JPH06222393A - アクティブデバイス - Google Patents

アクティブデバイス

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JPH06222393A
JPH06222393A JP861293A JP861293A JPH06222393A JP H06222393 A JPH06222393 A JP H06222393A JP 861293 A JP861293 A JP 861293A JP 861293 A JP861293 A JP 861293A JP H06222393 A JPH06222393 A JP H06222393A
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JP
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electrode
active device
active
ferroelectric
film
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JP861293A
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Atsushi Hatta
敦司 八田
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、例えば液晶素子等の電気光
学素子に用いるアクティブデバイス、特に基板の上に強
誘電体を介して上下に電極が設けられ、前記電極とオー
バーラップする部分の強誘電体を能動部分としたアクテ
ィブデバイスにおいて、前記能動部分における強誘電体
の振動に起因する剥離を防止して、素子出力の経時変化
が小さく、すこぶる寿命および信頼性の向上したアクテ
ィブデバイスを提供する事を目的とする。 【構成】 基板上に形成された第1電極、前記第1電極
上に形成された強誘電体、前記強誘電体上に形成された
第2電極、前記第2電極と接続するように形成された第
3電極を有し、少なくとも前記第1電極の一部と第3電
極の一部が、前記強誘電体を介してオーバーラップする
事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明のアクティブデバイスは強
誘電性を利用するものであり、例えば強誘電性を利用し
液晶容量層に電圧を印加、保持する液晶ディスプレイに
用いられるものに関し、その構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭62−161582、62
−161584(図2)および特開昭62−27939
2に示すようなアクティブデバイスが知られていた。特
開昭62−161582、62−161584の構造は
次の様である。基板1の上に第1電極2が設けられ、そ
の上に強誘電体3が設けられ、その上に、第2電極4が
設けられている。
【0003】図2において1は硝子等の絶縁基板が用い
られ、2はITOが用いられ、3はVDF/TrFE
(フッ化ビニリデン/トリフルオロエチレン)共重合体
が用いられ、4はAlが用いられている。
【0004】特開昭62−279392は、前記特開昭
62−161582、62−161584の強誘電体3
と第2電極4の間に、絶縁体を設けた構成である。
【0005】前記第1電極2の一部と第2電極4の一部
は、前記強誘電体3を介してオーバーラップする様に設
けられており、その第1電極2の一部と第2電極4の一
部のオーバラップ部分の強誘電体をアクティブデバイス
の能動部分として用いるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のア
クティブデバイスには、以下のような問題があった。す
なわち、アクティブデバイスとして動作させるために
は、前記強誘電体3に分極を生じさせ、その分極の極性
(正負)を反転させる必要がある。そのために前記第1
電極2と第2電極4との間に交流電圧を印加する。とこ
ろが、強誘電体3は圧電性を有するために、電圧を印加
することにより、次式で示される歪みx x=dV (ここで、dは圧電歪み定数、Vは印加電圧
を示す) を生じる。
【0007】そのため、前述の様に交流電圧を印加し、
極性を反転させることにより、それに応じて強誘電体の
能動部分、すなわち第1電極2と第2電極4のオーバー
ラップ部の強誘電体3に振動が生じる。
【0008】この振動が原因となって、従来のアクティ
ブデバイスでは、第2電極4が強誘電体3の能動部分に
おいて剥離する不具合があった。
【0009】この剥離は第2電極4の膜応力が大きいほ
どその程度が大きい。膜応力はその膜厚に比例して大き
くなるという関係があるので、前記第2電極4と強誘電
体3との剥離を小さくするには、第2電極4の膜応力が
可能な限り小さい、すなわち第2電極4を可能な限り薄
くすればよい。
【0010】ところが、前記理由から第2電極4を薄く
してやると、配線抵抗が大きくなり、アクティブデバイ
スとして動作しにくくなる、あるいは動作しなくなると
いう不具合が生じてくる。配線抵抗を考慮すると、第2
電極4の膜厚はある程度厚いほうがよく、薄くするには
限界があった。そのため、前記膜応力を小さくする事が
できず、前記剥離を抑える事は非常に困難であった。
【0011】このため第1電極2と第2電極4との間に
隙間が生じ、間隔が大きくなって強誘電体3に分極を生
じさせるのに充分な電圧を印加できなくなる。その結
果、自発分極の反転が充分に行なわれなくなり、アクテ
ィブデバイスの素子出力(第2電極4に接続された容量
成分に印加する電圧)が低下する。しかも上記の剥離は
時間と共に増大するため、素子の特性も時間と共に低下
する等の問題があった。
【0012】本発明は前記従来の問題点を克服するため
のもので、前述のようなデバイス能動部分における剥離
を防止して、耐久性および信頼性の高いアクティブデバ
イスを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、以下の構成としたものである。すなわ
ち、本発明によるアクティブデバイスは、基板上に形成
された第1電極、前記第1電極上に形成された強誘電
体、前記強誘電体上に形成された第2電極、前記第2電
極と接続するように形成された第3電極を有する事を特
徴とする。
【0014】また、前記第3電極の膜厚が50〜200
Åである事を特徴とする。
【0015】
【実施例】以下、本発明によるアクティブデバイスおよ
びその製造方法を図に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
【0016】(実施例1)図1は本発明によるアクティ
ブデバイスの一実施例を示すもので、同図(a)は平面
図、同図(b)は(a)におけるX−X線断面図であ
る。なお前記図2と同様の機能を有する部材には同一の
符号を付して説明する。
【0017】本実施例は、前記従来のアクティブデバイ
スが、基板1上に第1電極2と強誘電体3および第2電
極4とをその順に設け、さらに第1電極2の一部と第2
電極4の一部が、前記強誘電体3を介してオーバーラッ
プするように設けたのに対し、前記第2電極4と接続す
るように第3電極5を設け、第1電極2の一部と第3電
極5の一部が、前記強誘電体3を介してオーバーラップ
するように設けたものである。
【0018】前記基板1として本実施例においては硝子
基板が用いられ、第1電極2としてはITO、強誘電体
3としてはVDF/TrFE(フッ化ビニリデン/トリ
フルオロエチレン)共重合体、第2電極4としてはAl
が用いられている。また第3電極5としてはCrを用い
たものである。
【0019】前記第1電極2の一部と第3電極5の一部
は、上記強誘電体3を介してオーバーラップするように
設けられており、そのオーバラップ部分の強誘電体がア
クティブデバイスの能動部分として機能する。
【0020】上記のように、第2電極4が強誘電体3の
能動部分の真上に存在する構造では、前記強誘電体3の
振動が原因となって、第2電極4が前記能動部分におい
て剥離する不具合があった。またそれを避けるため、前
述のように第2電極4の膜応力を小さくする、すなわち
膜厚を小さくしていくと、配線抵抗が大きくなり、アク
ティブデバイスとして動作しなくなるという不具合があ
った。
【0021】しかし、本実施例のように前記能動部分の
真上のみ膜厚の小さい第3電極5を設け、その他は膜厚
の大きい、すなわち配線抵抗の小さい第2電極4に接続
する構造にした場合、第3電極5の面積は第2電極4の
面積に比較して非常に小さいので、あるいは小さく設計
する事が可能なので、第2電極4の膜厚が同じ場合は、
全体の配線抵抗は従来構造の場合とほとんど変わらな
い。
【0022】そのため、前記第3電極の膜厚を自由に薄
くする事ができ、前記能動部分の真上に、膜応力の非常
に小さい電極の形成が可能となり、強誘電体3の上部
に、密着状態の良好な電極を形成でき、前記振動による
剥離を激減する事が可能である。
【0023】その結果、前記強誘電体3とその上部電極
がアクティブデバイスの動作中に剥離するのが防止さ
れ、アクティブデバイスの出力の経時変化を極力小さく
して素子寿命を大幅に増大させることが可能となるもの
である。
【0024】なお前記図1においては、1つのアクティ
ブデバイスを示したが、前記と同様の構成のものを、例
えばマトリックス状に多数配列してもよい。その場合
は、第2電極を横方向につなぐラインとして用いる事が
できる。
【0025】次に、図4に従い本実施例のアクティブデ
バイスの製造法を簡単に説明する。
【0026】 まず、硝子基板(例えば、無アルカリ
ガラス)1を洗浄し、その上にスパッタリング法あるい
は蒸着法によりITOを製膜する。製膜したITOをフ
ォトリソグラフィー法を用いてパターニングし、第1電
極2を形成する。
【0027】 次に、その第1電極2および硝子基板
1の表面にVDF/TrFE共重合体をジオキサンと混
合したものをスピンコーター法により塗布する。その
後、それを前記VDF/TrFE共重合体のキュリー点
以上融点以下の温度で、窒素雰囲気で10時間アニール
し、室温近く(できれば80から60℃以下)まで約4
時間で徐冷し強誘電体3を形成する。
【0028】 次に、前記強誘電体5の表面に蒸着法
あるいはスパッタリング法により所定の膜厚のAlを製
膜する。製膜したAlをフォトリソグラフィー法を用い
てパターニングし、所定の膜厚の第2電極4を形成す
る。
【0029】 そして最後に、その第2電極4および
強誘電体3の表面に蒸着法あるいはスパッタリング法に
より所定の膜厚のCrを製膜する。製膜したCrをフォ
トリソグラフィー法を用いてパターニングし、所定の膜
厚の第3電極5を形成する。
【0030】なお、強誘電体3の材料であるVDF/T
rFE共重合体は、ジオキサンを含むエーテル・ケトン
類、あるいはアミン等の極性の強い溶剤に溶けるため、
スピンコート法により製膜できる事が知られている。さ
らにそれをキュリー点以上融点以下の温度でアニール、
徐冷を行う事により大きな強誘電性を示す事も知られて
おり、上記のように強誘電体3をキュリー点以上融点以
下の温度でアニール、徐冷を行ったのは上記の理由によ
る。
【0031】強誘電体3の融点は、VDFとTrFEと
の共重合体のVDF含有量や結晶型およびそのボリュー
ムパーセントによって異なる。融点を求めるにはDSC
法等の示差熱分析を用いてもよいし、強誘電体3を融点
以上に加熱し、室温まで大気中放置により急冷すると膜
荒れが生じるため膜荒れの有無により求めてもよい。そ
の膜荒れは金属類顕微鏡(1000以下の倍率)で容易
に観察することができる。
【0032】上記のようにして製造されたアクティブデ
バイスは、前述のようにアクティブデバイス能動部分の
電極を自由かつ可能な限り薄くしてやる事ができるもの
で、従来のように膜厚の厚い電極を用いた場合には、ア
クティブデバイス能動部分において強誘電体3とその上
部電極はテープ剥離試験で簡単に剥がれたが、上記実施
例のように電極を薄くした場合には、60℃、90%の
耐湿放置試験後においても同一の試験で強誘電体3とそ
の上部電極において剥がれを生じなかった。
【0033】また、上記アクティブデバイスの構造は、
前述の強誘電体3の振動にも強く、従来の膜厚の厚い電
極を用いた場合には、素子出力が初期の半分になる時間
は、10時間であったが、本実施例のように能動部分の
電極を薄くした場合には、前記時間が5000〜600
0時間となった。そのため後述するアクティブデバイス
を用いた液晶素子の寿命も10時間から5000〜60
00時間に延ばすことができた。
【0034】なお、前記の製造方法における、、
の工程で、第1、第2、第3の電極2、4、5を設ける
のはスパッタリング、蒸着法に限る必要はなく、その他
の方法を用いてもよい。また、それらをパターニングす
るのはフォトリソグラフィー法に限る必要はなく、印刷
法等を用いてもよいし、マスク蒸着やスパッタ法等を用
いてパターニングを省いてもよい。
【0035】前記の製造方法におけるの工程におい
て、VDF/TrFE共重合体と混合する有機溶剤はジ
オキサンに限る必要はなく、エーテル・ケトン類、ある
いはアミン等の極性の強い溶剤を用いてもよい。
【0036】さらに前記の工程において、強誘電体3
を設けるのは、スピンコート法に限る必要はなく、キャ
スト法やコート法もしくは印刷法等を用いてもよい。
【0037】さらに、前記の工程において、キュリー
点以上融点以下にアニールするのは10時間に限る必要
はなくそれより長くても短くてもよい。また加熱後の徐
冷時間は4時間に限る必要はなくそれより長くても短く
てもよい。また、加熱、徐冷するのは窒素雰囲気に限る
必要はなく、不活性ガス雰囲気あるいは酸素を含むガス
中で行ってもよい。
【0038】第1電極2はITOに限る必要はなく、他
の透明電極でもよい。第2電極4および第3電極5はA
lに限る必要はなく、他の金属や導電性物質を用いても
よい。第2電極4と第3電極5は同じ材料を用いてもよ
い。
【0039】強誘電体3の膜厚は1800Å程度が望ま
しいが、それより厚くても薄くてもよい。
【0040】第2電極4の膜厚は1000Å以上が望ま
しいが、条件によってはそれより薄くてもよい。
【0041】第3電極5の膜厚は1000Å以下が望ま
しいが、条件によってはそれより厚くてもよい。
【0042】強誘電体3はVDF/TrFE共重合体に
限る必要はなく、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、
VDF/TeFE(フッ化ビニリデン/テトラフルオロ
エチレン)共重合体、シアン化ビニリデン/酢酸ビニル
共重合体等の有機強誘電体材料あるいは、BaTiO3
等の無機強誘電体材料を用いてもよい。強誘電体3は必
ずしも全面に形成する必要はなく、アクティブデバイス
能動部分のみに形成してもよい。
【0043】図4は上記実施例のアクティブデバイス
を、液晶表示パネル等の液晶素子に適用した例を示すも
ので、同図(a)は平面図、同図(b)は(a)におけ
るX−X線断面図である。
【0044】図の液晶素子は、基板1、第1電極2、強
誘電体3、第2電極4および第3電極5よりなるアクテ
ィブ基板と、ITO等よりなる対向電極7を設けた対向
基板6とを向かい合わせに配置し、その両基板間に液晶
を介在させた構成である。
【0045】前記図4においては、1つのアクティブデ
バイスを用いた液晶素子を例示したが、同様の構成のも
のを例えばマトリクス状に配列して液晶素子を構成して
もよい。その場合は、第2電極4を横方向につなぐライ
ンとし、対向電極7を縦方向につなぐラインとして用い
る事ができる。
【0046】(実施例2)本実施例は、第3電極5の膜
厚を、実施例1に比較して極端に薄く形成したものであ
る。本実施例の各部材の名称および構成は、前記実施例
1の場合と同様とした。
【0047】本例においても第2電極4と接続するよう
に第3電極5を設け、第1電極2の一部と第3電極5の
一部が、強誘電体3を介してオーバーラップするように
設ける事により、前記強誘電体3とその上部の電極の剥
離を激減させるものであり、特に本実施例では前記第3
電極5の膜厚を50〜200Åと極端に薄く形成したも
のであり、この場合は前記強誘電体3とその上部電極の
剥離は実施例1に比較してさらに効果的に激減する。
【0048】本実施例のアクティブデバイスの製造方法
は実施例1の製造方法に準ずるが、第3電極5の形成方
法は、一般的な蒸着機あるいはスパッタリング機では前
記のように極端に薄く形成するのは非常に困難であるた
め、以下のような方法による。
【0049】すなわち一般的な蒸着機あるいはスパッタ
リング機を用いた場合、製膜の開始−停止を蒸着源ある
いはターゲットの側近部に設けたシャッターを開閉する
事により制御していた。しかしこの方法だけでは製膜レ
ートや製膜時間を下げるのに限界があり、本実施例のよ
うな極端に薄い膜を製造するのは非常に困難であり、ど
うしても膜厚が過剰になってしまったり、あるいは薄い
膜ができたとしてもその膜厚を制御するのは非常に困難
であった。
【0050】このような不具合を防ぐため、本実施例の
製造方法では、基板側にスリットを設け、そのスリット
上部を基板を通過させることにより製膜を行う方法を用
いた。この方法を用いると、スリット間隔やスリット位
置を変える事により、前記従来方法よりも製膜レートや
製膜時間を下げる事ができる。そのため、50〜200
Åの極端に薄い膜を作る事ができ、その膜厚の制御性も
従来の方法に比べ格段に向上している。
【0051】上記のようにして製造されたアクティブデ
バイスは、前述のようにアクティブデバイス能動部分の
電極を50〜200Åと極端に薄くしてやる事ができる
もので、従来のように膜厚の厚い電極を用いた場合に
は、アクティブデバイス能動部分において強誘電体3と
その上部電極はテープ剥離試験で簡単に剥がれたが、本
実施例のように電極を薄くした場合には、60℃、90
%の耐湿放置試験後においても同一の試験で強誘電体3
とその上部電極において剥がれを生じなかった。
【0052】また、上記アクティブデバイスの構造は、
前述の強誘電体3の振動にも強く、従来の膜厚の厚い電
極を用いた場合には、素子出力が初期の半分になる時間
は、10時間であったが、本実施例のように能動部分の
電極を極端に薄くした場合には、前記時間が10000
時間以上となった。そのため後述するアクティブデバイ
スを用いた液晶素子の寿命も10時間から10000時
間以上に延ばすことができた。
【0053】なお、前記第3電極5は必ずしも完全な連
続膜である必要はなく、アイランド状の不連続な膜でも
よい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアクティ
ブデバイスは、前記のようにアクティブデバイス能動部
分の電極を薄くする事により、この部分における強誘電
体と電極の剥離を激減する事ができるもので、素子出力
の経時変化が小さく、すこぶる寿命および信頼性の向上
したアクティブデバイスを提供する事ができる。
【0055】また、本発明によるアクティブデバイスの
製造方法によれば、上記のような素子出力の経時変化が
小さく、すこぶる寿命および信頼性の向上したアクティ
ブデバイスを、効率的に、効果的に量産できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明によるアクティブデバイスを示
す上視図。(b)は図1(a)のX−Xに沿った断面
図。
【図2】(a)は従来のアクティブデバイスを示す上視
図。(b)は図2(a)のX−Xに沿った断面図。
【図3】(a)〜(d)は本発明によるアクティブデバ
イスの製造方法の一例を示す説明図。
【図4】(a)は本発明によるアクティブデバイスを液
晶素子に適用した例の上視図。(b)は図4(a)のX
−Xに沿った断面図。
【符号の説明】
1 基板 2 第1電極 3 強誘電体 4 第2電極 5 第3電極 6 対向基板 7 対向電極 8 液晶

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された第1電極、前記第1
    電極上に形成された強誘電体、前記強誘電体上に形成さ
    れた第2電極、前記第2電極と接続するように形成され
    た第3電極を有し、少なくとも前記第1電極の一部と第
    3電極の一部が、前記強誘電体を介してオーバーラップ
    する事を特徴とするアクティブデバイス。
  2. 【請求項2】 第3電極の膜厚が50〜200Åである
    事を特徴とする請求項1記載のアクティブデバイス。
JP861293A 1993-01-21 1993-01-21 アクティブデバイス Pending JPH06222393A (ja)

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