JPH0622068U - カップホルダ - Google Patents

カップホルダ

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JPH0622068U
JPH0622068U JP6121892U JP6121892U JPH0622068U JP H0622068 U JPH0622068 U JP H0622068U JP 6121892 U JP6121892 U JP 6121892U JP 6121892 U JP6121892 U JP 6121892U JP H0622068 U JPH0622068 U JP H0622068U
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cup holder
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俊樹 長井
均 石川
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Kojima Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新たな収納スペースを確保することなくカッ
プの不使用時における車室内の美感を向上させる。 【構成】 車室内のデッドスペースとなる部位に、開閉
可能な蓋体3によって覆われる収納部4を形成し、この
収納部4に、収納部4内に収納可能なアーム5を揺動可
能に取付け、このアーム5にカップ15を保持する保持
手段6を形成し、カップ15を使用しないときにはアー
ム5と保持手段6を蓋体3で覆う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両の室内に設けられるカップホルダに関し、とくに車室内のデッ ドスペースを利用したカップホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用カップホルダに関する先行技術の一つとして、実開平3−91245号 公報が知られている。本公報は、座席のアームレストにカップホルダを設けたも のであり、カップホルダはアームレストに対して移動不可能となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
カップホルダは、使用しないときには外部から見えないほうが美感上好ましい が、これにはカップホルダを収納するスペースが必要となる。車室内には、有効 利用されていないデッドスペースが存在するので、このデッドスペースを利用す ることができれば極めて便利である。
【0004】 本考案は、上記の問題に着目し、新たな収納スペースを確保することなくカッ プホルダの不使用時の車室内の美感を向上させることが可能なカップホルダを提 供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的に沿う本考案に係るカップホルダは、車室内のデッドスペースとなっ ている部位に、開閉可能な蓋体によって覆われる収納部を形成し、該収納部に、 該収納部内に収納可能なアームを揺動可能に取付け、該アームにカップを保持す る保持手段を形成したものから成る。
【0006】
【作用】
このように構成されたカップホルダにおいては、車室内のデッドスペースとな っている部位に、開閉可能な蓋体によって覆われる収納部を形成するので、新た にカップホルダを収納するスペースを新たに確保する必要がなくなる。また、デ ッドスペースとなっている部位は、車室内の種々の場所にあるので、カップホル ダの使用範囲が限定されることもなくなる。
【0007】 カップホルダを使用する際には、収納部の蓋体を開いて収納されているアーム を外側に揺動させることにより、カップを保持する保持手段が車室内に露出され る。カップホルダを使用しない際には、保持手段が形成されるアームが収納部に 収納され、収納部は蓋体によって覆われる。したがって、収納部が蓋体によって 覆われた状態では、外部からカップホルダが見えなくなり、美感の向上が図れる 。
【0008】
【実施例】
以下に、本考案に係るカップホルダの望ましい実施例を、図面を参照して説明 する。
【0009】 第1実施例 図1ないし図3は、本考案の第1実施例を示している。図1において、1は車 室内に設けられたアームレスト(ひじ掛け)を示している。アームレスト1は、 本体部2と蓋体3とから構成されている。アームレスト1の内部は、通常何ら有 効利用されないデッドスペースとなっている。アームレスト1のデッドスペース となる本体部2の内部には、収納部4が形成されている。収納部4は、アームレ スト1の端部に位置する支点3aを中心に開閉可能な蓋体3によって覆われてい る。
【0010】 収納部4には、略L字状のアーム5が収納されている。アーム5は、収納部4 内に形成された支点5aを中心に収納部4に対して揺動可能となっている。本実 施例では、アーム5は支点5aを中心として反転(180°回転)するようにな っている。アーム5が反転した状態では、アーム5の中間部分が本体部2の上面 と当接し、アーム5が水平状態に維持されるようになっている。
【0011】 アーム5の先端部には、カップ15を保持する保持手段6が形成されている。 保持手段6は、受承部7、保持アーム8、コイルスプリング9から構成されてい る。受承部7はアーム5の先端部から延びており、カップ15の底面を受け止め る機能を有している。保持アーム8は、円弧状に形成されている。保持アーム8 は1対で設けられており、各保持アーム8は、支点8aを中心に水平方向に回動 するようになっている。
【0012】 1対の保持アーム8は、支点8aに取付けられたコイルスプリング9のばね力 によって互いに接近する方向に付勢されている。これにより、受承部7に載置さ れたカップ15は1対の保持アーム8によって外側面が保持される。また、アー ム8の収納部4への収納時には、コイルスプリング9の弾性変形により1対の保 持アーム8を内側に大きく移動させることができ、収納部4への収納が容易にな る。
【0013】 つぎに、第1実施例における作用について説明する。 カップホルダを使用しない状態では、保持手段6が形成されるアーム5は、ア ームレスト1の本体部2の収納部4に収納される。この状態で収納部4は、蓋体 3によって覆われる。したがって、収納部4が蓋体3によって覆われた状態では 、外部からアーム5および保持手段6は見えなくなり、車室内の美感の向上がは かれる。
【0014】 また、アーム5および保持手段6の収納時には、保持アーム8がコイルスプリ ング9のばね力によって半径方向内方に変位するので、保持アーム8の幅寸法は W2 となり、アームレスト1の幅寸法W1 が小さい場合でも、保持手段6の収納 が可能となる。換言すれば、アームレスト1の幅寸法W1 がカップ15の径より も小であっても、使用時には保持アーム8が半径方向外方に変位するのが可能な ので、収納スペースが小さくともカップ15の保持が可能となる。
【0015】 カップホルダの使用時には、蓋体3が開とされた状態でアーム5を180°反 転させることにより、保持手段6へのカップ15の載置が可能となる。この状態 で飲物が入ったカップ15を保持アーム8の内側に入れるとカップ15の外側面 との当接によって保持アーム8が半径方向外方に拡径される。カップ15の底面 が受承部7によって受け止められた状態では、カップ15の外側面が各保持アー ム8によって保持される。
【0016】 図4および図5は、第1実施例の変形例を示している。第1実施例では、保持 手段6の保持アームはアーム5の先端部に位置する支点8aを中心として回転す る構成となっていたが、本変形例では、保持手段20は受承部23側に形成され た支点23aを中心に回動する湾曲面状のホルダ21を有している。ホルダ21 は1対で設けられており、各ホルダ21は受承部23側に設けられたスプリング 22によって半径方向内方(矢印方向)に付勢されている。 このような構造の場合は、カップ15の外側面が湾曲面状のホルダ21によっ て保持されるので、保持面積が大きくなり、カップ15の安定度を高めることが できる。
【0017】 図6および図7は、第1実施例の別の変形例を示している。本変形例では、保 持手段25は受承部28側に形成された支点28aを中心に回動する湾曲面状の ホルダ26を有している。ホルダ26は1対で設けられており、各ホルダ26は 頂部側に配置されたコイルスプリング27によって半径方向内方(矢印方向)に 付勢されている。 この場合も上述の変形例と同様にカップ15の外側面が湾曲面状のホルダ21 によって保持されるので、保持面積を大とすることができ、カップ15の安定度 を高めることができる。
【0018】 第2実施例 図8および図9は、本考案の第2実施例を示している。第2実施例が第1実施 例と異なるところは保持手段の構成のみであり、その他の部分は第1実施例に準 じるので、準じる部分に第1実施例と同一の符号を付すことにより準じる部分の 説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。後述する他の実施例も同様と する。
【0019】 アーム5の中間部分には、カップ15の底部が挿入可能な保持手段としての保 持穴31が形成されている。収納部4の底面には、カップ15の底部を案内する ガイド部32が形成されている。ガイド部32は1対で設けられている。ガイド 部32は平面形状が円弧状に形成されており、収納部4の底面から上方に突出し ている。
【0020】 このように構成された第2実施例においては、保持穴31とガイド部32の形 成によりアーム5を収納室4に収納した状態でも、2つのカップ15を保持する カップホルダとして使用することが可能となる。つまり、保持穴31にカップ1 5の底部を挿入することにより、カップ15の底面は収納室4の底面で受け止め ることができ、カップ15の外側面は保持穴31の内周壁面で保持することがで きる。また、ガイド部32によって別のカップ15の底部の位置ずれを阻止する ことができ、アーム5が反転した状態での保持手段6の保持アーム8によって別 のカップ15の外側面を保持することが可能となる。
【0021】 図10は、第2実施例の変形例を示している。第2実施例では、アーム5の中 間部分に保持手段としての保持穴31を形成したが、本変形例ではアーム5の中 間部分が保持手段としての角形の有底容器部35に形成されている。したがって 、アーム5を収納部に収納した状態では、有底容器部35の開口部が上方を向く ことになり、有底容器部35へのカップ15の収納が可能となる。
【0022】 第3実施例 図11ないし図13は、本考案の第3実施例を示している。アーム5は、支点 5aを中心に収納部4に対して揺動可能となっている。アーム5が反転した状態 では、アーム5の中間部分が本体部2の上面と当接し、アーム5が水平状態に維 持されるようになっている。
【0023】 アーム5の先端部には、保持手段41が形成されている。保持手段41は平面 形状が円形の有底容器42とアーム5に設けられた係合突起43とから構成され ている。有底容器42には、上下方向に延びる係合長孔44が形成されている。 係合長孔44には、アーム5側の係合突起43が嵌合されており、有底容器42 は係合突起43に対して上下方向に変位可能となっている。また、有底容器42 は係合突起43を中心として、車両の前後方向に角度θだけ揺動可能となってい る。
【0024】 このように構成された第3実施例においては、アーム5の収納部4への収納時 には、係合突起43は有底容器42の係合長孔44の下端部と係合する。つまり 、アーム5に有底容器42を直接結合した場合は、アーム5の上面よりも有底容 器42を上方に取付けないと、アーム5の収納部4への収納時に有底容器42が 収納部4から突出し収納が困難となるが、本実施例のように係合長孔44を形成 することにより、収納時には有底容器42を下方に逃がすことができ、少ないス ペースで有底容器42を収納部4に確実に収納することができる。
【0025】 カップホルダを使用する際には、ロック部材45の解除操作によって蓋体3を 開き、アーム5を反転させる。これにより、有底容器42の開口部が上方を向く ことになり、カップ15の有底容器42への挿入が可能となる。この状態では、 係合突起43は有底容器42の係合長孔44の上端部と係合する。このように、 係合長孔44を形成することにより、カップホルダの使用時には有底容器42の 上面とアーム5の上面とを一致させることができ、有底容器42へのカップ15 の挿入操作が容易となる。
【0026】 また、車室内のリクライニングシート(図示略)にアームレスト1が設けられ 、リクライニングシートの傾きによってアームレスト1自体が傾くような場合で も、有底容器42がアーム5に対して角度θだけ揺動自在となっているので、カ ップ15を水平状態に保つことが可能となる。
【0027】 上述した各実施例はアームレスト1のデッドスペースを利用したカップホルダ の収納構造について説明したが、車室内のデッドスペースはアームレスト内部に 限定されるものではなく、たとえば小物を入れる収納箱等に適用した構成であっ てもよい。
【0028】
【考案の効果】
本考案によれば、つぎの効果が得られる。
【0029】 車室内のデッドスペースとなる部位に、開閉可能な蓋体によって覆われる収納 部を形成し、この収納部に、収納部内に収納可能なアームを揺動可能に取付け、 このアームにカップを保持する保持手段を形成したで、カップを使用しないとき にはアームと保持手段を蓋体で覆うことができる。 したがって、新たな収納スペースを確保することなくカップの不使用時におけ る車室内の美感を向上させることができる。
【0030】 車室内には種々のデッドスペースが存在するので、カップホルダが配置される 位置はとくに限定されることはなく、搭乗者の近くの位置、たとえばアームレス ト(ひじ掛け)にカップホルダを配置することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るカップホルダが設け
られるアームレスト近傍の概略断面図である。
【図2】図1の保持手段近傍の拡大斜視図である。
【図3】図2のX−X線に沿う断面図である。
【図4】図2の変形例を示す斜視図である。
【図5】図4の断面図である。
【図6】図2の別の変形例を示す斜視図である。
【図7】図6の断面図である。
【図8】本考案の第2実施例に係るカップホルダが設け
られるアームレスト近傍の斜視図である。
【図9】図8の断面図である。
【図10】図8の変形例を示す斜視図である。
【図11】本考案の第3実施例に係るカップホルダが設
けられるアームレスト近傍の透視平面図である。
【図12】図11のY−Y線に沿う断面図である。
【図13】図12のZ−Z線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 アームレスト 3 蓋体 4 収納部 5 アーム 6 保持手段 20 保持手段 25 保持手段 31 保持手段 35 保持手段 41 保持手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内のデッドスペースとなっている部
    位に、開閉可能な蓋体によって覆われる収納部を形成
    し、該収納部に、該収納部内に収納可能なアームを揺動
    可能に取付け、該アームにカップを保持する保持手段を
    形成したことを特徴とする車室内用カップホルダ。
JP1992061218U 1992-08-31 1992-08-31 カップホルダ Expired - Fee Related JP2546705Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5957655A (ja) * 1982-08-02 1984-04-03 フレンズ オブ ザ デイスエイブルド アソシエ−シヨン インコ−ポレイテツド 車椅子移送装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5957655A (ja) * 1982-08-02 1984-04-03 フレンズ オブ ザ デイスエイブルド アソシエ−シヨン インコ−ポレイテツド 車椅子移送装置

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