JP2000092511A - 揮度信号、色信号分離回路 - Google Patents

揮度信号、色信号分離回路

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JP2000092511A
JP2000092511A JP10270551A JP27055198A JP2000092511A JP 2000092511 A JP2000092511 A JP 2000092511A JP 10270551 A JP10270551 A JP 10270551A JP 27055198 A JP27055198 A JP 27055198A JP 2000092511 A JP2000092511 A JP 2000092511A
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Osamu Saionji
修 西園寺
Masahiro Nishii
正廣 西井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のロジカルコムフィルタ方式によるY/
C分離では、輝度信号が垂直方向で非相関になる場合に
クロスカラー妨害が発生する。 【解決手段】 遅延回路11、12は入力複合映像信号
を色副搬送波の位相が反転する水平走査期間だけ遅延さ
せ、バンドパスフィルタ13〜15は複合映像信号から
色副搬送波の周波数帯域を通過帯域として信号0H、1
H、2Hを得る。中間値検出回路29は信号0H及び2
Hを反転した信号と信号1Hから輝度信号の非相関性を
検出する。第2及び第3の中間値検出回路30、31は
信号1Hと信号0H又は信号2Hと無信号とを入力し
て、各信号1Hと0H又は2Hとの相関性を検出する。
減算器33、34は信号1Hから中間値検出値を減算し
てノイズ成分を除去する。中間値検出回路32は、中間
値検出回路29の出力と両減算器の出力の中間値を色信
号として検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーテレビジョ
ン受像機等において、複合映像信号から輝度信号(Y)
と色信号(C)を分離抽出する揮度信号、色信号分離
(Y/C分離)回路に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーテレビやビデオテープレコーダ,
レーザーディスクプレーヤ,ビデオプリンタ等は、NT
SC方式やPAL方式でカラー映像信号を処理してい
る。
【0003】これら方式では、原色信号を画面の明るさ
を示す輝度信号と色相と彩度を示す色信号に変換し、色
信号で色副搬送波を変調して搬送色信号を得、この搬送
色信号を輝度信号の高域部分に周波数多重した複合映像
信号として伝送し、受信機側では複合映像信号から輝度
信号(Y)と色信号(C)に分離し、これら輝度信号と
色信号からカラー映像を再現している。
【0004】色副搬送波周波数は、水平走査周波数及び
フレーム周波数の1/2の奇数倍に選ぶことで、その周
波数スペクトルを輝度信号の周波数スペクトルの間に位
置させる周波数インタリービングを行う。
【0005】この周波数インタリービングによる白黒テ
レビ画面上の現象は、色副搬送波周波数が水平走査周波
数の1/2の奇数倍になるため、図4に示すように、1
水平走査毎に色副搬送波の位相が反転し、ドットパター
ンも走査線毎に反転し、視覚的に妨害が目立ちにくくな
る。また、色副搬送波周波数は、フレーム周波数の1/
2の奇数倍にもなっているため、図5に示すように、位
相がフレーム毎にも反転し、ドットパターンは視覚的に
は時間方向でも打ち消され(平均化され)、妨害が目立
ちにくくなる。
【0006】周波数インタリービングによる複合映像信
号から、輝度信号と色信号を分離する方法として、複合
映像信号を色副搬送波周波数(NTSC方式では3. 5
8MHZ )のトラップに通過させることで輝度信号のみ
を取り出し、これに並行して複合映像信号を3. 58M
HZ ±0. 5MHZ のバンドパスフィルタを通過させる
ことで搬送色信号を取り出す方法がある。
【0007】この方法では、輝度信号が色信号に漏れ込
むことによるクロスカラー妨害が発生したり、色信号が
輝度信号の通過帯域に入り込むことによるドット妨害が
発生する。
【0008】このような欠点を解決する方法として、輝
度信号の垂直相関性と色副搬送波の位相が1H(1水平
走査期間)毎に反転していることを利用してY/C分離
を行う「くし形フィルタ」を使ったものがある。
【0009】このフィルタは、例えば、図6に示すブロ
ック図になり、複合映像信号を遅延回路1で1H(1水
平走査期間)だけ遅らせた信号と現在の複合映像信号と
を減算回路2で減算することで輝度信号成分を減衰さ
せ、この信号を3.58MHZを通過帯域とするバンド
パスフィルタ3を通すことで色信号Cを得る。また、複
合映像信号を遅延回路4で一定時間遅延させて色信号と
の時間合わせを行い、この複合映像信号から減算器5で
色信号を減算することで輝度信号Yを得る。なお、PA
L方式の場合は、色信号の位相が2H毎に反転するた
め、遅延回路1は2Hの遅れとする。
【0010】このような「くし形フィルタ」によるY/
C分離は、色副搬送波信号が垂直方向で相関性がない場
合、信号劣化が生じてしまう。すなわち、垂直方向で色
副搬送波信号が非相関になる部分では輝度信号Yに色副
搬送波信号が残り、ドット妨害を発生させ、輝度信号を
劣化させてしまう。また、色副搬送波信号も非相関部に
おいてレベルが低下し、垂直解像度が劣化する。
【0011】この不都合を解消するものとして、輝度信
号と色副搬送波信号とのパターンの差を利用したいわゆ
るロジカルコムフィルタがある。このロジカルコムフィ
ルタを用いた従来のY/C分離回路は、図7に示すブロ
ック構成のものがある。
【0012】同図において、遅延回路11、12は、複
合映像信号をそれぞれ1Hづつ遅延させることで画面の
3水平走査ライン分の複合映像信号を得る。バンドパス
フィルタ13、14、15は、色副搬送波周波数に合わ
せた通過帯域とし、各ラインの複合映像信号からそれぞ
れ色信号成分とこの帯域になる輝度信号成分を抽出す
る。これら信号成分のうち色信号については、互いに1
Hづつ前後した色信号成分、すなわち画面の垂直方向で
同じ水平走査位置になる信号0H,1H,2Hと呼ば
れ、信号1Hに対して信号0Hが1ライン前で、信号2
Hが1ライン後の信号になる。
【0013】ブロック16〜25は、ロジカルコムフィ
ルタを構成する。反転アンプ16、17は、色信号0
H、2Hをそれぞれ反転させた信号を得る。最大値回路
18は信号0Hの反転信号と信号1Hの信号とのうち最
大値を出力し、最大値回路19は信号1Hと信号2Hの
反転信号とのうち最大値を出力する。同様に、最小値回
路20は、信号0Hの反転信号と信号1Hの信号とのう
ち最小値を出力し、最小値回路21は信号1Hと信号2
Hの反転信号とのうち最小値を出力する。
【0014】最小値回路22は両最大値回路18と19
の出力のうちの最小値を出力し、最大値回路23は両最
小値回路20と21の最大値を出力する。加算器24は
最小値回路22の出力と最大値回路23の両出力を加算
し、減衰器25は加算器24の出力を1/2に減衰させ
て色信号Cの出力を得る。
【0015】減算器26は、遅延回路11を経た複合映
像信号から色信号Cを減算することで輝度信号Yを得
る。
【0016】このロジカルコムフィルタは、時間の次元
で相関性を有する信号0H,1H,2Hのパターンの変
化によってフィルタリングを行う。図8は、隣接する信
号0H,1H,2H間のパターン変化を示し、同図の
(a)では信号1Hに対してその前後の信号0Hと2H
の相関性が極めて強いダイレクトパターンの場合を示
し、(b)では信号1Hに対してその後の信号2Hや前
の信号0Hのみが変化するステップパターンの場合を示
す。これら相関性の強い変化に対して、(c)では信号
1Hに対してその前後の信号0Hと2Hのパターンが変
化する、つまり垂直方向で相関性がないノイズ性のパル
スパターンになる。
【0017】ロジカルコムフィルタは、このノイズ性の
パルスパターンを抑圧した信号に変換することによりド
ット妨害を抑圧することができる。図7中には、信号0
Hが無信号で信号1H及び2Hが相関性をもつ場合の色
副搬送波の変化を示し、信号0Hが無信号となって相関
性がない場合にも色信号Cが得られることを示す。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】図9は、ロジカルコム
フィルタの動作例を示し、同図の(a)〜(d)には、
色副搬送波信号が垂直方向での相関がない場合でもドッ
ト妨害を抑圧した色信号Cが得られることを示す。同図
の(a)や(b)では輝度信号や色信号に強い相関性が
あるダイレクトパターンになる場合を示し、(c)や
(d)では信号2Hが無信号や位相反転したステップパ
ターンになる場合を示し、これら何れの場合も正規の色
副搬送波を得てドット妨害を抑圧できる。
【0019】このようなロジカルコムフィルタは、輝度
信号の垂直相関性と色副搬送波の位相が1水平期間毎に
反転していることを利用している。すなわち、ロジカル
コムフィルタでは、色副搬送波信号が垂直方向での相関
性がない場合であってもドット妨害が生じることはな
い。
【0020】しかし、ロジカルコムフィルタは、色副搬
送波信号の垂直方向での相関でパターン抑圧を行うた
め、輝度信号が垂直方向で非相関になる場合に誤動作
し、クロスカラー妨害が発生してしまい、輝度信号を劣
化させてしまう。
【0021】この原因は、ロジカルコムフィルタがいわ
ゆるパターン抑圧によるY/C分離を行うため、パター
ン抑圧されるべき信号パターンと、パターン抑圧される
べきでない信号パターンのちょうど真ん中のパターンが
ロジカルコムフィルタにより変にパターン抑圧されるた
めである。
【0022】図9の(e)〜(h)にはパターン抑圧の
例を示す。(e)では信号0Hが無信号、信号1Hと2
Hの位相が逆になり、クロスカラーが発生するのを色信
号Cを1/2に抑圧することでクロスカラーを抑圧す
る。同様に、(f)では信号0Hと1Hの位相が逆にな
り、クロスカラーが発生するのを色信号Cを1/2に抑
圧することでクロスカラーを抑圧する。
【0023】(g)では信号0H、2Hが無信号になる
場合、(h)では信号1Hが無信号になる場合であり、
これらの場合ではドット妨害が発生するのを色信号Cを
1/2に抑圧することでドット妨害を抑圧する。
【0024】これらパターン抑圧された色信号Cを使っ
て、減算器26で複合映像信号から色信号Cを除去する
とき、輝度信号が垂直方向で非相関であると誤動作し、
クロスカラー妨害が発生してしまい、輝度信号を劣化さ
せてしまう。
【0025】本発明の目的は、輝度信号が垂直方向で非
相関である場合のクロスカラー妨害を無くし、また、信
号1Hのみが有る場合や無い場合のドット妨害を無くし
たY/C分離回路を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、第1の中間値検出回路により信号0H及び
2Hをそれぞれ反転した信号と信号1Hの3ラインから
中間値を検出することで輝度信号の非相関性を検出し、
2つの第2及び第3の中間値検出回路により信号1Hと
0H又は2Hとの間の2ラインの相関性を検出し、第4
の中間値検出回路によりこれら3つの出力を比較するこ
とで最適な色信号を得るようにしたもので、以下の構成
を特徴とする。
【0027】入力複合映像信号からロジカルコムフィル
タ方式で輝度信号と色信号を分離するY/C分離回路で
あって、入力複合映像信号に含まれる色副搬送波の位相
が反転する水平走査期間だけ該複合映像信号を遅延させ
る第1の遅延回路と、前記第1の遅延回路で遅延した複
合映像信号を前記水平走査期間だけ遅延させる第2の遅
延回路と、前記第1及び第2の遅延回路で遅延させた2
つの複合映像信号及び入力複合映像信号からそれぞれ色
副搬送波の周波数帯域の信号0H、1H、2Hを得る3
つのバンドパスフィルタと、前記信号0H及び2Hを反
転した信号と前記信号1Hとを入力とし、各入力の中間
値を検出する第1の中間値検出回路と、前記信号1Hと
前記信号0H及び無信号とを入力とし、各入力の中間値
を検出する第2の中間値検出回路と、前記信号1Hから
前記第2の中間値検出回路の出力を減算する第1の減算
器と、前記信号1Hと前記信号2H及び無信号とを入力
とし、各入力の中間値を検出する第3の中間値検出回路
と、前記信号1Hから前記第3の中間値検出回路の出力
を減算する第2の減算器と、前記第1の中間値検出回路
の出力と前記第1及び第2の減算器の出力を入力とし、
各入力の中間値を色信号として検出する第4の中間値検
出回路と、を備えたことを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
Y/C分離回路のブロック図であり、図7と同等の部分
は同一符号を付して示す。
【0029】バンドパスフィルタ13〜15は、色副搬
送波信号に通過帯域を持つことから色信号成分とこの帯
域の輝度信号成分を通過させる。反転アンプ27と28
は、信号0Hと2Hを反転させる。中間値検出回路29
〜32は、図2の(a)に機能構成例を示すように、信
号入力A〜Cの互いの最大値を抽出し、各最大値のうち
の最小値を抽出して中間値出力とする。例えば、図2の
(b)に中間値検出例を示すように、中間値出力は信号
A〜Cのうちの第2位のものが抽出される。
【0030】第1の中間値検出回路29は、信号1Hと
信号0H及び2Hの反転信号について3ライン間の相関
性を抽出する。
【0031】この回路29は、信号0Hと2Hを反転し
た信号と信号1Hを入力している。すなわち、信号1H
に対して、信号0H及び2Hは色信号としては同位相に
なるようにしている。換言すれば、バンドパスフィルタ
BPF13〜15の通過帯域の輝度信号成分としては信
号1Hに対して信号0Hと信号2Hが反転アンプ27、
28で反転される。
【0032】このため、第1の中間値検出回路29で
は、色信号に相関性がある場合、入力信号A〜Cが共に
同じ位相を持つことになり、信号0Hと1Hと2Hの相
関性が図8のダイレクトパターンに相当し、必ず色信号
成分を抽出できる。同様に、信号1Hに対して信号0H
又は2Hと相関がある場合には入力信号Bに対して信号
A、Cの何れか一方と相関性があるため図8のステップ
パターンに相当し、必ず色信号成分を抽出できる。そし
て、色信号に相関が無い場合、入力信号Bに対して信号
A,Cが逆位相又は無信号になり、信号0Hと1Hと2
Hの相関性が図8のパルスパターンに相当し、結果とし
て輝度信号の非相関信号が出力される。
【0033】次に、第2及び第3の中間値検出回路30
と31は、1H信号に対して1ライン前の信号0H又は
1ライン後の信号2Hとの2ライン間の相関性を検出す
る。
【0034】回路30では、入力信号Aを無信号とし、
信号1Hに対して信号0Hの位相が同相か逆相かを判定
する。ここで、色信号ではライン毎に位相が反転してい
るため、信号BとCが逆相になり、色信号に相関があれ
ば出力は無信号レベル”0”になる。したがって、この
出力を減算器33で信号1Hから減算するも信号1Hの
ままになる。しかし、色信号に相関がなければその成分
が出力され、これを減算器33で信号1Hから減算する
ことになる。
【0035】つまり、回路30では、信号1Hと0Hの
色信号に相関があれば減算器33にはそのままの信号1
Hを得、ドット妨害を無くした信号1Hを得る。逆に、
相関がなければ輝度信号が現れ、これをノイズ成分(又
は非相関成分)として処理するため、減算器33にはノ
イズ成分を信号1Hから減算し、ノイズ成分を除去し
た、つまりクロスカラー妨害を無くした信号1Hを得
る。
【0036】同様に、回路31では、入力信号Cを無信
号とし、信号2Hと1Hの色信号に相関性があるか否か
を検出し、信号1Hと2Hの色信号に相関があれば減算
器34にはドット妨害を無くした信号1Hを得、相関が
なければこれをノイズ成分(又は非相関成分)として処
理するため、減算器34にはノイズ成分を信号1Hから
減算し、クロスカラー妨害を無くした信号1Hを得る。
【0037】次に、第4の中間値検出回路32は、第1
の中間値検出回路29及び減算器33、34を通した第
2及び第3の中間値検出回路30、31からの各出力
(信号1H)を入力信号A,B,Cとして入力し、これ
ら入力から第1の中間値検出回路29からの出力に最も
相関性が高い出力を取り出して色信号Cとする。
【0038】すなわち、第2及び第3の中間値検出回路
30、31により信号1Hとその前後の信号0Hと2H
との間の2ラインで相関性を検出した信号1Hを得てお
き、これら信号と第1の中間値検出回路29からの信号
1Hと比較することにより最適な色信号Cを得る。
【0039】図3は、本実施形態における動作波形例を
示し、信号0H、1H、2Hの変化に対する色信号Cの
出力を示す。同図の(a)〜(d)の場合は図9と同様
の色信号Cになる。(e)及び(f)では輝度信号Yが
非相関になる場合であり、色信号Cとしては無信号に
し、従来では1/2に抑圧した信号になるためクロスカ
ラー妨害が発生するのに対して、本実施形態ではクロス
カラー妨害を無くすことができる。
【0040】第3図の(g)では信号1Hのみが存在
し、信号0H、2Hが無信号の場合であり、色信号Cと
しては信号1Hのままを得る。(h)では信号1Hが無
信号の場合であり、色信号Cとしては無信号にする。こ
れらの場合、従来では1/2に抑圧した信号になるため
ドット妨害が発生するのに対して、本実施形態ではドッ
ト妨害を無くすことができる。
【0041】なお、本実施形態では、水平走査ライン間
の相関性を基に色信号を分離する場合を示すが、フレー
ム間の水平走査ライン間の相関性から色信号を分離する
こともできる。また、NTSC方式の映像信号からY/
C分離をする場合を示すが、PAL方式に適用する場合
には遅延回路11、12として複合映像信号をそれぞれ
2水平期間だけ遅延させる構成にすることで対応でき
る。
【0042】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、第1の
中間値検出回路により輝度信号の非相関性を検出し、第
2及び第3の中間値検出回路により信号1Hと0H又は
2Hとの間の2ラインの相関性を検出し、第4の中間値
検出回路によりこれら3つの出力を比較することで最適
な色信号を得るようにしたため、輝度信号が垂直方向で
非相関である場合のクロスカラー妨害や信号1Hのみが
有る場合や無い場合のドット妨害を無くした色信号及び
輝度信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すY/C分離回路図。
【図2】実施形態における中間値検出回路と中間値検出
例。
【図3】実施形態における動作波形。
【図4】色信号のライン毎のインタリーブの関係を示す
図。
【図5】色信号のフィールド毎のインタリーブの関係を
示す図。
【図6】ラインくし型フィルターのブロック図。
【図7】従来のロジカルコムフィルタを用いたY/C分
離回路図。
【図8】信号0H、1H、2Hの相関性パターン図。
【図9】従来のロジカルコムフィルタの動作波形。
【符号の説明】
11、12…遅延回路 13、14、15…バンドパスフィルタ 26、33、34…減算器 27、28…反転アンプ 29、30、31、32…中間値検出回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5C066 AA03 BA02 BA03 CA07 DC02 EC13 EF15 GA03 GA04 GA05 GA27 KA05 KC04 KC06 KC09 KD06 KD07 KE02 KE09

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力複合映像信号からロジカルコムフィ
    ルタ方式で輝度信号と色信号を分離する揮度信号、色信
    号分離回路であって、 入力複合映像信号に含まれる色副搬送波の位相が反転す
    る水平走査期間だけ該複合映像信号を遅延させる第1の
    遅延回路と、 前記第1の遅延回路で遅延した複合映像信号を前記水平
    走査期間だけ遅延させる第2の遅延回路と、 前記第1及び第2の遅延回路で遅延させた2つの複合映
    像信号及び入力複合映像信号からそれぞれ色副搬送波の
    周波数帯域の信号0H、1H、2Hを得る3つのバンド
    パスフィルタと、 前記信号0H及び2Hを反転した信号と前記信号1Hと
    を入力とし、各入力の中間値を検出する第1の中間値検
    出回路と、 前記信号1Hと前記信号0H及び無信号とを入力とし、
    各入力の中間値を検出する第2の中間値検出回路と、 前記信号1Hから前記第2の中間値検出回路の出力を減
    算する第1の減算器と、 前記信号1Hと前記信号2H及び無信号とを入力とし、
    各入力の中間値を検出する第3の中間値検出回路と、 前記信号1Hから前記第3の中間値検出回路の出力を減
    算する第2の減算器と、 前記第1の中間値検出回路の出力と前記第1及び第2の
    減算器の出力を入力とし、各入力の中間値を色信号とし
    て検出する第4の中間値検出回路と、を備えたことを特
    徴とする揮度信号、色信号分離回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100674940B1 (ko) 2005-01-13 2007-01-26 삼성전자주식회사 적응적 시공간 다방향 y/c분리를 위한 디지털 영상 신호처리 장치 및 방법

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KR100674940B1 (ko) 2005-01-13 2007-01-26 삼성전자주식회사 적응적 시공간 다방향 y/c분리를 위한 디지털 영상 신호처리 장치 및 방법

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