JPS62152890A - リボンフイ−ド制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子タイプライタ、デージ−プリンタ等で印
字の際にワンタイムカーボンリボン等を使用するときの
リボンフィード制御装置に関する。

〔従来の技術〕

電子タイプライタ等においての印字動作は、例えばキー
ボードが操作されて印字データが入・力されると、この
印字データからその文字を判断してプリントホイールか
らその文字を選択してセットするとともに、リボンを各
文字印字毎に一定ｍフィードして印字可能状態とし、こ
の後ハンマによりプリントホイールの文字型部分を打っ
て印字用紙に対して印字を行なっている。そして、次の
印字データが入力されると、上記動作と同様にこの印字
データからその文字を判断してプリントホイールからそ
の文字を選択してセットするとともにリボンを一定量フ
イードして印字可能状態とし、この後ハンマによりプリ
ントホイールの文字型部分を打って印字用紙に対して印
字を行なっている。

従って、１文字の印字データ毎にリボンをフィードして
印字を行なっている。なお、このリボンフィードは文字
が以下なるものであっても一定ｊとなっている。また、
各文字ごとにリボンのフィード量を予め定めておき、そ
の文字が入力される毎にその文字に対応したフィード量
でリボンを送っているものもある（ＰＳ送り）。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、以上のようなリボンフィードの方法では
、各文字のリボンに対する使用層は考慮されておらず、
従ってリボンを有効に使用せずに処分されることが多く
なっている。つまり、第９図に示すように印字に使用し
た各文字との間が広くあいた状態となり、特にコンマ「
、」を使用すると、これが他のｒＰＪ　　ｒｄＪと同様
に１文字分のスペースとしてリボン１を使用してしまう
。

そこで本発明は上記問題点を解決するために、リボンを
より有効に使用できるリボンフィード制御装置を提供す
ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、各文字を複数ブロックで分割して求めたリボ
ンに対する使用領域を示す各文字別のリボン占有データ
を記憶するメモリと、前回の印字文字に対するリボン占
有データと今回の印字文字に対するリボン占有データと
を照合して前回の印字文字と今回の印字文字とがリボン
上で重なり合わない最少のリボンフィード量を求めるフ
ィード量算出手段とを備えて上記目的を達成しようとす
るリボンフィード制御装置である。

（作用） 本発明は上記各手段を備えたことにより、印字データが
入力されると、この印字文字のリボン占有データと前回
の印字文字のリボン占有データとが照合され、これら印
字文字がリボン上で重なり合わない最少リボンフィード
量を算出し、このリボンフィード量で各文字毎にリボン
がフィードされる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明のリボンフィード制御装置を適用した電
子タイプライタの全体構成図である。同図において１０
はＣＰＵ　（中央処理装＠）であって、このＣＰＵ１０
には、バス（コントロールバス、データバス、アドレス
バス）１１を通してＲＯＭ　（ランダム・アクセス・メ
モリ）１２、ＲＡＭ　（リード・オンリ・メモリ）１３
、キーボード１４、モータ駆動制御回路１５およびハン
マーのＨ，ソレノイド駆動回路１６などが接続されてい
る。そして、モータ駆動制御回路１５には、印字用紙が
巻付けられたプラテンを所定角度づつ回転させて印字用
紙送りを行なうペーパーフィードモータ（ＰＦモータ）
１７、例えばリボンカセット内に収納されているリボン
を各印字動作毎に指定された量だけフィードするリボン
送りモータ（ＲＢモータ）１８、プリントホイールを回
転させて印字すべき文字の型をリボンと対向する位置に
セットするプリントホイールモータ（ＰＷモータ）１９
およびＲＢモータ１８、ＰＷモータ１９等が搭載された
キャリッジケースをプラテンの軸に対して平行移動させ
るキャリッジモータ（ＣＡモータ）２０などが接続され
ている。なお、Ｈ。

ソレノイド駆動回路１６は、印字の際にハンマーのソレ
ノイドを付勢してハンマーを動作させてプリントホイー
ルの文字型を打ち、この文字型をリボンを介して印字用
紙に強打し、これにより印字を行なうようになっている
。

さて、前記ＲＡＭ１３には印字動作する際に必要なデー
タテーブル２１が形成されている。このデータテーブル
２１は第２図に示すような構成となっており、例えばキ
ーボード１４から・「Ｐ」文字の印字データが入力され
ると、このｒＰＪ文字を示すアスキーコード（不図示）
やこのｒＰＪ文字のプリントホイールにおけるホイール
位置アドレス等が保有されている。さらに、このデータ
テーブル２１には、特にリボン占有データが保有されて
いる。このリボン占有データは、各文字のリボンに対す
る使用１４Ｔｊａを示すもので次のように設定されてい
る。例えば、ｒＰＪ文字に対するリボン、占有データは
、第３図（ａ）に示すようにこの文字ｒＰＪをブロック
により８分割し、そのブロックにアドレス（１，１）（
１，２＞・・・（２，２＞を定める。そして、これらア
ドレス（１，１＞（１，２）・・・（２，２＞のブロッ
クにおいて文字ｒＰＪの一部が少しでも掛っていればそ
のブロックを例えば「１」とし他のブロックをｒＯＪと
してデータを作成するようになっている。従って、文字
ｒＰＪのリボン占有データはアドレス順にｒ１１１１１
１００Ｊ！：なり、文字「ｄ」ではｒｏｏｌｌｌｌｌｌ
Ｊとなる。

また、前記ＲＯＭ１２には第４図に示すリボンフィード
制御フローチャートのプログラムなどが予めかしめ記憶
されている。よって、ＣＰＵ１０はこのプログラムに従
って指令を発して印字動作することになるが、特に次の
ような機能を有するものとなる。つまり、前回の印字文
字に対するリボン占有データと今回の印字文字に対する
リボン占有データとを照合して前回の印字文字と今回の
印字文字とがリボン上で重なり合わない最少のリボンフ
ィード量を求めるフィード量算出手段である。

次に上記の如く構成された装置の動作について第４図に
示すリボンフィード制御フローチャートに従って説明す
る。電源が投入されると、ステップＳ１においてＣＰｔ
Ｊ　１０から発せられる指令によりＣＡモータ１７およ
びＰＷモータ１９が駆動されてキャリッジケースおよび
プリントホイールとが所定のポジションにセットされる
。この状態となるとステップＳ２においてキーボード１
４の操作持ち状態となり、ここでオペレータによりキー
ボード１４が操作されるとこれにより入力された指示が
印字データつまり文字データかがステップＳ３において
判断される。ここで、文字データが入力されると、ステ
ップＳ４に移ってＣＰＵ１０は次のような判断を実行す
る。つまり、文字データとして文字「、」が入力される
と、この文字「、」のリボン占有データがデータテーブ
ル２１から読み出され、これとともに前回印字した文字
例えば「Ｐ」のリボン占有データが読み出される。なお
、ここでは数回文字データが入力されていたとする。

つまり、今回の印字文字「、」のリボン占有データは第
２図に示す如＜　ｒｏｏｏｏｏｏｏｌＪであり、一方文
字ｒＰＪのリボン占有データはｒｌｌｌｌｌｌｏｏＪで
ある。そして、ステップＳ５においてこれらリボン占有
データのアンドを算出する。このアンドを取ることは第
３１ｉ１（ａ）に示すリボン占有データの模式図と同図
（Ｃ）に示すリボン占有データの模式図とを重ね合わせ
て第５図（ａ）に示す如くとして照合したのと同一であ
る。このアンドの結果は第５図（ａ）に示す如くリボン
を使用する部分が重なり合うブロックが全くなく、つま
りｒｏｏｏｏｏｏｏｌ　Ｊアンドｒ１１１１１１００」
はｒＯＪとなる。従って、リボンのフィード量は全く無
く、よってＲｅモータ１８は駆動せずに次のステップＳ
６での判断により次のステップＳ７に移り今回の印字文
字「、」をそのアスキーコードによってＲＡＭ１３の所
定エリアに記憶する。そうして、ＰＷモータ１９を駆動
してプリントホイールにおける「、」の文字型をリボン
と対向する位置にセットし、次のステップＳ８において
Ｈ，ソレノイド駆動回路１６を付勢してハンマーを動作
させる。この結果、リボンを全くフィードせずに文字ｒ
ＰＪの次に「、」が印字用紙に印字される。この文字「
、」の印字が終了すると、ステップＳ９においてキャリ
ッジケースが移動されて次の印字位置に移る。

ところで、前回の印字文字がｒＰＪであり、今回の印字
文字がｒｄＪであると、ステップＳ５における照合の結
果は、前回の印字文字ｒＰＪのリボン占有データがｒｌ
ｌｌｌｌｌｏｏＪであり、今回の印字文字ｒｄＪのリボ
ン占有データがｒｏｏｌｌｌｌｌｌＪであるので ｒｏｏｌ　１１１００Ｊとなる。従って、第５図（ｂ）
に示すようにブロックのアドレスが（１，３）（１，４
）（２，１）（２，２）部分が重なり合うことになる。

このため、ステップＳ６での判断によりステップ３１０
に移って前回の印字文字のリボン占有データを第５図（
ｂ）に示すように１ブロツク長Ｑ（４ピツト）分だけシ
フトさせる。これにより、そのリボン占有データはＭ　
１００００００Ｊとなる。そして、ステップｓ１１にお
いてこのシフト最に応じたりだけリボンをフィードする
。なお、このリボンフィードはＣＰ（Ｊｌｏの指令に従
ってＲｅモータ１８が駆動してリボンをフィードする。

この後、再びステップＳ４に移ってシフトさせた前回の
印字文字ｒＰＪのリボン占有データと今回の印字文字ｒ
ｄＪのリボン占有データとを読み出して次のステップＳ
５においてアンドを取る。このアンドの結果は「０」と
なり、重なりあうブロックがなくなる。よって、リボン
が前記ブロック長Ｑに応じた長さだけフィードされ、次
のステップＳ７、Ｓ８、Ｓ９に従って動作して文字ｒｄ
ＪがｒＰＪの次に印字される。かくして、以上のような
リボンフィード制御により例えば文字「Ｐ」　「ｄ」　
「Ｐ〕　「、」を続けて印字すれば、リボンの使用状態
は第６図に示すような如くとなる。なお、ステップＳ３
における判断の結果、文字が入力されなければ他の処理
が実行される。

このように上記一実施例においては、今回の印字文字の
リボン占有データと前回の印字文字のリボン占有データ
とを照合し、これら印字文字がリボン上で重なり合わな
い最少リボンフィード量を算出し、このリボンフィード
量で各文字毎にリボンがフィードされるようにしたので
、連続して印字する文字に応じてリボンのフィード量が
求められ、これによりリボンを全くフィードせずに印字
できる場合も生じ、もってリボンをより有効使用できる
ようになる。従って、リボンカセット１にあたりの印字
数をより増加することができる。

なお、本発明は上記一実施例に限定されるものではなく
、その主旨を逸脱しない範囲で変形することができる。

例えば、リボン占有データを作成する場合、上記一実施
例のような８分割ではなく、第７図に示すように１６分
割や任意の分割数にしても良い。この第７図の場合、リ
ボン占有データはアドレス順にｒｌｏｏｏｌｌｌｏｌｌ
ｌｏｌｏｏｏ」となり、リボンフィード量をより少なく
できる。また、リボン占有データは２進法ではなり１６
進法によって表わしてもよい。さらに、第８図に示すよ
うに各文字を１２のブロックに分割して、そのリボン占
有データを最初の１ビツトをこの文字のリボン送り量を
示すものとし、続く残りの３ビツトでリボン占有データ
として構成するようにしても良い。つまり、ｒｏｌｌｏ
ｌｏｏｏｌｌｌｌｌｏｏｏＪとし、最初の１ビツト（０
１１０）で送り農、続く４ビツト（１０００）で第１列
のデータ、次の（１１１１）で第２列のデータ、次の（
１０００）で第３列のデータとする。

〔発明の効果〕

以上詳記したように本発明によれば、リボンをより有効
に使用できるリボンフィード制御装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わるリボンフィード制御装置を電子
タイプライタに適用した場合の一実施例を示す構成図、
第２図は本発明＠置におけるリボン占有データの模式図
、第３図は本発明ａｄｉ！におけるリボン占有データを
説明するための模式図、第４図は本発明装置に適用され
るリボンフィード制御フローチャート、第５図は本発明
装置の作用を説明するための図、第６図は本発明装置を
用いた場合のリボン使用状態を示す図、第７因および第
８図は本発明装置の変形例を示す図、第９図は従来装置
でのリボン使用状態を示す図である。 １０・・・ＣＰＵ、１１・・・バス、１２・・・ＲＯＭ
、１３・・・ＲＡＭ、１４・・・キーボード、１５・・
・モータ駆動制御回路、１６・・・Ｈ，ソレノイド駆動
回路、１７・・・ＰＦモータ、１８・・・ＲＢモータ、
１９・・・ＰＷモータ、２ｏ・・・ＧＡモータ。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 印字動作毎にリボンを所定量フィードするリボンフィー
   ド制御装置において、各文字を複数ブロックで分割して
   求めた前記リボンに対する使用領域を示す各文字別のリ
   ボン占有データを記憶するメモリと、前回の印字文字に
   対する前記リボン占有データと今回の印字文字に対する
   前記リボン占有データとを照合して前記前回の印字文字
   と前記今回の印字文字とが前記リボン上で重なり合わな
   い最少のリボンフィード量を求めるフィード量算出手段
   とを具備し、このリボンフィード量で前記リボンを印字
   毎にフィードすることを特徴とするリボンフィード制御
   装置。