像信号の差をとることにより輝度信号が打ち消さ
れ色信号成分だけが残る。そして、減衰算器3でこのう
ちの必要な色副搬送波周波数付近だけを取り出すことで
最終的に色信号を得る。また、帯域制限フィルタ4で映
像信号から色信号を引くことにより輝度信号を得る。
信号分離回路において、以下その動作について説明す
る。まず、入力映像信号はライン遅延回路1で1水平走
査期間遅延される。ここで、NTSC方式では1水平走
査期間ごとに色副搬送波の位相が180度ずれているこ
とから、第一減算器2で映像信号と1水平走査期間遅延
した映像信号の差をとることにより輝度信号が打ち消さ
れ色信号成分だけが残る。そして、減衰算器3でこのう
ちの必要な色副搬送波周波数付近だけを取り出すことで
最終的に色信号を得る。また、帯域制限フィルタ4で映
像信号から色信号を引くことにより輝度信号を得る。
【0005】
【解決しようとする課題】しかしながら前記のような構
成では、図4に示すように垂直方向に輝度信号または色
信号の変化がある映像信号が入ってきた場合、1水平走
査期間前の映像信号との差を取るために垂直方向の輝度
信号または色信号の境目には輝度信号への色信号成分の
漏れ込みであるクロスルミナンスと色信号への輝度信号
成分の漏れ込みであるクロスカラ−が発生するという問
題点を有していた。
成では、図4に示すように垂直方向に輝度信号または色
信号の変化がある映像信号が入ってきた場合、1水平走
査期間前の映像信号との差を取るために垂直方向の輝度
信号または色信号の境目には輝度信号への色信号成分の
漏れ込みであるクロスルミナンスと色信号への輝度信号
成分の漏れ込みであるクロスカラ−が発生するという問
題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、、垂直方向に輝度信号または色信号の変化があるよ
うな映像信号に対してもクロスルミナンスとクロスカラ
−の少ない安定した映像を得ることのできる輝度信号色
信号分離回路を提供することを目的とする。
で、、垂直方向に輝度信号または色信号の変化があるよ
うな映像信号に対してもクロスルミナンスとクロスカラ
−の少ない安定した映像を得ることのできる輝度信号色
信号分離回路を提供することを目的とする。
【0007】
【解決するための手段】この目的を達成するために本発
明の輝度信号色信号分離回路は、映像信号の色副搬送波
周波数付近だけを通過させる帯域制限フィルタと、前記
帯域制限フィルタの出力を1水平走査期間遅延させる1
ライン遅延回路と、前記1ライン遅延回路の出力と前記
帯域制限フィルタの出力の和を取る加算器と、前記加算
器の出力を反転させる反転器と、前記反転器の出力と前
記1ライン遅延回路の出力と前記帯域制限フィルタの出
力のうち中間の値を持つ信号を選ぶ中間値選択回路と、
前記帯域制限フィルタの出力から前記中間値選択回路の
出力を引いて色信号をつくる第一減算器と、映像信号か
ら前記第一減算器の出力を引いて輝度信号をつくる第二
減算器からなる構成を有している。
明の輝度信号色信号分離回路は、映像信号の色副搬送波
周波数付近だけを通過させる帯域制限フィルタと、前記
帯域制限フィルタの出力を1水平走査期間遅延させる1
ライン遅延回路と、前記1ライン遅延回路の出力と前記
帯域制限フィルタの出力の和を取る加算器と、前記加算
器の出力を反転させる反転器と、前記反転器の出力と前
記1ライン遅延回路の出力と前記帯域制限フィルタの出
力のうち中間の値を持つ信号を選ぶ中間値選択回路と、
前記帯域制限フィルタの出力から前記中間値選択回路の
出力を引いて色信号をつくる第一減算器と、映像信号か
ら前記第一減算器の出力を引いて輝度信号をつくる第二
減算器からなる構成を有している。
【0008】
【作用】この構成によって、まず前記帯域制限フィルタ
で映像信号の中の色副搬送波周波数付近だけを取り出
す。そしてその信号とそれを前記1ライン遅延回路で1
水平走査期間遅延した信号と前記加算器でその両者の和
を取った信号を前記中間値選択回路で垂直方向の色信号
の変化を検出し、輝度信号または色信号の変化がない場
合には前記加算器の出力をそのまま出力し前記第一減算
器で1水平走査期間遅延する前の信号との差を取り色信
号を得、前記第二減算器で映像信号から色信号を引くこ
とにより輝度信号を得、従来の輝度信号色信号分離回路
と同じ輝度信号と色信号が出力される。しかし、垂直方
向に輝度信号の変化がある場合にはその境界では前記中
間値選択回路は1水平走査期間遅延する前の信号を出力
するため前記第一減算器の出力は打ち消され零となり色
信号出力に現れるクロスカラ−を無くすことができると
同時に、輝度信号出力に現れるクロスルミナンスも無く
すことができる。また、垂直方向に色信号の変化がある
場合にはその境界では前記中間値選択回路は1水平走査
期間遅延した後の信号を出力するため零となり前記第一
減算器の出力は1水平走査期間遅延される前の信号がそ
のまま出力され色信号出力に現れるクロスカラ−を無く
すことができると同時に、輝度信号出力に現れるクロス
ルミナンスも無くすことができる。
で映像信号の中の色副搬送波周波数付近だけを取り出
す。そしてその信号とそれを前記1ライン遅延回路で1
水平走査期間遅延した信号と前記加算器でその両者の和
を取った信号を前記中間値選択回路で垂直方向の色信号
の変化を検出し、輝度信号または色信号の変化がない場
合には前記加算器の出力をそのまま出力し前記第一減算
器で1水平走査期間遅延する前の信号との差を取り色信
号を得、前記第二減算器で映像信号から色信号を引くこ
とにより輝度信号を得、従来の輝度信号色信号分離回路
と同じ輝度信号と色信号が出力される。しかし、垂直方
向に輝度信号の変化がある場合にはその境界では前記中
間値選択回路は1水平走査期間遅延する前の信号を出力
するため前記第一減算器の出力は打ち消され零となり色
信号出力に現れるクロスカラ−を無くすことができると
同時に、輝度信号出力に現れるクロスルミナンスも無く
すことができる。また、垂直方向に色信号の変化がある
場合にはその境界では前記中間値選択回路は1水平走査
期間遅延した後の信号を出力するため零となり前記第一
減算器の出力は1水平走査期間遅延される前の信号がそ
のまま出力され色信号出力に現れるクロスカラ−を無く
すことができると同時に、輝度信号出力に現れるクロス
ルミナンスも無くすことができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0010】図1において、6は映像信号の色副搬送波
周波数付近だけを通過させる帯域制限フィルタ、7は前
記帯域制限フィルタ6の出力を1水平走査期間遅延させ
る1ライン遅延回路、8は前記1ライン遅延回路7の出
力と前記帯域制限フィルタ6の出力の和を取る加算器、
9は前記加算器8の出力を反転させる反転器、10は前
記反転器9の出力と前記1ライン遅延回路7の出力と前
記帯域制限フィルタ6の出力のうち中間の値を持つ信号
を選ぶ中間値選択回路、11は前記帯域制限フィルタ6
の出力から前記中間値選択回路10の出力を引いて色信
号をつくる第一減算器、12は映像信号から前記第一減
衰器11の出力を引いて輝度信号をつくる第二減算器で
ある。
周波数付近だけを通過させる帯域制限フィルタ、7は前
記帯域制限フィルタ6の出力を1水平走査期間遅延させ
る1ライン遅延回路、8は前記1ライン遅延回路7の出
力と前記帯域制限フィルタ6の出力の和を取る加算器、
9は前記加算器8の出力を反転させる反転器、10は前
記反転器9の出力と前記1ライン遅延回路7の出力と前
記帯域制限フィルタ6の出力のうち中間の値を持つ信号
を選ぶ中間値選択回路、11は前記帯域制限フィルタ6
の出力から前記中間値選択回路10の出力を引いて色信
号をつくる第一減算器、12は映像信号から前記第一減
衰器11の出力を引いて輝度信号をつくる第二減算器で
ある。
【0011】以上のように構成された輝度信号色信号分
離回路において、図2を用いてその動作を説明する。ま
ず前記帯域制限フィルタ6で映像信号の中の色副搬送波
周波数付近だけを取り出す。そしてその信号とそれを前
記1ライン遅延回路7で1水平走査期間遅延した信号と
前記加算器8でその両者の和を取った信号を前記中間値
選択回路10で垂直方向の色信号の変化を検出する。図
2に示すように垂直方向に輝度信号または色信号の変化
がない場合には前記中間値選択回路10は1水平走査期
間遅延した信号を出力し前記第一減算器11で1水平走
査期間遅延する前の信号との差を取り色信号を得、前記
第二減算器12で映像信号から色信号を引くことにより
輝度信号を得、従来の輝度信号色信号分離回路と同じ輝
度信号と色信号が出力される。しかし、図2に示すよう
に垂直方向に輝度信号の変化がある場合には、その境界
では前記中間値選択回路は1水平走査期間遅延する前の
信号を出力するため前記第一減算器の出力は打ち消され
零となり色信号出力に現れるクロスカラ−を無くすこと
ができると同時に、輝度信号出力に現れるクロスルミナ
ンスも無くすことができる。また、垂直方向に色信号の
変化がある場合にはその境界では前記中間値選択回路は
1水平走査期間遅延した後の信号を出力するため零とな
り前記第一減算器の出力は1水平走査期間遅延される前
の信号がそのまま出力され色信号出力に現れるクロスカ
ラ−を無くすことができると同時に、輝度信号出力に現
れるクロスルミナンスも無くすことができる。
離回路において、図2を用いてその動作を説明する。ま
ず前記帯域制限フィルタ6で映像信号の中の色副搬送波
周波数付近だけを取り出す。そしてその信号とそれを前
記1ライン遅延回路7で1水平走査期間遅延した信号と
前記加算器8でその両者の和を取った信号を前記中間値
選択回路10で垂直方向の色信号の変化を検出する。図
2に示すように垂直方向に輝度信号または色信号の変化
がない場合には前記中間値選択回路10は1水平走査期
間遅延した信号を出力し前記第一減算器11で1水平走
査期間遅延する前の信号との差を取り色信号を得、前記
第二減算器12で映像信号から色信号を引くことにより
輝度信号を得、従来の輝度信号色信号分離回路と同じ輝
度信号と色信号が出力される。しかし、図2に示すよう
に垂直方向に輝度信号の変化がある場合には、その境界
では前記中間値選択回路は1水平走査期間遅延する前の
信号を出力するため前記第一減算器の出力は打ち消され
零となり色信号出力に現れるクロスカラ−を無くすこと
ができると同時に、輝度信号出力に現れるクロスルミナ
ンスも無くすことができる。また、垂直方向に色信号の
変化がある場合にはその境界では前記中間値選択回路は
1水平走査期間遅延した後の信号を出力するため零とな
り前記第一減算器の出力は1水平走査期間遅延される前
の信号がそのまま出力され色信号出力に現れるクロスカ
ラ−を無くすことができると同時に、輝度信号出力に現
れるクロスルミナンスも無くすことができる。
【0012】以上のようにこの実施例によれば、映像信
号の色副搬送波周波数付近だけを通過させる帯域制限フ
ィルタ6と、前記帯域制限フィルタ6の出力を1水平走
査期間遅延させる1ライン遅延回路7と、前記1ライン
遅延回路7の出力と前記帯域制限フィルタ6の出力の和
を取る加算器8と、前記加算器8の出力を反転させる反
転器9と、前記反転器9の出力と前記1ライン遅延回路
7の出力と前記帯域制限フィルタ6の出力のうち中間の
値を持つ信号を選ぶ中間値選択回路10と、前記帯域制
限フィルタ6の出力から前記中間値選択回路10の出力
を引いて色信号をつくる第一減算器11と、映像信号か
ら前記第一減衰器11の出力を引いて輝度信号をつくる
第二減算器12を設けることにより、垂直方向に輝度信
号または色信号の変化がある画面においてその境界で発
生するクロスルミナンス及びクロスカラ−を無くすこと
ができる。
号の色副搬送波周波数付近だけを通過させる帯域制限フ
ィルタ6と、前記帯域制限フィルタ6の出力を1水平走
査期間遅延させる1ライン遅延回路7と、前記1ライン
遅延回路7の出力と前記帯域制限フィルタ6の出力の和
を取る加算器8と、前記加算器8の出力を反転させる反
転器9と、前記反転器9の出力と前記1ライン遅延回路
7の出力と前記帯域制限フィルタ6の出力のうち中間の
値を持つ信号を選ぶ中間値選択回路10と、前記帯域制
限フィルタ6の出力から前記中間値選択回路10の出力
を引いて色信号をつくる第一減算器11と、映像信号か
ら前記第一減衰器11の出力を引いて輝度信号をつくる
第二減算器12を設けることにより、垂直方向に輝度信
号または色信号の変化がある画面においてその境界で発
生するクロスルミナンス及びクロスカラ−を無くすこと
ができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明は、映像信号の色副
搬送波周波数付近だけを通過させる帯域制限フィルタ
と、前記帯域制限フィルタの出力を1水平走査期間遅延
させる1ライン遅延回路と、前記1ライン遅延回路の出
力と前記帯域制限フィルタの出力の和を取る加算器と、
前記加算器の出力を反転させる反転器と、前記反転器の
出力と前記1ライン遅延回路の出力と前記帯域制限フィ
ルタの出力のうち中間の値を持つ信号を選ぶ中間値選択
回路と、前記帯域制限フィルタの出力から前記中間値選
択回路の出力を引いて色信号をつくる第一減算器と、映
像信号から前記減衰器の出力を引いて輝度信号をつくる
第二減算器を設けることにより、垂直方向に輝度信号ま
たは色信号の変化がある画面においてその境界で発生す
るクロスルミナンス及びクロスカラ−をなくすことがで
きる優れた輝度信号色信号分離回路を実現できるもので
ある。
搬送波周波数付近だけを通過させる帯域制限フィルタ
と、前記帯域制限フィルタの出力を1水平走査期間遅延
させる1ライン遅延回路と、前記1ライン遅延回路の出
力と前記帯域制限フィルタの出力の和を取る加算器と、
前記加算器の出力を反転させる反転器と、前記反転器の
出力と前記1ライン遅延回路の出力と前記帯域制限フィ
ルタの出力のうち中間の値を持つ信号を選ぶ中間値選択
回路と、前記帯域制限フィルタの出力から前記中間値選
択回路の出力を引いて色信号をつくる第一減算器と、映
像信号から前記減衰器の出力を引いて輝度信号をつくる
第二減算器を設けることにより、垂直方向に輝度信号ま
たは色信号の変化がある画面においてその境界で発生す
るクロスルミナンス及びクロスカラ−をなくすことがで
きる優れた輝度信号色信号分離回路を実現できるもので
ある。
【図1】本発明の実施例における輝度信号/色信号分離
回路のブロック構成図
回路のブロック構成図
【図2】実施例における輝度信号色/信号分離回路の動
作説明のための信号波形図
作説明のための信号波形図
【図3】従来の輝度信号/色信号分離回路のブロック構
成図
成図
【図4】従来の輝度信号/色信号分離回路の動作説明の
ための信号波形図
ための信号波形図
7 1ライン遅延回路 6 帯域制限フィルタ 8 加算器 9 反転器 10 中間値選択回路 11,12 減算器
Claims (2)
- 【請求項1】 映像信号の色副搬送波周波数付近だけを
通過させる帯域制限フィルタと、前記帯域制限フィルタ
の出力を1水平走査期間遅延させる1ライン遅延回路
と、前記1ライン遅延回路の出力と前記帯域制限フィル
タの出力の和を取る加算器と、前記加算器の出力を反転
させる反転器と、前記反転器の出力と前記1ライン遅延
回路の出力と前記帯域制限フィルタの出力のうち中間の
値を持つ信号を選ぶ中間値選択回路と、前記帯域制限フ
ィルタの出力から前記中間値選択回路の出力を引いて色
信号をつくる第一減算器と、映像信号から前記第一減算
器の出力を引いて輝度信号をつくる第二減算器を具備
し、垂直方向に輝度信号または色信号の変化がある画面
においてその境界で発生するクロスルミナンス及びクロ
スカラ−を無くすことを特徴とする輝度信号/色信号分
離回路。 - 【請求項2】 請求項1の輝度信号/色信号分離回路を
具備してなるカラ−テレビジョン受像機または映像信号
記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4176562A JP3052582B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 輝度信号/色信号分離回路とテレビジョン受像機または映像信号記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4176562A JP3052582B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 輝度信号/色信号分離回路とテレビジョン受像機または映像信号記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622332A true JPH0622332A (ja) | 1994-01-28 |
JP3052582B2 JP3052582B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=16015744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4176562A Expired - Fee Related JP3052582B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 輝度信号/色信号分離回路とテレビジョン受像機または映像信号記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052582B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010014194A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Nitta Ind Corp | 継手ベルト及びベルトの継手加工方法 |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP4176562A patent/JP3052582B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010014194A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Nitta Ind Corp | 継手ベルト及びベルトの継手加工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3052582B2 (ja) | 2000-06-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |