JPH0643143B2 - 和文タイプライタにおけるリボン送り装置 - Google Patents

和文タイプライタにおけるリボン送り装置

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JPH0643143B2
JPH0643143B2 JP59121960A JP12196084A JPH0643143B2 JP H0643143 B2 JPH0643143 B2 JP H0643143B2 JP 59121960 A JP59121960 A JP 59121960A JP 12196084 A JP12196084 A JP 12196084A JP H0643143 B2 JPH0643143 B2 JP H0643143B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J33/00Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
    • B41J33/14Ribbon-feed devices or mechanisms
    • B41J33/38Slow, e.g. "creep", feed mechanisms

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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、和文タイプライタにおけるリボン送り装置に
関する。
従来の技術 従来の和文タイプライタにおけるリボ送り装置は、印字
用キーレバーあるいはソレノイドの動きを動力源とし、
リボンは1回の印時で使い捨てになるように作られてお
り、一定幅の送りであり、活字の大きさ及び活字の種類
が異なるときでも一定幅の送りを行っており、そのた
め、リボンが複数回使用されないためには最大のリボン
送り幅を設定しておかなければならない。小さな活字を
使用しているにもかかわらず、大きな活字と同様な幅の
リボン送りを行ったり、また、同じ活字の大きさでも活
字の種類によってはリボの使用量が少ない活字の多い活
字もあるが、しかし、従来の和文タイプライタのリボン
送りでは、リボン使用量の多い活字に合わせて常に最大
のリボン送りを行わせており、リボンを無駄に使用して
いた。
これに対処するため、印字する字面の大きさによりリボ
ンの送り量を設定できる邦文タイプライタにおけるリボ
ン捲取り装置が、特開昭48−41819号公報として
提示され、このものは、上基板裏面に基端を遊設したク
リック装置を有するリボン送り量調整ハンドルを設け、
前記ハンドルに設けた長孔と、リボン巻取機構に接続し
た駆動ギアーが止着されたストッパー軸に支点を支持さ
れた巻取駆動杆に設けられた長孔とを、可変作動アーム
先端にその基端を固定したリンクの先端に設けられた突
設ピンにより係合して駆動点とし、前記ハンドルの操作
による駆動点の移動巾を予め設定することで所望のリボ
ン送りをなすものである。
しかしながら、このリボン送り装置はリボンの送り量の
設定が手動による設定であって近似的であり、また、字
面の交換に際して、いちいち手でリボンの送り量を設定
し直さなければならず、活字の大きさが異なる活字盤を
交換する場合に、手動でリボンの送り量を設定する必要
があるため、リボンの送り量の設定が大変に面倒であっ
た。
さらに、プリンタにおける印字リボン送り量の制御方式
が、特開昭53−49521号公報に示されている。こ
のものは、印字キャラクタコードにより活字ホイール上
等に設けられた活字体の位置アドレスコードを出力する
シリアルインパクト型プリンタにおいて、印字される活
字の幅に対応して予め決められたリボン送り量指定コー
ドを固定記憶装置へ記憶させておき、入力された印字キ
ャラクターコードに対応して、その位置アドレスコード
とリボン送り量指定コードとを出力させ、活字体の位置
の選択とともに印字リボン送り量を制御するようにした
ものである。
しかしながら、このものは、活字ホイール等を有するシ
リアルインパクト型プリンタであるために、キー入力さ
れる字に対して印字キャラクターコードが既に対応して
いるものであって、印字キャラクターコードに対応させ
て、その位置アドレスコードとリボン送り量指定コード
とを記憶させればよいが、和文タイプライタにおいて
は、印字される字の大きさは活字盤単位で決定されるも
のであって、このため活字サイズの変更に際しては、活
字盤そのものを交換しなければならないために、和文タ
イプライタおいて適用できなかった。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、上記欠点を解消して、活字盤を和文タ
イプライタに装着するだけで自動的に、活字盤の種類を
検知して、活字盤中に収容された活字のサイズに応じて
適確にリボンの送り幅を変更できる和文タイプライタに
おけるリボン送り装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明の和文タイプライタにおけるリボン送り装置は、
リボンを巻き取るためのパルスモータと、前記パルスモ
ータを駆動する駆動回路と、パルス発生器と、タイプ・
バーの位置を検知して印字完了を検出する印字完了検出
手段と、前記印字完了検出手段が印字完了を検出する
と、前記パルス発生器からのパルスを計数して所定量の
リボンを巻き取るように前記駆動回路に起動信号を送る
制御部とを和文タイプライタ本体に備えた和文タイプラ
イタのリボン送り装置において、前記和文タイプライタ
本体に交換自在にセットされ、収容される活字に対応し
た活字サイズを識別する識別手段を備えた活字盤を有
し、前記識別手段により前記活字盤の活字サイズの種類
別を検知して活字サイズコードを出力する活字盤検知手
段と、前記活字盤検知手段に接続され、前記活字盤検知
手段からの活字サイズコードに応じて収容された活字に
対応したリボン送りのパルス数を前記制御部に出力する
制御手段とを前記タイプライタ本体に設けたことを特徴
とする構成を有するものである。
作 用 活字盤検知手段が和文タイプライタ本体にセットされた
活字盤の種類別を検知して活字サイズコードを出力し、
制御手段が活字盤検知手段からの活字サイズコードに応
じて収容された活字に対応したリボン送りのパルス数を
制御部に出力し、制御部がパルス発生器からのパルスを
計数して駆動回路に起動信号を送り、パルスモータを作
動し、活字のサイズ及び種類に応じて所定量のリボンを
巻き取る。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図において、1は和文タイプライタのリボンを巻き
取るためのパルスモータ、2は該パルスモータ1を駆動
するための駆動回路、3はクロックパルス発生器である
パルス発生器で、入力端子OEがHレベルとなると一定
周期毎にパルスを発生する。4は減算カウンターで、プ
リセット入力端子PRがLレベルになると、出力端子C
DがHレベルとなり、入力端子CLKより入力されるパ
ルス発生器3からのパルスをカウントし、プリセットさ
れたデータから1パルス毎に1カウントずつ減算を行っ
ていき、カウントが0となると出力端子CDをLレベル
に下げる。6はカンウンター4の入力端子PR,STの
入力バッファ、7はトラスジスタで、上記パルスモータ
1の印加電圧のON・OFFを行い、8は該トランジス
タ7のON・OFFを行うための信号を反転するインバ
ートバッファ、9は本装置の制御部である。
S1,S2,S4,S8は、活字サイズを設定する活字
サイズ設定スイッチで、5ポイント,12ポイント等の
活字の大きさ別に和文タイプライタ本体にセットされる
活字盤毎によってリボン送り幅を設定するためのスイッ
チであり、第3図に示すように、11は交換自在な活字
盤、12は前記活字盤11の受枠、13は前記受枠12
に設けた磁気センサー型の近傍スイッチからなる活字盤
検知手段であり、S1とS2とS4及びS8からなり、
14は前記活字盤11に設けた前記近接スイッチ13を
ON・OFFする磁石よりなる識別手段であり、磁気セ
サーを用いて活字盤11を受枠12上にセットすると自
動的に活字サイズコードを設定するようになっている。
例えば、リボン送りが7ステップ必要な場合には、近接
スイッチS1,S2,S4がONになり、近接スイッチ
S8がOFFとなるように近接スイッチS1,S2,S
4と対向して活字盤11に磁石14を設け、4個の近接
スイッチS1,S2,S4,S8の出力信号を2進数4
ビットの出力信号とみなす。即ち、リボン送りが7ステ
ップ必要な活字サイズコードの場合には、2進数4ビッ
トの出力は、0ビット目、1ビット目及び2ビット目が
ONとなり、3ビット目がOFFとなるようにする。
上記近接スイッチS1,S2,S4,S8はカウンター
4に接続され、TSは印字完了検出手段で、本実施例で
はタイプ・バー位置センサーで構成し、入力バッファ6
を介してカンウンター4のプリセット端子PR及びスタ
ート端子STに接続され、タイプ・バーがプラテンに当
たった後に戻り始めるとHレベルを出力する。
MSは手動リボン送りスイッチで、入力バッファ6に接
続され、1字分の送りを単独で行う際に使用される。
次に、上記本発明の一実施例の動作について説明する。
まず、必要とする活字盤をタイプライタ本体にセット
し、このときに、その活字盤の活字サイズに合った活字
サイズコードが設定される。
次に、操作者が活字を選択し、印字を開始すると、タイ
プ・バー位置センサーTSの出力により、入力バッファ
6を介してカウンター4の入力端子PRがLレベル(入
力端子STはHレベルで動作)、設定された4ビットデ
ータの値7が入力され、前記カウンター4をプリセット
する。
印字を終了すると、タイプ・バー位置センサーTSの出
力により、入力バッファ6を介してカウンター4の入力
端子PR及び入力端子STがHレベルとなり、プリセッ
ト状態の解除及びカウント可能状態となり、出力端子C
DのレベルをLレベルからHレベルに変え、入力端子C
LKにパルスが入力されるのを待つ。
カウンター4の出力CDがHレベルになると、クロック
パルス発生器3が動作可能状態となり、パルスを出力す
ると共にインバートバッファ8を介してトランジスタ7
のベースがLレベルとなり、トラジスタ7はONとなっ
てパルスモータ1に電圧が印加され、パルスがパルス発
生器3より出力されると、パルスモータ1が1ステップ
進むと共に、カウンター4にセットされた値(ここでは
10進法で7)から1カウントずつ減算してその値が0
になるとカウンター4の出力端子CDのレベルはHレベ
ルからLレベルに下る。
そして、カウンター4の出力端子CDがLレベルになる
と、これがクロックパルス発生器3の入力端子OEに入
力されてパルスの出力を停止する。これによって、カウ
ンター4の動作停止及び駆動回路2の動作停止を行い、
パルスモータ1が停止する。
また、トランジスタ7もインバートバッファ8の入力が
LレベルとなることによってOFFとなり、パルスモー
タ1に電圧が印加されずにフリーの状態となって手で前
記パルスモータ1の軸を回せばリボンを巻き取ることが
でき、また前記パルスモータ1の温度上昇を防止するこ
とができる。
上記の結果より、リボンはクロックパルス発生器3から
のパルスによって7パルス分の量だけ巻き取られたこと
になり、この動作を印字される毎に繰り返し行い、印字
される毎にパルスモータ1は7パルス分のリボンを巻き
取ることになる。
また、第1図に示すように、カンウンター4の出力端子
CDと手動リボン送りスイッチMSをORゲート10を
介してクロックパルス発生器3の入力端子OEに接続す
れば、手動リボン送りスイッチMSをおしている間だけ
パルスモータ1が回転して、リボンを任意の長さに巻き
取ることも可能である。
なお、本実施例では、カウンター4を減算カウンターと
したが、加算カウンター型の構成とすることも可能とな
る。
第4図は、本発明の別の実施例を示すもので、1は和文
タイプライタのリボンを巻き取るためのパルスモータ、
2は該パルスモータ1を駆動するための駆動回路、3は
クロックパルス発生器であり、入力端子OEがHレベル
となると一定周期毎にパルスを発生する。4は減算カン
ウンターで、入力端子PRがいったんLレベルになり次
いでHレベルになると、出力端子CDがHレベルとな
り、入力端子CLKより入力されるパルス発生器3から
のパルスをカウントし、プリセットされたデータからパ
ルス毎に1カンウントずつ減算行っていき、カウントが
0となると出力端子CDをLレベルに下げる。6はカウ
ンター4の入力端子PR,STの入力バッファ、7はト
ランジスタで、上記パルスモータ1の印加電圧のON・
OFFを行い、8は該トランジスタ7のON・OFFを
行うための信号を反転するインバートバーファである。
PS1は、活字サイズ設定スイッチで、本実施例でも磁
気センサーを用いて自動的に活字サイズを設定するよう
になっており、該活字サイズ設定スイッチPS1は活字
サイズを入出力ポートPIO(1)を介して中央演算処
理装置(以下CPUという)15に出力する。
TSは印字完了検出手段で、この実施例でもタイプ・バ
ー位置センサーで構成し、そのデータを入出力ポートP
IO(1)を介してCPU15に、印字開始後タイプ・
バーが上るとLレベルを出力し、タイプ・バーがプラテ
ンに当たった後に戻り始めるとHレベルを出力する。
16は座標エンコーダで、印字しようとする活字の横X
行,縦Y列の位置データを入出力ポートPIO(3)を
介してCPU15に出力する。17は記憶装置となるI
Cメモリで、あらかじめ欧文字の送り幅テーブルが書き
込まれており、CPU15は入出力ポートPIO(2)
を介して減算カウンター4に出力し、前記入出力ポート
PIO(2)は入力バッファ6を介して前記カウンター
4の入力端子PR,STに接続される。このようにし
て、この実施例では、活字サイズ設定スイッチPS1,
入出力ポートPIO(1)〜(3),CPU15,座標
エンコーダ16及びICメモリ17によってリボン送り
のパルス数を設定する手段が構成される。欧文字の送り
幅テーブルの配列については、以下で説明する。
和文用の活字は、公称寸法の正方形の中心に文字の中心
が一致するのが原則であるが、欧文字は一字毎に文字の
幅が異なるため、公称寸法の正方形の左辺寄りに鋳込ま
れており、このような欧文字を印字する際には、リボン
は当然文字幅に相当する分しか消費されないため、リボ
ン送りも文字の幅に合わせて無駄を省くことが必要とな
る。
例えば、活字盤の横Xm行からXm +n 行,縦Yp 列か
らYp +q 列までの領域を、このような欧文字の収容域
とするように配列が約束されたものとし、横Xm 行の縦
Yp 列から順次横Xm +n 行の縦Yp +q 列までの2次
元のテーブルを作り、横Xi行,縦Yj列の文字座標を
示すデータをXi,Yjとする。
通常、文字の幅は同一字種であっても公称活字サイズに
よって異なるので、下記のように、テーブルは活字サイ
ズが7種類有れば7つ作成される。
本実施例では、活字サイズの大小順に対応させて文字幅
テーブルの先頭番地をデータとするインデックステーブ
ルを下記のように設ける。
すなわち、文字幅テーブル先頭番地T1+0番地が最小
活字サイズ用とされ、T7+0番地が最大活字サイズ用
とされている。
そして、第5図に示すフローチャート106において、
103で読み込まれた活字サイズに対応する活字サイズ
コードから最小活字サイズコードを差し引いて、インデ
ックステーブルにおける文字幅テーブル先頭番地のサフ
ィックスに加え、文字幅テーブルの先頭番地の格納され
ているアドレス(番地)のサフィクスを算出する。
例えば、活字サイズが4P〜10Pの7種類として、活
字サイズの小さいほうより活字サイズコードをつけると
下記のようになり、 活字サイズ5Pの場合には、活字サイズコードが2であ
り、最小活字サイズコードが1であるから、文字幅テー
ブルの先頭番地をデータとして持っているインデックス
テーブルの番地は、 インデックステーブルの先頭インデックス番地+活字サ
イズコード−最小活字サイズコード 0+2−1=1 となり、活字サイズ5Pの場合はインデックステーブル
のIT1番地に格納されていることになる。次いで、そ
の内容T2+0を読み出し、アドレス・レジスタに読み
取り、さらに、その活字サイズに対する横Xi行,縦Y
j列の座標に相当する位置にある活字のアドレスのサフ
ィックスを計算するため計算式(A)により次の計算を
行う。
Z=(i−m)×(q+1)+(J−p)……(A) (A)式により算出された値Zにアドレス・レジスタに
記憶されている文字幅テーブルの先頭番地のサフィック
スを加算すると、Xi,Yjに相当する文字幅テーブル
の格納番地のサフィックスとなる。ここで、mは文字座
標の始まりを示す最小の行数、pは文字座標の始まりを
示す最小の列数、p+qは文字座標の終りを示す最大の
列数である。
例えば、iがm+1行、jがp+1列とすると、 Z=(m+1−m)×(q+1)+(p+1−p) =q+2 となり、この値Zを文字幅テーブルの先頭番地T2+0
のサフィックス+0に加えると、そのサフィックスは0
+(q+2)となり、T2+(q+2)が文字幅データ
の格納番地となるから、その内容を読み取り、リボンン
送りのパルス数に換算を行い、第4図のカウンター4の
プリセットデータを出力する。
次に、本発明の別の実施例における動作を第5図に示す
フローチャートに基いて説明する。
まず、印字しようとする活字サイズの活字盤をタイプラ
イタにセットすると、活字サイズ設定スイッチPS1に
より活字サイズコードが設定される。
次に、操作者が活字を選択し、印字キーをONにすると
100以下のサブルーチンが実行される。101では活
字盤の固定を行い、102で印字しようとする活字の文
字座標X行,Y列を読み込み、103で設定された活字
サイズコードを読み込む。
104では、102で読み込んだ文字座標の座標データ
から印字しようとする活字が和文,欧文,その他である
かを判定し、その他の場合には、105に分岐して、そ
の他のエラー処理などの必要処理を実行した後リターン
を行う。
活字が和文の場合には、109で和文プラテン送りのパ
ラメータをセットし、110で103によって読み込ん
だ活字サイズコードよりリボン送りのパラメータ計算を
行った後、リボン送りのパルス数としてICメモリ17
に記憶する。
活字が欧文の場合には106で計算式(A)によりIC
メモリ17から文字幅を文字幅テーブルより検索し、1
07で欧文プラテン送りパラメータをセットした後、1
08では106で検索した文字幅データよりリボン送り
のパラメータ計算を行った後、リボン送りのパルスをI
Cメモリ17に記憶する。
そして、111でタイプ・バー駆動装置ONにし、11
2で印打センサーがLレベルか否かを比較し、Lレベル
ならば113でタイプ・バーの駆動をOFFにし、Lレ
ベルでない場合には再び112に戻される。
114では、108または110でICメモリ17に記
憶されたリボン送りのパルス数とプリセット信号つまり
バッファ6へのLレベル信号とを第4図の入出力ポート
である入出力ポートPIO(2)を介してカウター4へ
出力し、115で印打センサーがHレベルであるか否か
を比較し、Hレベルならば116へ進み、Hレベルでな
い場合には再び115に戻される。
116では入力バッファ6に入出力ポートPIO(2)
を介してHレベルの信号を出力し、カンウター4をスタ
ートさせ、この後の動作は第2図に示す実施例とまった
く同様のため省略する。
そして、117でプラテン送りを開始し、118で活字
盤を開始した後リターンを行い、この動作を印字キーが
おされる毎に繰り返して必要量だけ適確にリボンを送
る。
発明の効果 以上に述べたように、本発明の和文タイプライタにおけ
るリボン送り装置によれば、活字盤を和文タイプライタ
に装着するだけで自動的に、活字盤の種類を検知して、
活字盤内に収容された活字のサイズに応じて適確にリボ
ンの送り幅を変更できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例のブロック図にORゲートを設けた要
部のブロック図、 第2図は、本発明の実施例のブロック図、 第3図は、同上の装置要部の斜視図、 第4図は、本発明の別の実施例のブロック図、 第5図は、同上の動作を示すフロー図である。 1……パルスモータ、2……駆動回路、3……パルス発
生器、4……カウンター、 6……入力バッファ、7……トランジスタ、8……イン
バータバッファ、9……制御部、10……ORゲート、
11……活字盤、12……受枠、13……近接スイッ
チ、14……磁石、15……中央処理装置、16……座
標エンコーダ、17……ICメモリ、RS1……活字サ
イズ設定スイッチ、TS……タイプ・バー位置センサ
ー、MS……手動リボン送りスイッチ、S1,S2,S
4,S8……近接スイッチ、PIO(1),PIO
(2),PIO(3)……入出力ポート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リボンを巻き取るためのパルスモータと、
    前記パルスモータを駆動する駆動回路と、パルス発生器
    と、タイプ・バーの位置を検知して印字完了を検出する
    印字完了検出手段と、前記印字完了検出手段が印字完了
    を検出すると、前記パルス発生器からのパルスを計数し
    て所定量のリボンを巻き取るように前記駆動回路に起動
    信号を送る制御部とを和文タイプライタ本体に備えた和
    文タイプライタのリボン送り装置において、前記和文タ
    イプライタ本体に交換自在にセットされ、収容される活
    字に対応した活字サイズを表す識別手段を備えた活字盤
    を有し、前記識別手段から前記活字盤の活字サイズの種
    類別を検知して活字サイズコードを出力する活字盤検知
    手段と、前記活字盤検知手段に接続され、前記活字盤検
    知手段から出力された活字サイズコードに応じて収容さ
    れた活字に対応したリボン送りのパルス数を前記制御部
    に出力する制御手段とを前記和文タイプライタ本体に設
    けたことを特徴とする和文タイプライタにおけるリボン
    送り装置。
JP59121960A 1984-06-15 1984-06-15 和文タイプライタにおけるリボン送り装置 Expired - Lifetime JPH0643143B2 (ja)

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