JPH06219027A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH06219027A
JPH06219027A JP5010140A JP1014093A JPH06219027A JP H06219027 A JPH06219027 A JP H06219027A JP 5010140 A JP5010140 A JP 5010140A JP 1014093 A JP1014093 A JP 1014093A JP H06219027 A JPH06219027 A JP H06219027A
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孝 中島
Ichiro Nakamura
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J33/00Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
    • B41J33/14Ribbon-feed devices or mechanisms
    • B41J33/36Ribbon-feed devices or mechanisms with means for adjusting feeding rate
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J33/00Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
    • B41J33/14Ribbon-feed devices or mechanisms
    • B41J33/54Ribbon-feed devices or mechanisms for ensuring maximum life of the ribbon

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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷転写材料を完全に有効利用することがで
きる印刷装置を提供する。 【構成】 移動量算出手段1は既に印字された形状と次
に印字する形状とが印刷転写材料上で重なり合わない必
要最小限の印刷転写材料の移動量を求める。この移動量
を基に、移動手段2が印刷転写材料を移動させた後、転
写手段3が次に印字する形状を転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷転写材料を用いて印
刷を行なう印刷装置に関し、特に、インクリボン等を用
いて印刷を行なう電子タイプライター等に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の印刷装置である電子タイプ
ライターについて図を参照しながら説明する。図12は
電子タイプライターの印字機構の概略図である。この印
字機構はプラテン20、プリントホイール22、ハンマ
ソレノイド17を含む。プラテン20の円筒面には印字
される紙27が巻付けられている。プラテン20とハン
マソレノイド17との間には先端に所定の文字形状の凸
部を有するプリントホイール22が備えられ、プリント
ホイール22と紙27との間に印刷転写材料であるイン
クリボン21が配置されている。この印字機構により印
字する動作は以下のようになる。ハンマソレノイド17
は矢印方向に移動してプリントホイール22がインクリ
ボン21および紙27を介してプラテン20を押圧す
る。このとき、プリントホイール22の凸部がとくに強
く押圧され、その凸部の形状に対応するインクリボン2
1のインクが紙27上に転写され、所定の文字が印字さ
れる。次に、プリントホイール22、ハンマソレノイド
17およびインクリボン21を搭載したキャリッジ(図
示省略)が紙面の垂直方向に1文字の間隔だけ移動す
る。また、このとき、インクリボン21はキャリッジ上
で1文字の間隔だけ送られる。この後、前述のようにハ
ンマソレノイド17が動作し、次の文字が印字される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た従来の印字装置では、1文字印字するたびに常に所定
のピッチ分a1だけインクリボンを移動させていたの
で、インクリボン上では印字された各文字の間に未使用
の部分が残り、インクリボンを有効利用することができ
なかった。図13にインクリボン上での使用状態の一例
を示す。図の白枠部分はインクが紙に転写されて透明に
なった部分を示し、斜線の部分はインクが残っている部
分を示す。図から分かるように各文字の間には未使用の
部分が残り、各文字をもっと詰めて印字することができ
る。
【0004】上記課題を解決する方法として、各文字ご
とに所定のPS(プロポーショナルスペーシング)ピッ
チを設定し、各文字に対応したPSピッチ分だけインク
リボンを移動させる方法がある。図14にこの方法で印
字したときのインクリボン上での使用状態の一例を示
す。a2は+に対応したPSピッチで、a3は=に対応
したものである。図に示すように、各文字の左側の部分
は詰められており、従来の方法よりはインクリボンを有
効利用できているが、既に印字された前の文字の未使用
部分は考慮されていないため、完全な有効利用はできて
いなかった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためのもの
であって、印刷転写材料を完全に有効利用することがで
きる印刷装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷装置は、印
刷転写材料から所定の形状を転写する転写手段と、転写
手段により既に転写された形状と次に転写する形状とが
印刷転写材料上で重なり合わない印刷転写材料の移動量
を求める移動量算出手段と、移動量算出手段により求め
られた移動量を基に転写手段に対して印刷転写材料を移
動させる移動手段とを含む。
【0007】
【作用】本発明の印刷装置においては、既に転写された
形状と次に転写する形状とが印刷転写材料上で重なり合
わない必要最小限の移動量だけ転写手段に対して印刷転
写材料を移動させて次の形状を転写する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例の印刷装置について
図面を参照しながら説明する。
【0009】図2は、本発明の一実施例の印刷装置の構
成を示すブロック図である。本装置は、入力部11、メ
モリ部12、CPU(中央演算処理装置)13、ドライ
バ14、紙送りモータ15、キャリッジ送りモータ1
6、ハンマソレノイド17、インクリボン送りモータ1
8、ホイールモータ19を含んでいる。入力部11は各
種キーから構成され、所定の文字および装置の操作指令
等を入力する。メモリ部12はROM(Read On
ly Memory)およびRAM(Randam A
ccess Memory)等から構成され、装置をシ
ステム的に制御する各種プログラムや後述する隙間テー
ブル等が予めROM内に記憶され、また、以前に印字さ
れた文字の履歴等の必要なデータがRAMに記憶され
る。CPU13は、メモリ部12から所定のプログラム
を読取り、入力部11から入力された情報に基づき、各
部をシステム的に制御したり、印字に必要な種々の演算
を行なう。これらの結果を基にCPU13はドライバ1
4に各種制御指令を与える。ドライバ14はこの制御指
令を基に紙送りモータ15、キャリッジ送りモータ1
6、ハンマソレノイド17、インクリボン送りモータ1
8、ホイールモータ19を駆動し、所定の動作を実行す
るように制御する。
【0010】次に、印字機構の概略を説明する側面図を
図3に示す。印字機構は、プラテン20、プリントホイ
ール22、ハンマソレノイド17、インクリボン送りモ
ータ18、キャリッジ23を含む。キャリッジ23の上
にはインクリボンカセット24がセットされ、プラテン
20とプリントホイール22の間にインクリボン21が
配置される。インクリボン21とプラテン20の間には
印字される紙(図示省略)がセットされている。プリン
トホイール22は先端に複数の所定の文字形状の凸部が
形成されている。プラテン20は図2に示す紙送りモー
タ15により矢印の方向に回転し、印字される紙を1行
ごとに送り出していく。ハンマソレノイド17は矢印方
向に移動し、プリントホイール22がプラテン20へ押
圧される。インクリボン送りモータ18はインクリボン
21を紙面の垂直方向に所定の移動量だけ移動させる。
キャリッジ23は図2のキャリッジ送りモータ16によ
り紙面の垂直方向に所定の移動量だけ移動する。プリン
トホイール22は図2のホイールモータ19により回転
し、所望の文字をハンマソレノイド17とプラテン20
の間に位置させることができる。
【0011】以上のハードウエアから構成された印刷装
置である電子タイプライターの外観を図4に示す。入力
部11には各種キーが備えられており、これらのキーを
使用者が押すことにより種々の情報が入力され、装置内
部に備えられた各構成部により所望の文字を印字するこ
とができる。
【0012】次に、以上のように構成された本発明の印
刷装置を機能面から見たブロック図を図1に示す。本装
置は機能面から見た場合、移動量算出手段1、移動手段
2、転写手段3を含む。移動量算出手段1はCPU1
3、メモリ部12等から構成され、既に印字された文字
と次に印字する文字がインクリボン21上で重なり合わ
ない必要最小限のインクリボン21の移動量を算出す
る。移動手段2はCPU13、ドライバ14、インクリ
ボン送りモータ18等から構成され、移動量算出手段1
により求められた移動量に基づきインクリボン21を移
動させる。転写手段3はCPU13、ドライバ14、紙
送りモータ15、キャリッジ送りモータ16、ハンマソ
レノイド17、ホイールモータ19等から構成され、紙
面に所定の文字を印字し、1文字印字した後キャリッジ
26を1文字分の移動量だけ移動させ、1行印字した後
印字された紙を1行分だけ移動させる。この結果、紙面
に所定のピッチで文字が印字され、一方、インクリボン
21は印字された各文字が重なり合わない必要最小限の
間隔で使用され、インクリボン21を完全に有効利用す
ることができる。
【0013】次に、本装置を用いた印字方法について図
面を用いて説明する。図5は、本発明による第1の印字
方法のフローチャートである。このフローチャートはC
PU13がメモリ部12のROMから所定のプログラム
を読込み、各処理を実行していくことにより行なわれ
る。
【0014】まず、ステップS1において、CPU13
は入力部11から入力されたり、メモリ部12から読出
された次に印字すべき文字のコードをメモリ部12のR
AMに変数CHR0の値として格納する。次に、ステッ
プS2において、CPU13は直前に印字された文字の
コードが格納されている変数CHR1に有効なデータが
格納されているかどうかを確認する。CHR1には通常
0以外の文字コードが格納されており、有効なデータで
ない場合は0が格納されている。CHR1が0となるの
は、電源投入直後、インクリボンカセット24の交換直
後、プリントホイール22の交換直後等であり、これら
の状態のときはCPU13がCHR1に0を格納する。
確認後、CHR1が0の場合はステップS7に移行し、
CHR1が0以外の文字コードである場合はステップS
3に移行する。
【0015】CHR1が0以外の場合には、ステップS
3において、CPU13はCHR0に格納されている次
に印字すべき文字コードとCHR1に格納されている直
前に印字された文字コードとからこれらの2つの文字が
インクリボン21上で重なり合わない必要最小限の送り
量を求める。この送り量は図6に示す隙間テーブルに記
憶されており、この隙間テーブルは使用するすべての文
字の組合せに対して予めメモリ部12のROMに格納さ
れている。図6の縦軸の1文字目の文字がCHR1に格
納されている直前に印字された文字を示し、横軸の2文
字目の文字がCHR0に格納されている次に印字すべき
文字である。CPU13はこの隙間テーブルのCHR
1、CHR0に対応するインクリボン21の送り量を読
出し、この送り量を変数SPCにセットする。
【0016】一方、CHR1が0で有効なデータが格納
されていない場合、ステップS7において、CPU13
は直前に印字した文字を特定できないので、通常の1文
字分の送り量PをSPCに格納する。
【0017】ステップS3およびステップS7の処理が
終了した後、ステップS4において、CPU13はSP
Cに格納されている送り量だけ、インクリボン21を送
るようにドライバ14に指令をだす。ドライバ14はこ
の指令に基づきインクリボン送りモータ18を駆動し、
所定の送り量だけインクリボン21を送る。
【0018】次に、ステップS5において、CPU13
はCHR0に格納されている文字コードを読出し、この
文字コードに対応する文字のプリントホイール22をセ
ットするため、ドライバ14にホイールモータ19の回
転量を指令する。ドライバ14はこの指令に基づきホイ
ールモータ19を駆動し、プリントホイール22を所定
の位置に合わせる。次に、CPU13はドライバ14に
ハンマソレノイド17を駆動し印字するように指令を出
す。ドライバ14はハンマソレノイド17を駆動し、プ
リントホイール22の先端の文字形状がインクリボン2
1から印字される紙へ転写されて印字が終了する。
【0019】最後に、ステップS6において、CPU1
3は次の印字に備えるため、CHR0に格納されている
文字コードをCHR1に格納する。
【0020】以上の動作により、前回印字した文字と今
回印字する文字がインクリボン21上で重なり合わない
必要最小限のインクリボン21の送り量で印字すること
が可能となる。
【0021】次に、本発明の第2の印字方法として最大
M回前までに印字された文字を考慮した印字方法につい
て図7、図8、図9のフローチャートを用いて説明す
る。第2の印字方法も第1の印字方法と同様にCPU1
3がメモリ部12のROMから所定のプログラムを読込
むことにより各処理が実行される。
【0022】図7は第2の印字方法のメインルーチンを
示すフローチャートであり、図8はメインルーチンから
コールされ、インクリボンの送り量を求めるサブルーチ
ンであるSPC(0)算出処理のフローチャートであ
り、図9はメインルーチンからコールされ、各処理で使
用される配列の値を更新するサブルーチンである各配列
更新処理のフローチャートである。
【0023】まず、図7のステップS8において、CP
U13は入力部11から入力されたり、メモリ部12か
ら読出された今印字すべき文字コードを配列CHR
(0)に格納する。
【0024】次に、ステップS9において、CPU13
は図8のSPC(0)算出ルーチンをコールする。SP
C(0)算出ルーチンでは、後述するように、インクリ
ボン21上で最大M回前までに印字された文字と今印字
すべき文字とが重なり合わない必要最小限のインクリボ
ン21の送り量が配列SPC(0)に格納される。
【0025】次に、ステップS10において、CPU1
3はSPC(0)に格納されている送り量を読出し、図
5のステップS4と同様の処理を行ない、インクリボン
21を所定の送り量だけ送る。
【0026】次に、ステップS11において、CPU1
3はCHR(0)に格納されている文字コードを読出
し、図5のステップS5と同様の処理を行ない、CHR
(0)に格納されている文字コードに対応する文字を印
字する。
【0027】最後に、ステップS12において、CPU
13は図9の各配列更新ルーチンをコールする。各配列
更新ルーチンでは、後述するように、次の印字に備える
ため各配列および変数が更新される。
【0028】次に、SPC(0)算出処理について図8
のフローチャートを用いて説明する。
【0029】CPU13によりSPC(0)算出サブル
ーチンが呼出されると、まずステップS13において、
CPU13は各配列(CHR(k)、SPC(k))の
要素数をnが0かどうかの確認を行なう。通常nには各
配列の有効要素の上限(0≦n≦M)が格納されている
が、電源投入直後、インクリボンカセット24の交換直
後、プリントホイール22の交換直後等の前のデータが
使用できない場合は0が格納されている。確認後、nが
0の場合はステップS24へ移行し、その他の場合はス
テップS14へ移行し、通常の処理を実行する。
【0030】nが0の場合には、ステップS24におい
て、既に印字された文字を特定できないため、CPU1
3はSPC(0)に通常の1文字分の送り量Pを格納
し、メインルーチンに復帰する。
【0031】nが0以外の場合には、ステップS14に
おいて、ステップS15以降のループのための初期設定
として、CPU13はSPC(0)に0を、ループカウ
ンタkに1を格納する。
【0032】次に、ステップS15において、CPU1
3はループカウンタkが配列の要素数nに等しいかどう
かを判別する。ループカウンタkと配列の要素数nとが
等しくない場合、ステップS16に移行し、等しい場合
ステップS22へ移行する。
【0033】ループカウンタkと配列の要素数nが等し
くない場合、ステップS16において、CPU13は後
述する各配列更新サブルーチンで求められたSPC
(k)と前述の隙間テーブルから求められるmsp(C
HR(k)、CHR(0))とを加えた値を変数sへ代
入する。ここで、SPC(k)は直前に印字された文字
位置に対するk回前に印字された文字の相対位置であ
り、msp(CHR(k)、CHR(0))はk回前に
印字された文字と次に印字する文字とが重なり合わない
インクリボン21の必要最小限の送り量である。したが
って、これらの値の和であるsの値より大きい相対位置
に次に印字する文字が位置すれば、インクリボン21上
でk回前に印字した文字と次に印字する文字が重なり合
うことはない。
【0034】一方、ループカウンタkと配列の要素数n
が等しい場合、CPU13はステップS22において、
オーバフローフラグvをチェックする。オーバフローフ
ラグvが0の場合、オーバフローを起こしていないので
ステップS16へ移行し、通常処理を継続する。オーバ
フローフラグvが1の場合、オーバフローを起こしてお
り、n+1回以前に印字された文字のデータが不明なの
でステップS23へ移行する。ステップS23におい
て、CPU13は直前に印字された文字位置に対するn
回前に印字された文字の相対位置であるSPC(n)に
通常の1文字分の送り量Pを加えてsに格納し、n回以
前に印字した文字と次に印字する文字が重なり合わない
ようにしている。
【0035】ステップS16およびステップS23の処
理が終了した後、ステップS17において、CPU13
はステップS15からステップS20の処理ループで以
前に求められた次に送るべきインクリボンの送り量SP
C(0)と今回の前ステップで求められたsとを比較す
る。sよりSPC(0)が小さい場合、ステップS18
において、sの値をSPC(0)へ格納し、SPC
(0)の値を更新する。一方、sがSPC(0)以下の
場合、既に求められているSPC(0)の値でインクリ
ボン21を送れば、次に印字する文字が重なり合うこと
はないので、ステップS18をスキップしてステップS
19へ移行する。
【0036】次に、ステップS19において、CPU1
3は次に送るべきインクリボン21の送り量SPC
(0)からk回前に印字された文字の相対位置SPC
(k)を引いた値と通常の1文字分の送り量Pとを比較
する。前者の値がPより小さければ、k+1回以前に印
字された文字が次に印字する文字と重なり合う可能性が
あるので、k+1回以前に印字された文字を考慮するた
め、ステップS20へ移行する。一方、前者の値がP以
上である場合には、k回以前に印字された文字が次に印
字する文字と重なり合う可能性はないので、k回以前に
印字された文字を考慮する必要がなくなる。したがっ
て、このときはステップS25へ移行し、オーバフロー
フラグvをリセットし、また、次の処理で考慮すべき配
列の上限要素数としてk−1の値をnへ代入してメイン
ルーチンへ復帰する。
【0037】最後に、ステップS20において、CPU
13はループカウンタkが配列の要素数nに等しいかど
うかを判断する。kがnに等しくない場合は、k+1回
以前に印字された文字を考慮する必要があるため、ステ
ップS21へ移行する。次に、ステップS21におい
て、ループカウンタkの値をインクリメントしてステッ
プS15へ戻り、k+1回以前に印字された文字を考慮
するためステップS15からステップS20までを繰返
す。
【0038】以上の処理により、n回前までに印字され
たすべての文字と次に印字する文字とがインクリボン2
1上で重なり合わない最小限の送り量SPC(0)が求
められる。
【0039】次に、各配列更新処理について図9のフロ
ーチャートを用いて説明する。CPU13により各配列
更新サブルーチンが呼出されると、まず、ステップS2
6において、CPU13は配列の要素数nと配列の最大
要素数Mとを比較する。nがMと等しいとき、nは上限
まで来ていることになるのでステップS32へ移行し、
オーバフローフラグvをセットする。一方、nがMと等
しくないとき、nは上限まで来ていないので、通常の処
理を続けるため、ステップS27へ移行し、nをインク
リメントして配列の要素数を増加させる。
【0040】ステップS27およびステップS32の処
理が終了した後、ステップS28において、CPU13
は配列の要素数nをループカウンタkに格納し、ステッ
プS29以降のループのための初期設定を行なう。
【0041】次に、ステップS29において、各配列の
値が更新される。ここで、次の印字のときには、k回前
に印字された文字はk−1回前に印字された文字とな
り、k回前に印字された文字の相対位置SPC(k)は
k−1回前に印字された文字の相対位置SPC(k−
1)から図7のステップS10で送られたインクリボン
の送り量SPC(0)を引いた値となるので、CPU1
3はCHR(k)にCHR(k−1)を格納し、SPC
(k)にSPC(k−1)からSPC(0)を引いた値
を格納する。
【0042】次に、ステップS30において、CPU1
3はループカウンタkをデクリメントする。デクリメン
ト後、ステップS31において、ループカウンタkが0
になったかどうかを判断する。kが0の場合にはメイン
ルーチンに戻り、kが0でない場合には配列の更新が終
了していないのでステップS29に戻り、kが0になる
までステップS29からステップS31までを繰返す。
次に、上記処理で求められた各SPCの値と印字された
文字との関係を図10に示す。図において印字された文
字はその左端を文字位置としている。図に示すように、
SPC(1)が基準値0となり、SPC(1)の位置か
ら左側が−方向に右側が+方向となっている。各SPC
はSPC(1)を基準にその相対位置としてそれぞれ格
納されている。図中のAがインクリボン21の送り量で
あり、BはSPC(0)算出ルーチン実行前は通常の1
文字分の送り量P未満となり、実行後CがP未満になる
ようにステップS19およびステップS25で調整され
る。
【0043】以上に述べた印字方法で実際に印字したと
きのインクリボン21上での使用状態の一例を図11に
示す。図11に示すように+はa4の送り量で、=はa
5の送り量で印字され、インクリボン21が完全に有効
利用されていることが分かる。
【0044】上記第2の印字方法では、最大M回前まで
に印字された文字を考慮して既に印字された文字と次に
印字する文字とが重なり合わないようにインクリボン2
1の必要最小限の送り量を求め、インクリボン21を送
るので、インクリボン21を非常に有効に利用すること
ができる。
【0045】上記実施例では通常のインクリボンを用い
た場合について述べたが、コレクションテープ等の他の
印刷転写材料であっても、転写を行なうものであれば同
様の効果を得ることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明による印刷装置は、既に転写され
た形状と次に転写する形状とが印刷転写材料上で重なり
合わない必要最小限の移動量だけ印刷転写材料を移動さ
せて次の形状を印字するので、印刷転写材料を完全に有
効利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の印刷装置の構成を機能面か
ら説明するブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の印刷装置のブロック図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の印刷装置の印字機構の概略
図である。
【図4】本発明の一実施例の印刷装置の外観図である。
【図5】本発明の一実施例の印刷装置を用いた第1の印
字方法のフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例の印刷装置のメモリ部のRO
Mに格納されている隙間テーブルである。
【図7】本発明の一実施例の印刷装置を用いた第2の印
字方法のメインルーチンのフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例の印刷装置を用いた第2の印
字方法のSPC(0)算出サブルーチンのフローチャー
トである。
【図9】本発明の一実施例の印刷装置を用いた第2の印
字方法の各配列更新サブルーチンのフローチャートであ
る。
【図10】各配列更新サブルーチンで求められた配列S
PCの説明図である。
【図11】本発明の一実施例の印刷装置により印字され
たインクリボンの使用状態を示す図である。
【図12】従来の印刷装置の印字機構の概略図である。
【図13】従来の印刷装置により印字されたインクリボ
ンの使用状態を示す図である。
【図14】PSピッチ方式により印字されたインクリボ
ンの使用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 移動量算出手段 2 移動手段 3 転写手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷転写材料を用いて印刷を行なう印刷
    装置であって、 前記印刷転写材料から所定の形状を転写する転写手段
    と、 前記転写手段により既に転写された形状と次に転写する
    形状とが前記印刷転写材料上で重なり合わない前記印刷
    転写材料の移動量を求める移動量算出手段と、 前記移動量算出手段により求められた移動量を基に前記
    転写手段に対して前記印刷転写材料を移動させる移動手
    段とを含む印刷装置。
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