JPH06220342A - コバルト含有アゾ化合物、その用途及び製造方法 - Google Patents
コバルト含有アゾ化合物、その用途及び製造方法Info
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- JPH06220342A JPH06220342A JP5032745A JP3274593A JPH06220342A JP H06220342 A JPH06220342 A JP H06220342A JP 5032745 A JP5032745 A JP 5032745A JP 3274593 A JP3274593 A JP 3274593A JP H06220342 A JPH06220342 A JP H06220342A
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Abstract
アミド繊維材料の染色方法、及びコバルト含有アゾ化合
物の製造方法。 【構成】 下記一般式(4) (式中、X、Yはそれぞれ独立に水素原子、ニトロ基、
クロル原子、メチル基、エチル基、スルファモイル基、
メトキシ基又はエトキシ基を示す。R1 、R2 、R3 は
それぞれ独立に炭素数1〜4の低級アルキル基を示し、
Rは水素原子またはメチル基を示す。Q、Zはそれぞれ
独立に水素原子、ニトロ基、クロル原子、メチル基、エ
チル基、スルファモイル基、メトキシ基又はエトキシ基
を示す。Aは、−NH−又は−O−を示す。Mは水素又
はカチオン残基を表わす。)で示されるコバルト含有ア
ゾ化合物、その用途及び製造方法。 【効果】 本発明のコバルト含有アゾ染料は、特に動物
性物質、例えば絹、皮革、特に羊毛の染色に適している
が、ポリアミド、ポリウレタンおよびポリアクリロニト
リルから作られた合成繊維材料の染色および捺染にも適
する。
Description
物、それを用いるポリアミド繊維材料の染色方法、及び
コバルト含有アゾ化合物の製造方法に関する。
ト錯塩は、合成又は天然のポリアミド繊維・材料に対し
て優れた染色性を有し、例えば、色相、鮮明度、湿潤堅
牢度、耐光堅牢度等に優れることから広く使用されてい
る。例えば特公昭42-5340 号公報、特公昭46-2428 号公
報、特開昭58-5365 号公報、特開昭60-88186号公報、特
開昭62-225563 号公報等には種々のクロム又はコバルト
錯塩モノアゾ染料が記載されている。
んになったポリアミド系人工皮革の染色においては、鮮
明なネイビーブルー色乃至はルビン色に高濃度に染色す
る染料は少なく、特にカラーバリューが高く、諸堅牢度
のすぐれた鮮明な青色乃至紫色系染料が強く要望されて
いた。本発明は、特定の構造を有するコバルト含有アゾ
染料を用いることにより、これらの要望を完全に満たす
ものである。
子、ニトロ基、クロル原子、メチル基、エチル基、スル
ファモイル基、メトキシ基又はエトキシ基を示す。
R1 、R2 、R3 はそれぞれ独立に炭素数1〜4の低級
アルキル基を示し、Rは水素原子またはメチル基を示
す。Zは水素原子、ニトロ基、クロル原子、メチル基、
エチル基、スルファモイル基、メトキシ基又はエトキシ
基を示す。また、Mは水素又はカチオン残基を表わ
す。)
製造方法及びそれを用いる合成又は天然ポリアミド繊維
材料の染色法である。本発明の特徴は、異ったモノアゾ
染料2分子にコバルト1原子が錯結合していることで、
価値あるコバルト含有アゾ染料が得られることを観察し
た事実に基いている。
コバルト含有アゾ染料の製造は、例えば、次の方法によ
って行われる。 一般式(1)
子、ニトロ基、クロル原子、メチル基、エチル基、スル
ファモイル基、メトキシ基又はエトキシ基を示す。
R1 、R2 はそれぞれ独立に炭素数1〜4の低級アルキ
ル基を示し、Rは水素原子またはメチル基を示す。)で
表わされるモノアゾ染料と、一般式(2)又は(3)
原子、ニトロ基、クロル原子、メチル基、エチル基、ス
ルファモイル基、メトキシ基又はエトキシ基を示す。R
3 は、炭素数1〜4の低級アルキル基を示す。)で表わ
されるモノアゾ染料とを、各モノアゾ染料1分子に対し
てコバルト1原子が錯結合するようにコバルト付与剤を
作用させることによって行われる。
例えば、3−(ジメチルアミノ)フェノール、3−(ジ
エチルアミノ)フェノール、3−(ジブチルアミノ)フ
ェノール、3−(ジプロピルアミノ)フェノール、3−
(ジエチルアミノ)フェノール、3−(ジメチルアミ
ノ)−4−メチルフェノール、3−(ジエチルアミノ)
−4−メチルフェノール、3−(ジブチルアミノ)−4
−メチルフェノールと、ジアゾ化された2−アミノ−フ
ェノール、2−アミノ−4−ニトロフェノール、2−ア
ミノ−5−ニトロフェノール、2−アミノ−4−クロル
フェノール、2−アミノ−4−メチルフェノール、2−
アミノ−4−メトキシフェノール、2−アミノ−4−ク
ロル−6−ニトロ−フェノール、2−アミノ−4−ニト
ロ−6−クロル−フェノール、2−アミノ−4−メチル
−6−ニトロ−フェノールなどとを弱酸性、中性または
弱アルカリ性の媒質中でカップリング反応させることに
よって容易に得られる。
ノアゾ染料は、例えば、6−アミノ−N−メチル−2−
ナフタレンスルホンアミド、6−アミノ−N−エチル−
2−ナフタレンスルホンアミド、6−アミノ−N−プロ
ピル−2−ナフタレンスルホンアミド、6−アミノ−N
−ブチル−2−ナフタレンスルホンアミド、6−ヒドロ
キシ−N−メチル−2−ナフタレンスルホンアミド、6
−ヒドロキシ−N−エチル−2−ナフタレンスルホンア
ミド、6−ヒドロキシ−N−プロピル−2−ナフタレン
スルホンアミド、6−ヒドロキシ−N−ブチル−2−ナ
フタレンスルホンアミドと、ジアゾ化された2−アミノ
−フェノール、2−アミノ−4−ニトロフェノール、2
−アミノ−5−ニトロフェノール、2−アミノ−4−ク
ロルフェノール、2−アミノ−4−メチルフェノール、
2−アミノ−4−メトキシフェノール、2−アミノ−4
−クロル−6−ニトロ−フェノール、2−アミノ−4−
クロル−5−ニトロフェノール、2−アミノ−4−ニト
ロ−6−クロルフェノール、2−アミノ−4−メチル−
6−ニトロ−フェノール2−アミノ−4,6ジニトロフ
ェノールとをカップリング反応させることにより容易に
製造することができる。
バルト1原子が錯結合しているいわゆる非対称型コバル
ト錯塩染料であることを特徴とするが、製造方法によっ
ては、同一のモノアゾ染料2分子にコバルト1原子が錯
結合しているいわゆる対称型コバルト錯塩染料、すなわ
ち一般式(1)の1:2コバルト染料、一般式(2)の
1:2コバルト染料又は一般式(3)の1:2コバルト
染料が生成し、これら対称型コバルト錯塩染料がかなり
の比率で含有されてくる場合があるが、かかる混合染料
でもポリアミド繊維の染色に好ましい結果をもたらすこ
とがあり、本発明に含まれる。
るコバルト含有アゾ化合物の製造の他の方法としては、
一般式(1)及び一般式(2)又は(3)で示されるモ
ノアゾ染料合成の各成分(ジアゾ成分、カップリング成
分)とコバルト付与剤とを任意の順序で混合し、例えば
少なくとも一種のジアゾ成分のジアゾ化物と、少なくと
も2種のカップリング成分の混合物とを反応させて得ら
れる少なくとも2種の金属を含まないモノアゾ染料混合
物にコバルト付与剤を作用させて、同時的に一般式
(4)で示されるモノアゾ化合物を製造する方法が考え
られる。この方法は、工程簡略化が可能となり、工業的
に有利な製造方法となり得る。
は、その合成および沈澱生成の後に乾燥しないで湿った
ペーストの形で次の処理に使用するのが有利である。次
に、該モノアゾ染料とコバルト付与剤との反応は公知の
方法が適用され、例えばこれらのモノアゾ染料を、水又
はメタノール、アセトン、グリコール類等の水性媒質
中、モノアゾ染料ベースに対して、0.51〜0.6モ
ル比のコバルト付与剤を用い、温度70〜110℃、好
ましくは90〜95℃で行われる。
ば、硫酸コバルト、酒石酸コバルト、酢酸コバルト等が
用いられる。この際、コバルト化の触媒として、アルカ
ノールアミン等の有機アミン類、苛性ソーダ、ソーダ灰
等のアルカリ剤を用いることが出来る。
ゾ化物及びカップリング成分のモル比は、約1:1に近
い程一層よい結果が得られる。好ましい比率は1:1〜
1.1である。本発明の方法によって得られる一般式
(4)で示される目的とするコバルト含有アゾ染料の取
り出しは、通常の方法によって塩析、濾過、乾燥し、或
いは水溶液のまま、スプレイ乾燥し、又は必要により濃
縮し、有機溶媒を加え、濃厚水溶液の形で染色に供する
こともできる。
有アゾ染料は、非常に多くの種類の物質を染色および捺
染するのに適している。特にこの化合物は動物性物質、
例えば絹、皮革特に羊毛の染色に適しているが、ポリア
ミド、ポリウレタン等から作られた合成繊維材料の染色
および捺染にも適している。特にポリアミド系合成皮
革、スゥエード材料に対してカラーバリューが高く、諸
堅牢度のすぐれた鮮明な青色乃至紫色に染色するのに適
する。
有アゾ染料は、弱アルカリ性〜弱酸性の浴から染色する
ことができるが、特に中性または僅かに酸性例えば酢酸
若しくは硫安を含んでいる浴から適用して好結果が得ら
れる。こうして得られた染色物は均一であって日光、洗
濯等に対して良好な堅牢度を示すが特にその鮮明度およ
びビルドアップ性において優れている。
動物性物質、例えば絹、皮革、特に羊毛の染色に適して
いるが、ポリアミド、ポリウレタンおよびポリアクリロ
ニトリルから作られた合成繊維材料の染色および捺染に
も適している。また、ポリアミド系合成皮革、特にスゥ
エード調の材料に対してカラーバリューが高く、諸堅牢
度のすぐれた鮮明な青色乃至紫色に染色する。
する。なお、実施例中、部は重量部を表わす。
アミノ−5−ニトロ−1−ハイドロキシベンゼン、47
重量%の苛性ソーダ56.5部を攪拌して溶解する。次
いで、100重量%硫酸87部、氷480部を加え、3
〜5℃る冷却してから36重量%亜硝酸ソーダ116部
を約30分を要して注入し、5〜10℃で1時間攪拌し
て、ジアゾ化を完了させる。
2−アミノナフタリン−6−スルホン酸−N−メチルア
ミド148.6部を仕込み、よく分散させる。氷320
部を加えて20℃に冷却し、これを先のジアゾ化反応釜
に30分で注入してから分散剤(QMC・41%品、2
00部)を加えて、10〜20℃で数時間攪拌する。こ
の間pHを0.5〜1.5に保持するように調整する。
濾過、洗浄して約800部(乾燥重量236部)のモノ
アゾ染料のウエットケーキ(A)が得られた。
の水と、36重量%の塩酸146部を加え、この中に1
07.8部の2−アミノ−5−ニトロ−1−ハイドロキ
シベンゼンを加えてよく分散し、氷700部を加えて3
〜5℃に冷却する。これに36重量%亜硝酸ソーダ13
9部を約30分を要して注入し、5〜10℃で1時間攪
拌して、ジアゾ化を完了させ、酢酸ソーダ70部を加え
てpH4〜5に調整する。
部と、117部の1−ハイドロキシ−3−ジエチルアミ
ノベンゼン及び47重量%苛性ソーダ71部を仕込み、
攪拌溶解し、更に140部のソーダ灰及び900部の氷
を加える。次に、この中に先のジアゾ化液を約30分で
注入し、温度15〜20℃で、pH10〜10.5で数
時間かけてカップリング反応を完了させる。塩析、濾
過、洗浄して約700部(乾燥重量210部)のモノア
ゾ染料のウエットケーキ(B)が得られた。
前記モノアゾ染料(A)(乾燥重量換算で211部)及
び47重量%苛性ソーダ55部を加え、pH12〜1
2.5に調整し、加温溶解させる。滓取りろ過を行な
い、次いでモノアゾ染料(B)(乾燥重量換算で176
部)及びジエタノールアミン50部を加え、90〜95
℃に昇温する。一方、別の反応釜に、1500部の水と
225部のソーダ灰を溶解しておく。更に別反応釜に水
600部と141部の硫酸コバルト及び80部の酒石酸
を加えて溶解しておき、これら二つの水溶液を前記混合
モノアゾ染料中に1時間で並行して注入し、コバルト化
を完了させる。
7部の目的とするコバルト含有アゾ染料を得た。この染
料はλmax 584nm(pH=7の緩衝液中)であり、水
に良く溶解して赤味の鮮明青色を呈する。また、この染
料は、本発明の非対称型1:2コバルト染料を主成分と
し、他にモノアゾ染料(A)の対称型1:2コバルト染
料及びモノアゾ染料(B)の対称型1:2コバルト染料
をそれぞれ約20重量%を含有する混合染料である。
染料0.1gを水100gに溶解し、ミニカラー染色試
験機の染色ポットに入れ、これにスエード調のポリアミ
ド系人工皮革2.0gを投入して蓋をした。この染色ポ
ットを内温40℃のミニカラー染色機に挿入し、90℃
まで50分間で昇温した。90℃で30分間保温したの
ち、染色ポットを取り出し冷却する。被染物を取り出
し、常法に従って洗浄した。かくして得られた染色物
は、鮮明なネイビーブルー色を呈し、諸堅牢度も良好で
あった。
染料0.1gを水300gに溶解し、カラーペット染色
機の染色ポットに入れ、これにナイロンスパン糸5.0
gと硫安0.15gを投入した。40℃から染色を開始
し、100℃まで60分間で昇温し、100℃で10分
間保温した。ついで10%酢酸0.5mlを加え、更に
20分間保温を続けた。その後、被染物を取り出し、常
法に従って洗浄した。かくして得られた染色物は、鮮明
なネイビー色を呈し、諸堅牢度も良好であった。
して以下の表−1及び表−2に記載されたモノアゾ染料
(No. 2〜17)を用い、実施例1と同様にして、右欄
に示す色相の優れた染色性を有するコバルト含有アゾ染
料が得られた。なお、表−1には実施例1の染料もNo.1
として併記した。
アミノ−5−ニトロ−1−ハイドロキシベンゼン、47
重量%の苛性ソーダ56.5部を攪拌して溶解する。次
いで、100重量%硫酸87部、氷480部を加え、3
〜5℃る冷却してから36重量%亜硝酸ソーダ116部
を約30分を要して注入し、5〜10℃で1時間攪拌し
て、ジアゾ化を完了させる。
2−ヒドロキシナフタリン−6−スルホン酸−N−メチ
ルアミド149.2部、47重量%の苛性ソーダ12
7.4部及びソーダ灰64部を攪拌溶解し、更に氷80
0部で0〜5℃に冷却しておく。これに先のジアゾ化反
応液を約30分で注入する。液温5〜10℃、pHは1
2〜12.5になる。
で希釈した塩酸水を加え、pH11〜11.5にして1
0〜15時間攪拌し、次に35重量%塩酸30部を水1
5部に希釈した塩酸水でpH9.5〜10に調整する。
液量約6500部となる。カップリング反応の終点を確
認(レゾルシンのアンモニア水溶液で発色なしを確認)
後、70℃に昇温し、工業塩650部を加えて塩析後、
濾過、洗浄して湿ケーキ約1000部(乾燥重量192
部)のモノアゾ染料のウエットケーキ(C)が得られ
た。収率約80%。
実施例1で得られたモノアゾ染料(B)(乾燥重量換算
で176部)及び前記の方法で得られたモノアゾ染料
(C)(乾燥重量換算で192部)及び47重量%苛性
ソーダ85部及びソーダ灰106部を加え、75〜80
℃に昇温する。液量約6000部となる。
コバルト137部を溶解しておき、先の混合モノアゾ染
料(B及びC)の溶液中へ1時間を要して注入後、80
℃、pH10〜11で30分間攪拌し、コバルト化を完
了させる。終点の確認は、薄層クロマトグラフ、液体ク
ロマトグラフにより未反応モノアゾ染料が3%以下とな
る点とした。
コバルト錯塩染料の湿ケーキ2100部(乾燥重量約5
90部)を得た。この染料はλmax 570nm(pH=7
の緩衝液中)であり、水に良く溶解して鮮明紫色を呈す
る。また、この染料は、本発明の非対称型1:2コバル
ト染料を主成分とし、他にモノアゾ染料(B)の対称型
1:2コバルト染料及びモノアゾ染料(C)の対称型
1:2コバルト染料をそれぞれ約20重量%を含有する
混合染料である。
Claims (4)
- 【請求項1】下記一般式(4) 【化1】 (式中、X、Yはそれぞれ独立に水素原子、ニトロ基、
クロル原子、メチル基、エチル基、スルファモイル基、
メトキシ基又はエトキシ基を示す。R1 、R2 、R3 は
それぞれ独立に炭素数1〜4の低級アルキル基を示し、
Rは水素原子またはメチル基を示す。Q、Zはそれぞれ
独立に水素原子、ニトロ基、クロル原子、メチル基、エ
チル基、スルファモイル基、メトキシ基又はエトキシ基
を示す。Aは、−NH−又は−O−を示す。Mは水素又
はカチオン残基を表わす。)で示されるコバルト含有ア
ゾ化合物。 - 【請求項2】一般式(1) 【化2】 (式中、X、Yはそれぞれ独立に水素原子、ニトロ基、
クロル原子、メチル基、エチル基、スルファモイル基、
メトキシ基又はエトキシ基を示す。R1 、R2 はそれぞ
れ独立に炭素数1〜4の低級アルキル基を示し、Rは水
素原子またはメチル基を示す。)で表わされるモノアゾ
染料と、一般式(2)又は(3) 【化3】 【化4】 (上記式中、Q、Zはそれぞれ独立に水素原子、ニトロ
基、クロル原子、メチル基、エチル基、スルファモイル
基、メトキシ基又はエトキシ基を示す。R3 は、炭素数
1〜4の低級アルキル基を示す。)で表わされるモノア
ゾ染料とを、各モノアゾ染料1分子に対してコバルト1
原子が錯結合するようにコバルト付与剤を作用させるこ
とを特徴とする一般式(4) 【化5】 (式中、X、Y、R、R1 、R2 、R3 、Q及びZは、
前記の意味を有し、Aは、−NH−又は−O−を示す。
Mは、水素又はカチオン残基を表わす。)で示されるコ
バルト含有アゾ染料の製造方法。 - 【請求項3】下記一般式(4) 【化6】 (式中、X、Yはそれぞれ独立に水素原子、ニトロ基、
クロル原子、メチル基、エチル基、スルファモイル基、
メトキシ基又はエトキシ基を示す。R1 、R2 、R3 は
それぞれ独立に炭素数1〜4の低級アルキル基を示し、
Rは水素原子またはメチル基を示す。Q、Zはそれぞれ
独立に水素原子、ニトロ基、クロル原子、メチル基、エ
チル基、スルファモイル基、メトキシ基又はエトキシ基
を示す。Mは、水素またはカチオン残基を表わす。)で
示されるコバルト含有アゾ染料を用いて、合成又は天然
のポリアミド繊維材料を染色することを特徴とするポリ
アミド繊維材料の染色法。 - 【請求項4】ポリアミド系人工皮革の染色に用いる請求
項3に記載のポリアミド繊維材料の染色法。 【0001】
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JP03274593A JP3580564B2 (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | コバルト含有アゾ化合物、その用途及び製造方法 |
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