JPH06220017A - 置換ヒドロキシアルキルピリジン類 - Google Patents
置換ヒドロキシアルキルピリジン類Info
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- JPH06220017A JPH06220017A JP5235890A JP23589093A JPH06220017A JP H06220017 A JPH06220017 A JP H06220017A JP 5235890 A JP5235890 A JP 5235890A JP 23589093 A JP23589093 A JP 23589093A JP H06220017 A JPH06220017 A JP H06220017A
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- C07D213/24—Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms
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- C07D213/30—Oxygen atoms
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
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- A01N43/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 式(I)の新規な置換ヒドロキシアルキルピ
リジン類、その酸付加塩、および金属塩錯体、それらの
製造方法ならびに当該化合物、その酸付加塩または、金
属錯塩を含む有害生物防除剤。 [式中Xはハロゲンを表し、Aは例えば酸素を表し、A
rは随時置換されていてよいアリールを表す。] 【効果】 本発明の化合物は特に殺菌、殺カビ剤として
有用である。
リジン類、その酸付加塩、および金属塩錯体、それらの
製造方法ならびに当該化合物、その酸付加塩または、金
属錯塩を含む有害生物防除剤。 [式中Xはハロゲンを表し、Aは例えば酸素を表し、A
rは随時置換されていてよいアリールを表す。] 【効果】 本発明の化合物は特に殺菌、殺カビ剤として
有用である。
Description
【0001】本発明は新規な置換ヒドロキシアルキルピ
リジン類、その製造法、およびその有害生物防除剤中で
の使用に関する。
リジン類、その製造法、およびその有害生物防除剤中で
の使用に関する。
【0002】ある種の置換ヒドロキシアルキルピリジ
ン、例えば化合物、4-(4-クロロフェノキシ)-2,2-ジメ
チル-3-ヒドロキシ-1-フェニル-3-(3-ピリジル)-ブタン
が殺菌殺かび性を有していることは公知である[例えば
ヨーロッパ特許(EP)第 302 366号参照]。
ン、例えば化合物、4-(4-クロロフェノキシ)-2,2-ジメ
チル-3-ヒドロキシ-1-フェニル-3-(3-ピリジル)-ブタン
が殺菌殺かび性を有していることは公知である[例えば
ヨーロッパ特許(EP)第 302 366号参照]。
【0003】しかし、これら公知の化合物の活性が、特
に少量、または低濃度で使用するとき、応用領域全てで
完全に満足できるものではない。
に少量、または低濃度で使用するとき、応用領域全てで
完全に満足できるものではない。
【0004】式(I)
【0005】
【化5】
【0006】式中Xはハロゲンを表し、Aは酸素または
硫黄を表し、そしてArは随時置換されていて良いアリ
ールを表す、の新規な置換ヒドロキシアルキルピリジン
類、およびそれらの付加塩類、および金属塩錯体類が発
見された。
硫黄を表し、そしてArは随時置換されていて良いアリ
ールを表す、の新規な置換ヒドロキシアルキルピリジン
類、およびそれらの付加塩類、および金属塩錯体類が発
見された。
【0007】式(I)の化合物は少なくとも1個の不斉
炭素原子を含んでおり、光学異性体として、あるいは各
種組成の異性体混合物として存在することができる。純
粋な異性体、異性体の混合物の双方とも本発明の特許請
求の範囲に含まれる。
炭素原子を含んでおり、光学異性体として、あるいは各
種組成の異性体混合物として存在することができる。純
粋な異性体、異性体の混合物の双方とも本発明の特許請
求の範囲に含まれる。
【0008】更に式(I)
【0009】
【化6】
【0010】式中Xはハロゲンを表し、Aは酸素または
硫黄を表し、そしてArは随時置換されていて良いアリ
ールを表す、の新規な置換ヒドロキシアルキルピリジン
類、およびその酸付加塩、および金属塩錯体が、式(I
I)
硫黄を表し、そしてArは随時置換されていて良いアリ
ールを表す、の新規な置換ヒドロキシアルキルピリジン
類、およびその酸付加塩、および金属塩錯体が、式(I
I)
【0011】
【化7】
【0012】式中X、AおよびArは上述された意味を
有する、のシクロプロピルケトン類を、式(III)
有する、のシクロプロピルケトン類を、式(III)
【0013】
【化8】
【0014】式中Mはリチウム原子またはマグネシウム
-ハロゲン基を表す、有機金属ピリジン化合物と、随時
希釈剤の存在下に反応させ、そしてもし適当ならば、得
られた式(I)の化合物に酸または金属塩を添加するこ
とによって得られることが発見された。
-ハロゲン基を表す、有機金属ピリジン化合物と、随時
希釈剤の存在下に反応させ、そしてもし適当ならば、得
られた式(I)の化合物に酸または金属塩を添加するこ
とによって得られることが発見された。
【0015】最後に式(I)の新規な置換ヒドロキシア
ルキルピリジン類が有害生物に対して優れた活性を有し
ていることが発見された。
ルキルピリジン類が有害生物に対して優れた活性を有し
ていることが発見された。
【0016】驚くべきことに、本発明の式(I)の新規
な置換ヒドロキシアルキルピリジン類は、先行技術から
公知の置換ヒドロキシアルキルピリジン類、例えばその
化学および/または作用が近似している化合物、4-(4-
クロロフェノキシ)-2,2-ジメチル-3-ヒドロキシ-1-フェ
ニル-3-(3-ピリジル)-ブタンと比較して、植物に被害を
及ぼす微生物に対してより優れた活性を示す。
な置換ヒドロキシアルキルピリジン類は、先行技術から
公知の置換ヒドロキシアルキルピリジン類、例えばその
化学および/または作用が近似している化合物、4-(4-
クロロフェノキシ)-2,2-ジメチル-3-ヒドロキシ-1-フェ
ニル-3-(3-ピリジル)-ブタンと比較して、植物に被害を
及ぼす微生物に対してより優れた活性を示す。
【0017】本発明の置換ヒドロキシアルキルピリジン
類は一般に式(I)によって定義される。
類は一般に式(I)によって定義される。
【0018】好ましい式(I)の化合物は、式中Xがフ
ッ素、塩素、臭素またはヨードを表し、Aが酸素または
硫黄を表し、そしてArが随時、それぞれが同一か又は
異なる適当な置換基、即ちハロゲン、シアノ、ニトロ、
それぞれが1ないし4個の炭素原子を有する、直鎖状又
は分枝鎖状アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アル
キルスルフィニル、またはアルキルスルホニル、それぞ
れが1ないし4個の炭素原子と1ないし9個の同一かま
たは異なるハロゲン原子を有する、直鎖状または分枝鎖
状ハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノア
ルキルチオ、ハロゲノアルキルスルフィニル、またはハ
ロゲノアルキルスルホニル、それぞれが個々のアルキル
部分に1ないし4個の炭素原子を有する、直鎖状または
分枝鎖状アルコキシカルボニルまたはアルコキシイミノ
アルキル、3ないし8個の炭素原子を有するシクロアル
キル、並びにそれぞれが随時ハロゲン、それぞれが1な
いし4個の炭素原子を有し、そして1ないし9個の同一
かまたは異なるハロゲン原子を有する、直鎖状または分
枝鎖状アルキル、直鎖状または分枝鎖状アルコキシ、直
鎖状または分枝鎖状ハロゲノアルキルおよび/または直
鎖状または分枝鎖状ハロゲノアルコキシによってモノ置
換またはそれ以上置換されていて良いフェニルによっ
て、モノ置換またはそれ以上置換されていて良い、6な
いし10個の炭素原子を有するアリールを表す、置換ヒ
ドロキシアルキルピリジン類である。
ッ素、塩素、臭素またはヨードを表し、Aが酸素または
硫黄を表し、そしてArが随時、それぞれが同一か又は
異なる適当な置換基、即ちハロゲン、シアノ、ニトロ、
それぞれが1ないし4個の炭素原子を有する、直鎖状又
は分枝鎖状アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アル
キルスルフィニル、またはアルキルスルホニル、それぞ
れが1ないし4個の炭素原子と1ないし9個の同一かま
たは異なるハロゲン原子を有する、直鎖状または分枝鎖
状ハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノア
ルキルチオ、ハロゲノアルキルスルフィニル、またはハ
ロゲノアルキルスルホニル、それぞれが個々のアルキル
部分に1ないし4個の炭素原子を有する、直鎖状または
分枝鎖状アルコキシカルボニルまたはアルコキシイミノ
アルキル、3ないし8個の炭素原子を有するシクロアル
キル、並びにそれぞれが随時ハロゲン、それぞれが1な
いし4個の炭素原子を有し、そして1ないし9個の同一
かまたは異なるハロゲン原子を有する、直鎖状または分
枝鎖状アルキル、直鎖状または分枝鎖状アルコキシ、直
鎖状または分枝鎖状ハロゲノアルキルおよび/または直
鎖状または分枝鎖状ハロゲノアルコキシによってモノ置
換またはそれ以上置換されていて良いフェニルによっ
て、モノ置換またはそれ以上置換されていて良い、6な
いし10個の炭素原子を有するアリールを表す、置換ヒ
ドロキシアルキルピリジン類である。
【0019】特に好ましい式(I)の化合物は、式中X
がフッ素、塩素、または臭素を表し、Aが酸素または硫
黄を表し、そしてArが随時、それぞれが同一か又は異
なる適当な置換基、即ちハロゲン、シアノ、ニトロ、そ
れぞれが1ないし3個の炭素原子を有する、直鎖状又は
分枝鎖状アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキ
ルスルフィニル、またはアルキルスルホニル、それぞれ
が1ないし3個の炭素原子と1ないし7個の同一かまた
は異なるハロゲン原子を有する、直鎖状または分枝鎖ハ
ロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアルキ
ルチオ、ハロゲノアルキルスルフィニル、またはハロゲ
ノアルキルスルホニル、それぞれが個々のアルキル部分
に1ないし3個の炭素原子を有する、直鎖状または分枝
鎖状アルコキシカルボニルまたはアルコキシイミノアル
キル、3ないし7個の炭素原子を有するシクロアルキ
ル、並びにそれぞれが随時、ハロゲン、1ないし3個の
炭素原子を有し、そして随時、1ないし7個の同一かま
たは異なるハロゲン原子を有する、直鎖状または分枝鎖
状アルキル、直鎖状または分枝鎖状アルコキシ、直鎖状
または分枝鎖状ハロゲノアルキルおよび/または直鎖状
または分枝鎖状ハロゲノアルコキシによってモノ置換な
いしペンタ置換されていて良いフェニルによって、モノ
置換ないしペンタ置換されていて良い、6ないし10個
の炭素原子を有するアリールを表す、置換ヒドロキシア
ルキルピリジン類である。
がフッ素、塩素、または臭素を表し、Aが酸素または硫
黄を表し、そしてArが随時、それぞれが同一か又は異
なる適当な置換基、即ちハロゲン、シアノ、ニトロ、そ
れぞれが1ないし3個の炭素原子を有する、直鎖状又は
分枝鎖状アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキ
ルスルフィニル、またはアルキルスルホニル、それぞれ
が1ないし3個の炭素原子と1ないし7個の同一かまた
は異なるハロゲン原子を有する、直鎖状または分枝鎖ハ
ロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアルキ
ルチオ、ハロゲノアルキルスルフィニル、またはハロゲ
ノアルキルスルホニル、それぞれが個々のアルキル部分
に1ないし3個の炭素原子を有する、直鎖状または分枝
鎖状アルコキシカルボニルまたはアルコキシイミノアル
キル、3ないし7個の炭素原子を有するシクロアルキ
ル、並びにそれぞれが随時、ハロゲン、1ないし3個の
炭素原子を有し、そして随時、1ないし7個の同一かま
たは異なるハロゲン原子を有する、直鎖状または分枝鎖
状アルキル、直鎖状または分枝鎖状アルコキシ、直鎖状
または分枝鎖状ハロゲノアルキルおよび/または直鎖状
または分枝鎖状ハロゲノアルコキシによってモノ置換な
いしペンタ置換されていて良いフェニルによって、モノ
置換ないしペンタ置換されていて良い、6ないし10個
の炭素原子を有するアリールを表す、置換ヒドロキシア
ルキルピリジン類である。
【0020】非常に特に好ましい式(I)の化合物は、
式中Xがフッ素、または塩素を表し、Aが酸素または硫
黄を表し、そしてArが随時、それぞれが同一か又は異
なる適当な置換基、即ちフッ素、塩素、臭素、シアノ、
ニトロ、メチル、エチル、n-またはi-プロピル、n
-,i-,s-またはt-ブチル、メトキシ、エトキシ、n
-またはi-プロポキシ、n-,i-,s-またはt-ブトキ
シ、メチルチオ、エチルチオ、メチルスルフィニル、エ
チルスルフィニル、メチルスルホニル、エチルスルホニ
ル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフル
オロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチ
ルチオ、トリフルオロメチルスルフィニル、トリフルオ
ロメチルスルホニル、メトキシカルボニル、エトキシカ
ルボニル、メトキシイミノメチル、メトキシイミノエチ
ル、エトキシイミノメチル、エトキシイミノエチル、シ
クロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、また
は随時、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n-ま
たはi-プロピル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロ
メチル、またはトリフルオロメトキシの同一かまたは異
なる基によってモノ置換ないしトリ置換されていて良い
フェニルを表す、置換ヒドロキシアルキルピリジン類で
ある。
式中Xがフッ素、または塩素を表し、Aが酸素または硫
黄を表し、そしてArが随時、それぞれが同一か又は異
なる適当な置換基、即ちフッ素、塩素、臭素、シアノ、
ニトロ、メチル、エチル、n-またはi-プロピル、n
-,i-,s-またはt-ブチル、メトキシ、エトキシ、n
-またはi-プロポキシ、n-,i-,s-またはt-ブトキ
シ、メチルチオ、エチルチオ、メチルスルフィニル、エ
チルスルフィニル、メチルスルホニル、エチルスルホニ
ル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフル
オロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチ
ルチオ、トリフルオロメチルスルフィニル、トリフルオ
ロメチルスルホニル、メトキシカルボニル、エトキシカ
ルボニル、メトキシイミノメチル、メトキシイミノエチ
ル、エトキシイミノメチル、エトキシイミノエチル、シ
クロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、また
は随時、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n-ま
たはi-プロピル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロ
メチル、またはトリフルオロメトキシの同一かまたは異
なる基によってモノ置換ないしトリ置換されていて良い
フェニルを表す、置換ヒドロキシアルキルピリジン類で
ある。
【0021】本発明の好ましい物質には更に、酸類と、
式(I)、式中X、AおよびArは、上に好ましいとし
て挙げられた意味を有する、の置換ヒドロキシアルキル
ピリジン類との付加生成物がある。
式(I)、式中X、AおよびArは、上に好ましいとし
て挙げられた意味を有する、の置換ヒドロキシアルキル
ピリジン類との付加生成物がある。
【0022】付加できる酸類には好ましくは、ハロゲン
化水素酸、例えば塩化水素酸、臭化水素酸、特に塩化水
素酸、更に燐酸、硝酸、硫酸、単官能性および二官能性
カルボン酸、およびヒドロキシカルボン酸、例えば酢
酸、マレイン酸、こはく酸、フマール酸、酒石酸、くえ
ん酸、サリチル酸、ソルビン酸、および乳酸、並びにス
ルホン酸、例えば p-トルエンスルホン酸、1,5-ナフタ
レンジスルホン酸、またはカンファースルホン酸が挙げ
られ、そして更にまたサッカリンおよびチオサッカリン
もある。
化水素酸、例えば塩化水素酸、臭化水素酸、特に塩化水
素酸、更に燐酸、硝酸、硫酸、単官能性および二官能性
カルボン酸、およびヒドロキシカルボン酸、例えば酢
酸、マレイン酸、こはく酸、フマール酸、酒石酸、くえ
ん酸、サリチル酸、ソルビン酸、および乳酸、並びにス
ルホン酸、例えば p-トルエンスルホン酸、1,5-ナフタ
レンジスルホン酸、またはカンファースルホン酸が挙げ
られ、そして更にまたサッカリンおよびチオサッカリン
もある。
【0023】本発明の好ましい物質には更に加えて、元
素周期表の主族IIないしIV並びに亜族IVないしVIIIの金
属塩と式(I)、式中X、AおよびArは、好ましいと
して上に挙げられた意味を有する、の置換ヒドロキシア
ルキルピリジン類との付加生成錯体がある。
素周期表の主族IIないしIV並びに亜族IVないしVIIIの金
属塩と式(I)、式中X、AおよびArは、好ましいと
して上に挙げられた意味を有する、の置換ヒドロキシア
ルキルピリジン類との付加生成錯体がある。
【0024】銅、亜鉛、マンガン、マグネシウム、錫、
鉄、およびニッケルの塩が特に好ましい。これらの塩の
適当なアニオンは、生理学的に受容できる付加生成物を
与える酸から誘導されたものである。特に好ましいこの
種の酸はハロゲン化水素酸、例えば塩化水素酸、および
臭化水素酸、更に燐酸、硝酸、および硫酸である。
鉄、およびニッケルの塩が特に好ましい。これらの塩の
適当なアニオンは、生理学的に受容できる付加生成物を
与える酸から誘導されたものである。特に好ましいこの
種の酸はハロゲン化水素酸、例えば塩化水素酸、および
臭化水素酸、更に燐酸、硝酸、および硫酸である。
【0025】もし、例えば1-クロロシクロプロピル-2-
(2,4-ジクロロフェノキ)-エタン-1-オンおよび3-ピリジ
ル-リチウムを出発物質として使用するならば、本発明
の方法の反応過程は下記式で表すことができる。
(2,4-ジクロロフェノキ)-エタン-1-オンおよび3-ピリジ
ル-リチウムを出発物質として使用するならば、本発明
の方法の反応過程は下記式で表すことができる。
【0026】
【化9】
【0027】本発明の方法を実施するために、出発物質
として必要なシクロプロピルケトンは、一般に式(II)
より定義される。式(II)において、X、AおよびAr
は好ましくは、本発明の式(I)の化合物を記載する際
にこれらの置換基に対して好ましいとして、既に挙げた
基を表す。
として必要なシクロプロピルケトンは、一般に式(II)
より定義される。式(II)において、X、AおよびAr
は好ましくは、本発明の式(I)の化合物を記載する際
にこれらの置換基に対して好ましいとして、既に挙げた
基を表す。
【0028】式(II)のシクロプロピルケトンは公知で
あるか、または公知の方法[例えばヨーロッパ特許(EP)
第 297 383号参照]と同様にして得ることができる。
あるか、または公知の方法[例えばヨーロッパ特許(EP)
第 297 383号参照]と同様にして得ることができる。
【0029】本発明を実施するために更に出発物質とし
て必要な有機金属ピリジン化合物は一般に式(III)に
よって定義される。この式(III)でMは好ましくはリ
チゥム原子またはMg-ClまたはMg-Br基を表す。
て必要な有機金属ピリジン化合物は一般に式(III)に
よって定義される。この式(III)でMは好ましくはリ
チゥム原子またはMg-ClまたはMg-Br基を表す。
【0030】式(III)の有機金属ピリジン化合物は、
有機化学ではよく知られた化合物である。
有機化学ではよく知られた化合物である。
【0031】不活性有機溶媒が本発明の方法を実施する
のに適した希釈剤である。これらの中では特に、脂肪
族、脂環族、または芳香族炭化水素、例えば石油ベンジ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレン、石油エーテル、ヘ
キサン、シクロヘキサン、またはエーテル類、例えばジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサ
ン、テトラヒドロフランまたはエチレングリコールジメ
チルエーテル、またはエチレングリコールジエチルエー
テル、またはアミド類、例えばヘキサメチル燐酸トリア
ミドである。
のに適した希釈剤である。これらの中では特に、脂肪
族、脂環族、または芳香族炭化水素、例えば石油ベンジ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレン、石油エーテル、ヘ
キサン、シクロヘキサン、またはエーテル類、例えばジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサ
ン、テトラヒドロフランまたはエチレングリコールジメ
チルエーテル、またはエチレングリコールジエチルエー
テル、またはアミド類、例えばヘキサメチル燐酸トリア
ミドである。
【0032】本発明の方法を実施する際、反応温度は比
較的広い範囲に亙って変えることができる。一般に-100
℃ないし+150℃、好ましくは-80℃ないし+120℃が使用
される。
較的広い範囲に亙って変えることができる。一般に-100
℃ないし+150℃、好ましくは-80℃ないし+120℃が使用
される。
【0033】本発明の方法は通常大気圧下に実施され
る。しかし、加圧下または減圧下に実施することも可能
である。
る。しかし、加圧下または減圧下に実施することも可能
である。
【0034】本発明の方法を実施するために、一般に1
モルの式(II)のシクロプロピルケトン1モル当たり、
1.0ないし3.0モル、好ましくは1.0ないし1.5モ
ルの有機金属ピリジン化合物が使用される。反応の実
施、後処理、および反応生成物の単離は通常の方法で行
う。同方法でもし必要ならば、同反応は適当な不活性気
体、例えば窒素またはヘリウムの存在下に実施すること
ができる。反応試薬として使用される式(III)の有機
金属ピリジン化合物を同反応に先立って、例えば3-ブロ
モピリジンとイソプロピルマグネシウムブロミドまたは
ブチルリチウムから反応容器中で直接製造し、単離する
ことなく引き続き本発明の方法に従って、式(II)のシ
クロプロピルケトンとワンポット法(複数の反応工程を
1個の反応器で実施るする方法)に実施することもでき
る(製造実施例も参照されたい)。式(I)の最終生成
物の精製は通常の操作法、例えばカラムクロマトグラフ
ィまたは再結晶によって実施する。
モルの式(II)のシクロプロピルケトン1モル当たり、
1.0ないし3.0モル、好ましくは1.0ないし1.5モ
ルの有機金属ピリジン化合物が使用される。反応の実
施、後処理、および反応生成物の単離は通常の方法で行
う。同方法でもし必要ならば、同反応は適当な不活性気
体、例えば窒素またはヘリウムの存在下に実施すること
ができる。反応試薬として使用される式(III)の有機
金属ピリジン化合物を同反応に先立って、例えば3-ブロ
モピリジンとイソプロピルマグネシウムブロミドまたは
ブチルリチウムから反応容器中で直接製造し、単離する
ことなく引き続き本発明の方法に従って、式(II)のシ
クロプロピルケトンとワンポット法(複数の反応工程を
1個の反応器で実施るする方法)に実施することもでき
る(製造実施例も参照されたい)。式(I)の最終生成
物の精製は通常の操作法、例えばカラムクロマトグラフ
ィまたは再結晶によって実施する。
【0035】本発明の式(I)の置換ヒドロキシアルキ
ルピリジンは酸付加塩、または金属塩錯体に変換させる
ことができる。
ルピリジンは酸付加塩、または金属塩錯体に変換させる
ことができる。
【0036】式(I)の化合物の酸付加塩を製造するの
に適した酸は好ましくは、本発明の酸付加塩を記載する
際に好ましいとして既に挙げた酸類である。
に適した酸は好ましくは、本発明の酸付加塩を記載する
際に好ましいとして既に挙げた酸類である。
【0037】式(I)の化合物の酸付加塩は通常の塩形
成法で簡単に、例えば式(I)の化合物を適当な不活性
溶媒に溶解し、酸、例えば塩酸を添加、そして通常の方
法、例えば濾過によって塩を単離し、そしてもし適当な
らば不活性有機溶媒で洗浄精製して得られる。
成法で簡単に、例えば式(I)の化合物を適当な不活性
溶媒に溶解し、酸、例えば塩酸を添加、そして通常の方
法、例えば濾過によって塩を単離し、そしてもし適当な
らば不活性有機溶媒で洗浄精製して得られる。
【0038】式(I)の化合物の金属塩錯体を製造する
のに適した塩類は好ましくは、本発明の金属塩錯体を記
載する際に好ましい金属塩として既に挙げた金属塩であ
る。式(I)の化合物の金属塩錯体は通常の方法で簡単
に、例えば金属塩をアルコール類、例えばエタノールに
溶解し、得られた溶液を式(I)の化合物に添加して得
ることができる。金属塩錯体は公知の方法、例えば濾過
によって単離でき、もし適当ならば、再結晶によって精
製される。
のに適した塩類は好ましくは、本発明の金属塩錯体を記
載する際に好ましい金属塩として既に挙げた金属塩であ
る。式(I)の化合物の金属塩錯体は通常の方法で簡単
に、例えば金属塩をアルコール類、例えばエタノールに
溶解し、得られた溶液を式(I)の化合物に添加して得
ることができる。金属塩錯体は公知の方法、例えば濾過
によって単離でき、もし適当ならば、再結晶によって精
製される。
【0039】同物質の確認は、融点、または非結晶性化
合物の場合は屈折率、またはプロトン核磁気共鳴スペク
トル法(1H-NMR)によって行う。
合物の場合は屈折率、またはプロトン核磁気共鳴スペク
トル法(1H-NMR)によって行う。
【0040】本発明の活性化合物は有害生物(pests)
に対して強力な作用を有し、実際に望ましくない有害生
物を防除するのに使用することができる。本活性化合物
は植物保護剤、就中、殺菌殺カビ剤(fungicide)として
の使用に適している。
に対して強力な作用を有し、実際に望ましくない有害生
物を防除するのに使用することができる。本活性化合物
は植物保護剤、就中、殺菌殺カビ剤(fungicide)として
の使用に適している。
【0041】植物保護において殺菌殺カビ剤(fungicid
e)は根瘤菌類(Plasmodiophoromycetes)、卵菌類(Oomyc
etes)、壷状菌(Chytridiomycetes)、接合菌類(Zygomyc
etes)、嚢子菌類(Ascomycetes)、担子菌類(Basidiomycet
es)及び不完全菌類(Deuteromycetes)防除に使用され
る。
e)は根瘤菌類(Plasmodiophoromycetes)、卵菌類(Oomyc
etes)、壷状菌(Chytridiomycetes)、接合菌類(Zygomyc
etes)、嚢子菌類(Ascomycetes)、担子菌類(Basidiomycet
es)及び不完全菌類(Deuteromycetes)防除に使用され
る。
【0042】上に挙げた菌性病害の病原体の幾つかを属
名で以下に示す。但しそれに何等制限されるものではな
い。
名で以下に示す。但しそれに何等制限されるものではな
い。
【0043】Pythium属、例えば冬枯病(Pythium ultimu
m);Phytophthora属、例えばじゃがいも疫病(Phytophtho
ra infestance);Pseudoperonospora属、例えばホップの
べと病(Pseudoperonospora humuli),きゅうりのべと病
(Pseudoperonospora cubensis);Plasmopara属、例えば
葡萄のべと病(Plasmopara viticola);Peronospora属、例
えば網斑病(Peronospora pisi),野菜類のべと病(Peron
osporabrassicae);Erysiphe属、例えば大麦のうどん粉病
(Erysiphe graminis);Sphaerotheca属、例えば胡瓜のう
どん粉病(Sphaerotheca fuliginea);Podosphaera属、例
えば林檎のうどん粉病(Podosphaera leucotricha);Ven
turia属、例えば林檎黒星病(Venturia inaequalis);Pyr
enophora属、例えば大麦網斑病(Pyrenophora teres),大
麦斑葉病(Pyrenophoragraminea)(分生胞子形: Drechsle
ra, Helminthsporiumと同じ);Cochliobolus属、例え
ば麦類の斑点病(Cochliobolus sativis)(分生胞子形:D
rechslera, Helminthsporiumと同じ);Uromyces属、例
えばいんげんのさび病(Uromyces appendiculatus);Puc
cinia属、例えば小麦の赤さび病(Puccinia recondita);T
iletia属、例えばチレチアカリエス(Tiletia caries);Us
tilago属、例えば大麦の裸黒穂病(Ustilago nuda)又は
燕麦の裸黒穂病(Ustilago avenae);Pellicularia属、例
えば稲の紋枯病(Pellicularia sasaki);Pyricularia属、
例えば稲のいもち病(Pyricularia oryzae);Fusarium
属、例えばフサリウムクルモルム(Fusarium culmorum);
Botrytis属、例えば灰色かび病(Botrytis cinerea);Sept
oria属、例えば小麦のうき枯病(Septoria nodorum);Lep
tosphaeria属、例えば大麦穎汚斑病(Leptosphaeria nodo
rum);Cercospora属、例えば褐斑病(Cercospora canesce
ns);Alternaria属、例えばキャベツの黒斑病(Alternari
a brassicae); およびPseudocercosporella属、例えば穀
類茎変形病(stem break)(Pseudocercosporella herpot
richoides)。
m);Phytophthora属、例えばじゃがいも疫病(Phytophtho
ra infestance);Pseudoperonospora属、例えばホップの
べと病(Pseudoperonospora humuli),きゅうりのべと病
(Pseudoperonospora cubensis);Plasmopara属、例えば
葡萄のべと病(Plasmopara viticola);Peronospora属、例
えば網斑病(Peronospora pisi),野菜類のべと病(Peron
osporabrassicae);Erysiphe属、例えば大麦のうどん粉病
(Erysiphe graminis);Sphaerotheca属、例えば胡瓜のう
どん粉病(Sphaerotheca fuliginea);Podosphaera属、例
えば林檎のうどん粉病(Podosphaera leucotricha);Ven
turia属、例えば林檎黒星病(Venturia inaequalis);Pyr
enophora属、例えば大麦網斑病(Pyrenophora teres),大
麦斑葉病(Pyrenophoragraminea)(分生胞子形: Drechsle
ra, Helminthsporiumと同じ);Cochliobolus属、例え
ば麦類の斑点病(Cochliobolus sativis)(分生胞子形:D
rechslera, Helminthsporiumと同じ);Uromyces属、例
えばいんげんのさび病(Uromyces appendiculatus);Puc
cinia属、例えば小麦の赤さび病(Puccinia recondita);T
iletia属、例えばチレチアカリエス(Tiletia caries);Us
tilago属、例えば大麦の裸黒穂病(Ustilago nuda)又は
燕麦の裸黒穂病(Ustilago avenae);Pellicularia属、例
えば稲の紋枯病(Pellicularia sasaki);Pyricularia属、
例えば稲のいもち病(Pyricularia oryzae);Fusarium
属、例えばフサリウムクルモルム(Fusarium culmorum);
Botrytis属、例えば灰色かび病(Botrytis cinerea);Sept
oria属、例えば小麦のうき枯病(Septoria nodorum);Lep
tosphaeria属、例えば大麦穎汚斑病(Leptosphaeria nodo
rum);Cercospora属、例えば褐斑病(Cercospora canesce
ns);Alternaria属、例えばキャベツの黒斑病(Alternari
a brassicae); およびPseudocercosporella属、例えば穀
類茎変形病(stem break)(Pseudocercosporella herpot
richoides)。
【0044】植物病害防除に必要な濃度での、本活性化
合物に対する植物の耐性が優れているので、本活性化合
物による、植物の地上部分、栄養繁殖株、種子及び土壌
の処理が可能である。 本発明の活性化合物は特に穀物
類の病害防除、例えば大麦網斑病病原菌(Pyrenophora t
eres)または、大麦および小麦の斑点病病原菌(Cochliob
olus sativis)、または小麦の穎汚斑病原菌(Leptosphae
ria nodorum)、または大麦のうどん粉病病原菌(Erysiph
e graminis)、または穀類植物の茎の変形(stembreak)病
原菌(Pseudocercosporella herpotrichoides)、または
フサリウム属または果物野菜栽培における病害防除、例
えば葡萄蔓のうどんこ病病原菌(Uncinula necator)、ま
たは林檎黒星病病原菌(Venturia inaequalis)、 または
胡瓜のうどん粉病病原菌(Sphaerotheca fuliginea)、ま
たは林檎のうどん粉病病原菌(Podosphaera leucotrich
a)に対して、または稲の病害防除、例えば稲のいもち病
(Pyricularia oryzae)、稲の紋枯病(Pellicularia sasa
kii)に対して使用でき、特に優れた結果が得られる。更
に本発明の活性化合物は、広範で効果的なインビトロ活
性を有している。
合物に対する植物の耐性が優れているので、本活性化合
物による、植物の地上部分、栄養繁殖株、種子及び土壌
の処理が可能である。 本発明の活性化合物は特に穀物
類の病害防除、例えば大麦網斑病病原菌(Pyrenophora t
eres)または、大麦および小麦の斑点病病原菌(Cochliob
olus sativis)、または小麦の穎汚斑病原菌(Leptosphae
ria nodorum)、または大麦のうどん粉病病原菌(Erysiph
e graminis)、または穀類植物の茎の変形(stembreak)病
原菌(Pseudocercosporella herpotrichoides)、または
フサリウム属または果物野菜栽培における病害防除、例
えば葡萄蔓のうどんこ病病原菌(Uncinula necator)、ま
たは林檎黒星病病原菌(Venturia inaequalis)、 または
胡瓜のうどん粉病病原菌(Sphaerotheca fuliginea)、ま
たは林檎のうどん粉病病原菌(Podosphaera leucotrich
a)に対して、または稲の病害防除、例えば稲のいもち病
(Pyricularia oryzae)、稲の紋枯病(Pellicularia sasa
kii)に対して使用でき、特に優れた結果が得られる。更
に本発明の活性化合物は、広範で効果的なインビトロ活
性を有している。
【0045】本活性化合物はそれぞれ特有な物理的およ
び/または化学的性質に応じて、通常の配合物、例えば
液剤、乳剤、分散剤、粉剤、泡沫剤、塗沫剤、粒剤、エ
アロゾル、高分子物質中に分散した、または種子被覆の
ための超微粒子カプセル、並びにULV冷ミストおよび暖
ミスト用配合物にすることができる。
び/または化学的性質に応じて、通常の配合物、例えば
液剤、乳剤、分散剤、粉剤、泡沫剤、塗沫剤、粒剤、エ
アロゾル、高分子物質中に分散した、または種子被覆の
ための超微粒子カプセル、並びにULV冷ミストおよび暖
ミスト用配合物にすることができる。
【0046】これらの配合物は公知の方法、例えば活性
化合物を増量剤、即ち液状溶媒、加圧下液化ガス、及び
/又は固体状担体と、随時表面活性剤、即ち乳化剤及び
/又は分散剤及び/又は起泡剤を使用して混合し、製造
される。水を増量剤として使用する時は、例えば有機溶
媒もまた、補助溶媒として使用することができる。
化合物を増量剤、即ち液状溶媒、加圧下液化ガス、及び
/又は固体状担体と、随時表面活性剤、即ち乳化剤及び
/又は分散剤及び/又は起泡剤を使用して混合し、製造
される。水を増量剤として使用する時は、例えば有機溶
媒もまた、補助溶媒として使用することができる。
【0047】液状溶剤として適当なものの、主だったも
のを挙げると、芳香族化合物類、例えばキシレン、トル
エン、アルキルナフタレン、塩素化芳香族又は塩素化脂
肪族炭化水素、例えばクロロベンゼン、クロロエチレン
又は塩化メチレン、脂肪族炭化水素、例えばシクロヘキ
サン、又はパラフィン類、例えば鉱物油溜分、アルコー
ル類、例えばブタノール又はグリコール並びにそのエー
テル及びエステル類、ケトン類、例えばアセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はシクロヘ
キサノン、高度極性溶媒、例えばジメチルホルムアミド
及びジメチルスルホキシド、並びに水がある。
のを挙げると、芳香族化合物類、例えばキシレン、トル
エン、アルキルナフタレン、塩素化芳香族又は塩素化脂
肪族炭化水素、例えばクロロベンゼン、クロロエチレン
又は塩化メチレン、脂肪族炭化水素、例えばシクロヘキ
サン、又はパラフィン類、例えば鉱物油溜分、アルコー
ル類、例えばブタノール又はグリコール並びにそのエー
テル及びエステル類、ケトン類、例えばアセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はシクロヘ
キサノン、高度極性溶媒、例えばジメチルホルムアミド
及びジメチルスルホキシド、並びに水がある。
【0048】液化ガス増量剤又は担体とは常温常圧下で
は気体状である液体、例えばエアロゾール噴射剤を意味
し、例えハロゲン化炭化水素並びにブタン、プロパン、
窒素及び炭酸ガスが挙げられる。
は気体状である液体、例えばエアロゾール噴射剤を意味
し、例えハロゲン化炭化水素並びにブタン、プロパン、
窒素及び炭酸ガスが挙げられる。
【0049】固体状担体として適当なものには、例えば
磨砕した天然鉱物、例えばカオリン、クレー、タルク、
チョーク、石英、アタバルジャイト、モンモリロナイト
又は珪藻土、及び磨砕した合成鉱物、例えば高分散性珪
酸、アルミナ及び珪酸塩がある。
磨砕した天然鉱物、例えばカオリン、クレー、タルク、
チョーク、石英、アタバルジャイト、モンモリロナイト
又は珪藻土、及び磨砕した合成鉱物、例えば高分散性珪
酸、アルミナ及び珪酸塩がある。
【0050】粒剤用固体状担体として適当なものには、
例えば粉砕そして分級した天然岩、例えば石灰岩、大理
石、軽石、海泡石及び白雲石並びに無機及び有機のひき
割りの人工顆粒、及び有機質の顆粒、例えば鋸屑、椰子
殻、とうもろこしの穂軸及びたばこの茎がある。
例えば粉砕そして分級した天然岩、例えば石灰岩、大理
石、軽石、海泡石及び白雲石並びに無機及び有機のひき
割りの人工顆粒、及び有機質の顆粒、例えば鋸屑、椰子
殻、とうもろこしの穂軸及びたばこの茎がある。
【0051】乳化剤及び/又は起泡剤として適当なもの
には、例えば非イオン性及びアニオン性乳化剤、例えば
ポリオキシエチレンー脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンー脂肪アルコールエーテル、例えばアルキルアリー
ルグリコールエーテル、アルキルスルホン酸、アルキル
硫酸塩、アリールスルホン酸並びにアルブミン加水分解
物がある。
には、例えば非イオン性及びアニオン性乳化剤、例えば
ポリオキシエチレンー脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンー脂肪アルコールエーテル、例えばアルキルアリー
ルグリコールエーテル、アルキルスルホン酸、アルキル
硫酸塩、アリールスルホン酸並びにアルブミン加水分解
物がある。
【0052】分散剤として適当なものには、例えばリグ
ニンー亜硫酸塩及びメチルセルロースがある。
ニンー亜硫酸塩及びメチルセルロースがある。
【0053】接着剤、例えばカルボキシメチルセルロー
ス及び粉末状、粒状又はラテックス状の天然及び合成重
合体、例えばアラビアゴム、ポリビニルアルコール、ポ
リ酢酸ビニール及び天然燐脂質、例えばセファリン及び
レシチン、及び合成燐脂質を同配合物中で使用すること
ができる。更に鉱物油及び植物油も添加する事が出来
る。
ス及び粉末状、粒状又はラテックス状の天然及び合成重
合体、例えばアラビアゴム、ポリビニルアルコール、ポ
リ酢酸ビニール及び天然燐脂質、例えばセファリン及び
レシチン、及び合成燐脂質を同配合物中で使用すること
ができる。更に鉱物油及び植物油も添加する事が出来
る。
【0054】着色剤例えば無機顔料、例えば酸化鉄、酸
化チタニウム及びプルッシャンブルー、及び有機染料、
例えばアリザリン染料、アゾ染料及び金属フタロシアニ
ン染料、及び微量栄養素、例えば鉄、マンガン、ほう
素、銅、コバルト、モリブデン及び亜鉛の塩類を使用す
る事が出来る。
化チタニウム及びプルッシャンブルー、及び有機染料、
例えばアリザリン染料、アゾ染料及び金属フタロシアニ
ン染料、及び微量栄養素、例えば鉄、マンガン、ほう
素、銅、コバルト、モリブデン及び亜鉛の塩類を使用す
る事が出来る。
【0055】配合物は一般に0.1ないし95重量%、好ま
しくは0.5ないし90重量%の活性化合物を含有する。
しくは0.5ないし90重量%の活性化合物を含有する。
【0056】本発明の活性化合物は、配合物中に他の公
知の活性化合物、例えば殺菌殺カビ剤(fungicide)、殺
虫剤、殺だに剤、除草剤との混合物として、並びに肥料
及び成長調整剤との混合物として存在することができ
る。
知の活性化合物、例えば殺菌殺カビ剤(fungicide)、殺
虫剤、殺だに剤、除草剤との混合物として、並びに肥料
及び成長調整剤との混合物として存在することができ
る。
【0057】本活性化合物は、その儘で、又はそれらの
配合物の形で、又はそれらから調製される直ちに使用で
きる施用形態、例えば液剤、懸濁剤、水和剤(wettable
dust)、塗布剤(paste)、溶解性粉末(soluble powde
r)、粉末剤(dusts)及び顆粒剤(granules)として使用す
る事が出来る。これらは通常の方法で、例えば潅注(wa
tering)、液剤散布(spraying)、噴霧(atomizing)、顆
粒剤散布(scatteing)、粉末剤散布(dusting)、発泡(fo
aming)、刷毛塗り(brushing)、その他によって使用され
る。更に本活性化合物は超低量法(ultra-low volume)
によって、又は活性化合物の配合物、あるいはそれ自体
を土壌中に注入する事によって使用することができる
る。植物の種子も処理することができる。
配合物の形で、又はそれらから調製される直ちに使用で
きる施用形態、例えば液剤、懸濁剤、水和剤(wettable
dust)、塗布剤(paste)、溶解性粉末(soluble powde
r)、粉末剤(dusts)及び顆粒剤(granules)として使用す
る事が出来る。これらは通常の方法で、例えば潅注(wa
tering)、液剤散布(spraying)、噴霧(atomizing)、顆
粒剤散布(scatteing)、粉末剤散布(dusting)、発泡(fo
aming)、刷毛塗り(brushing)、その他によって使用され
る。更に本活性化合物は超低量法(ultra-low volume)
によって、又は活性化合物の配合物、あるいはそれ自体
を土壌中に注入する事によって使用することができる
る。植物の種子も処理することができる。
【0058】植物の部分処理では、施用形態での活性化
合物の濃度はかなり広い範囲で変える事が出来る。その
濃度は一般に1ないし0.0001重量%、好ましくは0.5ない
し0.001重量%である。
合物の濃度はかなり広い範囲で変える事が出来る。その
濃度は一般に1ないし0.0001重量%、好ましくは0.5ない
し0.001重量%である。
【0059】種子処理では、種子1 kg当たり、一般に0.
001ないし50 g、好ましくは0.01ないし10 gが必要であ
る。
001ないし50 g、好ましくは0.01ないし10 gが必要であ
る。
【0060】土壌処理では、活性化合物は施用場所で、
一般に0.00001ないし0.1重量%、好ましくは0.0001ない
し0.02重量%の濃度が必要である。
一般に0.00001ないし0.1重量%、好ましくは0.0001ない
し0.02重量%の濃度が必要である。
【0061】植物病原性微生物に対する上記活性に加え
て、本発明の活性化合物は、材料、あるいは資材の保護
に関連した微生物の広範なスペクトルに対する広範なそ
して強力な殺微生物効果、並びに藻類およびスライム生
物に対する、際立って優れた活性を示す。それ故本発明
の物質は、産業資材の保護に特に良く適している。
て、本発明の活性化合物は、材料、あるいは資材の保護
に関連した微生物の広範なスペクトルに対する広範なそ
して強力な殺微生物効果、並びに藻類およびスライム生
物に対する、際立って優れた活性を示す。それ故本発明
の物質は、産業資材の保護に特に良く適している。
【0062】本文中の産業資材とは、産業用途に製造さ
れた無生物材料である。本発明の活性化合物によって微
生物による変質及び破壊から保護される産業資材は、例
えば接着剤、糊剤、紙、カードボード、繊維、皮革、木
材、塗料、 合成製品、低温潤滑剤、及びその他の微生
物によって攻撃を受けるか、又は分解される材料であ
る。生産プラント部品、例えば微生物の繁殖によって損
害を受ける冷却水循環系もまた保護すべき材料の範囲の
中に入れられる。本発明の範囲内で、好ましく挙げるこ
とができる産業資材は、接着剤、糊剤、紙及びカードボ
ード、皮革、木材、ラッカー、塗料、合成製品、冷媒潤
滑剤、及び冷媒循環系である。
れた無生物材料である。本発明の活性化合物によって微
生物による変質及び破壊から保護される産業資材は、例
えば接着剤、糊剤、紙、カードボード、繊維、皮革、木
材、塗料、 合成製品、低温潤滑剤、及びその他の微生
物によって攻撃を受けるか、又は分解される材料であ
る。生産プラント部品、例えば微生物の繁殖によって損
害を受ける冷却水循環系もまた保護すべき材料の範囲の
中に入れられる。本発明の範囲内で、好ましく挙げるこ
とができる産業資材は、接着剤、糊剤、紙及びカードボ
ード、皮革、木材、ラッカー、塗料、合成製品、冷媒潤
滑剤、及び冷媒循環系である。
【0063】産業資材を分解し、変質させることができ
る微生物は、例えば細菌、かび、酵母、藻類、粘液生物
を挙げることができる。本発明の活性化合物は、菌類、
特にかび類、および材木変色性、そし材木破壊性菌類、
即ち担子菌類(Basidiomycetes)、並びにスライム生物お
よび藻類に対して好ましく作用する。
る微生物は、例えば細菌、かび、酵母、藻類、粘液生物
を挙げることができる。本発明の活性化合物は、菌類、
特にかび類、および材木変色性、そし材木破壊性菌類、
即ち担子菌類(Basidiomycetes)、並びにスライム生物お
よび藻類に対して好ましく作用する。
【0064】例えば下記の属の微生物を挙げることがで
きる。
きる。
【0065】Alternaria属例えば黒斑病菌(Alterinaria
tenus)、 Asperugillus属例えば黒かび類(Asperugillus niger) Achaetomium属例えばケタマカビ類(Chaetomium globos
um) Letinus属例えばマツオオジ類(Letinus tigrinus) Penicillium属例えば青かび類(Penicillium glaucum) Polyporus属例えばタマチヨレイタケ類(Polyporus vers
icolor) Aureobasidium属例えば黒色酵母菌類(Aureobasidium p
ullulans) Sclerophoma属例えばつゆかび類(Sclerophoma pityophi
la) Trichoderma属例えばモニリア菌類(Trichoderma virid
e) Escherichia属例えば大腸菌(Escherichia coli) Pseudomonas属例えば緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa) Staphylococcus属例えばぶどう球菌(Staphylococcus au
reus) 本発明の活性化合物は、その応用分野によって、通常の
配合物、例えば液剤、乳剤、分散剤、粉末剤、塗沫剤、
あるいは粒剤に変えることができる。
tenus)、 Asperugillus属例えば黒かび類(Asperugillus niger) Achaetomium属例えばケタマカビ類(Chaetomium globos
um) Letinus属例えばマツオオジ類(Letinus tigrinus) Penicillium属例えば青かび類(Penicillium glaucum) Polyporus属例えばタマチヨレイタケ類(Polyporus vers
icolor) Aureobasidium属例えば黒色酵母菌類(Aureobasidium p
ullulans) Sclerophoma属例えばつゆかび類(Sclerophoma pityophi
la) Trichoderma属例えばモニリア菌類(Trichoderma virid
e) Escherichia属例えば大腸菌(Escherichia coli) Pseudomonas属例えば緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa) Staphylococcus属例えばぶどう球菌(Staphylococcus au
reus) 本発明の活性化合物は、その応用分野によって、通常の
配合物、例えば液剤、乳剤、分散剤、粉末剤、塗沫剤、
あるいは粒剤に変えることができる。
【0066】これらの配合物はそれ自体公知の方法、例
えば活性化合物を、液状溶剤および固体状担体物質から
なる展延剤、随時表面活性剤、例えば乳化剤および/ま
たは分散剤と一緒に混合して製造することできる。な
お、展延剤として水を使用するときは、有機溶剤、例え
ばアルコール類を補助剤として使用できる。本活性化合
物に使用する液状溶剤は例えば、水、アルコール類、例
えばエタノール、イソプロパノール、またはベンジルア
ルコール、ケトン類例えばアセトン、またはメチルエチ
ルケトン、液状炭化水素類、例えばベンジン溜分、ハロ
ゲン化炭化水素類、例えば1,2-ジクロロエタンである。
えば活性化合物を、液状溶剤および固体状担体物質から
なる展延剤、随時表面活性剤、例えば乳化剤および/ま
たは分散剤と一緒に混合して製造することできる。な
お、展延剤として水を使用するときは、有機溶剤、例え
ばアルコール類を補助剤として使用できる。本活性化合
物に使用する液状溶剤は例えば、水、アルコール類、例
えばエタノール、イソプロパノール、またはベンジルア
ルコール、ケトン類例えばアセトン、またはメチルエチ
ルケトン、液状炭化水素類、例えばベンジン溜分、ハロ
ゲン化炭化水素類、例えば1,2-ジクロロエタンである。
【0067】殺微生物剤は一般に1ないし95%、好ま
しくは10ないし75%の活性化合物を含んでいる。
しくは10ないし75%の活性化合物を含んでいる。
【0068】本発明の活性化合物を使用する濃度は、防
除目標微生物の性質および病害発生率、並びに保護対象
材料の組成によって異なる。最適使用量は一連の試験に
よって明確に決められる。一般に使用濃度は、保護対象
材料を基準として、0.001ないし5重量%、好まし
くは0.05ないし1.0重量%の範囲である。
除目標微生物の性質および病害発生率、並びに保護対象
材料の組成によって異なる。最適使用量は一連の試験に
よって明確に決められる。一般に使用濃度は、保護対象
材料を基準として、0.001ないし5重量%、好まし
くは0.05ないし1.0重量%の範囲である。
【0069】本発明の活性化合物はまた、他の公知の活
性化合物との混合物として存在することもできる。例え
ば、ベンジルアルコールモノ(またはポリ)ヘミホルマ
ールおよびその他のホルムアルデヒド発生化合物、ベン
ズイミダゾリール メチルカルバメート、テトラメチル
ジウラム ジスルフィド、ジアルキルジチオカルバメー
トの亜鉛塩、2,4,5,6-テトラクロロイソフタロニトリ
ル、チアゾリルベンズイミダゾール、メルカプトベンゾ
チアゾール、有機錫化合物類、メチレンビスチオシアネ
ート、フェノール誘導体類、例えば2-フェニルフェノー
ル、(2,2'-ジヒドロキシ-5,5'-ジクロロ)-ジフェニルメ
タン、3-メチル-4-クロロフェノール、2-チオシアノメ
チルチオベンゾチアゾール、N-トリハロゲノメチルチ
オ化合物、例えば folpet、fluorofolpetおよびdichlof
luanid、アゾール殺菌殺かび剤、例えば triadimefon、
triadimenol、bitertanol、tebuconazole、propiconazo
le、azoconazole、ヨードプロパルギル誘導体類、例え
ばiodopropargyl butylcarbamateおよびiodopropargyl
phenylcarbamate、ヨードチアゾリノン化合物、例えばK
athon並びに4級アンモニウム化合物、例えばベンザル
コニウムクロリドを挙げることができる。
性化合物との混合物として存在することもできる。例え
ば、ベンジルアルコールモノ(またはポリ)ヘミホルマ
ールおよびその他のホルムアルデヒド発生化合物、ベン
ズイミダゾリール メチルカルバメート、テトラメチル
ジウラム ジスルフィド、ジアルキルジチオカルバメー
トの亜鉛塩、2,4,5,6-テトラクロロイソフタロニトリ
ル、チアゾリルベンズイミダゾール、メルカプトベンゾ
チアゾール、有機錫化合物類、メチレンビスチオシアネ
ート、フェノール誘導体類、例えば2-フェニルフェノー
ル、(2,2'-ジヒドロキシ-5,5'-ジクロロ)-ジフェニルメ
タン、3-メチル-4-クロロフェノール、2-チオシアノメ
チルチオベンゾチアゾール、N-トリハロゲノメチルチ
オ化合物、例えば folpet、fluorofolpetおよびdichlof
luanid、アゾール殺菌殺かび剤、例えば triadimefon、
triadimenol、bitertanol、tebuconazole、propiconazo
le、azoconazole、ヨードプロパルギル誘導体類、例え
ばiodopropargyl butylcarbamateおよびiodopropargyl
phenylcarbamate、ヨードチアゾリノン化合物、例えばK
athon並びに4級アンモニウム化合物、例えばベンザル
コニウムクロリドを挙げることができる。
【0070】本発明によって使用される物質の混合物
は、同様に公知の殺虫剤と一緒に使用することができ
る。殺虫剤として、有機燐化合物、例えば chlorpyriph
osまたはphoxim、カルバメート類、例えば aldicarb, c
arbosulfan または propoxurまたはピレトリン類、例え
ば permethrin、cyfluthrin、cypermethrin、deltameth
rin、またはfenvalerateを挙げることができる。
は、同様に公知の殺虫剤と一緒に使用することができ
る。殺虫剤として、有機燐化合物、例えば chlorpyriph
osまたはphoxim、カルバメート類、例えば aldicarb, c
arbosulfan または propoxurまたはピレトリン類、例え
ば permethrin、cyfluthrin、cypermethrin、deltameth
rin、またはfenvalerateを挙げることができる。
【0071】アルジシド(殺藻剤)、軟体動物駆除剤、
および船底塗料上に付着する海洋動物に対する活性物質
も、本配合物に混合するのに適している。
および船底塗料上に付着する海洋動物に対する活性物質
も、本配合物に混合するのに適している。
【0072】
【実施例】製造実施例 実施例1
【0073】
【化10】
【0074】30.6g(0.1モル)のn-ブチルリチ
ウムのn-ヘキサン溶液(濃度23%)を、-80℃、乾
燥窒素雰囲気下、撹拌しながら、15.8g(0.1モ
ル)の3-ブロモピリジンを80mlのジエチルエーテル
および80mlのテトラヒドロフランの混合溶媒に溶解
した溶液に滴下した。添加完了後、反応混合物を同温度
で更に20分間撹拌し、次いで28.0g(0.1モル)
の1ークロロシクロプロピル-2-(2,4-ジクロロフェノキ
シ)-エタン-1-オンを100mlのテトラヒドロフラン
に溶解した溶液を、同様に-80℃で添加、そして得ら
れた混合物を-80℃で更に30分間撹拌し、次いで、
反応混合物を2時間以内に室温に戻し、140mlの飽
和塩化アンモニウム水溶液を加え、有機相を分離、水で
2回洗浄、硫酸ナトリウム上で乾燥、そして真空下に溶
媒を除去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィ(溶
出液:ジエチルエーテル)で精製する。18.3g(理論
量)の1-(1ークロロシクロプロピル)-1ー(3ーピリジル)-2-
(2,4-ジクロロフェノキシ)-エタノールが油状物として
得られる。
ウムのn-ヘキサン溶液(濃度23%)を、-80℃、乾
燥窒素雰囲気下、撹拌しながら、15.8g(0.1モ
ル)の3-ブロモピリジンを80mlのジエチルエーテル
および80mlのテトラヒドロフランの混合溶媒に溶解
した溶液に滴下した。添加完了後、反応混合物を同温度
で更に20分間撹拌し、次いで28.0g(0.1モル)
の1ークロロシクロプロピル-2-(2,4-ジクロロフェノキ
シ)-エタン-1-オンを100mlのテトラヒドロフラン
に溶解した溶液を、同様に-80℃で添加、そして得ら
れた混合物を-80℃で更に30分間撹拌し、次いで、
反応混合物を2時間以内に室温に戻し、140mlの飽
和塩化アンモニウム水溶液を加え、有機相を分離、水で
2回洗浄、硫酸ナトリウム上で乾燥、そして真空下に溶
媒を除去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィ(溶
出液:ジエチルエーテル)で精製する。18.3g(理論
量)の1-(1ークロロシクロプロピル)-1ー(3ーピリジル)-2-
(2,4-ジクロロフェノキシ)-エタノールが油状物として
得られる。
【0075】1HMR(CDCl3/テトラメチルシラ
ン):δ =3.68ppm(1H)出発物質の製造 実施例II-1 :
ン):δ =3.68ppm(1H)出発物質の製造 実施例II-1 :
【0076】
【化11】
【0077】15.3g(0.1モル)の1ークロロシクロ
プロピル-2-クロロ-2-エタン-1-オン(例えばヨーロッパ
特許(EP)第297 383号参照)、18g(0.11モル)の
2,4-ジクロロフェノール、および16.5g(0.12モ
ル)の炭酸カリウムをトルエン100ml中還流温度で
8時間、撹拌しながら加熱した。後処理で、冷却した反
応混合物を水に加え、有機相を分離、10%水酸化ナト
リウム溶液で3回洗浄、硫酸ナトリウム上で乾燥、そし
て残渣を直接、更に精製することなく次の反応にかけ
た。
プロピル-2-クロロ-2-エタン-1-オン(例えばヨーロッパ
特許(EP)第297 383号参照)、18g(0.11モル)の
2,4-ジクロロフェノール、および16.5g(0.12モ
ル)の炭酸カリウムをトルエン100ml中還流温度で
8時間、撹拌しながら加熱した。後処理で、冷却した反
応混合物を水に加え、有機相を分離、10%水酸化ナト
リウム溶液で3回洗浄、硫酸ナトリウム上で乾燥、そし
て残渣を直接、更に精製することなく次の反応にかけ
た。
【0078】25.8(理論量の92%)の1ークロロシク
ロプロピル-2-(2,4-ジクロロフェノキシ)-エタン-1-オ
ンを油状物として得た。
ロプロピル-2-(2,4-ジクロロフェノキシ)-エタン-1-オ
ンを油状物として得た。
【0079】実施例2
【0080】
【化12】
【0081】25.6g(0.162モル)の3-ブロモピ
リジンを140mlのテトラヒドロフランに溶解し、そ
れを室温撹拌下に、23.8g(0.162モル)のイソプ
ロピルマグネシウムブロミドを140mlのジエチルエ
ーテルに溶解した溶液に添加した。この工程中に反応温
度が還流温度にまで上昇する。添加完了後、得られた混
合物を同温度で更に30分間撹拌し、次いで33.0g
(0.135モル)の1ークロロシクロプロピル-2-(4-クロ
ロフェノキシ)-エタン-1-オンを100mlのテトラヒ
ドロフランに溶解した溶液を撹拌しながら滴下した。次
いで反応混合物を還流温度で更に30分間撹拌し、室温
に冷却、50mlの水を添加、塩酸で反応混合物のpH
を5ないし6に調整、有機相を分離、水で2回洗浄、硫
酸ナトリウム上で乾燥、そして溶媒を真空下に除去し
た。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィで精製
する(溶出液:ジエチルエーテル)。
リジンを140mlのテトラヒドロフランに溶解し、そ
れを室温撹拌下に、23.8g(0.162モル)のイソプ
ロピルマグネシウムブロミドを140mlのジエチルエ
ーテルに溶解した溶液に添加した。この工程中に反応温
度が還流温度にまで上昇する。添加完了後、得られた混
合物を同温度で更に30分間撹拌し、次いで33.0g
(0.135モル)の1ークロロシクロプロピル-2-(4-クロ
ロフェノキシ)-エタン-1-オンを100mlのテトラヒ
ドロフランに溶解した溶液を撹拌しながら滴下した。次
いで反応混合物を還流温度で更に30分間撹拌し、室温
に冷却、50mlの水を添加、塩酸で反応混合物のpH
を5ないし6に調整、有機相を分離、水で2回洗浄、硫
酸ナトリウム上で乾燥、そして溶媒を真空下に除去し
た。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィで精製
する(溶出液:ジエチルエーテル)。
【0082】10.6g(理論量の24%)の1-(1ークロロ
シクロプロピル)-1-(3-ピリジル)-2-(4-クロロフェノキ
シ)-エタノールが、屈折率n20 D=1.5665の油状物
として得られた。
シクロプロピル)-1-(3-ピリジル)-2-(4-クロロフェノキ
シ)-エタノールが、屈折率n20 D=1.5665の油状物
として得られた。
【0083】実施例II-2:
【0084】
【化13】
【0085】50.4g(0.392モル)の4-クロロフェ
ノールと54.1g(0.392モル)の炭酸ナトリウム
とを水分離装置を取り付け、400mlのトルエン中還
流温度で2時間撹拌下に加熱する。次いで50.0g
(0.327モル)の1ークロロシクロプロピル-2-クロロ
-エタン-1-オン(例えばヨーロッパ特許(EP)第 297 383
号参照)を100℃で添加、そして得られた混合物を1
00℃で更に6時間撹拌する。後処理として、冷却反応
混合物を水に加え、有機相を分離、それぞれ200ml
の10%水酸化ナトリウム溶液で2回洗浄、次いで水
洗、硫酸ナトリウム上で乾燥、そして真空下に濃縮す
る。
ノールと54.1g(0.392モル)の炭酸ナトリウム
とを水分離装置を取り付け、400mlのトルエン中還
流温度で2時間撹拌下に加熱する。次いで50.0g
(0.327モル)の1ークロロシクロプロピル-2-クロロ
-エタン-1-オン(例えばヨーロッパ特許(EP)第 297 383
号参照)を100℃で添加、そして得られた混合物を1
00℃で更に6時間撹拌する。後処理として、冷却反応
混合物を水に加え、有機相を分離、それぞれ200ml
の10%水酸化ナトリウム溶液で2回洗浄、次いで水
洗、硫酸ナトリウム上で乾燥、そして真空下に濃縮す
る。
【0086】66.0g(理論量の82%)の1ークロロ
シクロプロピル-2-(4-クロロフェノキシ)-エタン-1-オ
ンが得られる(融点:78℃)。
シクロプロピル-2-(4-クロロフェノキシ)-エタン-1-オ
ンが得られる(融点:78℃)。
【0087】対応する方法で、一般的な製造指示書によ
って下記式(I)の置換ヒドロキシアルキルピリジンが
得られる。
って下記式(I)の置換ヒドロキシアルキルピリジンが
得られる。
【0088】
【表1】
【0089】
【表2】
【0090】
【表3】
【0091】使用実施例:下記の使用実施例で、下に示
した化合物が比較物質として使用された。
した化合物が比較物質として使用された。
【0092】
【化14】
【0093】4-(4-クロロフェノキシ)-2,2-ジメチル-3-
ヒドロキシ-1-フェニル-3-(3-ピリジル)-ブタン (ヨー
ロッパ特許(EP)第 302 366号から公知) 実施例A 大麦のうどん粉病 (Erysiphe)試験/保護 溶媒: 100重量部のジメチルホルムアミド 乳化剤:0.25重量部のアルキルアリールポリグリコ
ールエーテル 活性化合物の適当な製剤を製造するために、1重量部の
活性化合物を上記量の溶媒および乳化剤と混合、そして
得られた原液(濃厚液)を水で希釈して希望の濃度にす
る。
ヒドロキシ-1-フェニル-3-(3-ピリジル)-ブタン (ヨー
ロッパ特許(EP)第 302 366号から公知) 実施例A 大麦のうどん粉病 (Erysiphe)試験/保護 溶媒: 100重量部のジメチルホルムアミド 乳化剤:0.25重量部のアルキルアリールポリグリコ
ールエーテル 活性化合物の適当な製剤を製造するために、1重量部の
活性化合物を上記量の溶媒および乳化剤と混合、そして
得られた原液(濃厚液)を水で希釈して希望の濃度にす
る。
【0094】保護活性を試験するために、若い大麦に上
記製剤を、露滴で濡れるまで散布する。散布塗液が乾い
てから、同植物に大麦のうどん粉病 (Erysiphe gramini
s f.sp. hordei)の胞子をふりかける。
記製剤を、露滴で濡れるまで散布する。散布塗液が乾い
てから、同植物に大麦のうどん粉病 (Erysiphe gramini
s f.sp. hordei)の胞子をふりかける。
【0095】その植物を、温度が約20℃、相対湿度が
約80%の温室に置き、うどん粉病の症状であるいぼ状
の膨らみの発生を促進させる。
約80%の温室に置き、うどん粉病の症状であるいぼ状
の膨らみの発生を促進させる。
【0096】接種7日後に、評価を実施した。
【0097】散布液中活性化合物濃度が250ppm
で、製造実施例1、2、6、10、18、19および2
0の化合物が、100%の活性度を示し、一方比較物質
の活性度は50%であった。
で、製造実施例1、2、6、10、18、19および2
0の化合物が、100%の活性度を示し、一方比較物質
の活性度は50%であった。
【0098】
【表4】
【0099】
【表5】
【0100】
【表6】
【0101】実施例B 小麦の穎汚斑病(Leptosphaeria nodorum)試験/保護 溶媒: 100重量部のジメチルホルムアミド 乳化剤:0.25重量部のアルキルアリールポリグリコ
ールエーテル 活性化合物の適当な製剤を製造するために、1重量部の
活性化合物を上記量の溶媒および乳化剤と混合、そして
得られた原液(濃厚液)を水で希釈して希望の濃度にす
る。
ールエーテル 活性化合物の適当な製剤を製造するために、1重量部の
活性化合物を上記量の溶媒および乳化剤と混合、そして
得られた原液(濃厚液)を水で希釈して希望の濃度にす
る。
【0102】保護活性を試験するために、若い小麦に上
記製剤を、露滴で濡れるまで散布する。散布塗液が乾い
てから、同植物に小麦の穎汚斑病 (Leptosphaeria nodo
rum)の胞子懸濁液をふりかける。同植物を温度が20
℃、相対湿度が100%の培養室に48時間置く。
記製剤を、露滴で濡れるまで散布する。散布塗液が乾い
てから、同植物に小麦の穎汚斑病 (Leptosphaeria nodo
rum)の胞子懸濁液をふりかける。同植物を温度が20
℃、相対湿度が100%の培養室に48時間置く。
【0103】その植物を、温度が約15℃、相対湿度が
約80%の温室に置いた。
約80%の温室に置いた。
【0104】培養10日後に、評価を実施した。
【0105】散布液中活性化合物濃度が100ppm
で、製造実施例2および6の化合物が100%の活性度
を示し、一方比較物質の活性度は75%であった。
で、製造実施例2および6の化合物が100%の活性度
を示し、一方比較物質の活性度は75%であった。
【0106】
【表7】
【0107】実施例C 葡萄蔓うどん粉病試験/保護 溶媒: 4.7重量部のアセトン 乳化剤:0.3重量部のアルキルアリールポリグリコー
ルエーテル 活性化合物の適当な製剤を製造するために、1重量部の
活性化合物を上記量の溶媒および乳化剤と混合、そして
得られた原液(濃厚液)を水で希釈して希望の濃度にす
る。
ルエーテル 活性化合物の適当な製剤を製造するために、1重量部の
活性化合物を上記量の溶媒および乳化剤と混合、そして
得られた原液(濃厚液)を水で希釈して希望の濃度にす
る。
【0108】保護活性を試験するために、若い葡萄苗に
上記製剤を、液が滴り落ちるまで散布する。散布塗液が
乾いてから同苗に蔓うどん粉かびの分生胞子をふりかけ
る。その植物を、温度が約23ないし24℃、そして相
対湿度が約75%の温室に置いた。
上記製剤を、液が滴り落ちるまで散布する。散布塗液が
乾いてから同苗に蔓うどん粉かびの分生胞子をふりかけ
る。その植物を、温度が約23ないし24℃、そして相
対湿度が約75%の温室に置いた。
【0109】接種7日後に、評価を実施した。
【0110】散布液中活性化合物濃度が25ppmで、
製造実施例1、2、3、6、14、15、16、17、
18および19の化合物が、少なくとも96%の活性度
を示し、一方比較物質の活性度は50%であった。
製造実施例1、2、3、6、14、15、16、17、
18および19の化合物が、少なくとも96%の活性度
を示し、一方比較物質の活性度は50%であった。
【0111】
【表8】
【0112】
【表9】
【0113】
【表10】
【0114】
【表11】
【0115】本発明の主なる特徴及び態様は下記のよう
である。
である。
【0116】1.式(I)
【0117】
【化15】
【0118】式中Xはハロゲンを表し、Aは酸素または
硫黄を表し、そしてArは随時置換されていて良いアリ
ールを表す、の置換ヒドロキシアルキルピリジン類、お
よびそれらの付加塩類、および金属塩錯体類。
硫黄を表し、そしてArは随時置換されていて良いアリ
ールを表す、の置換ヒドロキシアルキルピリジン類、お
よびそれらの付加塩類、および金属塩錯体類。
【0119】2.式(I)において、Xがフッ素、塩
素、臭素またはヨードを表し、Aが酸素または硫黄を表
し、そしてArが随時、それぞれが同一か又は異なる適
当な置換基、即ちハロゲン、シアノ、ニトロ、それぞれ
が1ないし4個の炭素原子を有する、直鎖状又は分枝鎖
状アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスル
フィニル、またはアルキルスルホニル、それぞれが1な
いし4個の炭素原子と1ないし9個の同一かまたは異な
るハロゲン原子を有する、直鎖状または分枝鎖状ハロゲ
ノアルキル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアルキルチ
オ、ハロゲノアルキルスルフィニル、またはハロゲノア
ルキルスルホニル、それぞれが個々のアルキル部分に1
ないし4個の炭素原子を有する、直鎖状または分枝鎖状
アルコキシカルボニルまたはアルコキシイミノアルキ
ル、3ないし8個の炭素原子を有するシクロアルキル、
並びにそれぞれが随時ハロゲン、それぞれが1ないし4
個の炭素原子を有し、そして1ないし9個の同一かまた
は異なるハロゲン原子を有する、直鎖状または分枝鎖状
アルキル、直鎖状または分枝鎖状アルコキシ、直鎖状ま
たは分枝鎖状ハロゲノアルキルおよび/または直鎖状ま
たは分枝鎖状ハロゲノアルコキシによってモノ置換また
はそれ以上置換されていて良いフェニルによって、モノ
置換またはそれ以上置換されていて良い、6ないし10
個の炭素原子を有するアリールを表す、の第1項記載の
置換ヒドロキシアルキルピリジン類。
素、臭素またはヨードを表し、Aが酸素または硫黄を表
し、そしてArが随時、それぞれが同一か又は異なる適
当な置換基、即ちハロゲン、シアノ、ニトロ、それぞれ
が1ないし4個の炭素原子を有する、直鎖状又は分枝鎖
状アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスル
フィニル、またはアルキルスルホニル、それぞれが1な
いし4個の炭素原子と1ないし9個の同一かまたは異な
るハロゲン原子を有する、直鎖状または分枝鎖状ハロゲ
ノアルキル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアルキルチ
オ、ハロゲノアルキルスルフィニル、またはハロゲノア
ルキルスルホニル、それぞれが個々のアルキル部分に1
ないし4個の炭素原子を有する、直鎖状または分枝鎖状
アルコキシカルボニルまたはアルコキシイミノアルキ
ル、3ないし8個の炭素原子を有するシクロアルキル、
並びにそれぞれが随時ハロゲン、それぞれが1ないし4
個の炭素原子を有し、そして1ないし9個の同一かまた
は異なるハロゲン原子を有する、直鎖状または分枝鎖状
アルキル、直鎖状または分枝鎖状アルコキシ、直鎖状ま
たは分枝鎖状ハロゲノアルキルおよび/または直鎖状ま
たは分枝鎖状ハロゲノアルコキシによってモノ置換また
はそれ以上置換されていて良いフェニルによって、モノ
置換またはそれ以上置換されていて良い、6ないし10
個の炭素原子を有するアリールを表す、の第1項記載の
置換ヒドロキシアルキルピリジン類。
【0120】3.式(I)においてXがフッ素、塩素、
または臭素を表し、Aが酸素または硫黄を表し、そして
Arが随時、それぞれが同一か又は異なる適当な置換
基、即ちハロゲン、シアノ、ニトロ、それぞれが1ない
し3個の炭素原子を有する、直鎖状又は分枝鎖状アルキ
ル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニ
ル、またはアルキルスルホニル、それぞれが1ないし3
個の炭素原子と1ないし7個の同一かまたは異なるハロ
ゲン原子を有する、直鎖状または分枝鎖ハロゲノアルキ
ル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアルキルチオ、ハロ
ゲノアルキルスルフィニル、またはハロゲノアルキルス
ルホニル、それぞれが個々のアルキル部分に1ないし3
個の炭素原子を有する、直鎖状または分枝鎖状アルコキ
シカルボニルまたはアルコキシイミノアルキル、3ない
し7個の炭素原子を有するシクロアルキル、並びにそれ
ぞれが随時、ハロゲン、1ないし3個の炭素原子を有
し、そして随時、1ないし7個の同一かまたは異なるハ
ロゲン原子を有する、直鎖状または分枝鎖状アルキル、
直鎖状または分枝鎖状アルコキシ、直鎖状または分枝鎖
状ハロゲノアルキルおよび/または直鎖状または分枝鎖
状ハロゲノアルコキシによってモノ置換ないしペンタ置
換されていて良いフェニルによって、モノ置換ないしペ
ンタ置換されていて良い、6ないし10個の炭素原子を
有するアリールを表す、の第1項記載の置換ヒドロキシ
アルキルピリジン類。
または臭素を表し、Aが酸素または硫黄を表し、そして
Arが随時、それぞれが同一か又は異なる適当な置換
基、即ちハロゲン、シアノ、ニトロ、それぞれが1ない
し3個の炭素原子を有する、直鎖状又は分枝鎖状アルキ
ル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニ
ル、またはアルキルスルホニル、それぞれが1ないし3
個の炭素原子と1ないし7個の同一かまたは異なるハロ
ゲン原子を有する、直鎖状または分枝鎖ハロゲノアルキ
ル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアルキルチオ、ハロ
ゲノアルキルスルフィニル、またはハロゲノアルキルス
ルホニル、それぞれが個々のアルキル部分に1ないし3
個の炭素原子を有する、直鎖状または分枝鎖状アルコキ
シカルボニルまたはアルコキシイミノアルキル、3ない
し7個の炭素原子を有するシクロアルキル、並びにそれ
ぞれが随時、ハロゲン、1ないし3個の炭素原子を有
し、そして随時、1ないし7個の同一かまたは異なるハ
ロゲン原子を有する、直鎖状または分枝鎖状アルキル、
直鎖状または分枝鎖状アルコキシ、直鎖状または分枝鎖
状ハロゲノアルキルおよび/または直鎖状または分枝鎖
状ハロゲノアルコキシによってモノ置換ないしペンタ置
換されていて良いフェニルによって、モノ置換ないしペ
ンタ置換されていて良い、6ないし10個の炭素原子を
有するアリールを表す、の第1項記載の置換ヒドロキシ
アルキルピリジン類。
【0121】4.式(I)においてXがフッ素、または
塩素を表し、Aが酸素または硫黄を表し、そしてArが
随時、それぞれが同一か又は異なる適当な置換基、即ち
フッ素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、メチル、エチ
ル、n-またはi-プロピル、n-,i-,s-またはt-ブ
チル、メトキシ、エトキシ、n-またはi-プロポキシ、
n-,i-,s-またはt-ブトキシ、メチルチオ、エチル
チオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、メチ
ルスルホニル、エチルスルホニル、トリフルオロメチ
ル、ジフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフル
オロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロ
メチルスルフィニル、トリフルオロメチルスルホニル、
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、メトキシイ
ミノメチル、メトキシイミノエチル、エトキシイミノメ
チル、エトキシイミノエチル、シクロプロピル、シクロ
ペンチル、シクロヘキシル、または随時、フッ素、塩
素、臭素、メチル、エチル、n-またはi-プロピル、メ
トキシ、エトキシ、トリフルオロメチル、またはトリフ
ルオロメトキシの同一かまたは異なる基によってモノ置
換ないしトリ置換されていて良いフェニルによってモノ
置換ないしペンタ置換されていて良いフェニルを表す、
の第1項記載の置換ヒドロキシアルキルピリジン類。
塩素を表し、Aが酸素または硫黄を表し、そしてArが
随時、それぞれが同一か又は異なる適当な置換基、即ち
フッ素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、メチル、エチ
ル、n-またはi-プロピル、n-,i-,s-またはt-ブ
チル、メトキシ、エトキシ、n-またはi-プロポキシ、
n-,i-,s-またはt-ブトキシ、メチルチオ、エチル
チオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、メチ
ルスルホニル、エチルスルホニル、トリフルオロメチ
ル、ジフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフル
オロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロ
メチルスルフィニル、トリフルオロメチルスルホニル、
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、メトキシイ
ミノメチル、メトキシイミノエチル、エトキシイミノメ
チル、エトキシイミノエチル、シクロプロピル、シクロ
ペンチル、シクロヘキシル、または随時、フッ素、塩
素、臭素、メチル、エチル、n-またはi-プロピル、メ
トキシ、エトキシ、トリフルオロメチル、またはトリフ
ルオロメトキシの同一かまたは異なる基によってモノ置
換ないしトリ置換されていて良いフェニルによってモノ
置換ないしペンタ置換されていて良いフェニルを表す、
の第1項記載の置換ヒドロキシアルキルピリジン類。
【0122】5.式(I)
【0123】
【化16】
【0124】式中Xはハロゲンを表し、Aは酸素または
硫黄を表し、そしてArは随時置換されていて良いアリ
ールを表す、の置換ヒドロキシアルキルピリジン類の製
造法において、式(II)
硫黄を表し、そしてArは随時置換されていて良いアリ
ールを表す、の置換ヒドロキシアルキルピリジン類の製
造法において、式(II)
【0125】
【化17】
【0126】式中X、AおよびArは上述された意味を
有する、のシクロプロピルケトン類を、式(III)
有する、のシクロプロピルケトン類を、式(III)
【0127】
【化18】
【0128】式中Mはリチウム原子またはマグネシウム
-ハロゲン基を表す、有機金属ピリジン化合物と、随時
希釈剤の存在下に反応させ、そしてもし適当ならば、得
られた式(I)の化合物に酸または金属塩を添加するこ
とを特徴とする置換ヒドロキシアルキルピリジン類の製
造法。
-ハロゲン基を表す、有機金属ピリジン化合物と、随時
希釈剤の存在下に反応させ、そしてもし適当ならば、得
られた式(I)の化合物に酸または金属塩を添加するこ
とを特徴とする置換ヒドロキシアルキルピリジン類の製
造法。
【0129】6.第1項ないし第5項記載の式(I)の
置換ヒドロキシアルキルピリジン類、または式(I)の
置換ヒドロキシアルキルピリジン類の酸付加塩または金
属塩錯体を含むことを特徴とする有害生物防除剤。
置換ヒドロキシアルキルピリジン類、または式(I)の
置換ヒドロキシアルキルピリジン類の酸付加塩または金
属塩錯体を含むことを特徴とする有害生物防除剤。
【0130】7.第1項ないし第5項記載の式(I)の
置換ヒドロキシアルキルピリジン類、または酸付加塩ま
たは金属塩錯体の有害生物防除のための使用。
置換ヒドロキシアルキルピリジン類、または酸付加塩ま
たは金属塩錯体の有害生物防除のための使用。
【0131】8.第1項ないし第5項記載の式(I)の
置換ヒドロキシアルキルピリジン類、またはその酸付加
塩または金属塩錯体を、有害生物および/またはその生
息地に作用させることを特徴とする有害生物防除法。
置換ヒドロキシアルキルピリジン類、またはその酸付加
塩または金属塩錯体を、有害生物および/またはその生
息地に作用させることを特徴とする有害生物防除法。
【0132】9.第1項ないし第5項記載の式(I)の
置換ヒドロキシアルキルピリジン、またはその酸付加
塩、または金属塩錯体を、展延剤および/または表面活
性剤と混合することを特徴とする有害生物防除剤の製造
法。
置換ヒドロキシアルキルピリジン、またはその酸付加
塩、または金属塩錯体を、展延剤および/または表面活
性剤と混合することを特徴とする有害生物防除剤の製造
法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラルフ・テイーマン ドイツ連邦共和国デー51375レーフエルク ーゼン・エルンスト−ルートビヒ−キルヒ ナー−シユトラーセ5 (72)発明者 シユテフアン・ドウツツマン ドイツ連邦共和国デー40721ヒルデン・コ ーゼンベルク10 (72)発明者 ハインツ−ビルヘルム・デーネ ドイツ連邦共和国デー40789モンハイム・ クリシヤーシユトラーセ81
Claims (7)
- 【請求項1】 式(I) 【化1】 式中Xはハロゲンを表し、Aは酸素または硫黄を表し、
そしてArは随時置換されていて良いアリールを表す、
の置換ヒドロキシアルキルピリジン類、およびそれらの
付加塩類、および金属塩錯体類。 - 【請求項2】 式(I)において、Xがフッ素、塩素、
臭素またはヨードを表し、Aが酸素または硫黄を表し、
そしてArが随時、それぞれが同一か又は異なる適当な
置換基、即ちハロゲン、シアノ、ニトロ、それぞれが1
ないし4個の炭素原子を有する、直鎖状又は分枝鎖状ア
ルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィ
ニル、またはアルキルスルホニル、それぞれが1ないし
4個の炭素原子と1ないし9個の同一かまたは異なるハ
ロゲン原子を有する、直鎖状または分枝鎖状ハロゲノア
ルキル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアルキルチオ、
ハロゲノアルキルスルフィニル、またはハロゲノアルキ
ルスルホニル、それぞれが個々のアルキル部分に1ない
し4個の炭素原子を有する、直鎖状または分枝鎖状アル
コキシカルボニルまたはアルコキシイミノアルキル、3
ないし8個の炭素原子を有するシクロアルキル、並びに
それぞれが随時ハロゲン、それぞれが1ないし4個の炭
素原子を有し、そして1ないし9個の同一かまたは異な
るハロゲン原子を有する、直鎖状または分枝鎖状アルキ
ル、直鎖状または分枝鎖状アルコキシ、直鎖状または分
枝鎖状ハロゲノアルキルおよび/または直鎖状または分
枝鎖状ハロゲノアルコキシによってモノ置換またはそれ
以上置換されていて良いフェニルによって、モノ置換ま
たはそれ以上置換されていて良い、6ないし10個の炭
素原子を有するアリールを表す、の請求項1記載の置換
ヒドロキシアルキルピリジン類。 - 【請求項3】 式(I)においてXがフッ素、塩素、ま
たは臭素を表し、Aが酸素または硫黄を表し、そしてA
rが随時、それぞれが同一か又は異なる適当な置換基、
即ちハロゲン、シアノ、ニトロ、それぞれが1ないし3
個の炭素原子を有する、直鎖状又は分枝鎖状アルキル、
アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、ま
たはアルキルスルホニル、それぞれが1ないし3個の炭
素原子と1ないし7個の同一かまたは異なるハロゲン原
子を有する、直鎖状または分枝鎖ハロゲノアルキル、ハ
ロゲノアルコキシ、ハロゲノアルキルチオ、ハロゲノア
ルキルスルフィニル、またはハロゲノアルキルスルホニ
ル、それぞれが個々のアルキル部分に1ないし3個の炭
素原子を有する、直鎖状または分枝鎖状アルコキシカル
ボニルまたはアルコキシイミノアルキル、3ないし7個
の炭素原子を有するシクロアルキル、並びにそれぞれが
随時、ハロゲン、1ないし3個の炭素原子を有し、そし
て随時、1ないし7個の同一かまたは異なるハロゲン原
子を有する、直鎖状または分枝鎖状アルキル、直鎖状ま
たは分枝鎖状アルコキシ、直鎖状または分枝鎖状ハロゲ
ノアルキルおよび/または直鎖状または分枝鎖状ハロゲ
ノアルコキシによってモノ置換ないしペンタ置換されて
いて良いフェニルによって、モノ置換ないしペンタ置換
されていて良い、6ないし10個の炭素原子を有するア
リールを表す、請求項1記載の置換ヒドロキシアルキル
ピリジン類。 - 【請求項4】 式(I)においてXがフッ素、または塩
素を表し、Aが酸素または硫黄を表し、そしてArが随
時、それぞれが同一か又は異なる適当な置換基、即ちフ
ッ素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、メチル、エチル、
n-またはi-プロピル、n-,i-,s-またはt-ブチ
ル、メトキシ、エトキシ、n-またはi-プロポキシ、n
-,i-,s-またはt-ブトキシ、メチルチオ、エチルチ
オ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、メチル
スルホニル、エチルスルホニル、トリフルオロメチル、
ジフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロ
メトキシ、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロメチ
ルスルフィニル、トリフルオロメチルスルホニル、メト
キシカルボニル、エトキシカルボニル、メトキシイミノ
メチル、メトキシイミノエチル、エトキシイミノメチ
ル、エトキシイミノエチル、シクロプロピル、シクロペ
ンチル、シクロヘキシル、または随時、フッ素、塩素、
臭素、メチル、エチル、n-またはi-プロピル、メトキ
シ、エトキシ、トリフルオロメチル、またはトリフルオ
ロメトキシの同一かまたは異なる基によってモノ置換な
いしトリ置換されていて良いフェニルによってモノ置換
ないしペンタ置換されていて良いフェニルを表す、請求
項1記載の置換ヒドロキシアルキルピリジン類。 - 【請求項5】 式(I) 【化2】 式中Xはハロゲンを表し、Aは酸素または硫黄を表し、
そしてArは随時置換されていて良いアリールを表す、
の置換ヒドロキシアルキルピリジン類の製造法におい
て、式(II) 【化3】 式中X、AおよびArは上述された意味を有する、のシ
クロプロピルケトン類を、式(III) 【化4】 式中Mはリチウム原子またはマグネシウム-ハロゲン基
を表す、有機金属ピリジン化合物と、随時希釈剤の存在
下に反応させ、そしてもし適当ならば、得られた式
(I)の化合物に酸または金属塩を添加することを特徴
とする置換ヒドロキシアルキルピリジン類の製造法。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5記載の式(I)
の置換ヒドロキシアルキルピリジン類、または式(I)
の置換ヒドロキシアルキルピリジン類の酸付加塩または
金属塩錯体を含むことを特徴とする有害生物防除剤。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項5記載の式(I)
の置換ヒドロキシアルキルピリジン類、またはその酸付
加塩または金属塩錯体を、有害生物および/またはその
生息地に作用させることを特徴とする有害生物防除法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4229643.9 | 1992-09-04 | ||
DE4229643A DE4229643A1 (de) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | Substituierte Hydroxyalkylpyridine |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06220017A true JPH06220017A (ja) | 1994-08-09 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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EP (1) | EP0594963A1 (ja) |
JP (1) | JPH06220017A (ja) |
DE (1) | DE4229643A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015187120A (ja) * | 2009-07-08 | 2015-10-29 | バイエル・インテレクチュアル・プロパティ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングBayer Intellectual Property GmbH | フェニル(オキシ/チオ)アルカノール誘導体 |
JP2015187121A (ja) * | 2009-07-08 | 2015-10-29 | バイエル・インテレクチュアル・プロパティ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングBayer Intellectual Property GmbH | 置換フェニル(オキシ/チオ)アルカノール誘導体 |
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DE10064085A1 (de) * | 2000-12-21 | 2002-07-04 | Consortium Elektrochem Ind | Verfahren zur Entfernung von freien Aldehyden |
US20050071310A1 (en) * | 2003-09-30 | 2005-03-31 | Nadav Eiron | System, method, and computer program product for identifying multi-page documents in hypertext collections |
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DE2742173A1 (de) * | 1977-09-20 | 1979-03-29 | Bayer Ag | Phenoxy-pyridinyl(pyrimidinyl)-alkanole, verfahren zu ihrer herstellung sowie ihre verwendung als fungizide |
DE3150138A1 (de) * | 1981-12-18 | 1983-06-30 | Consortium für elektrochemische Industrie GmbH, 8000 München | 1-(3-pyridyl)-2.2.2-trihalogen-ethane |
FR2561239B1 (fr) * | 1984-03-15 | 1986-09-05 | Rhone Poulenc Agrochimie | Arylthio-pyridinyl-alcanols |
DE3435545A1 (de) * | 1984-09-27 | 1986-05-15 | Consortium für elektrochemische Industrie GmbH, 8000 München | Hochsubstituierte (3-pydriyl)-benzyloxy-methane, ihre herstellung und verwendung als fungizide |
PH23700A (en) * | 1985-10-01 | 1989-09-27 | Ciba Geigy Ag | Microbicides |
DE3815700A1 (de) * | 1987-08-05 | 1989-02-16 | Bayer Ag | Substituierte pyridyl(3)-alkanole, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als schaedlingsbekaempfungsmittel |
DE4003919A1 (de) * | 1990-02-09 | 1991-08-14 | Basf Ag | Heteroarylalkene, verfahren und zwischenprodukte zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
DE4004317A1 (de) * | 1990-02-13 | 1991-08-14 | Basf Ag | Neue 3-substituierte pyridinmethanole und diese enthaltende fungizide |
-
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- 1992-09-04 DE DE4229643A patent/DE4229643A1/de not_active Withdrawn
-
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- 1993-08-24 EP EP93113475A patent/EP0594963A1/de not_active Withdrawn
- 1993-08-27 US US08/113,482 patent/US5356899A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-08-30 JP JP5235890A patent/JPH06220017A/ja active Pending
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